JPH06142479A - 攪拌機及びこれを使用した攪拌方法 - Google Patents

攪拌機及びこれを使用した攪拌方法

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JPH06142479A
JPH06142479A JP29999592A JP29999592A JPH06142479A JP H06142479 A JPH06142479 A JP H06142479A JP 29999592 A JP29999592 A JP 29999592A JP 29999592 A JP29999592 A JP 29999592A JP H06142479 A JPH06142479 A JP H06142479A
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JP
Japan
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stirrer
blade
content liquid
stirring blade
agitation
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Application number
JP29999592A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hirai
等 平井
Hiroyoshi Tokuoka
洋由 徳岡
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Shinko Pantec Co Ltd
Original Assignee
Shinko Pantec Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • B23K1/0008Soldering, e.g. brazing, or unsoldering specially adapted for particular articles or work
    • B23K1/0018Brazing of turbine parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッフルに付着性物質が固着するという問題
を解消し、且つ従来のバッフルを使用した場合と同様の
攪拌効果が得られるようにすることを目的とする。 【構成】 竪型円筒反応槽1に備えられる攪拌機に於い
て、その攪拌翼5の回転数が間欠的に変更又はその回転
が間欠的に停止しうるように構成されてなることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的大量の溶剤や粉
体等を含む内容液を攪拌する場合に適用される攪拌機及
びこれを使用した攪拌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種内容液を攪拌する場合に
は、例えば竪型円筒状反応槽に回転駆動可能な攪拌翼を
有する攪拌機を備え付けたものが使用されている。
【0003】そして、攪拌翼を一定の回転数で回転させ
て内容液を攪拌するのであるが、攪拌機の始動時には攪
拌翼と内容液との間の相対速度が大きいために、該内容
液には大きな回転トルクが加わって良好に攪拌が開始さ
れることとなる。
【0004】しかしながら、この状態で攪拌機を連続運
転すると、時間の経過に伴い内容液の回転速度が上昇し
て攪拌翼間の相対速度が小さくなるために、所謂共廻り
現象が生じて、内容液に加わる回転トルクが一定値まで
低減してしまう。
【0005】その結果、上下方向の攪拌が十分に行われ
ずに攪拌効率が著しく低下するという事態が発生し、特
に内容液の粘度が小さい場合にかかる現象が顕著に現れ
る。
【0006】これに対して、図5の如く反応槽1aの内壁
面にバッフル11を設ければ、攪拌翼5aの回転により周方
向に流動する内容液2aの一部がバッフル11にて遮られ
て、両者間の相対速度が一定以上に保たれ、また内容液
2aの流れを上下方向の流れに変更させることができて上
述したような不都合は解消される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかるバッ
フル11は反応槽1aの内壁面に固定されてなるために、そ
の近傍に滞留部が生じて付着性物質が固着するという問
題点があり、特に内容液2aがペースト塩化ビニルやラテ
ックス等の場合にはかかる固着現象が顕著に生じること
となる。
【0008】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、バッフルに付着性物
