JPH0657994A - 立体駐車設備 - Google Patents

立体駐車設備

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JPH0657994A
JPH0657994A JP21187692A JP21187692A JPH0657994A JP H0657994 A JPH0657994 A JP H0657994A JP 21187692 A JP21187692 A JP 21187692A JP 21187692 A JP21187692 A JP 21187692A JP H0657994 A JPH0657994 A JP H0657994A
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JP
Japan
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pallet
frame
sheave
unit
floor
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JP21187692A
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English (en)
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Kiyoshi Shimizu
清 清水
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニットの形状を縮小して有効駐車スペース
を拡大でき、格納効率を向上し得る立体駐車設備を提供
する。 【構成】 車両載置用のパレット6のリフタ7を、ベー
ス体3のフレーム3Aに、チェーン23が張設されたスプロ
ケット21,22を配置し、さらにチェーン23にその軸が連
結され、水平溝24に沿って移動自在としたシーブ25を設
け、固定部材30とパレット6の吊り下げ支点6A,6B間に
それぞれ、シーブ25、補助プーリー26,27,28を介して
吊り下げワイヤロープ31,32を張設して構成した。 【効果】 上記リフタ7の方式により、シーブ25の移動
ストロークKをパレット6の上下ストロークLの2分の
1にでき、よってベース体3のフレームの長さを短くで
き、従来のユニットに比較して搬送ユニットの寸法を縮
小でき、よって設備の有効駐車スペースを広くでき、格
納効率を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枠組み体の上下の各段
にそれぞれ多数の車両を駐車し得る立体駐車設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の立体駐車設備の構成の一
例を図8に示す。41は、等間隔に立設した支柱に複数の
前後材と左右材を連結した枠組み体であり、前後材と左
右材により上下に複数階(図中では4階)を形成し、各
階床上に横1列に区画部42(図中では3区画)を形成し
ている。この枠組み体41に対して、1階〜3階には、1
区画部42を除いて、横に隣接した区画部42間を移動自在
で、車両43を載置するパレット44を昇降するリフタを備
えた移動ユニット45が組み込まれ、4階には、車両43を
載置するパレット44を昇降するリフタを備えた固定ユニ
ット46が組み込まれて構成される。パレット44を昇降す
るリフタは、パレット44の四隅に一端が固定された4本
のワイヤを、移動ユニット45あるいは固定ユニット46の
四隅にそれぞれ設けたドラムで巻き取るワイヤドラム方
式が採用されている。また、この種の立体駐車設備で
は、車両43の切返しのために枠組み体41の前方に切返し
スペースSを設けている。
【0003】この従来構成によると、たとえば図8(b)
の3階中央の移動ユニット45に対して入出庫を行う場
合、図9に示すように、この目的の移動ユニット45の真
下の各階の縦1列の区画部42から移動ユニット45を移動
させてパレット44の通路を設け、目的の移動ユニット45
からリフタにより、パレット44を1階に下降させること
により、目的の移動ユニット45に対して車両43の入出庫
が行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来形式
によると、パレット44を昇降するリフタにワイヤドラム
方式が採用され、また車両43の重量を安全に支持するた
めにワイヤの直径が大きくならざるを得ないため、ドラ
