JPH06144717A - エレベータ呼び検出装置 - Google Patents
エレベータ呼び検出装置Info
- Publication number
- JPH06144717A JPH06144717A JP4296809A JP29680992A JPH06144717A JP H06144717 A JPH06144717 A JP H06144717A JP 4296809 A JP4296809 A JP 4296809A JP 29680992 A JP29680992 A JP 29680992A JP H06144717 A JPH06144717 A JP H06144717A
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- JP
- Japan
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- elevator
- voice
- floor
- car
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】特定の限定者が乗場でエレベータを呼び寄せる
場合、乗場扉の音声集録装置に向って音声を発すると声
紋識別装置14の作動によりエレベータを呼び寄せる。
かご到着後、かご内に乗込み操作盤またはかご扉の音声
集録装置に向って音声を発し、バイオIDタイマ16を
付勢し、タイムカウント内に行先ボタン17を押して目
的階へエレベータを移動させる。 【効果】鍵機構を備えた人体の一部を利用したバイオ
(声紋識別)IDシステム装置によるエレベータのホー
ル呼びおよびかご操作制御方法がより効果的な制御方法
である。
場合、乗場扉の音声集録装置に向って音声を発すると声
紋識別装置14の作動によりエレベータを呼び寄せる。
かご到着後、かご内に乗込み操作盤またはかご扉の音声
集録装置に向って音声を発し、バイオIDタイマ16を
付勢し、タイムカウント内に行先ボタン17を押して目
的階へエレベータを移動させる。 【効果】鍵機構を備えた人体の一部を利用したバイオ
(声紋識別)IDシステム装置によるエレベータのホー
ル呼びおよびかご操作制御方法がより効果的な制御方法
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータのホール呼び
およびかご呼び登録検出に係り、特に、研究所や病院,
荷物運搬専用エレベータ等の利用に関する。
およびかご呼び登録検出に係り、特に、研究所や病院,
荷物運搬専用エレベータ等の利用に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、実開昭55−63352号ない
し実開昭50−76563号公報に記載のように、人体の静電
容量を検出利用したり、エレベータホールに超音波送受
器ないしテレビカメラを利用してホール待客を検出し、
一般のエレベータ利用者を対象としていた。本発明では
一般のエレベータ利用者も利用可能であるが特定限定者
を対象とす。
し実開昭50−76563号公報に記載のように、人体の静電
容量を検出利用したり、エレベータホールに超音波送受
器ないしテレビカメラを利用してホール待客を検出し、
一般のエレベータ利用者を対象としていた。本発明では
一般のエレベータ利用者も利用可能であるが特定限定者
を対象とす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は一般の
エレベータホール待客に対してエレベータを呼び寄せる
ための装置に係り、実開昭50−76563 号公報ではホール
待客を超音波送受波器、または、テレビカメラを配備し
て、ホール待客の有無を検出することにあった。本発明
の目的は特定機関の建物ないし特定に限定された人を識
別してエレベータ輸送することにある。また、限定され
た人でなくとも限定した音声に感応してエレベータ呼び
検出を行なう。
エレベータホール待客に対してエレベータを呼び寄せる
ための装置に係り、実開昭50−76563 号公報ではホール
待客を超音波送受波器、または、テレビカメラを配備し
て、ホール待客の有無を検出することにあった。本発明
の目的は特定機関の建物ないし特定に限定された人を識
別してエレベータ輸送することにある。また、限定され
た人でなくとも限定した音声に感応してエレベータ呼び
検出を行なう。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は例えばIDカードを利用したエレベータの
ホール呼びかご内の操作方法もある。しかし、このカー
ド方式の場合、IDカードを他人に借したり、紛失した
りすると本来、特定の人の利用目的であるはずのものが
限定者以外の人にも利用される場合が生じる。特に、限
定者を厳密に識別してエレベータの利用を図る場合の最
善の方策は鍵機構を備えた人体の一部を利用したバイオ
(声紋識別装置)IDシステム装置によるエレベータの
ホール呼び制御方法が効果的である。
に、本発明は例えばIDカードを利用したエレベータの
ホール呼びかご内の操作方法もある。しかし、このカー
ド方式の場合、IDカードを他人に借したり、紛失した
りすると本来、特定の人の利用目的であるはずのものが
限定者以外の人にも利用される場合が生じる。特に、限
定者を厳密に識別してエレベータの利用を図る場合の最
善の方策は鍵機構を備えた人体の一部を利用したバイオ
(声紋識別装置)IDシステム装置によるエレベータの
ホール呼び制御方法が効果的である。
【0005】
【作用】例えば、一般の人を輸送する乗用エレベータは
ホール待客が乗場ボタンを押し、エレベータ致着後かご
内に乗込みかご内操作盤の行先ボタンを押すことで目的
階へ到達する。特定機関の建物やさらに特定階には一般
の人が立入らないようにするためのエレベータでは乗場
ボタンないしかご内操作盤には特殊キーまたはIDカー
ド等を利用した操作方法がある。
ホール待客が乗場ボタンを押し、エレベータ致着後かご
内に乗込みかご内操作盤の行先ボタンを押すことで目的
