JP3018815B2 - 立体駐車設備 - Google Patents

立体駐車設備

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JP3018815B2
JP3018815B2 JP5030010A JP3001093A JP3018815B2 JP 3018815 B2 JP3018815 B2 JP 3018815B2 JP 5030010 A JP5030010 A JP 5030010A JP 3001093 A JP3001093 A JP 3001093A JP 3018815 B2 JP3018815 B2 JP 3018815B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枠組み体の上下の各段
にそれぞれ多数の車両を駐車し得る立体駐車設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の立体駐車設備の構成の一
例を図12に示す。21は、等間隔に立設した支柱に複数の
前後材と左右材を連結した枠組み体であり、前後材と左
右材により上下に複数階(図中では4階)を形成し、各
階床上に前後2列の区画部22(図中では6区画)を形成
している。この枠組み体21に対して、1階には、前列の
2区画部22に、横に隣接した区画部2間を移動自在で、
車両23を載置するパレット24を昇降するリフタを備えた
移動ユニット25(図中では2台)が組み込まれ、2階と
3階には、前列と後列にその各1区画部22を除いて、上
記移動ユニット25(図中では4台)が組み込まれ、4階
には、車両23を載置するパレット24を昇降するリフタを
備えた固定ユニット26(図中では6台)が組み込まれて
いる。また、枠組み体21の3階の左右の側面には、それ
ぞれ消火法に基づくホース接続口(図示せず)を備えた
消火用デッキ27が設けられ、前後の端部には地上からの
梯子28が設けられている。
【0003】この従来構成によると、たとえば図12(a)
の3階の後列中央の移動ユニット25に対して入出庫を行
う場合、図13(a) に示すように、前列中央1階の移動ユ
ニット25を横に移動させて前列中央に車両23の通路を形
成するとともに、図13(b) に示すように、後列の目的の
移動ユニット25の真下の各階の縦1列の区画部22から移
動ユニット25を移動させて下段にリフタ移動通路を形成
し、目的の移動ユニット25からリフタによってパレット
24を1階に下降させることにより、目的の移動ユニット
25に対して車両23の入出庫を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来形式
によると、左右中央の移動ユニット25,固定ユニット26
に載置された車両23、あるいはこれらユニット25,26の
機器に火災が発生すると、消火用デッキ27からでは、中
央の移動ユニット25,固定ユニット26、あるいは車両23
に対して有効に水や消火剤を噴霧をすることができず、
火災を大きくしてしまう危険があった。また、図12に示
すように、車両23の切返しのために枠組み体21の前方に
切返しスペースSが必要になり、斜線で示すデッドゾー
ンが生じ、設備の敷地に対して格納効率が悪いという問
題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するものであり、
火災に有効に対処でき、格納効率を向上させた立体駐車
設備を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく第
1の発明の立体駐車設備は、少なくとも前後方向、ある
いは左右方向の一方に移動自在で、車両を載置するパレ
ットを昇降自在に備えた搬送ユニットを複数台有し、前
記搬送ユニットの配列区画を有す枠組み体に対して、前
記複数台の搬送ユニットを組み込んで構成した立体駐車
設備であって、前記搬送ユニットの側部に歩廊を付設し
たことを特徴とするものである。
【0007】さらに、第2の発明の立体駐車設備は、上
記第1の発明の歩廊を搬送ユニットの枠組み体の中心部
側の側部に付設したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】かかる第1の発明の構成によると、搬送ユニッ
