JP3393699B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3393699B2
JP3393699B2 JP2630394A JP2630394A JP3393699B2 JP 3393699 B2 JP3393699 B2 JP 3393699B2 JP 2630394 A JP2630394 A JP 2630394A JP 2630394 A JP2630394 A JP 2630394A JP 3393699 B2 JP3393699 B2 JP 3393699B2
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麟一郎 倉地
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置に使用される磁気ブラシ型の現像装置に関
し、特には、スリーブ上の現像剤層を一様な厚さに規制
するために、スリーブに対して一様な間隙をもって設け
られた規制部材を有する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ブラシ型現像装置は、現像剤が供給
される非磁性のスリーブと、その内部に配置された磁石
ローラとを含み、磁石ローラの磁力によりスリーブ周面
上に一成分または二成分の現像剤を吸着して現像剤層を
形成する。スリーブ上に形成された現像剤層は一様な厚
さの層に切り揃えられた後、像形成体(通常は感光体)
の現像位置に供給され、静電潜像の現像のために寄与す
る。現像剤層の層厚は現像後の画質に大きな影響を与え
るために充分に所定の層厚に規制することが必要で、一
般には、先端がスリーブ周面に対して所定距離だけ離間
して配置されたドクターブレードにより規制されてい
る。
【0003】スリーブ上の現像剤層の層厚を所定の値に
保つために、即ちブレードの先端とスリーブ周面との間
の間隙を所定の値に保つために、従来よりブレードは比
較的堅固に且つ高精度の寸法で構成されている。知られ
る構成の一つは、適度な厚さを有する非磁性の金属材料
からなるブレードを、スリーブの現像有効幅の区域外の
両端側部分においてスリーブと同心に設けた間隙規制用
のコロを介して押し当て、これによりブレード先端とス
リーブとの間隙を一定に保っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成は、スリ
ーブ等の寸法誤差や組立誤差といったいわゆる設計・寸
法上の問題に対して組立上での融通性があり、特に小サ
イズの画像形成用の装置に有効に使用されるが、A1ま
たはA0サイズといった幅の広い大版の画像を形成する
装置に対しては充分には適してはいない。即ち、大版用
の画像形成装置においては、そのサイズに従い、ドクタ
ーブレードの長さが長く、従来装置のようにブレードの
両端をコロにより位置決めしたとしても、自重または外
部圧によりブレードの軸方向中央部が撓み、軸方向に一
様なブレード/スリーブ間の間隙を得ることができな
い。
【0005】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
大版用の装置においても幅方向にわたって一様なブレー
ド/スリーブ間の間隙を得ることができる現像装置を簡
単な構成で提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、固定配置された非磁性のスリーブと、スリーブ内に
配置され作動時に回転する磁石ローラと、スリーブ周面
に現像剤を供給する装置と、スリーブ周面に付着する現
像剤の層厚を規制する規制部材とを含む現像装置におい
て、前記規制部材は、スリーブの幅方向に沿って延在し
且つスリーブ周面に対向する先端縁を有するブレード
と、ブレードの先端縁とスリーブ周面との間に介在しブ
レード先端縁とスリーブ周面との間の間隙を規制する
線条部材とを有し、前記線条部材が、前記ブレードの幅
方向に沿って間隔を隔てて3本以上設けられ、その内少
なくとも1本の線条部材が現像有効幅域内に配置されて
いることを特徴とする。
【0007】また、前記線条部材が弾性を有する略コ字
状に折り曲げられた細帯状の部材からなり前記ブレード
に対して前記弾性による挟み込みにより着脱自在に装着
されることを特徴とする。
