JPH0634956Y2 - 打抜屑離脱装置 - Google Patents

打抜屑離脱装置

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JPH0634956Y2
JPH0634956Y2 JP17151787U JP17151787U JPH0634956Y2 JP H0634956 Y2 JPH0634956 Y2 JP H0634956Y2 JP 17151787 U JP17151787 U JP 17151787U JP 17151787 U JP17151787 U JP 17151787U JP H0634956 Y2 JPH0634956 Y2 JP H0634956Y2
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JP
Japan
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punching
blade
rod
knife cylinder
shaft portion
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JP17151787U
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JPH0179597U (ja
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久登 神崎
孝一 天崎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転式打抜機の打抜屑離脱装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
本考案に係る回転式打抜機は,板状体に対して長穴,丸
穴の加工あるいは隅にできる不要な部分の断裁加工を行
うもので,表周面に所定形状の打抜刃を有するナイフシ
リンダと同ナイフシリンダと平行に配設され表周面に前
記打抜刃の受け部材を有するアンビルシリンダとからな
り,両シリンダの回転により両シリンダ間を搬送される
板状体から前記打抜刃の形状を打抜き加工するものであ
る。この時,打抜かれた打抜屑を一定の位置で離脱させ
ることは打抜屑の処理に有効であり,これを行うものと
して特開昭53−11387号,特開昭53−98590号及び実開昭
55−31540号に示す打抜屑離脱装置が提案されている。
これらは打抜刃の内側に打抜屑離脱具を設けナイフシリ
ンダの内部に設けられ一定周期で突出する押出し棒によ
って打抜屑離脱具を押し上げ,打抜刃に保持された打抜
屑を所定位置で押し出し排出するもの,あるいは打抜刃
の内側に打抜屑を保持する保持具を具えているものもあ
る。ここで,本考案に特に関連するものとして実開昭55
−31540号に示される打抜屑離脱装置について第6図及
び第7図により説明する。図において,打抜屑離脱具1
は押出し片19,板バネ2,止め金6及び止め板20等によっ
て構成されている。板バネ2にはナイフシリンダ貫通孔
12に対して外部より押し出し棒11が挿入できる様一部に
穴21が設けられており,止め板20は押し出し棒11によっ
て板バネ2を押し出す場合前記の穴21を塞ぎ作用点とし
て機能する。設定について説明すると次のようになる。
打抜刃8の一部には前記板バネ2を挿入しかつ所定量上
下に移動できるよう切欠穴Kが設けられており,図に示
す如く,板バネ2挿入後先端に打抜屑13に対応した形状
を有する押出し片19を取付け,他端は固着した軸3を介
して一対の止め金6にて回動自在に軸支されている。止
め金6は,木ネジ22によって前記打抜刃8を固着してい
る刃物取付台7に取付けられており,刃物取付台7はビ
ス9によりナイフシリンダ10のロール表周面に固着され
ている。ナイフシリンダの貫通孔12には,打抜刃8と打
抜屑離脱具1との位置関係に於いて適当とする箇所に押
出し棒11が嵌装されており,その押出し棒11の位置に関
連して位置的に対応した刃物取付台7にも孔が貫通させ
てある。前記したナイフシリンダ10の中空部には,その
中心がナイフシリンダの中心と偏心した状態でストッピ
ングロール14が遊貫して組み込まれている。ナイフシリ
ンダ10の軸中心とストリッピングロール14の軸中心は初
期設定後その位置関係が保たれ,ナイフシリンダ10の回
転に対応して中空穴内面とストリッピングロール外面と
の相対的隙間が変動する事になる。
以上構造のもと,ナイフシリンダ10の回転により,押出
