JPH06127012A - サーマルヘッドの制御回路 - Google Patents

サーマルヘッドの制御回路

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Publication number
JPH06127012A
JPH06127012A JP27563992A JP27563992A JPH06127012A JP H06127012 A JPH06127012 A JP H06127012A JP 27563992 A JP27563992 A JP 27563992A JP 27563992 A JP27563992 A JP 27563992A JP H06127012 A JPH06127012 A JP H06127012A
Authority
JP
Japan
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strobe
thermal head
signal
temperature
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27563992A
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English (en)
Inventor
Shuichi Fujikura
秀一 藤倉
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷されたドットの寸法や濃度のばらつきを抑
え、画像品位を向上させる。 【構成】複数個の発熱抵抗体を1列に配列して形成さ
れ、ストローブ信号STB0〜STB3を受けて作動す
るサーマルヘッド16を有している。該サーマルヘッド
16にデータ信号DATAが転送されると、該データ信
号DATAに対応して発熱抵抗体が選択的に発熱させら
れる。連続量カウンタ21が設けられ、印刷する現ライ
ンのドットの連続量をカウントする。ストローブデータ
選択手段は、該連続量カウンタ21のカウント値を受
け、該カウント値に対応するストローブデータを選択す
る。そして、ストローブ発生部24は、前記ストローブ
データ選択手段が選択したストローブデータに対応する
ストローブ幅のストローブ信号STB0〜STB3を発
生し、サーマルヘッド16に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、プリン
タ等の記録装置におけるサーマルヘッドの制御回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱式のファクシミリ、プリンタ
等の記録装置においては、記録紙として普通紙又は感熱
紙が使用され、サーマルヘッドが発生した熱によって感
熱式のインクシートを溶融して普通紙に転写したり、感
熱紙を直接加熱して発色させたりするようになってい
る。
【0003】ところで、前記サーマルヘッドは1列に配
列された複数個の発熱抵抗体を有しており、各発熱抵抗
体は印刷データに対応して通電されて発熱する。この場
合、前記サーマルヘッドに流れる電流を制限するため
に、サーマルヘッドのレジスタ部が複数個のブロックに
分割されていて、制御回路が各ブロックごとにストロー
ブ信号を発生し、各ブロックに送るようになっている。
【0004】図2は従来のサーマルヘッドの制御回路の
ブロック図である。図において、11はストローブカウ
ンタ、12はマルチバイブレータ、13は後述するサー
マルヘッド16の温度を検出するサーミスタ、14はア
ンド回路(2AND)、15はデマルチプレクサ(DM
PX)、16はサーマルヘッド、16a〜16dはブロ
ックである。
【0005】前記ストローブカウンタ11は、1ライン
の印刷時間を後述するストローブ信号STB0〜STB
3の個数に分割するためのものである。また、マルチバ
イブレータ12は、端子Aから入力されるストローブ信
号STB0〜STB3の分割点をトリガーとして起動
し、コンデンサCの容量とサーミスタ13の抵抗値に対
応して、端子Cx,Rxの入力に基づくパルス幅を有す
るパルス信号を端子Q−Nから出力する。
【0006】したがって、前記サーミスタ13の抵抗値
によってパルス幅が変更されるため、サーマルヘッド1
6の温度が高いときには図示しない発熱抵抗体の発熱量
を抑え、サーマルヘッド16の温度が低いときには発熱
抵抗体の発熱量を増加させ、印刷濃度を均一にすること
ができる。前記ストローブカウンタ11及びマルチバイ
ブレータ12の出力信号はアンド回路14に対して出力
され、該アンド回路14の出力信号はデマルチプレクサ
15に対して出力される。
【0007】該デマルチプレクサ15は前記アンド回路
14からの出力信号を受けて、ストローブ信号STB0
〜STB3を発生する。前記サーマルヘッド16は、1
列に配列された複数個の発熱抵抗体を有し、各発熱抵抗
体は印刷データとしてのデータ信号DATAに対応して
通電されて発熱する。この場合、前記サーマルヘッド1
6に流れる電流を制限するために、サーマルヘッド16
のレジスタ部が4個のブロック16a〜16dに分割さ
れていて、前記デマルチプレクサ15がストローブ信号
STB0〜STB3を順次発生し、それぞれ各ブロック
16a〜16dに送るようになっている。なお、本実施
例においては4分割になっているが、分割数はサーマル
ヘッド16の種類によって異なる。
【0008】前記サーマルヘッド16のレジスタ部は図
示しないシフトレジスタ及びラッチ回路から成り、クロ
ックCLOCKと同期してシフトレジスタにデータ信号
DATAが順次入力され、ラッチ回路にラッチ信号LA
TCHが入力されると、シフトレジスタのデータ信号D
ATAがラッチ回路にラッチされるようになっている。
そして、ラッチされたデータ信号DATAと前記ストロ
ーブ信号STB0〜STB3は駆動回路において演算さ
れ、各発熱抵抗体が前記データ信号DATAに対応して
通電され、ストローブ幅に比例する時間だけ発熱する。
【0009】したがって、感熱式のインクシートや感熱
紙は各ストローブ信号STB0〜STB3のストローブ
幅に対応する時間だけ加熱される。図3は従来のサーマ
ルヘッドの制御回路のタイムチャートである。図におい
ては、1ラインの印刷のタイミングが示され、データ信
号DATAと同期してクロックCLOCKが出力され
る。そして、1ラインのデータ信号DATAの転送が終
了すると、ラッチ信号LATCHが出力され、データ信
号DATAがサーマルヘッド16(図2)のラッチ回路
にラッチされる。
【0010】一方、サーマルヘッド16にストローブ信
号STB0〜STB3が順次送られ、前記データ信号D
ATAとストローブ信号STB0〜STB3が演算さ
れ、発熱抵抗体が駆動される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサーマルヘッド16の制御回路においては、組織デ
ィザ法などによって擬似中間調の画像を印刷した場合、
