JPH10239977A - 一成分現像装置 - Google Patents
一成分現像装置Info
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- JPH10239977A JPH10239977A JP9043209A JP4320997A JPH10239977A JP H10239977 A JPH10239977 A JP H10239977A JP 9043209 A JP9043209 A JP 9043209A JP 4320997 A JP4320997 A JP 4320997A JP H10239977 A JPH10239977 A JP H10239977A
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- toner
- developing
- roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナー供給を潤滑に行うことができる一成分
現像装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トナーホッパー43の、外壁に形成され
たラック状の凸凹43aと、装置本体に設けた突起部5
0とを接触させ、トナーホッパー43を振動させること
により、輸送時におきたトナーの凝集をほどいて、トナ
ーの供給を円滑に行う。
現像装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トナーホッパー43の、外壁に形成され
たラック状の凸凹43aと、装置本体に設けた突起部5
0とを接触させ、トナーホッパー43を振動させること
により、輸送時におきたトナーの凝集をほどいて、トナ
ーの供給を円滑に行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子複写機、レー
ザビームプリンタ、ファクシミリ等のカラー電子写真記
録装置における一成分現像装置に関するものである。
ザビームプリンタ、ファクシミリ等のカラー電子写真記
録装置における一成分現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のカラー電子写真装置では、異なる
複数の色の現像装置を用いて、ベルト状の感光体に複数
の色の像を順次現像し、感光体上のトナー像を中間転写
体に合成した後、用紙へ一括転写する構成が採用されて
きている。従来、この種のカラー電子写真装置は、感光
体ベルトの一辺を垂直になし、現像装置を水平方向から
感光体ベルトの垂直面に当接し現像する構成か、または
感光体ベルトの一辺を水平に設け、現像装置を垂直方向
から感光体ベルトの水平面に当接させ現像する構成とが
一般的であるが、用紙搬送路の短縮等に利点がある後者
の構成が主流となりつつある。
複数の色の現像装置を用いて、ベルト状の感光体に複数
の色の像を順次現像し、感光体上のトナー像を中間転写
体に合成した後、用紙へ一括転写する構成が採用されて
きている。従来、この種のカラー電子写真装置は、感光
体ベルトの一辺を垂直になし、現像装置を水平方向から
感光体ベルトの垂直面に当接し現像する構成か、または
感光体ベルトの一辺を水平に設け、現像装置を垂直方向
から感光体ベルトの水平面に当接させ現像する構成とが
一般的であるが、用紙搬送路の短縮等に利点がある後者
の構成が主流となりつつある。
【0003】また、感光体ベルト上に形成された静電潜
像をトナーにより顕像化するプロセス、つまり現像は、
乾式現像と液体現像とに大別され、一般的には乾式現像
が採用されている。さらに乾式現像の中にも、キャリア
(鉄粉、フェライト等の磁性粉)を含有したトナーを使
用する二成分現像方式とキャリアを含有しないトナーを
使用する一成分現像方式とがあり、最近では、小型プリ
ンタや小型複写機を中心に一成分現像方法が主流となり
つつある。
像をトナーにより顕像化するプロセス、つまり現像は、
乾式現像と液体現像とに大別され、一般的には乾式現像
が採用されている。さらに乾式現像の中にも、キャリア
(鉄粉、フェライト等の磁性粉)を含有したトナーを使
用する二成分現像方式とキャリアを含有しないトナーを
使用する一成分現像方式とがあり、最近では、小型プリ
ンタや小型複写機を中心に一成分現像方法が主流となり
つつある。
【0004】一成分現像方式の現像装置(一成分現像装
置)では、二成分現像方式と比較して比較的簡単な構成
で良く、またトナーの濃度制御装置も不要で、低価格
化、小型化に大変有利である。一成分現像方法を用いた
現像装置は、一般に、トナーを摩擦帯電させ現像ローラ
上に薄層化させる現像室と、トナーを収納するトナーホ
ッパーとを有し、現像室内に具備されたトナー残量検知
手段によって、現像室内のトナーが、ある残量以下まで
減少した時、トナーホッパーの底部に設けられた供給口
から、予め設定されたトナー量を現像室へ供給する構成
がとられている。
置)では、二成分現像方式と比較して比較的簡単な構成
で良く、またトナーの濃度制御装置も不要で、低価格
化、小型化に大変有利である。一成分現像方法を用いた
現像装置は、一般に、トナーを摩擦帯電させ現像ローラ
上に薄層化させる現像室と、トナーを収納するトナーホ
ッパーとを有し、現像室内に具備されたトナー残量検知
手段によって、現像室内のトナーが、ある残量以下まで
減少した時、トナーホッパーの底部に設けられた供給口
から、予め設定されたトナー量を現像室へ供給する構成
がとられている。
【0005】以下図面を参照して、従来の電子写真装置
および一成分現像装置について説明する。図7におい
て、1は有機光導電体(OPC)等の感光性受容層が薄
膜状に塗布された感光体ベルトである。感光体ベルト1
は、3本の感光体ベルト支持搬送ローラ2、3、4によ