ムが大きくなり、またワイヤをドラムの端部から順に巻
く機構が複雑なることから各ユニット45,46の形状が大
きくなり、設備の有効駐車スペースが狭くなるという問
題があった。
【0005】このような問題を解決するために、移動ユ
ニット45、固定ユニット46のリフタを、図10に示すよう
な構成にすることが考えられる。すなわち、ユニット4
5,46の左右のフレーム47内にそれぞれ、パレット44の
一方の吊り下げ支点44A上に位置する第1の補助スプロ
ケット48と、他方の吊り下げ支点44B上に位置する第2
の補助スプロケット49を設け、さらにフレーム47の両端
に、第3,第4の補助スプロケット50,51を配置し、フ
レーム47内を水平方向に駆動される部材52を設け、パレ
ット44(支点44A,44B)とこの部材52間に、第1〜第
4の補助スプロケット48〜51を順に介してチェーン53を
張設している。この構成により、部材52を水平に駆動し
て移動させることにより、チェーン53が上下に駆動さ
れ、パレット44は昇降される。
【0006】しかし、このような構成では、設備が高層
化され、パレット44の昇降ストロークLが長くなると、
部材52の移動ストロークもLとなるため、フレーム47の
長さが長くなり、よってユニット45,46の寸法が長くな
り、また面積が広くなり、設備の敷地に対して格納効率
が悪くなるという問題があった。
【0007】また、図8に示すように、切返しスペース
Sの上方に斜線で示すデッドゾーンが生じ、設備の敷地
に対して格納効率が悪いという問題があった。本発明は
上記問題を解決するものであり、ユニットの形状を縮小
して有効駐車スペースを拡大し、さらに格納効率を向上
し得る立体駐車設備を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の立体駐車設備は、フレームで枠状に形成したベー
ス体の内方に車両を載置するパレットを配置し、このパ
レットを昇降する昇降手段を備えた搬送ユニットを、前
記搬送ユニットの配列区画を有す枠組み体に対して、移
動自在に組み込んで構成した立体駐車設備であって、前
記搬送ユニットのパレット昇降手段を、前記ベース体の
対向するフレームにそれぞれ、その両端に、無端回動体
が張設された駆動輪体と従動輪体を配置し、前記各フレ
ームに、前記無端回動体にその軸が連結され、前記フレ
ームに設けた水平溝に沿って移動自在とした滑車輪体
と、前記パレットの吊り下げ支点上にそれぞれ位置する
補助輪体を設け、前記フレームの一端と前記各パレット
の吊り下げ支点間にそれぞれ、前記滑車輪体、補助輪体
を介して吊り下げ手段を張設して構成したことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】かかる本発明の構成によると、駆動輪体の駆動
により、無端回動体が駆動され、無端回動体に連結され
た滑車輪体が移動し、この滑車輪体の移動により吊り下
げ手段が駆動され、パレットが上下方向に移動される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例における立体駐車設備
の一部切欠き斜視図である。
【0011】1は枠組み体であり、前後左右に所定間隔
を置いて立設した支柱1Aと、これら支柱1Aの前後間
を連結する上下で複数の前後材1Bと、各支柱1Aの左
右間を連結する上下で複数の左右材1Cとからなり、前
後材1Bと左右材1Cには内方向に水平に後述する搬送
ユニットの車輪のレール部を構成するフレーム1Dが設
けられている。ここで前後材1Bと左右材1Cとにより
縦横碁盤目状に各段の区画部1Eを構成している。図1
では、各階の後列に3区画の区画部1Eを構成し、2階
以上の各階の前列に3区画の区画部1Eを構成してい
る。
【0012】また2は前記区画部1Eの前後左右の寸法
とほぼ同寸法で、矢印Xで示す前後方向に移動自在とし
た前後方向搬送ユニットであり、図2に示すように、こ
の前後方向搬送ユニット2は、ベース体3の矢印Yで示
す左右方向のフレーム3Aにそれぞれ設けた前後一対の
車輪4の駆動により前記フレーム1Dをレール部として
前後方向に移動し、またベース体3上に車両5を載置す
るパレット6を備え、図2に破線で示すようにこのパレ
ット6を下降させ、また元の位置まで上昇させるリフタ
7を備えている。
【0013】また8は前記区画部1Eの前後左右の寸法
とほぼ同寸法で、左右方向に移動自在とした左右方向搬
送ユニットであり、図3に示すように、この左右方向搬
送ユニット8は、ベース体9の前後方向のフレーム9A
