JPH0613927B2 - 石油スト−ブの電磁ポンプ制御装置 - Google Patents
石油スト−ブの電磁ポンプ制御装置Info
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- JPH0613927B2 JPH0613927B2 JP4547285A JP4547285A JPH0613927B2 JP H0613927 B2 JPH0613927 B2 JP H0613927B2 JP 4547285 A JP4547285 A JP 4547285A JP 4547285 A JP4547285 A JP 4547285A JP H0613927 B2 JPH0613927 B2 JP H0613927B2
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- JP
- Japan
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- electromagnetic pump
- pulse width
- pulse
- counter
- flag
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は燃焼用の石油を電磁ポンプで吸い上げて燃焼
部へ供給する石油ストーブの電磁ポンプ制御装置に関す
る。
部へ供給する石油ストーブの電磁ポンプ制御装置に関す
る。
[発明の技術的背景] 従来、石油ストーブの電磁ポンプ制御装置としては、第
5図に示すようにマイクロコンピュータ1の割込み入力
端子INTにCR発振回路2の出力端子を接続し、また
出力端子O0にフォトカプラ3の発光ダイオード3Dを
接続し、そのフォトカプラ3のホトトランジスタ3Tの
出力をパルス幅調整回路4を介して電磁ポンプ駆動回路
5に供給し、その駆動回路5によって電磁ポンプ6を駆
動するものが知られている。前記マイクロコンピュータ
1には制御部を為すCPU(中央処理装置)、プログラ
ムデータを格納したROM(リード・オンリー・メモ
リ)、第6図に示すようなカウンタ71、Zフラグ
72、F1フラグ73、T1値メモリ74、T2値メモ
リ75を設けたRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)、I/Oポートなどが設けられている。そして前記
CPUは前記ROMプログラムデータに基づいて第7図
に示すメイン処理及び第8図に示す割込み処理を行なう
ようにしている。メイン処理においては先ずカウンタ7
1及びF1フラグ73をゼロクリアする。続いて出力端
子O0の出力を「0」、すなわちローレベルにセットす
る。そして割込みを許可する。割込みはCR発振回路2
からの信号によって一定周期でかかる。割込み処理では
先ずZフラグ72に「1」がセットされているか否かを
チェックする。このZフラグ72は運転スイッチなどの
各種情報によって燃焼動作が可能になっている場合
「1」がセットされる。そしてZフラグ72=0のとき
にはこの処理を抜ける。またZフラグ72=1のときに
はカウンタ71を1つインクリメントする。続いてF1
フラグ73に「1」がセットされているか否かをチェッ
クする。このF1フラグ73は出力端子O0の状態を示
すものでF1=1のときにはO0=1となり、F1=0
のときにはO0=0となる。F1フラグ73=1であれ
ば出力端子O0の出力を「1」、すなわちハイレベルに
する。このハイレベル期間はパルス信号のパルス幅に相
当する。続いてカウンタ71のカウント値がT1メモリ
74のT1よりも大きいか否かをチェックする。そして
T1値以下であればこの処理を抜ける。また、T1値よ
り大きければF1フラグ73、出力端子O0、カウンタ
71をそれぞれ「0」にする。前記においてF1フラグ
73=0であればこれらの処理をパスする。
5図に示すようにマイクロコンピュータ1の割込み入力
端子INTにCR発振回路2の出力端子を接続し、また
出力端子O0にフォトカプラ3の発光ダイオード3Dを
接続し、そのフォトカプラ3のホトトランジスタ3Tの
出力をパルス幅調整回路4を介して電磁ポンプ駆動回路
