JPH06123332A - 緩動装置 - Google Patents

緩動装置

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JPH06123332A
JPH06123332A JP4327639A JP32763992A JPH06123332A JP H06123332 A JPH06123332 A JP H06123332A JP 4327639 A JP4327639 A JP 4327639A JP 32763992 A JP32763992 A JP 32763992A JP H06123332 A JPH06123332 A JP H06123332A
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JP
Japan
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outer cylinder
shaft body
loosening device
shaft
fin
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JP4327639A
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Inventor
Juji Kojima
島 銃 二 小
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/10Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
    • F16F9/14Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect
    • F16F9/145Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only rotary movement of the effective parts

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  • Fluid-Damping Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体を用いて高トルクを得ること。 【構成】 密閉された外筒2と、この外筒2内に回転自
在に取りつけられた軸体3と、外筒2及び軸体3の一方
に基端部4aあるいは5aが連結され他方に先端部4b
あるいは5bが摺接するように外筒2及び軸体3の各々
に少なくとも1個連結したフィン4、5と、外筒2内に
充填された流体6とを具備し、外筒2と軸体3のいずれ
か一方を固定部材に他方を回転部材に連係した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定部材に枢支された
回転部材の回転スピードをコントロールする緩動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の緩動装置として、回転部材
に連係し回転部材と一体に回動する回転軸と、この回転
軸の軸受けとの間に粘性グリスを封入したものがある。
この従来型緩動装置においては回転部材は粘性グリスの
剪断抵抗により急激な回動が阻止されて緩動することに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
型緩動装置においては、粘性グリスを封入する回転軸と
軸受けとの間のクリアランスを小さくすればするほど大
きい剪断抵抗を得ることができるが通常の加工技術では
バラツキが大きくそのクリアランス管理が困難であり、
結局大きな剪断抵抗を得ることができず回転モーメント
の大きい回転部材には適用できないという不具合があっ
た。
【0004】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的はクリアランス管理が不要で、しか
も回転部材の回転エネルギーに抗する高い抵抗トルクを
得ることができる緩動装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した目的を
達成するため密閉された外筒と、この外筒内に回転自在
に取り付けられた軸体と、前記外筒及び軸体の一方に基
端部が連結され他方に先端部が摺接するように外筒及び
軸体の各々に少なくとも1個連結したフィンと、前記外
筒内に充填された流体とを具備し、前記外筒と軸体のい
ずれか一方を固定部材に他方を回転部材に連係したこと
を特徴としている。
【0006】前記フィンはその基端部に形成された膨出
部が外筒あるいは軸体に形成された凹陥部に揺動可能に
嵌入して連結することができる。
【0007】また、前記フィンはその基端部が外筒ある
いは軸体に一体的に連結された弾性体あるいは剛体で構
成することもできる。
【0008】さらに、前記フィンはその基端部を外筒及
び軸体の一方に揺動可能に連結すると共にその先端部を
他方に摺接するようにばね付勢して取付けることもでき
る。
【0009】前記流体はゲル、水、油、グリス、あるい
は空気のうちいずれかひとつを用いることができるし、
これらの流体が移動する細孔あるいは溝を前記フィンに
設けることができる。
