JPH06136063A - 含フッ素硬化性組成物及び含フッ素硬化被膜 - Google Patents
含フッ素硬化性組成物及び含フッ素硬化被膜Info
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- JPH06136063A JPH06136063A JP28323792A JP28323792A JPH06136063A JP H06136063 A JPH06136063 A JP H06136063A JP 28323792 A JP28323792 A JP 28323792A JP 28323792 A JP28323792 A JP 28323792A JP H06136063 A JPH06136063 A JP H06136063A
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Abstract
は含フッ素マレイン酸ジエステル若しくは該含フッ素ジ
エステルを構成成分として含む含フッ素重合体50〜9
5重量%と、硬化性成分5〜50重量%とを含有する含
フッ素硬化性組成物及び該含フッ素硬化性組成物を重合
硬化して得られる鉛筆硬度がH以上の表面硬度と1.4
4以下の屈折率とを有する含フッ素硬化被膜。 【効果】 本発明の含フッ素硬化性組成物は、硬化する
ことで、耐候性、耐熱性、撥水撥油性に優れ、表面硬度
が高く耐摩耗性に優れ、しかも低屈折率で光透過性を有
する特に反射防止塗膜材料として有効である。また含フ
ッ素硬化被膜は、建築物、自動車、電化製品等に用いら
れる硝子、金属、合成樹脂;蛋白吸着の少ない生体適合
材料、医療用器具、臨床検査用器具等に応用することが
できる。
Description
各種基材表面等に使用可能な含フッ素硬化被膜及び該硬
化被膜の原料として使用できる含フッ素硬化性組成物に
関する。
い電子吸引性によりC−F結合が非常に強く化学的に安
定であり、水素原子のような相互作用力(ファンデル−
ワールス力)を有しないので、炭化水素系物質とは異な
った性質、例えば、低粘度、高揮発性等を示す。これら
のフッ素原子に起因する特性は、低分子物質ばかりでな
く、高分子物質、すなわちフッ素原子を多数有する樹脂
(フッ素樹脂)に於いても同様に発現する。特にフッ素
樹脂は、その低い屈折率、化学的安定性、耐熱性等を利
用して、低屈折率被膜等に使用されている。
ッ化ビニリデン、パーフルオロエチレン重合体等の高分
子主鎖中にフッ素原子が導入されている重合体は、耐熱
性、化学的安定性に優れているものの、熱可塑性樹脂の
ような熱加工を必要とする材料の処理に用いる場合に加
工性に難があり、また有機溶剤に対する溶解性に劣ると
いう問題がある。更には金属、プラスチック、ガラス、
木材等の材料の表面を前記フッ素樹脂でコーティングし
て表面処理する場合、一旦前記フッ素樹脂を加熱溶融し
た後、機械的に圧縮するという操作が必要であり、その
ため複雑な形状を有する基材には、コーティングするこ
とができず、またガラスのように機械的に脆い基材には
不適である等、コーティングできる素材が限定されると
いう問題がある。またこれらの重合体は、不透明か、若
しくは1.44より大きい屈折率を有するため、透明性
を必要とする低屈折率被膜樹脂としては不適である。
剤に対する可溶性の改良を目的として、パーフルオロエ
チレンモノマーと他のモノマーとの共重合が提案されて
いるが、高分子主鎖中にメチレン基を有するために耐熱
性が悪く、有機溶剤への溶解性も不十分であり、また十
分な屈折率も得られていない。
する重合性モノマー、例えば、アクリル酸含フッ素アル
キルエステルやメタクリル酸含フッ素アルキルエステル
を含む重合体あるいは含フッ素アルキルスチレンを含む
重合体も提案されている。
等を含む重合体は、有機溶剤に対する溶解性は改善され
ているものの、芳香族基が紫外線を吸収して劣化反応が
進むため長期の安定性(耐候性)に劣り、また芳香族基
は高い屈折率を示すため低屈折率被膜樹脂としては不適
であるという問題がある。一方、前記含フッ素アルキル
エステルは低い屈折率を示すものの、表面硬度が低いた
め耐摩耗性が劣るという欠点がある。
性、耐熱性に優れ、表面硬度が高く、しかも光透過性を
有する低屈折率の含フッ素硬化被膜及び該硬化被膜の原
料として使用可能な含フッ素硬化性組成物を提供するこ
とにある。
般式化3(式中X及びYは、同一若しくは異なる基であ
って、炭素数3〜12の分岐アルキル基、炭素数4〜1
2のシクロアルキル基、炭素数2〜12のフルオロアル
キル基、フッ素原子を有する炭素数3〜12の分岐アル
キル基又はフッ素原子を有する炭素数4〜12のシクロ
アルキル基を示す。但しX及びYの少なくとも一方の基
はフッ素原子を含む基である。)で表わされる含フッ素
フマル酸ジエステル及び/又は含フッ素マレイン酸ジエ
ステル(以下フマル(マレイン)酸ジエステル1と称
す)、若しくは該フマル(マレイン)酸ジエステル1を
構成成分として含む含フッ素重合体50〜95重量%
と、硬化性成分5〜50重量%とを含有することを特徴
とする含フッ素硬化性組成物が提供される。
組成物を重合硬化して得られる鉛筆硬度がH以上の表面
硬度と1.44以下の屈折率とを有することを特徴とす
る含フッ素硬化被膜が提供される。
造及び特定量の含フッ素フマル酸ジエステル及び/又は
含フッ素マレイン酸ジエステルと、硬化性成分とを含む
組成物(以下組成物Aと称す)又は、特定構造の含フッ
素フマル酸ジエステル及び/又は含フッ素マレイン酸ジ