って水平面を形成するように調帯支持され、駆動モータ
(図示せず)によって、感光体ベルト支持搬送ローラ
2、3に沿って矢印A方向に周回する。また感光体ベル
ト1の上部にはその外周面に沿って、ブラック(B)、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色
のトナーを収納する一成分現像装置7B、7Y、7M、
7Cが配設されている。感光体ベルト1の下部には、感
光体クリーニング装置9、除電器10、帯電器5があ
り、更にその下にレーザビーム発生器6が設けられてい
る。
および一成分現像装置について説明する。図7におい
て、1は有機光導電体(OPC)等の感光性受容層が薄
膜状に塗布された感光体ベルトである。感光体ベルト1
は、3本の感光体ベルト支持搬送ローラ2、3、4によ
って水平面を形成するように調帯支持され、駆動モータ
(図示せず)によって、感光体ベルト支持搬送ローラ
2、3に沿って矢印A方向に周回する。また感光体ベル
ト1の上部にはその外周面に沿って、ブラック(B)、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色
のトナーを収納する一成分現像装置7B、7Y、7M、
7Cが配設されている。感光体ベルト1の下部には、感
光体クリーニング装置9、除電器10、帯電器5があ
り、更にその下にレーザビーム発生器6が設けられてい
る。
【0006】帯電器5は、タングステンワイヤ等からな
る帯電線11と、金属板からなるシールド板12と、グ
リッド板13によって構成されている。そして、帯電線
11へ高電圧を印加することによって、帯電線11がコ
ロナ放電を起こし、グリッド板13を介して感光体ベル
ト1を一様に帯電させる。14はレーザビーム発生器6
から発射される画像データのレーザ光線である。レーザ
プリンタとした場合の例では、このレーザ光線14は、
ホストコンピュータ(図示せず)からの信号により制御
され、感光体ベルト1上に複数の所定のカラー成分の中
の特定の成分にそれぞれ対応する複数の静電潜像が形成
される。
る帯電線11と、金属板からなるシールド板12と、グ
リッド板13によって構成されている。そして、帯電線
11へ高電圧を印加することによって、帯電線11がコ
ロナ放電を起こし、グリッド板13を介して感光体ベル
ト1を一様に帯電させる。14はレーザビーム発生器6
から発射される画像データのレーザ光線である。レーザ
プリンタとした場合の例では、このレーザ光線14は、
ホストコンピュータ(図示せず)からの信号により制御
され、感光体ベルト1上に複数の所定のカラー成分の中
の特定の成分にそれぞれ対応する複数の静電潜像が形成
される。
【0007】各色の一成分現像装置7B、7Y、7M、
7Cは、装置本体に設けられた所定の収納部にそれぞれ
等間隔かつ着脱自在に横一列(水平方向)に配置され、
各々の一成分現像装置の内部は、トナーを除き同様の構
成である。15B、15Y、15M、15Cは、所定の
カラーの静電潜像を現像する際、それぞれ一成分現像装
置7B、7Y、7M、7Cを感光体ベルト1へ当接させ
るための当接カムであり、16B、16Y、16M、1
6Cは一成分現像装置7B、7Y、7M、7Cを待機位
置へ離間させる離間バネである。この当接カム15B、
15Y、15M、15Cは、装置本体の上面の現像装置
着脱カバー17に設けられている。現像装置着脱カバー
17は、固定された現像装置着脱カバー軸18に開閉自
在に軸支されている。
7Cは、装置本体に設けられた所定の収納部にそれぞれ
等間隔かつ着脱自在に横一列(水平方向)に配置され、
各々の一成分現像装置の内部は、トナーを除き同様の構
成である。15B、15Y、15M、15Cは、所定の
カラーの静電潜像を現像する際、それぞれ一成分現像装
置7B、7Y、7M、7Cを感光体ベルト1へ当接させ
るための当接カムであり、16B、16Y、16M、1
6Cは一成分現像装置7B、7Y、7M、7Cを待機位
置へ離間させる離間バネである。この当接カム15B、
15Y、15M、15Cは、装置本体の上面の現像装置
着脱カバー17に設けられている。現像装置着脱カバー
17は、固定された現像装置着脱カバー軸18に開閉自
在に軸支されている。
【0008】中間転写体ユニット8は、導電性の樹脂等
からなるベルト状の中間転写体ベルト19と、中間転写
体ベルト19が調帯される3本の中間転写体ベルト支持
搬送ローラ20、21、22とを有している。中間転写
体ベルト19上へ感光体ベルト1上のトナー像を転写す
るため、中間転写ローラ23が中間転写体ベルト19を
挟んで感光体ベルト1に対向して配置される。
からなるベルト状の中間転写体ベルト19と、中間転写
体ベルト19が調帯される3本の中間転写体ベルト支持
搬送ローラ20、21、22とを有している。中間転写
体ベルト19上へ感光体ベルト1上のトナー像を転写す
るため、中間転写ローラ23が中間転写体ベルト19を
挟んで感光体ベルト1に対向して配置される。
【0009】ここで、中間転写体ベルト19の表面周長
は、感光体ベルト1の表面周長と等しくなるように設定
されている。24は中間転写体ベルト19の残留トナー
を掻き取るための中間転写体ベルトクリーニング装置で
あり、中間転写体ベルト19上に合成像を形成している
間は、中間転写体ベルト19から離間しており、クリー
ニングに供する時のみ中間転写体ベルト19に当接す
る。
は、感光体ベルト1の表面周長と等しくなるように設定
されている。24は中間転写体ベルト19の残留トナー
を掻き取るための中間転写体ベルトクリーニング装置で
あり、中間転写体ベルト19上に合成像を形成している
間は、中間転写体ベルト19から離間しており、クリー
ニングに供する時のみ中間転写体ベルト19に当接す
る。
【0010】25は、用紙26を収納している用紙カセ