画像の境界条件の差、すなわち、主走査方向におけるド
ットが孤立点である場合と連続点である場合では非通電
状態における発熱抵抗体の放熱量が相違するため、印刷
されたドットの寸法や濃度が異なってしまう。
【0012】したがって、擬似中間調の画像におけるド
ット数と印刷濃度の関係の直線性が保てなくなり、画像
品位が低下してしまう。本発明は、前記従来のサーマル
ヘッドの制御回路の問題点を解決して、印刷されたドッ
トの寸法や濃度のばらつきを抑えることができ、画像品
位を向上させることが可能なサーマルヘッドの制御回路
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のサ
ーマルヘッドの制御回路においては、複数個の発熱抵抗
体を1列に配列して形成され、ストローブ信号を受けて
作動するサーマルヘッドと、ドットの連続量をカウント
する連続量カウンタと、該連続量カウンタのカウント値
を受け、該カウント値に対応するストローブデータを選
択するストローブデータ選択手段と、該ストローブデー
タ選択手段が選択したストローブデータに対応するスト
ローブ幅のストローブ信号を発生するストローブ発生部
を有する。
【0014】前記連続量カウンタは、主走査方向におけ
る隣接するビットデータの論理積をカウントするものと
することができる。また、本発明のサーマルヘッドの制
御回路は、複数個の発熱抵抗体を1列に配列して形成さ
れ、ストローブ信号を受けて作動するサーマルヘッド
と、該サーマルヘッドの温度を検出する温度計測部と、
該温度計測部からの検出温度信号を一定周期ごとにサン
プリングし、前サンプリング値と現サンプリング値に基
づいて前記サーマルヘッドの温度を推定する温度推定部
と、該温度推定部の推定温度信号を受け、該推定温度信
号に対応するストローブデータを選択するストローブデ
ータ選択手段と、該ストローブデータ選択手段が選択し
たストローブデータに対応するストローブ幅のストロー
ブ信号を発生するストローブ発生部を有する。
【0015】また、本発明のサーマルヘッドの制御回路
は、複数個の発熱抵抗体を1列に配列して形成され、ス
トローブ信号を受けて作動するサーマルヘッドと、該サ
ーマルヘッドの温度を検出する温度計測部と、ドットの
連続量をカウントする連続量カウンタと、記録紙の加速
度を検出する加速度検出手段と、前記温度計測部の検出
温度信号、連続量カウンタのカウント値及び加速度検出
手段の加速度信号を受け、それらに対応してストローブ
幅を変更するストローブ幅変更手段と、該ストローブ幅
変更手段によって変更されたストローブ幅のストローブ
信号を発生するストローブ信号発生手段を有する。
【0016】前記ストローブ幅変更手段は、前記温度計
測部の検出温度信号、連続量カウンタのカウント値及び
加速度検出手段の加速度信号を受けてファジィ演算を行
うものとすることができる。また、前記ストローブ幅変
更手段に代えてストローブタイミング変更手段を使用す
ることができる。この場合、ストローブタイミング変更
手段は、前記温度計測部の検出温度信号、連続量カウン
タのカウント値及び加速度検出手段の加速度信号を受
け、それらに対応してストローブタイミングを変更す
る。
【0017】そして、前記ストローブタイミング変更手
段は、前記温度計測部の検出温度信号、連続量カウンタ
のカウント値及び加速度検出手段の加速度信号を受けて
ファジィ演算を行うものとすることができる。また、本
発明のサーマルヘッドの制御回路は、複数個の発熱抵抗
体を1列に配列して形成され、ストローブ信号を受けて
作動するサーマルヘッドと、該サーマルヘッドの温度を
検出する温度計測部と、主走査方向における現ラインの
ドットの連続量をカウントする主走査連続量カウンタ
と、副走査方向におけるドットの連続量をカウントする
副走査連続量カウンタと、前記温度計測部の検出温度信
号、前記主走査連続量カウンタのカウント値及び副走査
連続量カウンタのカウント値に対応するストローブデー
タを格納した温度補正部と、該温度補正部からストロー
ブデータを読み出し、該ストローブデータに対応するス
トローブ幅のストローブ信号を発生するストローブ発生
部を有する。
【0018】前記ストローブ発生部は、サーマルヘッド
の各ブロックごとにストローブ信号を2回に分けて出力
するものとすることができる。
【0019】
【作用】本発明によれば、前記のように、サーマルヘッ
ドの制御回路は、複数個の発熱抵抗体を1列に配列して
形成され、ストローブ信号を受けて作動するサーマルヘ
ッドを有している。該サーマルヘッドにデータ信号が転
送されると、該データ信号に対応して発熱抵抗体が選択
的に発熱させられる。
【0020】そして、連続量カウンタが設けられ、ドッ
トの連続量をカウントする。ストローブデータ選択手段
は、該連続量カウンタのカウント値を受け、該カウント
値に対応するストローブデータを選択する。そして、ス
トローブ発生部は、前記ストローブデータ選択手段が選
択したストローブデータに対応するストローブ幅のスト
ローブ信号を発生し、サーマルヘッドに送る。
【0021】前記連続量カウンタは、主走査方向におけ
る隣接するビットデータの論理積をカウントするものと
することができる。また、連続量カウンタの代わりに温
度計測部と温度推定部を設けたサーマルヘッドの制御回
路においては、前記サーマルヘッドの温度を温度計測部
が検出し、該温度計測部からの検出温度信号を温度推定
部が一定周期ごとにサンプリングする。そして、前サン
プリング値と現サンプリング値に基づいて前記サーマル
ヘッドの温度が推定される。
【0022】また、サーマルヘッドの温度を検出する温
度計測部と、ドットの連続量をカウントする連続量カウ
ンタと、記録紙の加速度を検出する加速度検出手段を設
けたサーマルヘッドの制御回路においては、ストローブ
幅変更手段が、前記温度計測部の検出温度信号、連続量
カウンタのカウント値及び加速度検出手段の加速度信号
を受け、それらに対応してストローブ幅を変更する。
【0023】前記ストローブ幅変更手段は、前記温度計
測部の検出温度信号、連続量カウンタのカウント値及び
加速度検出手段の加速度信号を受けてファジィ演算を行
うことができる。さらに、前記ストローブ幅変更手段に
代えてストローブタイミング変更手段を使用することが
できる。この場合、ストローブタイミング変更手段は、
前記温度計測部の検出温度信号、連続量カウンタのカウ
ント値及び加速度検出手段の加速度信号を受け、それら
に対応してストローブタイミングを変更する。
【0024】そして、前記ストローブタイミング変更手
段も、前記温度計測部の検出温度信号、連続量カウンタ
のカウント値及び加速度検出手段の加速度信号を受けて
ファジィ演算を行うことができる。また、サーマルヘッ
ドの温度を検出する温度計測部と、主走査方向における
現ラインのドットの連続量をカウントする主走査連続量
カウンタと、副走査方向におけるドットの連続量をカウ
ントする副走査連続量カウンタと、前記温度計測部の検
出温度信号、前記主走査連続量カウンタのカウント値及
