JPS61119236A

JPS61119236A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS61119236A
Application number: JP60237649A
Authority: JP
Inventors: 国夫木下
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1985-10-25
Filing date: 1985-10-25
Publication date: 1986-06-06
Also published as: JPS6311012B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、観察窓の外表面に流体を吹き付けて洗浄する
構造を有した内視鏡に関する。

〔従来の技術〕

一般に、内視鏡において、挿入部の先端に設けた観察窓
は、体腔内に導入した際、その体腔内の汚物などによっ
て汚れやすく、このため、正常な観察を妨げる欠点がお
る。そこで、これに対処するため、観察窓の近傍に噴出
ノズルを設けてこの噴出ノズルから観察窓の外表面に向
けて洗浄水を吹き付けて洗浄するようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、観察窓の外表面に向けて噴出ノズルから
洗浄水を吹き付けるにしても、観察窓の外表面全体にわ
たって充分に吹き付けることができず、部分的な洗浄に
終ることが多かった。また、特に、最近の内視鏡は、観
察視野を広角にするため、広い観察窓のものも多く使わ
れるようになってきている。このようなことからも観察
窓の外表面を広範囲に充分な洗浄を行なうことが強く望
まれてきている。

また、噴出ノズルから洗浄水を吹き付ける上記従来の手
段では、洗浄後、その観察窓の外表面に洗浄水の一部が
水滴として残シやすく、良好な観察を妨げるという欠点
があった。

本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目
的とするところは、観察窓の外表面を広い範囲にわたっ
て充分に清浄することができるとともに、清浄後観察窓
の外表面に水滴を極力残らないようにして良好な観察を
確保できるようにするとともに送気、気液混合流の供給
。

送水の各状態を選択できる内視鏡を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段および作用〕噴出ノズル
に通じる供給路に洗浄液と気体を選択的に供給する切換
え弁装置はその押込み操作位置によシ送水のみの状態と
気液混合流体の状態と送液の状態とに切シ換え自在な弁
体を設置　　　　けえ。ヤＬ−ｃ、送え、気液流、２液
。各ヵ態を選択使用する。

〔実施例〕以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する、第１図中１は内視鏡本体であり、これは操作部２、挿入
部３およびケーブル４とから構成されている。上記挿入
部３はその先端側に先端構成部５を取り付けてなプ、上
記先端構成部５の先端面６には観察窓１の他、図示しな
い照明窓、鉗子口などが設けられている。また、観察窓
７の内側くは結像用光学系８が設置されていて、観察視
野を像伝達用光学繊維束からなるイメージガイド９の先
端面に結像させるようＫなりている。さらに観察窓７の
近傍には、噴出ノズル１０が突出して設けられており、
この噴出ノズル１０のノズル０１１は上記観察窓７に向
けである。なお、上記先端構成部５の外周には、フード
１２が装着されている。

一方、上記挿入部３内には、噴出ノズル１０に洗浄液と
気体を供給する供給路１３が設けられており、この供給
路１３は操作部２に設置し　　　（た切換え弁％＃ｊＬ
１４を介してケーブル４内の送液パイプ１５と送気パイ
プ１６に接続されている。そして、送液パイプ１５は内
視鏡本体１とは別に設けられた洗浄液の供給＠１７に接
続されるようになっている。また、送気パイプＩＣは電
源部１８内に設けられた気体の供給源１９に接続される
ようになっている。すなわち、ケーブル４の先端にはコ
ネクタ２０が設けられていて、電源部１８に対し、着脱
自在に装着できるようになっている。そして、コネクタ
２０を電源部１８に装着したとき、送気パイプ１６が気
体の供給源１９に連結される。なお、上記気体の供給源
１９は、たとえば電動送風機からなシ、スイッチ２１に
よって操作されるようになっている。

また、洗浄液の供給源１７は、連通用パイプ２２を介し
て上記送気パイプ１６に連通する液タンク２３からなシ
、さらに液タンク２３にはその底部に達する液上げパイ
プ２４が設けられている。そして、この液上げパイプ２
４に対して上記送液パイプ１５ｔ−着脱自在に連結する
ようになっている。しかして、上記気体の供給源１９を
作動させれば、圧縮した気体、たとえば空気を送気パイ
プ１６ＶＣ送シ込むとともに、連通用パイプ２２を通じ
て液タンク２３内にも同時に送り込むことができる。し
たがって、液タンク２３内の洗浄液、たとえば水は圧力
を受けるため、液上げパイプ２４を通じて送液パイプ１
５に送り込まれるようになっている。

