JP2576058Y2 - 起動停止連動回路 - Google Patents

起動停止連動回路

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JP2576058Y2
JP2576058Y2 JP1991089366U JP8936691U JP2576058Y2 JP 2576058 Y2 JP2576058 Y2 JP 2576058Y2 JP 1991089366 U JP1991089366 U JP 1991089366U JP 8936691 U JP8936691 U JP 8936691U JP 2576058 Y2 JP2576058 Y2 JP 2576058Y2
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stop
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interlocking
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泰朗 手塚
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数の電源盤より構成
される電源装置の起動停止連動回路に利用する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の起動停止連動回路のブロ
ック構成図である。図4は従来例の起動停止連動回路が
使用される電源装置のブロック構成図である。
【0003】従来、起動停止連動回路は、図3および図
4に示すように、電源盤PAの入力電圧VINが異常に低
下した場合に、電源盤PAの動作を停止させる低入力電
圧保護回路を兼ねた起動停止回路40と、起動停止回路
40の信号を受け、連動信号を外部へ送出する連動信号
送信回路60と、外部からの連動信号を受ける連動信号
受信回路70と、出力過電圧などの異常状態の場合に電
源盤PAの動作を停止させるラッチ式停止回路3とを有
していた。
【0004】次に、図4に示すように同一の起動停止連
動回路40を有するn台の電源盤PA1〜PAnにより
構成される電源装置を例に取り動作について説明する。
【0005】電源盤PAの入力に電圧が印加され電源回
路24の出力が立上ると、トランジスタ51、52、7
4は共に「オン」し、PWM(パルス幅変調)制御IC
22の外部オンオフ端子23を短絡することで自電源盤
PAを待機状態にする。
【0006】次に、抵抗器42、44による分圧値
IN′が定電圧ダイオード49によって作られる電圧V
Z を超える迄入力電圧が上昇すると、比較器50の出力
が反転し「ハイ」となるために、トランジスタ51が
「オフ」し、その結果トランジスタ52も「オフ」とな
る。同時に、トランジスタ62が「オン」するためにト
ランジスタ61も「オン」し他の(n−1)台の電源盤
PAに連動信号を送出する。
【0007】このようにして、各電源盤PAにおける起
動停止連動回路1Aの比較器50の出力が全て「ハイ」
に反転すると、ナンドゲート75の出力が「ロー」とな
りトランジスタ74が「オフ」するために、PWN制御
IC22の外部のオンオフ端子23が開放となり、各電
源盤PAは一斉に動作を開始する。
【0008】もし、n台の電源盤PAの中の1台でも出
力過電圧などの異常が生じた場合には、サイリスタ17
をゲートトリガすることで比較器50の非反転入力電圧
がダイオード16およびサイリスタ17の順方向電圧で
クランプされ、反転入力の電圧VZ より低下するため
に、比較器50は「ロウ」側に反転する。したがって、
上記とは逆の動作でトランジスタ52、74が共に「オ
ン」となり、PWN制御IC22の外部オンオフ端子2
3が短絡されるために、各電源盤PAは一斉に動作を停
止する。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の起動停止連動回路では、回路構成が非常に複雑な
うえに、n台の電源盤で電源装置を構成する場合に、ナ
ンドゲートに対しては(n−1)個の入力が必要であ
り、一方、1台で電源装置を構成する場合には、連動信
号出力端子とナンドゲート入力端子を外部で全て短絡接
続する必要があるなど、システムアプリケーションの柔
軟性に欠ける問題点があった。
【0010】本考案は上記の問題点を解決するもので、
回路を大幅に簡略化し、電源装置のコストの逓減および
信頼性の向上ができ、かつシステムアプリケーションに
柔軟性がある起動停止連動回路を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、電源装置を構