ットであり、レーザビーム発生器6の真下に設けられて
いる。用紙26は、用紙カセット25から給紙ローラ2
7によって1枚づつ用紙搬送路28へ送り出される。2
9は、用紙26と中間転写体ベルト19上に形成された
合成像の位置を一致させるため、一時的に用紙26を停
止待機させるためのレジストローラであり、従動ローラ
30と圧接している。31は、中間転写体ベルト19上
に形成された合成像を用紙26に転写するための用紙転
写ローラであり、合成像を用紙26に転写する時のみ中
間転写体ベルト19と接触回動する。
ットであり、レーザビーム発生器6の真下に設けられて
いる。用紙26は、用紙カセット25から給紙ローラ2
7によって1枚づつ用紙搬送路28へ送り出される。2
9は、用紙26と中間転写体ベルト19上に形成された
合成像の位置を一致させるため、一時的に用紙26を停
止待機させるためのレジストローラであり、従動ローラ
30と圧接している。31は、中間転写体ベルト19上
に形成された合成像を用紙26に転写するための用紙転
写ローラであり、合成像を用紙26に転写する時のみ中
間転写体ベルト19と接触回動する。
【0011】32は、内部に熱源を有するヒートローラ
33と加圧ローラ34とからなる定着器であり、用紙2
6に転写された合成像を、ヒートローラ33と加圧ロー
ラ34の挟持回転に伴い圧力と熱によって用紙26に定
着させ、カラー画像を形成する。35、36は、定着器
32の下流側に設けられた排紙ローラ対である。37は
機体上部に設けられた排紙トレイであり、用紙26を蓄
積する。
33と加圧ローラ34とからなる定着器であり、用紙2
6に転写された合成像を、ヒートローラ33と加圧ロー
ラ34の挟持回転に伴い圧力と熱によって用紙26に定
着させ、カラー画像を形成する。35、36は、定着器
32の下流側に設けられた排紙ローラ対である。37は
機体上部に設けられた排紙トレイであり、用紙26を蓄
積する。
【0012】以上のように構成された従来の電子写真装
置について、以下その動作を説明する。図7において、
先ず高圧電源に接続された帯電器5内の帯電線11に高
圧を印加しコロナ放電を行なわせ、感光体ベルト1の表
面を一様に−500v〜−650v程度に帯電させる。
次に、感光体ベルト1を駆動装置(図示せず)によって
矢印A方向に回転させ、一様に帯電した感光体ベルト1
の表面上に複数のカラー成分の中の所定の色、例えばブ
ラック(B)の画像に相当するレーザ光線14を照射す
ると、感光体ベルト1上の照射された部分は電荷が消え
静電潜像が形成される。一方、現像に寄与するブラック
のトナーの収納されている一成分現像装置7Bは、ホス
トコンピュータ(図示せず)からの色選択信号によっ
て、当接カム15Bが半回転することにより、感光体ベ
ルト1に当接する。現像が終了した一成分現像装置7B
は、当接カム15Bがさらに半回転することにより、離
間バネ16Bのバネ力によって感光体ベルト1との当接
位置から待機位置へ移動する。一成分現像装置7Bが現
像中は、それ以外の一成分現像装置7Y、7M、7C
は、感光体ベルト1から離間している。
置について、以下その動作を説明する。図7において、
先ず高圧電源に接続された帯電器5内の帯電線11に高
圧を印加しコロナ放電を行なわせ、感光体ベルト1の表
面を一様に−500v〜−650v程度に帯電させる。
次に、感光体ベルト1を駆動装置(図示せず)によって
矢印A方向に回転させ、一様に帯電した感光体ベルト1
の表面上に複数のカラー成分の中の所定の色、例えばブ
ラック(B)の画像に相当するレーザ光線14を照射す
ると、感光体ベルト1上の照射された部分は電荷が消え
静電潜像が形成される。一方、現像に寄与するブラック
のトナーの収納されている一成分現像装置7Bは、ホス
トコンピュータ(図示せず)からの色選択信号によっ
て、当接カム15Bが半回転することにより、感光体ベ
ルト1に当接する。現像が終了した一成分現像装置7B
は、当接カム15Bがさらに半回転することにより、離
間バネ16Bのバネ力によって感光体ベルト1との当接
位置から待機位置へ移動する。一成分現像装置7Bが現
像中は、それ以外の一成分現像装置7Y、7M、7C
は、感光体ベルト1から離間している。
【0013】次に、例えばシアン(C)の色が選択され
ると、一成分現像装置7Cは、感光体ベルト1へ当接し
シアンの現像が開始される。4色を使用する複写機ある
いはプリンタの場合は、現像の動作が4回順次繰り返し
行われ、中間転写体ベルト19上に4色B、C、M、Y
のトナー像を重ねて合成像を形成する。この様にして形
成された合成像は、用紙転写ローラ31にトナーと反対
の極性の高圧を印加するとともに、圧力によって用紙カ
セット25から用紙搬送路28に沿って送られてきた用
紙26に一括転写され、続いて定着器32に送られ、こ
こで熱とヒートローラ33と加圧ローラ34の挟持力に
よって定着されカラー画像が形成される。定着器32を
通過した用紙26は、排紙ローラ対を通過し排紙トレイ
37へ排出される。
ると、一成分現像装置7Cは、感光体ベルト1へ当接し
シアンの現像が開始される。4色を使用する複写機ある
いはプリンタの場合は、現像の動作が4回順次繰り返し
行われ、中間転写体ベルト19上に4色B、C、M、Y
のトナー像を重ねて合成像を形成する。この様にして形
成された合成像は、用紙転写ローラ31にトナーと反対
の極性の高圧を印加するとともに、圧力によって用紙カ
セット25から用紙搬送路28に沿って送られてきた用
紙26に一括転写され、続いて定着器32に送られ、こ
こで熱とヒートローラ33と加圧ローラ34の挟持力に
よって定着されカラー画像が形成される。定着器32を
通過した用紙26は、排紙ローラ対を通過し排紙トレイ
37へ排出される。
【0014】次に、図8及び図9を参照しながら、一成
分現像装置(7B)について詳細に説明する。図8にお
