JPH04298465A - エレベータの乗場呼び装置 - Google Patents
エレベータの乗場呼び装置Info
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- JPH04298465A JPH04298465A JP3063242A JP6324291A JPH04298465A JP H04298465 A JPH04298465 A JP H04298465A JP 3063242 A JP3063242 A JP 3063242A JP 6324291 A JP6324291 A JP 6324291A JP H04298465 A JPH04298465 A JP H04298465A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの乗場呼び
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】３１メートルを超える高層ビルや超高層
ビルにおいては、複数の階床に複数台のエレベータを運
行させて群管理する乗用エレベータの他に、非常用エレ
ベータの設置が義務付けられている。この非常用エレベ
ータは乗用エレベータから分離され、その運用は人荷用
エレベータとして、使用されることが多く、一般のエレ
ベータ利用者の一部や荷物等の搬出入などに多く利用さ
れる。
ビルにおいては、複数の階床に複数台のエレベータを運
行させて群管理する乗用エレベータの他に、非常用エレ
ベータの設置が義務付けられている。この非常用エレベ
ータは乗用エレベータから分離され、その運用は人荷用
エレベータとして、使用されることが多く、一般のエレ
ベータ利用者の一部や荷物等の搬出入などに多く利用さ
れる。
【０００３】しかし、一般のエレベータ利用者にとって
、乗用エレベータの乗場が遠い場合や、昼食等のエレベ
ータ需要のピーク時に乗用エレベータの混雑が予想され
、ひいては乗用エレベータの乗場での待時間が長くなる
と考えられる場合等においては、一般のエレベータ利用
者においても人荷用エレベータを利用することが多くな
る。
、乗用エレベータの乗場が遠い場合や、昼食等のエレベ
ータ需要のピーク時に乗用エレベータの混雑が予想され
、ひいては乗用エレベータの乗場での待時間が長くなる
と考えられる場合等においては、一般のエレベータ利用
者においても人荷用エレベータを利用することが多くな
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人荷用エレ
ベータは１台又は２台にて方向性乗合全自動運転を行っ
ているのが殆どであり、このエレベータのサービス階床
が多い場合には、応答する乗場呼びや、かご呼びが多く
なり、ある階床から順次呼びに応答し、再びその階床へ
戻るまでの時間、いわゆる、一周時間は非常に長くなる
。
ベータは１台又は２台にて方向性乗合全自動運転を行っ
ているのが殆どであり、このエレベータのサービス階床
が多い場合には、応答する乗場呼びや、かご呼びが多く
なり、ある階床から順次呼びに応答し、再びその階床へ
戻るまでの時間、いわゆる、一周時間は非常に長くなる
。
【０００５】そのため乗用エレベータの代わりに人荷用
エレベータを利用しようとした一般のエレベータ利用者
は、一旦、乗場呼びを登録した後に、その待時間に耐え
きれず、乗用エレベータの乗場へ戻ったり、又は階段等
を利用したりして目的階へ移動することがある。
エレベータを利用しようとした一般のエレベータ利用者
は、一旦、乗場呼びを登録した後に、その待時間に耐え
きれず、乗用エレベータの乗場へ戻ったり、又は階段等
を利用したりして目的階へ移動することがある。
【０００６】このように、乗場呼びが一旦、登録された
にもかかわらず、エレベータがこの呼びに応答する時に
は、その階床にエレベータ利用者がいない状態を、以下
、押し逃げと称するが、このような押し逃げ乗場呼びは
、実際にエレベータ利用者が待つ一般乗場呼びと全く区
別がつかないため、エレベータはすべて応答せざるを得
ない。ところが、押し逃げ乗場呼びが多い場合、エレベ
ータは無駄運転、無駄停止を繰返すことになり、ひいて
はもともと長い一周時間がさらに長くなり、実際のエレ
ベータ利用者のサービスが極端に低下することになる。
にもかかわらず、エレベータがこの呼びに応答する時に
は、その階床にエレベータ利用者がいない状態を、以下
、押し逃げと称するが、このような押し逃げ乗場呼びは
、実際にエレベータ利用者が待つ一般乗場呼びと全く区
別がつかないため、エレベータはすべて応答せざるを得
ない。ところが、押し逃げ乗場呼びが多い場合、エレベ
ータは無駄運転、無駄停止を繰返すことになり、ひいて
はもともと長い一周時間がさらに長くなり、実際のエレ