トの自在な移動を妨げることなく、配置された搬送ユニ
ットに付設された歩廊により枠組み体の内部を連通した
歩廊部が形成される。よって、作業員はこの歩廊部を伝
うことで枠組み体の内部へ侵入可能となり、枠組み体の
内部の搬送ユニットのパレットに載置された車両、ある
いは搬送ユニットの機器に火災が発生した場合に、この
火災部の近くまで進出でき、有効に火災に対処可能とな
る。
【0009】また、第2の発明の構成によると、歩廊を
搬送ユニットの枠組み体の中心部側の側部に付設するこ
とで、枠組み体の中央部に上記歩廊部が形成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例における立体駐車設備
の側面図、図2は同立体駐車設備の3階部の平面図であ
る。
【0011】枠組み体1を、従来例と同様に等間隔に立
設した支柱に複数の前後材と左右材を連結して構成し、
前後材と左右材により上下に複数階(図中では4階)を
形成し、2階以上の各階に前後3列の区画部2(図中で
は9区画)、1階に前1列を除く各列に区画部2(図中
では6区画)を形成している。なお、1階の前列スペー
スを車両3の切返しスペースSとしている。
【0012】この枠組み体1に対して、1階には、中間
列の1区画の区画部2を空きスペースとしてその2区画
部2に、車両3を載置し、矢印Yで示す左右方向に隣接
した区画部2間を移動自在な移動ユニット4が組み込ま
れている。この移動ユニット4は、図3に示すように、
矢印Xで示す前後方向に端部にそれぞれ左右一対の車輪
5を有し、ユニット4の内部に設けられたモータ(図示
せず)に連結された駆動車輪5’の駆動により矢印Yで
示す左右方向に移動する。なお、1階の後列スペースは
単なる3台の車両3の駐車スペースとしている。
【0013】また、枠組み体1に対して、2階以上各階
の中間列には1区画の区画部2を空きスペースとして、
図4に示す2台の第1の搬送ユニット6が組み込まれて
いる。
【0014】この第1の搬送ユニット6は、矢印Yで示
す左右方向に移動自在とした搬送ユニットであり、図4
に示すように、枠状のベース体7の前後方向のフレーム
7Aにそれぞれ、上記移動ユニット4と同様に左右一対
の車輪5を有し、フレーム7Aの内部に設けられたモー
タ(図示せず)に連結された駆動車輪5’の駆動によ
り、枠組み体1の左右材上に設けられた前後一対のレー
ル(図示せず)に案内されて矢印Yで示す左右方向に移
動し、また車両3を載置するパレット8を備え、このパ
レット8を昇降するリフタFを備えている。
【0015】このリフタFは、ベース体7の左右の対向
するフレーム7Bの内側にそれぞれ、パレット8の吊り
下げ支点8A,8B上に位置する一対のプーリー9A,
9Bを設け、前後方向のフレーム7Aの上部に設けた左
右一対の巻き上げドラム10,10’からそれぞれプーリー
9A,9Bを介して吊り下げ支点8A,8Bへ吊り下げ
ワイヤロープ11A,11Bを張設し、さらにフレーム7A
の上部に巻き上げドラム10,10’を駆動するモータ12を
設けて構成されている。なお、図示しているように、吊
り下げワイヤロープ11Aと吊り下げワイヤロープ11B
は、パレット8の支点8A,8Bに固定されたその端部
が同じ高さになるようにその長さが規定されている。な
お、リフタFの巻き上げドラム10,10’とモータ12は、
図4に2点鎖線で示すように、ケースでカバーされてい
る。
【0016】上記リフタFの構成により、モータ12の駆
動によって巻き上げドラム10,10’が駆動され、巻き上
げドラム10,10’の駆動によって、プーリー9A,9B
を介して吊り下げワイヤロープ11A,11Bが駆動され、
吊り下げワイヤロープ11A,11Bの端部が同一の上下方
向に移動し、よってパレット8が上下方向に移動され
る。
【0017】また、枠組み体1に対して、2階と4階の
前列と後列には各区画部2に、図5に示す第2の搬送ユ
ニット13が組み込まれている。この第2の搬送ユニット
13は、区画部2の前後左右の寸法とほぼ同寸法で、矢印
Xで示す前後方向に移動自在とした前後方向搬送ユニッ
トであり、図5に示すように、ベース体14の矢印Xで示
す前後方向のフレーム14Aにそれぞれ設けた前後一対の
車輪15の駆動により枠組み体1の前後材上に設けられた
