JPH06142542A - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
- Publication number
- JPH06142542A JPH06142542A JP4298331A JP29833192A JPH06142542A JP H06142542 A JPH06142542 A JP H06142542A JP 4298331 A JP4298331 A JP 4298331A JP 29833192 A JP29833192 A JP 29833192A JP H06142542 A JPH06142542 A JP H06142542A
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- JP
- Japan
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- rotary drum
- garbage
- drying
- rotary
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 厨芥を中心部まで加熱乾燥し、かつ、乾燥ス
ピ−ドが速く、長い厨芥が巻きついたり、粘いものがこ
びりついたりすることなく、粉砕、攪拌、排出の一連の
動作を行うことができる厨芥処理機を提供することを目
的とする。 【構成】 厨芥を収納、乾燥させる乾燥室９に櫛状の固
定刃１１を有し、乾燥室内には中空の回転ドラム１０を
有し、回転ドラム１０は開口部１０ｅ、１０ｆにより回
転ドラムの内外を連通させるとともに、前記回転ドラム
の外周面に複数枚の回転刃１０ｄを設け、乾燥前もしく
は乾燥中に、前記回転刃１０ｄと固定刃１１により厨芥
を粉砕すると共に、乾燥中に前記回転刃により攪拌を行
い、かつ、乾燥終了後、前記乾燥室に設けられた排出口
１２から回転刃１０ｄにより厨芥を排出するものであ
る。
ピ−ドが速く、長い厨芥が巻きついたり、粘いものがこ
びりついたりすることなく、粉砕、攪拌、排出の一連の
動作を行うことができる厨芥処理機を提供することを目
的とする。 【構成】 厨芥を収納、乾燥させる乾燥室９に櫛状の固
定刃１１を有し、乾燥室内には中空の回転ドラム１０を
有し、回転ドラム１０は開口部１０ｅ、１０ｆにより回
転ドラムの内外を連通させるとともに、前記回転ドラム
の外周面に複数枚の回転刃１０ｄを設け、乾燥前もしく
は乾燥中に、前記回転刃１０ｄと固定刃１１により厨芥
を粉砕すると共に、乾燥中に前記回転刃により攪拌を行
い、かつ、乾燥終了後、前記乾燥室に設けられた排出口
１２から回転刃１０ｄにより厨芥を排出するものであ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭の厨芥を乾燥・粉砕
処理する厨芥処理機に関するものである。
処理する厨芥処理機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、生活の多様化に伴い家庭より発生
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。
【０００３】従来、この種の厨芥処理機は、厨芥を粉砕
して下水へ流すディスポ−ザや、粉砕した厨芥をさらに
脱水する厨芥脱水機などがある。
して下水へ流すディスポ−ザや、粉砕した厨芥をさらに
脱水する厨芥脱水機などがある。
【０００４】図８は従来例としてのディスポ−ザを示
す。図８において、流し台のシンク１の下に取り付けら
れたディスポ−ザ２の電源（図示せず）を入れると、電
動機３により回転刃４が回転する。水道の水を少量ずつ
流しながら、厨芥を少量ずつ投入口５から粉砕室６に投
入すると、厨芥は回転刃４と固定刃７とにより粉砕さ
れ、回転刃４と固定刃７の隙間を通って排出口８から下
水へと排出される。
す。図８において、流し台のシンク１の下に取り付けら
れたディスポ−ザ２の電源（図示せず）を入れると、電
動機３により回転刃４が回転する。水道の水を少量ずつ
流しながら、厨芥を少量ずつ投入口５から粉砕室６に投
入すると、厨芥は回転刃４と固定刃７とにより粉砕さ
れ、回転刃４と固定刃７の隙間を通って排出口８から下
水へと排出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
スポ−ザでは、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道
