JP6038545B2 - 駐車装置の作業台装置およびそれを用いた据え付け方法 - Google Patents

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本発明は、駐車装置の作業台装置およびそれに用いた据え付け方法に関する。
一般に駐車装置としては、地上に据え付けるものや地下に据え付けられるもの又は地下から地上にわたって据え付けられるものなど色々考えられる。一例として、建屋出入り口近傍の地下にリフト装置用ピットと駐車スペースを掘り、リフト装置用ピットには、縦ガイドレールを設置し、この縦ガイドレールに沿って昇降部分を昇降自在に取り付けてリフト装置を構成している。また駐車スペースには、下階駐車部分と上階駐車部分を構成し、それぞれに複数の固定側駆動ユニットを並べて設置し、さらに各固定側駆動ユニット上に駐車車両を搭載する可動側トレーをそれぞれ配置している。制御盤を通して各固定側駆動ユニットに配置した駆動装置を駆動制御することによって、可動側トレーをそれらの前後左右方向に駆動し、駐車車両を出し入れするようにしている。
このような駐車装置を据え付ける場合、従来の据付方法としては、(a)下階駐車部分の固定側駆動ユニットを設置すると共に固定側駆動ユニットの各コーナ部にフレーム柱を立設する工程、(b)下階駐車部分の固定側駆動ユニット上に、仮設用トレーの上面に押上げリフト装置を設けた据付作業車を搭載する工程、(C)前記押上げリフト装置により上階駐車部分の固定側駆動ユニットをフレーム柱よりも高く押し上げ、据付作業車を据え付け位置まで走行させる工程、および(d)据え付け位置で押上げリフト装置を降下させ、上階駐車部分の固定側駆動ユニットを前記フレーム柱に取付ける工程とからなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の据え付け方法として、(a)地下駐車場の床面に固定側駆動ユニットを据え付ける工程と、(b)該固定側駆動ユニット上に、可動側トレーと実質的に同形状の仮設用トレーと該仮設用トレー上に設けたクレーン装置とからなる据付作業車を配置する工程と、(C)該据付作業車上に駐車スペースの部品を載置し、所定位置まで搬送すると共に、搬送した部品を前記クレーン装置を用いて吊り下げ、据付ける工程とからなるものが知られている。ここで使用されるクレーン装置は、仮設用トレー上の長手方向に移動可能に設けた台車と、該台車上に旋回自在に設けたブームと、該ブームの自由端に設けた巻上げ機構とから構成している(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−133128号公報 特開平5−118155号公報
しかしながら、従来の駐車装置の据え付け方法は、いずれも、駐車スペースの上階駐車部分を構成するためにフレーム柱を立設する工程と、駐車スペースの上階駐車部分を構成する固定側駆動ユニットを押し上げて移動しフレーム柱の上部に固定する工程とを完全に分離していた。このため、フレーム柱を立設するために使用するクレーン装置と、固定側駆動ユニットを組み立てるために使用する押上げリフト装置とが必要となっていた。しかも、フレーム柱を立設する工程のために使用したクレーン装置を撤去した後に、固定側駆動ユニットを組み立てる工程のために押上げリフト装置を搬入することになり、その出し入れに時間を要し、また作業も面倒なものになっていた。さらに、フレーム柱を立設する工程のために使用したクレーン装置は、仮設用トレーの上でその長手方向に移動可能に構成しなければならず、一層、複雑な構成となっていた。
本発明の目的は、フレーム柱を立設する工程と固定側駆動ユニットを組み立てる工程とを簡略化することができるようにした駐車装置の作業台装置およびそれを用いた据え付け方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、駐車部分に下階駐車部分と上階駐車部分とを構成し、前記下階駐車部分には、駐車車両を搭載可能な可動側トレーを駆動する複数の下階用固定側駆動ユニットと、前記下階用固定側駆動ユニットの周囲に複数本のフレーム柱とを配置し、前記上階駐車部分には、駐車車両を搭載可能な可動側トレーを駆動すると共に、前記フレーム柱上に固定した上階用固定側駆動ユニットを配置するために使用する駐車装置の作業台装置において、前記下階駐車部分に配置する前記可動側トレー上に搭載して使用する固定枠部と、前記固定枠部を搭載した前記可動側トレーの長手方向に分散して配置して前記固定枠部に取り付けた二台のクレーン装置と、前記固定枠部の中央上部に前記上階用固定側駆動ユニットを持ち上げ可能な持ち上げ装置を搭載して構成したことを特徴とする。