にそれぞれ設けた左右一対の車輪10の駆動により前記フ
レーム1Dをレール部として左右方向に移動し、車両5
を載置するパレット11を備え、破線で示すように、この
パレット11を下降させ、また元の位置まで上昇させるリ
フタ12を備えている。
【0014】上記リフタ7の構造を図4および図5に基
づいて説明する。なお、リフタ12の構造はリフタ7の構
造と同一であるため、その説明を省略する。リフタ7
は、ベース体3の左右の対向するフレーム3A内に構成
される。ベース体3のそれぞれのフレーム3Aの両端
に、ローラチェーンからなるチェーン23を上下方向に対
向するように張設した、駆動スプロケット21と従動スプ
ロケット22を配置し、さらに4個の滑車を同軸で連結し
たシーブ25を、矢印Xで示す前後方向に設けた水平溝24
に沿って水平移動自在に設け、このシーブ25の軸にチェ
ーン23を連結している。チェーン23の駆動によりシーブ
25は水平溝24に沿って移動する。またフレーム3A内
に、パレット6の一方の吊り下げ支点6A上に位置す
る、2個のプーリーを同軸に形成した第1の補助プーリ
ー26と、他方の吊り下げ支点6B上に位置する、2個の
プーリーを同軸に形成した第2の補助プーリー27と、駆
動スプロケット21に近接した、4個のプーリーを同軸に
形成した第3の補助プーリー28を設け、さらにチェーン
23の移動方向と直角で、かつ水平となるように固定され
た固定部材30を、駆動スプロケット21に近接して設け、
この固定部材30とパレット6の一方の吊り下げ支点6A
間に、シーブ25、第3の補助プーリー28、および第1の
補助プーリー26を順に介して2本の第1の吊り下げワイ
ヤロープ31を張設し、固定部材30とパレット6の他方の
吊り下げ支点6B間に、シーブ25、第3の補助プーリー
28、および第2の補助プーリー27を順に介して2本の第
2の吊り下げワイヤロープ32を張設している。また、左
右のフレーム3Aのそれぞれの駆動スプロケット21は、
モータ33により駆動される駆動シャフト34に連結されて
いる。
【0015】なお、図示するように、第1の吊り下げワ
イヤロープ31と第2の吊り下げワイヤロープ32は、パレ
ット6の支点6A,6Bに固定されたその端部が同じ高さに
なるようにその長さが規定されている。また、これらワ
イヤロープ31,32をそれぞれ2本とすることで、荷重を
分散するとともに、安全性を高めている。
【0016】上記リフタ7の構成により、モータ33の駆
動によって駆動シャフト34を介して駆動スプロケット21
が駆動され、駆動スプロケット21の駆動によって、チェ
ーン23が駆動され、チェーン23に固定されたシーブ25が
移動し、このシーブ25の移動により第1の吊り下げワイ
ヤロープ31と第2の吊り下げワイヤロープ32がそれぞれ
の補助プーリー28,26,27を介して駆動され、パレット
6の支点6A,6Bに固定された第1の吊り下げワイヤロー
プ31と第2の吊り下げワイヤロープ32の端部が同一の上
下方向に移動し、よってパレット6が上下方向に移動さ
れる。
【0017】そして、図1に示すように、枠組み体1の
2階以上の各段において、枠組み体1の区画部1Eの前
列にはそれぞれ前後方向搬送ユニット2が前後方向に移
動可能なように並列に組み込まれ(図中では3台)、ま
た各段において、枠組み体1の区画部1Eの後列には、
1区画の区画部1Eを空きスペースとして左右方向搬送
ユニット8が左右方向に移動可能なように直列に組み込
まれている(図中では2台)。なお、1階の前列は車両
5の切返しスペースSとしており、搬送ユニット2,8
のパレット6,11を下降できないようにしている。
【0018】また、入出庫を行う搬送ユニット2,8を
選択する操作パネル13を前面に配した制御盤14が枠組み
体1の前面外方に配設されており、操作パネル13の選択
信号に応じて制御盤14に内蔵された制御装置(図示せ
ず)により搬送ユニット2,8に対して移動あるいはパ
レットの昇降の指令信号が出力され、設備全体の動作が
制御される。
【0019】以下、説明上、前後方向列を2列A,B
に、そして左右方向列を3列イ,ロ,ハとして、図6お
よび図7に基づいて上記構成における作用を説明する。
図6(a) に示すように、操作パネル13により4階Aイの
位置の前後方向搬送ユニット2が選択され、4階Aロ位
置を定位置とする前後方向搬送ユニット2が4階Bロ位
置に移動してパレット6を1階に降ろし、車両5の入出
庫が行われているものとする。
【0020】まず、制御装置によりパレット6を1階に
降ろしている4階Bロ位置の前後方向搬送ユニット2に