【0010】
【作用】本発明は前記した構成になっているので、回転
部材の回転により外筒と軸体とが相対回転し、この回転
により外筒と軸体にそれぞれ連結されたフィン間の流体
が圧縮され回転部材の回転エネルギーに抗する高い抵抗
トルクを生じる。
【0011】また、基端部を揺動可能に連結したフィン
及び弾性体で形成されたフィンは正回転時にはその先端
部が外筒あるいは軸体に摺接して高抵抗トルクを生じる
が、逆回転時にはその先端部が外筒あるいは軸体から離
反し低抵抗トルクを生じる。
【0012】さらに、摺接方向にばね付勢されて取付け
られたフィン及び弾性体で形成されたフィンは、前記し
た逆回転から正回転への変換時その先端部が瞬時に摺接
状態に復帰するので応答性が速くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。図1乃至図3は第1実施例としての緩
動装置1を示す。緩動装置1は密閉された外筒2と、こ
の外筒2内に回転自在に取り付けられた軸体3と、この
外筒2に連結されたフィン4、4及び軸体3に連結され
たフィン5、5と、外筒2内に充填された流体としての
粘性グリス6とから大略構成されており、外筒2を固定
部材に固着し、かつ軸体3を回転部材に連結して緩動機
能を奏するようになっている。
【0014】外筒2は有底円筒体からなる外筒本体21
と、この外筒本体21の開口部を閉塞する蓋体22とか
らなり、蓋体22は外筒本体21の開口端面に形成した
環状溝内に装着したOリング7を介して密閉状態でビス
8止めされている。また、外筒本体21にはその底部2
1aの略中央部に軸体3の先端部を軸受けする円形凹部
21cが形成されると共に、底部21aの外周の対称位
置の2箇所に固定部材(図示せず)への取り付け部21
bが延設されており、蓋体22にはその中央部に軸体3
の後端部を支持する円形軸受け部22aが穿設されてい
る。さらに、外筒本体21の周壁には内側に開口する断
面C字形の凹陥部21dが対称位置の2箇所に外筒21
の深さ方向に形成されている。なお、図2において符号
9は外筒本体21の開口端面に開口して形成したビス8
のねじ孔である。
【0015】軸体3は平行カット面31aを有する大径
軸部31の両側端に小径突起部32と小径軸部33を連
設した中実体からなり、平行カット面31aには外方に
開口する断面C字形の凹陥部31bが軸方向に形成され
ている。また、軸体3には小径軸部33の端面に開口す
る断面矩形状の連結凹部34が形成されており、軸体3
はこの凹部34を回転部材(図示せず)に回り止めされ
て連結されるようになっている。そしてこの軸体3はそ
の小径突起部32を外筒本体21の円形凹部21cに嵌
入させると共にその大径軸部31を外筒本体21内に位
置させ、かつその小径軸部33を蓋体22の円形軸受け
部22aに挿通させて回転自在に取付けられている。こ
の取付け状態では軸体3は大径軸部31と小径軸部33
の境に形成される段部で抜け止めが図られると共に、小
径軸部33の外周に形成された環状溝内に装着されたO
リング10により小径軸部33の蓋体22に対する挿通
部分がシールされている。
【0016】フィン4及び5は巾方向に湾曲し、この巾
方向と直行する長さが軸体3の大径軸部31の長さ(外
筒本体21の深さと略同一)と同一となる剛性板状体で
形成されており、この板状体の長さに沿う一側端縁(基
端部)に略円形の膨出部4a及び5aが形成されてお
り、かつその厚みが巾方向に沿って膨出部4a及び5a
側から他側端縁部4b及び5b(先端部)に向かって漸
減するように形成されている。そしてこのフィン4及び
5は各膨出部4a及び5aを外筒本体21及び軸体3の
凹陥部21d及び31bに嵌入させ、かつその他側端縁
部4b及び5bをそれぞれ軸体3の外周面及び外筒本体
21の内周面に摺接させて取付けられる。このときのフ
ィン4及び5の取付け方向はフィン4が軸体3のb方向
回転側が凹となるように取付けられ、フィン5が軸体3
のa方向回転側が凹となるように取付けられる。また、
このフィン4及び5の各膨出部4a及び5aが嵌入する
凹陥部21d及び31bは図3に示すようにその開口縁
部が面取り部21e及び31cに形成されており、この
面取り部21e及び31cにより取付けられたフィン4
及び5は揺動可能となっている。
【0017】さらに、粘性グリス6は蓋体22の組付前
に外筒本体21に充填され、蓋体22の組付で外筒2内
に封入される。このときの粘性グリス6の充填量は軸体
3及びフィン4,5を組みつけたときの余白部分を充満
するに足りる量となる。
【0018】以上のように構成された緩動装置1は次の
ように作動する。緩動装置1は取付け部21bを介して
固定部材(図示せず)に固定し、連結凹部34を介して
回転部材(図示せず)に連結する。このとき回転部材が
回動し軸体3をa方向(時計方向)へ回動させると、フ
ィン5は粘性グリス6の抵抗を受けてその他側端縁部5
bが外筒本体21の内周壁に押し付けられながら摺動
し、かつ対向するフィン4はフィン5で押された粘性グ
リス5によりその他側端縁部4bが軸体3の大径軸部3
1の外周面に押し付けられる。しかしてフィン4とフィ
ン5間にある粘性グリス6は圧縮され軸体3のa方向回
動に対して高い抵抗トルクを生じる。圧縮された粘性グ
リス6は、フィン4及び5の膨出部4a及び5aと凹陥