上記構成によれば、下階駐車部分に設置した下階用固定側駆動ユニットとリフト装置間で移動させながら、上階駐車部分を構成するためのフレーム柱を吊上げながら設置する工程と、上階駐車部分に設置する上階用固定側駆動部ユニットを持ち上げながら移動し組み立てる工程とのために同じ作業台装置を使用することができる。従って、クレーン装置と持ち上げ装置を従来のように入れ替える作業を行うことなく、作業台装置をリフト装置と下階駐車部分間で往復移動させるだけで済み、据え付け作業を効率的に、かつ簡単に行うことができる。しかも、二台のクレーン装置を可動側トレーの長手方向に分散して配置しているため、作業台装置の向きを変えることなくフレーム柱を持ち上げて設置する作業を行うことが可能となり、また、この作業台装置を搭載した可動側トレーは、本設用の可動側トレーに求められる動きだけで対応することができるようになり、本設用の可動側トレーの使用を可能とすると共に、向きを変える機構を使用しない分だけ構成を簡略化することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記固定枠部は、前記下階駐車部分で使用することになる本設用の前記可動側トレー上に配置したことを特徴とする。
上記構成によれば、この本設用の可動側トレー37を継続して使用することができるように成り、その他の本設用の可動側トレーの設置作業を簡素化することができる。
また本発明は、駐車スペースの下階駐車部分に下階用固定側駆動ユニットを設置する設置工程と、リフト装置に可動側トレーを配置し、前記可動側トレー上に、前記可動側トレーの長手方向に分散して配置した二台のクレーン装置と、中央上部に前記上階用固定側駆動ユニットを持ち上げ可能な持ち上げ装置とを備えた作業台装置を搭載する工程と、 前記作業台装置を前記下階駐車部分の下階用固定側駆動ユニット上に移動し、前記二台のクレーン装置を使用して既に配置している前記下階用固定側駆動ユニットの周囲にフレーム柱を立設する立設工程と、前記作業台装置の前記持ち上げ装置を使用して前記駐車スペースの上階駐車部分に配置されることになる上階用固定側駆動ユニットを搭載した後、前記作業台装置を前記下階駐車部分の下階用固定側駆動ユニット上に移動し、前記持ち上げ装置を使用して前記上階用固定側駆動ユニットを前記フレーム柱の上に取り付ける組み立て工程と、とからなることを特徴とする。
上記据え付け方法によれば、上階駐車部分を構成するためのフレーム柱を吊上げながら設置する工程と、上階駐車部分に設置する上階用固定側駆動部ユニットを持ち上げながら移動し組み立てる工程とのために同じ作業台装置を使用することができる。従って、クレーン装置と持ち上げ装置を従来のように入れ替える作業を行うことなく工程数を減らし、据え付け作業を効率的に、かつ簡単に行うことができる。
本発明による駐車装置の作業台装置によれば、下階駐車部分に設置した下階用固定側駆動ユニットとリフト装置間で移動させながら、上階駐車部分を構成するためのフレーム柱を吊上げながら設置する工程と、上階駐車部分に設置する上階用固定側駆動部ユニットを持ち上げながら移動し組み立てる工程とのために同じ作業台装置を使用することができる。従って、クレーン装置と持ち上げ装置を従来のように入れ替える作業を行うことなく、作業台装置をリフト装置と下階駐車部分間で往復移動させるだけで済み、据え付け作業を効率的に、かつ簡単に行うことができる。しかも、二台のクレーン装置を可動側トレーの長手方向に分散して配置しているため、作業台装置の向きを変えることなくフレーム柱を持ち上げて設置する作業を行うことが可能となり、また、この作業台装置を搭載した可動側トレーは、本設用の可動側トレーに求められる動きだけで対応することができるようになり、本設用の可動側トレーの使用を可能とすると共に、向きを変える機構を使用しない分だけ構成を簡略化することができる。
また、本発明による駐車装置の据え付け方法によれば、上階駐車部分を構成するためのフレーム柱を吊上げながら設置する工程と、上階駐車部分に設置する上階用固定側駆動部ユニットを持ち上げながら移動し組み立てる工程とのために同じ作業台装置を使用することができる。従って、クレーン装置と持ち上げ装置を従来のように入れ替える作業を行うことなく工程数を減らし、据え付け作業を効率的に、かつ簡単に行うことができる。