対してパレット6の戻し信号が出力され、この戻し信号
に応じて4階Bロ位置の前後方向搬送ユニット2がリフ
タ7によりパレット6を元のユニット2の位置に戻すと
(図6(b))、制御装置により4階Bロ位置の前後方向搬
送ユニット2に対して4階Aロ位置への移動信号が出力
され、この移動信号に応じて前後方向搬送ユニット2は
元の定位置の4階Aロ位置へ移動する(図6(c))。
【0021】そして、制御装置により入出庫を行う目的
の4階Aイの位置の前後方向搬送ユニット2の真後ろ列
の4階Bイ位置の左右方向搬送ユニット8およびこの下
段の3階Bイ,2階Bイ,1階Bイの位置の左右方向搬
送ユニット8に対して右への移動信号が出力され(図7
(a))、この移動信号に応じて縦1列の4階Bイ,3階B
イ,2階Bイ,1階Bイの位置の左右方向搬送ユニット
8が右に移動し、縦1列を空きスペースを形成すると、
制御装置により目的の4階Aイの位置の前後方向搬送ユ
ニット2に対して後方の4階Bイ位置への移動信号が出
力され(図7(b))、この移動信号に応じて4階Aイの位
置の前後方向搬送ユニット2が後方の4階Bイ位置へ移
動すると、制御装置によりパレット6の下降信号が出力
され(図7(c))、この下降信号に応じて目的の4階Bイ
の位置の前後方向搬送ユニット2はリフタ7によりパレ
ット6を1階Bイ位置に下降し(図7(d))、よって車両
5の入出庫が行われる。
【0022】また、入出庫を行う目的の搬送ユニットが
後列の左右方向搬送ユニット8の場合、この目的のユニ
ットの下段の縦1列の左右方向搬送ユニット8を左右に
移動させて空きスペースとし、リフタ12によりパレット
11を下降させて車両5の入出庫が行われる。
【0023】このように、リフタ7,12を、チェーン23
とシーブ25を連接し、シーブ25の移動により第1、第2
の吊り下げワイヤロープ31,32を駆動する方式としたこ
とにより、図4に示すように、シーブ25の移動ストロー
クKをパレット6の上下ストロークLの2分の1とする
ことができ、よって上下ストロークLの長さにより決定
されるベース体3,9のフレームの長さ(前後方向Xの
寸法)を短くすることができ、さらに従来のワイヤドラ
ム方式に比較して、その構成が簡素となり、また大きな
ドラムが必要でなくなることから、ベース体3,9のフ
レームの幅(左右方向Yの寸法)を狭くすることがで
き、したがって従来のユニット45,46に比較して搬送ユ
ニット2,8の寸法を縮小でき、よって設備の有効駐車
スペースを広くでき、格納効率を向上することができ
る。
【0024】また、リフタ7,12を備えた前後、左右に
移動自在な搬送ユニット2,8を備えたことにより、同
敷地スペースの従来例の図8の立体駐車設備の格納台数
9台に対して、17台を格納でき、格納効率を大幅に向上
させることができる。また、搬送ユニット2,8は、製
作工場において製作し、かつ充分に調整したのち施工現
場に必要な数だけ運搬でき、そして予め架設している枠
組み体1に組み込むことで、所望規模の立体駐車設備を
構成でき、工事は簡素に短期間で行うことができる。さ
らに、故障部分の搬送ユニット2,8を枠組み体1から
除去したのち、新たな搬送ユニット2,8を組み込むこ
とで、補修は迅速に、運転停止時間を短時間にして行え
る。
【0025】なお、上記実施例では、前後2列に区画部
1Eを設けた設備にしているが、少なくとも1台の区画
部1Eを空けて複数の搬送ユニット2,8を移動可能に
組み込んで構成する中間列を挿入した設備とすることも
できる。
【0026】また、上記実施例では、搬送ユニット2,
8は1方向にしか移動できないが、前後左右に2方向に
移動できるようにして循環移動させる形式とすることも
できる。また、空きスペースを1台の搬送ユニット分し
かとっていないが、複数台分とすることもでき、このと
きリフタをその台数分同時に1階まで下降させることが
でき、入出庫の効率を向上させることができる。
【0027】また、上記実施例では搬送ユニット2,8
をそれぞれの車輪4,9の駆動により移動させている
が、コンベヤなど他の手段により移動させることも可能
であり、さらに搬送ユニット2,8を略同寸法としてい
るが、左右方向の幅が略同じであれば、前後方向の幅を
異なる幅とすることも可能である。
【0028】さらに、上記実施例では、吊り下げ手段と
してワイヤロープ31,32をそれぞれ2本使用している
が、1本で構成することも可能である。また、駆動輪体
として駆動スプロケット21、従動輪体として従動スプロ
ケット22を使用しているが、駆動プーリー,従動プーリ
