JPH06146637A - 機械式駐車場及びその携帯用操作ボックス - Google Patents

機械式駐車場及びその携帯用操作ボックス

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JPH06146637A
JPH06146637A JP29563192A JP29563192A JPH06146637A JP H06146637 A JPH06146637 A JP H06146637A JP 29563192 A JP29563192 A JP 29563192A JP 29563192 A JP29563192 A JP 29563192A JP H06146637 A JPH06146637 A JP H06146637A
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JP
Japan
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connectors
space
parking
spaces
box
Prior art date
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Application number
JP29563192A
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English (en)
Inventor
Koichi Oba
浩一 大場
Shinji Kadota
伸治 門多
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械式駐車場の組立時あるいは制御盤の制御
装置故障時に、この制御装置の機能を代行することので
きる携帯用操作ボックスを提供すること。 【構成】 携帯用操作ボックス30は、駐車フロアにお
ける複数のスペースボックス内の複数のコネクタと接続
可能な複数のコネクタを1組とする複数組の中継用コネ
クタ31−1P〜31−5Pを有する。インバータ装置
40は、これら複数組のコネクタを通して接続された前
記区分スペースの駆動ユニットに給電を行う。コントロ
ーラ30は、前記複数組のコネクタを通して接続された
前記区分スペースの前記駆動ユニットを制御する。操作
部32は、前記コントローラに対してどの区分スペース
の前記駆動ユニットを制御するかを指定するスペース選
択スイッチ群S32−1〜S32−5とパレットの移動
方向を指定する切換スイッチS32−6及び前記コント
ローラへ起動を指定する起動スイッチS32−7等を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットに車両を搭載
して区分スペースに駐車を行う機械式駐車場及びその組
立時あるいは制御装置の故障時にこの制御装置の機能を
代行する携帯用操作ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、都市部の土地不足と自動車台数の
増大に伴ない、建物の地下スペースにできるだけ多量の
自動車を収納するため、以下のような地下駐車場が採用
され始めている。その地下駐車場は図4〜6に示される
ように、地下にエレベータピット101と駐車スペース
102を堀り、エレベータピット101には、ガイドレ
ール103を設置してリフタ104を昇降自在に取付け
ている。また、駐車スペース102には、複数階層(こ
こでは3層)の駐車フロアを構成する。各駐車フロアに
は駐車フレーム105を碁盤目状に並べ、1つの駐車フ
レーム105を自動車1台分の区分スペースとして利用
するようにしている。
【0003】たとえば、図示の例ではピット101の部
分を除いて駐車スペース102の床面に8台分の駐車フ
レーム105を設置しており、さらに支柱106で支え
られた2層目, 3層目にも8台分の駐車フレーム105
を搭載している。そして、図6に示した3層目の駐車フ
ロアについて言えば、各駐車フレーム105上には
「空」で示した2カ所を残してパレット111〜116
を載せている。これらのパレットは駐車フレーム105
に取付けられている車輪を回転させて縦方向(パレット
の長手方向)および横方向(パレットの幅方向)に動か
され、各パレットを縦横に動かして、パレット上に載せ
られた自動車の出し入れをするようになっている。
【0004】ところで、上記のような複層式の地下駐車
場では、駐車スペース102の床面上に並べられた多数
の駐車フレーム105の間に支柱106を立て、その上
に2層目の駐車フレーム105を固定して工事を進めな
ければならない。3層目以上の駐車フレームも同様にし
て工事する必要がある。
【0005】しかるに、地下駐車場は天井高さが低いた
め、クレーン車などを持ち込むことができない。そこ
で、従来は前記支柱や、その他駐車設備用の部品、工