エステルを構成成分として含む特定量の含フッ素重合体
と硬化性成分とを含む組成物(以下組成物Bと称す)で
ある。従って本発明の組成物を重合した際には、主鎖構
造となる部分にメチレン基を有さず、主鎖の炭素上に置
換基が結合し、ガラス転移温度が高く、また側鎖の結合
に対する攻撃も受けにくく、耐熱性、耐候性等に優れた
重合体を得ることができる。
素フマル酸ジエステル及び/又は含フッ素マレイン酸ジ
エステルは、前記一般式化3で表わされるフマル(マレ
イン)酸ジエステル1である。該フマル(マレイン)酸
ジエステル1においてX、Yの炭素数が13以上である
場合には、製造が困難である。該フマル(マレイン)酸
ジエステル1としては、具体的には例えば、フマル酸−
iso−プロピル−2,2,2−トリフルオロエチル、
フマル酸−iso−プロピル−2,2,3,3,3−ペ
ンタフルオロプロピル、フマル酸−iso−プロピル−
2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチル、
フマル酸−iso−プロピル−2,2,3,3,4,
4,5,5,5−ノナフルオロペンチル、フマル酸−i
so−プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ウンデカフルオロヘキシル、フマル酸−i
so−プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,7−トリデカフルオロヘプチル、フマ
ル酸−iso−プロピル−2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフル
オロオクチル、フマル酸−iso−プロピル−3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデ
カフルオロオクチル、フマル酸−iso−プロピル−
2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9,10,10,10−ノナデカフルオロ
デシル、フマル酸−iso−プロピル−3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,
10,10−ヘプタデカフルオロデシル、フマル酸−i
so−プロピル−2−トリフルオロメチル−3,3,3
−トリフルオロプロピル、フマル酸−iso−プロピル
−3−トリフルオロメチル−4,4,4−トリフルオロ
ブチル、フマル酸−iso−プロピル−1−メチル−
2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル、フマル
酸−iso−プロピル−1−メチル−2,2,3,3,
4,4,4−ヘプタフルオロブチル、フマル酸−ter
t−ブチル−2,2,2−トリフルオロエチル、フマル
酸−tert−ブチル−2,2,3,3,3−ペンタフ
ルオロプロピル、フマル酸−tert−ブチル−2,
2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチル、フマ
ル酸−tert−ブチル−2,2,3,3,4,4,
5,5,5−ノナフルオロペンチル、フマル酸−ter
t−ブチル−2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6,6−ウンデカフルオロヘキシル、フマル酸−ter
t−ブチル−2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6,7,7,7−トリデカフルオロヘプチル、フマル酸
−tert−ブチル−2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフルオロ
オクチル、フマル酸−tert−ブチル−3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフ
ルオロオクチル、フマル酸−tert−ブチル−2,
2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,9,9,10,10,10−ノナデカフルオロデシ
ル、フマル酸−tert−ブチル−3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,1
0,10−ヘプタデカフルオロデシル、フマル酸−te
rt−ブチル−2−トリフルオロメチル−3,3,3−
トリフルオロプロピル、フマル酸−tert−ブチル−
3−トリフルオロメチル−4,4,4−トリフルオロブ
チル、フマル酸−tert−ブチル−1−メチル−2,
2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル、フマル酸−
tert−ブチル−1−メチル−2,2,3,3,4,
4,4−ヘプタフルオロブチル、フマル酸−iso−プ
ロピル−2,2,3,3,4,4−ヘキサフルオロシク
ロブチル、フマル酸−iso−プロピル−2,2,3,
3,4,4,5,5−オクタフルオロシクロペンチル、
フマル酸−iso−プロピル−2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6−デカフルオロシクロヘキシル、フ
マル酸−iso−プロピル−2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロシクロヘプチ
ル、フマル酸−iso−プロピル−2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−テトラデカ
フルオロシクロオクチル、フマル酸−iso−プロピル
−2−トリフルオロメチルシクロブチル、フマル酸−i
so−プロピル−3−トリフルオロメチルシクロブチ
ル、フマル酸−iso−プロピル−2−トリフルオロメ
チルシクロペンチル、フマル酸−iso−プロピル−3
−トリフルオロメチルシクロペンチル、フマル酸−is
o−プロピル−2−トリフルオロメチルシクロヘキシ
ル、フマル酸−iso−プロピル−3−トリフルオロメ
チルシクロヘキシル、フマル酸−iso−プロピル−4
−トリフルオロメチルシクロヘキシル、フマル酸−is
o−プロピル−2−トリフルオロメチルシクロヘプチ
ル、フマル酸−iso−プロピル−3−トリフルオロメ
チルシクロヘプチル、フマル酸−iso−プロピル−4
−トリフルオロメチルシクロヘプチル、フマル酸−ビス
(2,2,2−トリフルオロエチル)、フマル酸−ビス
(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)、フ
マル酸−ビス(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフ
ルオロブチル)、フマル酸−ビス(2,2,3,3,
4,4,5,5,5−ノナフルオロペンチル)、フマル
酸−ビス(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,
6−ウンデカフルオロヘキシル)、フマル酸−ビス
(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
7−トリデカフルオロヘプチル)、フマル酸−ビス
(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,8−ペンタデカフルオロオクチル)、フマル酸
−ビス(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,8−トリデカフルオロオクチル)、フマル酸−
ビス(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9,10,10,10−ノナデカフル
オロデシル)、フマル酸−ビス(3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデシル)、マレイン酸−iso
−プロピル−2,2,2−トリフルオロエチル、マレイ
ン酸−iso−プロピル−2,2,3,3,3−ペンタ
フルオロプロピル、マレイン酸−iso−プロピル−
2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチル、
マレイン酸−iso−プロピル−2,2,3,3,4,
4,5,5,5−ノナフルオロペンチル、マレイン酸−
iso−プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ウンデカフルオロヘキシル、マレイン酸−
iso−プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,7−トリデカフルオロヘプチル、マレ
イン酸−iso−プロピル−2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフル
オロオクチル、マレイン酸−iso−プロピル−3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ト
リデカフルオロオクチル、マレイン酸−iso−プロピ
ル−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9,10,10,10−ノナデカフル
オロデシル、マレイン酸−iso−プロピル−3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,1
0,10,10−ヘプタデカフルオロデシル、マレイン
酸−iso−プロピル−2−トリフルオロメチル−3,
3,3−トリフルオロプロピル、マレイン酸−iso−
プロピル−3−トリフルオロメチル−4,4,4−トリ
フルオロブチル、マレイン酸−iso−プロピル−1−
メチル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピ
ル、マレイン酸−iso−プロピル−1−メチル−2,
2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチル、マレ
イン酸−tert−ブチル−2,2,2−トリフルオロ
エチル、マレイン酸−tert−ブチル−2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロピル、マレイン酸−ter
t−ブチル−2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフル
オロブチル、マレイン酸−tert−ブチル−2,2,
3,3,4,4,5,5,5−ノナフルオロペンチル、
マレイン酸−tert−ブチル−2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,6−ウンデカフルオロヘキシル、
マレイン酸−tert−ブチル−2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,7−トリデカフルオロヘ
