JPH06135695A - 垂直昇降装置 - Google Patents

垂直昇降装置

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JPH06135695A
JPH06135695A JP29017892A JP29017892A JPH06135695A JP H06135695 A JPH06135695 A JP H06135695A JP 29017892 A JP29017892 A JP 29017892A JP 29017892 A JP29017892 A JP 29017892A JP H06135695 A JPH06135695 A JP H06135695A
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JP
Japan
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guide column
vertical
loading platform
guide
vertical direction
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Pending
Application number
JP29017892A
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English (en)
Inventor
Seigo Naito
清吾 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N K SHIWA KK
Original Assignee
N K SHIWA KK
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Publication date
Application filed by N K SHIWA KK filed Critical N K SHIWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分解組立が可能で、簡易に持ち運びのできる自
立式の垂直昇降装置を提供する。 【構成】 移動固定自在な基台(1)と、この基台上に
垂直かつ自立状態で取付けられたガイド支柱(2)と、
このガイド支柱側面の垂直方向に沿って形成されたラッ
ク(6)と、ガイド支柱に沿って垂直方向に移動可能に
取付けられた載荷台(3)とから成り、載荷台は、支柱
側面に当接させたローラ(15)を介して水平に保持さ
れると共に、このローラを駆動するブレーキ手段が付加
された駆動モータ(17)が配置されていることを特徴
とする。また、ガイド支柱が、複数個の支柱部材(2a
〜2d)の連結によって構成されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、垂直昇降装置に関
し、特に、垂直自立したガイド支柱に沿って、載荷台が
上下移動する垂直昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来から、載荷台に物体を載置
し、垂直のガイド支柱に沿って、昇降移動させる装置
は、各種存在していた。これらは、例えば、載荷台の下
部に配置された駆動手段で、載荷台を押し上げる機構の
ものや、ロープやチェーンを牽引手段として昇降させる
もの等、各種機構が存在している。
【0003】しかし、これらは、機構が複雑であり簡易
なものではなかったり、又容積、重量共に大きく移動設
置が自由にできるものではなかった。また、簡易昇降装
置しては、はしご状のガイドを昇降する方式のものもあ
るが、かかる方式は自立したものではなく、建物に立て
架けることによって保持するものがほとんどであった。
【0004】そこで、本願発明は上記課題に着目して成
されたもので、分解組立が可能で、簡易に持ち運びので
きる自立式の垂直昇降装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願発明は、以下のように構成されている。移動固定自
在な基台と、該基台上に垂直、かつ自立状態で取付けら
れたガイド支柱と、該ガイド支柱側面の垂直方向に沿っ
て形成された係合受部材と、該ガイド支柱に沿って垂直
方向に移動可能に取付けられた載荷台と、から成り、前
記載荷台は、前記支柱側面に当接させた滑走部材を介し
て水平に保持されると共に、前記係合受部材に係合する
係合部材を駆動するブレーキ手段が付加された駆動モー
タが配置されていることを特徴としている。
【0006】また、ガイド支柱が、連結手段が形成され
た複数個の支柱部材の連結によって構成されていること
を特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成により、駆動モータの起動により、係
合受部材と係合部材とが係動し、これによって載荷台
は、ガイド支柱に沿って昇降移動する。そして、駆動モ
ータの停止により、ブレーキ手段が作用し、載荷台はそ
の位置で停止し続けることになる。
【0008】
【実施例】次に本願発明にかかる垂直昇降装置の具体的
実施例を、図面に基づき以下に説明する。図1は、本実
施例装置の全体を表したもので、(1)はその側面図、
(2)はその正面図を一部切欠いて表したものであり、
図2は連結手段を示す斜視図であである。
【0009】本実施例装置は、主に、基台1と、ガイド
支柱2と、及び載荷台3とから構成される。基台1は、
矩形枠組み平板状に形成され、移動可能なように車輪4
が配置され、かつ安定保持するためのスタンド5が四隅
に設けられている。ガイド支柱2は、矩形断面で長尺状
に形成され、基台1の上面に垂直、かつ自立状態にして
取付け固形されている。なお、このガイド支柱2の断面
形状は矩形に限定するものでなく、H状、I状、又は六
角形状など適宜の形状でもよい。また、この取付け固定
は、一体的に構成しても良いが、本実施例では分解を考
慮してボルト止めなどにより着脱自在に構成される。該
ガイド支柱2の側面(図1の(1)において正面に位置
する。)には、垂直方向(高さ方向)に沿って、係合受
部材としてラック6が一体的に取付けられている。
【0010】該ガイド支柱2は、単一部材として構成し
ても良いが、本実施例では、装置の運搬性を考慮して、
複数個の支柱部材2a、2b、2c、2dから構成され
ている。各支柱部材2a〜2deの両端には、図2に一
例を示すように、それぞれ連結手段7が形成される。こ
の連結手段7は各種考えられるが、その一例としては、
一方(図2で上位置)の支柱部材2a端部には、その内
側から下方に延び、半円形の係合切欠8が形成された略
三角板状のフック9を2枚設ける。他方(図2で下位
置)の支柱部材2b端部の内側には、該フック9と対応
する位置に係合切欠8と係合する連結杆10を架設し、
かつその前方側面に切欠11を形成する構成が採られて
いる。
【0011】そして、かかる連結手段7の着脱は、先ず
支持部材2bを横にして切欠11からフック9を挿入し
て連結杆10に係合させ、次にこれを支点として回転
(矢印a)させて、支持部材2aを立てて嵌合させ、ネ
ジ12で締結して連結される。取り外す時は、上記の逆
の工程によって行われる。次に、載荷台3の構成につい
て説明する。図3、4は、ガイド支柱2への載荷台3の
取付け状態を示すもので、図3はその平面図、図4はそ
の要部を示す一部切欠斜視図である。
【0012】載荷台3は、水平を保持しながら、ガイド
