JPH06137441A - 浴槽の流路切り換え弁装置 - Google Patents
浴槽の流路切り換え弁装置Info
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- JPH06137441A JPH06137441A JP28825592A JP28825592A JPH06137441A JP H06137441 A JPH06137441 A JP H06137441A JP 28825592 A JP28825592 A JP 28825592A JP 28825592 A JP28825592 A JP 28825592A JP H06137441 A JPH06137441 A JP H06137441A
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- valve
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- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポンプを運転したとき最初に肩用ノズルから
噴流が噴出する始動を防止する。 【構成】 弁本体１に、ポンプと連通する流入口２と、
浴槽の足用ノズルに連通する足用吐出口と、浴槽１の背
側の背用ノズルと連通する背用吐出口５と、浴槽１の肩
用ノズルと連通する肩用吐出口７とを設ける。弁本体１
内に回動操作することにより流入口２と、足用吐出口
４、背用吐出口５乃至肩用吐出口７とを選択的に連通さ
せる弁部Ｂを設ける。操作つまみ１０で回動する弁軸１
１を弁部Ｂに連結する。流入口２に浴湯を供給するポン
プを停止したとき肩用吐出口７から浴湯が吐出しない位
置に弁部Ｂを操作つまみ１０と一緒に回転させて所定位
置に復帰させるばね３０を設ける。
噴流が噴出する始動を防止する。 【構成】 弁本体１に、ポンプと連通する流入口２と、
浴槽の足用ノズルに連通する足用吐出口と、浴槽１の背
側の背用ノズルと連通する背用吐出口５と、浴槽１の肩
用ノズルと連通する肩用吐出口７とを設ける。弁本体１
内に回動操作することにより流入口２と、足用吐出口
４、背用吐出口５乃至肩用吐出口７とを選択的に連通さ
せる弁部Ｂを設ける。操作つまみ１０で回動する弁軸１
１を弁部Ｂに連結する。流入口２に浴湯を供給するポン
プを停止したとき肩用吐出口７から浴湯が吐出しない位
置に弁部Ｂを操作つまみ１０と一緒に回転させて所定位
置に復帰させるばね３０を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽において、噴流を
背中や足に噴射したり、シャワー水を肩に噴射したりし
てマッサージするものにおいて、ポンプから供給される
浴湯の流路を切り換えるのに用いる浴槽の流路切り換え
弁装置に関するものである。
背中や足に噴射したり、シャワー水を肩に噴射したりし
てマッサージするものにおいて、ポンプから供給される
浴湯の流路を切り換えるのに用いる浴槽の流路切り換え
弁装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の浴槽装置にあっては、浴
槽の足側に足用ノズルを、浴槽の背中側に背用ノズルを
設けてあり、浴槽の背中側の上方に肩用ノズルを設けて
あり、浴槽の吸湯口とポンプとを連通させてあり、ポン
プと足用ノズルや背用ノズルや肩用ノズルとを切り換え
弁装置を介して連通させてある。そしてポンプを駆動し
て切り換え弁装置を切り換えることにより、足用ノズル
から噴流を噴射したり、背用ノズルから噴流を噴射した
り、肩用ノズルから噴流を噴射したりするように切り換
えるようになっている。
槽の足側に足用ノズルを、浴槽の背中側に背用ノズルを
設けてあり、浴槽の背中側の上方に肩用ノズルを設けて
あり、浴槽の吸湯口とポンプとを連通させてあり、ポン
プと足用ノズルや背用ノズルや肩用ノズルとを切り換え
弁装置を介して連通させてある。そしてポンプを駆動し
て切り換え弁装置を切り換えることにより、足用ノズル
から噴流を噴射したり、背用ノズルから噴流を噴射した
り、肩用ノズルから噴流を噴射したりするように切り換
えるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、切り換え弁
装置を肩用ノズルから噴流が吐出する肩当て用シャワー
の運転モードの状態で停止して入浴を終了した場合、次