プチル、マレイン酸−tert−ブチル−2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペ
ンタデカフルオロオクチル、マレイン酸−tert−ブ
チル−3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,8−トリデカフルオロオクチル、マレイン酸−te
rt−ブチル−2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−ノナ
デカフルオロデシル、マレイン酸−tert−ブチル−
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,
9,9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデシ
ル、マレイン酸−tert−ブチル−2−トリフルオロ
メチル−3,3,3−トリフルオロプロピル、マレイン
酸−tert−ブチル−3−トリフルオロメチル−4,
4,4−トリフルオロブチル、マレイン酸−tert−
ブチル−1−メチル−2,2,3,3,3−ペンタフル
オロプロピル、マレイン酸−tert−ブチル−1−メ
チル−2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブ
チル、マレイン酸−iso−プロピル−2,2,3,
3,4,4−ヘキサフルオロシクロブチル、マレイン酸
−iso−プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5
−オクタフルオロシクロペンチル、マレイン酸−iso
−プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6
−デカフルオロシクロヘキシル、マレイン酸−iso−
プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7−ドデカフルオロシクロヘプチル、マレイン酸−
iso−プロピル−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8−テトラデカフルオロシクロオ
クチル、マレイン酸−iso−プロピル−2−トリフル
オロメチルシクロブチル、マレイン酸−iso−プロピ
ル−3−トリフルオロメチルシクロブチル、マレイン酸
−iso−プロピル−2−トリフルオロメチルシクロペ
ンチル、マレイン酸−iso−プロピル−3−トリフル
オロメチルシクロペンチル、マレイン酸−iso−プロ
ピル−2−トリフルオロメチルシクロヘキシル、マレイ
ン酸−iso−プロピル−3−トリフルオロメチルシク
ロヘキシル、マレイン酸−iso−プロピル−4−トリ
フルオロメチルシクロヘキシル、マレイン酸−iso−
プロピル−2−トリフルオロメチルシクロヘプチル、マ
レイン酸−iso−プロピル−3−トリフルオロメチル
シクロヘプチル、マレイン酸−iso−プロピル−4−
トリフルオロメチルシクロヘプチル、マレイン酸−ビス
(2,2,2−トリフルオロエチル)、マレイン酸−ビ
ス(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル)、
マレイン酸−ビス(2,2,3,3,4,4,4−ヘプ
タフルオロブチル)、マレイン酸−ビス(2,2,3,
3,4,4,5,5,5−ノナフルオロペンチル)、マ
レイン酸−ビス(2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ウンデカフルオロヘキシル)、マレイン酸
−ビス(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,7−トリデカフルオロヘプチル)、マレイン酸
−ビス(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,8−トリデカフルオロオクチル)、マ
レイン酸−ビス(2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−
ノナデカフルオロデシル)、マレイン酸−ビス(3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデシル)等
を好ましく挙げることができ、使用に際しては単独若し
くは混合物として用いることができる。このようなフマ
ル(マレイン)酸ジエステル1を調製するには、例え
ば、マレイン酸又はフマル酸と、相当する含フッ素アル
コールとを通常のエステル化反応又は含フッ素カルボン
酸とイソブテンとの反応によるtert−ブチルエステ
ルの導入反応とシス−トランス異性化反応とを組み合わ
せた方法等により容易に得ることができる。
組成物Aでは、前記フマル(マレイン)酸ジエステル1
を、組成物全量に対して、50〜95重量%、好ましく
は70〜90重量%の割合で配合する。この際フマル
(マレイン)酸ジエステル1の配合量が50重量%未満
の場合には、重合硬化させた際に所望の低屈折率硬化被
膜が得られず、95重量%を超えると得られる硬化被膜
の機械的強度が低下する。一方組成物Bにおいては、前
記フマル(マレイン)酸ジエステル1を構成成分として
含む含フッ素重合体を組成物中に50〜95重量%、好
ましくは70〜90重量%の割合で配合する。配合量が
50〜95重量%の範囲外では、前記組成物Aと同様な
問題が生じる。