具、資材などは天井にあらかじめ取りつけた多数の吊り
ピースに順次チェーンブロックを吊り、それらのチェー
ンブロックを利用して吊り下げながら搬送し、据え付け
るようにしていた。
【0006】また、駐車フレーム105を据付ける前に
前記支柱106などをあらかじめ組みつけて一体化し、
搬送据えつけを行う工法も用いられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
工法によれば、あらかじめ地下室の天井全体に多数の吊
りピースを取りつけなければならず、きわめて繁雑であ
る。さらに、支柱106等の重量部品をチェーンブロッ
クから次のチェーンブロックへの空中移動を繰り返しな
がら所望位置まで運ぶ必要があり、作業性が悪く、人手
がかかり、安全性の確保にも気を遣う必要がある。
【0008】また、駐車フレーム105にあらかじめ支
柱106などを組みつけてから搬送する方法を採用する
場合は、重量配分が不均一になり、運搬時に不安定とな
って危険性が高い。また、据付位置以外の場所でいった
ん組みつけ、そのうえで搬送するのは効率的でない。
【0009】一方、各駐車フレーム105には、前述し
た車輪を駆動するためのモータやその他の駆動系を有す
る駆動ユニットやパレットの移動量を検出するためのセ
ンサを含む複数種類のセンサからなる検出系が設置され
る。これらの駆動ユニットや検出系は、床面に設置され
た制御盤107内の制御装置と接続され、この制御装置
は駐車フレーム毎に駆動ユニットを集中制御する。した
がって、一旦、制御装置に故障が発生すると、パレット
の移動は不可能であり、自動車を出庫させることができ
なくなってしまう。
【0010】以上のような問題点に鑑み、本発明の第1
の課題は、組立性能を改善するのに適した機械式駐車場
を提供することにある。
【0011】本発明の第2の課題は、機械式駐車場の組
立時あるいは制御盤の制御装置故障時に、この制御装置
の機能を代行することのできる携帯用操作ボックスを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数階層の駐
車フロアを有し、各駐車フロアに、マトリクス状に区画
された複数の区分スペースを設定して該区分スペース上
を前後及び左右方向に移動可能に前記区分スペースの数
より少ない複数のパレットを配置すると共に、前記区分
スペース毎に前記パレットを移動させるための駆動ユニ
ットを設置して成る機械式駐車場において、前記区分ス
ペース毎に、更に、前記駆動ユニットへの給電や該区分
スペースに設けられた各種センサからの検出信号等を中
継するための複数のコネクタを有するスペースボックス
を設け、前記駐車フロア毎に、前記マトリクス状の複数
の区分スペースのうち行あるいは列を構成する複数の区
分スペース毎に、これら行あるいは列を構成する前記ス
ペースボックスに対して前記給電や前記検出信号等を中
継するための複数のコネクタを有する中継ターミナルボ
ックスを設け、すべての駐車フロアの前記中継ターミナ
ルボックスと接続して前記各区分スペースにおける前記
駆動ユニットを制御するための制御盤を有することを特
徴とする。
【0013】本発明によればまた、前記駐車フロアにお
ける複数の前記スペースボックス内の前記複数のコネク
タと接続可能な複数のコネクタを1組とする複数組の中
継用コネクタと、これら複数組のコネクタを通して接続
された前記区分スペースの前記駆動ユニットに給電する
ためのインバータ装置と、前記複数組のコネクタを通し
て接続された前記区分スペースの前記駆動ユニットを制
御するためのコントローラと、該コントローラに対して
どの区分スペースの前記駆動ユニットを制御するかを指
定するスペース選択スイッチ群と前記パレットの移動方
向を指定する切換スイッチ及び前記コントローラへ起動
を指定する起動スイッチ等を有する操作部とを有するこ
とを特徴とする上記機械式駐車場用の携帯用操作ボック
スが得られる。
【0014】
【作用】本発明による機械式駐車場は、その組立施工に
際し、一層目の駐車フロアへの駐車フレームの組付けが
終了すると、中継ターミナルボックスあるいはスペース
ボックスを利用して一層目のすべての駐車フレーム上で
パレットを移動させることが可能となる。このことか
ら、2層目の駐車フロアを組み付ける際には、一層目の
パレットに支柱、その他の組付け要素を搭載して所望の
場所に搬送することができる。3層目以上の駐車フロア
を組み付ける際にも、同様にして、その直下の階層のパ
レットを組付け要素の搬送に利用する。
【0015】一方、携帯用操作ボックスは、上記のよう
な組立施工時、あるいは制御装置の故障時に、所望の駐
車フロアのすべての駐車フレームについてパレットを所
望の場所へ移動させるために使用される。
【0016】
【実施例】図1〜図3を参照して本発明の実施例につい
て説明する。本実施例では、図4〜図6に示した機械式
駐車場と同様に、3階層の駐車フロアを有し、1階層に