成する複数の電源盤にそれぞれ設けられ他の電源盤の起
動停止の制御を行う連動信号および自電源盤の起動停止
の制御を行う起動停止制御信号を出力する起動停止回路
ならびにこの自電源盤の出力に過電圧が発生したときに
この起動停止回路に停止制御を行わせる停止手段を備え
た起動停止連動回路において、上記起動停止手段は、入
力電圧を検出する検出手段と、この入力電圧に基づき基
準電圧を生成する定電圧手段と、上記停止手段により停
止制御され上記検出手段の検出電圧とこの定電圧手段の
生成する基準電圧とを比較する比較手段と、この比較手
段の比較結果を逆流防止ダイオードを介して上記連動信
号として上記他の電源盤に出力しかつこの他の電源盤か
らの連動信号を入力する連動信号端子と、この連動信号
端子からの連動信号端子に基づき上記起動停止制御信号
を出力する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0012】
【作用】起動停止手段は、検出手段で入力電圧を検出
し、定電圧手段で入力電圧に基づき基準電圧を生成し、
比較手段で停止手段により停止制御され検出手段の検出
電圧とこの定電圧手段の生成する基準電圧とを比較す
る。連動信号端子で比較手段の比較結果を逆流防止ダイ
オードを介して連動信号として他の電源盤に出力し、か
つ他の電源盤からの連動信号を入力する。制御手段で連
動信号端子からの連動信号に基づき起動停止制御信号を
出力する。
【0013】以上により回路を大幅に簡略化し、電源装
置のコストの逓減および信頼性の向上ができ、かつシス
テムアプリケーションに柔軟性を持たせることができ
る。
【0014】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本考案一実施例起動停止連動回路のブロッ
ク構成図である。
【0015】図1において、起動停止連動回路1は,電
源装置を構成する複数の電源盤にそれぞれ設けられ他の
電源盤の起動停止の制御を行う連動信号および自電源盤
の起動停止の制御を行う起動停止制御信号を出力する起
動停止手段として起動停止回路2ならびにこの自電源盤
の出力に過電圧が発生したときにこの起動停止回路2に
停止制御を行わせる停止手段としてラッチ式停止回路3
を備え、ラッチ式停止回路3は、ダイオード16と、サ
イリスタ17と、コンデンサ21と、抵抗器18〜20
とを含む。
【0016】ここで本考案の特徴とするところは、起動
停止回路2は、入力電圧VINを検出する検出手段として
抵抗器5、6と、この入力電圧VINに基づき基準電圧を
生成する定電圧手段として定電圧ダイオード10および
抵抗器7と、ラッチ式停止回路3により停止制御され抵
抗5、6の検出電圧と定電圧ダイオード10の生成する
基準電圧とを比較する比較手段として比較器11、抵抗
器8、9およびダイオード12と、比較器11の比較結
果を逆流防止ダイオード12を介して上記連動信号とし
て他の電源盤に出力しかつ他の電源盤からの連動信号を
入力する連動信号端子4と、連動信号端子4からの連動
信号に基づき上記起動停止制御信号を出力する制御手段
としてトランジスタ15および抵抗器13、14とを含
むことにある。
【0017】このような構成の起動停止連動回路の動作
について説明する。図2は本考案の起動停止連動回路が
適用された電源装置のブロック構成図である。
【0018】図1において、電源装置の入力に電圧が入
力され、電源回路24の出力が立上り、定電圧ダイオー
ド10による基準電圧VZ ′が立上ると比較器11の出
力が「ハイ」となるために、トランジスタ15が「オ
ン」しPWM制御IC22の外部オンオフ制御端子23
を短絡することで自らの電源盤Pを待機状態にする。同
時に、連動信号端子4を介して外部の(n−1)台の電
源盤Pへ上記「ハイ」レベルの信号を送出する。このた
めに、全ての電源盤Pが搭載する起動停止連動回路1内
部のトランジスタ15は、接続する比較器11の出力の
「ハイ」、「ロウ」に拘らず全て「オン」となるため
に、n台の電源盤Pは一斉に待機状態に入る。次に、入
力電圧VINが上昇し、
【0019】
【数1】
【0020】
【数2】 故に、
【0021】
【数3】 ここで、VZ :ダイオード10の電圧 VOH:比較器11の出力電圧 となる起動電圧VIN(on)に達すると、比較器11の出力
は「ロウ」に反転する。この起動電圧VIN(on)は、各電
源盤P間でバラツキが生じるが、各自が搭載する比較器
11の出力が全て「ロウ」に反転しない限り、トランジ
スタ15は全て「オン」状態を継続するために、全ての