上記切換え弁装置１４は、第１図で示すように有底筒状
の弁本体２５の内部に中空の弁体２６を摺動自在に設け
てな９、上記弁体２６はコイルばね２７によって一端部
を外部に突出させるように付勢され、外側端部を外部に
突出させた状態で待機するようになりでいる。また、弁
本体２５内に位置する弁体２６の局面には、連通用溝２
８が形成されている。そして、この連通用溝２８に対向
するように弁本体２５には、送液パイプ１５が接続され
ている。つまり、送液パイプ１５は弁体２６の位置に拘
わらず、その連通用溝２８と常に連通ずるようになって
いる。また、送気パイプ１６は弁本体２５の待機位置に
おいてその弁本体２５の底部を通じて弁体２６の中空部
２９と連通している。しかして、送気パイプＩ６を通じ
て送シ込まれたゲ体は、通常その中空部２９を通して外
部に吹き抜けるようになっている。しかし、弁体２６の
中空部２９の外端部開口を指で塞けば、その気体を供給
路１３側に送シ込むことができる、また、上記連通用溝２８よりも内方に位置して上記弁体
２６の局面には遮断用周面部３ｏが形成されている。こ
の遮断用局面部３ｏは第１図で示すように弁体２６を最
も深く押し込んだとき送気パイプ１６の接続開口端を閉
塞するようＫなっている。

上記供給路１３は、先端構成部５の直前までは送液パイ
プ３１と送気パイプ３２とからなシ、先端側において上
記送液パイプ３１と送気パイプ３２は１本の混合供給パ
イプ３３に接続されている。つまり、混合供給パイプ３
３はその送液パイプ３１と送液パイプ３２ｔ／Ｃよって
供給される洗浄液と気体を噴出ノズルＩＯＫ供給するよ
うになっている。さらに、上記供給路１３の送液パイプ
３ノは、切換え弁装ｒｌｌｔ１４の弁本体２５に接続さ
れ、その接続開口端は待機状態における弁体２６の連通
用溝２８の下側に位置する周壁である上記遮断用周面部
３０に対向するようになっている。つ１勺、弁体２６が
待機状態にあるときは、送液パイプ３１の接続開口端は
弁体２６の遮断用周面部３０によつて閉塞されている。

そして、弁体２６を押し込むことＫよシ、連通用溝２８
がその接続開口端に対向して連通ずるようになっている
。また、供給路１３の送気パイプ３２は、上記送気パイ
プ１６と同様に弁本体２５の底部に接続して連通し、弁
体２６の待機位置および１段押込み位置において、その
弁本体２５の底部を介して躬記送気パイプ１６に連通す
るようになっている。つまり、両送気パイプ１６．３２
は、弁体２６を最も奥まで押込む位置以外の状態におい
ては宮に連通する状態にある。

なお、ケーブル４側の送気パイプ１６および連通用パイ
プ２２など送気側の途中には、たとえば第１図中ａ、ｂ
、ｃで示す位置の全部あるいはその一部に定圧弁３４が
設けられていて、一定以上の危険な圧力を逃がすように
なっている。

次に、上記実施例の作用を説明する。

まず、ケーブル４のコネクタ２０を電源部１８１１Ｃ％
ｊｐ看し、ケーブル４側の送気パイプ１６を気体の供給
源１９に接続するとともに、ケーブル４側の送液パイプ
１５を洗浄液の供給源１７に接続する。そこで、気体の
供給源１９のスイツｙ−２１を入れると、その気体の供
給源１９が動作し、圧縮気体が送気パイプ１６を通じて
り換え弁装置１４に送シ込まれる。そして、通常は弁本
体２５の底部および弁体２６の中空部２９を経て外部に
放出され、供給路１３には至らない。また、圧縮気体は
同時に連通用パイプ２２を通じて液タンク２ｊ１７’３
の圧力を高め、液タンク２３Ｉ７３の洗浄液を液上はパ
イプ２４および送液パイプ１５に送り込む。しかし、通
常は弁体２６がコイルばね−２１によって持ち上げられ
ているため、遮断用局面部３ｏで遮断され、切換え弁装
置１４で止まり、供給路１３には送り込まれない。つま
シ、通常（待機）の状態では供給路１３に送気送液とも
行なわれない。

そこで、体腔内において内視鐙の挿入部３と観察距離を
保つため、その体腔内に気体を送り込み脹らませるとき
Ｋは、弁体２６の中空部２９の外端を第１図で示すよう
に指で押える。

