JPH06125433A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06125433A
JPH06125433A JP4297836A JP29783692A JPH06125433A JP H06125433 A JPH06125433 A JP H06125433A JP 4297836 A JP4297836 A JP 4297836A JP 29783692 A JP29783692 A JP 29783692A JP H06125433 A JPH06125433 A JP H06125433A
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JP
Japan
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roller
roll
auxiliary
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Pending
Application number
JP4297836A
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English (en)
Inventor
Takeshi Maeta
毅 前多
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06125433A publication Critical patent/JPH06125433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フィードプラテンローラと該ローラで繰り込
まれる原稿を読み取るイメージセンサの双方を定位置に
固定したままで原稿解除が行えるようにした1ローラ方
式のファクシミリ装置を提供する。 【構成】 原稿送りと記録紙送りとを1本のフィードプ
ラテンローラ12で行うファクシミリ装置において、フ
ィードプラテンローラ12に、該ローラ12と接して従
動回転される補助ローラ24を接離自在に設け、フィー
ドプラテンローラ12との間に原稿Dをニップして繰込
む補助ローラ24を原稿Dの読取面に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿送りと記録紙送り
とを1本のフィードプラテンローラで行う1ローラ方式
のファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、送信時における
原稿送りを行うためのフィードローラと、受信時におけ
る記録紙送りを行うためのプラテンローラとが設けら
れ、各々のローラを駆動する送信用と受信用の二つのモ
ータが搭載されるのが普通であるが、装置の小型化とコ
ストダウンを図る上で、原稿送りと記録紙送りとを単一
のモータで駆動される1本のフィードプラテンローラで
行うようにした1ローラ1モータ方式の紙送り機構が指
向されている。
【0003】図3に1ローラ方式による紙送り機構の概
要が示されている。この方式では、フィードプラテンロ
ーラFPを挾んで片側に密着型のイメージセンサCIS
を、反対側にサーマルヘッドTPを各々接離自在に圧接
して構成され、フィードプラテンローラFPの一方向の
回転により、送信時には、密着型イメージセンサCIS
との間にニップされて繰り込まれる原稿Dが該イメージ
センサCISにより読み取られ、受信時には、サーマル
ヘッドTPとの間に挾み込まれている記録紙Pが該サー
マルヘッドTPで印字しつつ繰り出されるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、ファ
クシミリの原稿読取方式には、読取面の至近距離に配置
されて読取面からの反射光を直接撮像素子に入射する図
3に例示した短光路系の密着型イメージセンサを用いる
ものと、読取面からの反射光をスキャナーフレームに内
設されたミラー、レンズ等の光学系を介して撮像素子に
入射する長光路系のイメージセンサを用いるものとの二
方式があるが、後者は前者に比較すると、コスト、画質
等の面で優位となる場合が少なくない。それ故、前記1
ローラ方式のファクシミリ装置においても、読取方式と
して、スキャナーフレームを用いた長光路系のイメージ
センサが適用できれば好都合となる。
【0005】しかし、1ローラ方式のファクシミリ装置
で原稿読取部に長光路系のイメージセンサを適用しよう
とした場合には、次のような問題と直面する。即ち、フ
ァクシミリ装置においては、原稿の給紙読取時に原稿搬
送経路でしばしば原稿ジャムを起こすことがあり、この
ジャム対策として、原稿の読取面に当るフィードプラテ
ンローラとスキャナーフレームとを相互に離反できる構
造としなければならない。そのためには、フィードプラ
テンローラとスキャナーフレームのいずれか一方を可動
式としなければならないが、スキャナーフレームは密着
型イメージセンサに比べて嵩ばる上に、位置変動に伴う
読取精度の狂いが激しいため可動構造とするには適さ
ず、一方、フィードプラテンローラについても、1ロー
ラ方式の場合は反対側にサーマルヘッドが接離自在に圧
接される構造となっているため、可動式にすると、全体
として部品点数が多い非常に複雑な取付構造を採らざる
を得ず、当初のコストダウンの目的と逆行する結果とな
る。
【0006】本発明は、このような現状の課題に鑑み
て、フィードプラテンローラと該ローラで繰り込まれる
原稿を読み取るイメージセンサの双方を定位置に固定し
たままで原稿解除が行えるようにした1ローラ方式のフ