ついて8台分の駐車フレーム105を設置した場合につ
いて示している。それ故、図4〜図6に示された構成要
素と同じ部分には同じ番号を付して説明は省略する。図
1は、図6と同様のある階層における駐車フロアを示し
ており、各駐車フレーム105にはスペースボックス1
1〜18が設置され、リフタ104にもスペースボック
ス19が設置されている。
【0017】図2を参照して、スペースボックス11に
ついて言えば、対応する駐車フレーム105には、パレ
ット駆動用の複数のモータM11a,M11b,M11
cへの給電を中継するためのコネクタC11−1、上記
モータへの給電線に挿入された接点ca1,ca2を開
閉する電磁接触器Mg1,Mg2及びこれらへの給電を
中継するためのコネクタC11−2、駐車フレーム10
5上のパレットの位置検出に必要な複数のセンサS11
a〜S11eへの給電あるいは検出信号を中継するため
のコネクタC11−3を収容している。なお、コネクタ
C11−1〜C11−3は、後で述べられるコネクタも
含めて多芯型、すなわち、複数本の信号線を接続するも
のである。他のスペースボックス12〜18についても
まったく同様であり、スペースボックス19については
モータの数、電磁接触器の数、センサの種類等が異なる
ものの、これらのための複数のコネクタを収容している
点では同じである。
【0018】複数の駐車フレームのうち、行あるいは列
を構成する複数の駐車フレーム、ここでは列を構成する
3つの駐車フレームのスペースボックス11〜13から
の信号線を集約するために複数のコネクタを収容した中
継ターミナルボックス21が設けられている。同様にし
て、中継ターミナルボックス22はスペースボックス1
4〜16からの信号線を集約し、中継ターミナルボック
ス23はスペースボックス17,18からの信号線を集
約する。なお、図2では中継ターミナルボックス21の
みを図示し、コネクタもスペースボックス11用のコネ
クタC21−1,C21−2,C21−3のみを図示し
ている。中継ターミナルボックス21は、コネクタC2
1−1〜C21−3の一次側にそれぞれレセプタクルC
21−1R〜C21−3Rを有し、これらのレセプタク
ルは、通常、制御盤107内に設けられる。以上の点は
中継ターミナルボックス22,23についても同じであ
る。
【0019】携帯用操作ボックス30は、本機械式駐車
場の組立時あるいは制御盤107内の制御装置の故障時
に、制御装置の機能を代行するものであり、後に詳しく
説明する。携帯用操作ボックス30は、中継ターミナル
ボックス21〜23のレセプタクルあるいはスペースボ
ックス内のレセプタクル(スペースボックス11につい
て言えば、レセプタクルC11−1R〜C11−3R)
と接続可能な多数のプラグをコネクタとして有するが、
図2ではレセプタクルC21−1R〜C21−3Rと接
続されるプラグC30−1P〜C30−3Pのみを図示
している。携帯用操作ボックス30に設けられる上記プ
ラグの数は、本実施例の場合、一層の駐車フロアにおけ
る5〜6個の駐車フレームにおけるパレットを一括制御
できるように設定される。すなわち、図示されたプラグ
C30−1P〜C30−3Pは、スペースボックス11
が設置された駐車フロアにおける駆動ユニットを制御す
るための給電あるいは信号線を中継するためのもので、
携帯用操作ボックス30はこれら3種類のプラグを1組
とするものを5〜6組備えている。
【0020】図3を参照して、携帯用操作ボックス30
は、コントローラ31と操作部32とを有する他に、前
述したモータを駆動するための電源を供給する別置きの
インバータ装置40を有する。ここでは、一層の駐車フ
ロアにおける5個の駐車フレームにおけるパレットを一
括制御するものについて説明する。操作部32は、5個
の駐車フレームのどれを制御対象とするかを指定するた
めの5つの指定スイッチS32−1〜S32−5と、パ
レットの移動方向、すなわち、パレットをその長手方
向、幅方向のいずれの方向に駆動するのかを選択する選
択スイッチS32−6と、コントローラ31に対して起
動を指示するための起動スイッチS32−7とを有す
る。
【0021】コントローラ31は、前述したように、5
個の駐車フレームにおけるパレットを一括制御するため
に5個のプラググループ31−1P〜31−5Pを備え
ている。これらのプラググループ31−1P〜31−5
Pは、中継ターミナルボックス21〜23の一次側のレ
セプタクルあるいはスペースボックス11〜18のレセ
プタクルに接続される。指定スイッチS32−1〜S3
2−5はそれぞれ、プラググループ31−1P〜31−
5Pに接続された駐車フレームを制御対象とすることを
指定する。
【0022】このことにより、コントローラ31は、起
動スイッチS32−7がオンとされると、指定スイッチ
S32−1〜S32−5で指定された駐車フレームにお
けるパレットを、選択スイッチS32−6で選択された
方向に移動させる。コントローラ31はまた、リフタ1
