JPH05259895A - 奇数分周器 - Google Patents

奇数分周器

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Publication number
JPH05259895A
JPH05259895A JP8633392A JP8633392A JPH05259895A JP H05259895 A JPH05259895 A JP H05259895A JP 8633392 A JP8633392 A JP 8633392A JP 8633392 A JP8633392 A JP 8633392A JP H05259895 A JPH05259895 A JP H05259895A
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JP
Japan
Prior art keywords
flip
flop
output terminal
frequency divider
odd
Prior art date
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Pending
Application number
JP8633392A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Momose
篤 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 奇数分周器において、入力されたデューティ
ファクタが50%のクロックを奇数分周し、デューティ
ファクタが50%のクロックを生成することにある。 【構成】 外部からの信号線105上への入力信号をJ
Kフリップフロップ101,102で3分周する。さら
に、JKフリップフロップ101の正論理出力端子10
6をDフリップフロップ103で遅延し、JKフリップ
フロップ102の正論理出力端子108とDフリップフ
ロップ103の正論理出力端子との論理和を論理和素子
104によって取る。これによって、デューティファク
タが50%の出力信号を信号線110上に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分周器に関し、特に入力
された信号を奇数分周するための奇数分周器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による奇数分周器の回路構成
例を図5に示す。図5は、JKフリップフロップによる
同期式の3分周器を示している。図6に、図5の3分周
器の動作タイミングチャートを示す。奇数分周器の回路
動作を説明する前に、使用されているJKフリップフロ
ップの動作を説明する。図7にJKフリップフロップの
回路図を示し、〔発明の詳細な説明〕の末尾に記載の表
1にJKフリップフロップの真理値表を示す。JKフリ
ップフロップは、J端子701およびK端子703の状
態により、CK端子702への入力信号の立ち下がりエ
ッジで、以下に示す通りに正論理出力端子Q(70
4),および負論理出力端子《Q》(705)に出力さ
れる論理値が定まる。なお、《》の記号は《》で囲まれ
た符号の負論理を示す。
【0003】第1に、J端子701が“1”,K端子7
03が“0”である場合、CK端子702に信号が入力
されても正論理出力端子704,および負論理出力端子
705の状態は変化せず、CK端子702に信号が入力
される前の状態を保っている。第2に、J端子701が
“0”,K端子703が“1”である場合、CK端子7
02に信号が入力されると、以前の状態に関わらず、正
論理出力端子704が“0”になり、負論理出力端子7
05が“1”になる。
【0004】第3に、J端子701が“1”,K端子7
03が“0”である場合、CK端子702に信号が入力
されると、以前の状態に関わらず、正論理出力端子70
4が“1”になり、負論理出力端子705が“0”にな
る。第4に、J端子701が“1”,K端子703が
“1”である場合、CK端子702に信号が入力される
と、正論理出力端子704,および負論理出力端子70
5は共に反転された値となる。
【0005】次に、上述したJKフリップフロップの動
作を前提として、奇数分周回路の動作を説明する。初期
状態は、図6のタイミング601において、JKフリッ
プフロップ501の正論理出力端子504,およびJK
フリップフロップ502の正論理出力端子506が
“0”であり、かつ、JKフリップフロップ502の負
論理出力端子505が“1”であるとする。また、JK
フリップフロップ501およびJKフリップフロップ5
02の結線されていない端子,すなわちK端子507と
K端子508は“1”であるとする。
【0006】まず、この状態で入力信号線503に信号
が入ると、その最初の立ち下がりであるタイミング60
2で、JKフリップフロップ501のJ端子とK端子と
は共に論理値が“1”である。このため、正論理出力端
子504の論理値が反転して“1”になる。次に、タイ
ミング603では、タイミング602のときと同様に、
JKフリップフロップ501の正論理出力端子504の
論理値が反転し、“0”になり、JKフリップフロップ
502の負論理出力端子505の論理値も反転し、
“0”になる。また、JKフリップフロップ502の正
論理出力端子506の論理値も反転し、“1”になる。
【0007】続いて、タイミング604では、JKフリ
ップフロップ501のJ端子の論理値が“0”、K端子
の論理値が“1”である。したがって、正論理出力端子
504がリセットされて“0”となり、JKフリップフ
ロップ502は、J端子の論理値が“1”、Kの端子の
論理値が“1”である。よって、出力は反転し、JKフ
リップフロップ502の正論理出力端子506の論理値
が“0”になり、負論理出力端子505の論理値が“1
になる。これで、タイミング602の初期状態に戻り、
以後、同じ動作が繰り返される。分周器の出力として
は、JKフリップフロップ501の正論理出力端子50
4,もしくはJKフリップフロップ502の正論理出力
端子506を用い、そのデューティファクタは約33.
