JPH0612410Y2 - オ−ブント−スタ− - Google Patents

オ−ブント−スタ−

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Publication number
JPH0612410Y2
JPH0612410Y2 JP3716387U JP3716387U JPH0612410Y2 JP H0612410 Y2 JPH0612410 Y2 JP H0612410Y2 JP 3716387 U JP3716387 U JP 3716387U JP 3716387 U JP3716387 U JP 3716387U JP H0612410 Y2 JPH0612410 Y2 JP H0612410Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
heater
toast
electronic timer
heating
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3716387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63144511U (ja
Inventor
成二 小藪
達久 福田
徹也 尾曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3716387U priority Critical patent/JPH0612410Y2/ja
Publication of JPS63144511U publication Critical patent/JPS63144511U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0612410Y2 publication Critical patent/JPH0612410Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ヒーター加熱により食品の調理を行なうオー
ブントースターに関する。
(ロ)従来の技術 ヒーター加熱により、食品を加熱したり焼いたりするオ
ーブン調理と、パンを焼いてトーストを作るトースト調
理とが一台で行なえるオーブントースターが知られてい
る。
このようなオーブントースターは、通常、オーブン調理
時とトースト調理時とで選択して使用する複数のヒータ
ーと、その選択回路および加熱時間を設定する通常のタ
イマーの他に、トースト調理の場合、1回だけ調理する
場合と繰り返し何度も調理する場合とでは、余熱の関係
により一定の焼加減にするために設定すべき加熱時間が
微妙に異なることから、これを考慮した上で適切な加熱
時間を算出し設定するトースト調理専用の電子タイマー
を備えている。
このようなオーブントースターでトースト調理を行なう
場合、トースト調理専用の電子タイマーを起動する操作
と、ヒーターを選択する操作とが必要となる。
この操作を簡単にするため、従来は電子タイマーを起動
するとトースト調理のためのヒーターが自動的に選択さ
れる構成としていた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記構成によると、電子タイマーの起動
時にヒーターを選択動作するリレー回路が必要となる。
このヒーター選択用のリレー回路は、ヒーター電流のよ
うな大電流を流さなければならず大型で高価なものにな
る。
一方、ヒーター選択用のリレー回路を用いることなくヒ
ーターの選択を手動スイッチにより行なおうとすると、
トースト調理時にその手動スイッチを誤設定した場合で
も電子タイマーが作動し、トースト調理を失敗するとい
う問題があった。
本考案は、上記の問題点を解決し、トースト調理の失敗
を防止すると共に、小型でコストを低減したオーブント
ースターを提供することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 このため本考案は、ヒーターの選択切り換えは手動スイ
ッチにより行なうが、そのスイッチをトースト調理側に
切り換えたときのみ閉じる接点により、庫内の余熱に応
じた最適加熱時間を自動的に決定する電子タイマーに電
源を供給するようにしたものである。
(ホ)作用 上記スイッチをトースト調理以外に切り換えた状態では
電子タイマーが作動しなくなるため、トースト調理の失
敗を防止できると共に、上記構成によれば、ヒーターの
選択を行なうためのリレー回路が不要になるので、その
分のコスト低減と小型化が可能になる。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を詳細に説明する。
図は本考案の一実施例に係るオーブントースターの回路
構成図である。この図において、入力された商用電源の
一方のラインは、図示せぬ装置庫内の食品が置かれる食
品棚の下方に固定された下ヒーター1の一端および調理
モード切換スイッチ2の接点S〜Sのそれぞれ一端
に接続されている。
調理モード切換スイッチ2は、調理内容に応じて3種の
調理モードを設定するスイッチであり、各調理モードに
対応する押しボタンスイッチを押下することにより、接
点S〜Sが所定の開閉状態に設定されるようになっ
ている。
接点Sの他端は、上記食品棚の上方に固定された上ヒ
ーター3の一端に接続され、また接点Sの他端は、ダ
イオード4を介してその上ヒーター3の一端に接続され
ている。このダイオード4は、接点Sから上ヒーター
3に通電する場合に交流電流の一方向の電流のみを流
し、その供給電力を1/2にするためのものである。
接点Sの他端は、例えば下ヒーター1および上ヒータ
ー3に平行して配設されている補助ヒーター5の一端
と、トースト調理用の電子タイマー6の一端に接続され
ている。
トースト調理を繰り返し行なう場合、2回目以降は、庫
内に前回の加熱による余熱があるため、トーストの焼加
減を同一に保つためには加熱時間を短かくする必要があ
る。電子タイマー6は、このような場合に、庫内の余熱
を考慮し、繰り返し回数やその休止間隔などから、最適
な加熱時間を自動的に決定するものである。
下ヒーター1,上ヒーター3および補助ヒーター5のそ
れぞれの他端は、共通に接続されると共に、例えば15分