ベータ利用者のサービスが極端に低下することになる。
【０００７】実際のエレベータ利用者の中には、荷物の
搬出入を行う人も含まれ、このような人は階段等を利用
して目的階へ移動することができず、応答時間が非常に
長い人荷用エレベータをじっと待つしか術がなかった。
搬出入を行う人も含まれ、このような人は階段等を利用
して目的階へ移動することができず、応答時間が非常に
長い人荷用エレベータをじっと待つしか術がなかった。
【０００８】従来、実際のエレベータ利用者の乗場呼び
と押し逃げ乗場呼びとを区別し、実際のエレベータ利用
者の乗場呼びのみに応答させるには、乗場の人や物を検
出する乗場センサ等を各階床に設置し、押し逃げ乗場呼
びは自動的に無効にする方法以外にはないと考えられて
きた。しかし、人荷用エレベータの停止階床数が多い場
合には、各階床に乗場センサ等を設置する必要があり、
かつ、エレベータ乗場を通り抜ける人等は検出しないよ
うにする必要があるため、装置価格が高騰し、実用上は
設置できない場合が多かった。
と押し逃げ乗場呼びとを区別し、実際のエレベータ利用
者の乗場呼びのみに応答させるには、乗場の人や物を検
出する乗場センサ等を各階床に設置し、押し逃げ乗場呼
びは自動的に無効にする方法以外にはないと考えられて
きた。しかし、人荷用エレベータの停止階床数が多い場
合には、各階床に乗場センサ等を設置する必要があり、
かつ、エレベータ乗場を通り抜ける人等は検出しないよ
うにする必要があるため、装置価格が高騰し、実用上は
設置できない場合が多かった。
【０００９】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたもので、押し逃げ乗場呼びと実際のエレベータ
利用者の乗場呼びとを明確に区別でき、これによって運
転効率及び利用者へのサービスを向上させることのでき
るエレベータの乗場呼び装置を得ることを目的とする。
なされたもので、押し逃げ乗場呼びと実際のエレベータ
利用者の乗場呼びとを明確に区別でき、これによって運
転効率及び利用者へのサービスを向上させることのでき
るエレベータの乗場呼び装置を得ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗場呼びが登
録されてから第１の設定時間が経過したこと、及び、こ
の第１の設定時間より僅かに長い第２の設定時間が経過
したことをそれぞれ検出するタイマ手段と、前記第１の
設定時間が経過したとき乗場側に警報表示すると共に、
音声にて再登録を促すメッセージを放送する報知手段と
、前記第１の設定時間が経過した後で、かつ、前記第２
の設定時間を経過する前に行われた再登録を検出し、前
記タイマ手段の動作を中断して再起動させると共に、再
起動によって前記第１の設定時間が経過するまで前記報
知手段の動作を停止させるリセット手段と、前記第２の
設定時間を経過しても再登録されなかったとき前記呼び
登録を消去する呼び登録消去手段とを備えたものである
。
録されてから第１の設定時間が経過したこと、及び、こ
の第１の設定時間より僅かに長い第２の設定時間が経過
したことをそれぞれ検出するタイマ手段と、前記第１の
設定時間が経過したとき乗場側に警報表示すると共に、
音声にて再登録を促すメッセージを放送する報知手段と
、前記第１の設定時間が経過した後で、かつ、前記第２
の設定時間を経過する前に行われた再登録を検出し、前
記タイマ手段の動作を中断して再起動させると共に、再
起動によって前記第１の設定時間が経過するまで前記報
知手段の動作を停止させるリセット手段と、前記第２の
設定時間を経過しても再登録されなかったとき前記呼び
登録を消去する呼び登録消去手段とを備えたものである
。
【００１１】
【作用】この発明においては、乗場呼びから第１の設定
時間を経過したとき乗場側で行われる警報表示及び放送
に応答して再度呼び操作すれば呼び登録が延長され、応
答しなければ第１の設定時間より長い第２の設定時間を
経過したとき乗場呼びが消去されるようになっているた
め、押し逃げ乗場呼びを極力排除して、実際のエレベー
タ利用者の乗場呼びにエレベータを応答させることがで
きる。
時間を経過したとき乗場側で行われる警報表示及び放送
に応答して再度呼び操作すれば呼び登録が延長され、応
答しなければ第１の設定時間より長い第２の設定時間を
経過したとき乗場呼びが消去されるようになっているた
め、押し逃げ乗場呼びを極力排除して、実際のエレベー
タ利用者の乗場呼びにエレベータを応答させることがで
きる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１３】図１（ａ），（ｂ） は本発明の一実施例
の構成を示す回路図である。ここで、直流電源母線Ｐ，
Ｎ間に乗場呼び検出リレー２、乗場呼び登録リレー３、