び副走査連続量カウンタのカウント値に対応するストロ
ーブデータを格納した温度補正部を設けたサーマルヘッ
ドの制御回路においては、ストローブ発生部が温度補正
部からストローブデータを読み出し、該ストローブデー
タに対応するストローブ幅のストローブ信号を発生す
る。
【0025】前記ストローブ発生部は、サーマルヘッド
の各ブロックごとにストローブ信号を2回に分けて出力
する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を
示すサーマルヘッドの制御回路のブロック図である。図
において、16はサーマルヘッドであり、16a〜16
dはブロックである。21は連続量カウンタ、22はス
トローブテーブル、22aは第1ストローブテーブル、
22bは第2ストローブテーブル、22cは第3ストロ
ーブテーブル、22dは第4ストローブテーブル、23
はセレクタ、24はストローブ発生部、25は温度計測
部、26はサーミスタである。
【0027】前記サーマルヘッド16は、1列に配列さ
れた複数個の図示しない発熱抵抗体を有し、各発熱抵抗
体はデータ信号DATAに対応して通電されて発熱す
る。この場合、前記サーマルヘッド16に流れる電流を
制限するために、サーマルヘッド16のレジスタ部が4
個のブロック16a〜16dに分割されていて、前記ス
トローブ発生部24がストローブ信号STB0〜STB
3を順次発生し、それぞれ各ブロック16a〜16dに
送るようになっている。
【0028】前記サーマルヘッド16のレジスタ部は図
示しないシフトレジスタ及びラッチ回路から成り、クロ
ックCLOCKと同期してシフトレジスタに前記データ
信号DATAが順次入力され、ラッチ回路にラッチ信号
LATCHが入力されると、シフトレジスタのデータ信
号DATAがラッチ回路にラッチされるようになってい
る。そして、ラッチされたデータ信号DATAと前記ス
トローブ信号STB0〜STB3は駆動回路において演
算され、各発熱抵抗体が前記データ信号DATAに対応
して通電され、ストローブ幅に比例する時間だけ発熱す
る。
【0029】したがって、感熱式のインクシートや感熱
紙は各ストローブ信号STB0〜STB3のストローブ
幅に対応する時間だけ加熱される。ところで、前記スト
ローブ信号STB0〜STB3のストローブ幅は印刷さ
れるドットの連続量とサーマルヘッド16の温度に対応
して変更される。そのため、前記ストローブテーブル2
2は第1〜第4ストローブテーブル22a〜22dから
成り、各第1〜第4ストローブテーブル22a〜22d
にはドットの連続量とサーマルヘッド16の温度に対応
して異なるストローブデータが格納されている。
【0030】そして、前記連続量カウンタ21がカウン
ト値をセレクタ23に対して出力するとともに、温度計
測部25が検出温度信号をセレクタ23に対して出力す
ると、該セレクタ23は前記第1〜第4ストローブテー
ブル22a〜22dのいずれかを選択し、そこに格納さ
れたストローブデータを読み出してストローブ発生部2
4に対して出力する。該ストローブ発生部24は、シス
テムクロックSYSCLOCKによって作動し、前記ス
トローブデータに対応するストローブ幅のストローブ信
号STB0〜STB3を発生する。
【0031】図4は連続量カウンタのブロック図であ
る。図において、21は連続量カウンタ、28はアンド
回路(2AND)、29はフリップフロップ回路、30
はカウンタである。前記フリップフロップ回路29は、
データ信号DATAをクロックCLOCKによってラッ
チし、一つ前のタイミングのデータ信号DATAをアン
ド回路28に対して出力する。該アンド回路28は連続
するデータ信号DATAにおける二つのタイミングのビ
ットデータが“1”の場合、すなわち隣接する画素がい
ずれも黒である場合に、“1”をカウンタ30に対して
出力する。
【0032】該カウンタ30は、前記アンド回路28の
出力をカウントし、カウント値があらかじめ設定された
値を超えるときは“1”を出力し、超えないときは
“0”を出力する。すなわち、“1”を出力する場合
は、印刷されるドットの連続量が多く、“0”を出力す
る場合は、印刷されるドットの連続量が少ない。なお、
前記カウンタ30は、ラッチ信号LATCHのタイミン
グによってリセットされる。
【0033】図5はストローブテーブルにおけるストロ
ーブデータを示すタイムチャートである。図において、
S1〜S4は各ストローブ信号STB0〜STB3のス
トローブ幅を示す。前記ストローブテーブル22(図
1)にはストローブ信号STB0〜STB3を発生する
タイミングを示すストローブデータが格納されており、
アドレスに従ってストローブデータを読み出すことがで
きる。
【0034】そして、前記連続量カウンタ21がカウン
ト値をセレクタ23に対して出力するとともに、温度計
測部25が検出温度信号をセレクタ23に対して出力す
ると、該セレクタ23は前記第1〜第4ストローブテー
ブル22a〜22dのいずれかを選択する。図に示すよ
うに、前記連続量カウンタ21がカウントしたカウント
値と温度計測部25が検出した温度によって異なるスト
ローブ幅のストローブ信号STB0〜STB3が発生さ
せられる。
【0035】図6はストローブテーブルの選択図であ
る。図に示すように、連続量カウンタ21(図1)はド
ットの連続量に対応して“1”又は“0”を出力し、温
度計測部25は検出した温度に対応して“1”又は
“0”を出力する。そして、これらの出力の組合せに対
応してストローブテーブル22が選択される。図の#1
〜#4はそれぞれ第1〜第4ストローブテーブル22a
〜22dを選択することを示す。
【0036】図7はストローブ発生部のブロック図であ
る。図において、24はストローブ発生部、32はカウ
ンタ、33はコンパレータ、34はアドレスカウンタ、
35はフェーズ切換部である。カウンタ32においてシ
ステムクロックSYSCLOCKによるカウントが行わ
れ、該カウンタ32のカウント値がコンパレータ33に
対して出力される。該コンパレータ33は前記カウント
値とストローブテーブル22(図1)からのストローブ
タイミングを比較し、ストローブ信号STB0〜STB
3を発生するタイミングを生成する。また、コンパレー
タ33の両方の入力が同じ場合、アドレスカウンタ34
は次のストローブタイミングを示すストローブデータが
格納されたストローブテーブルアドレスをストローブテ
ーブル22に対して出力する。
【0037】このようにして、図8に示すように、フェ
ーズ切換部35からストローブ信号STB0〜STB3
が出力される。図8はフェーズ切換部の出力を示すタイ
ムチャートである。図に示すように、コンパレータ33
(図7)の両方の入力が同じになるたびにコンパレート
イコール信号が生成され、ストローブ信号STB0〜S
TB3が切り換えられる。
【0038】図9は温度計測部のブロック図である。図
において、25は温度計測部、26はサーマルヘッド1
6(図1)に取り付けられたサーミスタ、37は抵抗−