04用のスペースボックス19と接続するためのプラグ
グループ(図示せず)も備えており、リフタ104の昇
降動作を制御することができる。
【0023】インバータ装置40は商用電源(図示せ
ず)と接続され、商用電圧を変換してモータ駆動に必要
な電圧を得るための電源装置として作用する。このよう
なインバータ装置40を使用するのは、パレット移動用
のモータに十分な加減速機能を付与するためである。
【0024】本発明による機械式駐車場は、図3に示さ
れた携帯用操作ボックス30とインバータ装置40とを
使用して以下のように組み立てられる。はじめに、図4
に示すピット101にリフタ104を昇降可能に組立
て、駐車スペース102に一層目の駐車フロアを組み立
てる。そして、一層目の駐車フロアのすべての駐車フレ
ームに駆動ユニットを設置し、図2に示す配線のうち、
駆動ユニットや各種センサから少なくともスペースボッ
クス11〜18までの配線を完了する。二層目の駐車フ
ロアを組み立てるに際しては、携帯用操作ボックス30
を使用して一層目の駐車フレーム上に配置されたパレッ
トを、後述する操作手順で一層目の駆動ユニットにより
移動させるようにし、このパレット上に二層目の組み立
てに必要な支柱106や駐車フレームあるいは駆動ユニ
ット等の重量物を搭載して必要な場所に搬送する。三層
目の駐車フロアの組立ては、二層目の駐車フロアにおけ
る各駐車フレームの駆動ユニットを利用してパレットを
移動可能にして組立てに必要な重量物の搬送を行う。
【0025】次に、携帯用操作ボックス30の操作につ
いて説明する。一層目の駐車フロアの組立てをその配線
も含めて終了したら、携帯用操作ボックス30をインバ
ータ装置40と接続し、インバータ装置40は商用電源
に接続する。そして、携帯用操作ボックス30のプラグ
グループ31−1P〜31−5Pを、中継ターミナルボ
ックス21〜23内のコネクタにおけるレセプタクルか
あるいはスペースボックス11〜18内のコネクタにお
けるレセプタクルに接続する。勿論、接続対象となるの
は、パレットの移動経路を構成するのに必要なすべての
駐車フレームである。例えば、図1の配置で、駐車フレ
ーム105−7から105−8, 105−6を経由して
駐車フレーム105−3までパレットを移動させる場
合、プラググループ31−1P〜31−4Rをそれぞ
れ、スペースボックス17, 18, 16, 13内のコネ
クタにおけるレセプタクルに接続する。
【0026】次に、駐車フレーム105−7上にパレッ
トを配置し、その上に組立てに必要な重量物を搭載す
る。そして、操作部32におけるスペースボックス1
7, 18に対応する指定スイッチをオンとすると共に、
選択スイッチS32−6を長手方向走行側にセットし、
起動スイッチS32−7をオンとする。すると、駐車フ
レーム105−7, 105−8の駆動ユニットが長手方
向走行側に動作し、駐車フレーム105−7上のパレッ
トを駐車フレーム105−8上まで移動させる。パレッ
トの移動停止は、駐車フレーム105−8に設置された
センサからの検出信号にもとづいて制御を行うコントロ
ーラ31により自動的に行われる。
【0027】パレットが駐車フレーム105−8で停止
したら、今度はスペースボックス17に対応する指定ス
イッチはオフとし、新たにスペースボックス16,13
に対応する指定スイッチをオンとすると共に、選択スイ
ッチS32−6を幅方向走行側にセットして起動スイッ
チS32−7を再度オンとする。すると、駐車フレーム
105−8,105−6,105−3の駆動ユニットが
幅方向走行側に動作し、駐車フレーム105−8上のパ
レットを駐車フレーム105−3まで移動させる。以上
のような作業を繰り返すことで、重量物を搭載したパレ
ットを所望の駐車フレームまで移動させ、二層目の駐車
フロアの組立てを行うことができる。
【0028】以上のようにして三層目の駐車フロアの組
立てが終了したら、携帯用操作ボックス30の各プラグ
グループをスペースボックスから取り外し、中継ターミ
ナルボックス21〜23を経由した制御盤107内の制
御装置までの配線接続を行う。
【0029】次に、機械式駐車場を運用中に制御盤10
7内の制御装置が故障した場合には、スペースボックス
11〜19におけるコネクタを外してスペースボックス
11〜19と制御装置とを切離し、携帯用操作ボックス
30のプラググループを接続する。そして、前述したの
と同じ要領で所望のパレットを所望の場所まで移動させ
るようにしてパレット上にある自動車をリフタ104の
前にある駐車フレームまで搬送する。そして、コントロ
ーラ31によりリフタ104の昇降を制御して所望の自
動車を駐車場外に出すことができる。なお、携帯用操作
ボックス30は、数10cm角のボックス状であり、軽
量で持ち運びが容易である。
【0030】上記説明では、携帯用操作ボックス30を
スペースボックス11〜19内で接続するようにしてい
るが、この接続は制御盤107内で行うようにしても良