乗場呼び継続時間検出タイマ５、乗場呼び警報用タイマ
６、再登録呼び検出リレー７、乗場呼び警報用フリッカ
リレー８及び音声合成装置用出力リレー９が接続されて
いる。また、もう一つの電源母線Ｐ２４， Ｎ２４間に
乗場呼び登録灯１０及び音声合成装置１１が接続されて
いる。
の構成を示す回路図である。ここで、直流電源母線Ｐ，
Ｎ間に乗場呼び検出リレー２、乗場呼び登録リレー３、
乗場呼び継続時間検出タイマ５、乗場呼び警報用タイマ
６、再登録呼び検出リレー７、乗場呼び警報用フリッカ
リレー８及び音声合成装置用出力リレー９が接続されて
いる。また、もう一つの電源母線Ｐ２４， Ｎ２４間に
乗場呼び登録灯１０及び音声合成装置１１が接続されて
いる。
【００１４】このうち、乗場呼び検出リレー２には乗場
呼び釦１が直列に接続されている。また、乗場呼び登録
リレー３には乗場呼び検出リレー２の常開接点２−１ａ
が直列に接続され、さらに、常開接点２−１ａには乗場
呼び登録リレー３の常開接点３−１ａ、乗場呼び継続時
間検出タイマ５の常閉接点５−１ｂ、乗場呼び応答時の
呼び消去常閉接点４の直列接続回路が並列接続されてい
る。乗場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場呼び警報用
タイマ６は並列に接続され、この並列接続回路に乗場呼
び登録リレー３の常開接点３−３ａ及び再登録呼び検出
リレー７の常閉接点７−１ｂが直列に接続されている。
呼び釦１が直列に接続されている。また、乗場呼び登録
リレー３には乗場呼び検出リレー２の常開接点２−１ａ
が直列に接続され、さらに、常開接点２−１ａには乗場
呼び登録リレー３の常開接点３−１ａ、乗場呼び継続時
間検出タイマ５の常閉接点５−１ｂ、乗場呼び応答時の
呼び消去常閉接点４の直列接続回路が並列接続されてい
る。乗場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場呼び警報用
タイマ６は並列に接続され、この並列接続回路に乗場呼
び登録リレー３の常開接点３−３ａ及び再登録呼び検出
リレー７の常閉接点７−１ｂが直列に接続されている。
【００１５】再登録呼び検出リレー７には乗場呼び警報
用タイマ６の常開接点６−１ａと、乗場呼び検出リレー
２の常開接点２−２ａとが直列に接続され、再登録呼び
検出リレー７及び常開接点２−２ａの直列接続回路に乗
場呼び警報用フリッカリレー８及び音声合成装置用出力
リレー９がそれぞれ並列に接続されている。
用タイマ６の常開接点６−１ａと、乗場呼び検出リレー
２の常開接点２−２ａとが直列に接続され、再登録呼び
検出リレー７及び常開接点２−２ａの直列接続回路に乗
場呼び警報用フリッカリレー８及び音声合成装置用出力
リレー９がそれぞれ並列に接続されている。
【００１６】一方、乗場呼び登録灯１０には乗場呼び登
録リレー３の常開接点３−３ａと、乗場呼び警報用フリ
ッカリレー８の常閉接点（以下、常閉接点を単に接点と
いう）８−１ｂとが直列に接続されており、音声合成装
置１１には音声合成装置用出力リレー９の常開接点（以
下、常開接点を単に接点という）９−１ａが直列に接続
されている。
録リレー３の常開接点３−３ａと、乗場呼び警報用フリ
ッカリレー８の常閉接点（以下、常閉接点を単に接点と
いう）８−１ｂとが直列に接続されており、音声合成装
置１１には音声合成装置用出力リレー９の常開接点（以
下、常開接点を単に接点という）９−１ａが直列に接続
されている。
【００１７】上記のように構成された本実施例の動作を
以下に説明する。
以下に説明する。
【００１８】先ず、エレベータの利用者が乗場呼び釦１
を押すと、乗場呼び検出リレー２は押し操作されている
間だけ励磁される。乗場呼び検出リレー２が励磁される
と、接点２−１ａが閉じて乗場呼び登録リレー３も励磁
される。そして、接点３−１ａが閉じることにより乗場
呼び登録リレー３は自己保持する。この乗場呼び登録リ
レー３の自己保持により接点３−２ａも閉じるため、乗
場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場呼び警報用タイマ
６の両方に電源電圧が印加され、それぞれ呼び登録から
の経過時間が計時される。また、接点３−２ａが閉じて
乗場呼び登録灯１０を点灯させる。
を押すと、乗場呼び検出リレー２は押し操作されている
間だけ励磁される。乗場呼び検出リレー２が励磁される
と、接点２−１ａが閉じて乗場呼び登録リレー３も励磁
される。そして、接点３−１ａが閉じることにより乗場
呼び登録リレー３は自己保持する。この乗場呼び登録リ
レー３の自己保持により接点３−２ａも閉じるため、乗
場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場呼び警報用タイマ
６の両方に電源電圧が印加され、それぞれ呼び登録から