の入浴者がポンプを運転した場合、肩用ノズルから噴流
が出るため危険である。本発明は上記問題点に鑑みてな
されたものであって、本発明の目的とするところはポン
プを運転したとき最初に肩用ノズルから噴流が噴流する
始動を防止できる浴槽の流路切り換え弁装置を提供する
にある。
装置を肩用ノズルから噴流が吐出する肩当て用シャワー
の運転モードの状態で停止して入浴を終了した場合、次
の入浴者がポンプを運転した場合、肩用ノズルから噴流
が出るため危険である。本発明は上記問題点に鑑みてな
されたものであって、本発明の目的とするところはポン
プを運転したとき最初に肩用ノズルから噴流が噴流する
始動を防止できる浴槽の流路切り換え弁装置を提供する
にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明浴槽の流路切り換え弁装置は、弁本体１に、ポン
プ１５と連通する流入口２と、浴槽の足用ノズル１３ａ
に連通する足用吐出口４と、浴槽１の背側の背用ノズル
１３ｂと連通する背用吐出口５と、浴槽１の肩用ノズル
６と連通する肩用吐出口７とを設け、弁本体１内に回動
操作することにより流入口２と、足用吐出口４、背用吐
出口５乃至肩用吐出口７とを選択的に連通させる弁部Ｂ
を設け、操作つまみ１０で回動する弁軸１１を弁部Ｂに
連結し、流入口２に浴湯を供給するポンプ１５を停止し
たとき肩用吐出口７から浴湯が吐出しない位置に弁部Ｂ
を操作つまみ１０と一緒に回転させて所定位置に復帰さ
せるばね３０を設けて成ることを特徴とする。
本発明浴槽の流路切り換え弁装置は、弁本体１に、ポン
プ１５と連通する流入口２と、浴槽の足用ノズル１３ａ
に連通する足用吐出口４と、浴槽１の背側の背用ノズル
１３ｂと連通する背用吐出口５と、浴槽１の肩用ノズル
６と連通する肩用吐出口７とを設け、弁本体１内に回動
操作することにより流入口２と、足用吐出口４、背用吐
出口５乃至肩用吐出口７とを選択的に連通させる弁部Ｂ
を設け、操作つまみ１０で回動する弁軸１１を弁部Ｂに
連結し、流入口２に浴湯を供給するポンプ１５を停止し
たとき肩用吐出口７から浴湯が吐出しない位置に弁部Ｂ
を操作つまみ１０と一緒に回転させて所定位置に復帰さ
せるばね３０を設けて成ることを特徴とする。
【０００５】また肩用吐出口７と流入口２とが連通する
位置に弁部Ｂが位置するときその位置を検知する位置検
知スイッチＳＷ1 を設け、ポンプ１５を停止してから再
びポンプ１５を作動させるとき位置検知スイッチＳＷ1
の検知時にはポンプ１５を作動させるスイッチが入らな
いようにして成ることを特徴とすることも好ましい。さ
らに流入口７と全ての吐出口が連通しない止の位置から
背用吐出口５と連通する背の位置または足用吐出口４と
連通する足の位置、肩用吐出口７と連通する肩の位置の
順に操作つまみ１０と一緒に弁部Ｂが回転するように
し、止の位置に位置するときのみスイッチＳＷ2 で止め
の位置を検知してポンプ１５の運転を停止するようにし
て成ることを特徴とすることも好ましい。
位置に弁部Ｂが位置するときその位置を検知する位置検
知スイッチＳＷ1 を設け、ポンプ１５を停止してから再
びポンプ１５を作動させるとき位置検知スイッチＳＷ1
の検知時にはポンプ１５を作動させるスイッチが入らな
いようにして成ることを特徴とすることも好ましい。さ
らに流入口７と全ての吐出口が連通しない止の位置から
背用吐出口５と連通する背の位置または足用吐出口４と
連通する足の位置、肩用吐出口７と連通する肩の位置の
順に操作つまみ１０と一緒に弁部Ｂが回転するように
し、止の位置に位置するときのみスイッチＳＷ2 で止め
の位置を検知してポンプ１５の運転を停止するようにし
て成ることを特徴とすることも好ましい。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、いずれも、肩用吐出口７か
ら噴流が噴射する肩当て用シャワーモードでポンプ１５
が作動するのを防止できる。
ら噴流が噴射する肩当て用シャワーモードでポンプ１５
が作動するのを防止できる。
【０００７】
【実施例】まず図１乃至図６に示す実施例から述べる。
図５は全体を示す斜視図、図６は全体のシステムの管路
図である。浴槽３の足側に足用ノズル１３ａを、浴槽３
の背中側に背用ノズル１３ｂを設けてあり、浴槽３の背
側のフランジ１６の上には肩用ノズル６を配置してあ
る。浴槽３の吸湯口１４とポンプ１５を連通させてあ
り、ポンプ１５と足用ノズル１３ａ、背用ノズル１３ｂ
