JPH0613892A - 分周回路 - Google Patents

分周回路

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JPH0613892A
JPH0613892A JP16967992A JP16967992A JPH0613892A JP H0613892 A JPH0613892 A JP H0613892A JP 16967992 A JP16967992 A JP 16967992A JP 16967992 A JP16967992 A JP 16967992A JP H0613892 A JPH0613892 A JP H0613892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
flop
prep
clock
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP16967992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Yamashita
雅美 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 JK−FF11、12は、入力クロックを3
分周すると共に、JK−FF11は、時刻t1 において
JK−FF13をセットし、JK−FF12は、時刻t
4 においてJK−FF13をクリアする。この結果、J
K−FF13は、入力クロックを3分周したデューティ
が50%の3分周信号を出力する。 【効果】 デューティ50%の3分周信号を得ることが
できる。したがって、この3分周信号を通常のICや他
の回路のクロックとして用いることができ、それらを高
い周波数まで安定して動作させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分周回路に関し、特に
3分周回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3分周回路は、図3に示すよう
に、2個のJK−フリップフロップ(以下JK−FFと
いう)21、22を従属接続すると共に、第2段目のJ
K−FF22の負論理出力q(Qの負論理)を第1段目
のJK−FF21の入力Jとするような構成となってい
る。なお、入力がないJK−FF21、22の各入力K
は、ハイレベル(以下1とする)となっている。
【0003】また、各JK−FF21、22は、クロッ
ク(CK)端子に入力されるクロックの立ち下がりエッ
ジに同期して動作し、入力(J,K)が(0,0)のと
き前の値を保持し、入力(J,K)が(0,1)のとき
リセットされ(Q=0,q=1)、入力(J,K)が
(1,0)のときセットされ(Q=1,q=0)、入力
(J,K)が(1,1)のとき前の値を反転するように
なっている。
【0004】したがって、上述のように構成される3分
周回路は、図4に示すように、時刻t1 において、JK
−FF21の入力(J,K)は(1,1)であり、JK
−FF22の入力(J,K)は(0,1)であるので、
JK−FF21は前の値(Q=0,q=1)を反転し
(Q=1,q=0)、JK−FF22はリセットされる
(Q=0,q=1)。
【0005】次に、時刻t2 において、JK−FF2
1、22の入力(J,K)は共に(1,1)であるの
で、JK−FF21は前の値(Q=1,q=0)を反転
し(Q=0,q=1)、JK−FF22は前の値(Q=
0,q=1)を反転する(Q=1,q=0)。
【0006】時刻t3 において、JK−FF21、22
の入力(J,K)は共に(0,1)であるので、JK−
FF21、22は共にリセットされる(Q=0,q=
1)。
【0007】以下、クロックの立ち下がりエッジに同期
して、上述の動作を繰り返す。この結果、この3分周回
路からは、所謂デューティが33%であって、クロック
を3分周して得られる3分周信号が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
して得られる3分周信号を、例えば他の回路のクロック
として使用する場合、周波数が高くなると、デューティ
50%のクロックに比してパルス幅が狭くなり、誤動作
の原因となる。換言すると、通常ICや他の回路では、
クロックのデューティは50%と規定されているもの多
く、従来の3分周回路で得られる3分周信号はクロック
としは適していなかった。
【0009】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、デューティが50%の3分周信号を得る
ことができる分周回路の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、クロックの一方のエッジで動作する第1
のプリップフロップと、該第1のプリップフロップの出
力を入力とすると共に、出力を該第1のプリップフロッ
プの入力とし、該第1のプリップフロップと同一エッジ
で動作する第2のプリップフロップと、上記第1のプリ
ップフロップの出力を入力とすると共に、上記第2のプ
リップフロップの出力をクリア入力とし、上記クロック
の他方のエッジで動作する第3のプリップフロップとを
具備することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明を適用した分周回路では、第1のプリッ
プフロップの出力を第2のプリップフロップの入力と
し、第2のプリップフロップの出力を第1のプリップフ
ロップの入力とし、これらのプリップフロップはクロッ
クの一方のエッジで動作すると共に、第1のプリップフ
ロップの出力を第3のプリップフロップの入力とし、第
2のプリップフロップの出力を第3のプリップフロップ
のクリア入力とし、この第3のプリップフロップはクロ
ックの他方のエッジで動作する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る分周回路の一実施例を図
面を参照しながら説明する。この実施例の3分周回路
は、例えば図1に示すように、入力クロックの例えば立
ち下がりエッジで動作する例えばJK−プリップフロッ
プ(以下JK−FFという)11と、該JK−FF11
の正論理出力Qを入力Jとすると共に、負論理出力q
(Qの負論理)をJK−FF11の入力Jとし、このJ
K−FF11と同一エッジで動作するJK−FF12
と、上記JK−FF11の負論理出力qを入力Jとする
と共に、上記JK−FF12の負論理出力qをクリア入
力CLRとし、上記入力クロックの立ち上がりエッジで
動作するJK−FF13と、上記入力クロックを反転し
て上記JK−FF13に供給するインバータ14とを備
えている。なお、入力がないJK−FF11、12の各
入力Kは、ハイレベル(以下1とする)であり、JK−
FF13の入力Kはローレベル(以下0とする)となっ
ている。
【0013】また、各JK−FF11、12、13は、
クロック(CK)端子に入力されるクロックの立ち下が
りエッジに同期して動作し、入力(J,K)が(0,
0)のとき前の値を保持し、入力(J,K)が(0,
1)のときリセットされ(Q=0,q=1)、入力
(J,K)が(1,0)のときセットされ(Q=1,q
=0)、入力(J,K)が(1,1)のとき前の値を反
転し、また、クリア入力CLRが0のとき、クロックに
依存せずにクリア(Q=0,q=1)されるようになっ
ている。
【0014】すなわち、上述のように構成される3分周
回路では、JK−FF11の正論理出力QをJK−FF