本発明の一実施の形態による駐車スペースの据え付け方法を示すフローチャートである。 本発明を適用する駐車スペースの概略構成例を示す断面図である。 図2に示した駆動装置ユニットを吊り下げた状態を示す斜視図である。 図2に示したリフト装置の組み立て途中状態を示すリフト装置近傍の斜視図である。 図2に示したリフト装置の他の組み立て途中状態を示すリフト装置近傍の斜視図である。 図2に示した下階駐車部分に配置することになる下階用固定側駆動ユニットを吊り下げた状態を示すリフト装置近傍の斜視図である。 図2に示したリフト装置の他の組み立て途中状態を示すリフト装置近傍の斜視図である。 本発明の一実施の形態による駐車スペースの作業台装置を示す斜視図である。 図8に示した作業台装置の組み立て状態を示す斜視図である。 図2に示した下階駐車部分への搬入状態を示す斜視図である。 図2に示したフレーム柱を吊り下げた状態を示すリフト装置近傍の斜視図である。 図8に示した作業台装置によりフレーム柱を吊上げた状態を示す斜視図である。 図12に示した作業台装置により上階用固定側駆動ユニットを受け取った状態を示すリフト装置近傍の斜視図である。 図13に示した作業台装置を下階駐車部分へ移動した状態を示す斜視図である。 図2に示した本設用の可動側トレーを吊下げた状態を示すリフト装置近傍の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の一実施の形態による駐車スペースの概略構成を示している。
駐車スペース建屋1の出入り口2から乗り込んだ駐車車両3は、可動側トレー4上に搭載された状態でリフト装置5により駐車スペースへと移動させられる。リフト装置5は、紙面の手前と奥側に対向して配置した一対の縦ガイドレール6,7と、この縦ガイドレール6,7を後方の壁面に固定する支持脚8と、縦ガイドレール6,7に沿って上下方向に移動可能な昇降部分9と、この昇降部分9を駆動するために使用される駆動装置ユニット10と、駐車車両3を搭載可能で、かつリフト装置5と駐車スペース間で移動可能に構成した可動側トレー11とを有している。
可動側トレー11上に搭載した駐車車両3を格納する駐車スペースは、駐車スペースの下階駐車部分12と、駐車スペースの上階駐車部分13とを有している。下階駐車部分12には、下端を固定した複数本のフレーム柱14が樹立され、各フレーム柱14の上端部で上階駐車部分13の床部を支持している。詳細な図示は省略しているが、駐車スペースの下階駐車部分12および上階駐車部分13の床部には、可動側トレー11と対を成す固定側駆動部ユニットが構成されている。この固定側駆動部ユニットは、可動側トレー11と対向する部分に周知の方向転換式駆動機構が構成されており、制御盤からの指令に基づいて方向転換式駆動機構を駆動することによって可動側トレー11を任意の位置へと移動することができるように構成されている。
駐車スペース建屋1には、リフト装置5を構成するために縦方向にピットが掘られているため、リフト装置5の上部にはリフト開口部が存在している。組み立て後の使用状態では、このリフト開口部はターンテーブルなどの構成によって塞がれ、駐車スペース建屋1の出入り口2から乗り込んだ駐車車両3はリフト装置5の昇降部分9によってのみ駐車スペースへと移動できる。一方、組み立て前においては、リフト開口部にターンテーブルなどの構成がまだ配置されておらず、リフト装置5の上部に存在するこのリフト開口部からのみ駐車スペースを構成する各種部品の搬入が可能である。
次に、本発明の一実施の形態による駐車スペースの据え付け方法について説明する。
先ず、据え付け方法のフローチャートを示す図1のステップS1として、駐車スペースを構成する各種部品をリフト装置5の上部に存在するリフト開口部から吊り降ろすための準備となる据え付け準備工程を実施する。
リフト装置5の上部に存在するリフト開口部よりもさらに上方部に位置する駐車スペース建屋1の天井部には、建屋横梁15,16などが存在している。そこで建屋横梁15,16間に、駐車スペース建屋1の出入り口2から乗り込んだ駐車車両3の進入方向に伸びた作業用レール17をしっかりと支持固定し、この作業用レール17に沿って走行可能な電動チェーンブロック装置18を配置する。電動チェーンブロック装置18は、この実施例の配置および構成に限らず、他の構成のものであっても良し、協働する複数台を設置しても良い。
次に、図1に示したステップS2として、リフト装置5の前半組み立て工程を実施する。
リフト装置5としは柱を2本にしたものや4本にしたもの等種々の構成のものを採用することができるが、この例では2本柱の例で示す。リフト装置5は、全体の組み立て状態でリフト開口部から搬入することはできないので、駐車スペース建屋1の出入り口2やリフト開口部の大きさを考慮して複数のユニットに分割し、搬入した後に、ピット内で組み立てるようにしている。
ここで例示しているリフト装置5は、図3〜図5に示すように回転軸19に一対のスプロケット20,21を有して構成されピット下部に設置することになる駆動装置ユニット10と、この駆動装置ユニット10の両側に対向配置することになる一対の縦ガイドレール6,7と、この縦ガイドレール6,7間をその高さ方向の中間部で機械的に結合することになる中間連結用横梁22と、可回転的に支持した一対のスプロケット23,24を有し縦ガイドレール6,7の上部間を機械的に結合することになる上部連結用横梁25と、駆動装置ユニット10のスプロケット20,21の回転力を上部連結用横梁25に設けたスプロケット23,24に伝達するために使用する駆動チェーンなどを有している。