階へ到達する。特定機関の建物やさらに特定階には一般
の人が立入らないようにするためのエレベータでは乗場
ボタンないしかご内操作盤には特殊キーまたはIDカー
ド等を利用した操作方法がある。
【0006】しかし、さらに厳密を要する建物ないし特
定の階床へ行くには人体の一部を利用し、鍵機能を持た
せたバイオIDシステムである声紋識別装置を利用する
ことで、より正確なエレベータ輸送制御が得られる。
定の階床へ行くには人体の一部を利用し、鍵機能を持た
せたバイオIDシステムである声紋識別装置を利用する
ことで、より正確なエレベータ輸送制御が得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
より説明する。
より説明する。
【0008】本発明は研究所や病院,荷役専用等といっ
た建物に設置するエレベータを対象としている。
た建物に設置するエレベータを対象としている。
【0009】図1は従来の一般乗用エレベータの乗場を
示し、各階床毎に設置されている。通常、乗場部は乗場
枠1,上枠部2,乗場扉3により構成されている。上枠
部2もしくは乗場枠1の側面にはエレベータの運行状態
がわかるインジケータ4が設置されている。さらにエレ
ベータを呼び寄せるための乗場ボタン5を装備してい
る。本発明では一般の人がエレベータ乗場へ来てもエレ
ベータの利用ができないように乗場ボタン5を取除いて
いる。その代りエレベータを利用する特定の限定者は乗
場扉3に向って音声(特定の言葉)を発すると乗場扉3
内に配備された音声集録装置6を介して各階またはエレ
ベータ機械室等に配備した声紋識別装置14の検出によ
りエレベータを呼び寄せることができる。
示し、各階床毎に設置されている。通常、乗場部は乗場
枠1,上枠部2,乗場扉3により構成されている。上枠
部2もしくは乗場枠1の側面にはエレベータの運行状態
がわかるインジケータ4が設置されている。さらにエレ
ベータを呼び寄せるための乗場ボタン5を装備してい
る。本発明では一般の人がエレベータ乗場へ来てもエレ
ベータの利用ができないように乗場ボタン5を取除いて
いる。その代りエレベータを利用する特定の限定者は乗
場扉3に向って音声(特定の言葉)を発すると乗場扉3
内に配備された音声集録装置6を介して各階またはエレ
ベータ機械室等に配備した声紋識別装置14の検出によ
りエレベータを呼び寄せることができる。
【0010】図2はエレベータかご内を示し、かご側面
板7,かご天井8,かご扉9,かご床10等によりかご
が構成されている。かご内にはエレベータの運行状態を
示すかご内位置表示器11とかご内操作盤12が通常の
エレベータでは装備されている。本発明では特定者のみ
の利用を図るため、エレベータ乗場部と同様にかご扉9
またはかご内操作盤12に内蔵されている音声集録装置
6を装備している。
板7,かご天井8,かご扉9,かご床10等によりかご
が構成されている。かご内にはエレベータの運行状態を
示すかご内位置表示器11とかご内操作盤12が通常の
エレベータでは装備されている。本発明では特定者のみ
の利用を図るため、エレベータ乗場部と同様にかご扉9
またはかご内操作盤12に内蔵されている音声集録装置
6を装備している。
【0011】図3,図4は乗場呼び制御回路の一例であ
り、例えば、1階の乗場で特定限定者が乗場扉3の前で
7階へ行くべき音声を発すると音声集録装置6の検出作
動および直列に接続された1階床に設置せる声紋識別装
置14が作動する。
り、例えば、1階の乗場で特定限定者が乗場扉3の前で
7階へ行くべき音声を発すると音声集録装置6の検出作
動および直列に接続された1階床に設置せる声紋識別装
置14が作動する。
【0012】図4ではこの声紋識別装置VID1の接点
14が同時に付勢しエレベータ機械室に設置されている
エレベータ制御盤内の乗場制御回路である1階用リレー
15を駆動せしめ、呼びが発生した1階へとエレベータ
を稼働させる。
14が同時に付勢しエレベータ機械室に設置されている
エレベータ制御盤内の乗場制御回路である1階用リレー
15を駆動せしめ、呼びが発生した1階へとエレベータ
を稼働させる。
【0013】なお、一般の乗客が乗場扉3の音声集録装
置6に向って音声を発生しても声紋識別装置14は作動
しない(声紋が登録されていない)ためエレベータの呼
び制御回路は作動しない。
置6に向って音声を発生しても声紋識別装置14は作動
しない(声紋が登録されていない)ためエレベータの呼
び制御回路は作動しない。
【0014】その他図3の回路中ダイオード13は呼び
が発生した階と他の階とが混成しないよう廻り回路防止
用である。
が発生した階と他の階とが混成しないよう廻り回路防止
用である。
【0015】エレベータが乗場呼び階(1階)に到着す
るとかご内に乗込みかご内操作盤12の音声集録装置6
またはかご扉側の音声集録装置6に向って音声を発生す
ると声紋識別装置VIDと声紋識別タイマ16が作動
し、同時にタイマVIDT接点16aが附勢しタイムを
カウントする。一定時限(例3秒程度)内にかご内操作
盤12の行先ボタン17を押せばエレベータは扉9およ
び乗場扉3を閉じて目的階へ稼働する。例えば1階から
乗込んで7階へ行く場合は7Fの行先ボタン17を押す
と7cである7階床用リレー18が付勢され7階へ向け
てエレベータは稼働する。また一定時限以内に行先ボタ
ン17が押されない場合はかご内行先操作回路はキャン
セルとなる。
るとかご内に乗込みかご内操作盤12の音声集録装置6
またはかご扉側の音声集録装置6に向って音声を発生す
ると声紋識別装置VIDと声紋識別タイマ16が作動
し、同時にタイマVIDT接点16aが附勢しタイムを
カウントする。一定時限(例3秒程度)内にかご内操作
盤12の行先ボタン17を押せばエレベータは扉9およ
び乗場扉3を閉じて目的階へ稼働する。例えば1階から
乗込んで7階へ行く場合は7Fの行先ボタン17を押す
と7cである7階床用リレー18が付勢され7階へ向け
てエレベータは稼働する。また一定時限以内に行先ボタ
ン17が押されない場合はかご内行先操作回路はキャン
