JPS62115482A

JPS62115482A - 現像装置

Info

Publication number: JPS62115482A
Application number: JP25692085A
Authority: JP
Inventors: Isato Kamata; 勇人鎌田; Taizo Ono; 泰蔵小野; Yoshitaka Katayama; 片山　義啓; Hidenori Kunishige; 秀則国重
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-11-15
Filing date: 1985-11-15
Publication date: 1987-05-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は静電プリンタ及び電子写真を応用した複写機、
プリンタ等の画像形成装置における現像装置に関するも
ので、特に乾式の現像剤を用いて現像する現像装置に関
するものである。

従来の技術電子写真記録装置及び静電記録装置に用いられる乾式の
粉体現像剤（以下現像剤という）には大別して、トナー
のみから成る一成分系現像剤と、トナーとキャリアとか
ら成る二成分系現像剤とがある。

これらの現像剤は流動性が悪く、即ち安息角が大きい（
６０度程度）性質をもっており、特にこの性質は高湿度
時に顕著になる傾向がある。

そこで、従来の現像装置は現像剤を支障なく供給する為
特開昭５４−３００４５号公報に示されているように第
６図に示すような構成になっていた。

第６図において、２は交互に異なる磁極（Ｎ。

Ｓ）を配し、矢印ａ方向に回転する磁石ローラである。

３は磁石ローラ２を囲み矢印す方向に回転する非磁性体
の円筒（以下スリーブという）である。磁性現像剤５を
収容した現像剤容器４の内面の傾斜角は磁性現像剤５の
安息角以上にしてあり、収容された磁性現像剤５は磁石
ローラ２の磁力によりスリーブ３上に吸引され、現像剤
規制板６によりその厚さを規制される。厚さを規制され
たスリーブ３上の磁性現像剤５はその後Ｃ方向に回転す
る感光体ドラム１上の静電像に現像領域Ａで接触し、現
像が行なわれる。

発明が解決しようとする問題点しかし、このような現像装置では所定記録枚数分の現像
剤（記録枚数１万枚では３００１程度）を現像剤容器４
に収容しようとすると、現像剤の安息角の影響で現像剤
容器４の高さを高くするか、第７図に示すように現像剤
容器４の内面の一部を現像剤の安息角以下の傾斜間にす
ると共に、支点軸７を中心に揺動する揺動部材８を設け
、揺動部材８の先端部が現像剤容器４の内面に当接する
ように駆動して現像剤をその当接時の振動で落下するよ
うに構成しなければならなかった。しかも、収容する現
像剤の借が多くなるにつれ現像剤容器４の高さは更に高
く、又揺動部材８は大型化する傾向にあった。

その為、現像装置は大型化すると共に複雑化し、特に異
なる色（例えばＹ、Ｍ、Ｃ）の現像剤を各々収容した複
数個の現像装置を感光体ドラム周上に配して現像するカ
ラー記録装置等に使用すると、記録装置が大型化し、重
量も増加するばかりか記録装置が複雑化して価格も高く
なるという欠点を有していた。

本発明は以上のような問題点を解決するもので、簡単な
構成で現像剤の安息角の影響を受けずに支障なく現像剤
を供給することができ、現像装置及びこれを使用した記
録装置の小型軽量化、低価格化が可能な現像装置を提供
することを目的としたものである。

問題点を解決するための手段前記従来の問題へ４′！！：解決する本発明の技術的手
段は、現像剤容器内にシート状の弾性部材を設け、この
弾性部材の復元力で現像剤容器内の現像剤をスリーブ等
の現像剤担持体の方向に付勢する構成にしている。

作　　　用この技術的手段による作用は次のようになる。

即ち、本発明ではシート状の弾性部材と現像剤担持体と
の間の現像剤容器内空間部に現像剤を収容し、シート状
の弾性部材が自らの復元力により現像剤の量に応じて変
位して、常に現像剤を現像剤担持体方向に付勢している
。

この結果、従来のように現像剤容器内面の傾斜角を現像
剤の安息角以上にしなくても支障なく現像剤を現像剤相
持体に供給することができ、現像装置が小型化、簡素化
できるようになるのである。

実施例以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図、第２図及び第３図において、１ｏは現像剤、１
１は現像剤１ｏを収容する現像剤容器で、その一端現像
用開口１１ａ、他端に補給用開口１１ｂを有している。

１２は現像剤担持体である現像ローラで、現像剤容器１
１の現像用開口１１ａ部に回転自在に支持されており、
静電像を形成された例えばセレン、酸化亜鉛等の感光体
ドラム１７に所定の間隙（約１５０μｍ）を保持して対
向し、矢印ｄ方向に回転する。又現像ローラ１２は例え
ばＳＵＳ、Ａ１等の金属材料から成り、その外周面を微
細な凹凸状に粗面化している。

１３は現像ローラ１２に摺擦する例えばファーブラシ等
から成る現像剤攪拌部材で、現像剤容器１１内に回転自
在に支持されており、°矢印ｅ方向に回転する。１４は
弾性体のブレードで、例えばゴム、樹脂、金属等の材料
から成り、現像剤１゜が無い時、その片面Ｂが現像ロー
ラ１２の外周面に摺擦するように現像剤容器１１の上部
に支持されている。