ここで作業者は最初に、リフト装置5のピット内に設置することになる駆動装置ユニット10を駐車スペース建屋1の出入り口2から搬入しリフト開口部近傍に仮置きする。この駆動装置ユニット10は、中央部に電動機26を有し、電動機26によって回転駆動される回転軸19の両側にスプロケット21,22が結合されている。リフト開口部の上方部には、図2に示すように作業用レール17が既に配置されており、作業者は、この作業用レール17に沿って移動可能に配置した電動チェーンブロック装置18を用いて、仮置き状態の駆動装置ユニット10に玉掛けする。その後、作業者は、図3に示すように電動チェーンブロック装置18を操作しながら駆動装置ユニット10をピット下部に吊り降ろし、所定の床面位置に設置して、電動チェーンブロック装置18と切り離す。この作業に際して、一般的には、ピット下部に安全柵を設置するなどの安全対策を施す。
その後、同じ電動チェーンブロック装置18を用いてリフト装置5の他の構成部品を順次、下部ピット内に吊り降ろし、リフト装置5の前半組み立て工程を実施する。例えば、駆動装置ユニット10の両側に位置することになる一対の縦ガイドレール6,7をそれぞれ吊り降し、位置決めをしながらその下端部をピット下部の所定位置の床面に固定する。その後、図4に示すように中間連結用横梁22を吊り降ろし、両縦ガイドレール6,7の高さ方向の中間部をこの中間連結用横梁22によって機械的に結合して安定した結合構成とする。同様にして、可回転的に支持した一対のスプロケット23,24を有する上部連結用横梁25を吊り降ろし、両縦ガイドレール6,7の上部間を上部連結用横梁25によって機械的に結合する。このときのリフト装置5を図5に示している。さらに、両縦ガイドレール6,7の結合構成をより安定させるために、図2に示した支持脚8によって背後の壁面に固定する。これらの作業に際して、ピット下部に作業用足場を構築し、この作業用足場を利用しながら作業を行う。
次に、リフト装置における駆動系の組み立てを行う前に、図1に示したステップS3として駐車スペースの下階駐車部分12の組み立て工程を行う。
この駐車スペースの下階駐車部分12の組み立て工程は、ステップS2として示したリフト装置5の前半組み立て工程前に実施することも可能である。下階駐車部分12の床には、下階用固定側駆動部ユニット27が複数台設置され、駐車車両を搭載することになる可動側トレー11がその下階用固定側駆動部ユニット27の上方部に位置したとき、制御盤を通しての制御によって可動側トレー11を任意の方向に駆動することができる。
図6に示すように下階用固定側駆動部ユニット27は、ほぼ四角形の枠体28に駆動用モータ29や駆動モータ29によって駆動される送りローラ30などを組み込んで予め組み立てられた状態で搬送されて来る。作業車は、この下階用固定側駆動部ユニット27を、駐車スペース建屋1の出入り口2から台車などを使用して一台ずつ搬入しリフト開口部近傍に仮置きする。
その後、作業車は、電動チェーンブロック装置18を用いて仮置き状態の下階用固定側駆動部ユニット27に玉掛けする。次いで、作業車は、図6に示すように電動チェーンブロック装置18を操作しながら下階用固定側駆動部ユニット27を下部ピット内に吊り降ろし、ピット下部に既に配置している台車31に搭載してから、電動チェーンブロック装置18を切り離す。
その後、作業者は、この台車31を利用して下階用固定側駆動部ユニット27を下階駐車部分12の所定の位置まで移動する。所定位置に達したとき、作業者は、その位置に三脚チェーンブロック装置を複数台設置し、各三脚チェーンブロック装置を用いて下階用固定側駆動部ユニット27を仮保持した状態にして、台車31を取り外す。続いて、作業者は、各三脚チェーンブロック装置を操作して下階用固定側駆動部ユニット27を予め床面に固定していた取り付けベースの受け部材上に降ろし、同部に固定する。この作業は、下階用固定側駆動部ユニット27の台数に応じて繰り返して行う。
一部の作業者は、ステップS3を終了した後、図1のステップS4として各下階用固定側駆動部ユニット27の各駆動モータ29のための電源との配線接続作業や、制御盤との配線接続作業を始める。このステップS4としての作業が完了した時点で、作業者は、制御盤、または制御盤に接続した作業用の簡易操作装置を使用して、各下階用固定側駆動部ユニット27の各駆動モータ29の駆動制御を行えるようにし、それらの上方部に位置した可動側トレー11を所定位置まで駆動できるようにする。
次に、図1に示したステップS5として、リフト装置5における駆動系の組み立て工程を実施する。
