JPH0614737A - 油揚げの製造方法 - Google Patents

油揚げの製造方法

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JPH0614737A
JPH0614737A JP4196007A JP19600792A JPH0614737A JP H0614737 A JPH0614737 A JP H0614737A JP 4196007 A JP4196007 A JP 4196007A JP 19600792 A JP19600792 A JP 19600792A JP H0614737 A JPH0614737 A JP H0614737A
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JP
Japan
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fried
bean curd
fried bean
oil
deep
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JP4196007A
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English (en)
Inventor
Iwao Sasaki
巌 佐々木
Keiichi Sasaki
慶市 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1枚1枚の油揚げに新鮮な食油が使用されて
衛生的で品質が向上し、食油の含有量を自由に調整で
き、作業環境を損なわない油揚げの製造方法を提供す
る。 【構成】 油揚げ生地に適量の食油を添加した材料を金
型にいれて焼成する油揚げの製造方法であり、この金型
を植物・動物・静物等を形取った形状と、一口で食べら
れる大きさとすること、及び油揚げ生地に動物性蛋白質
や野菜類や海藻類を適量混入し、あるいは、調味料や着
色料を加えて味付けや色付けを行う油揚げの製造方法で
ある。こうして形が楽しめて、味付けや形状に適した色
付けをした一口油揚げとすることにより、そのまま食べ
られる弁当の副食品として好適な油揚げが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食油の無駄をなくし、
製品は全て新しい食油が使用されて品質が向上し、含油
量が自由に調節可能な油揚げの製造方法に関するもの
で、さらに弁当の副食物として好適な美味しくて見た目
に美しく調理なしでそのまま食べられる、一口型の油揚
げの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油揚げには一般用の「出し揚げ」と、い
なり寿司用の「すし揚げ」があり、その製法は大豆を材
料とする油揚げ生地を長方形の板状にしたものを揚げ鍋
に投入して揚げるのが一般的であり、最近、金型の内面
に食油を塗布して、その中に油揚げ生地を投入し焼成す
る方法が特開平4−40873号公報に開示され、また
油揚げ材料の表面に食油を塗布したものを大気中で遠赤
外線ヒータにより直接加熱して焼成する方法が特開平4
−8262号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の油揚げ製造の油
の使い方は、「揚げ鍋法」では油が劣化して一定時間毎
に取り替える必要があるため油の消費量が増大し、油の
入替えのため作業が中断して能率を阻害し、さらに加熱
により分解した油の分子の重合によるアクロレインを主
成分とする油煙が生じて、作業環境を悪化させ周囲を汚
染する等の問題があり、また「金型焼成法」ではその都
度金型に油を塗布するが、その油が金型から垂れ落ちる
等して無駄が多いといった問題があり、「赤外線焼成
法」では材料を油槽に漬けて食油を塗布したものをコン
ベアで移動中に遠赤外線ヒーターにより焼成するので、
焼成中に食油が垂れ落ちて無駄となり、製品の内部に浸
透しにくいといった問題があった。
【0004】本発明の目的は、食油の無駄をなくし、常
に新しい油が使用されて品質が向上し、含油量が自由に
調節できる油揚げの製造方法を提供することと、この製
造方法により調理が不要でそのまま食用に供することが
でき、形状や色彩が美しく美味で、特に弁当の副食品と
して好適な一口型の油揚げの製造方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
のこの発明は、油揚げ生地に適量の食油を添加した材料
を金型に入れて焼成する油揚げの製造方法である。
【0006】また、上記製造方法において、上記金型
を、植物・動物・静物等を形取った形状と、一口で食べ
られる大きさを持ったものとした油揚げの製造方法であ
る。
【0007】また、上記油揚げ生地に、該油揚げ生地の
量を越えない範囲で魚のすり身・卵白・野菜類・穀類及
び穀類加工品・海藻類を単独または複数種混合して混入
した、油揚げの製造方法である。
【0008】また、上記油揚げ材料に、天然調味料・化
学調味料・うま味抽出物等の調味料およびまたは天然着
色料・合成着色料・色素抽出物等の着色料を適量添加し
た、油揚げの製造方法である。
【0009】
【作用】本発明方法は油を材料に含ませる新しい方法に
よるため、製品に含ませる油の量は好みに応じて自由に
調節できる特徴があり、このため従来の「すし揚げ」が
普通に作った油揚げをさらに煮沸して油抜きしていたの
であめが、本発明によるとこのような二度手間をかける
ことなく「すし揚げ」と同様品質のものが得られる。
【0010】油を含んだ材料を金型に入れて焼くと、油
が熱により滲出して材料が金型に付着することなく美し
く焼き揚げることができて、1個1個の製品は全て新し
い油が使用されることとなって品質が向上し、油の無駄
がなくて経済的である。
【0011】また、花や動物等の形状としてそれに似合
った色を付けることで見た目を楽しませることができ、
一口で食べられる大きさとしたこにより調理が不要でそ
のままたべられるものとなり、さらに動物性蛋白質や野