5に供給し、その駆動回路5によって電磁ポンプ6を駆
動するものが知られている。前記マイクロコンピュータ
1には制御部を為すCPU(中央処理装置)、プログラ
ムデータを格納したROM(リード・オンリー・メモ
リ)、第6図に示すようなカウンタ71、Zフラグ
72、F1フラグ73、T1値メモリ74、T2値メモ
リ75を設けたRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)、I/Oポートなどが設けられている。そして前記
CPUは前記ROMプログラムデータに基づいて第7図
に示すメイン処理及び第8図に示す割込み処理を行なう
ようにしている。メイン処理においては先ずカウンタ7
1及びF1フラグ73をゼロクリアする。続いて出力端
子O0の出力を「0」、すなわちローレベルにセットす
る。そして割込みを許可する。割込みはCR発振回路2
からの信号によって一定周期でかかる。割込み処理では
先ずZフラグ72に「1」がセットされているか否かを
チェックする。このZフラグ72は運転スイッチなどの
各種情報によって燃焼動作が可能になっている場合
「1」がセットされる。そしてZフラグ72=0のとき
にはこの処理を抜ける。またZフラグ72=1のときに
はカウンタ71を1つインクリメントする。続いてF1
フラグ73に「1」がセットされているか否かをチェッ
クする。このF1フラグ73は出力端子O0の状態を示
すものでF1=1のときにはO0=1となり、F1=0
のときにはO0=0となる。F1フラグ73=1であれ
ば出力端子O0の出力を「1」、すなわちハイレベルに
する。このハイレベル期間はパルス信号のパルス幅に相
当する。続いてカウンタ71のカウント値がT1メモリ
74のT1よりも大きいか否かをチェックする。そして
T1値以下であればこの処理を抜ける。また、T1値よ
り大きければF1フラグ73、出力端子O0、カウンタ
71をそれぞれ「0」にする。前記においてF1フラグ
73=0であればこれらの処理をパスする。
次にカウンタ71のカウンタ値がT2値より大きいか否
かをチェックする。そしてT2値以下であればこの処理
を抜ける。また、T2値より大きければF1フラグ73
を「1」にし、カウンタ71を「0」にしてこの処理を
抜ける。
かをチェックする。そしてT2値以下であればこの処理
を抜ける。また、T2値より大きければF1フラグ73
を「1」にし、カウンタ71を「0」にしてこの処理を
抜ける。
従って、この従来装置ではT1値が出力端子O0から出
力されるパルス信号のパルス幅を決める基準となる定数
で、実際のパルス幅は(T1+1)×割込み周期(CR
発振回路2の発振周期)となる。また、T2値が出力端
子O0から出力されるパルス信号のインターバルを決め
る基準となる定数で、実際のインターバルは(T2+
1)×割込み周期(CR発振回路2の発振周期)とな
る。そしてマイクロコンピュータ1の出力端子O0から
出力されるパルス信号によってフォトカプラ3が動作
し、そのパルス信号がパルス幅調整回路4に入力され
る。そしてこのパルス幅調整回路4でパルス幅調整され
たパルス信号は電磁ポンプ駆動回路5に入力され、それ
に応動して駆動回路5から電磁ポンプ6に駆動パルスが
供給されて電磁ポンプ6が動作する。
力されるパルス信号のパルス幅を決める基準となる定数
で、実際のパルス幅は(T1+1)×割込み周期(CR
発振回路2の発振周期)となる。また、T2値が出力端
子O0から出力されるパルス信号のインターバルを決め
る基準となる定数で、実際のインターバルは(T2+
1)×割込み周期(CR発振回路2の発振周期)とな
る。そしてマイクロコンピュータ1の出力端子O0から
出力されるパルス信号によってフォトカプラ3が動作
し、そのパルス信号がパルス幅調整回路4に入力され
る。そしてこのパルス幅調整回路4でパルス幅調整され
たパルス信号は電磁ポンプ駆動回路5に入力され、それ
に応動して駆動回路5から電磁ポンプ6に駆動パルスが
供給されて電磁ポンプ6が動作する。
[背景技術の問題点] しかしこの装置において、出力端子O0から出力される
パルス信号のパルス幅が正常な状態であっても、パルス
幅調整装置などの故障によって電磁ポンプ駆動回路5か