左右一対のレール(図示せず)に案内されて前後方向に
移動し、また第1の搬送ユニット6と同様に車両3を載
置するパレット8を備え、このパレット8を昇降する、
上記第1の搬送ユニット6と同様のリフタFを備えてい
る。
【0018】また、枠組み体1に対して、3階の前列と
後列には各区画部2に、図6に示す第3の搬送ユニット
16が組み込まれている。この第3の搬送ユニット16は、
上記第2の搬送ユニット13に、歩廊Gを付設したもので
ある。この歩廊Gは、リフタFに対向する前後方向のフ
レーム14A上に設けた、スリップ防止用の凹凸が設けら
れた平板17と、この平板の外方に沿って立設された手す
り18からなり、これら第3の搬送ユニット16は、図2に
示すように、歩廊Gが中央の中間列側となるように、配
置されている。この配置により、3階には中間列の前後
に枠組み体1の左右の側面を連通する2本の歩廊部Hが
形成される。
【0019】また、3階の枠組み体1の左右の側面には
それぞれ、この2本の歩廊部Hに渡って、従来と同様に
ホース接続口(図示せず)を備えた消火用デッキ19が付
設され、この消火用デッキ19の前後端部には地上からの
梯子20が設けられている。
【0020】また図1に示すように、入出庫を行う車両
3をその配置位置で選択する操作パネル31を前面に配し
た制御盤32が枠組み体1の側面外方に配設されており、
操作パネル31の選択信号に応じて制御盤32に内蔵された
制御装置(図示せず)により移動ユニット4、第1〜第
3の搬送ユニット6,13,16に対して移動あるいはパレ
ット8の昇降の指令信号が出力され、設備全体の動作が
制御される。
【0021】以下、説明上、前後方向の3列の位置を
A,B,Cに、そして左右方向の3列の位置をイ,ロ,
ハとし、図7〜図9に基づいて上記構成における作用を
説明する。
【0022】まず、図7(a) に示すように、操作パネル
31により4階Aイの前列位置の第2の搬送ユニット13が
選択され、また4階Aロ位置を定位置とする第2の搬送
ユニット13が4階Bロ位置に移動してパレット8を1階
に降ろし、車両3の入出庫が行われているものとする。
【0023】まず、制御装置によりパレット8を1階に
降ろしている4階Bロ位置の第2の搬送ユニット13に対
してパレット8の戻し信号が出力され、この戻し信号に
応じて4階Bロ位置の第2の搬送ユニット13がリフタF
によりパレット8を元のユニット13の位置に戻すと(図
7(b))、制御装置により4階Bロ位置の第2の搬送ユニ
ット13に対して4階Aロ位置への移動信号が出力され、
この移動信号に応じて第2の搬送ユニット13は元の4階
Aロ位置へ移動する(図7(c))。
【0024】そして、制御装置により入出庫を行う目的
の4階Aイの位置の第2の搬送ユニット13の真後ろ列の
4階Bイ位置の第1の搬送ユニット6およびこの下段の
3階Bイ,2階Bイの位置の第1の搬送ユニット6,1
階Bイの位置の移動ユニット4に対して右への移動信号
が出力され(図8(a))、この移動信号に応じて縦1列の
4階Bイ,3階Bイ,2階Bイの位置の第1の搬送ユニ
ット6,1階Bイの位置の移動ユニット4が右に移動
し、縦1列の空きスペースを形成すると、制御装置によ
り目的の4階Aイの位置の第2の搬送ユニット13に対し
て後方の4階Bイ位置への移動信号が出力され(図8
(b))、この移動信号に応じて4階Aイの位置の第2の搬
送ユニット13が後方の4階Bイ位置へ移動すると、制御
装置によりパレット8の下降信号が出力され(図8
(c))、この下降信号に応じて目的の4階Bイの位置の第
2の搬送ユニット13はリフタFによりパレット8を1階
Bイ位置に下降し(図8(d))、よって車両3の入出庫が
行われる。
【0025】次に、図9(a) に示すように、操作パネル
31により4階Cイの最後列位置の第2の搬送ユニット13
が選択されているものとする。パレット8の引上げ、お
よび定位置への搬送ユニット13の移動動作については図
7により説明した通りであり、その説明を省略する。
【0026】制御装置により入出庫を行う目的の4階C
イの位置の第2の搬送ユニット13の真前列の4階Bイ位
置の第1の搬送ユニット6およびこの下段の3階Bイ,
2階Bイの位置の第1の搬送ユニット6,1階Bイの位
置の移動ユニット4に対して右への移動信号が出力され
