JPH06149030A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH06149030A
JPH06149030A JP4295901A JP29590192A JPH06149030A JP H06149030 A JPH06149030 A JP H06149030A JP 4295901 A JP4295901 A JP 4295901A JP 29590192 A JP29590192 A JP 29590192A JP H06149030 A JPH06149030 A JP H06149030A
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JP
Japan
Prior art keywords
developing roller
toner
diameter
roller
developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4295901A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Maeda
雅彦 前田
Shoji Tomita
章嗣 冨田
Masayuki Nakajima
正幸 中島
Koji Umeno
幸司 梅野
Masao Uyama
雅夫 宇山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP4295901A priority Critical patent/JPH06149030A/ja
Publication of JPH06149030A publication Critical patent/JPH06149030A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像ローラのトナー層着表面に手を加えるこ
となく,トナーがブレードの両側からの零れ落ちを防止
するシール手段を設けた現像装置を提供する。 【構成】 現像ローラ2の両端に,ブレード3の両端に
接して潤滑性及び可撓性に富む材質からなり現像ローラ
2の外径より大なる直径の円板状のシールシート4が配
設される。シールシート4は現像ローラ2と共に回転す
るが,現像ローラ2が感光ドラム8に対峙する側に設け
られた案内シート6により,その直径の一部を撓ませて
案内され,部分的且つ一時的な直径の縮小が図られるの
で,感光ドラム8に接触することはない。シールシート
4の現像ローラ2の直径より大に形成された直径は,現
像ローラ2の両端を十分な高さで覆い,且つブレード3
の両端と接しているので,現像ローラ2上に供給される
トナー9の量が増加した場合にも,ブレード3の両側か
ら零れ落ちる不都合が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写機等の画像形成装
置に係り,詳しくは,非磁性一成分系トナーを現像ロー
ラ上に所定厚さに形成して感光体に搬送し,感光体上に
形成された静電潜像を顕像化する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,現像ローラにトナーを供給するた
めに,図3に示すようにトナーホッパから補給される現
像剤21を搬送ローラ22により現像ローラ23に供給
することがなされる。現像ローラ23上に供給された現
像剤21は,現像ローラ23に均一な圧力で接触してい
る層形成部材24によって現像ローラ23の表面上に所
定厚さの現像剤層として形成される。この現像剤層は現
像ローラ23の回転によって搬送され,感光体上に形成
された静電潜像に転移することにより現像がなされる。
現像ローラ23上に搬送ローラ22から供給される現像
剤21の供給量を常に一定化させることが困難であるた
め,供給量が増えたとき,図4に示すように,層形成部
材24の両端部から現像剤21が零れ落ちる不都合があ
った。このような不都合を解決する対策手段として,特
開昭60−128466号公報に開示された構成が知ら
れている。上記公報に開示された構成は,図5〜図7に
示すように,現像ローラ23に接する層形成部材24の
長手方向両端部が位置する箇所に,現像ローラ23と同
一外径に形成された弾性体25,25をそれぞれ潤滑シ
ール材27,27を介して埋設し,この弾性体25,2
5にそれぞれ金属板材26,26が,図6に示すように
層形成部材24と現像ローラ23と搬送ローラ22とに
よって囲まれた空間の両側をシールするようにして取り
付けられる。また,層形成部材24の両端は前記各金属
板材26,26に圧接させて配設されるので,現像剤2
1が層形成部材24の両側から零れ落ちることが防止さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記構
成においては現像ローラに複雑な加工を要すると共に,
感光体に対して現像剤を搬送する有効表面積が少なくな
る問題点があった。例えば,図7上に現像ローラに対峙
する感光体(感光ドラム28)を仮想線で挿図すると,
現像ローラが感光ドラム28に現像剤を搬送できる表面
積は,同図に示す間隔Sの領域だけとなる。尚,上記公
報に開示された他の態様として,上記金属板材26,2
6を円環板状とすることもできる旨の記載もあるが,円
環板状の金属板材が感光体と接触してしまうことを考慮
すると,現像ローラが感光体に対する有効表面積は前記
間隔Sの間より更に小さいものとなる。また,上記構成
