JPH061355Y2 - ロータリダイカッタの打抜屑除去装置 - Google Patents

ロータリダイカッタの打抜屑除去装置

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Publication number
JPH061355Y2
JPH061355Y2 JP16615787U JP16615787U JPH061355Y2 JP H061355 Y2 JPH061355 Y2 JP H061355Y2 JP 16615787 U JP16615787 U JP 16615787U JP 16615787 U JP16615787 U JP 16615787U JP H061355 Y2 JPH061355 Y2 JP H061355Y2
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JP
Japan
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die
lumbar
plate
knife
support
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JP16615787U
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JPH0171097U (ja
Inventor
千代治 生出
Original Assignee
有限会社生出抜型製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は段ボール箱原紙等を打抜くロータリダイカッタ
の打抜屑除去装置の改良に関するものであり、さらに詳
言すると、打抜屑をはじき出す押出し板をダイランバに
取付ける取付部材に係わるものである。
[従来技術] ロータリダイカッタの打抜屑除去装置は、実公昭59−
23598号に開示されているように、ダイランバに固
定された取付部材と、その取付部材に揺動可能に支持さ
れた押出し板と、ダイランバの貫通孔に挿入された押出
し棒と、その押出し棒を偏心回転して押出す偏心シリン
ダからなる。押出し板は平板状でその端部に揺動軸がろ
う付けされ、その軸は取付部材に軸受けされる。段ボー
ル箱原紙を打抜いたとき、打抜き屑の下に位置する押出
し板を押出し棒で外側に押出して打抜き屑を除去する。
ナイフの内側の打抜屑を除去するときは、上記公報に示
されているように押出し板の先端部に押出し片を取付
け、押出し片を介して打抜屑を除去する。押出し片40
は第7図及び第8図に示すように、アルミ等の本体の底
に凹所41を設け、その凹所を底板42でふたをし、そ
の底板をリベット又は止めねじ43で止めたものが多用
されている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の押出し片40は底板42をねじ止め又はリベット
止めするという組立作用が必要であり、これが登機前の
準備作用に少なからぬ労力と時間を要する原因になって
いた。
押出し片40はダンボールを加工する度に押出し板10
によってはね上げられ、ついで押下げられるので、底板
42固定するリベット又は止めねじ43に繰返し荷重が
作用する。直径の大きなリベット又は止めねじの繰返し
荷重に対する耐用限度は比較的長いが、直径の小さなリ
ベット又は止めねじの耐用限度は短いため、幅が10mm
以下の押出し片の底板を固定するリベット又は止めねじ
は早期に破損する。リベット又は止めねじが破損する
と、打抜屑を除去することができないため、ロータリダ
イカッタの運転を停止して押出し片を取替えなくてはな
らないが、押出し片を取替えるためには、押出し板をダ
イランバから取外さなくてはならないので、取替えに要
する手間と取替えのためのロータリダイカッタの運転率
の低下は非常に大きな問題になっていた。
本考案はこの問題を解決するためにされたものであり、
その目的とするところは、押出し板をダイランバから取
外さずに破損した押出し片を取替えることができる装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案の採用する手段は、第
1図の実施例に示すように、ダイランバ20に植設され
たナイフ32と、そのナイフのスリット33を通る先端
部18に押出し片40が取付けられる押出し板10と、
ぞの押出し板に固定された揺動軸11と、ダイランバ2
0に固定されて揺動軸11を回動自在に支持する取付部
材12とからなる装置において、取付部材12をダイラ
ンバ30に固定されるベース19と、揺動軸11を支持
するサポート37に分け、サポート37を固定ねじ46
によってベース19に固定するが、ベース19にサポー
ト37を固定する前は、ベース19がサポート37のナ
イフ32と直交する方向の摺動を案内するようにしたこ
とにある。
[作用] 第1図に示すように、押出し板10をナイフ32の方へ
寄せて固定すると、押出し板10の先端部18はナイフ
32のスリット33を通り、ナイフ32の内側の押出し
片40凹部41にはまるから、押出し棒25が押出し板