ら出力される駆動パルスのパルス幅が異常に長くなるこ
とがあると、燃焼部に供給される石油の量が過剰にな
り、このため異常燃焼を起こし火災事故などを起こす危
険性があった。
パルス信号のパルス幅が正常な状態であっても、パルス
幅調整装置などの故障によって電磁ポンプ駆動回路5か
ら出力される駆動パルスのパルス幅が異常に長くなるこ
とがあると、燃焼部に供給される石油の量が過剰にな
り、このため異常燃焼を起こし火災事故などを起こす危
険性があった。
[発明の目的] この発明はこのような問題を解決するために為されたも
ので、電磁ポンプに供給される駆動パルスのパルス幅が
異常に長くなった場合にはそれを検出して電磁ポンプの
動作を停止させることができ、安全性を向上できる石油
ストーブの電磁ポンプ制御装置を提供することを目的と
する。
ので、電磁ポンプに供給される駆動パルスのパルス幅が
異常に長くなった場合にはそれを検出して電磁ポンプの
動作を停止させることができ、安全性を向上できる石油
ストーブの電磁ポンプ制御装置を提供することを目的と
する。
[発明の概要] この発明は、燃焼用の石油を電磁ポンプで吸い上げて燃
焼部へ供給する石油ストーブにおいて、所定パルス幅の
パルス信号を所定インターバルで出力するパルス信号出
力手段と、この手段からのパルス信号のパルス幅を調整
するパルス幅調整回路と、このパルス幅調整回路を介し
て得られるパルス信号に応動して電磁ポンプを駆動する
電磁ポンプ駆動回路と、電磁ポンプの駆動パルスのパル
ス幅を検出するパルス幅検出手段と、この手段によって
検出されたパルス幅を予め設定した許容パルス幅と比較
し、検出パルス幅が許容パルス幅を越えたときパルス信
号出力手段によるパルス信号の出力を禁止する禁止制御
手段とを設けたものである。
焼部へ供給する石油ストーブにおいて、所定パルス幅の
パルス信号を所定インターバルで出力するパルス信号出
力手段と、この手段からのパルス信号のパルス幅を調整
するパルス幅調整回路と、このパルス幅調整回路を介し
て得られるパルス信号に応動して電磁ポンプを駆動する
電磁ポンプ駆動回路と、電磁ポンプの駆動パルスのパル
ス幅を検出するパルス幅検出手段と、この手段によって
検出されたパルス幅を予め設定した許容パルス幅と比較
し、検出パルス幅が許容パルス幅を越えたときパルス信
号出力手段によるパルス信号の出力を禁止する禁止制御
手段とを設けたものである。
このような構成をもつ本発明は電磁ポンプに供給される
駆動パルスのパルス幅が予め設定された許容パルス幅よ
りも長くなる異常状態が発生したときにはパルス信号出
力手段からのパルス信号の出力を禁止して電磁ポンプの
動作を停止させることができる。
駆動パルスのパルス幅が予め設定された許容パルス幅よ
りも長くなる異常状態が発生したときにはパルス信号出
力手段からのパルス信号の出力を禁止して電磁ポンプの
動作を停止させることができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すようにマイクロコンピュータ11の割込み
入力端子INTにCR発振回路12の出力端子を接続し
ている。前記CR発振回路12は2個のインバータ12
1、122、コンデンサ123、抵抗124、125に
よって構成されている。また前記マイクロコンピュータ
11の出力端子O0に第1のフォトカプラ13の発光ダ
イオード13Dを接続している。前記第1のフォトカプ
ラ13のホトトランジスタ13Tをパルス幅調整回路1
4の入力端子に接続している。前記パルス幅調整回路1
4は入力されるパルス信号のパルス幅を調整するもの
で、その出力端子は電磁ポンプ駆動回路15の入力端子
に接続している。前記電磁ポンプ駆動回路15は入力さ
れるパルス信号に応動して駆動パルスを作り、その駆動
パルスを電磁ポンプ16に供給している。前記電磁ポン
プ16は入力される駆動パルスに応動するもので、駆動
パルスの入力期間動作して石油を吸込み燃焼部へ供給す
る。また、前記電磁ポンプ16の入力端子に抵抗17を
介して第2のフォトカプラ18の発光ダイオード18D
を接続している。前記第2のフォトカプラ18のホトト
ランジスタ18Tは+VC電源に抵抗19を介して接続
されている。前記トランジスタ18Tのコレクタと前記