いて、38は、樹脂等により矩形状に屈曲形成され両端
を回転自在に軸支された第1アジテータである。この第
1アジテータ38は、トナー補給ローラ39の回転に連
動し一点鎖線で示した円の軌跡を反時計方向に描き、現
像室44内に供給されたトナーの凝集を防ぐために攪拌
する。
分現像装置(7B)について詳細に説明する。図8にお
いて、38は、樹脂等により矩形状に屈曲形成され両端
を回転自在に軸支された第1アジテータである。この第
1アジテータ38は、トナー補給ローラ39の回転に連
動し一点鎖線で示した円の軌跡を反時計方向に描き、現
像室44内に供給されたトナーの凝集を防ぐために攪拌
する。
【0015】39はトナーホッパーに両端を回転自在に
軸支され、第1アジテータ38により攪拌されたトナー
を現像ローラ40の表面に補給するトナー補給ローラで
ある。トナー補給ローラ39は、ステンレス等の金属を
基材としてその外周面上にウレタン、シリコン等の発泡
体等の弾性体からなる導電性層が層状に形成され、一成
分現像装置7Bの両端に回転自在に軸支され反時計方向
に回転駆動している。トナー補給ローラ39は、現像ロ
ーラ40と所定の食い込み量を持ちトナーへの摩擦によ
る帯電量の安定化を図られている。現像ローラ40は、
ステンレス等の金属を基材としてその外周面上にウレタ
ン、シリコン等の導電性弾性体が層状に形成され、一成
分現像装置7Bの両端に回転自在に軸支され反時計方向
に回転駆動している。
軸支され、第1アジテータ38により攪拌されたトナー
を現像ローラ40の表面に補給するトナー補給ローラで
ある。トナー補給ローラ39は、ステンレス等の金属を
基材としてその外周面上にウレタン、シリコン等の発泡
体等の弾性体からなる導電性層が層状に形成され、一成
分現像装置7Bの両端に回転自在に軸支され反時計方向
に回転駆動している。トナー補給ローラ39は、現像ロ
ーラ40と所定の食い込み量を持ちトナーへの摩擦によ
る帯電量の安定化を図られている。現像ローラ40は、
ステンレス等の金属を基材としてその外周面上にウレタ
ン、シリコン等の導電性弾性体が層状に形成され、一成
分現像装置7Bの両端に回転自在に軸支され反時計方向
に回転駆動している。
【0016】ドクターブレード41は、ステンレス製の
板バネに同時成形されたシリコンまたはウレタン等の導
電性部材により構成されており、トナー補給ローラ39
により補給されてきたトナーを摩擦帯電させ、現像ロー
ラ40の外周面上に薄層状態を形成する。42は、ウレ
タンやPET(ポリエチレンテレフタレート)等からな
るシート状のリカバリーシートであり、現像室内からの
トナー逆流によるトナー漏れを防止している。45A
は、アクリル系樹脂からなる透過性に優れたトナー残量
検知窓で、現像室44の両側面に設けられている。トナ
ー残量検知手段は、図9に示すように、装置本体に取り
付けられた発光素子45Bと受光素子45C間の光透過
の有無によって検知する構成であって、トナー残量検知
窓45Aは、トナーを拭き取るために、第1アジテータ
38に設けられた清掃部材45Dの回転により接触清掃
されている。
板バネに同時成形されたシリコンまたはウレタン等の導
電性部材により構成されており、トナー補給ローラ39
により補給されてきたトナーを摩擦帯電させ、現像ロー
ラ40の外周面上に薄層状態を形成する。42は、ウレ
タンやPET(ポリエチレンテレフタレート)等からな
るシート状のリカバリーシートであり、現像室内からの
トナー逆流によるトナー漏れを防止している。45A
は、アクリル系樹脂からなる透過性に優れたトナー残量
検知窓で、現像室44の両側面に設けられている。トナ
ー残量検知手段は、図9に示すように、装置本体に取り
付けられた発光素子45Bと受光素子45C間の光透過
の有無によって検知する構成であって、トナー残量検知
窓45Aは、トナーを拭き取るために、第1アジテータ
38に設けられた清掃部材45Dの回転により接触清掃
されている。
【0017】次に、現像室44の鉛直上方には、トナー
を収納するトナーホッパー43が配置されており、トナ
ーホッパー43の内部にはトナー供給ローラ46と、第
2アジテータ47とが設けられ、底部には供給口48が
設けてある。トナー供給ローラ46は、ウレタン系の発
泡スポンジをステンレス系の心材にロール状に巻き付け
接着してあり、供給口48の片端に設けられた突出部4
9との食い込みによって、トナー供給ローラ46に付着
しているトナーが掻き落とされる。また、ポリスチレン
樹脂部材からなり、トナー撹拌部材としての第2アジテ
ータ47は、トナーホッパー43内で下方へ蓄積するト
ナーを攪拌するとともに、トナー供給ローラ46へトナ
ーを集積するように構成されている。
を収納するトナーホッパー43が配置されており、トナ
ーホッパー43の内部にはトナー供給ローラ46と、第
2アジテータ47とが設けられ、底部には供給口48が
設けてある。トナー供給ローラ46は、ウレタン系の発
泡スポンジをステンレス系の心材にロール状に巻き付け
接着してあり、供給口48の片端に設けられた突出部4
9との食い込みによって、トナー供給ローラ46に付着
しているトナーが掻き落とされる。また、ポリスチレン
樹脂部材からなり、トナー撹拌部材としての第2アジテ
ータ47は、トナーホッパー43内で下方へ蓄積するト
ナーを攪拌するとともに、トナー供給ローラ46へトナ
ーを集積するように構成されている。
【0018】以上のように構成された従来の一成分現像
装置について、以下その動作を説明する。まず、現像室
44内のトナーが、第1アジテータ38により攪拌され
る。攪拌されたトナーは、トナー補給ローラ39上に付
着し、トナー補給ローラ39と現像ローラ40の接触に
より摩擦帯電し、現像ローラ40の表面に静電気力によ
って付着する。付着したトナー層は、現像ローラ40の