ン)酸ジエステル1の重合体又はフマル(マレイン)酸
ジエステル1と共重合可能な他の共重合成分との共重合
体のいずれであっても良く、好ましくは平均分子量10
00〜300000であり、フマル(マレイン)酸ジエ
ステル1の構成単位を50重量%以上、特に70重量%
以上有する重合体であるのが望ましい。この際前記他の
共重合成分としては、オレフィン、(メタ)アクリル酸
及びそれらのアルキルエステル;フマル酸、マレイン
酸、シトラコン酸、メサコン酸、イタコン酸、テトラヒ
ドロフタル酸等の不飽和多塩基酸及びそれらのアルキル
エステル、脂肪酸のビニルエステル、スチレン類、ハロ
ゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、ビニルアルキル
エーテル、ビニルアルキルケトン、ブタジエン類等を好
ましく挙げることができ、具体的には例えばエチレン、
プロピレン、アクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル、ステアリン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、スチ
レン、α−メチルスチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、酢酸アリール、ビニルブチルエーテル、ビニルメチ
ルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルカルバゾール、
1,3−ブタジエン、イソブレン等を好ましく挙げるこ
とができ、特に酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバ
リン酸ビニル、スチレン、ビニルブチルエーテル、ビニ
ルメチルケトン、ブタジエン等が共重合性の点から好ま
しい。また、これらモノマーにフッ素、或いはフルオロ
アルキル基を導入した前記フマル(マレイン)酸ジエス
テル1以外の他の共重合性モノマーを用いるのが低屈折
率を実現するために好ましい。
のフマル(マレイン)酸ジエステル1、必要により他の
共重合成分を、一般に用いられるラジカル重合法等によ
り容易に合成することができる。具体的には、ラジカル
重合開始剤、例えばアゾビスイソブチロニトリルやアゾ
ビスシクロヘキサンカルボニトリル、アゾビスバレロニ
トリル等のアゾ系のラジカル重合開始剤;過酸化ベンゾ
イル、tert−ブチルヒドルパーオキシド、クメンパ
ーオキシド、ジアシルパーオキシド等の有機過酸化物系
のラジカル重合開始剤;過硫酸アンモニウム、過硫酸カ
リウム等の無機系のラジカル重合開始剤又は過酸化水素
−水酸化ナトリウム系等のレドックス系開始剤等の各種
ラジカル重合開始剤系を用いて、溶液重合、塊状重合、
乳化重合、懸濁重合、放射線重合等のラジカル重合法に
より好ましくは10〜100℃にて、1〜100時間反
応を行なうことにより合成することができる。
合する硬化性成分としては、例えば重合性不飽和基を2
個以上有する多官能性モノマー、具体的には、ジ(メ
タ)アクリル酸ヘキサンジオール、ジ(メタ)アクリル
酸ノナンジオール、ジ(メタ)アクリル酸ネオペンチル
グリコール、ジ(メタ)アクリル酸トリシクロデカンジ
メタノール、トリ(メタ)アクリル酸トリメチロールプ
ロパン、トリ(メタ)アクリル酸ペンタエリスリトー
ル、トリス(アクリロイロキシエチル)イソシアヌレー
ト、ジビニルベン、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート等を好ましく挙げることができる。該硬化性
成分の配合割合は、組成物A及びBのいずれにおいても
5〜50重量%、好ましくは5〜30重量%の範囲であ
る。硬化性成分の配合割合が50重量%を超える場合に
は、重合硬化した際に屈折率が上昇し、所望の硬化被膜
が得られない。
は、前記必須成分の他に、必要に応じて他の共重合可能
な原料成分を配合することもできる。具体的には例えば
前記含フッ素重合体における使用可能な他の共重合成分
として列挙したモノマー若しくは(メタ)アクリル酸、
フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、メサコン酸、イ
タコン酸、テトラヒドロフタル酸等の不飽和多塩基酸及
びそれらのアルキルエステルの単独重合体又は共重合体
等を挙げることができる。該他の共重合可能な原料成分
の配合量は30重量%以下であるのが好ましい。また他
の共重合可能な原料成分として、前記単独重合体又は共
重合体を配合することにより、組成物A及び組成物Bの
粘度を増加させて、使用時の操作性を高めることができ
る。
A又は組成物Bを重合硬化して得られるものであって、
鉛筆硬度H以上の表面硬度と、1.44以下の屈折率と
を有する。該含フッ素硬化被膜の平均分子量は、好まし
くは1000〜300000であり、また膜厚は1〜2
000μmであるのが望ましい。
は、例えば組成物A又は組成物B若しくは必要に応じて
溶剤、硬化開始剤等を添加した後、基材に塗布し、乾燥
後、加熱又は紫外線、電子線、放射線等の活性エネルギ
ー線の照射等により硬化させて得ることができる。
リクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン、トリフル
オロメチルベンゼン、1,4−ビス(トリフルオロメチ
ル)ベンゼン等を挙げることができ、また硬化開始剤と
しては、前記具体的に列挙したラジカル重合開始剤等を
使用することができる。更に前記基材としては、特に限