抵抗19との接続点を前記マイクロコンピュータ11の
入力端子I0に接続している。
入力端子INTにCR発振回路12の出力端子を接続し
ている。前記CR発振回路12は2個のインバータ12
1、122、コンデンサ123、抵抗124、125に
よって構成されている。また前記マイクロコンピュータ
11の出力端子O0に第1のフォトカプラ13の発光ダ
イオード13Dを接続している。前記第1のフォトカプ
ラ13のホトトランジスタ13Tをパルス幅調整回路1
4の入力端子に接続している。前記パルス幅調整回路1
4は入力されるパルス信号のパルス幅を調整するもの
で、その出力端子は電磁ポンプ駆動回路15の入力端子
に接続している。前記電磁ポンプ駆動回路15は入力さ
れるパルス信号に応動して駆動パルスを作り、その駆動
パルスを電磁ポンプ16に供給している。前記電磁ポン
プ16は入力される駆動パルスに応動するもので、駆動
パルスの入力期間動作して石油を吸込み燃焼部へ供給す
る。また、前記電磁ポンプ16の入力端子に抵抗17を
介して第2のフォトカプラ18の発光ダイオード18D
を接続している。前記第2のフォトカプラ18のホトト
ランジスタ18Tは+VC電源に抵抗19を介して接続
されている。前記トランジスタ18Tのコレクタと前記
抵抗19との接続点を前記マイクロコンピュータ11の
入力端子I0に接続している。
前記マイクロコンピュータ11には制御部を為すCPU
(中央処理装置)、プログラムデータを格納したROM
(リード・オンリー・メモリ)、第2図に示すようなA
カウンタ201、Bカウンタ202、Zフラグ203、
F1フラグ204、FBフラグ205、T1値メモリ2
06、T2値メモリ207、T3値メモリ208をそれ
ぞれ設けたRAM(ランダム・アクセスメモリ)、I/
Oポートなどが設けられている。前記Zフラグ203は
運転スイッチなどの各種情報によって燃焼動作が可能に
なっている場合に「1」がセットされるフラグである。
前記F1フラグ204は出力端子O0の状態を示すフラ
グで、F1=1のときにはO0=1となり、F1=0の
ときにはO0=0となる。前記FBフラグ205は電磁
ポンプ16の動作異常を判別するためのフラグで、異常
時には「1」にセットされる。前記T1値メモリ206
は出力端子O0から出力されるパルス信号のパルス幅を
決める基準となる定数T1値を格納したメモリ、前記T
2値メモリ207は出力端子O0から出力されるパルス
信号のインターバルを決める基準となる定数T2値を格
納したメモリ、前記T3値メモリ208は電磁ポンプ1
6の異常動作を判別する基準パルス幅を決める定数T3
値を格納したメモリである。
(中央処理装置)、プログラムデータを格納したROM
(リード・オンリー・メモリ)、第2図に示すようなA
カウンタ201、Bカウンタ202、Zフラグ203、
F1フラグ204、FBフラグ205、T1値メモリ2
06、T2値メモリ207、T3値メモリ208をそれ
ぞれ設けたRAM(ランダム・アクセスメモリ)、I/
Oポートなどが設けられている。前記Zフラグ203は
運転スイッチなどの各種情報によって燃焼動作が可能に
なっている場合に「1」がセットされるフラグである。
前記F1フラグ204は出力端子O0の状態を示すフラ
グで、F1=1のときにはO0=1となり、F1=0の
ときにはO0=0となる。前記FBフラグ205は電磁
ポンプ16の動作異常を判別するためのフラグで、異常
時には「1」にセットされる。前記T1値メモリ206
は出力端子O0から出力されるパルス信号のパルス幅を
決める基準となる定数T1値を格納したメモリ、前記T
2値メモリ207は出力端子O0から出力されるパルス
信号のインターバルを決める基準となる定数T2値を格
納したメモリ、前記T3値メモリ208は電磁ポンプ1
6の異常動作を判別する基準パルス幅を決める定数T3
値を格納したメモリである。
前記マイクロコンピュータ11内のCPUは前記ROM
のプログラムデータに基づいて第3図に示すメイン処理
及び第4図に示す割込み処理を行なうようにしている。
のプログラムデータに基づいて第3図に示すメイン処理
及び第4図に示す割込み処理を行なうようにしている。
メイン処理は先ずAカウンタ201、Bカウンタ2