及び肩用ノズル６は切り換え弁装置Ａを介して連通させ
てある。切り換え弁装置Ａと足用ノズル１３ａとは足用
配管１７にて連通させてあり、切り換え弁装置Ａと背用
ノズルとは背用配管１８にて連通させてあり、切り換え
弁装置Ａと肩用ノズル６とを肩用配管２１にて連通させ
てある。また足用ノズル１３ａや背用ノズル１３ｂには
空気吸い込み口１９から空気配管２０を介して空気を供
給するようになっている。
図５は全体を示す斜視図、図６は全体のシステムの管路
図である。浴槽３の足側に足用ノズル１３ａを、浴槽３
の背中側に背用ノズル１３ｂを設けてあり、浴槽３の背
側のフランジ１６の上には肩用ノズル６を配置してあ
る。浴槽３の吸湯口１４とポンプ１５を連通させてあ
り、ポンプ１５と足用ノズル１３ａ、背用ノズル１３ｂ
及び肩用ノズル６は切り換え弁装置Ａを介して連通させ
てある。切り換え弁装置Ａと足用ノズル１３ａとは足用
配管１７にて連通させてあり、切り換え弁装置Ａと背用
ノズルとは背用配管１８にて連通させてあり、切り換え
弁装置Ａと肩用ノズル６とを肩用配管２１にて連通させ
てある。また足用ノズル１３ａや背用ノズル１３ｂには
空気吸い込み口１９から空気配管２０を介して空気を供
給するようになっている。
【０００８】図１は上記切り換え弁装置Ａの一実施例を
示すものである。弁本体１の下部には流入口２を設けて
あり、弁本体１の左右両側には足用吐出口４と背用吐出
口５とを設けてあり、背用吐出口５の上方に肩用吐出口
７を設けてある。足用吐出口４と背用吐出口５とは足用
吐出口４の方が上に位置するように設けてある。足用吐
出口４には足用配管１７を接続してあり、背用吐出口５
には背用配管１８を接続してあり、肩用吐出口７には肩
用配管２１を接続してある。弁本体１内の下部には弁部
Ｂとしての筒状の仕切り弁８を回転自在に内装してあ
り、仕切り弁８には足用吐出口４と連通し得る開口８ａ
や背用吐出口５と連通し得る開口８ｂを設けてある。弁
本体１内の上部には弁部Ｂとしてもボール弁９を回転自
在に内装してある。このボール弁９内には逆Ｌ字状の流
路９ａを設けてあり、流入口２と肩用吐出口７との間を
開閉するようになっている。ボール弁９と仕切り弁８と
はスプリングピン２２にて連結してある。ここで２３は
ボール弁９をシールするボールシート、２４はボールシ
ート２３をボール弁９に押さえ付けるボールシート押さ
え、２５はボール弁９の回りの部材を固定するボール弁
ユニット本体、２６はボール弁ユニット本体２５の抜け
止めをするＣリングである。弁本体１の上部は固定用ナ
ット２７，２８にてフランジ１６に取り付けられてい
る。弁本体１の上端にはフランジ１６上に露出する操作
つまみ１０を回転自在に装着してあり、操作つまみ１０
に一体に設けた弁軸１１をボール弁９に連結してある。
２９は固定用ナット２７を隠す化粧カバーである。操作
つまみ１０は弁軸１１の上端にねじ３１で取り付けられ
ており、操作つまみ１０の上面にはキャップ３２を両面
粘着テープにて取り付けられている。
示すものである。弁本体１の下部には流入口２を設けて
あり、弁本体１の左右両側には足用吐出口４と背用吐出
口５とを設けてあり、背用吐出口５の上方に肩用吐出口
７を設けてある。足用吐出口４と背用吐出口５とは足用
吐出口４の方が上に位置するように設けてある。足用吐
出口４には足用配管１７を接続してあり、背用吐出口５
には背用配管１８を接続してあり、肩用吐出口７には肩
用配管２１を接続してある。弁本体１内の下部には弁部
Ｂとしての筒状の仕切り弁８を回転自在に内装してあ
り、仕切り弁８には足用吐出口４と連通し得る開口８ａ
や背用吐出口５と連通し得る開口８ｂを設けてある。弁
本体１内の上部には弁部Ｂとしてもボール弁９を回転自
在に内装してある。このボール弁９内には逆Ｌ字状の流
路９ａを設けてあり、流入口２と肩用吐出口７との間を
開閉するようになっている。ボール弁９と仕切り弁８と
はスプリングピン２２にて連結してある。ここで２３は
ボール弁９をシールするボールシート、２４はボールシ
ート２３をボール弁９に押さえ付けるボールシート押さ
え、２５はボール弁９の回りの部材を固定するボール弁
ユニット本体、２６はボール弁ユニット本体２５の抜け
止めをするＣリングである。弁本体１の上部は固定用ナ
ット２７，２８にてフランジ１６に取り付けられてい
る。弁本体１の上端にはフランジ１６上に露出する操作
つまみ１０を回転自在に装着してあり、操作つまみ１０
