JPH0830104A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0830104A
JPH0830104A JP6184158A JP18415894A JPH0830104A JP H0830104 A JPH0830104 A JP H0830104A JP 6184158 A JP6184158 A JP 6184158A JP 18415894 A JP18415894 A JP 18415894A JP H0830104 A JPH0830104 A JP H0830104A
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JP
Japan
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toner
conveying means
carrying
magnetic field
field generating
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JP6184158A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Tanaka
善朗 田中
Kazuhiro Yuasa
一弘 湯浅
Shuichi Endo
修一 遠藤
Iwao Matsumae
巌 松前
Hiroshi Hosokawa
浩 細川
Mugijirou Uno
麦二郎 宇野
Koji Saito
廣司 齋藤
Eiji Takenaka
英二 竹中
Toshihiro Sugiyama
敏弘 杉山
Tetsuo Yamanaka
哲夫 山中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69535743T priority patent/DE69535743T2/de
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Priority to US08/633,453 priority patent/US5625441A/en
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 像担持体と第1トナー搬送手段との間に第2
トナー搬送手段を介在させた2段現像方式において、前
記第1トナー搬送手段に適正量のトナー保持と搬送力を
確保し、第2トナー搬送手段にトナーを転移させると
き、トナー層ムラが生じないように防止し、かつ画像濃
度ムラを低減させる。 【構成】 一成分系のトナーをその表面に付着させて搬
送する第1トナー搬送手段28と、前記第1トナー搬送
手段によって搬送される前記トナー量を規制すると共
に、前記トナーを摩擦帯電させるトナー量規制手段30
と、前記第1トナー搬送手段に接触して前記帯電された
トナーを吸引して表面に転移させる第2トナー搬送手段
29と、この第2トナー搬送手段から転移された前記帯
電トナーを現像して可視像化する像担持体12とを備え
た現像装置において、前記第1トナー搬送手段に磁界発
生層を設け、その磁界発生層の着磁ピッチを1〜5mm
に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、複写機、デジタル複
合機、レ−ザ−プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装
置に用いられる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、感光体1と現像スリーブ4との
間に搬送ベルト6を形成させる2段現像方式の構成図で
ある。現像スリーブ4は磁界発生層を形成したローラ
で、このローラに弾性を有するドクターブレード5が当
接している。前記現像スリーブ4は磁界によって磁性を
有するトナーを周面に保持させている。前記ドクターブ
レード5は前記現像スリーブ4上に形成するトナー層の
層厚を規制し、かつ前記トナーを摩擦帯電させる。搬送
ベルト6は、その表面に誘電層を有し、前記現像スリー
ブ4と感光体1に対し所定面積の領域をもって接触して
いる。またその表面には、現像スリーブ4からの帯電さ
れたトナー3が電気的な力によって転移されている。感
光体1は図示しない潜像手段により、その表面に像を形
成し、前記搬送ベルト上に付着している帯電トナー3を
前記潜像部分に転移付着させて可視像化する。
【0003】また図7は、感光体ベルト8と磁性の現像
ローラ11を直接接触させる現像方式である。現像ロー
ラ11は、その表面もしくは表面層近くに磁界発生層を
形成したローラで、このローラにドクターブレード10
が当接している。前記現像ローラ11は磁界によって磁
性を有するトナーを、その表面に保持させている。前記
ドクターブレード10は前記現像ローラ11上に形成す
