JP3044950B2 - 路面清掃車のホッパリフト装置 - Google Patents

路面清掃車のホッパリフト装置

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JP3044950B2
JP3044950B2 JP4304914A JP30491492A JP3044950B2 JP 3044950 B2 JP3044950 B2 JP 3044950B2 JP 4304914 A JP4304914 A JP 4304914A JP 30491492 A JP30491492 A JP 30491492A JP 3044950 B2 JP3044950 B2 JP 3044950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塵埃を収容するホッ
パを設置した路面清掃車において、ホッパを昇降及び傾
動自在に支持するホッパリフト装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリフト装置として、例え
ば、図6及び図7に示す技術が知られている。図6の路
面清掃車においては、運転席21の前方にホッパ22が
設置され、路面R上の塵埃が掃き上げブラシ23で掃き
上げられ、ダクト24を介し塵埃投入口25よりホッパ
22内に投入される。ホッパ22はリフトシリンダ26
によりリフトアーム27を介して昇降される。リフトア
ーム27と車体31との間にはリンク機構28が設けら
れ、リンク機構28とホッパ22との間にはチルトダン
プシリンダ29が介装されている。塵埃投入口25が傾
いて塵埃が零れ落ちないように、ホッパ22はリンク機
構28により略水平に上昇される。図6のリンク機構2
8は車体31から突出する状態で装備されている。図7
のリンク機構28には、これをより低い位置に装備する
ために、一対のアイドラアーム30がリフトアーム27
を挟み込むように設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のリフ
ト装置によると、塵埃の零れ落ちを防止するために、リ
ンク機構28を設ける必要があって、構造が複雑になる
という問題点があった。特に、図6のリフト装置の場合
は、リンク機構28が車体31より突出しているので、
路面清掃車の意匠性が低下しかつ危険であり、しかも、
運転席21からの視界が悪くなるという不都合があっ
た。また、図7のリフト装置によると、アイドラアーム
30等の部品が増えてコストアップを招くという不具合
があった。そして、上記のことは、運転席の後方にホッ
パを設置する場合にも同様であった。
【0004】そこで、この発明の課題は、リンク機構を
使用することなく、リフト前にホッパをチルトしてリフ
ト中は水平に保つチルト動作機能と、リフト後にホッパ
をダンプさせるダンプ動作機能との維持を、簡単かつ安
価に構成できるとともに、意匠性及び視界を改善できる
路面清掃車のホッパリフト装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のホッパリフト装置は、運転席を備えた
車体に塵埃を収容するホッパを設置し、ホッパの運転席
側に塵埃投入口を設け、ホッパの左右両側にリフトアー
ムを配設し、リフトアームの基端をホッパの運転席側の
車体に軸支し、リフトアームの先端をホッパの運転席側
と反対側の下部に軸支し、そのリフトアームの中間と車
体との間にリフトシリンダを介装するとともに、リフト
アームの上方においてリフトアームの中間とホッパとの
間にホッパを前後に傾動するチルトダンプシリンダを介
装して、ホッパ下降位置におけるリフトアーム及びチル
トダンプシリンダをホッパ上面より下側となるように取
付け、かつ、前記チルトダンプシリンダは、ホッパがリ
フトされるときにホッパを略水平に保持するようにホッ
パを傾動させると共に、ホッパがリフトアップされた位
置においては、ホッパをさらに傾動させてホッパ内の塵
埃を排出させるように動作するシリンダであることによ
り構成される。
【0006】
【作用】上記構成によれば、チルトダンプシリンダによ
り、ホッパの上昇時にそれを略水平に保持して塵埃の零
れ落ちを防止する機能と、ホッパを前後に傾動する機能
とを兼備する。したがって、リンク機構が不要になり、
リフト装置が少ない部品で簡単かつ安価に構成されると
ともに、路面清掃車の意匠性が向上し、しかも、運転席
からの視界も改善される。
【0007】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
〜図4に基づいて説明する。本実施例の路面清掃車にお
いては、車体1の下部に掃き上げブラシ2と側ブラシ3
とが配設されている。運転席4の前方には塵埃を収容す
るホッパ5が設置され、ホッパ5の運転席側には塵埃投
入口6が設けられるとともに、前面側には蓋7が開閉可
能に支持されている。そして、路面R上の塵埃は側ブラ
シ3により掃き寄せられたのち、掃き上げブラシ2で掃
き上げられ、ダクト13を介して塵埃投入口6よりホッ
パ5内に投入される。
【0008】ホッパ5の左右両側にはリフトアーム8が
配設され、その基端はホッパ5の運転席側の車体1に軸
9で軸支し、先端はホッパ5の運転席側と反対側の下部
に軸10により支持されている。リフトアーム8の中間
部と車体1との間には、リフトアーム8を揺動してホッ
パ5を昇降するリフトシリンダ11が介装されている。