に一体に設けた弁軸１１をボール弁９に連結してある。
２９は固定用ナット２７を隠す化粧カバーである。操作
つまみ１０は弁軸１１の上端にねじ３１で取り付けられ
ており、操作つまみ１０の上面にはキャップ３２を両面
粘着テープにて取り付けられている。
【０００９】上記のように構成せる切り換え弁装置Ａは
操作つまみ１０を回転することにより、ボール弁９を及
び仕切り弁８が回転して足用吐出口４、背用吐出口５及
び肩用吐出口７が開閉される。図４はその動作を詳しく
説明するものであるが、これは１８０゜の回転で背側、
足側、肩側の切り換えを行う構造のものである。図４
（ａ）は足用吐出口４から吐水している状態で、この状
態から操作つまみ１０を左に回して行くと、徐々に背用
吐出口５から吐水して行き、図４（ｂ）に示すように足
用吐出口４及び背用吐出口５の両方から吐水する状態と
なる。さらに操作つまみ１０を左に回して行くと、徐々
に足側吐出口４が閉じて行き、図４（ｃ）に示すように
背側だけが吐水する状態となる。その状態から操作つま
み１０をさらに左に回して行くと、徐々に肩用吐出口７
が開いてきて肩用吐出口７が全開状態になる。このとき
操作つまみ１０を背用と肩用の間で回転調整することに
より流量を調整することができる。操作つまみ１０には
ストッパーが付いていて１８０゜だけ回転するようにな
っている。
操作つまみ１０を回転することにより、ボール弁９を及
び仕切り弁８が回転して足用吐出口４、背用吐出口５及
び肩用吐出口７が開閉される。図４はその動作を詳しく
説明するものであるが、これは１８０゜の回転で背側、
足側、肩側の切り換えを行う構造のものである。図４
（ａ）は足用吐出口４から吐水している状態で、この状
態から操作つまみ１０を左に回して行くと、徐々に背用
吐出口５から吐水して行き、図４（ｂ）に示すように足
用吐出口４及び背用吐出口５の両方から吐水する状態と
なる。さらに操作つまみ１０を左に回して行くと、徐々
に足側吐出口４が閉じて行き、図４（ｃ）に示すように
背側だけが吐水する状態となる。その状態から操作つま
み１０をさらに左に回して行くと、徐々に肩用吐出口７
が開いてきて肩用吐出口７が全開状態になる。このとき
操作つまみ１０を背用と肩用の間で回転調整することに
より流量を調整することができる。操作つまみ１０には
ストッパーが付いていて１８０゜だけ回転するようにな
っている。
【００１０】そして本発明の場合、ポンプ１５と運転す
る始動とき肩用ノズル６から最初に噴流が噴出しないよ
うに次の工夫が講じられている。操作つまみ１０と弁軸
１１との連結部の外周にはつるまきばね状のばね３０が
巻回されており、ばね３０の一端が化粧カバー２９に固
定されていると共にばね３０の他端が操作つまみ１０に
固定されており、ばね３０にて肩当て用噴射モードから
背側噴射モードや足側噴射モードに戻るように操作つま
み１０を付勢してある。これによりばねポンプ１５の停
止時にはばね３０の反力で操作つまみ１０が肩当て用噴
射モードから背側噴射モードや足側噴射モードに戻るよ
うになっている。ポンプ１５の運転時には弁部Ｂに水圧
がかかっているため操作つまみ１０の操作トルクＴ
1 は、ポンプ１５停止時の操作つまみ１０の操作トルク
Ｔ2 より大きくなっており、ばね３０の反力ＴｓをＴ1
＞Ｔｓ＞Ｔ2 に設定することにより、ポンプ１５運転時
はばね３０の反力Ｔｓが操作つまみ１０の操作トルクＴ
1 より小さいため操作つまみ１０がばね３０で回転しな
いように固定でき、ポンプ１５停止時にはばね３０の反
力が操作つまみ１０の操作トルクより大きいため肩当て
用噴射モードから背または足側の噴射モードにばね３０
の反力により回る。このため、運転を開始するときには
肩当て用噴射モードから運転が始まらない。ばね３０は
ポンプ１５からかかる水圧が高くなる程反力を強くする
必要がある。図３はばね３０の変形状態を示し、（ａ）
は肩当て噴射モード、（ｂ）は背側噴射モード、（ｃ）
が背及び足側噴射モード、（ｄ）が足側噴射モードであ
る。
る始動とき肩用ノズル６から最初に噴流が噴出しないよ
うに次の工夫が講じられている。操作つまみ１０と弁軸
１１との連結部の外周にはつるまきばね状のばね３０が
巻回されており、ばね３０の一端が化粧カバー２９に固
定されていると共にばね３０の他端が操作つまみ１０に
固定されており、ばね３０にて肩当て用噴射モードから
背側噴射モードや足側噴射モードに戻るように操作つま
み１０を付勢してある。これによりばねポンプ１５の停
