JPH02140512A

JPH02140512A - 調理器

Info

Publication number: JPH02140512A
Application number: JP29331488A
Authority: JP
Inventors: Koichiro Ochiai; 落合　浩一郎
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba AVE Co Ltd
Priority date: 1988-11-18
Filing date: 1988-11-18
Publication date: 1990-05-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明のト１的］（産業上の利用分野）本発明は他の調理器との間で調理終了時点の同期をとる
ことができる調理器に関する。

（従来の技術）複数の調理器で複数の調理を行う場合、例えば電子レン
ジでおかずを加熱調理し、炊飯器で御飯を炊くような場
合、おかずの加熱調理に要する時間と炊飯に要する時間
とは通常光なるため、おかずはでき上がっても、炊飯器
では未だ炊飯中である、というようなことが往々にして
起きる。

（発明が解決しようとする課題）上述のように複数の調理器で調理を行う場合、その調理
終了時点は個々人なるため、先に調理を終了した食品が
冷めてしまい、再加熱が必要になったりするという不具
合を生ずる。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、他の調理器との間で調理終了時点の同期をとること
ができる調理器を提供するにある。

〔発明の構成］（課題を解決するための手段）上記の目的を達成、するために本発明の調理器は、他の
調理器に接続されて当該他の調理器の調理に関する時間
データを受けると共に他の調理器に調理開始時点、に関
する信号を送るための接続端子を設け、前記他の調理器
から得た調理に関する時間データと自身側の調理に関す
る時間データとを比較しその比較結果に基づき前記他の
調理器と自身側との調理終了時期の同期をとるべく他の
調理器に当該他の調理器の調理開始時点に関する信号を
送ると共に自身側の調理開始時点を決定する調理終了調
整手段を設けたものである。

（作用）本発明に係る調理器の接続端子を他の調理器に信号線を
介して接続しておく。そして、本発明の調理器と他の調
理器との双方で調理を行う場合、本発明の調理器の調理
終了調整手段に、他の調理器の調理に関する時間データ
が取込まれ、本発明調理器の調理に関する時間データと
比較される。

そして、その比較結果に基づき、調理終了調整手段が他
の調理器に当該他の調理器の調理開始時点に関する信号
を送ると共に本発明の調理器の調理開始時点を決定する
。これにより本発明の調理器が調理を終了すると、他の
調理器でも調理が終了することとなる。

（実施例）以下本発明を電子レンジに適用した一実施例につき図面
を参照しながら説明する。

第３図には電子レンジ１とトースタ２が示され、第４図
には同電子レンジ１と炊飯器３が示されている。

上記電子レンジ１の制御構成は第５図に示されている。

即ち、調理そのものに関する制御は、制御回路４により
行われる。この゛制御回路４はマイクロコンピュータを
含んで構成され、これは、キースイッチ群からなる操作
部５、図示しないターンテーブルに載せられた調理物の
ｆｆ１ｉＥｔを検出する重量センサ６、加熱調理により
調理物から発生ずる蒸気を検出する気体センサ７からの
信号を受け、ヒータ８やマグネトロン９に通電する。こ
の場合、加熱時間は、使用者が自身で設定でき、また自
動調理の場合には基本的には重量センサ６の検出重量に
応じて設定されるようになっている。そして、自動調理
の場合には、加熱後調理物から出る蒸気を検出して加熱
時間を補正するようになっている。

また、電子レンジ１には、制御回路４が有するマイクロ
コンピュータとは別のマイクロコンピュータ１０が設け
られている。このマイクロコンピュータ１０は、電子レ
ンジ１と他の調理器との調理終了時点の同期をとるため
の調理終了調整手段として機能するものである。このマ
イクロコンピユー１０は、タイマ機能を有し、このタイ
マ機能により現在時刻及び成る時点からの経過時間をカ
ウントできるようになっている。そして、かかるマイク
ロコンピュータ１０と他の調理器との間で信号を授受す
るために、電子レンジ１には接続端子１１が設けられて
いる。

一方、前記トースタ２及び炊飯器３の制御構成も、第５
図に示されている。両者の制御構成は第５図のブロック
構成にて示すと同一になるので、炊飯器３については同
図で括弧付きの符号にて示す。即ち、トースタ２及び炊
飯器３の制御回路１１２及び１３は、マイクロコンピュ
ータを含んで構成され、これは、操作部１４及び１５か
らの信号を受け、ヒータ１６及び１７に通電する。そし
て、両制御回路１２及び１３は共にタイマ機能を有し、
トースタ２の制御回路１２はそのタイマ機能により、操
作部１４により設定された加熱時間だけヒータ１６を通
電する。また、炊飯器３の制御回路１３は、そのタイマ
機能により現在時刻を計時し、操作部１５の操作により
炊飯終了時刻が予約された場合には、炊飯終了予約時刻
からメモリに記憶された炊飯所要時間を引いた時刻にな
った時点でヒータ１７に通電して゛炊飯を開始するよう
になっている。