回転により現像ローラ40の表面上に担持されながら、
ドクターブレード41との圧接部まで搬送される。
装置について、以下その動作を説明する。まず、現像室
44内のトナーが、第1アジテータ38により攪拌され
る。攪拌されたトナーは、トナー補給ローラ39上に付
着し、トナー補給ローラ39と現像ローラ40の接触に
より摩擦帯電し、現像ローラ40の表面に静電気力によ
って付着する。付着したトナー層は、現像ローラ40の
回転により現像ローラ40の表面上に担持されながら、
ドクターブレード41との圧接部まで搬送される。
【0019】搬送されたトナーは、現像ローラ40とド
クターブレード41との間で摩擦作用を受け、更に摩擦
帯電量が増加するとともにトナー層厚が規制され均一薄
層状態を形成する。ドクターブレード41を通過したト
ナーは、感光体ベルト1との接触位置(現像領域)まで
搬送され、この接触位置でトナー層を感光体ベルト1に
接触させながら現像ローラ40と感光体ベルト1の間に
電位差を与えると、感光体ベルト1上に形成された静電
潜像部にトナーが転移付着し可視像を形成し現像が終了
する。
クターブレード41との間で摩擦作用を受け、更に摩擦
帯電量が増加するとともにトナー層厚が規制され均一薄
層状態を形成する。ドクターブレード41を通過したト
ナーは、感光体ベルト1との接触位置(現像領域)まで
搬送され、この接触位置でトナー層を感光体ベルト1に
接触させながら現像ローラ40と感光体ベルト1の間に
電位差を与えると、感光体ベルト1上に形成された静電
潜像部にトナーが転移付着し可視像を形成し現像が終了
する。
【0020】また、感光体ベルト1上に転移付着しなか
ったトナーは、薄層状態のままリカバリーシート42と
現像ローラ40との間を通過し、トナー補給ローラ39
によって掻き落とされ、再び現像室44内に戻される。
ったトナーは、薄層状態のままリカバリーシート42と
現像ローラ40との間を通過し、トナー補給ローラ39
によって掻き落とされ、再び現像室44内に戻される。
【0021】ここで、現像ローラ40が回転中、トナー
残量検知用の発光素子45Bがある一定の割合で受光素
子45Cに信号(赤外線)を送り、受光素子45Cが所
定の回数以上受信した時点で現像室44内のトナー残量
が不足と判断し、トナーホッパー43からトナーが供給
される。
残量検知用の発光素子45Bがある一定の割合で受光素
子45Cに信号(赤外線)を送り、受光素子45Cが所
定の回数以上受信した時点で現像室44内のトナー残量
が不足と判断し、トナーホッパー43からトナーが供給
される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ここで一般的に、トナ
ーホッパー43は、図8に示すように、ABS(アクリ
ロニトリル、ブタジエン、スチレン)樹脂などの樹脂で
構成され、トナー供給ローラ46が回転してその周辺の
トナーを供給口48へ導くことにより、トナーを現像室
44へ供給するものである。
ーホッパー43は、図8に示すように、ABS(アクリ
ロニトリル、ブタジエン、スチレン)樹脂などの樹脂で
構成され、トナー供給ローラ46が回転してその周辺の
トナーを供給口48へ導くことにより、トナーを現像室
44へ供給するものである。
【0023】しかしながら、上記従来の構成では、トナ
ーホッパー43の内部において、輸送時における振動に
よりトナーが凝集してしまい、図10に示すように、第
2アジテータ47あるいはトナー供給ローラ46の回転
トルクが増大しやがては回転不能になったり、図11に
示すように、トナー供給ローラ46の周辺の一部のトナ
ーしか現像室44へ供給されずトナー供給ローラ46周
辺が空洞化して現像室44へトナーを供給することがで
きなくなり、装置本体に一成分現像装置を装着したばか
りでトナーホッパー43内にトナーがあるにもかかわら
ず現像室44へのトナー供給が絶たれ、印字不能の状態
に陥ることがあるという問題点を有していた。
ーホッパー43の内部において、輸送時における振動に
よりトナーが凝集してしまい、図10に示すように、第
2アジテータ47あるいはトナー供給ローラ46の回転
トルクが増大しやがては回転不能になったり、図11に
示すように、トナー供給ローラ46の周辺の一部のトナ
ーしか現像室44へ供給されずトナー供給ローラ46周
辺が空洞化して現像室44へトナーを供給することがで
きなくなり、装置本体に一成分現像装置を装着したばか
りでトナーホッパー43内にトナーがあるにもかかわら
ず現像室44へのトナー供給が絶たれ、印字不能の状態
に陥ることがあるという問題点を有していた。
【0024】また図9のように、トナーホッパー43内
のトナーが直接底面部に接する場合、輸送時における振
動により、トナー粒子が底面部に抑えつけられるため、
トナー粒子間の空気が抜けやすくなり凝集を生じやす
い。トナーが凝集した後、第2アジテータ47を回転さ
せようとしても、回転トルクが大きく回転しなかった
り、幸いトナー供給ローラ46が回転しても、周辺部分
のトナーを供給するのが限界であり規定された回転数で
回転することができないため、現像室44へのトナー供
給量が不足したり、さらにトナー供給ローラ46を中心
として空洞化を生じるため、画像に悪影響を及ぼすとい
う問題点もある。
のトナーが直接底面部に接する場合、輸送時における振
動により、トナー粒子が底面部に抑えつけられるため、
トナー粒子間の空気が抜けやすくなり凝集を生じやす
い。トナーが凝集した後、第2アジテータ47を回転さ
せようとしても、回転トルクが大きく回転しなかった
り、幸いトナー供給ローラ46が回転しても、周辺部分
のトナーを供給するのが限界であり規定された回転数で
回転することができないため、現像室44へのトナー供
給量が不足したり、さらにトナー供給ローラ46を中心
として空洞化を生じるため、画像に悪影響を及ぼすとい