電圧変換回路、38はA/D変換回路である。前記サー
ミスタ26は、サーマルヘッド16の温度に対応して抵
抗値が変わる。そこで、該サーミスタ26の抵抗値が検
出されると、該抵抗値が抵抗−電圧変換回路37におい
て電圧に変換され、更にA/D変換回路38においてデ
ジタル信号に変換されるようになっている。
【0039】このように、第1の実施例においては、こ
れから印刷しようとする現ラインのドットの連続量とサ
ーマルヘッド16の温度に対応してストローブ幅が変更
され、印刷濃度のむらが発生するのを抑制することがで
きる。ところで、第1の実施例においては、サーマルヘ
ッド16の温度をサーミスタ26によって検出している
が、サーミスタ26の反応に時間がかかりすぎ、実際の
サーマルヘッド16の温度とは異なる温度でストローブ
幅が設定されてしまい、画像品位が低下してしまう。
【0040】そこで、第2の実施例においては、実際の
サーマルヘッド16の温度に対応したストローブ幅を設
定することができる。次に、本発明の第2の実施例につ
いて説明する。図10は本発明の第2の実施例を示すサ
ーマルヘッドの制御回路のブロック図である。
【0041】図において、16はサーマルヘッドであ
り、16a〜16dはブロックである。41は温度推定
部、22はストローブテーブル、22aは第1ストロー
ブテーブル、22bは第2ストローブテーブル、22c
は第3ストローブテーブル、22dは第4ストローブテ
ーブル、23はセレクタ、24はストローブ発生部、2
5は温度計測部、26はサーミスタである。
【0042】前記ストローブ信号STB0〜STB3の
ストローブ幅は、サーマルヘッド16の温度に対応して
変更されるようになっている。そのため、前記ストロー
ブテーブル22は第1〜第4ストローブテーブル22a
〜22dから成り、各第1〜第4ストローブテーブル2
2a〜22dにはサーマルヘッド16の温度に対応して
異なるストローブデータが格納されている。
【0043】そして、前記サーマルヘッド16の温度は
温度推定部41において推定され、該温度推定部41が
推定温度信号をセレクタ23に対して出力すると、該セ
レクタ23は前記第1〜第4ストローブテーブル22a
〜22dのいずれかを選択し、そこに格納されたストロ
ーブデータを読み出してストローブ発生部24に対して
出力する。該ストローブ発生部24は、システムクロッ
クSYSCLOCKによって作動し、前記ストローブデ
ータに対応するストローブ幅のストローブ信号STB0
〜STB3を発生する。
【0044】図11は温度推定部のブロック図である。
図において、41は温度推定部、43はフリップフロッ
プ回路、44は差分回路、45は温度推定回路である。
前記温度推定部41はサンプリングクロックのタイミン
グ、すなわち、ラッチ信号LATCHが出力されて1ラ
インのデータ信号DATAがサーマルヘッド16(図1
0)の駆動回路に送られるタイミングで温度計測部25
の検出温度信号をサンプリングする。
【0045】そして、例えば、現サンプリング値と、前
サンプリング値と現サンプリング値との差分値の二つの
データによってサーマルヘッド16の温度が推定され
る。そのため、現サンプリング値がフリップフロップ回
路43に入力され、該フリップフロップ回路43におい
て前サンプリング値が生成される。また、現サンプリン
グ値及び前サンプリング値が差分回路44に対して出力
される。そして、前記現サンプリング値と差分回路44
が生成した差分値が温度推定回路45に対して出力され
るようになっている。
【0046】前記ストローブテーブル22にはストロー
ブ信号STB0〜STB3を発生するタイミングを示す
ストローブデータが格納されており、ストローブテーブ
ルアドレスに従ってストローブデータを読み出すことが
できる。ところで、ストローブ信号STB0〜STB3
がサーマルヘッド16に送られると、発熱抵抗体はデー
タ信号DATAに対応して発熱するが、発熱を開始した
温度によって発熱抵抗体すなわちサーマルヘッド16の
到達温度が異なる。これを一定にするために図5に示す
ような4とおりの発熱時間、つまり、4とおりのストロ
ーブ幅のストローブ信号STB0〜STB3が発生させ
られる。
【0047】そのため、セレクタ23は温度推定部41
からの推定温度信号に基づいて第1〜第4ストローブテ
ーブル22a〜22dのいずれかを選択するようになっ
ている。ストローブ発生部24では、図7に示すよう
に、カウンタ32においてシステムクロックSYSCL
OCKによるカウントが行われ、該カウンタ32のカウ
ント値がコンパレータ33に対して出力される。該コン
パレータ33は前記カウント値とストローブテーブル2
2からのストローブタイミングを比較し、ストローブ信
号STB0〜STB3を発生するタイミングを生成す
る。また、コンパレータ33の両方の入力が同じ場合、
アドレスカウンタ34は次のストローブタイミングを示
すストローブデータが格納されたストローブテーブルア
ドレスをストローブテーブル22に対して出力する。
【0048】前記システムクロックSYSCLOCK
は、ストローブ幅の設定の精度によって異なるが、本実
施例においてはデータ信号DATAのサーマルヘッド1
6への転送速度とほぼ同じ速度のものを使用している。
そして、図8に示すように、コンパレータ33の両方の
入力が同じになるたびにコンパレートイコール信号が生
成され、フェーズ切換部35においてストローブ信号S
TB0〜STB3が切り換えられる。
【0049】また、温度計測部25においては、図9に
示すように、サーミスタ26の抵抗値が検出されると、
該抵抗値が抵抗−電圧変換回路37において電圧に変換
され、更にA/D変換回路38においてデジタル信号に
変換されるようになっている。そして、前記サーマルヘ
ッド16においては、ライン単位でドットの印刷が行わ
れる。したがって、ライン単位で設定される各ストロー
ブ幅の時間だけ各発熱抵抗体が発熱する。該発熱抵抗体
はA4の記録紙に印刷可能なサーマルヘッド16の場
合、432個設けられ、それが、4個のブロック16a
〜16dに分けられ、各ブロック16a〜16dごとに
ストローブ信号STB0〜STB3が発生させられ、ス
トローブ幅の時間に対応する印刷濃度で印刷を行う。
【0050】このように、第2の実施例においては、温
度計測部25からの検出温度信号をライン単位でサンプ
リングし、現サンプリング値と、前サンプリングと現サ
ンプリング値との差分値の二つのデータに基づいて実際
のサーマルヘッド16の温度を推定し、その推定値に基
づいてストローブ信号STB0〜STB3のストローブ
幅を設定するようになっている。したがって、印刷濃度
にむらが発生するのを抑制することができる。
【0051】ところで、感熱式の記録装置においては、
図示しないプラテンをモータによって回転させることに
より記録紙を搬送することができるようになっている。
該プラテンを回転させるためのモータを起動し、定常動
作を行い、停止させる場合の時間と記録紙の速度の関係
は、図12に示すようになる。図12は時間と記録紙の
