JPH0550231B2 - - Google Patents

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JPH0550231B2
JPH0550231B2 JP60297470A JP29747085A JPH0550231B2 JP H0550231 B2 JPH0550231 B2 JP H0550231B2 JP 60297470 A JP60297470 A JP 60297470A JP 29747085 A JP29747085 A JP 29747085A JP H0550231 B2 JPH0550231 B2 JP H0550231B2
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JP
Japan
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output
frequency
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main switching
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JP60297470A
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Eiju Kuroda
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明は、過負荷や短絡による過電流状態から
スイツチングトランジスタなどを保護する過電流
保護回路に関する。
[従来技術とその問題点] 従来からスイツチング電源においては、過電流
状態から主スイツチングトランジスタを保護する
ために、スイツチングサイクル毎に主スイツチン
グトランジスタに流れる電流のピーク値を検出し
て、主スイツチングトランジスタを遮断すること
が行われている。
しかし、回路の動作の遅れにより、過電流を検
出してから、主スイツチングトランジスタを遮断
するまでに一定の時間を要していた。その結果、
実際に回路を遮断するときの電流値は、ピーク検
出時の電流値よりも大きくなつてしまう。かかる
現象は特に、負荷の短絡時に顕著である。
従つて、負荷短絡状態が長時間継続すると、ス
イツチングサイクル毎に過電流が流れ、主スイツ
チングトランジスタや整流ダイオード等において
異常発熱による破壊等が生ずるおそれがある。
[発明の目的] よつて本発明の目的は上述の点に鑑み、主スイ
ツチングトランジスタに流れる過電流に応答し
て、その平均電流値に適切に逓減させるよう構成
した過電流保護回路を提供することにある。
[発明の要点] 本発明に係る過電流保護回路は、主スイツチン
グトランジスタを介して出力される電源出力電圧
と所定の基準電圧との差を増幅する誤差増幅器1
2と、前記主スイツチングトランジスタをスイツ
チング制御するための繰り返し信号を発振して出
力するものであつてその周波数を第1の周波数と
それより低い第2の周波数とに切換え可能な発振
部26と、該発振部の出力と前記誤差増幅器の出
力とを比較して前記主スイツチングトランジスタ
を駆動するためのパルス幅変調信号を出力する第
1の比較器10と、前記主スイツチングトランジ
スタを流れる電流が所定値を越えたことを検出し
て出力を発生する第2の比較器11と、該第2の
比較器の出力によりセツトされ前記発振部の出力
の1周期の終了時点で前記第1の比較器の出力に
よりリセツトされるフリツプフロツプ14と、該
フリツプフロツプがセツトされている間は前記第
1の比較器の出力に優先して前記主スイツチング
トランジスタを非導通とする遮断手段13と、前
記フリツプフロツプからセツト出力が複数回連続
して出力されたことを検出して前記発振部に対し
てその周波数が前記第1の周波数から第2の周波
数となるように切換え制御する切換制御手段8,
17,19とを備える。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細
に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。
第1図において、1,2,3,4,5はPNP
トランジスタ、6,7,8はNPNトランジスタ、
9,10,11はコンパレータ、12はエラーア
ンプ、13はインバータ、14はRSフリツプフ
ロツプ、15および16は基準電圧源、17はダ
イオード、18および19はコンデンサ、20〜
25は抵抗である。
そして、点線で囲まれた部分が発振部26を構
成している。
27は発振部を駆動する電源端子、28は主ス
イツチング電流信号(主スイツチングトランジス
タ(図示せず)の電流値に対応した電圧)を供給
するための入力端子である。
29は出力端子であり、上記主スイツチングト
ランジスタの通電期間制御を行うためのPWM
(パルス幅変調)信号を送出する。
30は、保護すべきスイツチングレギユレータ
の出力電圧に対応した信号を入力する入力端子で
ある。
第2図A〜Gは、第1図の動作を説明するため
のタイミングチヤートである。
つぎに、第1図および第2図を参照しながら本
実施例の動作を説明する。
発振部26の通常動作時における発振周波数f1
は、コンデンサ18の容量C、トランジスタ3の
コレクタ電流I3、トランジスタ4のコレクタ電流
I4および抵抗24,25の分圧電圧Ea(コンパレ
ータ9の基準電圧)により決定される。
即ち f1=I3+I4/C×Ea …(1) となる。
第2図において、Aはコンパレータ10の+端
子に入力される電圧波形、即ち発振部26の発振
波形を示す。また、コンパレータ10の−端子に
はレギユレータの出力電圧と所定の基準電圧15
との差を増幅するエラーアンプ(誤差増幅器)1
2の出力電圧(波線で示す)が印加されている。
その結果、コンパレータ10の出力端子からは
エラーアンプ12の出力が零となるように主スイ
ツチングトランジスタを制御するため第2図Bに
示すパルス列が出力される。コンパレータ10の
出力パルス列はインバータ13によつて極性反転
され、第2図Cに示すようなパルス列となる。
通常動作が行われている間は、第2図Dに示す
主スイツチング電流信号も通常状態にある。その
後の時点において負荷短絡が生起し、主スイツチ
ング電流信号の電圧値(第2図Dに示す)が基準
電圧源16の基準電圧VRを越えると、第2図E
に示す電圧がコンパレータ11から送出され、フ
リツプフロツプ14のセツト端子Sに供給され
る。その結果、フリツプフロツプ14の出力端子
Qはハイレベルとなる(第2図F参照)。