の経過時間が計時される。また、接点３−２ａが閉じて
乗場呼び登録灯１０を点灯させる。
【００１９】エレベータの利用者が登録した乗場呼びに
エレベータが応答した場合の動作については各種の提案
により公知であるので詳しい説明を省略するが、その時
には呼び消去接点４が開き、乗場呼び登録リレー３の自
己保持が解除される。従って、乗場呼び継続時間検出タ
イマ５及び乗場呼び警報用タイマ６はリセットされ、さ
らに、接点３−３ａも開いて乗場呼び登録灯１０は消灯
する。
エレベータが応答した場合の動作については各種の提案
により公知であるので詳しい説明を省略するが、その時
には呼び消去接点４が開き、乗場呼び登録リレー３の自
己保持が解除される。従って、乗場呼び継続時間検出タ
イマ５及び乗場呼び警報用タイマ６はリセットされ、さ
らに、接点３−３ａも開いて乗場呼び登録灯１０は消灯
する。
【００２０】ところが、乗場呼びにエレベータが応答す
る前に、乗場呼び警報用タイマ６にて予め定めた一定時
間、例えば、３分から５分が経過すると、そのコイルが
励磁され接点６−１ａが閉じる。この接点６−１ａが閉
じれば乗場呼び警報用フリッカリレー８が励磁され、そ
の接点８−１ｂが開閉し、乗場呼び登録灯１０はフリッ
カ状態になる。 また、これと同時に音声合成装置用出力リレー９も励磁
され、その接点９−１ａも閉じて音声合成装置１１に電
源電圧が供給される。音声合成装置１１には予め、「も
う一度ボタンを押してください」という音声データが格
納され、これに電源電圧が供給されたとき、後述スピー
カより音声出力される。
る前に、乗場呼び警報用タイマ６にて予め定めた一定時
間、例えば、３分から５分が経過すると、そのコイルが
励磁され接点６−１ａが閉じる。この接点６−１ａが閉
じれば乗場呼び警報用フリッカリレー８が励磁され、そ
の接点８−１ｂが開閉し、乗場呼び登録灯１０はフリッ
カ状態になる。 また、これと同時に音声合成装置用出力リレー９も励磁
され、その接点９−１ａも閉じて音声合成装置１１に電
源電圧が供給される。音声合成装置１１には予め、「も
う一度ボタンを押してください」という音声データが格
納され、これに電源電圧が供給されたとき、後述スピー
カより音声出力される。
【００２１】この音声出力に応じてエレベータ利用者が
再度乗場呼び釦１を押せば、押しているいる間だけ乗場
呼び検出リレー２は励磁される。これにより、常開接点
２−２ａが閉じ再登録呼び検出リレー７が励磁される。 この再登録呼び検出リレー７の励磁により、常閉接点７
−１ｂが開き、乗場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場
呼び警報用タイマ６は一旦リセットされるが、また、計
時動作を開始する。
再度乗場呼び釦１を押せば、押しているいる間だけ乗場
呼び検出リレー２は励磁される。これにより、常開接点
２−２ａが閉じ再登録呼び検出リレー７が励磁される。 この再登録呼び検出リレー７の励磁により、常閉接点７
−１ｂが開き、乗場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場
呼び警報用タイマ６は一旦リセットされるが、また、計
時動作を開始する。
【００２２】ここで、乗場呼び継続時間検出タイマ５で
は、乗場呼び警報用タイマ６の設定時間より、例えば、
５秒から１０秒だけ長く設定されている。いま、エレベ
ータ利用者が音声出力されても、乗場呼び釦１を押さな
かったとすれば、乗場呼び継続時間検出タイマ５がタイ
ムアップした時点で接点５−１ｂは開く。このため、乗
場呼び登録リレー３は自己保持が解除され、乗場呼びは
強制的に消去される。従って、接点３−３ａは開き、乗
場呼び登録灯１０は消灯せしめられる。
は、乗場呼び警報用タイマ６の設定時間より、例えば、
５秒から１０秒だけ長く設定されている。いま、エレベ
ータ利用者が音声出力されても、乗場呼び釦１を押さな
かったとすれば、乗場呼び継続時間検出タイマ５がタイ
ムアップした時点で接点５−１ｂは開く。このため、乗
場呼び登録リレー３は自己保持が解除され、乗場呼びは
強制的に消去される。従って、接点３−３ａは開き、乗
場呼び登録灯１０は消灯せしめられる。
【００２３】また、このとき、接点３−２ａも開くため
、乗場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場呼び警報用タ
イマ６はリセットされる。
、乗場呼び継続時間検出タイマ５及び乗場呼び警報用タ
イマ６はリセットされる。
【００２４】この実施例によれば、乗場呼びを登録した
後、エレベータが応答しない場合には、一定時間後、乗
場呼び登録灯１０を一定時間フリッカさせると同時に、
再登録を促す音声案内を行い、その間に実際の利用者が
いる場合には再度登録しやすくしている。しかし、実際