速度の関係図である。
【0052】記録紙の速度を時間の関数f(t)とする
と、記録紙の位置m(t)は、 m(t)=∫f(t) となる。したがって、モータの起動時において時間がt
1 からΔtだけ経過した時の記録紙の移動量は、 m(t1 +Δt)−m(t1 ) となり、図の時間t1 から時間t1 +Δtまでの区間に
おける三角形部分の面積に相当する。
【0053】また、モータの定常動作時においては、時
間がt2 からΔtだけ経過した時の記録紙の移動量は、 m(t2 +Δt)−m(t2 ) となり、図の時間t2 から時間t2 +Δtまでの区間に
おける矩形(くけい)部分の面積に相当する。
【0054】このように、モータの起動時、定常動作時
及び停止時において、それぞれ記録紙の移動量は異な
る。したがって、温度計測部25(図10)からの検出
温度信号のみによってストローブ幅を設定し、ストロー
ブ信号STB0〜STB3を発生させると、印刷濃度に
むらが発生するとともに、印刷を停止して再起動を行っ
た場合、ライン間においてドットの重なりが発生した
り、ラインの白抜けが発生したり、画像品位が低下して
しまう。特に、ファクシミリのように印字データの伝送
時間の関係上、ライン単位で印刷を停止させなければな
らない装置においては、モータの起動と停止が繰り返さ
れ、画像品位の低下が著しい。
【0055】そこで、第3の実施例においては、モータ
の起動時、定常動作時及び停止時において画像品位を維
持することができるようにしている。次に、本発明の第
3の実施例について説明する。図13は本発明の第3の
実施例におけるサーマルヘッドの制御回路のブロック図
である。
【0056】図において、16はサーマルヘッド、47
は制御系、48はモータである。前記制御系47への入
力は、サーマルヘッド16の温度、ドットの連続量、モ
ータ起動タイミング及びシステムクロックSYSCLO
CKである。また、制御系47からの出力は、ストロー
ブタイミング及びストローブ信号STB0〜STB3の
ストローブ幅である。前記制御系47は、これらをファ
ジィ演算を行うことによって制御する。本実施例におい
ては、モータ48とサーマルヘッド16へのインタフェ
ースを有する特殊なマイクロプロセッサを使用して制御
する。
【0057】また、これらの具体的な入出力は以下のよ
うになる。すなわち、サーマルヘッド16の温度は、サ
ーマルヘッド16に取り付けられたサーミスタ26(図
1)の抵抗値の変化をA/D変換回路38(図9)にお
いてデジタル信号に変換し、検出温度信号として制御系
47に入力する。また、ドットの連続量は、印刷するデ
ータ信号DATAにおいてドットが2個以上隣接した場
合のドットの数である。
【0058】そして、システムクロックSYSCLOC
Kは一定の間隔をおいたパルスであり、モータ48が起
動又は停止してからの時間は、前記システムクロックS
YSCLOCKのパルス数によって得ることができる。
さらに、モータ48の相変化に対し、どのタイミングで
ストローブ信号STB0〜STB3を発生し、どの程度
の時間のストローブ幅とするかも、該システムクロック
SYSCLOCKのパルス数によって得ることができ
る。
【0059】さらに、ストローブタイミングはモータ4
8の相変化のタイミングからストローブ信号STB0〜
STB3を発生し始めるまでのクロック数、ストローブ
幅はストローブ信号STB0〜STB3が発生してから
終了するまでのクロック数である。また、ここで使用す
るモータ48はステッピングモータであり、相を変化さ
せることによって回転するものであり、1回の相変化に
よって記録紙を1ライン分移動させるように機構部が設
計されている。
【0060】サーマルヘッド16の温度についての制御
ルールは以下のものとする。すなわち、サーマルヘッド
16が熱い場合は、ストローブタイミングを遅くし、ス
トローブ幅を短くする。また、サーマルヘッド16が冷
たい場合は、ストローブタイミングを早くし、ストロー
ブ幅を長くする。そして、ドットの連続量が多い場合
は、ストローブタイミングを遅くし、ストローブ幅を短
くする。また、ドットの連続量が少ない場合は、ストロ
ーブタイミングを早くし、ストローブ幅を長くする。
【0061】さらに、モータ48の起動時はストローブ
タイミングを遅くし、ストローブ幅を長くする。また、
モータ48の停止時はストローブ幅を長くする。図14
はサーマルヘッドの温度の変化に対するメンバシップ関
数を示す図、図15はドットの連続量の変化に対するメ
ンバシップ関数を示す図、図16は記録紙の加速度の変
化に対するメンバシップ関数を示す図、図17はストロ
ーブタイミングの変化に対するメンバシップ関数を示す
図、図18はストローブ幅の変化に対するメンバシップ
関数を示す図である。
【0062】図において、NBはNEGATIVE B
IG、NSはNEGATIVE SMALL、ZOはZ
ERO、PSはPOSITIVE SMALL、PBは
POSITIVE BIGである。また、サーマルヘッ
ド16(図13)の温度をA、ドットの連続量をB、記
録紙の加速度をC、ストローブタイミングをX、ストロ
ーブ幅をYとする。
【0063】前記制御ルールを式を用いて表すと以下の
ようになる。 R0 :IF(A=ZO and B=ZO and C
=ZO)THEN(X=ZO and Y=ZO) R1 :IF(A=NS and B=ZO and C
=ZO)THEN(X=NS and Y=PS) R2 :IF(A=PS and B=ZO and C
=ZO)THEN(X=PS and Y=NS) R3 :IF(A=ZO and B=NS and C
=ZO)THEN(X=PS and Y=PS) R4 :IF(A=ZO and B=PS and C
=ZO)THEN(X=ZO and Y=PS) R5 :IF(A=ZO and B=ZO and C
=NS)THEN(X=NS and Y=PS) R6 :IF(A=ZO and B=ZO and C
=PS)THEN(X=PS and Y=NS) さらに、該制御ルールをルールテーブルを用いて表すと
図19及び20のようになる。
【0064】図19はストローブタイミングのルールテ
ーブルを示す図、図20はストローブ幅のルールテーブ
ルを示す図である。図19及び20において、サーマル
ヘッド16(図13)の温度Aの変化及びドットの連続
量Bの変化に対応する制御ルールが示される。なお、こ
の場合、C=ZOである。 これらの制御ルールのみで
は実際の操作量であるストローブタイミング及びストロ
ーブ幅は出力されない。これを数値として量子化するた
め、ここでは、一般的なMAX−MIN合成重心法を使
用する。
【0065】図21は制御ルールごとの推論結果を示す
図、図22はMAX合成の例を示す図である。それぞれ
入力としてサーマルヘッド16(図13)の温度A及び
ドットの連続量Bとして数値Ax,Bxが与えられたと
する。制御ルールR0 が指定するメンバシップ関数にA
x,Bx,Cxの値を入れて計算する。計算結果をCA