う問題点もある。
【0025】そこで本発明は、トナー供給を潤滑に行う
ことができる一成分現像装置を提供することを目的とす
る。
ことができる一成分現像装置を提供することを目的とす
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の一成分現像装置
では、トナーホッパーが、弾性を有し、外壁の少なくと
も一面以上にラック状の凸凹が形成され、装置本体側に
設けた突起部と、ラック状の凸凹が装置本体着脱時に接
触するように構成した。
では、トナーホッパーが、弾性を有し、外壁の少なくと
も一面以上にラック状の凸凹が形成され、装置本体側に
設けた突起部と、ラック状の凸凹が装置本体着脱時に接
触するように構成した。
【0027】また、トナーホッパーは、2層構造を有
し、内層は、変形可能な材質で形成されたトナーを収納
するトナー収納器を備え、外層は、トナー収納器を覆い
剛性を有するカバー部材で構成し、トナー収納器とカバ
ー部材との間に上下移動可能なシャフトを設け、装置本
体側には、一成分現像装置の装着時に、シャフトの両端
部と係合する突起部が設けられている。
し、内層は、変形可能な材質で形成されたトナーを収納
するトナー収納器を備え、外層は、トナー収納器を覆い
剛性を有するカバー部材で構成し、トナー収納器とカバ
ー部材との間に上下移動可能なシャフトを設け、装置本
体側には、一成分現像装置の装着時に、シャフトの両端
部と係合する突起部が設けられている。
【0028】
【発明の実施の形態】請求項1記載の一成分現像装置で
は、トナーホッパーは、弾性を有し、外壁の少なくとも
一面以上にラック状の凸凹が形成され、装置本体側に設
けた突起部と、ラック状の凸凹が装置本体着脱時に接触
するように構成した。したがって、本体装置に一成分現
像装置を装着する際、トナーホッパー外面のラック状の
凸凹と装置本体の突起部と接触させて振動を発生させる
ことにより、輸送時にトナーの凝集が生じても凝集を破
壊できる。
は、トナーホッパーは、弾性を有し、外壁の少なくとも
一面以上にラック状の凸凹が形成され、装置本体側に設
けた突起部と、ラック状の凸凹が装置本体着脱時に接触
するように構成した。したがって、本体装置に一成分現
像装置を装着する際、トナーホッパー外面のラック状の
凸凹と装置本体の突起部と接触させて振動を発生させる
ことにより、輸送時にトナーの凝集が生じても凝集を破
壊できる。
【0029】請求項2記載の一成分現像装置では、トナ
ーホッパーは、2層構造を有し、内層は、変形可能な材
質で形成されたトナーを収納するトナー収納器を備え、
外層は、トナー収納器を覆い剛性を有するカバー部材で
構成し、トナー収納器とカバー部材との間に上下移動可
能なシャフトを設け、装置本体側には、一成分現像装置
の装着時に、シャフトの両端部と係合する突起部が設け
られている。したがって、本体装置に一成分現像装置を
装着する際、トナーホッパー側のシャフトが移動して、
輸送時にトナーが凝集してもこれを解除できる。
ーホッパーは、2層構造を有し、内層は、変形可能な材
質で形成されたトナーを収納するトナー収納器を備え、
外層は、トナー収納器を覆い剛性を有するカバー部材で
構成し、トナー収納器とカバー部材との間に上下移動可
能なシャフトを設け、装置本体側には、一成分現像装置
の装着時に、シャフトの両端部と係合する突起部が設け
られている。したがって、本体装置に一成分現像装置を
装着する際、トナーホッパー側のシャフトが移動して、
輸送時にトナーが凝集してもこれを解除できる。
【0030】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態を説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、現像室
44の鉛直上方にはトナーを収納するトナーホッパー4
3が配置されており、トナーホッパー43の内部にはト
ナー供給ローラ46と第2アジテータ47とが設けら
れ、底部には供給口48が設けてある。トナー供給ロー
ラ46は、ウレタン系の発泡スポンジをステンレス系の
心材にロール状に巻き付け接着してあり、供給口48の
片端に設けられた突出部49との食い込みによって、ト
ナー供給ローラ46に付着しているトナーが掻き落とさ
れる。また、ポリスチレン樹脂部材からなる第2アジテ
ータ47は、トナーホッパー43内で下方へ蓄積するト
ナーを攪拌するとともに、トナー供給ローラ46へトナ
ーを集積するように構成されている。
形態を説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、現像室
44の鉛直上方にはトナーを収納するトナーホッパー4
3が配置されており、トナーホッパー43の内部にはト
ナー供給ローラ46と第2アジテータ47とが設けら
れ、底部には供給口48が設けてある。トナー供給ロー
ラ46は、ウレタン系の発泡スポンジをステンレス系の
心材にロール状に巻き付け接着してあり、供給口48の
片端に設けられた突出部49との食い込みによって、ト
ナー供給ローラ46に付着しているトナーが掻き落とさ
れる。また、ポリスチレン樹脂部材からなる第2アジテ
ータ47は、トナーホッパー43内で下方へ蓄積するト
ナーを攪拌するとともに、トナー供給ローラ46へトナ
ーを集積するように構成されている。
【0031】ここで、図2に示すように、トナーホッパ
ー43は、PP(ポリプロピレン)やポリエチレンなど
からなり、弾性を有し、外壁の少なくとも一面以上に
は、ラック状の凸凹43aが形成される。50は装置本
体側に設けられたABS等の樹脂からなり、剛性を有す
る突起部で、一成分現像装置が装置本体着脱時にラック
状の凸凹43aと接触するように構成される。
ー43は、PP(ポリプロピレン)やポリエチレンなど
からなり、弾性を有し、外壁の少なくとも一面以上に