においては,弾性体25が潤滑シール27を介して現像
ローラ23に常時接触することになるので,現像ローラ
23のトルク負荷が大きくなる問題点もあった。本発明
は,上記問題点に鑑みて創案されたもので,現像ローラ
の現像剤層着表面に手を加えることなく,現像剤が層形
成部材の両側から零れ落ちることを防止するシール手段
を設けた現像装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用する手段は,現像ローラ上に供給された
トナーをトナー層形成部材により該現像ローラ上に所定
厚さのトナー層に形成して,該現像ローラからトナーを
感光体に搬送することにより,感光体上に形成された静
電潜像を現像する現像装置において,潤滑性及び可撓性
に富む材質により構成され,前記現像ローラの外径より
大なる直径の円板状で,前記現像ローラの両端に前記ト
ナー層形成部材の端部に接して設けられたシールシート
と,前記現像ローラの外径より小なる直径に形成され,
現像ローラの両端に前記シールシートを挟持して取り付
けられる補助ローラと,前記感光ドラムの外周と前記補
助ローラの外周との間に前記現像ローラの軸方向と直交
する方向に配置され,前記感光ドラムの外周と前記補助
ローラの外周との間に挟まれた前記シールシートを現像
ローラ両端の外方向又は内方向に撓ませて案内する案内
シートとを具備してなることを特徴とする現像装置とし
て構成される。
【0005】
【作用】本発明によれば,現像ローラの両端に,トナー
層形成部材の両端に接して潤滑性及び可撓性に富む材質
からなり前記現像ローラの外径より大なる直径の円板状
のシールシートが配設される。このシールシートは,現
像ローラと共に回転するが,現像ローラが感光ドラムに
対向する側に設けられた案内シートにより,その直径の
一部を撓ませて案内され,部分的且つ一時的な直径の縮
小が図られるので,現像ローラの直径より大なる直径に
形成されていても,感光ドラムに接触して感光ドラム上
の感光体を損傷させることはない。シールシートの現像
ローラの直径より大に形成された直径は,感光ドラムと
対向する位置以外では現像ローラの両端を十分な高さで
覆い,且つ又,トナー層形成部材の両端と接しているの
で,現像ローラ上に供給されるトナーの量が増加した場
合にも,トナー層形成部材の両側から零れ落ちる不都合
が発生しない。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明
の技術的範囲を限定するものではない。ここに,図1は
本発明の一実施例に係る現像装置の構成を示す要部平面
図(a)と要部側面図(b),図2は実施例に係るシー
ルシートの可撓構造を示す斜視図である。図1(a)
(b)において,現像装置1は,図外トナーホッパから
供給されるトナー9を現像ローラ2に搬送する搬送ロー
ラ7と,供給されたトナー9を現像ローラ2の軸方向に
所定の圧力で当接して現像ローラ2上に所定厚さの均一
なトナー薄層に形成するブレード(トナー層形成部材)
3と,表面に形成されたトナー薄層を感光ドラム8に搬
送して感光ドラム8上に形成された静電潜像にトナー9
を与えて現像する現像ローラ2とを具備して構成されて
いる。また,現像ローラ2の両端部には,供給されたト
ナー9の零れ落ちを防止するためのシールシート4と,
このシールシート4を現像ローラ2の両端に挟持させる
と共に,前記ブレード3の両端に当接させて保持する補
助ローラ5と,前記シールシート4の一部を所定方向に
撓ませて感光ドラム8に接触させないようにするための
案内シート6とが設けられている。尚,同図において,
図解を明確にするため,案内シート6の支持構造や現像
ローラ2,搬送ローラ7の回転支持構造等は省略されて
いる。上記構成において,現像ローラ2の回転に伴っ
て,その両端に取り付けられたシールシート4も回転す
るが,図1及び図2に示すように,感光ドラム8側にお
いて,補助ローラ5の外周と感光ドラム8の外周との間
に配設された案内シート6に摺擦して,現像ローラ2の
外側方向に撓むことになるため,感光ドラム8に接触す
ることはない。このシールシート4は可撓性に富むと同
時に,案内シート6との摺擦を考慮して潤滑性に富む材
料により形成される。同様に案内シート6もシールシー
ト4との摺擦を考慮して潤滑性に富む材料により形成さ
れる。上記構成により,図1(b)に示すように,搬送
ローラ7から供給されるトナー9を,現像ローラ2に当
接するブレード3により現像ローラ2上に薄層に形成す
るとき,現像ローラ2のブレード3との当接位置上流側
にトナーが滞留する。この滞留量は,トナーホッパから
の供給量によって変化し,滞留量が多いときにシールシ
ート4がないと,現像ローラ2の両端から零れ落ちる。
しかし,本実施例においては,搬送ローラ7とブレード
3と現像ローラ2とによって形成される空間の両端が,
図示するようにシールシート4によって所定高さで覆わ
れているため,トナー9の零れ落ちは防止される。上の
例で,シールシート4を現像ローラ2の内方向へ撓ませ
るようにすることも可能である。
【0007】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば,現像
ローラの両端に,ブレードの両端に接して現像ローラの
外径より大なる直径の円板状のシールシートが配設され
る。シールシートは,現像ローラと共に回転するが,現
像ローラが感光ドラムに対峙する側に設けられた案内シ