10を突上げると、先端部18がはね上りその上の打抜
屑を排出する。
押出し片40が破損して取替える場合、固定ねじ46を
弛めると、サポートはナイフ32と直交する方向に摺動
可能となるから、押出し板10をナイフ32から離れる
方向にずらせると、第2図に示すように、先端部18は
押出し片40の凹部41から抜け、押出し片40をナイ
フ32の内側から外して別のものと取替えることができ
る。
[実施例] 本考案の装置を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図及び第2図に示すように、押出し板10の一端に
揺動軸11がろう付けされ、その揺動軸はダイランバ2
0に固定された取付け部材12のサポート37に回転自
在に軸受けされる。取付部材12はダイランバ20に固
定されたベース19と、そのベースに着脱可能に固定さ
れたサポート37からなる。第6図に示すように、ベー
ス19は二枚の上プレート27と下プレート28からな
り、上プレート27は中央が上に凹み下プレート28の
間にナイフ32と直交する方向に延長するさや状の空隙
を形成する。上プレート27と下プレート28は止めね
じ29で一体としてダイランバ20に固定される。上プ
レート27に丸穴34があけられ、下プレート28に丸
穴34と同軸の固定ねじ孔36があけられる。サポート
37はベース19のさや状の空隙に摺動可能に挿入され
るスライダ38と、そのスライダから二又状に延長して
揺動軸11を軸受けするアーム39からなる。スライダ
38には長孔45があけられ、スライダ38がベース1
9内を摺動するとき、長孔45は固定ねじ孔36の上に
位置する。長孔45を通して固定ねじ孔36に固定ねじ
46をねじ込み、サポート37をベース19に固定す
る。ダイランバ20には円形のナイフ32が取付けら
れ、押出し板10の先端部18はそのナイフのスリット
33から内側に入る。ナイフ32の内側において先端部
18は押出し片40の底板42の付いた凹部41に挿入
される。ダイランバ20はナイフシリンダ30に取付け
られ、ダイランバとナイフシリンダ30には押出し棒2
5を挿入する貫通孔31が穿設される。その貫通孔31
と同軸の押出し棒用孔17が押出し板10にあけられ
る。押出し板10の裏面にピン21を介して開閉板22
が部分回動自在に添着される。開閉板22は平板状であ
るが、一部分の側縁は起立して把手26を形成する。把
手26を指で操作すると第2図の矢印で示すように、開
閉板22は押出し棒用孔17を全閉する位置から全開す
る位置に、又はその逆に回転する。開閉板が押出し棒用
孔を全開する位置にあるとき、開閉板22の上面に形成
された二個の凸部24は押出し板10の下面に形成され
た二個の凹部23に嵌着するから、その位置で開閉板2
2は安定する。
ナイフシリンダ30が回転して打抜き屑が下面近くにき
たとき、押出し棒25は偏心シリンダ35によって矢印
で示すように押出されて、鎖線で示すように、押出し板
10を外側へ突き出し、押出し板10の先端部18はそ
の上の押出し片40を介して打抜屑をはじき出して除去
する。
押出し片40が破損したときは、新しいものと取替えな
ければならないが、第3図に示すように、固定ねじ46
を弛めると、サポート37のスライダ38は揺動させる
ことができる。そこで、サポート37を押出し板10が
ナイフから遠ざかる方向にずらせると、先端部18は押
出し片40の凹部41から抜ける。必要であれば、さら
に先端部18をスリット33から出すことができる。押
出し板10の先端部18をナイフ32の内側から抜く
と、押出し片40は簡単に取替えることができる。新し
い押出し片40をナイフ32の内側に入れ、ついで、再
び押出し板10の先端部18が凹部41に入るように、
サポート37をずらせ、先端部18を凹部41に確実に
挿入後、固定ねじ46を締付けてサポート37をベース
19に固定する。この作業は至極簡単であり、未熟練者
でも短時間で行うことができる。
第4図及び第5図に示すように、二列のナイフ32より
打抜かれた比較的長い打抜屑を除去するときは、押出し
板10の先端部18も広くなるので、取付部材12のサ
ポート37のアーム39にばね芯13を揺動軸11に平
行に取付け、そのばね芯にコイルばね14を巻き、その
コイルばねの一方の突出端部15をアーム39に他方の
突出端部16を押出し板10の上面にそれぞれ当接して
押出し板10をばねの力でダイランバ20に押し付けて
もよい。押出し板10の先端部18は押出し片40の凹
所41に挿入される。取付部材12はダイランバ20に
固定されたベース19と、そのベースに着脱可能に固定
されたサポート37からなる。ベース19は二枚の上プ
レート27と下プレート28からなり、上プレート27
は中央が上に凹み下プレート28の間にナイフ32と直
交する方向に延長するさや状の空隙を形成する。上プレ
ート27と下プレート28は止めねじ29で一体として
ダイランバ20に固定される。上プレート27に丸穴3
4があけられ、下プレート28に丸穴34と同軸の固定
ねじ孔36があけられる。サポート37はベース19の
さや状の空隙に摺動可能に挿入されるスライダ38と、
そのスライダから二又状に延長して揺動軸11を軸受け