止時にはばね３０の反力で操作つまみ１０が肩当て用噴
射モードから背側噴射モードや足側噴射モードに戻るよ
うになっている。ポンプ１５の運転時には弁部Ｂに水圧
がかかっているため操作つまみ１０の操作トルクＴ
1 は、ポンプ１５停止時の操作つまみ１０の操作トルク
Ｔ2 より大きくなっており、ばね３０の反力ＴｓをＴ1
＞Ｔｓ＞Ｔ2 に設定することにより、ポンプ１５運転時
はばね３０の反力Ｔｓが操作つまみ１０の操作トルクＴ
1 より小さいため操作つまみ１０がばね３０で回転しな
いように固定でき、ポンプ１５停止時にはばね３０の反
力が操作つまみ１０の操作トルクより大きいため肩当て
用噴射モードから背または足側の噴射モードにばね３０
の反力により回る。このため、運転を開始するときには
肩当て用噴射モードから運転が始まらない。ばね３０は
ポンプ１５からかかる水圧が高くなる程反力を強くする
必要がある。図３はばね３０の変形状態を示し、（ａ）
は肩当て噴射モード、（ｂ）は背側噴射モード、（ｃ）
が背及び足側噴射モード、（ｄ）が足側噴射モードであ
る。
【００１１】次に図７、図８に示す実施例について述べ
る。本実施例の切り換え弁装置Ａの側方に位置検知スイ
ッチＳＷ1 を装着してあり、操作つまみ１０や弁軸１１
が肩当て用噴射モードにあるとき、その位置を検知して
位置検知スイッチＳＷ1 が作動し、これをＣＰＵ等を有
する制御部３３に信号として送り、ポンプ１５を作動さ
せる噴流スイッチ３４をオンさせないようになってい
る。制御部３３では肩当て用噴射モードにあるときはポ
ンプ１５を運転できないプログラムにしてある。これに
より肩当て用噴射モードのときは噴流スイッチ３４のオ
ンは受け付けず、噴流スイッチ３４のオフのみを受け付
けるようになっている。肩当て用噴射モード以外のとき
はオンオフ共に受け付けるようになっている。図９は他
の実施例を示す。本実施例の場合、位置検知スイッチＳ
Ｗ1 を噴流スイッチ３４からの信号線に直列に接続し、
肩当て用噴射モードにあるとき、位置検知スイッチＳＷ
1 により信号を遮断し、運転信号が入力されないように
なっている。
る。本実施例の切り換え弁装置Ａの側方に位置検知スイ
ッチＳＷ1 を装着してあり、操作つまみ１０や弁軸１１
が肩当て用噴射モードにあるとき、その位置を検知して
位置検知スイッチＳＷ1 が作動し、これをＣＰＵ等を有
する制御部３３に信号として送り、ポンプ１５を作動さ
せる噴流スイッチ３４をオンさせないようになってい
る。制御部３３では肩当て用噴射モードにあるときはポ
ンプ１５を運転できないプログラムにしてある。これに
より肩当て用噴射モードのときは噴流スイッチ３４のオ
ンは受け付けず、噴流スイッチ３４のオフのみを受け付
けるようになっている。肩当て用噴射モード以外のとき
はオンオフ共に受け付けるようになっている。図９は他
の実施例を示す。本実施例の場合、位置検知スイッチＳ
Ｗ1 を噴流スイッチ３４からの信号線に直列に接続し、
肩当て用噴射モードにあるとき、位置検知スイッチＳＷ
1 により信号を遮断し、運転信号が入力されないように
なっている。
【００１２】次に図１０、図１１に示す実施例について
述べる。本実施例の場合、流入口２と全ての吐出口とが
連通しない止めモードを設けてあり、操作つまみ１０を
回すことにより止めモードから背側噴射モード、背・足
噴射モード、足噴射モード、肩当て噴射モードの順に切
り換えられるようになっている。切り換え弁装置Ａの側
方にリミットスイッチのようなスイッチＳＷ2 を装着し
てあり、操作つまみ１０や弁軸１１が止めモードにある
とき、その位置を検知してスイッチＳＷ2 が作動し、こ
れをＣＰＵ等を有する制御部３３に信号として送り、ポ
ンプ１５を作動を停止するようになっている。つまり、
止めモードにしたときはポンプ１５が駆動されず、止め
モード以外にしたときポンプ１５を運転できるように制
御部３３で制御されるようになっている。この場合、使
用をやめるとき操作つまみ１０を止めモードに操作しな
けばポンプ１５が停止せす、使用を始める前は常に止め
モードになっている。そして止めモードから操作つまみ
１０を回し始めるとポンプ１５の運転が始められ、止め
モードから背側噴射モード、背・足噴射モード、足噴射
モード、肩当て噴射モードの順に切り換えられるため、
いきなり肩当て用噴射モードになることがない。
述べる。本実施例の場合、流入口２と全ての吐出口とが
連通しない止めモードを設けてあり、操作つまみ１０を