１６は現像剤容器１１の補給用開口１１ｂをシールする
上蓋である。１６はシート状の弾性部材で、例えば厚さ
４ｏμ程度のポリエステルフィルム等から成シ、その一
端が上蓋１５の片面りに固定されている。又シート状の
弾性部材１６は上蓋１５の取９はずし時は第３図に示す
ような状態にあり、現像剤補給後の上蓋１５取付時は第
１図に示すように折り曲げられた状態にある。

次にとの一実施例の構成における作用を説明する。現像
剤１０は現像剤容器１１内の現像ローラ１２とシート状
弾性部材１６の間の空間部に補給用開口１１ｂから補給
され収容される。収容された現像剤１０は攪拌部材１３
が矢印ｅ方向に回転することにより攪拌部材１３内に供
給されて攪拌され例ｔばプラス帯電する。プラス帯電し
た現像剤１ｏは攪拌部材１３により搬送され、攪拌部材
１０はその後ブレード１４により所定の層厚（約４０μ
ｍ）に規制され、現像領域Ｅまで搬送される。

感光体ドラム１７は矢印す方向に回転しており、その周
面に形成された例えばマイナス５ｏｏＶの静電像は現像
領域Ｅで現像ローラ１２に図示しない電圧印加手段によ
りマイナスの直流電圧（約２００Ｖ）を印加することに
より現像ローラ１２上の層厚規制された現像剤１０が飛
翔して現像される。

上蓋１５の片面りにその一端を固定されたシート状弾性
部材１６は現像剤１ｏ補給直後、即ち現像剤容器１１内
の現像剤１ｏの量が多い時は第１図に示すような状態に
あり、現像回数が増え、現像剤１０の量が少なくなると
自らの復元力により第２図に示すように変位して、常に
現像剤１０を現像ローラ１２の方向に付勢している。

以上のように、この実施例の現像装置によれば、シート
状の弾性部材１６により常に現像剤容器１１内の現像剤
１ｏを現像ローラ１２の方向に付勢している為、現像剤
容器１１の内面の傾斜角を現像剤１０の安息角以上にし
たり、揺動する部材を取り付けたりしなくても現像剤１
ｏを最後まで支障なく現像ローラ１２及び攪拌部材１・
３に供給することができ、従来のように現像剤の安息角
の影響で現像装置が大型化、複雑化することがなく、更
にこの現像装置を使用した記録装置が大型化して重量が
増加したり、価格が高くなるということは無くなる。

次に本発明の他の実施例について説明する。

第４図及び第５図は他の実施例を示しており、この実施
例ではシート状の弾性部材１６′の一端を攪拌部材１３
′の近傍の現像剤容器１１′底部に固定している。

シート状の弾性部材１６′は現像剤容器１１′内の現像
剤１ｏの量が多い時は第４図に示すような状態であり、
現像剤１０の量が少なくなると自らの復元力により第５
図に示すように変位して、常に現像剤１ｏと現像ローラ
１２′の方向に付勢している。

以上のように現像装置を構成しても第１の実施例と同様
の効果を得ることができ、従来の問題点を解決せること
かできる０なお、以上の第１．第２の実施例では現像剤１゜を現像
ローラ１２，１２’の方向に付勢する為にシート状の弾
性部材１６．１６’を用い、このシート状弾性部材１６
．１６’を自らの復元力で変位するように構成している
が、被弾性体の板材を現像剤容器１１．１１’内に回動
自在に設け、この板材を板バネ、コイルバネ等のバネ材
又はゴム等の弾性体で付勢して変位させ、現像剤１０を
現像ローラ１２．１２’の方向に付勢するように構成し
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。

発明の効果本発明は、現像剤容器内にその一端を固定し、現像剤容
器内に収容した現像剤を自らの復元力により常に現像剤
担持体の方向に付勢するシート状の弾性部材を設けたも
のであるので、従来のように現像剤容器の内面の傾斜角
を現像剤の安息角以上にしなくても現像剤を最後まで支
障なく現像剤担持体に供給することが可能であり、現像
装置を小型化、簡素化することができると共に、この現
像装置を使用した記録装置の小型軽量化、低価格化が図
れ、その実用的効果は大きい０

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例における現像装置
の要部中央断面図、第３図は同現像装置の上蓋部所面図
、第４図及び第５図は本発明の他の実施例における現像
装置の要部中央断面図、第６図及び第７図は従来の現像
装置を示す要部中央断面図である。１１．１１’・・・・・・現像剤容器、１１ａ・旧・・
開口、１２．１２’・・・・・・現像剤担持体、１８．
１６’・・・１．、シート状の弾性部材。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図１６−２−シートｊ机の弾ｌＫＩ憚４匁第４図第５図菓６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一端に開口を有し、現像剤を収容する現像剤容器
と、この現像剤容器内の開口部に回転自在に支持され、
現像剤を保持搬送する現像剤担持体と、前記現像剤容器
内にその一端を固定し、前記現像剤容器に収容した現像
剤を自らの復元力により前記現像剤担持体の方向に付勢
するシート状の弾性部材とを備えた現像装置。
（２）現像剤容器内の現像剤担持体とシート状の弾性部
材との間に現像剤を収容し、前記シート状の弾性部材の
復元力により前記現像剤を前記現像剤担持体の方向に付
勢する構成にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の現像装置。