処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因と
なる。また、下水道処理施設のある地域においても、下
水道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があっ
た。
スポ−ザでは、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道
処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因と
なる。また、下水道処理施設のある地域においても、下
水道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があっ
た。
【０００６】また、脱水処理し、下水に流さずに回収す
る厨芥脱水機の場合には、回収した厨芥、及び装置細部
に残留した厨芥が、腐敗し悪臭を放つという問題があっ
た。
る厨芥脱水機の場合には、回収した厨芥、及び装置細部
に残留した厨芥が、腐敗し悪臭を放つという問題があっ
た。
【０００７】本発明は上記課題に鑑み、厨芥を乾燥状態
にして腐敗しないように処理する厨芥処理機を提供する
ことを第１の目的とするものである。
にして腐敗しないように処理する厨芥処理機を提供する
ことを第１の目的とするものである。
【０００８】また本発明は巻き付くおそれのある厨芥で
も効果的に処理することができる厨芥処理機を提供する
ことを第２の目的とするものである。
も効果的に処理することができる厨芥処理機を提供する
ことを第２の目的とするものである。
【０００９】また本発明は厨芥の投入作業が容易なよう
に配慮した厨芥処理機を提供することを第３の目的とす
るものである。
に配慮した厨芥処理機を提供することを第３の目的とす
るものである。
【００１０】また本発明は厨芥の撹拌乾燥を効果的に行
わせることができる厨芥処理機を提供することを第４の
目的とするものである。
わせることができる厨芥処理機を提供することを第４の
目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るため本発明は、熱風等の加熱乾燥手段と、加熱乾燥手
段と連通し厨芥を収納、乾燥させる乾燥室と、乾燥室の
内壁に突出して設けた複数の固定刃と、乾燥室内で回転
するとともに外周の開口部により内外を導通した中空の
回転ドラムと、回転ドラムの外周面より突出し前記固定
刃と交錯する複数の回転刃とを有する厨芥処理機とした
ものである。
るため本発明は、熱風等の加熱乾燥手段と、加熱乾燥手
段と連通し厨芥を収納、乾燥させる乾燥室と、乾燥室の
内壁に突出して設けた複数の固定刃と、乾燥室内で回転
するとともに外周の開口部により内外を導通した中空の
回転ドラムと、回転ドラムの外周面より突出し前記固定
刃と交錯する複数の回転刃とを有する厨芥処理機とした
ものである。
【００１２】また第２の目的を達成するため本発明は、
第１の手段に加えて、回転ドラムの外周面と固定刃の山
部との間隙を、回転刃の最外端と固定刃の谷部または乾
燥室の内壁との間隙、および回転刃の側面と固定刃の側
面との間隙と同等もしくはそれ以下とした厨芥処理機と
するものである。
第１の手段に加えて、回転ドラムの外周面と固定刃の山
部との間隙を、回転刃の最外端と固定刃の谷部または乾
燥室の内壁との間隙、および回転刃の側面と固定刃の側
面との間隙と同等もしくはそれ以下とした厨芥処理機と
するものである。
【００１３】また第３の目的を達成するため本発明は、
第１の手段に加えて、回転ドラムの開口部の面積を、乾
燥室に設けられた厨芥の投入口の面積と同等もしくはそ
れ以上とし、運転終了時には回転ドラムの開口部の位置
を前記投入口の位置にほぼ一致させて停止させる厨芥処
理機とするものである。
第１の手段に加えて、回転ドラムの開口部の面積を、乾
燥室に設けられた厨芥の投入口の面積と同等もしくはそ
れ以上とし、運転終了時には回転ドラムの開口部の位置
を前記投入口の位置にほぼ一致させて停止させる厨芥処
理機とするものである。
【００１４】また第４の目的を達成するため本発明は、
第１の手段に加えて、回転ドラムの側板にも開口部を設
け、回転ドラムの内外を導通させた厨芥処理機とするも
のである。
第１の手段に加えて、回転ドラムの側板にも開口部を設
け、回転ドラムの内外を導通させた厨芥処理機とするも
のである。
【００１５】
【作用】上記本発明の第１の手段により、中空の回転ド
ラム内に投入された厨芥は、回転ドラムの外周の開口部
を通して回転ドラムの内外を行き来しながら、回転刃と
