JPH06128917A - 路面清掃車のホッパリフト装置 - Google Patents

路面清掃車のホッパリフト装置

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JPH06128917A
JPH06128917A JP30491492A JP30491492A JPH06128917A JP H06128917 A JPH06128917 A JP H06128917A JP 30491492 A JP30491492 A JP 30491492A JP 30491492 A JP30491492 A JP 30491492A JP H06128917 A JPH06128917 A JP H06128917A
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hopper
lift
dust
driver
seat
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Haruyuki Kato
治之 加藤
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Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンク機構を用いることなく、ホッパを簡単
かつ安価な構造で昇降及び傾動するとともに、路面清掃
車の意匠性及び運転席からの視界を改善する。 【構成】 車体に塵埃Dを収容するホッパ5を設置し、
その運転席側に塵埃投入口6を設ける。ホッパ5の左右
両側にリフトアーム8を配設し、その基端をホッパ後部
側の車体1に軸支し、先端をホッパ5の前部に軸支す
る。リフトアーム8の中間と車体1との間にリフトシリ
ンダ11を介装する。リフトアーム8の上方において、
リフトアーム8とホッパ5との間にチルトダンプシリン
ダ12を介装し、これによりホッパ5を前後に傾動す
る。チルトダンプシリンダ12は、ホッパ5を略水平に
保持して塵埃Dの零れ落ちを防止する機能と、ホッパ5
を前後に傾動する機能とを兼備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塵埃を収容するホッ
パを設置した路面清掃車において、ホッパを昇降及び傾
動自在に支持するホッパリフト装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリフト装置として、例え
ば、図6及び図7に示す技術が知られている。図6の路
面清掃車においては、運転席21の前方にホッパ22が
設置され、路面R上の塵埃が掃き上げブラシ23で掃き
上げられ、ダクト24を介し塵埃投入口25よりホッパ
22内に投入される。ホッパ22はリフトシリンダ26
によりリフトアーム27を介して昇降される。リフトア
ーム27と車体31との間にはリンク機構28が設けら
れ、リンク機構28とホッパ22との間にはチルトダン
プシリンダ29が介装されている。塵埃投入口25が傾
いて塵埃が零れ落ちないように、ホッパ22はリンク機
構28により略水平に上昇される。図6のリンク機構2
8は車体31から突出する状態で装備されている。図7
のリンク機構28には、これをより低い位置に装備する
ために、一対のアイドラアーム30がリフトアーム27
を挟み込むように設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のリフ
ト装置によると、塵埃の零れ落ちを防止するために、リ
ンク機構28を設ける必要があって、構造が複雑になる
という問題点があった。特に、図6のリフト装置の場合
は、リンク機構28が車体31より突出しているので、
路面清掃車の意匠性が低下しかつ危険であり、しかも、
運転席21からの視界が悪くなるという不都合があっ
た。また、図7のリフト装置によると、アイドラアーム
30等の部品が増えてコストアップを招くという不具合
があった。そして、上記のことは、運転席の後方にホッ
パを設置する場合にも同様であった。
【0004】そこで、この発明の課題は、簡単かつ安価
に構成できるとともに、意匠性及び視界を改善できる路
面清掃車のホッパリフト装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のホッパリフト装置は、車体に塵埃を収
容するホッパを設置し、ホッパの運転席側に塵埃投入口
を設け、ホッパの左右両側にリフトアームを配設し、リ
フトアームの基端をホッパ後部側の車体に軸支し、リフ
トアームの先端をホッパの前部に軸支し、リフトアーム
の中間と車体との間にリフトシリンダを介装するととも
に、リフトアームの上方においてリフトアームとホッパ
との間にホッパを前後に傾動するチルトダンプシリンダ
を介装して構成される。
【0006】
【作用】上記構成によれば、チルトダンプシリンダが、
ホッパの上昇時にそれを略水平に保持して塵埃の零れ落
ちを防止する機能と、ホッパを前後に傾動する機能とを
兼備する。したがって、リンク機構が不要になり、リフ
ト装置が少ない部品で簡単かつ安価に構成されるととも
に、路面清掃車の意匠性が向上し、しかも、運転席から
の視界も改善される。
【0007】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
〜図4に基づいて説明する。本実施例の路面清掃車にお
いては、車体1の下部に掃き上げブラシ2と側ブラシ3
とが配設されている。運転席4の前方には塵埃を収容す
るホッパ5が設置され、ホッパ5の運転席側には塵埃投
入口6が設けられるとともに、前面側には蓋7が開閉可
能に支持されている。そして、路面R上の塵埃は側ブラ
シ3により掃き寄せられたのち、掃き上げブラシ2で掃
き上げられ、ダクト13を介して塵埃投入口6よりホッ
パ5内に投入される。