02、F1フラグ204及びFBフラグ205をゼロク
リアする。続いて出力端子O0の出力を「0」、すなわ
ちローレベルにセットする。そして割込みを許可する。
割込みはCR発振回路2からの信号によって一定周期で
かかる。
02、F1フラグ204及びFBフラグ205をゼロク
リアする。続いて出力端子O0の出力を「0」、すなわ
ちローレベルにセットする。そして割込みを許可する。
割込みはCR発振回路2からの信号によって一定周期で
かかる。
割込み処理は先ずZフラグ203に「1」がセットされ
ているか否かをチェックする。そしてZフラグ203=
0のときにはこの処理を抜ける。またZフラグ203=
1のときは続いてFBフラグ205が「0」になってい
るか否かをチェックする。そしてFBフラグ205=0
であればAカウンタ201を1つインクリメントする。
また、FBフラグ205=1であれば電磁ポンプ16が
異常動作していると判断して出力端子00の出力を
「0」、すなわちローレベルにセットしてこの処理を抜
ける。Aカウンタのインクリメントに続いてF1フラグ
204に「1」がセットされているか否かをチェックす
る。そしてF1=1であれば出力端子O0=1として次
にAカウンタ201のカウント値がT1値メモリ205
のT1値よりも大きいか否かをチェックする。また、F
1=0であれば次にAカウンタ201のカウント値がT
2値メモリ207のT2値よりも大きいか否かをチェッ
クする。AカウンタのT1値との比較においてAカウン
タ>T1であればF1フラグ204、Aカウンタ201
をそれぞれゼロクリアし、かつ出力端子O0をローレベ
ルにして続いてAカウンタ201のカウンタ値がT2値
メモリ207のT2値よりも大きいか否かをチェックす
る。また、AカウンタのT1値との比較においてAカウ
ンタ≦T1であれば続くAカウンタのT2値との比較処
理をパスする。AカウンタのT2値との比較においてA
カウンタ>T2であればF1フラグ204に「1」をセ
ットし、Aカウンタ201をゼロクリアする。また、A
カウンタ≦T2であればこの処理をパスする。
ているか否かをチェックする。そしてZフラグ203=
0のときにはこの処理を抜ける。またZフラグ203=
1のときは続いてFBフラグ205が「0」になってい
るか否かをチェックする。そしてFBフラグ205=0
であればAカウンタ201を1つインクリメントする。
また、FBフラグ205=1であれば電磁ポンプ16が
異常動作していると判断して出力端子00の出力を
「0」、すなわちローレベルにセットしてこの処理を抜
ける。Aカウンタのインクリメントに続いてF1フラグ
204に「1」がセットされているか否かをチェックす
る。そしてF1=1であれば出力端子O0=1として次
にAカウンタ201のカウント値がT1値メモリ205
のT1値よりも大きいか否かをチェックする。また、F
1=0であれば次にAカウンタ201のカウント値がT
2値メモリ207のT2値よりも大きいか否かをチェッ
クする。AカウンタのT1値との比較においてAカウン
タ>T1であればF1フラグ204、Aカウンタ201
をそれぞれゼロクリアし、かつ出力端子O0をローレベ
ルにして続いてAカウンタ201のカウンタ値がT2値
メモリ207のT2値よりも大きいか否かをチェックす
る。また、AカウンタのT1値との比較においてAカウ
ンタ≦T1であれば続くAカウンタのT2値との比較処
理をパスする。AカウンタのT2値との比較においてA
カウンタ>T2であればF1フラグ204に「1」をセ
ットし、Aカウンタ201をゼロクリアする。また、A
カウンタ≦T2であればこの処理をパスする。
次にマイクロコンピュータ11の入力端子I0への入力
が「0」、すなわちローレベルになっているか否かをチ
ェックする。そして入力端子I0=0であればBカウン
タ202を1つインクリメントし、さらにBカウンタ2
02とT3値メモリ208のT8値との比較を行なう。
また、入力端子I0=1であればBカウンタ202をゼ
ロクリアしてこの処理を抜ける。前記BカウンタとT3
値との比較においてBカウンタ>T3であればFBフラ
グ205に「1」をセットしてこの処理を抜ける。ま
た、Bカウンタ≦T3であればそのままこの処理を抜け