菜や穀類や海藻を加えることにより栄養価を高め、味付
けすることで美味しく食べられる。このような性質によ
り弁当の副食品として最適なものである。
【0012】
【実施例】油揚げ材料の配合例を示す。 (配合例1) 油揚げ生地 10kg サラダ油 500cc この配合によると普通の油揚げが得られる。
【0013】(配合例2) 油揚げ生地 7kg 魚のすり身 2kg 卵白 1kg サラダ油 450cc 食塩 少量 グルタミン酸ソーダ 少量 着色料 少量 この配合によると魚のすり身が焼成時の膨張を低下させ
るが、卵白を混入することで膨張の低下を補うことがで
き、植物性と動物性の蛋白質が程よく配分されて揚げ半
の味を加味した美味しい油揚げが得られる。
【0014】(配合例3) 油揚げ生地 8kg 千切り大根 1kg ひじき 1kg サラダ油 500cc この配合によると成人病の予防に効果のある健康食品と
しての油揚げが得られる。
【0015】(配合例4) 油揚げ生地 8kg 煮豆ひき割り 1kg 刻み昆布 1kg サラダ油 500cc 食塩 少量 グルタミン酸ソーダ 少量 この配合によると歯応えが良く、栄養豊富で美味しい油
揚げが得られる。
【0016】次に一口形の油揚げの形状例を図面に示
す。図1は梅の花、図2は紅葉、図3は末広、図4は亀
であって、この他種々の物を形取ることができ、例えば
花形により四季をあらわすとか、祝事用に縁起のよいも
のの形を使用する等である。これらのものは一口で食べ
られる大きさとすることにより弁当用として好適なもの
となる。
【0017】焼成は、多数の金型がコンベアにより移動
する間に電熱ヒーター等の熱源により加熱される装置を
使用するもので、金型には焼成時に生じる水蒸気を抜く
脱気孔を設けるものであり、焼成の温度や時間は金型の
大きさや材料の組成により異なるから実験により定める
ものであるが、例えば焼き始めは低い温度の80°C位
からコンベアの進行につれて徐々に120°C位に上昇
させて、金型内で水分の蒸発と材料の膨張を促し、最終
段階で160°C位に温度を上げて薄いきつね色に焼き
上げるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したこの発明に係わる油揚げの
製造方法によれば、材料に食油を混入して金型により焼
成するため、食油の無駄が全く無くなり、一つ一つの製
品がすべて新しい食油が使用されるので品質が向上する
とともに、含油量の調節が自在にでき、従来の揚げ鍋法
における廃油の処理も不要となり、金型焼成法における
金型に食油を塗布する工程も不要となって大幅なコスト
の低下が得られる。また、金型を種々な物を形取った形
状の一口で食べられる大きさとし、味や色を付したこと
により、見た目に楽しく美しくて調理が不要で弁当の副
食品として好適な油揚げが得られる。又油揚げ生地に動
物性蛋白質や野菜や穀類や海藻を混入することにより、
美味しくて栄養価の高い油揚げが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形した油揚げの一例として梅の花を形取った
ものを示す図である。
【図2】成形した油揚げの一例として紅葉を形取ったも
のを示す図である。
【図3】成形した油揚げの一例として末広を形取ったも
のを示す図である。
【図4】成形した油揚げの一例として亀を形取ったもの
を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油揚げ生地に適量の食油を添加した材料
    を金型に入れて焼成することを特徴とする、油揚げの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記金型を、植物・動物・静物等を形取
    った形状と、一口で食べられる大きさを持ったものとし
    た請求項1記載の油揚げの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記油揚げ生地に、該油揚げ生地の量を
    越えない範囲で魚のすり身・卵白・野菜類・穀類及び穀
    類加工品・海藻類を単独または複数種混合して混入し
    た、請求項1,2記載の油揚げの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記油揚げ材料に、調味料およびまたは
    着色料を適量添加した、請求項1,2,3記載の油揚げ
    の製造方法。
JP4196007A 1992-06-29 1992-06-29 油揚げの製造方法 Pending JPH0614737A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428839A (en) * 1977-08-02 1979-03-03 Riyouzou Kitamura Production of instant food with texture similar to fried bean curd
JPS62138144A (ja) * 1985-12-11 1987-06-20 Shiyoubee:Kk 大豆加工食品
JPH0440873A (ja) * 1990-06-04 1992-02-12 Seiji Tasaka 油揚製造方法及び装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428839A (en) * 1977-08-02 1979-03-03 Riyouzou Kitamura Production of instant food with texture similar to fried bean curd
JPS62138144A (ja) * 1985-12-11 1987-06-20 Shiyoubee:Kk 大豆加工食品
JPH0440873A (ja) * 1990-06-04 1992-02-12 Seiji Tasaka 油揚製造方法及び装置

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