【0008】ホッパ5の左右両側にはリフトアーム8が
配設され、その基端はホッパ5の後部側の車体1に軸9
により支持されるとともに、先端はホッパ5の前部に軸
10により支持されている。リフトアーム8の中間部と
車体1との間には、リフトアーム8を揺動してホッパ5
を昇降するリフトシリンダ11が介装されている。リフ
トアーム8の上方において、そのリフトアーム8とホッ
パ5との間にはチルトダンプシリンダ12が介装され、
その伸縮に伴ってホッパ5が前後に傾動されるようにな
っている。
【0009】次に、上記のように構成されたリフト装置
の作用について説明する。図1は路面清掃車の走行状態
を示すもので、掃き上げブラシ2及び側ブラシ3が路面
Rから離間され、ホッパ5は下降位置に配置されてい
る。この場合、従来とは異なり、運転席4の前方におい
て車体1の上面から突出する部材がないので、運転席4
からの前方視界がよくなり、路面清掃車を安全に走行す
ることができる。
【0010】このホッパ5の下降位置において、チルト
ダンプシリンダ12が伸長されると、図2に示すよう
に、ホッパ5が前方へ傾動される。こうすれば、塵埃投
入口6が運転席4からの視野に入るため、その投入口6
を通してホッパ5内の塵埃Dの積載状況を容易に視認す
ることができる。また、このとき投入口6の近傍に片積
みされた塵埃Dが前方へ移動するので、塵埃Dを均して
整然と積み直すこともできる。
【0011】図3はホッパ5をリフトアップした状態を
示すもので、リフトシリンダ11が伸長され、リフトア
ーム8が上方へ揺動され、ホッパ5がダンプトラックT
の荷台より高い位置に配置されている。このとき、チル
トダンプシリンダ12がホッパ5を略水平に保持してい
るので、塵埃投入口6が傾いてそこから塵埃Dが零れ落
ちるおそれはない。
【0012】このホッパ5の上昇位置において、チルト
ダンプシリンダ12が伸長されると、図4に示すよう
に、ホッパ5が前方へ傾動され、蓋7が開き、ホッパ5
内の塵埃Dが滑り落ちてダンプトラックTの荷台に投下
される。
【0013】このように、本実施例のリフト装置によれ
ば、チルトダンプシリンダ12が、ホッパ5の上昇時に
それを略水平に保持して塵埃Dの零れ落ちを防止する機
能と、ホッパ5を前後に傾動する機能とを兼備してい
る。したがって、従来のようなリンク機構が不要にな
り、リフト装置を少ない部品で簡単かつ安価に構成でき
るとともに、路面清掃車の意匠性を向上でき、そのう
え、運転席からの視界も改善することができる。
【0014】図5は、運転席4の後方にホッパ5を設置
した例を示すもので、上記実施例と同等な部品には同一
符号を付して重複説明を省略する。なお、この発明は上
記の各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更
して具体化することも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、リフトアームの上方においてリフトアームとホッパ
との間にチルトダンプシリンダを介装したので、リフト
装置を簡単かつ安価に構成できるとともに、路面清掃車
の意匠性及び運転席からの視界を改善できるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す路面清掃車の側面図で
ある。
【図2】ホッパを下降位置で前方へ傾動したときの路面
清掃車の側面図である。
【図3】ホッパをリフトアップしたときの路面清掃車の
側面図である。
【図4】ホッパを上昇位置で前方へ傾動したときの路面
清掃車の側面図である。
【図5】本発明の変更実施例を示す路面清掃車の概略側
面図である。
【図6】従来の路面清掃車の側面図である。
【図7】図6とは異なる従来のリフト装置を示す側面図
である。
【符号の説明】
1・・車体、2・・掃き上げブラシ、4・・運転席、5
・・ホッパ、6・・塵埃投入口、8・・リフトアーム、
11・・リフトシリンダ、12・・チルトダンプシリン
ダ、D・・塵埃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席を備えた車体に塵埃を収容するホ
    ッパを設置し、ホッパの運転席側に塵埃投入口を設け、
    ホッパの左右両側にリフトアームを配設し、リフトアー
    ムの基端をホッパ後部側の車体に軸支し、リフトアーム
    の先端をホッパの前部に軸支し、リフトアームの中間と
    車体との間にリフトシリンダを介装するとともに、リフ
    トアームの上方においてリフトアームとホッパとの間に
    ホッパを前後に傾動するチルトダンプシリンダを介装し
    てなることを特徴とする路面清掃車のホッパリフト装
    置。
JP4304914A 1992-10-15 1992-10-15 路面清掃車のホッパリフト装置 Expired - Fee Related JP3044950B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111778905A (zh) * 2020-08-07 2020-10-16 佛山市奥科奇清洁设备科技有限公司 一种清扫车控尘主体机构
CN115562037A (zh) * 2022-11-01 2023-01-03 江南大学 一种非线性多智能体系统控制方法、装置、设备及应用

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111778905A (zh) * 2020-08-07 2020-10-16 佛山市奥科奇清洁设备科技有限公司 一种清扫车控尘主体机构
CN115562037A (zh) * 2022-11-01 2023-01-03 江南大学 一种非线性多智能体系统控制方法、装置、设备及应用
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