る。
が「0」、すなわちローレベルになっているか否かをチ
ェックする。そして入力端子I0=0であればBカウン
タ202を1つインクリメントし、さらにBカウンタ2
02とT3値メモリ208のT8値との比較を行なう。
また、入力端子I0=1であればBカウンタ202をゼ
ロクリアしてこの処理を抜ける。前記BカウンタとT3
値との比較においてBカウンタ>T3であればFBフラ
グ205に「1」をセットしてこの処理を抜ける。ま
た、Bカウンタ≦T3であればそのままこの処理を抜け
る。
このような構成の本発明実施例においては運転スイッチ
の投入などが行われて燃焼動作が可能になっている場合
にはZフラグ203に「1」がセットされている。スタ
ート時はFBフラグ205が「0」になっているのでA
カウンタ201がインクリメントされる。また、F1フ
ラグ204も「0」になっているので、Aカウンタ20
1とT2値との比較が行われる。今はAカウンタ≦T2
であるので、続いて入力端子I0への入力状態のチェッ
クを行なう。今電磁ポンプ16は動作していないので入
力端子I0=1であり、Bカウンタ202はゼロクリア
される。そしてBカウンタ≦T3なのでの割込み処理は
終了する。このような処理が一定の割込み周期毎にくり
返され、やがてAカウンタ>T2になるとF1フラグ2
04が「1」にセットされる。しかして、今度は出力端
子O0=1となり、発光ダイオード13Dが発光する。
これにより電磁ポンプ駆動回路15によって電磁ポンプ
16が動作される。電磁ポンプ16が動作すると発光ダ
イオード18Dが発光するので、ホトトランジスタ18
Tがオン動作し、入力端子I0への入力がI0=0とな
る。しかして、今度はBカウンタ202もインクリメン
トされるようになる。この状態はAカウンタ>T1にな
るまで継続される。そしてAカウンタ>T1になるとF
1フラグ204及びAカウンタ201がゼロクリアされ
るとともに出力端子O0が再度「0」となる。しかして
電磁ポンプ16の動作は再度停止され、またBカウンタ
202はゼロクリアされる。こうして出力端子O0から
はインターバルが(T2+1)×割込み周期でパルス幅
が(T1+1)×割込み周期のパルス信号が出力され、
このパルス信号がパルス幅調整回路14を介して電磁ポ
ンプ駆動回路15に供給されて駆動パルスとなり、その
駆動パルスによって電磁ポンプ16が間欠的に動作し、
給油動作を行なう。そして電磁ポンプ16が正常に動作
している限りは電磁ポンプ16が駆動パルスによって動
作してホトトランジスタ18Tがオン動作している、す
なわち入力端子I0=0となっている時間は略パルス幅
(T1+1)×割込み周期となっており、Bカウンタ2
02は常にT3値より少ないカウント値をカウントした
時点でゼロクリアされる。
の投入などが行われて燃焼動作が可能になっている場合
にはZフラグ203に「1」がセットされている。スタ
ート時はFBフラグ205が「0」になっているのでA
カウンタ201がインクリメントされる。また、F1フ
ラグ204も「0」になっているので、Aカウンタ20
1とT2値との比較が行われる。今はAカウンタ≦T2
であるので、続いて入力端子I0への入力状態のチェッ
クを行なう。今電磁ポンプ16は動作していないので入
力端子I0=1であり、Bカウンタ202はゼロクリア
される。そしてBカウンタ≦T3なのでの割込み処理は
終了する。このような処理が一定の割込み周期毎にくり
返され、やがてAカウンタ>T2になるとF1フラグ2
04が「1」にセットされる。しかして、今度は出力端
子O0=1となり、発光ダイオード13Dが発光する。
これにより電磁ポンプ駆動回路15によって電磁ポンプ
16が動作される。電磁ポンプ16が動作すると発光ダ
イオード18Dが発光するので、ホトトランジスタ18
Tがオン動作し、入力端子I0への入力がI0=0とな
る。しかして、今度はBカウンタ202もインクリメン
トされるようになる。この状態はAカウンタ>T1にな
るまで継続される。そしてAカウンタ>T1になるとF
1フラグ204及びAカウンタ201がゼロクリアされ
るとともに出力端子O0が再度「0」となる。しかして
電磁ポンプ16の動作は再度停止され、またBカウンタ
