JPH06133927A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH06133927A
JPH06133927A JP4291489A JP29148992A JPH06133927A JP H06133927 A JPH06133927 A JP H06133927A JP 4291489 A JP4291489 A JP 4291489A JP 29148992 A JP29148992 A JP 29148992A JP H06133927 A JPH06133927 A JP H06133927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
air
pipe
observation window
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP4291489A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Watanabe
功 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4291489A priority Critical patent/JPH06133927A/ja
Publication of JPH06133927A publication Critical patent/JPH06133927A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】観察窓の曇り現象を解消することができる内視
鏡を提供する。 【構成】本発明の内視鏡は、送気および送水可能な送気
送水ポンプ1と送気送水ポンプ1に接続された容器2と
容器2に接続された送水管3とを備える。また、送水管
3は、所定の廃熱を発生する発熱体、例えば送気送水ポ
ンプ1の近傍に配管してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡に係り、特に、
送気送水機構を内蔵した内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、通常、スコープ先端に設けた
観察窓を介して体腔内を観察することができるようにな
っているが、この観察窓を清浄に維持して良好な視野を
確保すべく、観察窓に向けて送気送水可能な送気送水機
構を備える。
【0003】送気送水機構は、観察窓についた汚れを所
定の水で洗浄するともに観察窓についた水滴を空気で吹
き飛ばすようになっている。
【0004】図3は、従来の内視鏡の送気送水機構を示
した系統図である。
【0005】同図でわかるように、従来の内視鏡は、送
気送水可能な送気送水ポンプ1と、送気送水ポンプ1に
接続された容器2と容器2に接続された送水管3とを備
える。
【0006】すなわち、送気送水ポンプ1は、圧力上昇
により容器2内の水を送水管3に送りだすとともに、ス
コープ先端に取り付けられた送水ノズル(図示せず)か
ら噴出させるようになっており、観察窓を随時洗浄でき
るようになっている。
【0007】また、容器2にはさらに送気管4を接続し
てあり、電磁弁5を切り換えることにより、送気および
送水を任意に行うようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、スコープを体
腔内に挿入した直後、体温より低い観察窓に体内の水蒸
気が結露し、観察窓が白っぽく曇ってしまう現象が生じ
る。
【0009】この曇り現象は、送気を行っても瞬間的に
晴れるだけでまたすぐに曇ってしまう。一方、送水を行
うことにより曇り現象を一時的に解消することができる
が、送水に使用するのは通常、水道水であるため、水道
水と体内温度との差によって、曇り現象がどうしても再
発生する結果となる。
【0010】なお、関連する従来技術が特開昭64−8
3241号公報に開示されている。
【0011】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、観察窓の曇り現象を解消することができる内
視鏡を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の内視鏡は請求項1に記載したように、送気
および送水可能な送気送水ポンプと前記送気送水ポンプ
に接続された容器と前記容器に接続された送水管とを備
えた内視鏡において、前記送水管を、所定の廃熱を発生
する発熱体の近傍に配管したものである。
【0013】
【作用】本発明の内視鏡によれば、送水管を、所定の廃
熱を発生する発熱体の近傍に配管してあるので、容器か
ら送り出された水は、発熱体から所定の熱量を吸収した
後、スコープ先端に送られる。
【0014】本発明の好ましい実施例によれば、発熱体
は送気送水ポンプであり、送水管を送気送水ポンプに巻
き付けてあるので、容器から送りだされた水は、送気送
水ポンプの周囲を回っている間に送気送水ポンプが発生
する熱を吸収する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の内視鏡の実施例について、添
付図面を参照して説明する。
【0016】なお、従来技術と実質的に同一の部品につ
いては同一の番号を付してその説明を省略する。
【0017】図1は、本実施例の内視鏡を系統図で示し
たものである。
【0018】本実施例の内視鏡は、送気送水可能な送気
送水ポンプ1を備える。
【0019】送気送水ポンプ1は、例えば低圧ポンプで
あり最大負荷状態で70°C、通常使用状態で40°C
前後まで温度が上がる。
【0020】送気送水ポンプ1は、接続管11を介して
容器2に接続してあるとともに、容器2には送水管3、
送気管4が接続してある。
【0021】本実施例では、送水管3を、所定の廃熱を
発生する発熱体としての送気送水ポンプ1の近傍に配管
してある。
【0022】送水管3は、送気送水ポンプ1に巻き付け
て構成するのがよい。
【0023】図2は、送気送水ポンプ1に巻き付けられ
た送水管3を斜視図で示したものである。
【0024】本実施例の内視鏡を用いて送水操作を行う
には、まず、電磁弁5を送水モードに切り換えて、送気
管4を閉じておく。
【0025】次いで、送気送水ポンプ1を作動させるこ
とにより管11を介して容器2内に空気を送り込み、容
器2内の空気圧を上昇させる。
【0026】送り込まれた空気は、容器内の水を押し下
げて送水管3に送り込む。