部21d及び31bとの間、及びフィン4及び5と外筒
本体21の底部21a及び蓋体22と間のクリアランス
を通って徐々に他所へ流動し、それによって回転部材は
a方向へ緩動することになる。
【0019】また、回転部材が回動し軸体3をb方向
(反時計方向)へ回動させると、フィン5は粘性グリス
6の抵抗を受けてその他側端縁部5bが外筒本体21の
内周面から離反する方向へ揺動し、他側縁端部5bと外
筒本体21の内周面との間のクリアランスが大きくな
る。このため回転部材は粘性グリス6の大きな抵抗を受
けることなく小さな負荷で回転可能となる。このように
揺動装置1は軸体3の一方向(a方向)のみの回動のと
きに緩動機能を奏する一方向タイプの緩動装置となって
いる。
【0020】図4及び図5に一方向タイプの緩動装置と
しての他の例を示す。図4及び図5に示した第2及び第
3の実施例としての緩動装置20及び30はフィンの構
成のみが相違し、他の構成は緩動装置1と同様になって
いる。このため緩動装置1と同一の構成要素は同一の符
号を付して重複する説明を省略する。すなわち、緩動装
置20におけるフィン41及び51はそれぞれ外筒本体
21及び軸体3に一体的に形成されている。このときの
フィン41及び51は弾性を有して形成されており、軸
体3のa方向回動時にフィン51とフィン41との間の
粘性グリス6を圧縮して高い抵抗トルクを生じ、軸体3
のb方向回動時にフィン51が撓んで外筒本体21の内
周面から離反し低トルクとなる。
【0021】また、緩動装置30は軸体3に取付けられ
るフィン52が前述したフィン5(緩動装置1の)と形
状及び取付け状態が同一となっており、外筒本体21に
取付けられるフィン42が本体21に一体的に固着され
た剛体で形成されている。このときフィン42及び52
はそれぞれ1個設けられているので軸体3(回転部材)
の回動角度を大きくとれるという利点がある。この緩動
装置30は軸体3のa方向回動時に高トルクとなり、そ
のb方向回動時に低トルクとなる。
【0022】図6及び図7に第4及び第5実施例として
の二方向タイプの緩動装置40及び50を示す。緩動装
置40及び50はフィンの構成のみが相違し、他の構成
は緩動装置1と同様になっている。このため緩動装置1
と同一の構成要素は同一の符号を付して重複する説明を
省略する。すなわち、緩動装置40及び50は軸体3に
相互に逆向きに取付けた2個のフィン53,54と、外
筒本体21に一体的に固着された剛体で構成されるフィ
ン43とを具備している。2個のフィン53,54は緩
動装置1のフィン5と形状及び取付け状態が同一となっ
ており、軸体3の大径軸部に設けた平坦部31bに、凸
面を対向させて(緩動装置40)、あるいは凹面を対向
させて(緩動装置50)取付けられている。そして軸体
3のa方向回動時緩動装置40においてはフィン54と
フィン43とにより粘性グリス6を圧縮し、緩動装置5
0においてはフィン53とフィン43とにより粘性グリ
ス6を圧縮して高トルクを得ることができ、軸体3のb
方向回動時緩動装置40においてはフィン53とフィン
43とにより粘性グリス6を圧縮し、緩動装置50にお
いてはフィン54とフィン43とにより粘性グリス6を
圧縮して高トルクを得ることができる。このように緩動
装置40及び50は軸体3のa及びb方向のいずれの回
動方向に対しても緩動機能を奏する二方向タイプの緩動
装置となっている。
【0023】図8及び図9に第6実施例としての緩動装
置60を示す。この緩動装置60はフィンをばね付勢し
て取付けた構造を示したものであり、該構造は前述した
一方向あるいは二方向タイプのいずれの揺動装置にも適
用することができる。すなわち、フィン55はその膨出
部55aを凹陥部31bに嵌入させることによって軸体
3の大径軸部31に揺動可能に連結されると共にその先
端部55bを外筒本体21の内周面に摺接するようにば
ね付勢されて取付けられている。このときのばねによる
付勢構造は次のようになっている。軸体3の大径軸部3
1には凹陥部31bに連通し、かつ軸体3の求心方向に
半月状に膨出する凹部31cと、この凹部31cの両側
に位置して凹部31cに開口するスリット31dが形成
されている。そして板ばね61がその両端をスリット3
1dに嵌入させて取付けられている。一方、フィン55
の膨出部55aには板ばね61に当接する平坦面55c
と逃げ面55dが形成されており、板ばね61の中央部
が図8に示すように平坦面55cに当接してフィン55
の先端部55bを外筒本体21の内周面に摺接するよう
に付勢している。逃げ面55dは前記した先端部55b
の摺接状態を良好に維持するために形成される。このよ
うに取付けられたフィン55は軸体3の大径軸部31が
a方向へ回転するときは板ばね61の付勢方向と粘性グ
リス6による負荷方向とが一致するので、その先端部5
5bの摺接状態が良好に維持され高い抵抗トルクを確実
に生じることができる。また、大径軸部31がb方向へ
回転するときは板ばね61のばね力を上回る粘性グリス
6の抵抗によりフィン55はその先端部55bが外筒本
体21の内周面から離反する方向へ回動し(図9参
照)、先端部55bと外筒本体21の内周面との間に粘
性グリス6の自由な移動を許容する充分な隙間を生じる
ので大径軸部31を同方向へ低トルクで回転することが
できるようになる。さらに、緩動装置60はフィン55