12の入力Jとし、JK−FF12の負論理出力qをJ
K−FF11の入力Jとし、これらのJK−FF11、
12は入力クロックの立ち下がりエッジで動作すると共
に、JK−FF11の負論理出力q出力をJK−FF1
3の入力Jとし、JK−FF12の負論理出力qをJK
−FF13のクリア入力とし、このJK−FF13は入
力クロックの立ち上がりエッジで動作するようになって
いる。
【0015】具体的には、例えば図2に示すように、時
刻t1 において、JK−FF13の入力(J,K)は
(1,0)であり、クリア入力CLRは1であるので、
このJK−FF13はセットされる(Q=1,q=
0)。なお、JK−FF11、12は、入力クロックの
立ち下がりエッジで動作するので、この時刻t1 では変
化しない。
【0016】次に、時刻t2 において、JK−FF11
の入力(J,K)は(1,1)であり、JK−FF12
の入力(J,K)は(0,1)であるので、JK−FF
11は前の値(Q=0,q=1)を反転し(Q=1,q
=0)、JK−FF12はリセットされる(Q=0,q
=1)。なお、JK−FF13は、入力クロックの立ち
上がりエッジで動作するので、この時刻t2 では変化し
ない。
【0017】時刻t3 において、JK−FF13の入力
(J,K)は(0,0)であり、クリア入力CLRが1
であるので、前の値(Q=1,q=0)を保持する。
【0018】時刻t4 において、JK−FF11、12
の入力(J,K)は共に(1,1)であるので、JK−
FF11、12は前の値(Q=1,q=0)を反転し
(Q=0,q=1)、JK−FF12は前の値(Q=
0,q=1)を反転する(Q=1,q=0)。この結
果、JK−FF13には0であるクリア入力CLRが入
力され、クリア(Q=0,q=1)される。
【0019】時刻t5 において、JK−FF13のクリ
ア入力CLRは0であるので、このJK−FF13は、
入力(J,K)の値(1,0)に関係なく、クリア(Q
=0,q=1)される。
【0020】時刻t6 において、JK−FF21、22
の入力(J,K)は共に(0,1)であるので、JK−
FF21、22はそれぞれリセットされる(Q=0,q
=1)。
【0021】以下、JK−FF11、12は入力クロッ
クの立ち下がりエッジに同期して、JK−FF13は入
力クロックの立ち上がりエッジに同期して、上述の動作
を繰り返す。この結果、この3分周回路からは、所謂デ
ューティが50%であって、入力クロックを3分周して
得られる3分周信号が出力される。
【0022】かくして、この実施例の3分周回路は、従
来の3分周回路にJK−FF13を1個追加するだけ
で、すなわち回路規模をあまり増大させることなく、デ
ューティ50%の3分周信号を得ることができる。した
がって、この3分周信号を通常のICや他の回路のクロ
ックとして用いることができ、それらを高い周波数まで
安定して動作させることができる。また、正論理出力Q
と負論理出力qを同時に出力することができ、利用性が
高い。
【0023】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えば上述の実施例では入力Jを用い
ているが、入力Kを用いて3分周回路を構成してもよ
く、また、例えばJK−FFの代わりに、D−FFを用
いるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
を適用した分周回路では、第1のプリップフロップの出
力を第2のプリップフロップの入力とし、第2のプリッ
プフロップの出力を第1のプリップフロップの入力と
し、これらのプリップフロップはクロックの一方のエッ
ジで動作すると共に、第1のプリップフロップの出力を
第3のプリップフロップの入力とし、第2のプリップフ
ロップの出力を第3のプリップフロップのクリア入力と
し、この第3のプリップフロップはクロックの他方のエ
ッジで動作することにより、クロックを3分周したデュ
ーティ50%の3分周信号を得ることができる。したが
って、この3分周信号を通常のICや他の回路のクロッ
クとして用いることができ、それらを高い周波数まで安
定して動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分周回路の一実施例の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】上記分周回路の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。
【図3】従来の3分周回路の回路構成を示すブロック図
である。
【図4】上記従来の3分周回路の動作を説明するための
タイムチャートである。
【符号の説明】 11、12、13・・・JK−FF 14・・・インバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックの一方のエッジで動作する第1
    のプリップフロップと、 該第1のプリップフロップの出力を入力とすると共に、
    出力を該第1のプリップフロップの入力とし、該第1の
    プリップフロップと同一エッジで動作する第2のプリッ
    プフロップと、 上記第1のプリップフロップの出力を入力とすると共
    に、上記第2のプリップフロップの出力をクリア入力と
    し、上記クロックの他方のエッジで動作する第3のプリ
    ップフロップとを具備することを特徴とする分周回路。
JP16967992A 1992-06-26 1992-06-26 分周回路 Pending JPH0613892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16967992A JPH0613892A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 分周回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16967992A JPH0613892A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 分周回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613892A true JPH0613892A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15890901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16967992A Pending JPH0613892A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 分周回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH0613892A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336756B1 (ko) * 1999-09-08 2002-05-16 박종섭 클럭 분주 회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336756B1 (ko) * 1999-09-08 2002-05-16 박종섭 클럭 분주 회로

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021217