定されるものではないが、例えば、ガラス、石、コンク
リート、タイル等の無機材料;塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリオレフィン樹脂、(メタ)
アクリル樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸エステル樹脂、
フェノール樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン
樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂、フラン樹脂、アミノ樹脂、アルキド樹脂、ウ
レタン樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリイミド樹脂等の
合成樹脂;鉄、アルミ、銅等の金属さらに木、紙等を挙
げることができる。
00℃であるのが好ましい。
の含フッ素不飽和二塩基酸ジエステルの単量体もしくは
重合体を主成分としているので、硬化することで、耐候
性、耐熱性、撥水撥油性に優れ、表面硬度が高く耐摩耗
性に優れ、しかも低屈折率で光透過性を有する特に反射
防止塗膜材料として有効である。
物、自動車、電化製品等に用いられる硝子、金属、合成
樹脂等に広く利用することができる。また含フッ素重合
物特有の低表面エネルギーを有し、耐汚染性にも優れて
いるので、蛋白吸着の少ない生体適合材料、医療用器
具、臨床検査用器具等に応用することもできる。
フマル酸−iso−プロピル−3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデシル8.5g及び硬化性成分
としてトリメチロールプロパントリメタクリレート(新
中村化学株式会社製)1.4gを混合し、含フッ素硬化
性組成物を調製した。
て過酸化ベンゾイル0.1gを添加し、薄膜塗布装置
(杉山元医理器株式会社製)を用いてポリエチレンテレ
フタレート(PET)フィルム上に厚さ50μmになる
ように塗布した。その後、100℃にて2時間加熱し、
硬化を行って含フッ素硬化被膜を調製した。得られた含
フッ素硬化被膜の鉛筆硬度をJIS K5400に従っ
て測定した。また、PETシートから含フッ素硬化被膜
を剥離させて、アッベ屈折計(アタゴ株式会社製)を用
いて屈折率を測定した。さらに純水に対する接触角をコ
ンタクトアングルメーター(共和科学株式会社製)を用
いて測定した。結果を表1に示す。
ステル1、硬化性成分、硬化開始剤を用いた以外は、実
施例1と同様にして含フッ素硬化性組成物及び含フッ素
硬化被膜を調製した。得られた硬化被膜の屈折率、鉛筆
硬度及び接触角を実施例1と同様に測定した。結果を表
1に示す。
エステル1、硬化性成分、硬化開始剤を用いた以外は、
実施例1と同様にして含フッ素硬化性組成物からなる溶
液を調製し、PETフィルム上にコーティングした。乾
燥後、UV照射器(ORC社製、商品名「UV−330
API」)により330nmの紫外線を1000mJ/
cm2照射した。光硬化後、実施例1と同様に各測定を
行った。結果を表1に示す。
エステル1、硬化性成分を用いた以外は、実施例1と同
様にして含フッ素硬化性組成物からなる溶液を調製し、
PETフィルム上にコーティングした。乾燥後、電子線
照射器(岩崎電気株式会社製)により加速器電圧174
kV、ビーム電流2mAで電子線を照射した。吸収線量
は4.2Mradであった。硬化後、実施例1と同様に
各測定を行った。結果を表1に示す。
エステル1、硬化性成分、硬化開始剤、他の共重合可能
な原料成分を用いた以外は、実施例1と同様にして含フ
ッ素硬化性組成物からなる溶液を調製し、PETフィル
ム上にコーティングして熱硬化し、各測定を行った。結
果を表1に示す。
リレート(比較例1)またはアクリル酸−3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,
10,10−ヘプタデカフルオロデシル(比較例2)を
各々9.9gとり、硬化開始剤として過酸化ベンゾイル
0.1gを各々混合し、薄膜塗布装置(杉山元医理器株
式会社製)を用いてPETフィルム上に各溶液の厚さが
50μmになるように塗布した。乾燥後、得られた被膜
について実施例1と同様に各測定を行った。結果を表1
に示す。
示す。
ピル−3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,9,9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデ
シル iPr/F17M;マレイン酸−iso−プロピル−3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデシル St;スチレン F17A;アクリル酸−3,3,4,4,5,5,6,
6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−ヘプ
タデカフルオロデシル TMPTM;トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト TMPTA;トリメチロールプロパントリアクリレート BPO;過酸化ベンゾイル DAR.1116;商品名「DAROCUR1116」
(メルク社製)
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデシル8.