次に上°記構底の作用を、マイクロコンピュータ１０の
制御内容を示す第１図及び第２図のフローチャートを参
照しながら説明する。この作用説明からマイクロコンピ
ュータ１０による制御内容がより具体的に理解されるで
あろう。

まず電子レンジ１とトースタ２との間で調理終了時点の
整合をとる場合につき述べる。この場合には、電子レン
ジ１の接続端子１．１をトースタ２の接続端子１８に信
号線１９を介して接続しておく。そして、電子レンジ１
のターンテーブル上に例えば牛乳を入れたコツプを載せ
て操作部５の自動暖め用キーを操作する。すると、　ｆ
ｆ１ｆｆｉセンサ６により牛乳の重量が検出され、その
ｍｆｆ１に応じた調理時間（マグネトロン９による高周
波加熱時間）が制御回路４のマイクロコンピュータによ
り設定される。この牛乳の暖め調理に関する時間データ
即ち上記調理時間（以下レンジ加熱時間ＴＲという）の
データはマイクロコンピュータ１０に送られて記憶され
る。一方、トースタ２にパンを入れ、そして操作部１４
を操作して加熱時間を設定する。

このトースタ２の調理に関する時間データ即ちパンを焼
くための加熱時間（以下パン焼き時間Ｔ。

という）のデータは信号線１９を通じて電子レンジ１の
マイクロコンピュータ１０に送られて記憶される（以上
ステップａ）。次にマイクロコンピュータ１０は、レン
ジ加熱時間ＴＲとパン焼き時間１丁とを比較し、その長
短を判断する（ステップｂ）。そして、パン焼き時間１
丁がレンジ加熱時間ＴＲを越えている場合には、トース
タ２に調理（加熱）開始時点に関する信号、この場合に
はスタート信号を信号！１１９を介して送るー（ステッ
プＣ）。すると、トースタ２の制御回路１２はその電子
レンジ１側からのスタート信号を受けて直ちにヒータ１
６にａ電し、パン焼きを開始させる。

次にマイクロコンピュータ１０は、スタート信号を送っ
た時点からの経過時間ｔをカウントし、パン焼き時間Ｔ
Ｔからその経過時間ｔを引いた時間。

即ちパン焼きの残り時間（Ｔｔ−ｔ）がレンジ加熱時間
ＴＲ以下となったと判断すると（ステップｄ）、マイク
ロコンピュータ１０は電子レンジ１の制御回路４にスタ
ート信号を送る（ステップｅ）これによりマグネトロン
９が通電されて発振し、牛乳を高周波加熱する。そして
、設定時間が経過すると、牛乳の加熱が終了し、これと
略同時期にトースタ２においてもパン焼きを終了する。

また、ステップｂにおいて、パン焼き時間１丁がレンジ
加熱時間ＴＲ以下と判断した場合には、マイクロコンピ
ュータ１０は、電子レンジ１の制御回路４にスタート信
号を送り、直ちにマグネトロン９に通電して牛乳の加熱
を開始させる（ステップｆ）。そして、マイクロコンピ
ュータ１０は、電子レンジ１の制御回路４にスタート信
号を送った時点からの経過時間ｔをカウントし、レンジ
加熱時間Ｔ、ｌからその経過時間ｔを引いた残りの時間
、即ち牛乳加熱の残り時間がパン焼き時間１７以下とな
ったと判断すると（ステップｇ）、）−スタ２の制御回
路１２にスタート信号を送る（ステップｈ）。これによ
りトースタ２のヒータ１６が通電されパンを焼く。そし
て、パン焼き時間が経過すると、トースタ２はパン焼き
を終了し、これと略同時期に電子レンジ１も牛乳の加熱
を終了する。

続いて電子レンジ１と炊飯器３との間で調理終了時点の
整合をとる場合につき述べる。この場合には、電子レン
ジ１の接続端子１１を炊飯器３の接続端子２０に信号線
１９を介して接続しておく。

そして、電子レンジ１のターンテーブル上に例えば御飯
のおかずを調理すべく食物を入れた深皿を載せ、操作部
５を操作して加熱調理時間を設定する。この調理に関す
る時間データ即ち加熱調理時間（以下レンジ加熱時間Ｔ
Ｒという）のデータはマイクロコンピュータ１０に送ら
れて記憶される。