回すことにより止めモードから背側噴射モード、背・足
噴射モード、足噴射モード、肩当て噴射モードの順に切
り換えられるようになっている。切り換え弁装置Ａの側
方にリミットスイッチのようなスイッチＳＷ2 を装着し
てあり、操作つまみ１０や弁軸１１が止めモードにある
とき、その位置を検知してスイッチＳＷ2 が作動し、こ
れをＣＰＵ等を有する制御部３３に信号として送り、ポ
ンプ１５を作動を停止するようになっている。つまり、
止めモードにしたときはポンプ１５が駆動されず、止め
モード以外にしたときポンプ１５を運転できるように制
御部３３で制御されるようになっている。この場合、使
用をやめるとき操作つまみ１０を止めモードに操作しな
けばポンプ１５が停止せす、使用を始める前は常に止め
モードになっている。そして止めモードから操作つまみ
１０を回し始めるとポンプ１５の運転が始められ、止め
モードから背側噴射モード、背・足噴射モード、足噴射
モード、肩当て噴射モードの順に切り換えられるため、
いきなり肩当て用噴射モードになることがない。
【００１３】
【発明の効果】本発明は叙述のように流入口に浴湯を供
給するポンプを停止したとき肩用吐出口から浴湯が吐出
しない位置に弁部を操作つまみと一緒に回転させて所定
位置に復帰させるばねを設けているので、肩当て用噴射
モードでポンプを停止しても、自動的に足または背側の
噴射モードに回転し、ポンプを駆動して運転を始めると
き不意に肩用ノズルから噴流が出ることがないものであ
り、これにより、前の入浴者がいかなる噴射モードで停
止しても、次の入浴者が運転を開始する際には足または
背の噴射モードから始まるため安全に入浴することがで
きるものである。
給するポンプを停止したとき肩用吐出口から浴湯が吐出
しない位置に弁部を操作つまみと一緒に回転させて所定
位置に復帰させるばねを設けているので、肩当て用噴射
モードでポンプを停止しても、自動的に足または背側の
噴射モードに回転し、ポンプを駆動して運転を始めると
き不意に肩用ノズルから噴流が出ることがないものであ
り、これにより、前の入浴者がいかなる噴射モードで停
止しても、次の入浴者が運転を開始する際には足または
背の噴射モードから始まるため安全に入浴することがで
きるものである。
【００１４】また本発明の請求項２記載の発明にあって
は、肩用吐出口と流入口とが連通する位置に弁部が位置
するときその位置を検知する位置検知スイッチを設け、
ポンプを停止してから再びポンプを作動させるとき位置
検知スイッチの検知時にはポンプを作動させるスイッチ
が入らないようにしているので、肩当て用噴射モードの
ときはポンプが作動せず、最初肩用ノズルから噴流を噴
射する危険をなくすことができるものである。
は、肩用吐出口と流入口とが連通する位置に弁部が位置
するときその位置を検知する位置検知スイッチを設け、
ポンプを停止してから再びポンプを作動させるとき位置
検知スイッチの検知時にはポンプを作動させるスイッチ
が入らないようにしているので、肩当て用噴射モードの
ときはポンプが作動せず、最初肩用ノズルから噴流を噴
射する危険をなくすことができるものである。
【００１５】さらに本発明の請求項３記載の発明にあっ
ては、流入口と全ての吐出口が連通しない止の位置から
背用吐出口と連通する背の位置または足用吐出口と連通
する足の位置、肩用吐出口と連通する肩の位置の順に操
作つまみと一緒に弁部が回転するようにし、止の位置に
位置するときのみスイッチで止めの位置を検知してポン
プの運転を停止するようにしているので、操作つまみを
止め位置に位置させなければポンプを停止できず、次の
入浴者が利用するときは常に止め状態になっており、ま
た操作つまみを回してポンプを作動させたときには最後
に肩当て用噴射モードとなり、最初肩用ノズルから噴流
が噴射する危険をなくすことができるものである。
ては、流入口と全ての吐出口が連通しない止の位置から
背用吐出口と連通する背の位置または足用吐出口と連通
する足の位置、肩用吐出口と連通する肩の位置の順に操
作つまみと一緒に弁部が回転するようにし、止の位置に
位置するときのみスイッチで止めの位置を検知してポン
プの運転を停止するようにしているので、操作つまみを
止め位置に位置させなければポンプを停止できず、次の
入浴者が利用するときは常に止め状態になっており、ま
た操作つまみを回してポンプを作動させたときには最後
に肩当て用噴射モードとなり、最初肩用ノズルから噴流