は、ラック状の凸凹43aが形成される。50は装置本
体側に設けられたABS等の樹脂からなり、剛性を有す
る突起部で、一成分現像装置が装置本体着脱時にラック
状の凸凹43aと接触するように構成される。
【0032】図3(a)に示すように、輸送時における
振動により凝集したトナーは、トナー供給ローラ46を
回転させても、トナー供給ローラ46の周辺のわずかな
トナーしか現像室44へ供給することができず、凝集ト
ナーは、トナー供給ローラ46の周辺において空洞化す
る。しかし、一成分現像装置を装置本体に装着する際、
図3(b)〜(c)に示すように、トナーホッパー43
のラック状の凸凹43aと装置本体の突起部50が接触
することにより,トナーホッパー43に振動が生じ、凝
集したトナーがほぐされ、トナーの凝集が解除される。
振動により凝集したトナーは、トナー供給ローラ46を
回転させても、トナー供給ローラ46の周辺のわずかな
トナーしか現像室44へ供給することができず、凝集ト
ナーは、トナー供給ローラ46の周辺において空洞化す
る。しかし、一成分現像装置を装置本体に装着する際、
図3(b)〜(c)に示すように、トナーホッパー43
のラック状の凸凹43aと装置本体の突起部50が接触
することにより,トナーホッパー43に振動が生じ、凝
集したトナーがほぐされ、トナーの凝集が解除される。
【0033】(実施の形態2)図4、図5に示すよう
に、本形態では実施の形態1と同様の構成となってい
る。さて本形態では、図5に示すように、トナーホッパ
ー43は、2層構造からなる。そのうち、内層は、PP
(ポリプロピレン)やポリエチレンなどからなる変形可
能な材質で形成されたトナーが収納されるトナー収納器
51を備える。また外層は、ABS等の樹脂からなり、
剛性を有し、トナー収納器51を覆うカバー部材52で
構成される。
に、本形態では実施の形態1と同様の構成となってい
る。さて本形態では、図5に示すように、トナーホッパ
ー43は、2層構造からなる。そのうち、内層は、PP
(ポリプロピレン)やポリエチレンなどからなる変形可
能な材質で形成されたトナーが収納されるトナー収納器
51を備える。また外層は、ABS等の樹脂からなり、
剛性を有し、トナー収納器51を覆うカバー部材52で
構成される。
【0034】また、53は金属等からなるシャフトであ
り、トナー収納器51とカバー部材52の間に配置さ
れ、カバー部材52に設けられた案内穴(図示せず)に
沿って上下に移動可能に構成される。54はABS等の
樹脂からなり、剛性を有す突起部で、現像装置を装置本
体に装着する際に、シャフト53の両端部と係合される
ように構成される。
り、トナー収納器51とカバー部材52の間に配置さ
れ、カバー部材52に設けられた案内穴(図示せず)に
沿って上下に移動可能に構成される。54はABS等の
樹脂からなり、剛性を有す突起部で、現像装置を装置本
体に装着する際に、シャフト53の両端部と係合される
ように構成される。
【0035】図6(a)に示すように、輸送時における
振動によりトナーが凝縮していると、トナー供給ローラ
46を回転させても、トナー供給ローラ46の周辺のわ
ずかなトナーしか現像室44へ供給することができず、
凝集したトナーは、トナー供給ローラ46周辺において
空洞化する。
振動によりトナーが凝縮していると、トナー供給ローラ
46を回転させても、トナー供給ローラ46の周辺のわ
ずかなトナーしか現像室44へ供給することができず、
凝集したトナーは、トナー供給ローラ46周辺において
空洞化する。
【0036】しかし、一成分現像装置を装置本体に装着
する際に、図6(b)〜(c)に示すように、輸送時に
はトナーホッパー43の下部に設置されてあるシャフト
53が突起部54に係合し、トナーホッパー43の上部
にトナー収納器51と接触しながら移動することによ
り、トナーの凝集がほぐされ、トナーを円滑に供給でき
るようになる。
する際に、図6(b)〜(c)に示すように、輸送時に
はトナーホッパー43の下部に設置されてあるシャフト
53が突起部54に係合し、トナーホッパー43の上部
にトナー収納器51と接触しながら移動することによ
り、トナーの凝集がほぐされ、トナーを円滑に供給でき
るようになる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、装置本体に一成分現像装置を
装着する際、輸送時に凝集したトナーに振動を与え、ト
ナーの凝集をほぐすことができる。このため、現像室へ
トナーを円滑に供給することができる。
装着する際、輸送時に凝集したトナーに振動を与え、ト
ナーの凝集をほぐすことができる。このため、現像室へ
トナーを円滑に供給することができる。
【図1】本発明の実施の形態1における電子写真装置の
断面図
断面図
【図2】本発明の実施の形態1における一成分現像装置
の断面図
の断面図
【図3】(a)本発明の実施の形態1における一成分現
像装置の動作説明図 (b)本発明の実施の形態1における一成分現像装置の
動作説明図 (c)本発明の実施の形態1における一成分現像装置の
動作説明図
像装置の動作説明図 (b)本発明の実施の形態1における一成分現像装置の
動作説明図 (c)本発明の実施の形態1における一成分現像装置の
動作説明図
【図4】本発明の実施の形態2における電子写真装置の
断面図
断面図
【図5】本発明の実施の形態2における一成分現像装置
の断面図
の断面図
【図6】(a)本発明の実施の形態2における一成分現
像装置の動作説明図 (b)本発明の実施の形態2における一成分現像装置の
動作説明図 (c)本発明の実施の形態2における一成分現像装置の
動作説明図
像装置の動作説明図 (b)本発明の実施の形態2における一成分現像装置の
動作説明図 (c)本発明の実施の形態2における一成分現像装置の
動作説明図
【図7】従来の電子写真装置の断面図