(図9(a))、この移動信号に応じて縦1列の4階Bイ,
3階Bイ,2階Bイの位置の第1の搬送ユニット6,1
階Bイの位置の移動ユニット4が右に移動し、縦1列の
空きスペースを形成すると、制御装置により目的の4階
Cイの位置の第2の搬送ユニット13に対して前方の4階
Bイ位置への移動信号が出力され(図9(b))、この移動
信号に応じて4階Cイの位置の第2の搬送ユニット13が
前方の4階Bイ位置へ移動すると、制御装置によりパレ
ット8の下降信号が出力され(図9(c))、この下降信号
に応じて目的の4階Bイの位置の第2の搬送ユニット13
はリフタFによりパレット8を1階Bイ位置に下降し
(図9(d))、よって車両3の入出庫が行われる。
【0027】また、3階に位置する第3の搬送ユニット
16の入出庫の動作は、上記第2の搬送ユニット13の動作
と同様であり、説明を省略する。なお、2階の第1の搬
送ユニット6と1階の移動ユニット4の移動により、縦
1列の空きスペースを形成する。
【0028】また、入出庫を行う目的の搬送ユニットが
中間列の第1の搬送ユニット6の場合、この目的の第1
の搬送ユニット6の下段の縦1列の第1の搬送ユニット
6と移動ユニット4を左右に移動させて下段縦1列の空
きスペースを形成し、リフタFによりパレット8を下降
させて車両3の入出庫が行われる。
【0029】このように、昇降手段を備えた前後、左右
に移動自在な搬送ユニット6,13,16、移動ユニット4
を備えたことにより、従来、デッドゾーンとなっていた
切返しスペースSの上方(2階以上)を格納スペースと
して使用でき、同敷地スペース、同階数の従来例の図12
の立体駐車設備の格納台数18台に対して、29台を格納で
き、格納効率を大幅に向上させることができる。また、
搬送ユニット6,13,16、移動ユニット4は、製作工場
において製作し、かつ充分に調整したのち施工現場に必
要な数だけ運搬でき、そして予め架設している枠組み体
1に組み込むことで、所望規模の立体駐車設備を構成で
き、工事は簡素に短期間で行うことができる。さらに、
故障部分の搬送ユニット6,13,16、移動ユニット4を
枠組み体1から除去したのち、新たな搬送ユニット6,
13,16、移動ユニット4を組み込むことで、補修は迅速
に、運転停止時間を短時間にして行える。
【0030】また、作業員は梯子20、消火用デッキ19、
第3の搬送ユニット16により3階に形成された歩廊部H
を伝うことで枠組み体1の中央まで侵入できる。よっ
て、枠組み体1の中央部の第1〜第3の搬送ユニット
6,13,16に載置された車両3、あるいはこれら搬送ユ
ニットのモータ12などの機器に火災が発生した場合に、
この火災部の近くまで進出でき、有効に火災を沈下する
ことができる。また、内部の点検も行うことができる。
【0031】なお、上記実施例では、第3の搬送ユニッ
ト16の前後方向のフレーム14A上に歩廊Gを付設してい
るが、図10に示すように、左右方向14B上にそれぞれ歩
廊G’を付設することもできる。このときの3階の搬送
ユニットの配置を図11に示す。前列と後列の中央に上記
左右方向14B上にそれぞれ歩廊G’を付設した第3の搬
送ユニット16’を配置し、その両側には第2の搬送ユニ
ット13を配置し、さらに中間列には、中央側のフレーム
7Bの外方にのみ歩廊G’を付設した第1の搬送ユニッ
ト6’を配置している。この構成により前後方向に連通
する歩廊部H’が形成され、上記と同様に有効に火災に
対処でき、内部の点検も行うことができる。なお、消火
用デッキ19’は3階の前後の側面に付設され、左右の側
面からこのデッキ19’に上がる梯子20’が設けられてい
る。
【0032】また、上記実施例では3階のみに第3の搬
送ユニット16,あるいは第3の搬送ユニット16’と第1
の搬送ユニット6’を配置しているが、2階以上の他の
階の前列と後列に第2の搬送ユニット13に代えて第3の
搬送ユニット16,あるいは第2の搬送ユニット13と第1
の搬送ユニット6に代えて第3の搬送ユニット16’と歩
廊G’を付設した第1の搬送ユニット6’を配置するこ
ともできる。これにより、各階に歩廊部H,あるいは
H’が形成され、上記のように有効に火災に対処するこ
とができるとともに、より効率的に内部の第1〜第3の
ユニット6,6’,13,16,16’の点検・保守を行うこ