が噴射する危険をなくすことができるものである。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線断面図である。
【図３】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は同上のばねの動作
を説明する説明図である。
を説明する説明図である。
【図４】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は同上の弁部の動作
を説明する説明図、（ｅ）は操作つまみの位置関係を示
す説明図、（ｆ）は弁の位置関係を説明する説明図であ
る。
を説明する説明図、（ｅ）は操作つまみの位置関係を示
す説明図、（ｆ）は弁の位置関係を説明する説明図であ
る。
【図５】同上の装置の全体の構造を示す斜視図である。
【図６】同上の全体のシステムを示す管路図である、
【図７】同上の他の実施例の断面図である。
【図８】図７の要部の説明図である。
【図９】同上のさらに他の実施例の断面図である。
【図１０】同上のさらに他の実施例の断面図である。
【図１１】（ａ）は図１０の要部の説明図、（ｂ）は操
作つまみの平面図である。
作つまみの平面図である。
１ 弁本体 ２ 流入口 ３ 浴槽 ４ 足用吐出口 ５ 背用吐出口 ６ 肩用ノズル ７ 肩用吐出口 １０ 操作つまみ １１ 弁軸 １３ａ 足用ノズル １３ｂ 背用ノズル １５ ポンプ ３０ ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１６Ｋ 35/00 Ｃ 2105−3Ｈ (72)発明者 迫 紀幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 柿木 俊之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 弁本体に、ポンプと連通する流入口と、
浴槽の足用ノズルに連通する足用吐出口と、浴槽の背側
の背用ノズルと連通する背用吐出口と、浴槽の肩用ノズ
ルと連通する肩用吐出口とを設け、弁本体内に回動操作
することにより流入口と、足用吐出口、背用吐出口乃至
肩用吐出口とを選択的に連通させる弁部を設け、操作つ
まみで回動する弁軸を弁部に連結し、流入口に浴湯を供
給するポンプを停止したとき肩用吐出口から浴湯が吐出
しない位置に弁部を操作つまみと一緒に回転させて所定
位置に復帰させるばねを設けて成ることを特徴とする浴
槽の流路切り換え弁装置。 - 【請求項２】 弁本体に、ポンプと連通する流入口と、
浴槽の足用ノズルに連通する足用吐出口と、浴槽の背側
の背用ノズルと連通する背用吐出口と、浴槽の肩用ノズ
ルと連通する肩用吐出口とを設け、弁本体内に回動操作
することにより流入口と、足用吐出口、背用吐出口乃至
肩用吐出口とを選択的に連通させる弁部を設け、操作つ
まみで回動する弁軸を弁部に連結し、肩用吐出口と流入
口とが連通する位置に弁部が位置するときその位置を検
知する位置検知スイッチを設け、ポンプを停止してから
再びポンプを作動させるとき位置検知スイッチの検知時
にはポンプを作動させるスイッチが入らないようにして
成ることを特徴とする浴槽の流路切り換え弁装置。 - 【請求項３】 弁本体に、ポンプと連通する流入口と、
浴槽の足用ノズルに連通する足用吐出口と、浴槽の背側
の背用ノズルと連通する背用吐出口と、浴槽の肩用ノズ
ルと連通する肩用吐出口とを設け、弁本体内に回動操作
することにより流入口と、足用吐出口、背用吐出口乃至
肩用吐出口とを選択的に連通させる弁部を設け、操作つ
まみで回動する弁軸を弁部に連結し、流入口と全ての吐
出口が連通しない止の位置から背用吐出口と連通する背
の位置または足用吐出口と連通する足の位置、肩用吐出
口と連通する肩の位置の順に操作つまみと一緒に弁部が
回転するようにし、止の位置に位置するときのみスイッ
チで止めの位置を検知してポンプの運転を停止するよう