し棒11はストリッピングロール14の外周に摺接した状態
で貫通孔12の規制を受け,軸方向に移動し刃物取付台7
外周に対して出入りする事になる。押出し棒11は板状体
の打抜位置において最も軸中心側に近い所に位置してい
る。しかる後,ナイフシリンダ10が図示矢印方向に回転
すると,それにつれて押出し棒11は徐々に直径方向外側
へ押し出す如く移動する。押し出される事によって押出
し棒11は止め板20を押し上げる如く作用し,板バネ2は
止め金6部を中心として上方へ動作し,打抜刃8で囲わ
れた空間部に位置する板バネ2自由端に具備した押し出
し片19を介して打抜刃8によって保持した打抜屑13を離
脱させる。押出し棒11は再度ナイフシリンダ10にて回転
上昇する。又,打抜屑離脱具1の押出し片19は,次の打
抜屑13によって押し下げられ,以下同じ作動が繰り返さ
れる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述した如く従来方式の打抜屑離脱具は,板ばねを上下
動させる押出し棒の嵌装の時,止め板を取りはずすかも
しくは板ばね上で押出し棒を挿入する事のできる位置ま
でずらしている。又,打抜屑離脱具が,打抜刃の切欠き
部“K"に挿入されているためその動きが制限されてい
た。そのため板バネに押し出し棒挿入の為の穴を穿設す
る事により板バネの強度が低下し,打抜屑のツマリ等に
起因して破損し易い。又,打抜刃の片端面に打抜屑離脱
具挿入のため広幅の切欠き部を有する為,その部分の打
抜刃の強度が低下し破損する。あるいは屑離脱ストロー
クが大きくとれないので,屑除去が安定しない。等種々
の問題が発生した。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は表周面に所定形状の打抜刃が埋め込まれた刃物
取付台が装着され所定方向に駆動回転されるナイフシリ
ンダと同ナイフシリンダに平行に配設されナイフシリン
ダと反対方向に回転し,その表周面に前記打抜刃の受け
部材を有するアンビルシリンダとからなる回転式打抜機
で,前記ナイフシリンダに内部から一定周期で突出する
押出し棒を設け,かつ前記刃物取付台に同押出し棒が通
過する孔を設けるとともに一端が前記打抜刃に囲われる
位置に上下動自在に前記刃物取付台に取付けられた打抜
屑離脱具が前記押出し棒により揺動して前記打抜刃に保
持された打抜屑を離脱する打抜屑離脱装置において,前
記打抜屑離脱具が前記刃物取付台に回動自在に支持され
た軸部と,同軸部を延長させ前記打抜刃の一部に設けら
れた切欠穴を貫通して前記打抜刃で囲われる位置に配設
され前記軸部の回動に伴ない揺動する打抜屑離脱部と,
前記軸部に固着されると共に前記押出し棒と当接して同
押出し棒の外方への移動に伴ない前記軸部を回動させる
板とからなることを問題点を解決するための手段として
いる。
〔作用〕
押出し棒は,前記板を軸部を中心に大きく外側に持上げ
た状態で刃物取付台とナイフシリンダに設けられた貫通
孔へ挿入する。打抜屑の離脱は,前記押出し棒の外方へ
の移動に伴ない板を介して打抜屑離脱具の軸部を回動さ
せ,打抜屑離脱部が揺動して行なわれる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図に示す図示実施例により説明する。
打抜屑離脱装置1は軸受6,6により回動自在に刃物取付
台7に取付けられた軸部3と打抜刃8で囲われた空間部
に位置し軸部3の延長部分となっている打抜屑離脱部4
とからなる打抜屑離脱具,前記軸部3に固着された板2,
同板2を常時刃物取付台7の方へ付勢しているバネ5と
で構成されている。軸受6,6はボルト22で刃物取付台7
に取付られている。軸部3は打抜刃8の切欠穴に嵌装さ
れている。又,板2は押出し棒11の装着位置をカバーし
ている。刃物取付台7はビス9によりナイフシリンダ10
に取付けられている。
押出し棒11の構造,機能は従来例に於いて説明したもの
と同様で,ナイフシリンダ10と刃物取付台7に設けられ
た貫通孔12に嵌装されており,貫通孔12に沿って摺動
し,板2を押し出す事によって揺動させ、軸部3を介し
て直結した打抜屑離脱部4を揺動し,打抜刃8に保持さ
れた打抜屑13を離脱する。構造上板2は打抜刃8の制約
を受ける事もなく大きく外側に揺動させる事ができる。
又,押出し棒11の嵌装に際して板2に挿入用穴を設けて
おく必要性がなく,かつ押出し棒11の作用点を板2平面
部に於ける任意の位置に設定する事ができる。従って,
打抜屑離脱装置1を設置するに当っての汎用性が拡大さ