するアーム39からなる。スライダ38には長孔45が
あけられ、スライダ38がベース19内を摺動すると
き、長孔45は固定ねじ孔36の上に位置する。長孔4
5を通して固定ねじ孔36に固定ねじ46をねじ込み、
サポート37をベース19に固定する。
第4図及び第5図の実施例はサポート37にばね14を
付設しているが、取付け、打抜屑の除去、押出し片の取
替等はすべて第1図ないし第3図の実施例と同じであ
る。
[考案の効果] 上記の通り、本考案の装置は、押出し板を支持する取付
部材のサポートの固定ねじを弛めると、押出し板がナイ
フに対して直交する方向に摺動可能になり、押出し板を
ナイフの内側の押出し片から抜き取って押出し片を簡単
に取替えるとができるから、従来の押出し板の取付け部
材をダイランバから取外さないと押出し片の取替えがで
きなかった装置に比べると、押出し片の取替え要する手
間と時間が大幅に節減するという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例の装置の側断面図
及び平面図、 第3図は第1図に相当する図であり、押出し板を押出し
片から抜いた状態を示す。 第4図及び第5図は他の実施例の第1図及び第2図に相
当する図、 第6図は第2図のVI−VI線に沿う断面図、 第7図は押出し片の斜視図、 第8図は別の押出し片の分解斜視図である。 図において、符号10は押出し板、11は揺動軸、12
は取付部材、19はベース、20はダイランバ、25は
押出し棒、27は上プレート、28は下プレート、31
は貫通孔、32はナイフ、33はスリット、34は丸
孔、35は偏心シリンダ、36は固定ねじ孔、37はサ
ポート、38はスライダ、39はアーム、40は押出し
片、45は長孔、46は固定ねじをそれぞれ示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイランバと、ダイランバに植設されたナ
    イフと、ダイランバを半径方向に貫通する貫通孔と、前
    記貫通孔に挿脱される押出し棒と、前記ダイランバの内
    側にあって前記押出し棒を押出す偏心シリンダと、前記
    ナイフの内側に半径方向に出入自在に入れられた押出し
    片と、前記ナイフのスリットを通り前記押出し片に先端
    部が側面から出入自在に挿入された押出し板と、前記押
    出し板の後端部に固定された揺動軸と、前記ダイランバ
    に固定されて前記揺動軸を回動自在に軸受けする取付部
    材を備えた装置であって、前記取付部材は前記ダイラン
    バにねじ止めされたベースと、前記ベースに着脱自在に
    固定されて前記揺動軸を回動自在に軸受けするサポート
    からなり、前記サポートは前記ベースに固定される前
    に、前記ナイフに向う方向に摺動可能に案内されるよう
    にしたことを特徴としてなるロータリダイカッタの打抜
    屑除去装置。
  2. 【請求項2】ベースは一体にダイランバにねじ止めされ
    てさや状の空隙を形成する上プレートと下プレートから
    なり、サポートは前記さや状の空隙に挿入可能なスライ
    ダと揺動軸を支持するアームからなり、前記下プレート
    に設けられた固定ねじ孔に固定ねじがねじ込まれ、前記
    固定ねじの軸部の通る長孔が前記スライダに頭部の通る
    丸孔が前記上プレートにそれぞれ設けられ、前記固定ね
    じを弛めると、前記サポートはナイフに向う方向に摺動
    可能になり、締めると前記ベースに固定されることを特
    徴としてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載のロー
    タリダイカッタの打抜屑除去装置。
JP16615787U 1987-10-31 1987-10-31 ロータリダイカッタの打抜屑除去装置 Expired - Lifetime JPH061355Y2 (ja)

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JPH0171097U JPH0171097U (ja) 1989-05-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015066616A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 ザ・パック株式会社 ロータリーダイカッターにおける打ち抜き屑の除去装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015066616A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 ザ・パック株式会社 ロータリーダイカッターにおける打ち抜き屑の除去装置

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JPH0171097U (ja) 1989-05-11

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