一方、炊飯器３の操作部５を操作して炊飯終了時刻を予
約する。この炊飯器３側での調理に関する時間データ即
ち炊飯終了予約時刻Ｔと炊飯に要する加熱時間（以下炊
飯所要時間Ｔ１という）のデータが信号線１９を通じて
電子レンジ１のマイクロコンピュータ１０に送られて記
憶される（以上ステップｊ）。次にマイクロコンピュー
タ１０は、炊飯終了予約時刻Ｔから現在時刻を差し引く
演算をして炊飯終了までの時間ＴＯを求め、その炊飯終
了までの時間Ｔｏと電子レンジ１での加熱時間との長短
を比較判断する（ステップｋ）。そして、レンジ加熱時
間ＴＬが炊飯終了までの時間１０以上である場合には、
マイクロコンピュータ１０は炊飯器３の制御回路１２に
炊飯終了予約時刻Ｔを変更する信号（炊飯開始時点に関
する信号）を信号線１９を介して送る（ステップｐ）。

この場合、変更後の炊飯終了予約時刻は、当初使用者が
設定操作した炊飯終了予約時刻Ｔに、レンジ加熱時間Ｔ
Ｒと炊飯終了までの時間Ｔ、との差の時間を足した時刻
とする。この炊飯終了予約時刻を変更するための送信を
行った後、マイクロコンピュータ１０は電子レンジ１の
制御回路４にスタート信号を送る（ステップｍ）。する
と、マグネトロン９或いはヒータ８がａ電されおかずの
加熱調理を開始する。そして、炊飯器３の制御ａ回路１
３は、変更された炊飯予約終了時刻から炊飯所要時間を
引いた時刻になると、ヒータ１７にａ電し、炊飯を行う
。そして、変更後の炊飯終了予約時刻になると、炊飯器
３は炊飯を終了し、これと略同時期に電子レンジ１もお
かずの加熱調理を終了する。

また、ステップｋにおいて、レンジ加熱時間ＴＲが前記
炊飯終了までの時間Ｔ０朱満と判断した場合には、マイ
クロコンピュータ１０は炊飯器３の制御回路１２に当初
設定された炊飯終了予約時刻Ｔをそのまま終了予約時刻
とする信号を送る（ステップｎ）。そして、マイクロコ
ンピュータ１０は、炊飯器３の炊飯終了予約時刻Ｔから
現在時刻を引いた時間がレンジ加熱時間Ｔ、未満になっ
たと判断すると（ステップＯ）、電子レンジ１の制御回
路４にスタート信号を送る（ステップｐ）これにより電
子レンジ１のマグネトロン９或いはヒータ８が通電され
、おかずの加熱調理が行われる。そして、レンジ加熱時
間が経過すると、電子レンジ１は加熱調理を終了し、こ
れと略同時期に炊飯器３も炊飯を終了する。

尚、上記実施例では、マイクロコンピュータ１０の機能
は、制御回路４のマイクロコンピュータによりプログラ
ム処理させるようにしても良い。

また、上記実施例では電子レンジに適用して説明したが
、電子レンジに限られず、炊飯器など他の調理器に適用
しても良い。

［発明の効果］以上の説明から明らかなように本発明によれば、複数の
調理器で調理を行う場合、その調理器間で調理終了時点
の同期をとることができ、調理を終了した食品を暖かい
ままの状態で食することができるという優れた効果を奏
するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図及び第２
図は夫々トースタ及び炊飯器との間での調理終了時点の
同期をとる制御のフローチャート、第３図及び第４図は
電子レンジに夫々トースタ及び炊飯器を組合わせた場合
の斜視図、第５図は制御構成を示すブロック図である。図中、１は電子レンジ、２はトースタ、３は炊飯器、４
は制御回路、１０はマイクロコンピュータ（調理終了調
整手段）、１１は接続端子である。出願人　　株式会社　　東　　芝東芝オーディオ・ビデオエンジニアリング株式会社第１図第図

Claims

【特許請求の範囲】

１、他の調理器に接続されて当該他の調理器の調理に関
する時間データを受けると共に他の調理器に調理開始時
点に関する信号を送るための接続端子と、前記他の調理
器から得た調理に関する時間データと自身側の調理に関
する時間データとを比較しその比較結果に基づき前記他
の調理器と自身側との調理終了時期の同期をとるべく他
の調理器に当該他の調理器の調理開始時点に関する信号
を送ると共に自身側の調理開始時点を決定する調理終了
調整手段とを具備してなる調理器。