固定刃によって粉砕、攪拌される。したがって、厨芥の
中心部まで加熱乾燥され、腐敗しにくくなりかつ減容さ
れる。また乾燥中は回転刃により攪拌されているので、
乾燥速度が速くかつ乾燥ムラが無い。そして、乾燥室内
の回転ドラムは中空となっているため、厨芥の中に含ま
れるうどん、かんぴょう等の長いものが巻きついたり、
でんぷん質のものが粘くなって、こびりついたりする部
分がない。また回転刃の部分は、固定刃と交錯運動を行
っているため、例え巻きつき、こびりつきが発生しても
堆積しない。
ラム内に投入された厨芥は、回転ドラムの外周の開口部
を通して回転ドラムの内外を行き来しながら、回転刃と
固定刃によって粉砕、攪拌される。したがって、厨芥の
中心部まで加熱乾燥され、腐敗しにくくなりかつ減容さ
れる。また乾燥中は回転刃により攪拌されているので、
乾燥速度が速くかつ乾燥ムラが無い。そして、乾燥室内
の回転ドラムは中空となっているため、厨芥の中に含ま
れるうどん、かんぴょう等の長いものが巻きついたり、
でんぷん質のものが粘くなって、こびりついたりする部
分がない。また回転刃の部分は、固定刃と交錯運動を行
っているため、例え巻きつき、こびりつきが発生しても
堆積しない。
【００１６】また、第２の手段によれば、回転ドラムの
外周面の近傍を固定刃の山部分が通過するため、回転ド
ラムの外周の開口部を通って外周の内外に巻きつく厨芥
は、固定刃の山部分によって剥がされ、堆積しないもの
である。
外周面の近傍を固定刃の山部分が通過するため、回転ド
ラムの外周の開口部を通って外周の内外に巻きつく厨芥
は、固定刃の山部分によって剥がされ、堆積しないもの
である。
【００１７】また、第３の手段によれば、厨芥を乾燥室
に投入する際、回転ドラムの開口部の面積とその停止位
置を配慮したことにより、厨芥の投入がスムーズに行え
るものである。
に投入する際、回転ドラムの開口部の面積とその停止位
置を配慮したことにより、厨芥の投入がスムーズに行え
るものである。
【００１８】また、第４の手段によれば、回転ドラムの
側板への乾燥厨芥の付着に対し、付着面積が小さく、付
着残留量を減少させると共に、側板上での回転ドラムの
内外の導通をはかることにより、側板による攪拌効果が
追加されるものである。
側板への乾燥厨芥の付着に対し、付着面積が小さく、付
着残留量を減少させると共に、側板上での回転ドラムの
内外の導通をはかることにより、側板による攪拌効果が
追加されるものである。
【００１９】
【実施例】本発明の第１の手段の実施例について図１〜
図３により説明する。図に示すように、厨芥を収納、乾
燥させる乾燥室９は、熱風入口９ａ、熱風出口９ｂ、厨
芥を投入する投入口９ｃを有する。乾燥室９内には中空
の回転ドラム１０を回転自在に装備している。この回転
ドラム１０は、側板１０ａ、側板１０ａ間の横串１０
ｂ、側板１０ａに設けた回転軸１０ｃ、ドラム外周面よ
り突出した短冊状の複数の回転刃１０ｄとで構成され、
外周面には横串１０ｂによる開口部１０ｅが形成され、
回転ドラムの内外は導通空間となっている。
図３により説明する。図に示すように、厨芥を収納、乾
燥させる乾燥室９は、熱風入口９ａ、熱風出口９ｂ、厨
芥を投入する投入口９ｃを有する。乾燥室９内には中空
の回転ドラム１０を回転自在に装備している。この回転
ドラム１０は、側板１０ａ、側板１０ａ間の横串１０
ｂ、側板１０ａに設けた回転軸１０ｃ、ドラム外周面よ
り突出した短冊状の複数の回転刃１０ｄとで構成され、
外周面には横串１０ｂによる開口部１０ｅが形成され、
回転ドラムの内外は導通空間となっている。
【００２０】また乾燥室９の内壁には櫛状形状に突出し
て設けた複数の固定刃１１を設けており、回転刃１０ｄ
がこの固定刃１１の谷部位置に配列され、回転ドラム１
０の回転に伴い交錯する。
て設けた複数の固定刃１１を設けており、回転刃１０ｄ
がこの固定刃１１の谷部位置に配列され、回転ドラム１
０の回転に伴い交錯する。
【００２１】また乾燥室９の底には乾燥終了した厨芥を
排出する排出口１２があり、常時は蓋により閉塞されて
いる。排出された厨芥は取り出し可能な厨芥容器１７内
に収容されるものである。なお、回転ドラム１０はモ−
タ１３、ベルト１４により回転駆動される。
排出する排出口１２があり、常時は蓋により閉塞されて
いる。排出された厨芥は取り出し可能な厨芥容器１７内
に収容されるものである。なお、回転ドラム１０はモ−
タ１３、ベルト１４により回転駆動される。
【００２２】そして、ヒ−タ１５、送風ファン１６は乾
燥室９と連通する熱風等の加熱乾燥手段を構成してお