るトナー層の層厚を規制し、かつ前記トナーを摩擦帯電
させる。感光体ベルト8はその表面上に図示しない潜像
手段により像を形成させ、前記現像ローラ11上に帯電
されたトナーTを潜像部分に転移付着させて可視像化す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
7の感光体ベルト8と磁性の現像ローラ11を直接接触
させ略同周速で回転させる現像方式では、現像ローラ1
1の周面を着磁する着磁ピッチがそのまま画像欠点とし
て図8に示すようにピッチムラが生じるため、前記現像
ローラ11を3〜4倍周速度を上げて、着磁ピッチをで
きる限りの最小ピッチにして実現させていた。しかし前
記着磁ピッチにおいては、着磁時の磁気干渉等が生じ、
平均的な磁束が現像ローラ11表面上に形成できなくな
ること、さらには所定の磁束が得られない等の問題があ
った。その問題を除くため現像ローラ11を速く回転さ
せることにより、供給不足のトナーを補っていたが、黒
ベタ記録及び中間調記録におけるトナー寄り、あるいは
ジター等の問題が新たに発生した。
【0005】図9が黒ベタ及び中間調記録におけるトナ
ー寄りの原因となるトナー溜りを示したもので、これは
現像ローラ11から感光体ベルト8に供給するトナーが
供給過剰となったときに生じる。特に黒ベタ記録時の終
端部にトナーが余分に付着する。
【0006】これ等の問題を上記図3の感光体1と現像
スリーブ4との間に搬送ベルト6を介した2段現像方式
を採用して、現像スリーブ4の回転を前記搬送ベルト6
で一旦受けさせて感光体1に現像させるようにした。こ
れにより前記着磁時の磁気干渉等をなくせる着磁ピッチ
まで幅がとれ、さらにその分、現像ローラの周速度を上
げても、現像部分とは直接関係のない搬送ベルト6上に
トナーを転移させているので問題は生じなかった。
【0007】ところが前記現像スリーブ4の着磁ピッチ
を5mm以上にさせると、着磁する磁極間の間隔が開
き、その磁極間において磁束回路が形成されるとしても
着磁間隔が広がっているため、その間の磁束回路は弱い
ものとなり不安定となる。さらに現像ローラ上の着磁し
た磁極間の中間点はもともと磁気中和状態でトナーを吸
引し保持するだけの磁力はなく、磁極間を結ぶ磁束によ
ってトナー同士が吸着し、前記中間点を覆っているに過
ぎずない。したがってその部分は着磁した磁極間の間隔
が大きければ、磁束力も弱くそれだけ機械的な力によっ
て位置が振られることになる。そのため搬送ベルト6に
接触し、かつ周速度が前記搬送ベルトより速い現像スリ
ーブが、該搬送ベルト上にトナーを転移させるとき、前
記磁極間の中間位置に存在するトナーが前記接触により
位置が振られ、その結果搬送ベルト上でトナー層ムラを
引き起こす。そのために現像において、トナー画像の濃
度ムラを生じさせるという問題があった。
【0008】本発明は、感光体1と現像スリーブ4との
間に搬送ベルト6等の中間搬送手段を形成させる2段現
像方式において、前記現像スリーブに適正量のトナー保
持とトナー搬送力を確保し、前記搬送ベルト6上にトナ
ー層ムラが生じないように、安定した均一薄層トナー層
を維持できるようにして画像濃度ムラのない現像装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明の現像装置では、一成分系のト
ナーをその表面に付着させて搬送する第1トナー搬送手
段に磁界発生層を設け、その磁界発生層の着磁ピッチを
1〜5mmとしたことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明の現像装置では、一成
分系のトナーをその表面に付着させて搬送する第1トナ
ー搬送手段に磁界発生層を設け、その磁界発生層の着磁
ピッチを1〜5mmで、その磁束密度が10〜50テス
ラであることを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明の現像装置では、一成
分系のトナーをその表面に付着させて搬送する第1トナ
ー搬送手段に磁界発生層を設け、その磁界発生層の着磁
ピッチを1〜5mm、その磁束密度が10〜50テスラ
で、前記第1トナー搬送手段に接触するトナー量規制手
段を磁性材にしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】前記請求項1記載の構成によれば、第1トナー
搬送手段の磁界発生層の着磁ピッチを1〜5mmとする
ことにより、着磁時、磁気干渉のない着磁状態が得ら
れ、所定の磁力を確保できると共に、第1トナー搬送手
段から第2トナー搬送手段へトナーを転移させるときに
生じるトナー層ムラを防げる着磁状態がとれる。よって
トナー量規制手段によるトナー薄層化が容易にでき、適
正量のトナーをムラなく供給することが可能となる。
【0013】前記請求項2記載の構成によれば、第1ト
ナー搬送手段の磁界発生層の着磁ピッチを1〜5mmと