上述したようにリフト装置5は、ステップS2の前半組み立て工程によって図5に示した状態にまで組み立てられている。この状態から、作業者は、図7に示すようにバランスウエイト32や、昇降部分9や、駆動チェーン33,34や、フォーク部材35やレール部材36などを先の作業工程と同様に電動チェーンブロック装置18を用いてピット部に順次搬入しながら組み立てて行く。
その後、駆動系の具体的な構成によっても異なるが、駆動装置ユニット10の回転軸19に結合した一対のスプロケット20,21に噛み合わせた駆動チェーン33の一端部をバランスウエイト32に連結し、駆動チェーン33の他端部を昇降部分9に連結する。これと同時に、上部連結用横梁25に可回転的に支持した一対のスプロケット23,24に噛み合わせた駆動チェーン34の一端部をバランスウエイト32に連結し、駆動チェーン34の他端部を昇降部分9に連結する。最後に、作業者は、同様に電動チェーンブロック装置18を用いて図8に示した本設用の可動側トレー37を吊り降ろし、図7に示したレール部材36の上に本設用の可動側トレー37を配置する。
一部の作業者は、ステップS3を終了した後、または遅くともステップS5を終了した後、図1のステップS6としてリフト装置5における各部の電源との配線接続作業や、制御盤との配線接続作業を始める。作業者は、このステップS6としての作業が完了した時点で、制御盤、または制御盤に接続した作業用の簡易操作装置を使用して、駆動装置ユニット10の電動機26を駆動制御してリフト装置5による昇降や、可動側トレー37を下階駐車部分12側へ駆動する制御を行えるようにする。
次に、図1に示したステップS7として、駐車スペースの上階駐車部分13の組み立て工程を行う。
この駐車スペースの上階駐車部分13の組み立て工程は、ステップS8として示す前段作業としての作業台装置の搬入および組み立て工程と、ステップS9として示すフレーム柱の組み立て工程と、ステップS10として示す上階駐車部分13の床部への上階用固定側駆動部ユニットを配置する組み立て工程とを有しており、先ず、ステップS8として示す前段作業としての作業台装置の搬入及び組み立て工程について説明する。
図8に示すように作業台装置38は、これ以降の作業工程で使用するためのものであり、枠体で構成した固定枠部39と、この固定枠部39の四隅にそれぞれ構成されて上部に伸ばされたとき後述する上階用固定側駆動部ユニットを保持することができるように構成した複数の保持腕部40と、固定枠部39の両側、つまり図9に示すように対向配置した両縦ガイドレール6,7側にそれぞれが位置するように取り付けられた二台の折り畳み式のクレーン装置41,42と、固定枠部39の上部に載置された状態で後述する上階用固定側駆動部ユニットを保持することができるように構成した押し上げ式リフト装置等の持ち上げ装置43とを有して構成されている。
先ず、作業者は、折り畳んだ状態のクレーン装置41,42を取り付けた作業台装置38を駐車スペース建屋の出入り口から搬入してリフト開口部近傍に仮置きする。その後、先の作業工程の場合と同様に作業者は、電動チェーンブロック装置18を用いて仮置き状態の作業台装置38に玉掛けする。次いで、作業者は、電動チェーンブロック装置18を操作しながら作業台装置38をピット内に吊り降ろし、図9に示すように本設用の可動側トレー37上に搭載してから、電動チェーンブロック装置18を切り離す。その後、作業者は、同様に電動チェーンブロック装置18を用いて畳んだ状態の持ち上げ装置43を吊り下げ、作業台装置38の上部に持ち上げ装置43を載せてから、電動チェーンブロック装置18を切り離し、続いて、持ち上げ装置43を作業台装置38に固定する。
このとき、作業台装置38の搬入および組み立て工程を行う作業者は、図9に示すように本設用の可動側トレー37上で行うことができるので、仮説用の作業台を設置することなく簡単に行うことができるし、また本設用の可動側トレー37は四角形の板状であるため、安全に作業を行うことができる。
尚、このときまでに、ステップS4およびステップS6として示した可動側トレー37を駆動制御するために使用する制御盤の配置や、制御盤との電気的な配線接続作業や、作業用の簡易操作装置の接続作業が完了している。従って、作業者は、簡易操作装置を操作して可動側トレー37を駆動制御できる状態となっている。
その後、作業者は、制御盤を通して本設用の可動側トレー37の移動操作を行い、図8で説明したように組み立てた作業台装置38を搭載した状態の可動側トレー37を、図9に示すように既に設置している下階用固定側駆動部ユニット27を利用しながら駐車スペースの下階駐車部分12へと移動する。
ここで、図1に示したステップS9として、フレーム柱45の組み立て工程を開始する。