【0008】更に、前記線条部材が、線条部材から像形
成体の現像位置に至るまでの間に、線条部材により透か
れたスリーブ周面の現像剤層の透かれた部分が一様に修
復されるのに充分に小さい幅または太さであることを特
徴とする。
【0009】
【作用】上記した構成により、ブレード先端縁はスリー
ブとの間に介在する線条部材の厚さまたは太さに一致し
てスリーブ周面との間隙が規制される。好適な態様おい
ては、線条部材をスリーブの現像有効幅域内に複数本設
けることにより、ブレードの幅方向における一様なブレ
ード/スリーブ間の間隙が得られ、幅方向にわたって一
様な層厚の現像剤層が形成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照と
して説明する。図1は本発明による現像装置を使用し得
る電子複写機の現像部の一例を示す。図中符号1はドラ
ム周面に電子写真用感光体を設けてなる静電潜像担持体
(以下、像担持体という)で、作動時に矢印Aで示す方
向に一定の速度で回転し、その回転中に、周知の静電潜
像形成装置(図示なし)により再生すべき静電潜像が形
成される。静電潜像は次いで現像装置10により現像剤
を供給されて可視化される。
【0011】現像装置10は、静電潜像形成装置の次順
位において、像担持体1の周面に対向して配置されてお
り、現像剤11を内部に収容した現像剤容器12を有す
る。現像剤11は図示例では一成分磁性現像剤である
が、二成分現像剤などその他の現像剤であっても良い。
尚、符号13は攪拌部材であり、適宜に矢印B方向に回
転して容器12内の現像剤を攪拌するとともに、攪拌し
た現像剤を後述するスリーブへと供給する。
【0012】像担持体1への現像剤の供給は像担持体1
に面して位置する非磁性体のスリーブ15によって行わ
れる。スリーブ15は像担持体1とほぼ等しい幅を有
し、像担持体1に対して対面するように近接して固定配
置されており、例えば、像担持体1の周面に対して60
μ〜300μの間隙を隔てて固定配置されている。スリ
ーブ15内には、スリーブ15と同心となるようにスリ
ーブ15と同方向に延在する磁石ローラ16が回転可能
に配置されている。磁石ローラ16はその円周方向に沿
ってS極とN極とを交互に配しており、これら磁極の磁
力により容器11内の現像剤をスリーブ15の周面に吸
着して現像剤層を形成する。磁石ローラ16は、図示し
ない駆動装置に連結されて作動時に矢印Cで示す方向
(時計方向)に回転し、この回転により形成される交番
磁界の作用により固定のスリーブ15上の現像剤層をス
リーブ15の周面に沿って反矢印C方向(反時計方向)
に移動する。
【0013】スリーブ15上に形成された現像剤層は層
厚規制部材20により所定の層厚に規制された後、像形
成体の現像部へと供給される。現像剤層の層厚は、接触
現像または非接触現像など、現像プロセスに従い選定さ
れた値に規制されるが、好ましくは60〜120μの範
囲内の層厚であることが良好な画質を得るために良い。
【0014】上記したように、本発明の目的は、層厚規
制部材20による現像剤層の幅方向にわたる層厚の均一
な規制にある。図2は、本発明に使用される規制部材2
0の一例を示す。規制部材20は、スリーブ15の幅方
向に沿ってそれとほぼ同じ長さだけ延在するブレード2
1と、ブレード21の先端縁22とスリーブ15の外周
面との間に介在して設けられる線条部材23とを有す
る。線条部材23は、ブレード21の先端縁22とスリ
ーブ15の外周面とに接触した状態で位置し、ブレード
先端縁とスリーブ周面との間の間隙を規制する。図2で
示す線条部材23はワイヤ状よりなり、ブレード21を
上下方向に巻くようにして装着されている。
【0015】線条部材23は、スリーブ15の幅方向の
いずれの場所においても配置することができ、即ち、ス
リーブ15の現像有効幅域(像担持体の現像に寄与する
領域)内に配置しても良い。線条部材23は好ましくは
ブレード21の幅方向に沿って適当な間隔を隔てて複数
本設けられ、これにより幅方向のブレード/スリーブ間
の間隙を均一にすることができる。ブレード21は重力
またはばね等の適当な圧力手段によりその先端縁22が
スリーブ15の周面に向かうように付勢されており、ブ
レード21の先端縁22とスリーブ15の周面との間に
位置する線条部材23の厚さまたは太さに相当して、ス
リーブ15の周面に対する間隙を形成する。このよう