x,CBx,CCxとすると、 CAx=ZOA (Ax) CBx=ZOB (Bx) CCx=ZOC (Cx) となる。ここで、計算結果CAx,CBx,CCxの最
小値を次式によって選択し、この条件の適合度MiCを
決める。
【0066】 MiC=min(CAx,CBx,CCx) 該適合度MiCによって、制御ルールR0 が指定するメ
ンバシップ関数ZOx,ZOyの頭切りを行う。頭切り
とはメンバシップ関数の値がある値(MiC)を超える
場合に、この値を設定された値(MiC)とすることを
いう。そして、この頭切りによって得られたメンバシッ
プ関数をR0 X,R0 Yとする。
【0067】同様の操作を制御ルールR1 〜R6 につい
ても行い、得られたメンバシップ関数R0 X〜R6 X,
0 Y〜R6 YをそれぞれMAX合成する。該MAX合
成とは、それぞれの値を比較してその最大値をメンバシ
ップ関数の値とするものである。以上のようにしてMA
X合成されたメンバシップ関数から重心を求め、この重
心の存在するXx,Yxの値を操作量すなわちストロー
ブタイミング及びストローブ幅として使用することがで
きる。
【0068】ただし、実際の制御にファジィ演算を行っ
ていたのではマイクロプロセッサに負担がかかりすぎる
ため、RAMを使用し、入力としてのAをサーマルヘッ
ド16(図13)の温度のアドレス、Bを現ラインのド
ットの連続量のアドレス、Cはモータ48の作動に対応
する時間のアドレスとし、出力としてのXをストローブ
タイミング、Yをストローブ幅とする。
【0069】このストローブタイミングXとストローブ
幅Yとして与えられたクロック数に基づいて、モータ4
8の相変化と同期して印刷を行うことによって、印刷濃
度にむらが発生するのを防止するとともに、印刷を停止
して再起動を行った場合に、ライン間においてドットの
重なりが発生したり、ラインの白抜けが発生したりする
のを防止することができるため、画像品位を向上させる
ことができる。
【0070】ところで、前記第1の実施例においては、
温度計測部25(図1)のサーミスタ26が検出したサ
ーマルヘッド16の温度によってストローブ幅を設定し
ているが、前回までに印刷されたドットの蓄熱量を考慮
することなく印刷されるため、サーマルヘッド16全体
の平均の温度を検出することができず、画像品位が低下
してしまう。
【0071】また、図示しないプラテンを回転させなが
らサーマルヘッド16の発熱抵抗体を発熱させるように
なっているため、記録紙の表面が発熱抵抗体に対して移
動する距離は通電時間に対応して変化する。したがっ
て、ストローブ幅によってドットの形状が異なり、画像
品位が低下してしまう。そこで、前回までに印刷された
ドットの蓄熱量を考慮してストローブ幅を設定すること
ができ、ストローブ幅によってドットの形状が変化する
ことがなく、画像品位を向上させることができる実施例
について説明する。
【0072】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図23は本発明の第4の実施例を示すサーマルヘ
ッドの制御回路のブロック図である。図において、16
はサーマルヘッド、16a〜16dはブロック、24は
ストローブ発生部、25は温度計測部、51はラインバ
ッファ、52は副走査方向におけるドットの連続量をカ
ウントする副走査連続量カウンタ、53は主走査方向に
おけるドットの連続量をカウントする主走査連続量カウ
ンタ、54は温度補正部である。
【0073】この場合、副走査連続量カウンタ52のカ
ウント値、主走査連続量カウンタ53のカウント値及び
温度計測部25からの検出温度信号に基づいて計算され
た時間だけストローブ幅が欠落させられ、そのストロー
ブ幅に対応してサーマルヘッド16の発熱抵抗体が通電
されて発熱するようになっている。ラインバッファ51
は1ライン分のデータ信号DATAを保持するレジスタ
であり、入力された現ラインのデータ信号DATAと同
じアドレスの前ラインのデータ信号DATAを出力す
る。すなわち、サーマルヘッド16にデータ信号DAT
Aを転送するためのクロックCLOCKを図示しないア
ドレスカウンタがカウントし、該アドレスカウンタがカ
ウントアップするとともにクリアされると、現ラインの
データ信号DATAと同じアドレスの前ラインのデータ
信号DATAが前記ラインバッファ51から出力され
る。
【0074】また、副走査連続量カウンタ52は、現ラ
インのデータ信号DATAと、ラインバッファ51が出
力した前ラインのデータ信号DATAの論理積を採り、
その結果をカウントすることによって、副走査方向にお
けるドットの連続量をカウントする。そして、主走査連
続量カウンタ53はラインバッファ51が出力した前ラ
インのデータ信号DATAに基づいて前ラインの主走査
方向におけるドットの連続量をカウントする。
【0075】本実施例においては、副走査方向における
ドットの連続量と主走査方向におけるドットの連続量を
併せて、サーマルヘッド16全体の平均の温度と各ドッ
トにおける発熱抵抗体の温度の概略を把握することがで
きる。さらに、温度計測部25においては、図9に示す
ように、前記サーミスタ26の抵抗値がサーマルヘッド
16の温度に対応して変わる。そこで、該サーミスタ2
6の抵抗値が検出されると、該抵抗値が抵抗−電圧変換
回路37において電圧に変換され、更にA/D変換回路
38においてデジタル信号に変換されるようになってい
る。
【0076】また、温度補正部54はストローブ欠落幅
の格納されたストローブデータを格納するテーブルであ
り、副走査連続量カウンタ52のカウント値、主走査連
続量カウンタ53のカウント値及び温度計測部25から
の検出温度信号が入力されるとストローブ再起動タイミ
ングをストローブ発生部24に対して出力する。本実施
例においては、副走査連続量カウンタ52からのカウン
ト値を4段階に分けて2ビットで、主走査連続量カウン
タ53のカウント値を2ビットで、温度計測部25から
の検出温度信号を2ビットで表し、それら2ビットデー
タをアドレスとして温度補正部54のテーブルを参照し
てストローブデータを読み出す。
【0077】前記ストローブ発生部24は一定のタイミ
ングでストローブ信号STB0〜STB3を発生し、温
度補正部54のストローブデータに基づいてストローブ
信号STB0〜STB3を欠落させる。すなわち、有効
にしたストローブ信号STB0〜STB3を一旦(いっ
たん)無効にし、再び有効にする。次に、前記ストロー
ブ発生部24について説明する。
【0078】図24はストローブ発生部のブロック図、
図25はフェーズ切換部のタイムチャートである。図に
おいて、ストローブ発生部24は、カウンタ32、第1
〜第3コンパレータ58〜60、フェーズ切換部35及
びストローブ欠落部62から成る。ストローブタイミン
グが前記第1、第2コンパレータ58,59に、システ
ムクロックSYSCLOCKがカウンタ32に、ストロ
ーブ再起動タイミングが第3コンパレータ60に入力さ