計のメカ式タイマー7と電子タイマー6により制御され
るリレー接点8のそれぞれの一端に接続されている。
電子タイマー6,メカ式タイマー7およびリレー接点8
のそれぞれの他端は、商用電源の他方のラインに共通に
接続されている。
本実施例のオーブントースターは、以上の構成で、調理
モードとしては、「トースト加熱」,「ピザ加熱」およ
び「フライ加熱」を採ることができる。そこで、調理を
行なう場合、まず調理モード切換スイッチにより所望の
調理モードを設定する。この設定により、接点S〜S
は次表のように、「フライ加熱」モードのときS
「ピザ加熱」モードのときS、「トースト加熱」モー
ドのときSとSがそれぞれ閉じるようになる。
ここで、「ピザ加熱」モードあるいは「フライ加熱」モ
ードの場合、庫内の食品棚に調理する食品をセットし、
メカ式タイマー7を所望の時間にセットし起動操作す
る。
これにより、いま「ピザ加熱」モードに設定されている
とすると、接点Sが閉じているので、下ヒーター1と
上ヒーター3とに通電される。このとき、上ヒーター3
にはダイオード4を通して通電されるので、食品はやや
弱い熱源でセットされた時間加熱されて調理が行なわれ
る。
一方、「フライ加熱」モードに設定されているとする
と、接点Sが閉じているので、このとき上ヒーター3
には通常の通電が行なわれ、上記より強い熱源で調理が
行なわれる。
次に、「トースト加熱」モードの場合、庫内にパンをセ
ットし、電子タイマー6をスタート操作する。この場
合、接点SとSとが閉じているので、電子タイマー
6は接点Sより電源が供給され、所定時間リレー接点
8を閉じる。これにより、下ヒーター1,上ヒーター3
および補助ヒーター5がともに通電され、最も強い熱源
で調理が行なわれる。
ところで、このようにトースト調理を行なう場合に、最
初に行なうべき調理モードの設定を忘れたり誤って設定
したまま、電子タイマー6をスタート操作してしまう場
合がある。しかし、この場合、同図より明らかなよう
に、トースト加熱以外のモードでは、接点Sがオフし
ているため、電子タイマー6は作動しない。
このため、扱者は電子タイマー6をスタート操作したに
もかかわらず、装置の動作した様子が見られないことか
ら、操作の誤りに気づくことができる。従って、調理モ
ードを正しくトースト加熱に設定し、再度電子タイマー
6をスタート操作すれば、調理が行なえる。
以上のように本実施例によれば、ヒーターによる熱源の
強さを調節する調理モード選択スイッチの中で、「トー
スト加熱」モードのときのみ閉じる接点Sから電子タ
イマー6に電源を供給するようにしている。これによ
り、トースト調理を行なうとき、調理モードの設定を誤
っている場合には、電子タイマー6が作動しなくなるた
め、扱者はその誤りに気づくことができ、調理を失敗す
ることがなくなる。また、上記構成によれば、従来のよ
うに電子タイマー6の作動に連動してヒーターを選択す
るリレー回路が削減され、これによりコストの低減と製
品の小型化が可能になる。
なお、以上の実施例では、調理モード選択スイッチ2と
リレー接点8は機械的な接点の例で説明したが、トライ
アック等の半導体を用いて構成することができるのは当
然である。
(ト)考案の効果 以上のように本考案によれば、ヒーターの選択は手動ス
イッチにより行なう一方、その手動スイッチをトースト
調理以外に切り換えた状態では、庫内の余熱に応じた最
適加熱時間を自動的に決定する電子タイマーが作動しな
くなる構成としたため、誤設定のまま調理されることが
なくなり、トースト調理の失敗を防止できると共に、ヒ
ーター選択のためのリレー回路が不要になるのでコスト
の低減と製品の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係るオーブントースターの回
路構成図である。 1……下ヒーター、2……調理モード選択スイッチ、3
……上ヒーター、4……ダイオード、5……補助ヒータ
ー、6……電子タイマー、7……メカ式タイマー、8…
…リレー接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を加熱する複数のヒーターと、調理モ
    ードに応じてこれらのヒーターを選択的に切り換える調
    理モード切換スイッチと、この調理モード切換スイッチ
    をトースト調理側に切り換えたときだけ閉じる接点によ
    り電源が供給される、庫内の余熱に応じた最適加熱時間
    を自動的に決定する電子タイマーと、この電子タイマー
    により制御され上記ヒーターへの通電をオンオフするス
    イッチ回路とを備えたことを特徴とするオーブントース
    ター。
JP3716387U 1987-03-16 1987-03-16 オ−ブント−スタ− Expired - Lifetime JPH0612410Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3716387U JPH0612410Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16 オ−ブント−スタ−

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JP3716387U JPH0612410Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16 オ−ブント−スタ−

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JPS63144511U JPS63144511U (ja) 1988-09-22
JPH0612410Y2 true JPH0612410Y2 (ja) 1994-03-30

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JP3716387U Expired - Lifetime JPH0612410Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16 オ−ブント−スタ−

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