れる。なお,本考案は上記実施例にのみ限定されるもの
ではなく,例えば第4図に示すように打抜屑離脱部4の
一端を曲げて,屑離脱面積を拡大してもよく,又,第5
図に示すように打抜刃8で囲われた空間部に屑保持具23
を設けることにより屑保持力を増すと同時に本考案の打
抜屑離脱部4で屑離脱を行うようにしてもよい。更に打
抜屑離脱部4を軸部3と別体で構成してもよい。
〔考案の効果〕 本考案に係る打抜屑離脱装置は,押出し棒の嵌装に当っ
て該押出し棒が作用する板を大きく外側に揺動可能に構
成したので,従来方式の様な押出し棒挿入用穴を設ける
必要性がない。又,打抜刃には回動する軸部が挿入する
ための切欠穴を設けるだけでよく,打抜刃の強度低下が
少なくなる。これらにより切欠穴(押出し棒挿入用穴)
省略に伴い打抜屑離脱具強度の低下がなくなるし,これ
と関連して押出し棒設定後作用点となる押出し棒挿入用
穴部を塞ぐ部品を必要としないのでそれらの部品の脱落
等に起因するトラブルがなくなる。又,刃物取付台への
打抜屑離脱装置装着及び押出し棒嵌装に当っての作業性
を向上させ,セットアップ時間の短縮をはかる事ができ
る。更に,打抜屑離脱アームも大きく揺動できるため打
抜屑の離脱が確実となる等の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示し,第1図
は平面図,第2図は第1図のA−A矢視図,第3図は斜
視図,第4図は本考案の他の実施例を示す平面図,第5
図は本考案の更に他の実施例を示す平面図,第6図は従
来の打抜屑離脱装置を示す斜視図,第7図は第6図の縦
断面図である。 1…打抜屑離脱装置,2…板,3…軸部,4…打抜屑離脱部,7
…刃物取付台,8…打抜刃,10…ナイフシリンダ,11…押出
し棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表周面に所定形状の打抜刃が埋め込まれた
    刃物取付台が装着され所定方向に駆動回転されるナイフ
    シリンダと同ナイフシリンダに平行に配設されナイフシ
    リンダと反対方向に回転し,その表周面に前記打抜刃の
    受け部材を有するアンビルシリンダとからなる回転式打
    抜機で,前記ナイフシリンダに内部から一定周期で突出
    する押出し棒を設け,かつ前記刃物取付台に同押出し棒
    が通過する孔を設けるとともに一端が前記打抜刃に囲わ
    れる位置に上下動自在に前記刃物取付台に取付けられた
    打抜屑離脱具が前記押出し棒により揺動して前記打抜刃
    に保持された打抜屑を離脱する打抜屑離脱装置におい
    て,前記打抜屑離脱具が前記刃物取付台に回動自在に支
    持された軸部と,同軸部を延長させ前記打抜刃の一部に
    設けられた切欠穴を貫通して前記打抜刃で囲われる位置
    に配設され前記軸部の回動に伴ない揺動する打抜屑離脱
    部と,前記軸部に固着されると共に前記押出し棒と当接
    して同押出し棒の外方への移動に伴ない前記軸部を回動
    させる板とからなることを特徴とする打抜屑離脱装置。
JP17151787U 1987-11-10 1987-11-10 打抜屑離脱装置 Expired - Lifetime JPH0634956Y2 (ja)

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JP17151787U JPH0634956Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10 打抜屑離脱装置

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JPH0179597U JPH0179597U (ja) 1989-05-29
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JP6615428B2 (ja) * 2013-09-27 2019-12-04 ザ・パック株式会社 ロータリーダイカッターにおける打ち抜き屑の除去装置
JP5675945B2 (ja) * 2013-12-26 2015-02-25 三菱重工印刷紙工機械株式会社 ロータリダイカッタの打抜き屑除去装置及び刃物取付台

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JPH0179597U (ja) 1989-05-29

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