れ、カウンタ32の出力が第1〜第3コンパレータ58
〜60に入力される。
【0079】前記フェーズ切換部35はシフトレジスタ
によって構成され、ストローブ信号STB0〜STB3
を切り換える。ストローブ欠落部62は、第1〜第3コ
ンパレータ58〜60の出力に基づいて論理積を採り、
図25に示すように、サーマルヘッド16(図23)の
各ブロック16a〜16dごとにストローブ信号STB
0〜STB3を2回に分けて出力する。
【0080】前記ストローブ再起動タイミングは第3コ
ンパレータ60に入力され、ストローブ信号STB0〜
STB3を無効にした後有効になるまでの時間を設定す
る。本実施例において、ストローブ信号STB0〜ST
B3は基準時間の1/4のタイミングで有効から無効に
されるため、温度補正部54には、それよりも大きな再
起動用のストローブデータが格納されている。
【0081】また、スローブタイミングを固定する場合
はGND及びVccによって生成し、可変にする場合は
外部からロードして生成する。前記第1コンパレータ5
8においては、カウンタ32のカウント値とストローブ
タイミングが同じ場合にハイレベルとなる。また、第2
コンパレータ59への入力はストローブタイミングの半
分の値が入る。そして、第2コンパレータ59の出力
は、カウンタ32のカウント値がストローブタイミング
の半分の値を超えた場合にハイレベルになる。そして、
第3コンパレータ60への入力のストローブ再起動タイ
ミングは温度補正部54から出力され、これもカウンタ
32のカウント値がストローブ再起動タイミングを超え
た場合にハイレベルとなる。
【0082】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0083】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、サーマルヘッドの制御回路は、複数個の発熱抵抗
体を1列に配列して形成され、ストローブ信号を受けて
作動するサーマルヘッドを有している。該サーマルヘッ
ドにデータ信号が転送されると、該データ信号に対応し
て発熱抵抗体が選択的に発熱させられる。
【0084】連続量カウンタが設けられ、ドットの連続
量をカウントする。ストローブデータ選択手段は、該連
続量カウンタのカウント値を受け、該カウント値に対応
するストローブデータを選択する。そして、ストローブ
発生部は、前記ストローブデータ選択手段が選択したス
トローブデータに対応するストローブ幅のストローブ信
号を発生し、サーマルヘッドに送る。
【0085】したがって、これから印刷しようとする現
ラインのドットの連続量に対応してストローブ幅が変更
され、印刷濃度のむらが発生するのを抑制することがで
きる。前記連続量カウンタは、主走査方向における隣接
するビットデータの論理積をカウントするものとするこ
とができる。
【0086】また、連続量カウンタの代わりに温度計測
部と温度推定部を設けたサーマルヘッドの制御回路にお
いては、前記サーマルヘッドの温度を温度計測部が検出
し、該温度計測部からの検出温度信号を温度推定部が一
定周期ごとにサンプリングする。そして、前サンプリン
グ値と現サンプリング値に基づいて前記サーマルヘッド
の温度が推定される。
【0087】したがって、温度計測部によってサーマル
ヘッドの温度を検出するのに時間がかかっても、実際の
サーマルヘッドの温度に対応するストローブ幅を設定す
ることができ、画像品位を向上させることができる。ま
た、サーマルヘッドの温度を検出する温度計測部と、ド
ットの連続量をカウントする連続量カウンタと、記録紙
の加速度を検出する加速度検出手段を設けたサーマルヘ
ッドの制御回路においては、ストローブ幅変更手段が、
前記温度計測部の検出温度信号、連続量カウンタのカウ
ント値及び加速度検出手段の加速度信号を受け、それら
に対応してストローブ幅を変更する。
【0088】モータの起動時、定常動作時及び停止時に
おいて、それぞれ記録紙の移動量が異なっても、印刷濃
度にむらが発生することがなく、印刷を停止して再起動
を行った場合でも、ライン間においてドットの重なりが
発生したり、ラインの白抜けが発生したりすることがな
く、画像品位を向上させることができる。前記ストロー
ブ幅変更手段は、前記温度計測部の検出温度信号、連続
量カウンタのカウント値及び加速度検出手段の加速度信
号を受けてファジィ演算を行うこともできる。
【0089】さらに、前記ストローブ幅変更手段に代え
てストローブタイミング変更手段を使用することができ
る。この場合、ストローブタイミング変更手段は、前記
温度計測部の検出温度信号、連続量カウンタのカウント
値及び加速度検出手段の加速度信号を受け、それらに対
応してストローブタイミングを変更する。そして、前記
ストローブタイミング変更手段も、前記温度計測部の検
出温度信号、連続量カウンタのカウント値及び加速度検
出手段の加速度信号を受けてファジィ演算を行うことが
できる。
【0090】また、サーマルヘッドの温度を検出する温
度計測部と、主走査方向における現ラインのドットの連
続量をカウントする主走査連続量カウンタと、副走査方
向におけるドットの連続量をカウントする副走査連続量
カウンタを設けるとともに、前記温度計測部の検出温度
信号、前記主走査連続量カウンタのカウント値及び副走
査連続量カウンタのカウント値に対応するストローブデ
ータを格納した温度補正部を設けたサーマルヘッドの制
御回路においては、ストローブ発生部が温度補正部から
ストローブデータを読み出し、該ストローブデータに対
応するストローブ幅のストローブ信号を発生する。
【0091】したがって、前回までに印刷されたドット
の蓄熱量を考慮した印刷が行われるため、サーマルヘッ
ド全体の平均の温度を検出することができ、画像品位を
向上させることができる。前記ストローブ発生部は、サ
ーマルヘッドの各ブロックごとにストローブ信号を2回
に分けて出力する。
【0092】したがって、記録紙の表面が発熱抵抗体に
対して移動する距離がストローブ幅に対応して変化して
も、ストローブ幅によってドットの形状が異なることが
なくなり、画像品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すサーマルヘッドの
制御回路のブロック図である。
【図2】従来のサーマルヘッドの制御回路のブロック図
である。
【図3】従来のサーマルヘッドの制御回路のタイムチャ
ートである。
【図4】連続量カウンタのブロック図である。
【図5】ストローブテーブルにおけるストローブデータ
を示すタイムチャートである。
【図6】ストローブテーブルの選択図である。
【図7】ストローブ発生部のブロック図である。
【図8】フェーズ切換部の出力を示すタイムチャートで
ある。
【図9】温度計測部のブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示すサーマルヘッド
の制御回路のブロック図である。
【図11】温度推定部のブロック図である。
【図12】時間と記録紙の速度の関係図である。