り、乾燥室９内の厨芥に熱風を供給するものである。
燥室９と連通する熱風等の加熱乾燥手段を構成してお
り、乾燥室９内の厨芥に熱風を供給するものである。
【００２３】次に、上記構成における動作を説明する。
厨芥の投入口９ｃより開口部１０ｅを経て回転ドラム１
０内に投入された厨芥は、開口部１０ｅを通して回転ド
ラム１０の内外を行き来しながら、回転刃１０ｄと固定
刃１１により粉砕される。粉砕された厨芥に対し加熱乾
燥手段からの熱風による加熱乾燥が開始され、同時に回
転刃１０ｄも回転運動を続け、厨芥を攪拌する。前記粉
砕動作と加熱乾燥動作とは同時に行うこともできる。
厨芥の投入口９ｃより開口部１０ｅを経て回転ドラム１
０内に投入された厨芥は、開口部１０ｅを通して回転ド
ラム１０の内外を行き来しながら、回転刃１０ｄと固定
刃１１により粉砕される。粉砕された厨芥に対し加熱乾
燥手段からの熱風による加熱乾燥が開始され、同時に回
転刃１０ｄも回転運動を続け、厨芥を攪拌する。前記粉
砕動作と加熱乾燥動作とは同時に行うこともできる。
【００２４】このように、撹拌しながら乾燥するため
に、厨芥の中心部まで加熱乾燥され、腐敗しにくくなり
かつ減容される。また乾燥中は回転刃１０ｄにより攪拌
されているので、乾燥速度が速くかつ乾燥ムラが無い。
そして、乾燥室９内の回転ドラム１０は中空となってい
るため、厨芥の中に含まれるうどん、かんぴょう等の長
いものが巻きついたり、でんぷん質のものが粘くなっ
て、こびりついたりする部分がない。また回転刃１０ｄ
の部分は、固定刃１１と交錯運動を行っているため、例
え巻きつき、こびりつきが発生しても堆積しない。
に、厨芥の中心部まで加熱乾燥され、腐敗しにくくなり
かつ減容される。また乾燥中は回転刃１０ｄにより攪拌
されているので、乾燥速度が速くかつ乾燥ムラが無い。
そして、乾燥室９内の回転ドラム１０は中空となってい
るため、厨芥の中に含まれるうどん、かんぴょう等の長
いものが巻きついたり、でんぷん質のものが粘くなっ
て、こびりついたりする部分がない。また回転刃１０ｄ
の部分は、固定刃１１と交錯運動を行っているため、例
え巻きつき、こびりつきが発生しても堆積しない。
【００２５】以上のようにして乾燥が終了すると、排出
口１２を開き、回転刃１０ｄを回転させ、厨芥容器１７
に乾燥粉砕された厨芥を排出する。なお乾燥された厨芥
は、回転刃１０ｄと固定刃１１により適度の大きさに荒
粉砕されているため、本実施例のような短冊状の回転刃
１０ｄでも、その熊手式の掻き出し作用と回転の勢いに
より排出することができるものである。
口１２を開き、回転刃１０ｄを回転させ、厨芥容器１７
に乾燥粉砕された厨芥を排出する。なお乾燥された厨芥
は、回転刃１０ｄと固定刃１１により適度の大きさに荒
粉砕されているため、本実施例のような短冊状の回転刃
１０ｄでも、その熊手式の掻き出し作用と回転の勢いに
より排出することができるものである。
【００２６】次に本発明の第２の手段の実施例について
図４により説明する。図に示すように、回転ドラム１０
の外周面と固定刃１１の山部との間隙Ａを、回転刃１０
ｄの最外端と固定刃１１の谷部または乾燥室９の内壁と
の間隙Ｂ、および回転刃１０ｄの側面と固定刃１１の側
面との間隙Ｃと同等もしくはそれ以下となっている。
図４により説明する。図に示すように、回転ドラム１０
の外周面と固定刃１１の山部との間隙Ａを、回転刃１０
ｄの最外端と固定刃１１の谷部または乾燥室９の内壁と
の間隙Ｂ、および回転刃１０ｄの側面と固定刃１１の側
面との間隙Ｃと同等もしくはそれ以下となっている。
【００２７】その他の構成、動作については第１の手段
と同様であるが、回転ドラム１０の外周面の近傍を固定
刃１１の山部分が通過するため、回転ドラム１０の外周
の開口部１０ｅを通って外周の内外に巻きつく厨芥は、
固定刃１１の山部分によって剥がされ、堆積しないもの
である。
と同様であるが、回転ドラム１０の外周面の近傍を固定
刃１１の山部分が通過するため、回転ドラム１０の外周
の開口部１０ｅを通って外周の内外に巻きつく厨芥は、
固定刃１１の山部分によって剥がされ、堆積しないもの
である。
【００２８】次に本発明の第３の手段の実施例について
図５、図６により説明する。図に示すように、回転ドラ
ム１０の外周の開口部１０ｅは厨芥の投入口９ｃと同等
もしくはそれ以上の断面積を有している。またリ−ドス
イッチ１８ｂは乾燥室９の側面に取り付けられ、マグネ
ット１８ａは回転軸１０ｃにアームを介して取り付けら
れて回転ドラム１０と共に回転運動を行うようになって
いる。
図５、図６により説明する。図に示すように、回転ドラ