このフレーム柱45は、図15に示したように駐車スペースの下階駐車部分12に既に設置している下階用固定側駆動部ユニット27の四隅に直接または受け部材51を介して設置位置が決められる下部固定部46と、駐車スペースの上階駐車部分13に設置されることになる上階用固定側駆動部ユニットの四隅に直接または受け部材を介して所定の位置に保持することになる上部固定部47と、下部固定部46と上部固定部47間を結合する柱状部48とを有している。
作業者は、図9に示した本設用の可動側トレー37および作業台装置38を移動した後、リフト装置5のレール部材36上に、電動チェーンブロック装置18を用いて他の本設用の可動側トレー44を吊り降ろして配置する。続いて、作業者は、図11に示したように他の可動側トレー44の上に、電動チェーンブロック装置18を用いて複数本のフレーム柱45を吊り降ろす。その後、作業者は、制御盤を通して他の可動側トレー44の移動操作を行い、他の可動側トレー44を、図9に示すように既に設置している下階用固定側駆動部ユニット27を利用しながら駐車スペースの下階駐車部分12へと移動し、先に移動を完了している本設用の可動側トレー37に並置させる。
このとき、図10に示すように作業台装置38のクレーン装置41およびクレーン装置42の腕部を延ばして使用したとき、それぞれのクレーン装置41,42がフレーム柱45を吊り上げることができるように、フレーム柱45を可動側トレー44上で分散して配置している。
このフレーム柱45の吊り降ろしを行う作業者は、図11に示すように安全のためにフレーム柱の真下を避けた近傍や、安全な位置の本設用の可動側トレー44上で作業を行うことができるので、仮設用トレーを設置することなく簡単に行うことができるし、また本設用の可動側トレー44は四角形の板状であるため、安全に作業を行うことができる。
駐車スペースの下階駐車部分12に配置される下階用固定側駆動部ユニット27の数に応じて、図11および図10で説明したフレーム柱45の供給を繰り返すことができる。また、下階用固定側駆動部ユニット27の数が多い場合は、作業者は、制御盤を通して作業台装置38を搭載した状態の本設用の可動側トレー37を前後左右に動かしながら同様の作業を行うことができる。
次に、作業者は、図12に示すように可動側トレー37上に配置した作業台装置38を使用するために、そのクレーン装置41、42の腕部を折り畳んだ状態から延ばした状態にする。作業者は、図示の左側に位置するクレーン装置42を使用して、隣の可動側トレー44上に配置した一本のフレーム柱45を吊り上げ、図示の左側でその下部を付設床面上の所定の位置に移動しながら下部固定部46を固定する。クレーン装置42を操作する作業者は、図示の左側に位置するクレーン装置42を使用して、それが届く範囲内で他のフレーム柱45に対しても同様に据え付け作業を行う。
その後、作業者は、図示の右側に位置するクレーン装置41を使用して、隣の可動側トレー44上に配置した一本のフレーム柱45を吊り上げ、図示の左側でその下部を付設床面上の所定の位置に移動しながら下部固定部46を固定する。クレーン装置41を操作する作業者は、図示の右側に位置するクレーン装置41を使用して、それが届く範囲内で他のフレーム柱45に対しても同様に据え付け作業を行う。
続いて、図1に示したステップS10として、上階駐車部分13の床部への上階用固定側駆動部ユニット49を配置する組み立て工程を実施する。
作業者は、先ず、本設用の可動側トレー37上に搭載している作業台装置38のクレーン装置41,42の腕部を、延ばした状態から折り畳んだ状態に戻し、再び、図12に示すように作業台装置38を搭載した可動側トレー37をリフト装置5へと移動する。
次いで、作業者は、図13に示すように作業台装置38の四隅の構成した複数の保持腕部40を上部へ延ばす。この状態で、作業者は、駐車スペースの上階駐車部分13に配置することになる上階用固定側駆動部ユニット49をこれまでと同様に、リフト開口部近傍に仮置きする。この上階用固定側駆動部ユニット49は、既に説明した下階用固定側駆動部ユニット27と同一構成である。作業者は、電動チェーンブロック装置18を用いながら上階用固定側駆動部ユニット49を下部ピット内に吊り降ろし、作業台装置38の各保持腕部40上に搭載してから、電動チェーンブロック装置18を切り離す。上階用固定側駆動部ユニット49の保持をより安定させるために、作業者は持ち上げ装置43を作動して上部を上方へと移動させ、この持ち上げ装置43によっても上階用固定側駆動部ユニット49を支持した状態とする。
その後、作業者は、制御盤を通して操作し、作業台装置38および上階用固定側駆動部ユニット49を搭載した状態の本設用の可動側トレー37をリフト装置5上から、図12で説明したように既にフレーム柱45を固定した状態の下階用固定側駆動部ユニット27上へと移動する。