【図8】従来の一成分現像装置の断面図
【図9】従来の一成分現像装置のトナー供給ローラ軸方
向断面図
向断面図
【図10】従来の一成分現像装置の動作説明図
【図11】従来の一成分現像装置の動作説明図
39 トナー補給ローラ 40 現像ローラ 41 ドクターブレード 43 トナーホッパー 43a 凸凹 44 現像室 45 トナー残量検知手段 47 第2アジテータ 48 供給口 50 突起部
Claims (2)
- 【請求項1】現像室と、トナーを担持する現像ローラ
と、前記現像ローラ上トナーを付着帯電させ層厚を規制
するドクターブレードと、前記現像ローラへトナーを補
給するトナー補給ローラと、トナーを攪拌するトナー攪
拌部材と、トナーの残量を検知するトナー残量検知手段
とを具備し、トナーを収納し底部にトナーを供給する供
給口を有するトナーホッパーが前記現像室の上方に設け
られ、前記トナー残量検知手段の検知信号に応じて前記
供給口から、予め設定されたトナー量を前記現像室内へ
供給し、装置本体に対し着脱自在な一成分現像装置であ
って、 前記トナーホッパーは、弾性を有し、外壁の少なくとも
一面以上にラック状の凸凹が形成され、前記装置本体側
に設けた突起部と、前記ラック状の凸凹が前記装置本体
着脱時に接触するように構成したことを特徴とする一成
分現像装置。 - 【請求項2】現像室と、トナーを担持する現像ローラ
と、前記現像ローラ上のトナーを付着帯電させ層厚を規
制するドクターブレードと、前記現像ローラへトナーを
補給するトナー補給ローラと、トナーを攪拌するトナー
攪拌部材と、トナーの残量を検知するトナー残量検知手
段とを具備し、トナーを収納し底部にトナーを供給する
供給口を有するトナーホッパーが前記現像室の上方に設
けられ、前記トナー残量検知手段の検知信号に応じて前
記供給口から、予め設定されたトナー量を前記現像室内
へ供給し、装置本体に対し着脱自在な一成分現像装置で
あって、 前記トナーホッパーは、2層構造を有し、内層は、変形
可能な材質で形成されたトナーを収納するトナー収納器
を備え、外層は、前記トナー収納器を覆い剛性を有する
カバー部材で構成し、前記トナー収納器と前記カバー部
材との間に上下移動可能なシャフトを設け、前記装置本
体側には、前記現像装置の装着時に、前記シャフトの両
端部と係合する突起部が設けられていることを特徴とす
る一成分現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043209A JPH10239977A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 一成分現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043209A JPH10239977A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 一成分現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10239977A true JPH10239977A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12657540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9043209A Pending JPH10239977A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 一成分現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10239977A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7395015B2 (en) | 2005-03-25 | 2008-07-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Toner transport device, toner supply device, and image forming apparatus |
US7542704B2 (en) | 2006-08-02 | 2009-06-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Toner carrier apparatus, toner feeding apparatus, and image forming apparatus |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP9043209A patent/JPH10239977A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7395015B2 (en) | 2005-03-25 | 2008-07-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Toner transport device, toner supply device, and image forming apparatus |
US7542704B2 (en) | 2006-08-02 | 2009-06-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Toner carrier apparatus, toner feeding apparatus, and image forming apparatus |
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