したことに加えて、さらにその着磁量の磁束密度を10
〜50テスラにすることにより、前記第1トナー搬送手
段の磁界発生層が保持するトナー量が環境や経時変化の
影響に関係なく適量に安定的に保持され、かつトナー量
規制手段によるトナー薄層化が容易にでき、前記第1ト
ナー搬送手段から前記第2トナー搬送手段へトナーを供
給するときには、トナー層ムラが防げる適正量のトナー
をムラなく供給することが可能となる。
【0014】前記請求項3記載の構成によれば、第1ト
ナー搬送手段の磁界発生層の着磁ピッチを1〜5mmと
し、さらにその着磁量の磁束密度を10〜50テスラに
したことに加えて、さらにトナー量規制手段に磁性材を
備えることにより、該磁性材が第1トナー搬送手段の磁
界発生層に吸引され、かつ圧接状態になるので、トナー
量規制手段の長手方向のそり、撓み等から生じる片あた
りや圧接力のムラがなくなり、前記第1トナー搬送手段
上のトナー層厚を安定して規制できる。よってトナー層
ムラが防げる適正量のトナーをムラなく供給することが
可能となる。
【0015】
【実施例】本願発明の一実施例について説明する。
【0016】図1は、本願発明の一実施例に係る画像形
成装置の構成を示したものである。40は装置本体で、
上構造体40aと下構造体40bとで構成されている。
前記上構造体40aは前記下構造体40bに軸50によ
って開閉自在に軸支されている。12は像担持体で、そ
の周囲に帯電手段13、現像装置14、転写手段15、
クリーニング手段16及び前記像担持体12上に潜像さ
せる光書込み手段17が配置されている。18は記録紙
Pを内在させた給紙カセットで、記録紙Pは給紙ローラ
19により繰り出され、レジスト手段20と同期をとっ
て前記像担持体12の下側に搬送される。前記像担持体
12は矢印A方向に回転し、前記帯電手段13によって
一様に帯電された後、前記光書込み手段17からのレー
ザー光に照射されて静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像装置のトナーよって可視像化される。このトナー
の可視像は前記像担持体12の下側に搬送されてきた記
録紙Pの上面に転写手段15により転写され、さらに定
着手段21によって定着される。この記録紙Pは排紙ロ
ーラ22によって排出され排紙トレイ23にスタックさ
れる。
【0017】24はトナーカートリッジで、補給トナー
部24aと回収したトナーを貯蔵する廃トナー部24b
と一体の構成になっている。前記補給トナー部24aに
充填されているトナーは、一成分系の磁性トナーあるい
は一成分系高抵抗トナーでアジテータ25によりトナー
搬送ローラ26に送られ、そこで適量づつ現像装置14
のトナー溜め14bへ補給される。現像装置14の撹拌
補給部材27は第1トナー搬送手段28へトナーを適量
補給をするようになっている。
【0018】図2は現像装置の要部構成を示す。
【0019】28は第1トナー搬送手段である第1トナ
ー搬送ローラで、その表面に磁界発生層を有している。
30はトナー量規制手段であるドクターブレードで、弾
性を有す部材で形成され、前記第1トナー搬送ローラ2
8に当接している。29は第2トナー搬送手段である第
2トナー搬送ローラで、導電性ゴム等により形成された
誘電層を有し、適正な当接量を維持して前記第1トナー
搬送ローラ28と前記像担持体12に当接している。
【0020】前記トナー溜め14bに補給されたトナー
は、前記撹拌補給部材27により適量づつ前記第1トナ
ー搬送ローラ28に補給され、該第1トナー搬送ローラ
28の磁界発生層の磁力により吸着され保持される。前
記第1トナー搬送ローラ28に保持されたトナーは、前
記ドクターブレード30でトナー層厚の規制を受けると
共に適正な極性に摩擦帯電される。本実施例での帯電極
性はマイナスであるが、このときトナー同士の摩擦によ
り逆帯電トナー33b(プラス)がわずかに発生する場
合がある。
【0021】この逆帯電トナーは、現像時に像担持体上
の潜像以外の部分に転移付着して、記録紙の地肌汚れを
生じさせるため、前記第1トナー搬送ローラ28上にあ
る逆帯電トナー33bを、先ず第2トナー搬送ローラ2
9に転移させないように除去する必要がある。そのため
に前記第1トナー搬送ローラ28と第2トナー搬送ロー
ラ29との間にバイアス電圧を印加させるバイアス手段
32を設け、その電気的な力によって適正帯電トナー3
3aのみが前記第1トナー搬送ローラ28から第2トナ
ー搬送ローラ29へ転移していくようにして、逆帯電ト
ナー33bの転移を防止している。したがって第2トナ
ー搬送ローラ29には適正帯電トナー33aのみが転移
していき、逆帯電トナー33bは前記第1トナー搬送ロ
ーラ28上に残り前記トナー溜め14bに回収される
か、再び前記ドクターブレード30によって規制され、
かつ適正な極性に摩擦帯電されるかの形となる。このト
