JPH0613582Y2 - 過電流保護回路 - Google Patents

過電流保護回路

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JPH0613582Y2
JPH0613582Y2 JP1987031202U JP3120287U JPH0613582Y2 JP H0613582 Y2 JPH0613582 Y2 JP H0613582Y2 JP 1987031202 U JP1987031202 U JP 1987031202U JP 3120287 U JP3120287 U JP 3120287U JP H0613582 Y2 JPH0613582 Y2 JP H0613582Y2
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JP
Japan
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circuit
overcurrent
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protection circuit
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JP1987031202U
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JPS63138833U (ja
Inventor
浩司 大内
Original Assignee
ニツタン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は直流電源の過電流保護回路に関し、特に過電
流が検出されたとき、負荷電流を遮断状態にし、負荷が
正常値に復旧すれば自動的に復帰する過電流保護回路に
関する。
[従来の技術] 従来、特開昭59−50710号公報に開示されている
ように、単安定マルチバイブレータを使用し過電流が検
出されたとき、負荷電流を遮断状態にし、負荷が正常に
復旧すれば自動的に復帰する過電流保護回路が提案され
ている。
[考案が解決しようとする問題点] 特開昭59−50710号公報に開示された過電流保護
回路は、負荷が大きなキャパシタンスを持つものである
場合、電源投入時等に過電流検出回路が過電流を検出し
負荷電流を遮断してしまい、また、復旧しないという欠
点があった。
[問題点を解決するための手段] この考案は、先に出願した特開昭59−50710号公
報に開示した過電流保護回路を改良したもので、その手
段は直流電源から負荷に供給される負荷電流の所定値以
上を検出する過電流検出回路と、該過電流検出回路の検
出信号が連続して所定時間以上出力されたときに信号を
出力する遅延回路と、該遅延回路の出力信号によりトリ
ガされる単安定マルチバイブレータと、上記直流電源と
負荷との間に設けられ、上記過電流検出回路から検出信
号が出力された時に、上記負荷電流を過電流が検出でき
る上記所定値程度の定電流で供給するとともに上記単安
定マルチバイブレータからパルスが出力された時には、
上記負荷電流を遮断制御する負荷電流制御回路とを具備
したことを特徴とする過電流保護回路である。そして、
従来の利点を損うことなく、負荷が比較的大きな容量
(キャパシタンス)を持った場合でも、電源投入時等の
突入電流により過電流保護回路が動作して復旧しなくな
ることを防止したものである。
[実施例] 以下図面に基づいてこの考案の過電流保護回路の一実施
例を説明する。
図面はこの考案の過電流保護回路の一実施例を示す回路
図である。この過電流保護回路は直流電源Eと負荷LD
との間に挿入されるもので、単安定マルチバイブレータ
MMと、抵抗R3〜5、トランジスタQ3から成る過電
流検出回路と、抵抗R1,2,6〜8,12、トランジ
スタQ1,2,4、ダイオードDEから成る負荷電流制
御回路と、抵抗R9〜11,13、トランジスタQ5、
コンデンサDCから成る遅延回路とから構成されてい
る。
このように構成された過電流保護回路の動作を説明する
と、通常トランジスタQ2,Q3は、オフ状態に成って
いる。したがって、トランジスタQ4は抵抗R8,12
を介しベース電流が供給されオン状態になっている。す
なわち、負荷LDには直流電源Eから抵抗R3,トラン
ジスタQ4を介し電源が供給される。抵抗R3には負荷
電流に比例した電圧降下が生じる。この電圧を抵抗R
4,R5で適宜分圧する。この分圧された電圧はトラン
ジスタQ3のベース、エミッタ間に供給されている。そ
して負荷電流が所定以上の過電流になるとトランジスタ
Q3がオン状態になるように抵抗R3,4,5が選ばれ
ている。過電流によりトランジスタQ3がオン状態にな
ると、コレクタ電圧がハイレベルになる。このハイレベ
ルの検出信号がダイオードDEを介し、抵抗R8,12
の接続点に供給される。したがって、抵抗R8,12の
接続点の電圧を上昇させトランジスタQ4のベース電流
を減少させる。トランジスタQ4は定電流回路として動
き、負荷LDには所定の定電流が供給される。この時に
も過電流検出回路からの検出信号は出力され抵抗R9,
コンデンサDCの時定数回路により遅延されている。検
出信号が連続して所定時間以上出力されると、トランジ
スタQ5のコレクタから遅延された検出信号が出力され
単安定マルチバイブレータMMにトリガをかける。単安
定マルチバイブレータMMはトリガされると出力OUT
に所定幅のパルスを出力する。このパルスの出力中はト
ランジスタQ1,2はオン状態になる。トランジスタQ
2のコレクタは抵抗R8と抵抗R12の接続点に接続さ
れている。このためトランジスタQ4はオフ状態になり
負荷電流を遮断する。このように負荷LDが短絡した場
合のように過電流が流れると最初の遅延時間は所定の定
電流が供給され、その後負荷電流を遮断する。そして短
絡中はこの動作を繰り返し、短絡が解除された場合は出
力を通常の状態に復旧する。
負荷LDが大きな静電容量(キャパシタンス)を持つ場
合、電源投入や負荷接続時に瞬間的に大きな電流が流
れ、過電流検出回路が一時的に動作しても所定の定電流
が負荷に供給され容量の充電を行い、負荷電流が遮断さ
れる前に正常の出力状態に復旧する。
トランジスタQ4は、電気的には定電流が供給できる最
大定格のものを使用すれば良く、また、放熱に関しても
通常の負荷電流および遅延時間の間の定電流による損失
を考慮したもので良く、大きな放熱板を必要としない。
[考案の効果] 以上のように、この考案の過電流保護回路は短絡時にお
いては、負荷への電流はほぼ零状態に遮断され、短絡に
よる発熱が極めて少なく、かつ短絡状態が解消されると
直ちに復旧する。そして、負荷が大きな容量を持つ場合
のように瞬間的な過電流に対しては、遮断動作しないた
め、このような負荷を接続する場合でも使用することが
出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の過電流保護回路の一実施例を示す回路
図である。 E……直流電源,MM……単安定マルチバイブレータ,
R1〜R13……抵抗,Q1〜5……トランジスタ,D
E……ダイオード,DC……コンデンサ,LD……負
荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源から負荷に供給される負荷電流の
    所定値以上を検出する過電流検出回路と、該過電流検出
    回路の検出信号が連続して所定時間以上出力されたとき
    に信号を出力する遅延回路と、該遅延回路の出力信号に
    よりトリガされる単安定マルチバイブレータと、上記直
    流電源と負荷との間に設けられ、上記過電流検出回路か
    ら検出信号が出力された時に、上記負荷電流を過電流が
    検出できる上記所定値程度の定電流で供給するとともに
    上記単安定マルチバイブレータからパルスが出力された
    時には、上記負荷電流を遮断制御する負荷電流制御回路
    とを具備したことを特徴とする過電流保護回路。
JP1987031202U 1987-03-05 1987-03-05 過電流保護回路 Expired - Lifetime JPH0613582Y2 (ja)

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JPS63138833U JPS63138833U (ja) 1988-09-13
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JP2008067489A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Toa Corp 過電流保護回路
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