とができる。
【0033】また、上記実施例では、前後3列に区画部
2を構成しているが、少なくとも1台の区画部2を空け
て複数の第1の搬送ユニット6を左右方向に移動可能に
組み込んで構成する中間列を挿入していくことにより、
さらに格納効率を大幅に向上させることができる。ま
た、上記実施例では、搬送ユニット6,13,16は1方向
にしか移動できないが、前後左右に2方向に移動できる
ようにして循環移動させる形式とすることもできる。ま
た、空きスペースを1区画部2(1台の第1の搬送ユニ
ット6)分しかとっていないが、複数とすることもで
き、このときパレット8をその台数分同時に1階まで下
降させることができ、入出庫の効率を向上させることが
できる。
【0034】また、上記実施例では第1〜第3の搬送ユ
ニット6,13,16をそれぞれの車輪5,15の駆動により
移動させているが、コンベヤなど他の手段により移動さ
せることも可能であり、さらに第1の搬送ユニット6と
第2,第3の搬送ユニット13,16を略同寸法としている
が、左右方向の幅が略同じであれば、前後方向の幅を異
なる幅とすることも可能である。
【0035】
【発明の効果】上記構成の第1の発明によると、搬送ユ
ニットの自在な移動を妨げることなく、配置された搬送
ユニットに付設された歩廊により枠組み体の内部を連通
した歩廊部が形成され、よって作業員はこの歩廊部を伝
うことで枠組み体の内部まで侵入でき、枠組み体の内部
の搬送ユニットに載置された車両、あるいは搬送ユニッ
トの機器に火災が発生した場合に、この火災部の近くま
で進出でき、有効に火災を沈下することができる。
【0036】また第2の発明によると、歩廊を搬送ユニ
ットの枠組み体の中心部側の側部に付設することで、枠
組み体の中央部に上記歩廊部が形成され、よって作業員
はこの歩廊部を伝うことで枠組み体の中央まで侵入可能
となり、より有効に火災に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における立体駐車設備の側面
図である。
【図2】同立体駐車設備の3階の平面図である。
【図3】同立体駐車設備の移動ユニットの概略斜視図で
ある。
【図4】同立体駐車設備の第1の搬送ユニットの概略斜
視図である。
【図5】同立体駐車設備の第2の搬送ユニットの概略斜
視図である。
【図6】同立体駐車設備の第3の搬送ユニットの概略斜
視図である。
【図7】同立体駐車設備の車両の入出庫手順を示す説明
図である。
【図8】同立体駐車設備の車両の入出庫手順を示す説明
図である。
【図9】同立体駐車設備の車両の入出庫手順を示す説明
図である。
【図10】本発明の他の実施例における立体駐車設備の第
3の搬送ユニットの概略斜視図である。
【図11】同立体駐車設備の3階の平面図である。
【図12】従来の立体駐車設備の構成を説明する概略の平
面図、正面図、側面図である。
【図13】従来の立体駐車設備の車両の入出庫手順を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 枠組み体 2 区画部 3 車両 4 移動ユニット 5,15 車輪 6,6’ 第1の搬送ユニット 7,14 ベース体 8 パレット 13 第2の搬送ユニット 16,16’ 第3の搬送ユニット 17 平板 18 手すり 19 消火用デッキ 20 梯子 F リフタ G,G’ 歩廊 H,H’ 歩廊部 X 前後方向 Y 左右方向 A,B,C 前後方向列 イ〜ハ 左右方向列 S 切返しスペース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後方向、あるいは左右方向
    の一方に移動自在で、車両を載置するパレットを昇降自
    在に備えた搬送ユニットを複数台有し、前記搬送ユニッ
    トの配列区画を有す枠組み体に対して、前記複数台の搬
    送ユニットを組み込んで構成した立体駐車設備であっ
    て、 前記搬送ユニットの側部に歩廊を付設したことを特徴と
    する立体駐車設備。
  2. 【請求項2】 歩廊は搬送ユニットの枠組み体の中心部
    側の側面に付設されたことを特徴とする請求項1記載の
    立体駐車設備。
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