ーを使用することもできる。このときチェーン23に代え
てワイヤロープを使用することになる。また、補助輪体
として補助プーリー26〜28を使用しているが、スプロケ
ットを使用することもできる。このとき吊り下げ手段と
して、ワイヤロープ31,32に代えてチェーンを使用する
ことになる。
【0029】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、パレットの
昇降手段を無端回動体と滑車輪体を連接し、滑車輪体の
移動により吊り下げ手段を駆動する方式としたことによ
り、滑車輪体の移動ストロークをパレットの上下ストロ
ークの2分の1とすることができ、よって上下ストロー
クの長さにより決定されるベース体の長さ(前後方向の
寸法)を短くすることができ、さらに従来のワイヤドラ
ム方式に比較して、その構成が簡素となり、また大きな
ドラムが必要でなくなることから、ベース体の幅(左右
方向の寸法)を狭くすることができ、よって従来のユニ
ットに比較して搬送ユニットの寸法を縮小でき、したが
って設備の有効駐車スペースを広くでき、格納効率を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における立体駐車設備の一部
切欠き斜視図である。
【図2】同立体駐車設備の前後方向搬送ユニットの概略
斜視図である。
【図3】同立体駐車設備の左右方向搬送ユニットの概略
斜視図である。
【図4】同立体駐車設備の搬送ユニットのリフタの構造
を示す模式図である。
【図5】同立体駐車設備の搬送ユニットのリフタの構造
を示す展開図である。
【図6】同立体駐車設備の車両の入出庫手順を示す説明
図である。
【図7】同立体駐車設備の車両の入出庫手順を示す説明
図である。
【図8】従来の立体駐車設備の構成を説明する概略の平
面図、正面図、側面図である。
【図9】従来の立体駐車設備の車両の入出庫手順を示す
説明図である。
【図10】従来の立体駐車設備のリフタの構成を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 枠組み体 2 前後方向搬送ユニット 3,9 ベース体 3A ベース体のフレーム 5 車両 6,11 パレット 7,12 リフタ(パレット昇降手段) 8 左右方向搬送ユニット 21 駆動スプロケット(駆動輪体) 22 従動スプロケット(従動輪体) 23 チェーン(無端回動体) 24 水平溝 25 シーブ(滑車輪体) 26〜28 補助プーリー(補助輪体) 30 固定部材 31 第1の吊り下げワイヤロープ(吊り下げ手
段) 32 第2の吊り下げワイヤロープ(吊り下げ手
段) 33 モータ 34 駆動シャフト X 前後方向 Y 左右方向 A,B 前後方向列 イ〜ハ 左右方向列

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームで枠状に形成したベース体の内
    方に車両を載置するパレットを配置し、このパレットを
    昇降する昇降手段を備えた搬送ユニットを、前記搬送ユ
    ニットの配列区画を有す枠組み体に対して、移動自在に
    組み込んで構成した立体駐車設備であって、 前記搬送ユニットのパレット昇降手段を、前記ベース体
    の対向するフレームにそれぞれ、その両端に、無端回動
    体が張設された駆動輪体と従動輪体を配置し、前記各フ
    レームに、前記無端回動体にその軸が連結され、前記フ
    レームに設けた水平溝に沿って移動自在とした滑車輪体
    と、前記パレットの吊り下げ支点上にそれぞれ位置する
    補助輪体を設け、前記フレームの一端と前記各パレット
    の吊り下げ支点間にそれぞれ、前記滑車輪体、補助輪体
    を介して吊り下げ手段を張設して構成したことを特徴と
    する立体駐車設備。
JP21187692A 1992-08-10 1992-08-10 立体駐車設備 Pending JPH0657994A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104265034A (zh) * 2014-10-16 2015-01-07 占福林 全自动立体车库

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104265034A (zh) * 2014-10-16 2015-01-07 占福林 全自动立体车库

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