ァクシミリ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を実現すべく、原稿送りと記録紙送りとを1本のフィー
ドプラテンローラで行う1ローラ方式のファクシミリ装
置において、フィードプラテンローラに、該ローラと接
して従動回転される補助ローラを接離自在に設け、フィ
ードプラテンローラとの間に原稿をニップして繰込む補
助ローラを原稿の読取面に設定している。
【0008】
【作用】上記補助ローラを追加して、原稿の読取面をフ
ィードプラテンローラから該ローラと接離可能な補助ロ
ーラに移行させるようにすれば、フィードプラテンロー
ラとイメージセンサとを定位置に固定しても、補助ロー
ラをフィードプラテンローラから離反させることによ
り、原稿のジャム解除が行えるものとなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る1ローラ方式のファクシ
ミリ装置の実施例を示している。
【0010】このファクシミリ装置は、本体部分を囲む
ボトムカバー1と、後端部をヒンジ3で結合してボトム
カバー1の上に開閉自在に取り付けられるトップカバー
2と、下端部をヒンジ5で結合してボトムカバー1の前
面に開閉自在に取り付けられるフロントカバー(原稿フ
ィーダーカバー)4等により外装されている。
【0011】装置前面には、トップカバー2とフロント
カバー4との会合部に、記録紙排出口6と原稿挿入口7
とが上下に近接して開口され、フロントカバー4の下方
には原稿排出口8が開口されている。その他、9は記録
紙排出ガイド、10は原稿挿入ガイド、11は原稿挿入
検知センサを示す。
【0012】記録紙排出口6と原稿挿入口7とに臨む本
体内には、送信時における原稿送りと、受信時における
記録紙送りとを兼ねるゴム製のフィードプラテンローラ
12が、両端部を図示しないベアリングに支持させて、
定位置で軸心回りに回転自在に横架されている。このフ
ィードプラテンローラ12は、本体内に搭載された単一
の送受信兼用モータ(図示せず)により、通常、図示矢
印で示される一方向に回転駆動される。
【0013】フィードプラテンローラ12の上には、本
体内に設けられたメインフレーム13の記録紙収容部1
4に収容されたロール紙Rから引き出された記録紙Pが
導通されると共に、記録紙Pを挾み込んだ状態でサーマ
ルヘッド15が圧接される。このサーマルヘッド15
は、トップカバー2の裏面側に設けられたカバーフレー
ム16に、ブラケット17を介して該ブラケット17と
共に支点18の回りに揺動自在に取り付けられ、トップ
カバー2の閉止状態では、フィードプラテンローラ12
の上に圧接されるようになっている。19は、ブラケッ
ト17の上端部に取り付けられたロッド20を吸引して
サーマルヘッド15をブラケット17と共に支点18の
回りに揺動させ、サーマルヘッド15をフィードプラテ
ンローラ12の上から離反位置へ一時的に退避動作させ
るためのソレノイドを示す。
【0014】一方、フィードプラテンローラ12の下側
には、フロントカバー4の内面に設けられたガイド21
と本体側に設けられたガイド22とが対峙されて、両者
の間に原稿挿入口7から挿入された原稿Dを、後述する
読取面の上に通してからUターンさせて原稿排出口8に
導く原稿搬送経路23が形成されている。そして、原稿
搬送経路23の入口側に臨むフロントカバー4の上部に
は、カバー内面側のガイド21に設けられている開口部
からローラ表面を内側に露出させるようにして、樹脂製
の補助ローラ24が回転フリーに取り付けられている。
【0015】この補助ローラ24は、フロントカバー4
の閉止状態で、図2に示す如く、フィードプラテンロー
ラ12と、その直下で本体側のガイド22に嵌め込まれ
ているコンタクトガラス25とに接触され、コンタクト
ガラス25に密着した状態でフィードプラテンローラ1
2に従動回転されるようになっている。一方、フロント
カバー4を手前に開放すると、図1に二点鎖線で示すよ
うに、補助ローラ24は、フロントカバー4と一体にフ
ィードプラテンローラ12及びコンタクトガラス25と
分離位置に離反されることになる。26は、カバー閉止
状態で、補助ローラ24をフィードプラテンローラ12
及びコンタクトガラス25に圧接する板バネを示す。
【0016】しかして、原稿搬送経路23に臨む本体内
には、メインフレーム13の下側に、フィードプラテン
ローラ12と補助ローラ24とにニップされて原稿搬送
通路23に繰り込まれる原稿Dを、該原稿Dが巻き付け
られる補助ローラ24の上で読み取るスキャナーフレー
ム27が定位置に固定して設置されている。即ち、この
ファクシミリ装置では、原稿Dの読取面が、読取窓とし
てコンタクトガラス25が接触される補助ローラ24に
設定され、コンタクトガラス25の近傍に配置されたL
ED光源28で照明される読取面からの反射光がスキャ
ナーフレーム27に配置されたミラー及びレンズにより
反射、集束されて、その内奥部に配置されたCCD型イ
メージセンサ等の撮像素子29に入射し読み取られるよ
うになっている。
【0017】なお、原稿Dの読取面をなす補助ローラ2
4の表面とフロントカバー4側のガイド21の内面は、
白色テープを貼り付けるなどして所定の読取面に仕上げ
られている。その他、30は電源部を示す。
【0018】上記1ローラ方式のファクシミリ装置にお
ける送、受信時又はコピー時の原稿Dの送り動作と、記
録紙Pの送り動作とが、各々矢印で図示されている。こ
の装置では、フィードプラテンローラ12に補助ローラ
24を接離自在に設けて、原稿Dの読取面をフィードプ
ラテンローラ12から補助ローラ24に移行させたこと