5gを、ガラス製アンプルに投入し、ラジカル重合開始
剤として過酸化イソプロピルカーボネート0.05重量
部を投入し、十分窒素置換を行い、減圧脱気を繰り返し
た後、アンプルを溶封した。次に該アンプルを40℃の
振盪式の恒温槽に入れ30時間ラジカル重合を行なっ
た。重合終了後、アンプルの中に商品名「CGトリフロ
ン」(セントラル硝子株式会社製)を入れて、生成した
高分子を溶解させて溶液とし、次に大量のメタノールに
注いで高分子を沈澱させ、重合体を単離し、さらにCG
トリフロン−メタノール系で再沈澱を繰り返した後、減
圧乾燥し含フッ素重合体であるポリフマル酸−iso−
プロピル−3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9,10,10,10−ヘプタデカフルオ
ロデシル(分子量100000)を得た。次に得られた
含フッ素重合体8.5g及び硬化性成分として、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート(新中村化学株式
会社製)1.4gを混合し、含フッ素硬化性組成物を調
製した。
て過酸化ベンゾイル0.1gを添加し、1,3−ビス
(トリフルオロメチル)ベンゼン100mlに溶解させ
た後、薄膜塗布装置(杉山元医理器株式会社製)を用い
てPETフィルム上に厚さ500μmになるように塗布
した。乾燥後、100℃にて2時間加熱し、硬化を行っ
て含フッ素硬化被膜を調製した。得られた硬化被膜につ
いて実施例1と同様に各種測定を行った。結果を表2に
示す。
硬化性成分、硬化開始剤を用いた以外は、実施例2−1
と同様にして含フッ素硬化性組成物を含む溶液を調製
し、PETフィルム上にコーティングして熱硬化し、含
フッ素硬化被膜を作成した。得られた硬化被膜について
実施例1と同様に各測定を行った。結果を表2に示す。
体、硬化性成分、硬化開始剤を用いた以外は、実施例2
−1と同様にして含フッ素硬化性組成物を含む溶液を調
製し、PETフィルム上にコーティングした。乾燥後、
UV照射器(ORC社製、商品名「UV−330AP
I」)により330nmの紫外線を1000mJ/cm
2照射した。光硬化後、得られた含フッ素硬化被膜につ
いて実施例1と同様な各測定を行った。結果を表2に示
す。
体、硬化性成分を用いた以外は、実施例2−1と同様に
して含フッ素硬化性組成物を含む溶液を調製し、PET
フィルム上にコーティングした。乾燥後、電子線照射器
(岩崎電気株式会社製)により加速器電圧174kV、
ビーム電流2mAで電子線を照射した。吸収線量は4.