続いて、作業者は、図14に示すように作業台装置38の各保持腕部40を下げて収納状態とし、上階用固定側駆動部ユニット49を持ち上げ装置43だけで支持した状態にする。その後、作業者は、持ち上げ装置43を操作して、ゆっくりと上階用固定側駆動部ユニット49を下げながらフレーム柱45の上部固定部47上に搭載するようにし、両者を結合する。その後、作業者は、駐車スペースの上階駐車部分13に配置することになる上階用固定側駆動部ユニット49の数に応じて、図13および図14で説明した作業を繰り返す。
このように作業台装置38としては、クレーン装置41,42と持ち上げ装置43を有した一体型として構成すると共に、本設用の可動側トレー37上に搭載して使用するようにしているため、可動側トレー37をリフト装置5と駐車スペースの下階駐車部分12間で移動させることによって、駐車スペースの上階駐車部分13を構成することができる。しかも、ステップS7で示した上階駐車部分13の組み立て工程中に、作業台装置38を解体することもなく、他の作業台と入れ替えることもないないので、作業は簡単で短時間に行うことができる。
また、作業台装置38としては、可動側トレー37の長手方向に分散して配置した二台のクレーン装置41,42を有した一体型として構成すると共に、可動側トレー37上に搭載して使用するようにしているため、作業台装置38を可動側トレー37上で複雑に動かすことなくステップS9としてのフレーム柱45の組み立て工程を行うことができる。しかも、作業台装置38を可動側トレー37上で複雑に動かすことがないので、作業台装置38を簡略化した構成とすることができる。
次に、図1に示すステップS11として、残りの可動側トレーの搬入および設置工程を行う。
先に説明したように、作業台装置38やフレーム柱45の搬入作業のために、既に二枚の本設用の可動側トレー37,44を設置しているので、これを考慮して他の本設用可動側トレーを搬入する。リフト装置5のレール部材36の高さ位置は、駐車スペースの下階駐車部分12に対応する高さであり、作業者は、下階駐車部分12に配置している他の下階用固定側駆動部ユニット27に対応させることになる他の本設用可動側トレー50を電動チェーンブロック装置18によってリフト装置5のレール部材36上に吊り降ろす。その後、作業者は、制御盤を通して可動側トレー50を駆動し、対応する位置の下階用固定側駆動部ユニット27上に配置させる。
下階駐車部分12の作業が完了したら、作業者は、制御盤を通してリフト装置5のレール部材36の高さを駐車スペースの上階駐車部分13に対応する高さに移動させ、上階駐車部分13に配置している他の上階用固定側駆動部ユニット49に対させることになる他の本設用可動側トレー50を電動チェーンブロック装置18によってリフト装置5のレール部材36上に吊り降ろす。その後、作業者は、制御盤を通して可動側トレー50を駆動し、対応する位置の上階用固定側駆動部ユニット49上に配置させる。
その後、作業者は、制御盤を通してステップS7で使用していた作業台装置38を搭載していた可動側トレー37を移動させ、リフト装置5に搭載させた後、リフト装置5を上方へ駆動し、電動チェーンブロック装置18を使用して回収する。
尚、作業台装置38やフレーム柱45の搬入作業のために使用する本設用の可動側トレー37,44は、必ずしも本設用ではなく類似形状の仮設用トレーでも良い。仮設用トレーを使用した場合は、先ず、仮設用トレーの搬出を行った後に、ステップS11で示した他の本設用可動側トレー50の搬入および設置工程を行う。また、フレーム柱45の搬入作業のために使用する仮設或は本設用の可動側トレー44を1枚の例で示したが数枚用いることも可能である。
また、上記実施例では、地下駐車スペースの例を示したが、地上に設置される駐車装置にも本発明を用いることができる。
以上説明したように本発明による駐車装置の作業台装置38は、下階駐車部分12に配置する可動側トレー37上に搭載して使用する固定枠部39と、固定枠部39を搭載した可動側トレー37の長手方向に分散して配置して固定枠部に取り付けた二台のクレーン装置41,42と、固定枠部39の中央上部に上階用固定側駆動ユニット49を持ち上げ可能な押し上げ式リフト装置などの持ち上げ装置43を搭載して構成しため、下階駐車部分12に設置した下階用固定側駆動ユニット27とリフト装置5間で移動させながら、上階駐車部分13を構成するためのフレーム柱45を吊上げながら設置する工程と、上階駐車部分13に設置する上階用固定側駆動部ユニット49を持ち上げながら移動し組み立てる工程とのために使用することができる。従って、クレーン装置41,42と持ち上げ装置43を従来のように入れ替える作業を行うことなく、作業台装置38をリフト装置5と下階駐車部分12間で往復移動させるだけで済み、据え付け作業を効率的に、かつ簡単に行うことができる。しかも、二台のクレーン装置41,42を可動側トレー37の長手方向に分散して配置しているため、作業台装置38の向きを変えることなくフレーム柱45を持ち上げて設置する作業を行うことが可能となり、また、この作業台装置38を搭載した可動側トレー37は、本設用の可動側トレーに求められる動きだけで対応することができるようになり、本設用の可動側トレー37の使用を可能とすると共に、向きを変える機構を使用しない分だけ構成を簡略化することができる。