支柱2に垂直方向への移動が可能な状態で取付けられて
いる。載荷台3は、水平に延びた腕体13と、ガイド支
柱2の外周を取り囲む形状をした枠体14とからなり、
該枠体14の内周面の四方面には、滑走部材としてのロ
ーラ15がそれぞれに軸支されている。隣合うローラ1
5の2個がアジャスタ16によりガイド支柱2との間隔
を調節することによって、ガイド支柱2を挟持すると共
に、腕体13を水平に保持するようにしている。
【0013】さらに、載荷台3には、腕体13とバラン
スさせる方向にブレーキ手段が付加された駆動モータ1
7が取付けられる。該駆動モータ16は、前記ラック4
と係合する係合部材としてのピニオンギア18が連結さ
れている。このように駆動モータ17は、載荷台3の下
部に配置されるものではなく、腕体13とバランスする
位置、すなわち水平位置に配置されるため、載荷台3を
床面19の近くまで下降することができ、荷物の積み下
ろしが容易になる利点がある。
【0014】なお、本実施例では、係合受部材と係合部
材を、ラック6とピニオンギア18としているが、これ
に限定するものでない。以上のように構成することによ
り、本実施例は、次のように作用し、かつ使用される。
基台1、複数個に分解されたガイド支柱2、及び載荷台
3が、それぞれ別々にされて所望位置まで運搬される。
先ず、使用する位置の床面19に基台1を設置し、スタ
ンド5を接地させて安定状態に保持する。次に、基台1
に支柱部材2dを取付け、その上方から載荷台3の枠体
14を環装するようにして、かつラック6とピニオンギ
ア18とを噛合させて取付ける。この時、各ローラ15
はそれぞれガイド支柱2の四方側面に当接し、載荷台3
の腕体13が水平に成るように、アジャスタ16で適宜
調節される。これにより設置は完了となる。
【0015】本装置の使用は、駆動モータ17を適宜正
逆回転(矢印b)させることよりピニオンギア18を駆
動させ、このピニオンギア18とラック4の係動によっ
て、載荷台3は、ガイド支柱2に沿って上下移動(矢印
c)することになる。駆動モータ17にはブレーキ手段
が付加されているため、駆動が停止している間は、その
位置で停止し続けることになる。
【0016】使用後は、上記設置手順とは逆の工程で分
解し、所望場所に持ち運び移動させることができる。
【0017】
【効果】上記構成により、本願発明は以下に列挙する効
果を奏する。載荷台が、滑走部材を介して当接挟持する
ことにより、ガイト支柱に取付けられて、係合受部材ど
係合部材の係動によって上下移動(昇降移動)するよう
にされているため、載荷台とガイド支柱とを分離するこ
とかできる。したがって、構造が簡易であることと相俟
って、載荷台、ガイド支柱、基台をそれぞれ分解して運
搬することができ、例えば建物の上位階に持ち運んでの
自由な利用が可能になる。
【0018】また、ガイド支柱を分解・組立構造とした
ときは、構成する支柱部材の複数個を連結することによ
り、ガイド支柱の高さを適宜自由に設定することができ
る。係合受部材をラック、係合部材をピニオンギアとし
たときは、載荷台のレベル設定を確実に行うことができ
る。したがって、配管やダクトのように長尺重量物を持
ち上げる場合にも、大型の昇降装置を用いる必要なく、
本願装置を複数個並べて支持し、水平を保ちながら昇降
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例装置の全体を表したもので、(1)は
その側面図、(2)はその正面図を一部切欠いて表した
ものである。
【図2】本実施例装置のガイド支柱の連結手段を示す斜
視図である。
【図3】本実施例装置のガイド支柱への載荷台の取付け
状態を示す平面図である。
【図4】本実施例装置のガイド支柱への載荷台の取付け
状態の要部を示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1・・・基台 2・・・ガイド支柱
3・・・載荷台 6・・・ラック 15・・・ローラ
17・・・駆動モータ 18・・・ピニオンギア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動固定自在な基台(1)と、 該基台(1)上に垂直、かつ自立状態で取付けられたガ
    イド支柱(2)と、 該ガイド支柱(2)側面の垂直方向に沿って形成された
    係合受部材(6)と、 該ガイド支柱(2)に沿って垂直方向に移動可能に取付
    けられた載荷台(3)と、から成り、 前記載荷台(3)は、前記ガイド支柱(2)側面に当接
    させた滑走部材(15)を介して水平に保持されると共
    に、前記係合受部材に係合する係合部材を駆動するブレ
    ーキ手段が付加された駆動モータ(17)が配置されて
    いることを特徴とする垂直昇降装置。
  2. 【請求項2】連結手段(7)が形成された複数個の支柱
    部材(2a〜2d)の連結によって前記ガイド支柱
    (2)が構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の垂直昇降装置。
  3. 【請求項3】前記係合受部材をラック(6)とし、前記
    係合部材をピニオンギア(18)としたことを特徴とす
    る請求項1、又は2記載の垂直昇降装置。
JP29017892A 1992-10-28 1992-10-28 垂直昇降装置 Pending JPH06135695A (ja)

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JP29017892A JPH06135695A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 垂直昇降装置

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JP29017892A JPH06135695A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 垂直昇降装置

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JPH06135695A true JPH06135695A (ja) 1994-05-17

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ID=17752762

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JP29017892A Pending JPH06135695A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 垂直昇降装置

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JP (1) JPH06135695A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008100821A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Taisei Kogyo Kk 移動装置における六角体と移動体との構造
CN108640025A (zh) * 2018-04-04 2018-10-12 上海工程技术大学 一种城轨车辆单元制动器拆装装置

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