3%となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする点
は、入力信号を分周した後の出力信号のデューティファ
クタが50%にはならないので、内部でクロック入力信
号を反転し、そのエッジ等で動作のタイミングを取るた
め、デューティファクタが50%の入力信号を要求する
際には、マイクロプロセサなどのクロック入力信号とし
ては、直接、使用できない点である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の奇数分周器は、
入力信号の立ち下がり、もしくは立ち上がりのエッジで
動作し、入力信号を奇数分周する奇数分周回路を供え、
さらに外部から入力されたデューティファクタ50%の
信号の、上記エッジとは逆のエッジで奇数分周回路の出
力信号をラッチし、奇数分周回路の出力と合成してデュ
ーティファクタ50%の信号を作成する波形成形回路を
付加したことを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明による奇数分周器の第1の実施例を
示すブロック図である。図1において、101,102
はそれぞれJKフリップフロップ、103はDフリップ
フロップ、104は論理和素子である。図1は本発明に
もとづき、3分周回路の一例を示した回路図である。J
Kフリップフロップ101,およびJKフリップフロッ
プ102で3分周回路を構成しており、またDフリップ
フロップ103,および論理和素子104で波形成形回
路を構成している。
【0011】図2は、図1に示す3分周回路の動作を示
すタイミングチャートである。以下に、第1の実施例の
動作を説明する。タイミング301での初期値は、JK
フリップフロップ101の正論理出力端子106,JK
フリップフロップ102の正論理出力端子108,およ
びDフリップフロップ103の正論理出力端子109の
論理値が“0”であり、JKフリップフロップ102の
負論理出力端子107の論理値が“1”であるとする。
ここで、入力信号が信号線105上に入力されると、タ
イミング302でJKフリップフロップ101の正論理
出力端子106の論理値が“1”になる。
【0012】タイミング303は信号線105上の入力
信号の立ち上がりであるが、このタイミングでフリップ
フロップ103はJKフリップフロップの正論理出力端
子106の論理状態,すなわち“1”をラッチするの
で、Dフリップフロップ103の正論理出力端子109
の論理値が“1”になる。ここで、信号線110上の分
周器出力の論理値は“1”になる。タイミング304で
は、JKフリップフロップ101の正論理出力端子10
6の論理値が“0”になり、JKフリップフロップ10
2の正論理出力端子108の論理値が“1”になる。J
Kフリップフロップ101の正論理出力端子106の論
理値が“0”になったため、タイミング305でDフリ
ップフロップ103がラッチされて、Dフリップフロッ
プ103の正論理出力端子109の論理値が“0”にな
る。
【0013】ここでは、JKフリップフロップ102の
正論理出力端子108の論理値が未だ“1”であるた
め、信号線110上の分周器出力の論理値は“1”を保
持している。次に、タイミング306で、JKフリップ
フロップ101の正論理出力端子106の論理値が
“0”を保持し、JKフリップフロップ102の正論理
出力端子108の論理値が反転して“0”となる。この
ため、JKフリップフロップ102の正論理出力端子1
08の信号と、Dフリップフロップ103の正論理出力
端子109の信号との論理和で成る分周器出力は信号線
110で“0”となり、初期の状態に戻る。
【0014】以上の動作を繰り返すことにより、分周器
出力信号線110上には、信号線105上の入力信号を
3分周した、デューティファクタが50%の信号が出力
される。JKフリップフロップ102の正論理出力端子
108の信号とDフリップフロップ103の正論理出力
端子109の信号とは、それぞれ信号線105上の入力
信号の立ち下がりと、立ち上がりとで変化するため、変
化点が重ならず、ひげ状パルスが発生しない。
【0015】図3は、本発明による奇数分周器の第2の
実施例を示すブロック図である。図3において、201
〜203はそれぞれJKフリップフロップ,204はD
フリップフロップ,205は論理積素子,206は論理
和素子である。図3は本発明にもとづき、5分周回路の
一例を示した回路図である。JKフリップフロップ20
1,JKフリップフロップ202,JKフリップフロッ
プ203,および論理積素子205で5分周回路を構成
しており、また、Dフリップフロップ204,および論
理和素子206で波形成形回路を構成している。
【0016】図3に示す5分周回路のタイミングチャー
トを図4に示す。以下に、5分周回路の動作を説明す
る。タイミング401での初期値を、JKフリップフロ
ップ201の正論理出力端子208,JKフリップフロ
ップ202の正論理出力端子209,JKフリップフロ
ップ203の正論理出力端子212およびDフリップフ
ロップ204の正論理出力端子213では論理値が
“0”であるとする。ここで、信号線207上に入力信
号が加えられると、タイミング402でJKフリップフ
ロップ201の正論理出力端子208が反転して“1”
になる。タイミング403ではJKフリップフロップ2
01の正論理出力端子208の論理値が反転して“0”
になり、JKフリップフロップ202の正論理出力端子
209の論理値が反転して“1”になる。