電源盤Pが一斉に動作を開始する電源装置としての起動
電圧は、入力電圧の上昇に対して出力が反転するタイミ
ングが最も遅い比較器によって決定される。
【0022】逆に、入力電圧が低下し、
【0023】
【数4】
【0024】
【数5】 故に、
【0025】
【数6】 ここでVOL:比較器11の出力電圧 となる停止電圧VIN(OFF) に達すると、比較器11の出
力は「ハイ」に反転する。起動の場合と同様に、この停
止電圧VIN(OFF) は各電源盤P間でバラつくが、上述し
たように、電源装置内のn個の比較器11の内1個でも
出力が「ハイ」であれば、トランジスタ15はn個全て
オンとなるために、電源装置の停止電圧VIN(OFF) は、
入力電圧VINの低下に対して出力が反転するタイミング
が最も早い比較器によって決定される。
【0026】次に、出力過電圧などの異常が生じた場合
に、外部シャットダウン端子32へ信号を入力すること
により、サイリスタ17がゲートオンし、比較器11の
非反転入力をダイオード16とサイリスタ17との順方
向電圧でクランプするために、 VIN′<VZ ′ となり、比較器11の出力は「ハイ」へ反転する。した
がって、1台でも異常があった場合には、全ての電源盤
Pを一斉に動作停止することができる。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、回路を
大幅に簡略化し、電源装置のコストの逓減および信頼性
の向上ができ、かつシステムアプリケーションに柔軟性
を持たせることができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例起動停止連動回路のブロック構
成図。
【図2】本考案の起動停止連動回路が適用された電源装
置のブロック構成図。
【図3】従来例の起動停止連動回路のブロック構成図。
【図4】従来例の起動停止連動回路が使用された電源装
置のブロック構成図。
【符号の説明】
1、1A 起動停止連動回路 2、40 起動停止回路 3 ラッチ式停止回路 4 連動信号端子 5〜9、13、14、18〜20、30、41〜48、
63〜66、71〜73抵抗器 10、49 定電圧ダイオード 11、50 比較器 12、16、27 ダイオード 15、51、52、61、62、74 トランジスタ 17 サイリスタ 21、28 コンデンサ 22 PWM制御IC 23 外部オンオフ制御端子 24 電源回路 25 FETスイッチ 26 電源トランス 31 フォトカプラ 32 シャットダウン端子 60 連動信号送出回路 67 連動信号出力端子 70 連動信号受信回路 75 ナンドゲート 76 連動信号入力端子 VIN 入力電圧 VIN′ 分圧値 VZ 定電圧ダイオードの電圧 VZ ′ 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02J 1/10 H02J 1/00 309 H02J 1/00 310

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置を構成する複数の電源盤にそれ
    ぞれ設けられ他の電源盤の起動停止の制御を行う連動信
    号および自電源盤の起動停止の制御を行う起動停止制御
    信号を出力する起動停止手段ならびにこの自電源盤の出
    力に過電圧が発生したときにこの起動停止回路に停止制
    御を行わせる停止手段を備えた起動停止連動回路におい
    て、 上記起動停止手段は、入力電圧を検出する検出手段と、
    この入力電圧に基づき基準電圧を生成する定電圧手段
    と、上記停止手段により停止制御され上記検出手段の検
    出電圧とこの定電圧手段の生成する基準電圧とを比較す
    る比較手段と、この比較手段の比較結果を逆流防止ダイ
    オードを介して上記連動信号として上記他の電源盤に出
    力しかつこの他の電源盤からの連動信号を入力する連動
    信号端子と、この連動信号端子からの連動信号に基づき
    上記起動停止制御信号を出力する制御手段とを含むこと
    を特徴とする起動停止連動回路。
JP1991089366U 1991-10-30 1991-10-30 起動停止連動回路 Expired - Lifetime JP2576058Y2 (ja)

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JPH0541348U JPH0541348U (ja) 1993-06-01
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