にして成ることを特徴とする浴槽の流路切り換え弁装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28825592A JPH06137441A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 浴槽の流路切り換え弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28825592A JPH06137441A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 浴槽の流路切り換え弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137441A true JPH06137441A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17727834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28825592A Withdrawn JPH06137441A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 浴槽の流路切り換え弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137441A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006009958A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
| JP2006009959A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
| JP2007159668A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Works Ltd | 水流噴出装置 |
| JP2014524556A (ja) * | 2011-08-25 | 2014-09-22 | アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 蒸気クリーナ用制御装置 |
| JP2016007344A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 吐水装置 |
| JP2019010532A (ja) * | 2018-09-10 | 2019-01-24 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 吐水装置 |
| KR20190020565A (ko) * | 2017-08-21 | 2019-03-04 | 주식회사 신원아너스 | 자동 복원 기능을 가지는 수전용 다방향 전환밸브 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28825592A patent/JPH06137441A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006009958A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
| JP2006009959A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Danrei:Kk | 湯水混合弁 |
| JP4596518B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2010-12-08 | 株式会社ダンレイ | 湯水混合弁 |
| JP2007159668A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Works Ltd | 水流噴出装置 |
| JP2014524556A (ja) * | 2011-08-25 | 2014-09-22 | アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 蒸気クリーナ用制御装置 |
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| JP2019010532A (ja) * | 2018-09-10 | 2019-01-24 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 吐水装置 |
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|---|---|---|---|
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