ートにより,その直径の一部を撓ませて案内され,部分
的且つ一時的な直径の縮小が図られるので,現像ローラ
の直径より大なる直径に形成されていても,感光ドラム
に接触して感光ドラム上の感光体を損傷させることはな
い。このシールシートの現像ローラの直径より大に形成
された直径は,感光ドラムに対峙する位置以外では現像
ローラの両端を十分な高さで覆い,且つ又,ブレードの
両端と接しているので,現像ローラ上に供給されるトナ
ーの量が増加した場合にも,ブレードの両側から零れ落
ちる不都合が発生しない。従って,現像ローラのトナー
層形成表面に手を加えることなく,また,感光ドラムに
干渉させることなく,更に,現像ローラに大きな負荷ト
ルクを与えることなく,トナーの零れ落ちを防止するト
ナーシール構造を備えた現像装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る現像装置の構成を示
す要部平面図(a)と要部側面図(b)。
【図2】 実施例に係るシールシートの可撓構造を示す
斜視図。
【図3】 従来例に係る現像装置の現像剤の流れを示す
模式図。
【図4】 従来例に係る現像装置の要部構成を示す正面
図。
【図5】 従来例に係る現像剤のシール構造を示す正面
図。
【図6】 従来例に係る現像剤のシール構造を示す側面
図。
【図7】 従来例に係る現像ローラの構成を示す断面
図。
【符号の説明】
1──現像装置 2──現像ローラ 3──ブレード(トナー層形成部材) 4──シールシート 5──補助ローラ 6──案内シート 8──感光ドラム 9──トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅野 幸司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号三 田工業株式会社内 (72)発明者 宇山 雅夫 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号三 田工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ローラ上に供給されたトナーをトナ
    ー層形成部材により該現像ローラ上に所定厚さのトナー
    層に形成して,該現像ローラからトナーを感光体に搬送
    することにより,感光体上に形成された静電潜像を現像
    する現像装置において, 潤滑性及び可撓性に富む材質により構成され,前記現像
    ローラの外径より大なる直径の円板状で,前記現像ロー
    ラの両端に前記トナー層形成部材の端部に接して設けら
    れたシールシートと, 前記現像ローラの外径より小なる直径に形成され,現像
    ローラの両端に前記シールシートを挟持して取り付けら
    れる補助ローラと, 前記感光ドラムの外周と前記補助ローラの外周との間に
    前記現像ローラの軸方向と直交する方向に配置され,前
    記感光ドラムの外周と前記補助ローラの外周との間に挟
    まれた前記シールシートを現像ローラ両端の外方向又は
    内方向に撓ませて案内する案内シートとを具備してなる
    ことを特徴とする現像装置。
JP4295901A 1992-11-05 1992-11-05 現像装置 Pending JPH06149030A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4295901A JPH06149030A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 現像装置

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JP4295901A JPH06149030A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 現像装置

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Publication Number Publication Date
JPH06149030A true JPH06149030A (ja) 1994-05-27

Family

ID=17826624

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4295901A Pending JPH06149030A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 現像装置

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JP (1) JPH06149030A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015069174A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 ブラザー工業株式会社 現像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015069174A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 ブラザー工業株式会社 現像装置

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