ム１０の外周の開口部１０ｅは厨芥の投入口９ｃと同等
もしくはそれ以上の断面積を有している。またリ−ドス
イッチ１８ｂは乾燥室９の側面に取り付けられ、マグネ
ット１８ａは回転軸１０ｃにアームを介して取り付けら
れて回転ドラム１０と共に回転運動を行うようになって
いる。
【００２９】回転ドラム１０の運転終了時には、マグネ
ット１８ａがリ−ドスイッチ１８ｂに一致する位置で回
転ドラム１０が停止し、回転ドラム１０の開口部１０ｅ
が厨芥の投入口９ｃの真下にくるようになっている。し
たがって、厨芥を乾燥室９に投入する際、厨芥の投入が
スムーズに行えるものである。その他の構成、動作につ
いては第１の手段と同様である。
ット１８ａがリ−ドスイッチ１８ｂに一致する位置で回
転ドラム１０が停止し、回転ドラム１０の開口部１０ｅ
が厨芥の投入口９ｃの真下にくるようになっている。し
たがって、厨芥を乾燥室９に投入する際、厨芥の投入が
スムーズに行えるものである。その他の構成、動作につ
いては第１の手段と同様である。
【００３０】次に第４の手段の実施例について図７によ
り説明する。図に示すように、回転ラム１０の開口部１
０ｅ以外に、側板１０ａにも開口部１０ｆを設けてい
る。
り説明する。図に示すように、回転ラム１０の開口部１
０ｅ以外に、側板１０ａにも開口部１０ｆを設けてい
る。
【００３１】この構成では、回転ドラム１０の側板１０
ａへの乾燥厨芥の付着に対し、付着面積が小さく、付着
残留量を減少させると共に、側板１０ａ上での回転ドラ
ム１０の内外の導通をはかることにより、側板１０ａに
よる攪拌効果が追加されるものである。その他の構成、
動作については第１の手段と同様である。
ａへの乾燥厨芥の付着に対し、付着面積が小さく、付着
残留量を減少させると共に、側板１０ａ上での回転ドラ
ム１０の内外の導通をはかることにより、側板１０ａに
よる攪拌効果が追加されるものである。その他の構成、
動作については第１の手段と同様である。
【００３２】
【発明の効果】本発明の第１の手段によれば、厨芥は粉
砕されたうえに加熱乾燥されるので、中心部まで乾燥さ
れ腐敗しににくなるとともに減容される。また、回転刃
により攪拌されているので乾燥スピ−ドも速い。また、
粉砕、攪拌の一連の動作を回転刃により行うことができ
る。そして乾燥室の中央部に回転軸がないため、長いも
のが巻きついたり、粘くなったでんぷん質がこびりつい
て堆積したりしない。
砕されたうえに加熱乾燥されるので、中心部まで乾燥さ
れ腐敗しににくなるとともに減容される。また、回転刃
により攪拌されているので乾燥スピ−ドも速い。また、
粉砕、攪拌の一連の動作を回転刃により行うことができ
る。そして乾燥室の中央部に回転軸がないため、長いも
のが巻きついたり、粘くなったでんぷん質がこびりつい
て堆積したりしない。
【００３３】第２の手段によれば、回転ドラムの外周の
開口部を通って外周面内外に巻きつく厨芥は、各部の間
隙の寸法を配慮したことにより、固定刃の山部分によっ
て剥がされ、堆積することはない。
開口部を通って外周面内外に巻きつく厨芥は、各部の間
隙の寸法を配慮したことにより、固定刃の山部分によっ
て剥がされ、堆積することはない。
【００３４】第３の手段によれば、開口部の大きさとそ
の停止位置を配慮したことにより、厨芥を乾燥室にスム
ーズに投入することができ、回転ドラムの外周が投入の
邪魔になるのを防止することができる。
の停止位置を配慮したことにより、厨芥を乾燥室にスム
ーズに投入することができ、回転ドラムの外周が投入の
邪魔になるのを防止することができる。
【００３５】第４の手段によれば、回転ドラムの側板に
も開口部を設けたことにより、側板への乾燥厨芥の付着
残留量を減少させると共に、側板近辺の攪拌状態が改善
され効果的な乾燥粉砕が行えるものである。
も開口部を設けたことにより、側板への乾燥厨芥の付着
残留量を減少させると共に、側板近辺の攪拌状態が改善
され効果的な乾燥粉砕が行えるものである。
【図１】本発明の第１の手段の実施例を示す厨芥処理機
の正断面図
の正断面図
【図２】同厨芥処理機の側断面図
【図３】同厨芥処理機の回転ドラムの斜視図
【図４】本発明の第２の手段の実施例を示す厨芥処理機
の正断面図
の正断面図
【図５】本発明の第３の手段の実施例を示す厨芥処理機
の正断面図
の正断面図
【図６】同厨芥処理機の側断面図
【図７】本発明の第４の手段の実施例を示す厨芥処理機
の回転ドラムの斜視図
の回転ドラムの斜視図
【図８】従来の厨芥処理機の正断面図