に、ブレード21の先端縁とスリーブ15の周面との間
隙は線条部材23の厚さまたは太さに依存して決定され
るため、同一厚さまたは太さの線条部材をブレードの幅
方向にわたって適宜に設けることにより幅方向に一様な
ブレード/スリーブ間の間隙を得ることができる。
【0016】線条部材23としては、現像剤の帯電に対
して悪影響を与えない適当な材質の金属または合成樹脂
製のワイヤ部材または細帯状の部材を用いることができ
る。
【0017】図3、図4は細帯の線条部材23の一例を
示す。ブレード21は図示例では断面L字状の形状より
なり、その角縁21aがスリーブ15の周面と対向して
上記した現像剤層の層厚の規制を行なう。図3に示す例
では、線条部材23は燐青銅からなる細幅の帯状の線条
部材を略コ字状に折曲げたばね性を有する形状よりな
り、その脚部23a、23bを開脚させ、図示のよう
に、ブレード23のL字部にその弾性により挟み込むこ
とにより簡単にブレードに装着される。この装着により
線条部材の一部は角縁21に密着し、上記したスリーブ
との間の間隙を形成する。図4は別の装着例を示し、こ
の例では線条部材23の一端をブレード21に固定し、
角縁21aを経由した後、他端をばね24により引っ張
ることによりブレード21に対して装着される。
【0018】なお、線条部材23の幅または太さは、線
条部材23から像担持体1の現像位置に至るまでの間
に、線条部材23により透かれたスリーブ周面の現像剤
層の部分(線条部材23の接触により振り裂かれて線条
部材23の後ろに形成される現像剤層が欠けた部分)2
6が一様に修復されるのに充分に小さな幅または太さと
される。実験においては厚さ300μ、幅1.5mmの燐
青銅、ステンレス等の細幅の帯状の線条部材が好適に使
用されたが、これに限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】上記した構成により、本発明によれば、
ブレードとスリーブとの間に線条部材を配するという簡
単な構成によりブレードの幅方向において均一な現像剤
層の厚みを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による現像装置を使用し得る電子複写
機の現像部の一例。
【図2】 本発明による現像装置の現像剤層厚規制手段
を示す斜視図。
【図3】 本発明による線条部材の装着手段を示す図。
【図4】 本発明による線条部材の別の装着手段を示す
図。
【符号の説明】
1 像形成体 10 現像装置 15 スリーブ 16 磁石ローラ 20 規制部材 21 ブレード 23 線条部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定配置された非磁性のスリーブと、ス
    リーブ内に配置され作動時に回転する磁石ローラと、ス
    リーブ周面に現像剤を供給する装置と、スリーブ周面に
    付着する現像剤の層厚を規制する規制部材とを含む現像
    装置において、前記規制部材は、スリーブの幅方向に沿
    って延在し且つスリーブ周面に対向する先端縁を有する
    ブレードと、ブレードの先端縁とスリーブ周面との間に
    介在しブレード先端縁とスリーブ周面との間の間隙を
    規制する線条部材とを有し、前記線条部材が、前記ブレ
    ードの幅方向に沿って間隔を隔てて3本以上設けられ、
    その内少なくとも1本の線条部材が現像有効幅域内に配
    置されていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記線条部材が弾性を有する略コ字状に
    折り曲げられた細帯状の部材からなり前記ブレードに対
    して前記弾性による挟み込みにより着脱自在に装着され
    ることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記線条部材が、線条部材から像形成体
    の現像位置に至るまでの間に、線条部材により透かれた
    スリーブ周面の現像剤層の透かれた部分が一様に修復さ
    れるのに充分に小さい幅または太さであることを特徴と
    する請求項1または2記載の現像装置。
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