質が固着するという問題を解消し、且つ従来のバッフル
を使用した場合と同等の攪拌効果が得られるようにする
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために、本発明は竪型円筒状反応槽1に備えられる攪
拌機に於いて、その攪拌翼5の回転数が間欠的に変更又
はその回転が間欠的に停止しうるように構成されてなる
攪拌機である。
【0010】また、本発明に係る攪拌方法は、攪拌翼5
の回転数を間欠的に変更させ又はその回転を間欠的に停
止させることにより、竪型円筒状反応槽1内の内容液2
を攪拌せしめることを特徴とする。
【0011】
【作用】従って、上記構成を特徴とする攪拌機により内
容液2を攪拌する場合は、先ず攪拌機を始動させてその
攪拌翼5を回転駆動せしめるのであるが、この始動時に
は攪拌翼5と内容液2との間の相対速度が大きいため
に、該内容液2に大きな回転トルクが加わることとな
り、よって内容液2が周方向及び上下方向に流動して攪
拌が開始される。
【0012】そして、所定時間経過後に前記攪拌翼5の
回転数を変更させ又はその回転を停止させると、内容液
2の回転流動が攪拌翼5に妨げられて、上下方向にも流
動して攪拌が行われる。
【0013】さらに、所定時間が経過すると再度攪拌翼
5の回転数が変更され又は回転駆動されるのであるが、
この際にも上述した如く攪拌翼5により内容液2に大き
な回転トルクが加えられるために、内容液2が周方向及
び上下方向に流動せしめられることとなり、上下方向の
攪拌が行われるのである。
【0014】このように、間欠的に攪拌機4の回転数の
変更又はその回転の停止を繰返して行うことより、周方
向のみならず上下方向の攪拌も良好に行えることとな
り、その結果内容液2を均一に攪拌することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。
【0016】実施例1 図1に於いて、1は内部に内容液2を投入可能な竪型円
筒状反応槽を示し、その上面には攪拌機取付口3が設け
られてなる。
【0017】4は反応槽1の攪拌機取付口3に取付けら
れた攪拌機で、該攪拌機4は正面略U字状の所謂アンカ
ー翼と称される攪拌翼5を先端に設けた攪拌軸6と、該
攪拌軸6を回転駆動するための伝動装置7とからなり、
該伝動装置7は制御装置8により毎分60回転の回転と停
止とを約5秒間ずつ間欠的に繰返す電動モータ(図示せ
ず)を内蔵した減速機9と架台10とで構成されてなる。
【0018】本実施例は以上のような構成からなるが、
液粘度1100cp, 液密度1400kg/m3 の内容液2を液深Hが
440mm となるように内径Dを400mm とした反応槽1に投
入し、スパンLを380mm とし且つ幅L' を40mmとした攪
拌翼5を使用して、制御装置8を作動させずに攪拌機4
を連続運転した場合と制御装置8により間欠的にその回
転を停止させた場合について、時間経過に伴う回転トル
クの変化を調べる実験を行った。
【0019】かかる実験結果は図2に示すが、攪拌機4
の電動モータの始動時には、何れの場合も攪拌翼5から
内容液2に大きな回転トルクが加わり、内容液2に周方
向及び上下方向の流動を生ぜしめて良好に攪拌が開始さ
れる。
【0020】さらに、この状態で攪拌機4を連続運転さ
せた場合は、図2(イ) のように時間の経過と共に回転ト
ルクは一定値まで減少して変化することがなく、その結
果内容液2に共廻り現象が生じてしまい、攪拌作業が完
了するまでに5分以上の時間を要した。
【0021】一方、図2(ロ) の如く攪拌翼5の回転を制
御装置8により始動後約5秒後に停止させると、周方向
に流動する内容液2の一部が停止した攪拌翼5に衝突し
て共廻り現象の発生が阻止されつつ、内容液2の回転速
度は低下していく。即ち、攪拌翼5がバッフル的な機能
を発揮することとなって、内容液2が上下方向にも流動
して上下の攪拌が良好に行われるのである。
【0022】そして、攪拌翼5の回転停止後約5秒が経
過すると、再度制御装置8により電動モータが始動され
て攪拌翼5が回転することになるが、かかる始動時にも
上述したと同様に回転速度が低下した内容液2には大き
な回転トルクが加わり、該内容液2が上下方向にも流動
して攪拌が行われるのである。かかる動作を繰返し約2
分間行なうことにより攪拌作業は完了した。
【0023】而して、攪拌翼5の回転を間欠的に停止さ
せることにより、内容液2の共廻り現象の発生を阻止し
つつ、その始動及び停止時に於いて内容液2を上下方向
の攪拌をも適切に行えるために、該内容液2を全体にわ
たって均一な攪拌が可能となり、よって内容液2の混合