202はゼロクリアされる。こうして出力端子O0から
はインターバルが(T2+1)×割込み周期でパルス幅
が(T1+1)×割込み周期のパルス信号が出力され、
このパルス信号がパルス幅調整回路14を介して電磁ポ
ンプ駆動回路15に供給されて駆動パルスとなり、その
駆動パルスによって電磁ポンプ16が間欠的に動作し、
給油動作を行なう。そして電磁ポンプ16が正常に動作
している限りは電磁ポンプ16が駆動パルスによって動
作してホトトランジスタ18Tがオン動作している、す
なわち入力端子I0=0となっている時間は略パルス幅
(T1+1)×割込み周期となっており、Bカウンタ2
02は常にT3値より少ないカウント値をカウントした
時点でゼロクリアされる。
このような動作を行なっている最中にパルス幅調整回路
14に異常が発生して電磁ポンプ駆動回路15から電磁
ポンプ16に供給される駆動パルスのパルス幅が異常に
長くなることがあると、入力端子I0への入力「0」の
状態が続き、その結果Bカウンタ202のカウント値が
T3値よりも大きくなる。しかして、FBフラグ205
に「1」がセットされ、これにより出力端子O0の出力
がローレベルにセットされ、パルス信号の出力が停止さ
れることになる。こうして電磁ポンプ16の動作が停止
され、石油の供給が停止されて安全性が確保される。
14に異常が発生して電磁ポンプ駆動回路15から電磁
ポンプ16に供給される駆動パルスのパルス幅が異常に
長くなることがあると、入力端子I0への入力「0」の
状態が続き、その結果Bカウンタ202のカウント値が
T3値よりも大きくなる。しかして、FBフラグ205
に「1」がセットされ、これにより出力端子O0の出力
がローレベルにセットされ、パルス信号の出力が停止さ
れることになる。こうして電磁ポンプ16の動作が停止
され、石油の供給が停止されて安全性が確保される。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、電磁ポンプに供
給される駆動パルスのパルス幅が異常に長くなった場合
にはそれを検出して電磁ポンプの動作を停止させること
ができ、安全性を向上できる石油ストーブの電磁ポンプ
制御装置を提供できるものである。
給される駆動パルスのパルス幅が異常に長くなった場合
にはそれを検出して電磁ポンプの動作を停止させること
ができ、安全性を向上できる石油ストーブの電磁ポンプ
制御装置を提供できるものである。
第1図〜第4図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図はブロック図、第2図はマイクロコンピュータにおけ
るRAMの主なメモリ構成を示す図、第3図はマイクロ
コンピュータにおけるCPUによるメイン処理の一部を
示す流れ図、第4図は第3図における割込み処理を示す
流れ図、第5図〜第8図は従来例を示すもので、第5図
はブロック図、第6図はマイクロコンピュータにおける
RAMの主なメモリ構成を示す図、第7図はマイクロコ
ンピュータにおけるCPUによるメイン処理の一部を示
す流れ図、第8図は第7図における割込み処理を示す流
れ図である。 11……マイクロコンピュータ、12……CR発振回
路、14……パルス幅調整回路、15……電磁ポンプ駆
動回路、16……電磁ポンプ、18……フォトカプラ、
201……Aカウンタ、202……Bカウンタ、205
……FBフラグ、206……T1値メモリ、207……
T2値メモリ、208……T3値メモリ。
図はブロック図、第2図はマイクロコンピュータにおけ
るRAMの主なメモリ構成を示す図、第3図はマイクロ
コンピュータにおけるCPUによるメイン処理の一部を
示す流れ図、第4図は第3図における割込み処理を示す
流れ図、第5図〜第8図は従来例を示すもので、第5図
はブロック図、第6図はマイクロコンピュータにおける
RAMの主なメモリ構成を示す図、第7図はマイクロコ
ンピュータにおけるCPUによるメイン処理の一部を示
す流れ図、第8図は第7図における割込み処理を示す流
れ図である。 11……マイクロコンピュータ、12……CR発振回
路、14……パルス幅調整回路、15……電磁ポンプ駆
動回路、16……電磁ポンプ、18……フォトカプラ、
201……Aカウンタ、202……Bカウンタ、205