９ 乾燥室 ９ｃ 厨芥の投入口 １０ 回転ドラム １０ａ 回転ドラムの側板 １０ｄ 回転刃 １０ｅ 開口部 １０ｆ 開口部 １１ 固定刃 １５ ヒ−タ １６ 送風ファン １８ａ マグネット １８ｂ リ−ドスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 博史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 酒谷 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 熱風等の加熱乾燥手段と、加熱乾燥手段
と連通し厨芥を収納、乾燥させる乾燥室と、乾燥室の内
壁に突出して設けた複数の固定刃と、乾燥室内で回転す
るとともに外周の開口部により内外を導通した中空の回
転ドラムと、回転ドラムの外周面より突出し前記固定刃
と交錯する複数の回転刃とを有する厨芥処理機。 - 【請求項２】 回転ドラムの外周面と固定刃の山部との
間隙を、回転刃の最外端と固定刃の谷部または乾燥室の
内壁との間隙、および回転刃の側面と固定刃の側面との
間隙と同等もしくはそれ以下とした請求項１記載の厨芥
処理機。 - 【請求項３】 回転ドラムの開口部の面積を、乾燥室に
設けられた厨芥の投入口の面積と同等もしくはそれ以上
とし、運転終了時には回転ドラムの開口部の位置を前記
投入口の位置にほぼ一致させて停止させる請求項１記載
の厨芥処理機。 - 【請求項４】 回転ドラムの側板にも開口部を設け、回
転ドラムの内外を導通させた請求項１記載の厨芥処理
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04298331A JP3109293B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04298331A JP3109293B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 厨芥処理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06142542A true JPH06142542A (ja) | 1994-05-24 |
| JP3109293B2 JP3109293B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=17858283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04298331A Expired - Fee Related JP3109293B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3109293B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4857949A (en) * | 1987-07-13 | 1989-08-15 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Device for venting fumes given off by automatic developing equipment |
| KR100921435B1 (ko) * | 2009-05-26 | 2009-10-13 | (주)해원 | 음식물 쓰레기 처리기 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP04298331A patent/JP3109293B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4857949A (en) * | 1987-07-13 | 1989-08-15 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Device for venting fumes given off by automatic developing equipment |
| KR100921435B1 (ko) * | 2009-05-26 | 2009-10-13 | (주)해원 | 음식물 쓰레기 처리기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3109293B2 (ja) | 2000-11-13 |
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