しかして、中空部２９から気体が逃げないので、弁本体
２５の底部から供給路１３の送気パイプ３２を通じて噴
出ノズル１０に送シ込まれる。

そして、この噴出ノズル１０から体腔内に気体を噴出し
、体腔内を脹らませるのである。なお、このときは弁体
２６の中空部２９を指で塞ぐ程度であるから、弁体２６
はさほど降下せず、したがって、弁体２６の遮断用周面
部３ｏが送液パイプ３１の接続開口端を遮断している。

っまシ、洗浄液は切換え弁ｇＪ＠ｚ４に達するのみで、
供給路１３側への流れは遮断されている。

一方、挿入部３の観察窓７の外表面が体腔内の粘液など
によって汚れ、観察や写真撮影に支障をセたすときには
、その観察窓７の外表面を清浄する必要がある。この清
浄作業を行なうときには、第１図で示すように弁体２６
の中空部２９を指で押え付けた′１ま、その弁体２６を
１段深く押し込む。しかして、弁体２６の連通用溝２８
は、ケーブル４側の送液パイプ１５と供給路１３側の送
液パイプ３１の間に介在し、両者を直接連通させる。こ
れによって洗浄液を供給路１３側の送液バイブ３１ＶＣ
送り込むことができる。そして、この送液パイプ３１Ｖ
Ｃ送）込まれた洗浄液は混合供給パイプ３３において上
記送気パイプ３２ｔｌＣよって送）込まれた気体と合流
し、混合流体となって噴出ノズル１０から観察窓７の外
表面に向けて吹き出す。このとき噴出する混合流体は、
第２図で示すように大き（、。Ｌ、工、ｉｔ！７Ｃ）、
、、よあえ、□オ、。

することができる。

また、弁体２６をよシ強く押し込み、′＃Ｊ４１図で示
す２段目まで深く押し込むと、遮断用周面部３０が送気
パイプ１６．３２の各接続端を閉塞して遮断するため、
供給路１３側への気体の供給を止まる。しかし、連通用
溝２８は送液パイプ１５と供給路１３側の送液パイプ３
１の各接続關口端間に介在して両者を連通させている。

これＫよシ洗浄液は供給路１３側の送液パイプ３１へ送
シ、そして、噴出ノズル１ｏがら吹き出す。りｔシ、送
液を行なうことができる。

なお、弁体２６から指を離鷺ば、コイルばね２７の付勢
力によって元に戻シ、気体、液体および気液混合流体の
いずれも噴出させない待機状態になる。

〔発明の効果〕

以上説明したようく本発明は、観察窓の外表面に向けて
清浄用流体を吹き付ける噴出ノズルから、その清浄用流
体として液体と気体の混合流体を用いるものである。し
かして、上記混合　　　１流体は拡散作用があるため、
観察窓を広範囲にわたって充分に清浄することができる
。したがって、外表面の広い観察窓でも充分に良好な洗
浄が可能である。

また、清浄用流体として液体のみであると、噴出ノズル
から噴出する流体の拡がシ向きがそのノズル口の形状な
どに大きく影響されるが、本発明は清浄用流体として拡
散作用のある上記混合流体を使用するため、噴出ノズル
のノズル口の形状などの差異にさほど影響されず、観察
窓の外表面の全体を充分に洗浄することができる。

また、液体と気体の混合流体を利用するため、そのとき
の送液時に送気も同時に行なわれる結果、送気通路内に
送液することがない。したが、りて、送気通路内に水滴
が残留することがない。

このため、混合流体の供給後送気するとき観察窓の外表
面に水滴が付くことがなく、良好な観察を確保できる。

さらに、本発明では使用状況に応じて送気のみ、気液混
合流体および送水のみの各状態を選択できる。したがっ
て、状況に応じた処置や作業を適切に行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は同じ
くその先端部の正面図である。３・・・挿入部、７・・・観察窓、１０・・・噴出ノズ
ル、１３・・・供給路、１４・・・切換え弁装置、１７
・・・洗浄液の供給源、１９・・・気体の供給源、２６
・・・弁体。

Claims

【特許請求の範囲】

挿入部の先端に設けられた観察窓と、この観察窓の外表
面に対向して上記挿入部の先端に設けられた噴出ノズル
と、上記挿入部内に形成され上記噴出ノズルに連通する
供給路と、この供給路に洗浄液と気体の供給源を接続す
るとともに、上記供給路に洗浄液と気体を選択的に供給
し、上記噴出ノズルから気体、液体および気液混合流体
を個別的に噴出させる切換え弁装置とを具備し、上記切
換え弁装置は押込み操作位置により送水のみの状態と気
液混合流体の状態と送液のみの状態とに切換え自在な弁
体を設けてなることを特徴とする内視鏡。