や反応等の促進に大いに寄与しうるのである。
【0024】また、夫々の場合について平均トルクを求
めると、間欠運転の場合が0.26kg-mであるのに対して、
連続運転の場合は0.41kg-mとなり、前者の方が後者にに
比して省力化が図れて効率的な攪拌が行えることとな
る。
【0025】実施例2 図3に示す反応槽1及び攪拌機4は実施例1と略同様の
構成からなるが、攪拌機4の攪拌翼5のみが異なってお
り、該攪拌翼5は略円弧状に湾曲形成された3枚後退翼
である。かかる攪拌翼5は実施例1の攪拌翼5に比して
小型ではあるが、この場合にも実施例1と略同様の攪拌
効果が得られる。
【0026】このように、攪拌機4の攪拌翼5の形状等
の具体的な構成は一切問うものではなく、例えば図4
(イ) に示すようなタービン翼や同図(ロ) の如きパドル
翼、或いは同図(ハ) のように翼が傾斜したパドル翼や同
図(ニ) の如き幅広パドル翼等で構成しても構わない。
【0027】尚、上記実施例に於いては、攪拌翼5を完
全に停止するように構成してなるが、間欠的にその回転
数を変更させるように構成してもよい。
【0028】また、攪拌翼4の具体的な回転数や回転時
間等も攪拌すべき内容液2の粘度等に応じて任意な変更
が可能である。
【0029】さらに、攪拌機4の駆動手段も決して上記
実施例の伝動装置7に限定されず、また攪拌翼5は正逆
両回転可能に構成してもよい。
【0030】さらに、攪拌機4の回転数を間欠的に変更
し又はその回転を停止可能とする具体的な手段は問うも
のではなく、手動的に変更又は停止させても構わない。
【0031】その他、反応槽1や攪拌機4の各部の形状
等の具体的な構成も本発明の意図する範囲内に於いて任
意に設計変更自在である。
【0032】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は従来のバッフルを
省略して攪拌翼の回転数を間欠的に変更又はその回転を
停止させて内容液の攪拌を行うものであるために、従来
の如きバッフルに付着性物質が固着するという不都合は
一切生じることはない。
【0033】しかも、かかる攪拌翼の回転数を変更させ
又はその回転を停止させることによって内容液の共廻り
現象の発生を阻止すると共に、上下方向の流動が可能と
なるために、該内容液を全体にわたって均一に攪拌でき
ることとなり、よってその混合や反応等が良好に行える
という格別の効果を得るに至った。
【0034】また、本発明に係る攪拌機は全体の構成が
従来の攪拌機とは殆ど変わらないため、その製作も容易
に且つ安価に行えるという実用的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す反応槽の説明図。
【図2】攪拌翼の回転数及びトルクと時間との関係を示
し、(イ) は従来方法に係るグラフで、(ロ) は本発明に係
るグラフ。
【図3】他の実施例を示す攪拌翼を備えた反応槽の説明
図。
【図4】(イ) 〜(ニ) は攪拌翼の他実施例を示す概略説明
図。
【図5】従来例を示す説明図。
【符号の説明】
1…竪型円筒状反応槽 2…内容液 5…攪拌翼

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型円筒状反応槽(1) に備えられる攪拌
    機に於いて、その攪拌翼(5) の回転数が間欠的に変更又
    はその回転が間欠的に停止しうるように構成されてなる
    ことを特徴とする攪拌機。
  2. 【請求項2】 前記攪拌翼(5) が正逆両回転可能に構成
    されてなる請求項1記載の攪拌機。
  3. 【請求項3】 攪拌翼(5) の回転数を間欠的に変更させ
    又はその回転を間欠的に停止させることにより、竪型円
    筒状反応槽(1) 内の内容液(2) を攪拌せしめることを特
    徴とする攪拌方法。
  4. 【請求項4】 前記攪拌翼(5) が正逆両回転可能に構成
    されてなる請求項3記載の攪拌方法。
JP29999592A 1992-11-10 1992-11-10 攪拌機及びこれを使用した攪拌方法 Pending JPH06142479A (ja)

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Cited By (6)

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JP2013031972A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Denso Corp 成形品の製造方法
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