【0027】ここで、送水管3は、送気送水ポンプ1に
巻き付けてあるので、送水管3内を流れる水は、送気送
水ポンプ1を回っている間に、送水管3の管壁を介して
送気送水ポンプ1の発生熱を吸収する。
【0028】この発生熱は、送気送水ポンプ1を通常作
動させている場合には上述したように約40℃であるた
め、送水管3を流れる水はほぼ体内温度付近に加熱され
る。
【0029】送気送水ポンプ1からの熱を受け取った水
は、送水管3に沿ってスコープ内を流れ、スコープ先端
に設けられた送水ノズルから観察窓に向けて噴出し、観
察窓を洗浄する。
【0030】ここで、噴出する水はほぼ体内温度となっ
ているため、観察窓も同等の温度に加温され、体腔内の
水蒸気は観察窓に結露しない。
【0031】以上説明したように、本実施例の内視鏡
は、送水管を所定の発熱体の近傍に配管したので、送水
管を流れる水は所定の温度に加温された後、観察窓に噴
出され、かくして、結露による観察窓の曇り現象を回避
することができる。
【0032】また、送水管を送気送水ポンプの近傍に配
置することより、送気管は、送気送水ポンプの冷却装置
としての役目を果たし、送気送水ポンプを別途冷却する
必要がなくなる。
【0033】また、送水管自在に熱線を巻いて予熱する
方法や容器自在を加熱する方法に比べ、製造コストある
いは組立時間の面で有利である。
【0034】上述の実施例では、所定の発熱体として送
気送水ポンプを利用したが、これに限定されるものでは
なく、内視鏡内の任意の廃熱利用可能な発熱体、例えば
ランプ、容器、電源部、CRT、回路基板等を利用する
ことができる。
【0035】また、上述の実施例では、バルブ5より手
前の送水管3を所定の廃熱利用可能な発熱体の近傍に配
置したが、バルブ5の向う側の送水管3を配置してもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の内視鏡は、
送気および送水可能な送気送水ポンプと前記送気送水ポ
ンプに接続された容器と前記容器に接続された送水管と
を備えた内視鏡において、前記送水管を、所定の廃熱を
発生する発熱体の近傍に配管したので、観察窓の曇り現
象を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の内視鏡の系統図。
【図2】送水管を送気送水ポンプに巻き付けた様子を示
した斜視図。
【図3】従来の内視鏡の系統図。
【符号の説明】
1 送気送水ポンプ 2 容器 3 送水管 4 送気管 5 電磁弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送気および送水可能な送気送水ポンプと
    前記送気送水ポンプに接続された容器と前記容器に接続
    された送水管とを備えた内視鏡において、前記送水管
    を、所定の廃熱を発生する発熱体の近傍に配管したこと
    を特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記発熱体は前記送気送水ポンプであ
    り、前記送水管を前記送気送水ポンプに巻き付けて構成
    した請求項1記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】 前記発熱体はランプである請求項1記載
    の内視鏡。
JP4291489A 1992-10-29 1992-10-29 内視鏡 Pending JPH06133927A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4291489A JPH06133927A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 内視鏡

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JP4291489A JPH06133927A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 内視鏡

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JPH06133927A true JPH06133927A (ja) 1994-05-17

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ID=17769535

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JP4291489A Pending JPH06133927A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 内視鏡

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JP (1) JPH06133927A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9033929B2 (en) 2008-04-28 2015-05-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Fluid removal in a surgical access device
USD735852S1 (en) 2008-04-28 2015-08-04 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Fluid remover
USD736926S1 (en) 2008-04-28 2015-08-18 Ethicon Endo-Sugery, Inc. Trocar housing
US11235111B2 (en) 2008-04-28 2022-02-01 Ethicon Llc Surgical access device

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US9827383B2 (en) 2008-04-28 2017-11-28 Ethicon Llc Surgical access device
US11235111B2 (en) 2008-04-28 2022-02-01 Ethicon Llc Surgical access device

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