またフリツプフロツプ14の出力電圧はインバ
ータ13にも印加され、インバータ13の出力レ
ベルをハイレベル状態(すなわち、主スイツチン
グトランジスタ(図示せず)を非導通とする信号
レベル)にするとともに、コンデンサ19に対し
て充電を開始する。
フリツプフロツプ14のリセツト端子Rにはコ
ンパレータ10の出力電圧が印加されているの
で、発振出力の1サイクルが過ぎると(即ちコン
パレータ10の出力の立上り時に)、フリツプフ
ロツプ14はリセツトされ、出力端子Qはローレ
ベルとなる(第2図Fに示す)。
ひきつづき次のサイクルにおいても主スイツチ
ング電流信号(電圧値)が基準電圧源16の電圧
VRより高い状態になると、再び、フリツプフロ
ツプ14のセツト端子Sにハイレベルの電圧が印
加され、出力端子Qもハイレベルとなる。かくし
て、コンデンサ19に対する充電が継続される
(第2図Gに示す)。
このような状態が繰り返されるとコンデンサ1
9の端子電圧は次第に上昇し、コンデンサ19の
端子電圧がトランジスタ8のベース・エミツタ間
電圧を超えた時点でトランジスタ8は導通する。
トランジスタ8が導通するとトランジスタ2が
導通し、トランジスタ3は遮断状態となる。
トランジスタ3が遮断状態となると、トランジ
スタ3にはコレクタ電流I3が流れなくなる。従つ
て、そのときの発振周波数f2は f2=I4/C×Ea …(2) となり、f1>f2となる。すなわち、発振部26に
おける発振周波数が通常状態の周波数より低くな
る。
このように発振周波数が低くなると、第2図C
に示すように、インバータ13から得られる出力
パルスのデユーテイ比が小さくなり、主スイツチ
ングトランジスタの平均電流も低下することにな
る。かくして、主スイツチングトランジスタの異
常発熱状態を回避することができる。
過電流状態が解消すると、コンパレータ10か
ら得られる出力パルスの立上り時にリセツトされ
るフリツプフロツプ14は再びセツトされること
はなく、出力端子Qはローレベルを維持するよう
になる。出力端子Qの出力電圧がローレベルに戻
ると、コンデンサ19の電荷は徐々に放電する。
パルス19が放電して端子電圧が一定電圧以下
となると、第2図Gに示すようにトランジスタ8
は遮断され、そしてトランジスタ2も遮断され
る。そしてトランジスタ3は導通し、回路の状態
は通常の状態に復帰する。
[発明の効果] 以上述べたとおり本発明によれば、過負荷時や
負荷短絡時に、発振周波数を低下させることによ
り通電期間制御用パルスのデユーテイ比を小さく
して主スイツチングトランジスタに流れる平均電
流を少なくしているので、回路の損失が減少し、
スイツチングレギユレーター等の信頼性を向上さ
せることができる。
また、フリツプフロツプ、遮断手段および切換
制御手段を設け、主スイツチングトランジスタは
過電流検出により直ちに非導通すると共に、その
過電流状態を複数回連続して検出したとき、すな
わち過電流状態が所定期間継続したときに発振周
波数を第2の周波数に低下させるようにしたの
で、過電流状態となるスイツチング電源の起動時
にも、高い周波数の第1の周波数で駆動されるこ
とになる。従つて、過電流検出により直ちに発振
周波数を低下させるものにおいては起動時に発振
周波数が低下して電源出力の立ち上がり時間が長
くなるという不都合があるが、本発明では、この
ような不都合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本実施例の各部の電圧波形図である。 1,2,3,4,5…PNPトランジスタ、6,
7,8…NPNトランジスタ、9,10,11…
コンパレータ、12…エラーアンプ、13…イン
バータ、14…フリツプフロツプ、15,16…
基準電圧源、17…ダイオード、18,19…コ
ンデンサ、20,21,22,23,24,25
…抵抗、26…発振部、27…電源端子、28…
主スイツチングトランジスタの通過電流量を表す
電圧を印加するための入力端子、29…スイツチ
ングレギユレータの出力電圧を印加するためのフ
イードバツク入力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主スイツチングトランジスタを介して出力さ
    れる電源出力電圧と所定の基準電圧との差を増幅
    する誤差増幅器12と、前記主スイツチングトラ
    ンジスタをスイツチング制御するための繰り返し
    信号を発振して出力するものであつてその周波数
    を第1の周波数とそれより低い第2の周波数とに
    切換え可能な発振部26と、該発振部の出力と前
    記誤差増幅器の出力とを比較して前記主スイツチ
    ングトランジスタを駆動するためのパルス幅変調
    信号を出力する第1の比較器10と、前記主スイ
    ツチングトランジスタを流れる電流が所定値を越
    えたことを検出して出力を発生する第2の比較器
    11と、該第2の比較器の出力によりセツトされ
    前記発振部の出力の1周期の終了時点で前記第1
    の比較器の出力によりリセツトされるフリツプフ
    ロツプ14と、該フリツプフロツプがセツトされ
    ている間は前記第1の比較器の出力に優先して前
    記スイツチングトランジスタを非導通とする遮断
    手段13と、前記フリツプフロツプからセツト出
    力が複数回連続して出力されたことを検出して前
    記発振部に対してその周波数が前記第1の周波数
    から第2の周波数となるように切換え制御する切
    換制御手段8,17,19とを備えることを特徴
    とするスイツチング電源の過電流保護回路。
JP60297470A 1985-12-28 1985-12-28 過電流保護回路 Granted JPS62157421A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133676A (en) * 1979-04-02 1980-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Switching regulator
JPS5632643A (en) * 1979-08-24 1981-04-02 Hitachi Ltd Manufacture device for annular fluorescent lamp
JPS6055855A (ja) * 1983-09-05 1985-04-01 Dengen Autom Kk スイツチングレギユレ−タの信頼性を向上させる制御方法及び回路

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