のエレベータ利用者がいない場合には、その間に再登録
されないため、その後、強制的に乗場呼びが消去されて
、無駄運転、無駄停止が減らされ、エレベータの運転効
率を向上させることができる。
後、エレベータが応答しない場合には、一定時間後、乗
場呼び登録灯１０を一定時間フリッカさせると同時に、
再登録を促す音声案内を行い、その間に実際の利用者が
いる場合には再度登録しやすくしている。しかし、実際
のエレベータ利用者がいない場合には、その間に再登録
されないため、その後、強制的に乗場呼びが消去されて
、無駄運転、無駄停止が減らされ、エレベータの運転効
率を向上させることができる。
【００２５】ところで、図１に示した各要素は、図２に
示すように、制御回路１４として一つの筐体に納められ
、各階床に設けられる乗場呼び登録釦１２（上昇、下降
の両方を含めたもの）とスピーカ１３がこの制御回路１
４に接続される。
示すように、制御回路１４として一つの筐体に納められ
、各階床に設けられる乗場呼び登録釦１２（上昇、下降
の両方を含めたもの）とスピーカ１３がこの制御回路１
４に接続される。
【００２６】そして、スピーカ１３は図３に示すように
、エレベータ乗場ドア１５の側部に設置される乗場呼び
登録釦１２（上昇、下降の両方を含めたもの）と一体に
なったフェースプレート内に納められ、乗場の乗客が音
声案内を聴き取りやすいようにしてある。
、エレベータ乗場ドア１５の側部に設置される乗場呼び
登録釦１２（上昇、下降の両方を含めたもの）と一体に
なったフェースプレート内に納められ、乗場の乗客が音
声案内を聴き取りやすいようにしてある。
【００２７】かくして、この実施例によれば、押し逃げ
乗場呼びと実際のエレベータ利用者の乗場呼びとが区別
され、実際のエレベータ利用者へのサービス向上が図ら
れることは明らかである。
乗場呼びと実際のエレベータ利用者の乗場呼びとが区別
され、実際のエレベータ利用者へのサービス向上が図ら
れることは明らかである。
【００２８】図１に示した実施例は、一つの乗場につい
て示したもので、実際には全ての乗場に対応してこれと
同様の回路が用意される。この場合、乗場呼び継続時間
検出タイマ５及び乗場呼び警報用タイマ６のタイムアッ
プ時間は、全階同一に設定しても、それぞれ別個に設定
してもよい。
て示したもので、実際には全ての乗場に対応してこれと
同様の回路が用意される。この場合、乗場呼び継続時間
検出タイマ５及び乗場呼び警報用タイマ６のタイムアッ
プ時間は、全階同一に設定しても、それぞれ別個に設定
してもよい。
【００２９】また、乗場呼び継続時間検出タイマ５及び
乗場呼び警報用タイマ６の設定時間差も全階同一に設定
しても、それぞれ別個に設定してもよい。
乗場呼び警報用タイマ６の設定時間差も全階同一に設定
しても、それぞれ別個に設定してもよい。
【００３０】さらに、実際のエレベータ利用者の多い、
一箇所又は複数箇所の乗場に対しては、強制消去をしな
い通常の乗場呼びと同様に構成してもよい。
一箇所又は複数箇所の乗場に対しては、強制消去をしな
い通常の乗場呼びと同様に構成してもよい。
【００３１】さらにまた、上記実施例では、リレーシー
ケンス回路で説明したが、これらと同一の機能をマイク
ロコンピュータにもたせてもよい。
ケンス回路で説明したが、これらと同一の機能をマイク
ロコンピュータにもたせてもよい。
【００３２】また、本実施例は非常用エレベータに限定
されるものではなく、一般の乗用エレベータにも適用で
きる。
されるものではなく、一般の乗用エレベータにも適用で
きる。
【００３３】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなようにこの
発明によれば、乗場呼びから一定の時間を経過したとき
の警報表示及び放送に応答して再度呼び操作すれば呼び
登録が延長され、応答しなければある時間の経過後に乗
場呼びが消去されようになっているため、押し逃げ乗場
呼びを極力排除して、主に、実際のエレベータ利用者の
乗場呼びにエレベータを応答させることができ、これに
よって運転効率及び利用者へのサービスを向上させるこ
とができる。
発明によれば、乗場呼びから一定の時間を経過したとき
の警報表示及び放送に応答して再度呼び操作すれば呼び
登録が延長され、応答しなければある時間の経過後に乗
場呼びが消去されようになっているため、押し逃げ乗場
呼びを極力排除して、主に、実際のエレベータ利用者の
乗場呼びにエレベータを応答させることができ、これに
よって運転効率及び利用者へのサービスを向上させるこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す回路図。
【図２】本発明の一実施例の主要素の接続関係を示す説
明図。
明図。
【図３】本発明の一実施例の主要素の設置位置を示すエ