により、原稿読取時にジャムを発生した時には、フロン
トカバー4を開放すると、補助ローラ24がフィードプ
ラテンローラ12と分離して原稿搬送経路23がオープ
ンされ、原稿Dの解除作業が簡単に行えるものとなる。
従って、この装置によれば、原稿ジャムの発生時におけ
る必要なジャム解除手段を確保しつつ、フィードプラテ
ンローラ12とスキャナーフレーム27の双方を定位置
に固定することができ、延いては1ローラ方式で長光路
系のイメージセンサを適用する場合の問題を補助ローラ
24を1本追加するだけで解決することができ、装置全
体を構造簡易かつコンパクトに設計することができる。
【0019】なお、上記実施例では、フィードプラテン
ローラ12に接離自在に設けられる補助ローラ24の可
動手段として、補助ローラ24を本体前面に開閉自在に
取り付けられるフロントカバー4に取り付ける場合を例
示したが、装置内での原稿搬送経路23のレイアウトに
よっては、補助ローラ24専用の可動手段を設けるよう
にしてもよい。また、本発明に係る読取部のレイアウト
は、密着型イメージセンサを用いる場合にも適用でき
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明では、原稿送りと
記録紙送りとを行うフィードプラテンローラに、該ロー
ラと接して従動回転される補助ローラを接離自在に設け
て、フィードプラテンローラとの間に原稿をニップして
繰込む補助ローラを原稿の読取面に設定したことによ
り、1ローラ方式のファクシミリ装置においても、ジャ
ム発生時における原稿解除の問題を克服しつつ、原稿読
取手段としてスキャナーフレームを用いる長光路系のイ
メージセンサを採用することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すファクシミリ装置の断面概要図で
ある。
【図2】図1要部の斜視図である。
【図3】1ローラ方式による従来の紙送り機構の概要を
示す図である。
【符号の説明】
1 ボトムカバー 2 トップカバー 3 ヒンジ 4 フロントカバー 5 ヒンジ 6 記録紙排出口 7 原稿挿入口 8 原稿排出口 9 記録紙排出ガイド 10 原稿挿入ガイド 11 原稿挿入検知センサ 12 フィードプラテンローラ 13 メインフレーム 14 記録紙収容部 15 サーマルヘッド 16 カバーフレーム 17 ブラケット 18 支点 19 ソレノイド 20 ロッド 21 ガイド 22 ガイド 23 原稿搬送経路 24 補助ローラ 25 コンタクトガラス 26 板バネ 27 スキャナーフレーム 28 LED光源 29 撮像素子 30 電源部 D 原稿 P 記録紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿送りと記録紙送りとを1本のフィー
    ドプラテンローラで行うファクシミリ装置において、フ
    ィードプラテンローラに、該ローラと接して従動回転さ
    れる補助ローラを接離自在に設け、フィードプラテンロ
    ーラとの間に原稿をニップして繰込む補助ローラを原稿
    の読取面に設定したことを特徴とするファクシミリ装
    置。
JP4297836A 1992-10-10 1992-10-10 ファクシミリ装置 Pending JPH06125433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4297836A JPH06125433A (ja) 1992-10-10 1992-10-10 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4297836A JPH06125433A (ja) 1992-10-10 1992-10-10 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06125433A true JPH06125433A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17851787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4297836A Pending JPH06125433A (ja) 1992-10-10 1992-10-10 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06125433A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246493B1 (en) 1997-11-14 2001-06-12 Matsushita Graphics Communication Systems, Inc. Facsimile apparatus
EP1118757A3 (en) * 2000-01-20 2001-12-05 Ford Global Technologies, Inc. Method for controlling air/fuel mixture in an internal combustion engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246493B1 (en) 1997-11-14 2001-06-12 Matsushita Graphics Communication Systems, Inc. Facsimile apparatus
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