い。すなわち、中継ターミナルボックス21〜23の一
次側のレセプタクル(C21−1R,C21−2R,C
21−3Rで例示されている)は制御盤107内に集中
しておかれているので、接続、切離し作業が容易であ
り、移動するパレットと離れた場所で操作を行うので、
安全に作業を行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
機械式駐車場は携帯用操作ボックスを使用することで組
立て作業を簡単にすることができる。また、制御盤内の
制御装置に故障が発生しても携帯用操作ボックスによる
制御で所望のパレットを所望の位置に移動させることが
できるので、自動車の搬出に支障をきたすことが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による機械式駐車場のある階層の駐車フ
ロアを上方から見た図である。
【図2】図1に示された駐車フロアにおけるある駐車フ
レームの配線系統と本発明による携帯用操作ボックスと
の接続関係を示した図である。
【図3】図2に示された携帯用操作ボックスの構成を示
した図である。
【図4】本発明が適用される機械式駐車場を側方から示
した図である。
【図5】図4に示された機械式駐車場を図4の左方から
示した図である。
【図6】図4に示された機械式駐車場におけるある階層
フロアを上から見た図である。
【符号の説明】
11〜19 スペースボックス 21〜23 中継ターミナルボックス 30 携帯用操作ボックス 31 コントローラ 32 操作部 40 インバータ装置 101 ピット 102 駐車スペース 104 リフタ 105,105−1〜105−8 駐車フレーム 106 支柱 107 制御盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階層の駐車フロアを有し、各駐車フ
    ロアに、マトリクス状に区画された複数の区分スペース
    を設定して該区分スペース上を前後及び左右方向に移動
    可能に前記区分スペースの数より少ない複数のパレット
    を配置すると共に、前記区分スペース毎に前記パレット
    を移動させるための駆動ユニットを設置して成る機械式
    駐車場において、前記区分スペース毎に、更に、前記駆
    動ユニットへの給電や該区分スペースに設けられた各種
    センサからの検出信号等を中継するための複数のコネク
    タを有するスペースボックスを設け、前記マトリクス状
    の複数の区分スペースのうち行あるいは列を構成する複
    数の区分スペース毎に、これら行あるいは列を構成する
    前記スペースボックスに対して前記給電や前記検出信号
    等を中継するための複数のコネクタを有する中継ターミ
    ナルボックスを設け、すべての駐車フロアの前記中継タ
    ーミナルボックスと接続して前記各区分スペースにおけ
    る前記駆動ユニットを制御するための制御盤を有するこ
    とを特徴とする機械式駐車場。
  2. 【請求項2】 前記駐車フロアにおける複数の前記スペ
    ースボックス内の前記複数のコネクタと接続可能な複数
    のコネクタを1組とする複数組の中継用コネクタと、こ
    れら複数組のコネクタを通して接続された前記区分スペ
    ースの前記駆動ユニットに給電するためのインバータ装
    置と、前記複数組のコネクタを通して接続された前記区
    分スペースの前記駆動ユニットを制御するためのコント
    ローラと、該コントローラに対してどの区分スペースの
    前記駆動ユニットを制御するかを指定するスペース選択
    スイッチ群と前記パレットの移動方向を指定する切換ス
    イッチ及び前記コントローラへ起動を指定する起動スイ
    ッチ等を有する操作部とを有することを特徴とする請求
    項1記載の機械式駐車場用の携帯用操作ボックス。
JP29563192A 1992-11-05 1992-11-05 機械式駐車場及びその携帯用操作ボックス Pending JPH06146637A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101418925B1 (ko) * 2010-11-18 2014-07-15 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 기계식 주차장

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101418925B1 (ko) * 2010-11-18 2014-07-15 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 기계식 주차장

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