リフトアーム8の上方において、そのリフトアーム8と
ホッパ5との間にはチルトダンプシリンダ12が介装さ
れ、その伸縮に伴ってホッパ5が前後に傾動されるよう
になっている。
【0009】次に、上記のように構成されたリフト装置
の作用について説明する。図1は路面清掃車の走行状態
を示すもので、掃き上げブラシ2及び側ブラシ3が路面
Rから離間され、ホッパ5は下降位置に配置されてい
る。この場合、従来とは異なり、運転席4の前方におい
て車体1の上面から突出する部材がないので、運転席4
からの前方視界がよくなり、路面清掃車を安全に走行す
ることができる。
【0010】このホッパ5の下降位置において、チルト
ダンプシリンダ12が伸長されると、図2に示すよう
に、ホッパ5が前方へ傾動される。こうすれば、塵埃投
入口6が運転席4からの視野に入るため、その投入口6
を通してホッパ5内の塵埃Dの積載状況を容易に視認す
ることができる。また、このとき投入口6の近傍に片積
みされた塵埃Dが前方へ移動するので、塵埃Dを均して
整然と積み直すこともできる。
【0011】図3はホッパ5をリフトアップした状態を
示すもので、リフトシリンダ11が伸長され、リフトア
ーム8が上方へ揺動され、ホッパ5がダンプトラックT
の荷台より高い位置に配置されている。このとき、チル
トダンプシリンダ12がホッパ5を略水平に保持してい
るので、塵埃投入口6が傾いてそこから塵埃Dが零れ落
ちるおそれはない。
【0012】このホッパ5の上昇位置において、チルト
ダンプシリンダ12が更に伸長されると、図4に示すよ
うに、ホッパ5が前方へ傾動され、蓋7が開き、ホッパ
5内の塵埃Dが滑り落ちてダンプトラックTの荷台に投
下される。
【0013】このように、本実施例のリフト装置によれ
ば、チルトダンプシリンダ12が、ホッパ4がリフトさ
れるときにホッパ4を略水平に保持するようにホッパ4
を傾動させると共に、ホッパ4がリフトアップされた位
置においては、ホッパ4をさらに傾動させてホッパ4内
の塵埃を排出させるように動作することによって、ホッ
パ5の上昇時にそれを略水平に保持して塵埃Dの零れ落
ちを防止する機能と、ホッパ5を前後に傾動する機能と
を兼備している。したがって、従来のようなリンク機構
が不要になり、リフト装置を少ない部品で簡単かつ安価
に構成できるとともに、路面清掃車の意匠性を向上で
き、そのうえ、運転席からの視界も改善することができ
る。
【0014】図5は、運転席4の後方にホッパ5を設置
した例を示すもので、上記実施例と同等な部品には同一
符号を付して重複説明を省略する。なお、この発明は上
記の各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更
して具体化することも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、リフトアームの上方においてリフトアームとホッパ
との間に、ホッパがリフトされるときにホッパを略水平
に保持するようにホッパを傾動させると共に、ホッパが
リフトアップされた位置においては、ホッパをさらに傾
動させてホッパ内の塵埃を排出させるように動作するチ
ルトダンプシリンダを介装したので、リフト装置を簡単
かつ安価に構成できるとともに、路面清掃車の意匠性及
び運転席からの視界を改善できるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す路面清掃車の側面図で
ある。
【図2】ホッパを下降位置で前方へ傾動したときの路面
清掃車の側面図である。
【図3】ホッパをリフトアップしたときの路面清掃車の
側面図である。
【図4】ホッパを上昇位置で前方へ傾動したときの路面
清掃車の側面図である。
【図5】本発明の変更実施例を示す路面清掃車の概略側
面図である。
【図6】従来の路面清掃車の側面図である。
【図7】図6とは異なる従来のリフト装置を示す側面図
である。
【符号の説明】
1・・車体、2・・掃き上げブラシ、4・・運転席、5
・・ホッパ、6・・塵埃投入口、8・・リフトアーム、
11・・リフトシリンダ、12・・チルトダンプシリン
ダ、D・・塵埃。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席を備えた車体に塵埃を収容するホ
    ッパを設置し、ホッパの運転席側に塵埃投入口を設け、
    ホッパの左右両側にリフトアームを配設し、リフトアー
    ムの基端をホッパの運転席側の車体に軸支し、リフトア
    ームの先端をホッパの運転席側と反対側の下部に軸支
    し、そのリフトアームの中間と車体との間にリフトシリ
    ンダを介装するとともに、リフトアームの上方において
    リフトアームの中間とホッパとの間にホッパを前後に傾
    動するチルトダンプシリンダを介装して、ホッパ下降位
    置におけるリフトアーム及びチルトダンプシリンダをホ
    ッパ上面より下側となるように取付け、かつ、前記チル
    トダンプシリンダは、ホッパがリフトされるときにホッ
    パを略水平に保持するようにホッパを傾動させると共
    に、ホッパがリフトアップされた位置においては、ホッ
    パをさらに傾動させてホッパ内の塵埃を排出させるよう
    に動作するシリンダであることを特徴とする路面清掃車
    のホッパリフト装置。
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