レベータ乗場の正面図。
レベータ乗場の正面図。
１ 乗場呼び釦
２ 乗場呼び検出リレー
３ 乗場呼び登録リレー
５ 乗場呼び継続時間検出タイマ
６ 乗場呼び警報用タイマ
７ 再登録呼び検出リレー
８ 乗場呼び警報用フリッカリレー
９ 音声合成装置用出力リレー
１０ 乗場呼び登録灯
１１ 音声合成装置
１２ 乗場呼び登録釦
１３ スピーカ
Claims (1)
- 【請求項１】複数のサービス階床の乗場呼びを各階床の
乗場呼び手段によって登録し、乗かごの応答によって呼
び登録を消去するエレベータの乗場呼び装置において、
前記乗場呼びが登録されてから第１の設定時間が経過し
たこと、及び、この第１の設定時間より僅かに長い第２
の設定時間が経過したことをそれぞれ検出するタイマ手
段と、前記第１の設定時間が経過したとき乗場側に警報
表示すると共に、音声にて再登録を促すメッセージを放
送する報知手段と、前記第１の設定時間が経過した後で
、かつ、前記第２の設定時間を経過する前に行われた再
登録を検出し、前記タイマ手段の動作を中断して再起動
させると共に、再起動によって前記第１の設定時間が経
過するまで前記報知手段の動作を停止させるリセット手
段と、前記第２の設定時間を経過しても再登録されなか
ったとき前記呼び登録を消去する呼び登録消去手段とを
備えたことを特徴とするエレベータの乗場登録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3063242A JPH04298465A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | エレベータの乗場呼び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3063242A JPH04298465A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | エレベータの乗場呼び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04298465A true JPH04298465A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13223567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3063242A Pending JPH04298465A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | エレベータの乗場呼び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04298465A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008207919A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの運転制御システム |
| CN106744103A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-05-31 | 陈昭良 | 呼叫登记系统及电梯 |
| CN107055234A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-08-18 | 陈昭良 | 呼叫登记系统及电梯 |
Citations (2)
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| JPS5420557A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | Device for registering cage call for elevator |
| JPS61254475A (ja) * | 1985-05-08 | 1986-11-12 | 株式会社東芝 | エレベ−タの乗場呼び装置 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP3063242A patent/JPH04298465A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5420557A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | Device for registering cage call for elevator |
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