セルとなる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、限定者をより厳密に識
別してエレベータ利用を図る場合の最善策は鍵機構を備
えた人体の一部を利用したバイオ(声紋識別)IDシス
テム装置によるエレベータのホール呼び制御ないしかご
内操作制御方法が効果的である。
別してエレベータ利用を図る場合の最善策は鍵機構を備
えた人体の一部を利用したバイオ(声紋識別)IDシス
テム装置によるエレベータのホール呼び制御ないしかご
内操作制御方法が効果的である。
【図1】乗場枠部廻りと扉部音声集録装置を配備した説
明図。
明図。
【図2】エレベータかご内にかご位置表示器,操作盤さ
らに扉に音声集録装置を配備した斜視図。
らに扉に音声集録装置を配備した斜視図。
【図3】本発明である音声集録と声紋識別装置を配備し
た乗場呼び回路図。
た乗場呼び回路図。
【図4】本発明である音声集録と声紋識別装置を配備し
た乗場呼び回路図。
た乗場呼び回路図。
【図5】声紋識別装置を配備したかご内行先ボタン登録
回路図。
回路図。
14…声紋識別装置、15…乗場呼び登録リレー、16
…声紋識別検出タイマ、17…かご内行先ボタン、18
…行先ボタン登録リレー。
…声紋識別検出タイマ、17…かご内行先ボタン、18
…行先ボタン登録リレー。
Claims (4)
- 【請求項1】エレベータ乗降出口扉に音声集録装置を配
備し、扉の前で音声を発すると特定に声を登録された人
のみを検出し、バイオID検出装置により、エレベータ
のホール呼び回路を構成することを特徴とするエレベー
タ制御装置。 - 【請求項2】エレベータ乗降出口扉に音声集録装置を配
備し、扉の前で音声を発すると特別に設定された言葉の
みを検出し、エレベータのホール呼び回路を構成するこ
とを特徴とするエレベータ制御装置。 - 【請求項3】エレベータかご内にも音声集録装置を配備
し、特定に声を登録された人のみをバイオID検出装置
により検出し、エレベータの運行指令回路を構成するこ
とを特徴とするエレベータ制御装置。 - 【請求項4】エレベータかご内から操作盤を取除き、か
ご扉またはかご側板に音声集録装置のみを配備し、特定
の人の声のみ、または特定の言葉のみをバイオID検出
装置により検出し、エレベータの運行指令回路を構成す
ることを特徴とするエレベータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296809A JPH06144717A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | エレベータ呼び検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296809A JPH06144717A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | エレベータ呼び検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06144717A true JPH06144717A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17838430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296809A Pending JPH06144717A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | エレベータ呼び検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06144717A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0409282A2 (en) * | 1989-07-21 | 1991-01-23 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co. Ltd. | Zirconia sol and method for production thereof |
KR960022220A (ko) * | 1994-12-09 | 1996-07-18 | 박규직 | 음성인식에 따른 엘리베이터 운행제어방법 |
CN102774715A (zh) * | 2012-07-22 | 2012-11-14 | 宁波市镇海怡福莱文化创意有限公司 | 一种电梯测等方法 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4296809A patent/JPH06144717A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5234870A (en) * | 1988-07-21 | 1993-08-10 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. | Zirconia sol and method for production thereof |
EP0409282A2 (en) * | 1989-07-21 | 1991-01-23 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co. Ltd. | Zirconia sol and method for production thereof |
KR960022220A (ko) * | 1994-12-09 | 1996-07-18 | 박규직 | 음성인식에 따른 엘리베이터 운행제어방법 |
CN102774715A (zh) * | 2012-07-22 | 2012-11-14 | 宁波市镇海怡福莱文化创意有限公司 | 一种电梯测等方法 |
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