また、作業台装置38をリフト装置5上に構成する場合、作業台装置38を使用した作業のために専用のトレーを使用することもできるが、その昇降部分に下階駐車部分12で使用することになる本設用の可動側トレー37を配置し、この本設用の可動側トレー37上に作業台装置38を搭載したため、この本設用の可動側トレー37を継続して使用することができるように成り、その他の本設用の可動側トレーの設置作業を簡素化することができる。
また、本発明による駐車装置の据え付け方法は、駐車スペースの下階駐車部分12に下階用固定側駆動ユニット27を設置する設置工程と、リフト装置5に可動側トレー37を配置し、可動側トレー37上に、可動側トレー37の長手方向に分散して配置した二台のクレーン装置41,42と、中央上部に上階用固定側駆動ユニット49を持ち上げ可能な持ち上げ装置43とを備えた作業台装置38を搭載する工程と、作業台装置38を下階駐車部分12の下階用固定側駆動ユニット27上に移動し、二台のクレーン装置41,42を使用して既に配置している下階用固定側駆動ユニット27の周囲にフレーム柱45を立設する立設工程と、作業台装置38の持ち上げ装置43を使用して駐車スペースの上階駐車部分13に配置されることになる上階用固定側駆動ユニット49を搭載した後、作業台装置38を下階駐車部分12の下階用固定側駆動ユニット27上に移動し、持ち上げ装置43を使用して上階用固定側駆動ユニット49をフレーム柱45の上に取り付ける組み立て工程と、からなる。
このため、上階駐車部分13を構成するためのフレーム柱45を吊上げながら設置する工程と、上階駐車部分13に設置する上階用固定側駆動部ユニット49を持ち上げながら移動し組み立てる工程とのために同じ作業台装置38を使用することができる。従って、クレーン装置5と持ち上げ装置43を従来のように入れ替える作業を行うことなく工程数を減らし、据え付け作業を効率的に、かつ簡単に行うことができる。
5 リフト装置
12 下階駐車部分
13 上階駐車部分
27 下階用固定側駆動ユニット
37 可動側トレー
38 作業台装置
39 固定枠部
41,42 クレーン装置
43 持ち上げ装置
45 フレーム柱
49 上階用固定側駆動ユニット

Claims (3)

  1. 駐車部分に下階駐車部分と上階駐車部分とを構成し、前記下階駐車部分には、駐車車両を搭載可能な可動側トレーを駆動する複数の下階用固定側駆動ユニットと、前記下階用固定側駆動ユニットの周囲に複数本のフレーム柱とを配置し、前記上階駐車部分には、駐車車両を搭載可能な可動側トレーを駆動すると共に、前記フレーム柱上に固定した上階用固定側駆動ユニットを配置するために使用する駐車装置の作業台装置において、
    前記下階駐車部分に配置する前記可動側トレー上に搭載して使用する固定枠部と、前記固定枠部を搭載した前記可動側トレーの長手方向に分散して配置して前記固定枠部に取り付けた二台のクレーン装置と、前記固定枠部の中央上部に前記上階用固定側駆動ユニットを持ち上げ可能な持ち上げ装置を搭載して構成したことを特徴とする駐車装置の作業台装置。
  2. 前記固定枠部は、前記下階駐車部分で使用することになる本設用の前記可動側トレー上に配置したことを特徴とする請求項1に記載の駐車装置の作業台装置。
  3. 駐車スペースの下階駐車部分に下階用固定側駆動ユニットを設置する設置工程と、リフト装置に可動側トレーを配置し、前記可動側トレー上に、前記可動側トレーの長手方向に分散して配置した二台のクレーン装置と、中央上部に前記上階用固定側駆動ユニットを持ち上げ可能な持ち上げ装置とを備えた作業台装置を搭載する工程と、前記作業台装置を前記下階駐車部分の下階用固定側駆動ユニット上に移動し、前記二台のクレーン装置を使用して既に配置している前記下階用固定側駆動ユニットの周囲にフレーム柱を立設する立設工程と、前記作業台装置の前記持ち上げ装置を使用して前記駐車スペースの上階駐車部分に配置されることになる上階用固定側駆動ユニットを搭載した後、前記作業台装置を前記下階駐車部分の下階用固定側駆動ユニット上に移動し、前記持ち上げ装置を使用して前記上階用固定側駆動ユニットを前記フレーム柱の上に取り付ける組み立て工程と、とからなることを特徴とする駐車装置の据え付け方法。
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