【図13】本発明の第3の実施例におけるサーマルヘッ
ドの制御回路のブロック図である。
【図14】サーマルヘッドの温度の変化に対するメンバ
シップ関数を示す図である。
【図15】ドットの連続量の変化に対するメンバシップ
関数を示す図である。
【図16】記録紙の加速度の変化に対するメンバシップ
関数を示す図である。
【図17】ストローブタイミングの変化に対するメンバ
シップ関数を示す図である。
【図18】ストローブ幅の変化に対するメンバシップ関
数を示す図である。
【図19】ストローブタイミングのルールテーブルを示
す図である。
【図20】ストローブ幅のルールテーブルを示す図であ
る。
【図21】制御ルールごとの推論結果を示す図である。
【図22】MAX合成の例を示す図である。
【図23】本発明の第4の実施例を示すサーマルヘッド
の制御回路のブロック図である。
【図24】ストローブ発生部のブロック図である。
【図25】フェーズ切換部のタイムチャートである。
【符号の説明】
16 サーマルヘッド 16a〜16d ブロック 21 連続量カウンタ 22 ストローブテーブル 23 セレクタ 24 ストローブ発生部 25 温度計測部 26 サーミスタ 41 温度推定部 52 副走査連続量カウンタ 53 主走査連続量カウンタ 54 温度補正部 STB0〜STB3 ストローブ信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/00 H04N 1/23 102 B 9186−5C B41J 3/20 115 E 115 F 9113−2C 29/00 U

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数個の発熱抵抗体を1列に配列
    して形成され、ストローブ信号を受けて作動するサーマ
    ルヘッドと、(b)印刷する現ラインのドットの連続量
    をカウントする連続量カウンタと、(c)該連続量カウ
    ンタのカウント値を受け、該カウント値に対応するスト
    ローブデータを選択するストローブデータ選択手段と、
    (d)該ストローブデータ選択手段が選択したストロー
    ブデータに対応するストローブ幅のストローブ信号を発
    生するストローブ発生部を有することを特徴とするサー
    マルヘッドの制御回路。
  2. 【請求項2】 前記連続量カウンタは、主走査方向にお
    ける隣接するビットデータの論理積をカウントする請求
    項1に記載のサーマルヘッドの制御回路。
  3. 【請求項3】 (a)複数個の発熱抵抗体を1列に配列
    して形成され、ストローブ信号を受けて作動するサーマ
    ルヘッドと、(b)該サーマルヘッドの温度を検出する
    温度計測部と、(c)該温度計測部からの検出温度信号
    を一定周期ごとにサンプリングし、前サンプリング値と
    現サンプリング値に基づいて前記サーマルヘッドの温度
    を推定する温度推定部と、(d)該温度推定部の推定温
    度信号を受け、該推定温度信号に対応するストローブデ
    ータを選択するストローブデータ選択手段と、(e)該
    ストローブデータ選択手段が選択したストローブデータ
    に対応するストローブ幅のストローブ信号を発生するス
    トローブ発生部を有することを特徴とするサーマルヘッ
    ドの制御回路。
  4. 【請求項4】 (a)複数個の発熱抵抗体を1列に配列
    して形成され、ストローブ信号を受けて作動するサーマ
    ルヘッドと、(b)該サーマルヘッドの温度を検出する
    温度計測部と、(c)ドットの連続量をカウントする連
    続量カウンタと、(d)記録紙の加速度を検出する加速
    度検出手段と、(e)前記温度計測部の検出温度信号、
    連続量カウンタのカウント値及び加速度検出手段の加速
    度信号を受け、それらに対応してストローブ幅を変更す
    るストローブ幅変更手段と、(f)該ストローブ幅変更
    手段が変更したストローブ幅のストローブ信号を発生す
    るストローブ信号発生手段を有することを特徴とするサ
    ーマルヘッドの制御回路。
  5. 【請求項5】 前記ストローブ幅変更手段は、前記温度
    計測部の検出温度信号、連続量カウンタのカウント値及
    び加速度検出手段の加速度信号を受けてファジィ演算を
    行う請求項4に記載のサーマルヘッドの制御回路。
  6. 【請求項6】 (a)複数個の発熱抵抗体を1列に配列
    して形成され、ストローブ信号を受けて作動するサーマ
    ルヘッドと、(b)該サーマルヘッドの温度を検出する
    温度計測部と、(c)ドットの連続量をカウントする連
    続量カウンタと、(d)記録紙の加速度を検出する加速
    度検出手段と、(e)前記温度計測部の検出温度信号、
    連続量カウンタのカウント値及び加速度検出手段の加速
    度信号を受け、それらに対応してストローブタイミング
    を変更するストローブタイミング変更手段と、(f)該
    ストローブタイミング変更手段が変更したストローブタ
    イミングによってストローブ信号を発生するストローブ
    信号発生手段を有することを特徴とするサーマルヘッド
    の制御回路。
  7. 【請求項7】 前記ストローブタイミング変更手段は、
    前記温度計測部の検出温度信号、連続量カウンタのカウ
    ント値及び加速度検出手段の加速度信号を受けてファジ
    ィ演算を行う請求項6に記載のサーマルヘッドの制御回
    路。
  8. 【請求項8】 (a)複数個の発熱抵抗体を1列に配列
    して形成され、ストローブ信号を受けて作動するサーマ
    ルヘッドと、(b)該サーマルヘッドの温度を検出する
    温度計測部と、(c)主走査方向におけるドットの連続
    量をカウントする主走査連続量カウンタと、(d)副走
    査方向におけるドットの連続量をカウントする副走査連
    続量カウンタと、(e)前記温度計測部の検出温度信
    号、前記主走査連続量カウンタのカウント値及び副走査
    連続量カウンタのカウント値に対応するストローブデー
    タを格納した温度補正部と、(f)該温度補正部からス
    トローブデータを読み出し、該ストローブデータに対応
    するストローブ幅のストローブ信号を発生するストロー
    ブ発生部を有することを特徴とするサーマルヘッドの制
    御回路。
  9. 【請求項9】 前記ストローブ発生部は、サーマルヘッ
    ドの各ブロックごとにストローブ信号を2回に分けて出
    力する請求項8に記載のサーマルヘッドの制御回路。
JP27563992A 1992-10-14 1992-10-14 サーマルヘッドの制御回路 Withdrawn JPH06127012A (ja)

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