が大径軸部31のb方向回転からa方向回転への変換時
にも板ばね61のばね力によりその先端部55bの良好
な摺接状態を瞬時に形成することができるので、応答性
が速く即応性に優れたものとなっている。尚、このとき
のばねは前記した板ばね61に限定されるものではな
く、ワイヤーばね等の適宜のばねを用いることができ、
かつその取付構造も適宜設計変更可能である。
【0024】以上述べた緩動装置1,20,30,4
0,50及び60はいずれも粘性グリス6を圧縮して緩
動機能を奏するものであるから、従来の緩動装置のよう
に粘性グリスの剪断抵抗により緩動機能を奏するものに
比べて格段に高い抵抗トルクを得ることができるので、
回転モーメントの大きい回転部材に対しても充分な適合
性を有し、かつ高抵抗トルクが得られる分装置のコンパ
クト化を図ることができる。
【0025】本発明は前記した実施例に限られるもので
はなく次のような変形例をも含むものである。本発明は
前記した実施例とは逆の取り付け方、すなわち外筒2を
回転部材に、軸体3を固定部材にそれぞれ取り付けて構
成してもよい。
【0026】また、緩動装置30(図5)の変形例とし
て、固定タイプのフィン42を軸体3に設け、可動タイ
プのフィン52を外筒本体21に取り付けて構成しても
よい。
【0027】さらに軸体3及び外筒本体21に取り付け
られるフィンに流体の移動する細孔、あるいは溝を設け
ることができる。
【0028】本発明は粘性グリス6に替えて、ゲル、空
気,水,油等の流体をも用いることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上述べたように流体を圧縮し
て緩動機能を奏するものであるから、粘性グリスの剪断
抵抗により緩動機能を奏するものに比べて格段に高いト
ルクを得ることができ、回転モーメントの大きい回転部
材に対しても充分な適合性を有し、かつ装置のコンパク
ト化をも図ることができる。
【0030】また、本発明は外筒,軸体,フィン及び流
体とからなるものであり、構成部品数が少なく組み立て
容易であると共に軽微な設計変更で一方向タイプあるい
は二方向タイプのいずれの緩動装置をも得ることができ
る。
【0031】さらに、本発明はフィンをばね付勢して外
筒に摺接させる構造にすることによって、作動の安定を
図ることができると共に、正、逆回転の変換時の即応性
に優れた緩動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緩動装置の図2のB−B線に沿う断面
図である。
【図2】図のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図2の要部の拡大断面図である。
【図4】本発明の他の緩動装置の断面図である。
【図5】本発明の他の緩動装置の断面図である。
【図6】本発明の他の緩動装置の断面図である。
【図7】本発明の他の緩動装置の断面図である。
【図8】本発明の他の緩動装置の断面図である。
【図9】図8の緩動装置の作動を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1,20,30,40,50,60 緩動装置 2 外筒 3 軸体 4,5,41,42,43,51,52,53,54,
55 フィン 4a 膨出部(基端部) 4b 他側端縁部(先端部) 5a,55a 膨出部(基端部) 5b,55b 他側端縁部(先端部) 6 粘性グリス(流体) 21 外筒本体 21d,31b 凹陥部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉された外筒と、 この外筒内に回転自在に取り付けられた軸体と、 前記外筒及び軸体の一方に基端部が連結され他方に先端
    部が摺接するように外筒及び軸体の各々に少なくとも1
    個連結したフィンと、前記外筒内に充填された流体とを
    具備し、前記外筒と軸体のいずれか一方を固定部材に他
    方を回転部材に連係したことを特徴とする緩動装置。
  2. 【請求項2】 前記フィンはその基端部に形成された膨
    出部が外筒あるいは軸体に形成された凹陥部に揺動可能
    に嵌入して連結されていることを特徴とする請求項1記
    載の緩動装置。
  3. 【請求項3】 前記フィンはその基端部が外筒あるいは
    軸体に一体的に連結された弾性体あるいは剛体である請
    求項1記載の緩動装置。
  4. 【請求項4】 前記フィンはその基端部が外筒及び軸体
    の一方に揺動可能に連結されると共にその先端部が他方
    に摺接するようにばね付勢されていることを特徴とする
    請求項1記載の緩動装置。
  5. 【請求項5】 前記流体ゲルは水、油、グリス、あるい
    は空気である請求項1記載の緩動装置。
  6. 【請求項6】 前記フィンには流体の移動する細孔、あ
    るいは溝が設けられている請求項1記載の緩動装置。
JP4327639A 1992-08-26 1992-11-13 緩動装置 Pending JPH06123332A (ja)

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JP25067992 1992-08-26
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