ナー層33は十数μm以下の薄い層である。
【0022】図3は横軸に着磁ピッチ、縦軸に磁力(テ
スラ)の関係を示した線図35である。この線図35
は、第1トナー搬送ローラ28の磁界発生層に一定の着
磁量を印加したときの着磁された磁力の変化を計測した
もので、着磁ピッチが1以下になると急激ら低下し、ピ
ッチが微細になればなるほど着磁の量が低下している。
これは着磁時において、隣接された着磁電極に磁気が飛
び、かつ電極間で着磁時の磁気干渉等が生じるためであ
る。したがって本発明の構成では隣接する電極の接近間
隔は約1mmが限度となる。
【0023】図4は横軸に着磁ピッチ、縦軸に記録画像
に発生したトナー層ムラの箇所数の関係を表した線図3
6である。トナー層ムラの箇所数は、着磁ピッチが大き
くなると増加の傾向があり、特に着磁ピッチ5mm以上
になると急激に増加する。これは着磁ピッチ間隔が大き
くなったことにより、着磁する磁極間の間隔が開き、そ
の磁極間において磁束回路が形成されるとしても着磁間
隔が広がっているため、その間の磁束回路は弱いものと
なり不安定となる。さらに現像ローラ上の着磁した磁極
間の中間点はもともと磁気中和状態でトナーを吸引し保
持するだけの磁力はなく、磁極間を結ぶ磁束によってト
ナー同士が吸着し、前記中間点を覆っているに過ぎずな
い。したがってその部分は着磁した磁極間の間隔が大き
ければ、磁束力も弱くそれだけ機械的な力によって位置
が振られることになる。そのため搬送ベルト6に接触
し、かつ周速度が前記搬送ベルトより速い現像スリーブ
が、該搬送ベルト上にトナーを転移させるとき、前記磁
極間の中間位置に存在するトナーが前記接触により位置
が振られ、その結果搬送ベルト上でトナー層ムラを引き
起こす。よって本実施例では着磁ピッチの上限を5mm
以下に設定することにより、画像濃度に影響を及ぼすト
ナー層ムラを低減でき、かつ前記トナー層ムラの発生を
防止することができる。
【0024】図5は横軸に磁力、縦軸に第1トナー搬送
ローラ上のトナー量の関係を示した線図37である。第
1トナー搬送ローラ上に吸引されるトナーは、均一に安
定的に、しかも薄層化できることが必要である。そのた
め第1トナー搬送ローラがトナーをどの程度、磁力で保
持できるかにかかっている。特に図5において着磁量が
a領域の10テスラ以下であると、トナーの付着量にお
いて非常に不安定となり急激に低下する。これはトナー
を保持するだけの磁力が備わっていないことからであ
る。また着磁量がb領域の50テスラ以上になると、磁
性材のドクターブレードを使用しているため、第1トナ
ー搬送ローラとの吸着力が増加すると共に当接圧が上が
り、第1トナー搬送ローラの磁力によるトナー量の付着
力よりも前記ドクターブレードの規制が上回り、結果と
してトナー付着量が減少していくようになる。したがっ
て着磁量がc領域の範囲、すなわち10〜50テスラで
あれば安定したトナーの付着量が得られることになる。
なお、前記トナー量規制手段の材質として、マルテンサ
イト系のステンレス材を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】前記請求項1に係る発明によれば、第1
トナー搬送手段の磁界発生層を有するローラの着磁ピッ
チを1〜5mmにすれば、着磁時における隣接電極間の
影響は避けられ、所定の着磁量を得ることができ、かつ
第2トナー搬送手段に対してもトナー層ムラが生じない
ようにトナーを転移させることができる。したがってト
ナー層厚の変動による画像濃度ムラが低減でき、地肌汚
れや画像ムラのない画像品質が得られる。
【0026】前記請求項2に係る発明によれば、第1ト
ナー搬送手段の磁界発生層に所定量のトナーを保持させ
る磁力に幅をもたせることができるから、装置内温度あ
るいは外気温度等の環境変化に対しても十分に対応で
き、さらに均一の薄層化したトナー層も形成でき、安定
的に第2トナー搬送手段に対して転移付着ができる。ま
たさらに第1トナー搬送ローラ自体あるいはドクターブ
レードの経時変化にも対応がとれる。よってトナー層厚
の変動による画像濃度ムラが低減でき、地肌汚れや画像
ムラのない画像品質が得られ、かつ信頼性の高い現像装
置が得られる。
【0027】前記請求項3係る発明によれば、第1トナ
ー搬送手段の磁界発生層を有するローラに磁性材を有す
るドクターブレードを当接したので、当接圧が均一にな
り、そのため第1トナー搬送手段におけるトナー層の均
一化がさらに図れ、よってトナー層厚の変動による画像
濃度ムラが低減でき、地肌汚れや画像ムラのない画像品
質が得られる。さらにトナー量規制手段の取付け精度や
部品精度の構成が簡単になり、コストの低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概要を示す構成図である。
【図2】本願発明の現像装置の要部構成図である。
【図3】着磁ピッチと磁力の関係を表す線図である。