2Mradであった。硬化後、得られた含フッ素硬化被
膜について実施例1と同様に各測定を行った。結果を表
2に示す。
体、硬化性成分、硬化開始剤を用いた以外は、実施例2
−1と同様にして含フッ素硬化性組成物を含む溶液を調
製し、PETフィルム上にコーティングして熱硬化し、
含フッ素硬化被膜を作成した。得られた硬化被膜につい
て、実施例1と同様に各測定を行った。結果を表2に示
す。
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデシル)10gを、1,3−ビ
ス(トリフルオロメチル)ベンゼン100mlに溶解さ
せ、薄膜塗布装置(杉山元医理器株式会社製)を用いて
PETフィルム上に厚さ500μmになるように塗布し
た。乾燥後、得られた含フッ素硬化被膜について実施例
1と同様に各測定を行った。結果を表2に示す。
示す。
so−プロピル−3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,9,9,10,10,10−ヘプタデ
カフルオロデシル) P−iPr/F17M;ポリ(マレイン酸−iso−プロ
ピル−3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,9,9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデ
シル) P-(St-iPr/F17F);スチレンとフマル酸−is
o−プロピル−3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9,10,10,10−ヘプタデカフ
ルオロデシルの共重合体(重量組成比2:8) P−F17A;ポリアクリル酸−3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデシル TMPTM;トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト TMPTA;トリメチロールプロパントリアクリレート BPO;過酸化ベンゾイル DAR.1116;商品名「DAROCUR1116」
(メルク社製)
A又は組成物Bを重合硬化して得られるものであって、
鉛筆硬度H以上の表面硬度と、1.44以下の屈折率と
を有する。該含フッ素硬化被膜の平均分子量は、好まし
くは1000〜300000であり、また膜厚は0.0
5〜2000μmであるのが望ましい。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記一般式化1(式中X及びYは、同一
若しくは異なる基であって、炭素数3〜12の分岐アル
キル基、炭素数4〜12のシクロアルキル基、炭素数2
〜12のフルオロアルキル基、フッ素原子を有する炭素
数3〜12の分岐アルキル基又はフッ素原子を有する炭
素数4〜12のシクロアルキル基を示す。但しX及びY
の少なくとも一方の基はフッ素原子を含む基である。)
で表わされる含フッ素フマル酸ジエステル及び/又は含
フッ素マレイン酸ジエステル50〜95重量%と、硬化
性成分5〜50重量%とを含有することを特徴とする含
フッ素硬化性組成物。 【化1】 - 【請求項2】 下記一般式化2(式中X及びYは、同一
若しくは異なる基であって、炭素数3〜12の分岐アル
キル基、炭素数4〜12のシクロアルキル基、炭素数2
〜12のフルオロアルキル基、フッ素原子を有する炭素
数3〜12の分岐アルキル基又はフッ素原子を有する炭
素数4〜12のシクロアルキル基を示す。但しX及びY
の少なくとも一方の基はフッ素原子を含む基である。)
で表わされる含フッ素フマル酸ジエステル及び/又は含
フッ素マレイン酸ジエステルを構成成分として含む含フ
ッ素重合体50〜95重量%と、硬化性成分5〜50重
量%とを含有することを特徴とする含フッ素硬化性組成
物。 【化2】 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の含フッ素硬
化性組成物を重合硬化して得られる鉛筆硬度がH以上の
表面硬度と1.44以下の屈折率とを有することを特徴
とする含フッ素硬化被膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28323792A JP3475435B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 反射防止塗膜用硬化被膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28323792A JP3475435B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 反射防止塗膜用硬化被膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06136063A true JPH06136063A (ja) | 1994-05-17 |
JP3475435B2 JP3475435B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=17662869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28323792A Expired - Lifetime JP3475435B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 反射防止塗膜用硬化被膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3475435B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1006130A1 (en) * | 1998-11-30 | 2000-06-07 | Nof Corporation | Fumaric acid diester resin composition, cross-linked fumaric acid diester resin and process |
WO2009084373A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | 含フッ素化合物、含フッ素重合体、並びに該重合体を含む組成物および膜 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP28323792A patent/JP3475435B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1006130A1 (en) * | 1998-11-30 | 2000-06-07 | Nof Corporation | Fumaric acid diester resin composition, cross-linked fumaric acid diester resin and process |
WO2009084373A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | 含フッ素化合物、含フッ素重合体、並びに該重合体を含む組成物および膜 |
JP2009270086A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-11-19 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 含フッ素化合物、含フッ素重合体、並びに該重合体を含む組成物および膜 |
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---|---|
JP3475435B2 (ja) | 2003-12-08 |
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