……FBフラグ、206……T1値メモリ、207……
T2値メモリ、208……T3値メモリ。
Claims (1)
- 【請求項1】燃焼用の石油を電磁ポンプで吸い上げて燃
焼部へ供給する石油ストーブにおいて、所定パルス幅の
パルス信号を所定インターバルで出力するパルス信号出
力手段と、この手段からのパルス信号のパルス幅を調整
するパルス幅調整回路と、このパルス幅調整回路を介し
て得られるパルス信号に応動して前記電磁ポンプを駆動
する電磁ポンプ駆動回路と、前記電磁ポンプの駆動パル
スのパルス幅を検出するパルス幅検出手段と、この手段
によって検出されたパルス幅を予め設定した許容パルス
幅と比較し、検出パルス幅が許容パルス幅を越えたとき
前記パルス信号出力手段によるパルス信号の出力を禁止
する禁止制御手段とを設けてなることを特徴とする石油
ストーブの電磁ポンプ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4547285A JPH0613927B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 石油スト−ブの電磁ポンプ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4547285A JPH0613927B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 石油スト−ブの電磁ポンプ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61205727A JPS61205727A (ja) | 1986-09-11 |
JPH0613927B2 true JPH0613927B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=12720329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4547285A Expired - Lifetime JPH0613927B2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 石油スト−ブの電磁ポンプ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613927B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004046584A1 (en) | 2002-11-15 | 2004-06-03 | Malcolm Leonard Stephen Dean | Transmission |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6375417A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 電磁ポンプの制御装置 |
JPS6375413A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 電磁ポンプの制御装置 |
JPS63238330A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 室内開放型石油燃焼器の電磁ポンプ制御装置 |
-
1985
- 1985-03-07 JP JP4547285A patent/JPH0613927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004046584A1 (en) | 2002-11-15 | 2004-06-03 | Malcolm Leonard Stephen Dean | Transmission |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61205727A (ja) | 1986-09-11 |
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