【0017】直後に、信号線207上の入力信号207
の立ち上がりのタイミング405で、Dフリップフロッ
プ204はJKフリップフロップの正論理出力端子20
9をラッチし、Dフリップフロップの正論理出力端子2
13の論理値が“1”になる。さらに、信号線214上
の分周器出力が“1”になる。タイミング405では、
JKフリップフロップ201の正論理出力端子208の
論理値が反転して“1”になる。タイミング406で
は、JKフリップフロップ201の正論理出力端子20
8の論理値が反転して“0”になり、JKフリップフロ
ップ202の正論理出力端子209の論理値も反転して
“0”になる。さらに、JKフリップフロップ203の
正論理出力端子212の論理値が反転して“1”にな
る。
【0018】タイミング407でJKフリップフロップ
202の正論理出力端子209の論理値が“0”になっ
たため、Dフリップフロップは“0”をラッチして正論
理出力端子213の論理値が“0”になる。この時点で
は、JKフリップフロップ203の正論理出力端子21
2の論理値が未だ“1”であるため、信号線214上の
分周器出力は“1”を保持している。タイミング408
では、JKフリップフロップ203の正論理出力端子2
12がリセットされ、それにともない信号線214上の
分周器出力が“0”になり、初期の状態に戻る。
【0019】以上の動作を繰り返すことにより、分周器
出力信号線214には、信号線207上の入力信号を5
分周した、デューティファクタが50%の信号が出力さ
れる。JKフリップフロップ203の正論理出力端子2
12の論理値とDフリップフロップ204の正論理出力
端子213の論理値とは、それぞれ入力信号の立ち上が
りと、立ち下がりとで変化するため、変化点が重なら
ず、ひげ状パルスが発生しない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号を奇数分周する分周回路において、容易にデューティ
ファクタが50%の分周された信号を得ることかできる
利点がある。
【表1】 n-1 は現在の状態Qn からクロックに対して1回前の
状態を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による奇数分周器の第1の実施例を示す
回路図である。
【図2】図1に示す奇数分周器の動作を示すタイミング
チャートである。
【図3】本発明による奇数分周器の第2の実施例を示す
回路図である。
【図4】図3に示す奇数分周器の動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】従来技術による奇数分周器の実例を示す回路図
である。
【図6】図5に示した奇数分周器の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図7】奇数分周器に使用されるJKフリップフロップ
の回路図である。
【符号の説明】
101,102,201〜203,501,502 J
Kフリップフロップ 103,204 Dフリップフロップ 104,206 論理和素子 205 論理積素子 105〜110,207〜214,503〜506 信
号線 301〜306,401〜408,601〜604 タ
イミング 701〜705 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されたデューティファクタ
    が50%の入力信号の立ち下がり、もしくは立ち上がり
    のエッジで動作し前記入力信号を奇数分周するための奇
    数分周回路と、 前記奇数分周回路の出力信号を前記外部から入力された
    デューティファクタが50%の信号の前記奇数分周回路
    が動作するエッジとは逆の極性のエッジでラッチし、前
    記奇数分周回路の出力と合成してデューティ50%の信
    号を作成するための波形成形回路とを備えて構成した奇
    数分周器。
  2. 【請求項2】 前記奇数分周回路は帰還路により奇数分
    周を行うことができる2個以上のJKフッリプフロップ
    から成る請求項1記載の奇数分周器。
  3. 【請求項3】 前記波形成形回路は前記JKフリップフ
    ロップの動作するエッジとは逆の極性のエッジで動作す
    るDフリップフロップと、 前記奇数分周回路の出力と前記Dフリップフロップの出
    力とを入力して論理和を求めるための論理和素子とから
    成る請求項1記載の奇数分周器。
JP8633392A 1992-03-10 1992-03-10 奇数分周器 Pending JPH05259895A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187217B2 (en) 2004-05-21 2007-03-06 Fujitsu Limited Clock frequency divider and trigger signal generation circuit for same
JP2011501547A (ja) * 2007-10-16 2011-01-06 オーストリアマイクロシステムス アーゲー 分周器及び分周方法
CN116566383A (zh) * 2023-05-12 2023-08-08 上海奎芯集成电路设计有限公司 一种同步五分频电路和五分频信号生成方法

Cited By (4)

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