【図4】着磁ピッチとトナー層ムラを表す線図である。
【図5】磁力と第1トナー搬送ローラ上のトナー量の関
係を示した線図である。
【図6】2段現像方式の従来例である。
【図7】現像装置の従来例を示す断面図である。
【図8】従来例の要部を示す。
【図9】従来例の要部を示す。
【符号の説明】 1…感光体 2…現像器 3…トナー 4,11…現像スリーブ 5,10,30…ドクターブレード 6…搬送ベルト 7…ローラ 8…ベルト感光体 9…補給ローラ 12…像担持体 13…帯電手段 14…現像装置 14a…トナー補給口 14b…トナー溜め 15…転写手段 16…クリーニング手段 24…トナーカートリッジ 24a…補給トナー部 24b…廃トナー部 25…アジテータ 26…トナー搬送ローラ 27…撹拌補給部材 28…第1トナー搬送ローラ 29…第2トナー搬送ローラ 32…バイアス手段 33…トナー層 33a…適正帯電トナー 33b…逆帯電トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松前 巌 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 細川 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宇野 麦二郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 齋藤 廣司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 竹中 英二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 杉山 敏弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山中 哲夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一成分系のトナーをその表面に付着させ
    て搬送する第1トナー搬送手段と、前記第1トナー搬送
    手段によって搬送される前記トナー量を規制すると共
    に、前記トナーを摩擦帯電させるトナー量規制手段と、
    前記第1トナー搬送手段に接触して前記帯電されたトナ
    ーを吸引して表面に転移させる第2トナー搬送手段と、
    この第2トナー搬送手段から転移された前記帯電トナー
    を現像して可視像化する像担持体とを備えた現像装置に
    おいて、前記第1トナー搬送手段に磁界発生層を設け、
    その磁界発生層の着磁ピッチが1〜5mmであることを
    特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 一成分系のトナーをその表面に付着させ
    て搬送する第1トナー搬送手段と、前記第1トナー搬送
    手段によって搬送される前記トナー量を規制すると共
    に、前記トナーを摩擦帯電させるトナー量規制手段と、
    前記第1トナー搬送手段に接触して前記帯電されたトナ
    ーを吸引して表面に転移させる第2トナー搬送手段と、
    この第2トナー搬送手段から転移された前記帯電トナー
    を現像して可視像化する像担持体とを備えた現像装置に
    おいて、前記第1トナー搬送手段に磁界発生層を設け、
    その磁界発生層の着磁ピッチが1〜5mmで、その磁束
    密度が10〜50テスラであることを特徴とする現像装
    置。
  3. 【請求項3】 一成分系のトナーをその表面に付着させ
    て搬送する第1トナー搬送手段と、前記第1トナー搬送
    手段によって搬送される前記トナー量を規制すると共
    に、前記トナーを摩擦帯電させるトナー量規制手段と、
    前記第1トナー搬送手段に接触して前記帯電されたトナ
    ーを吸引して表面に転移させる第2トナー搬送手段と、
    この第2トナー搬送手段から転移された前記帯電トナー
    を現像して可視像化する像担持体とを備えた現像装置に
    おいて、前記第1トナー搬送手段に磁界発生層を設け、
    その磁界発生層の着磁ピッチを1〜5mm、磁束密度を
    10〜50テスラとし、かつ前記第1トナー搬送手段に
    接触する前記トナー量規制手段を磁性材で形成したこと
    を特徴とする現像装置。
JP6184158A 1994-05-12 1994-07-14 現像装置 Pending JPH0830104A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184158A JPH0830104A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 現像装置
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