JPH06122955A - 真球状溶射粉末の製造方法 - Google Patents

真球状溶射粉末の製造方法

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JPH06122955A
JPH06122955A JP4083021A JP8302192A JPH06122955A JP H06122955 A JPH06122955 A JP H06122955A JP 4083021 A JP4083021 A JP 4083021A JP 8302192 A JP8302192 A JP 8302192A JP H06122955 A JPH06122955 A JP H06122955A
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powder
slurry
spherical
spray
ceramic
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Yusaku Shimoda
有作 下田
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐摩耗性の均一性状の溶射皮膜を得るための
真球状で流動性があり、気孔の少ない中実球状のセラミ
ックス溶射粉末を製造する方法を提供する。 【構成】 セラミックス粉末と無機系のゾルを含有し、
かつ凝集あるいはゲル化したスラリーをスプレードライ
法により粉末化する真球状溶射粉末の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油精製、石油化学、製
鉄、炉材、印刷の分野で利用されているセラミックス溶
射に用いられる真球状溶射粉末の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年金属等の耐摩耗性・耐腐食性の向
上、酸化防止等を目的とする金属表面への皮膜形成方法
としてガス溶射やプラズマ溶射によるセラミックス溶射
が普及している。セラミックス溶射に供給されるセラミ
ックス粉末について要求される物性として、流動性が良
く、気孔の少ないことが望まれている。
【0003】セラミックス粉末としては、従来一般に
は、セラミックスの溶融物、焼結物又は天然物を粉砕し
適度な大きさに分級調整した粉砕法によるものや、スプ
レードライにより造粒乾燥したスプレードライ法による
ものが使用されている。しかし、粉砕法によって得られ
た粉末は角ばっており、粒子間の摩擦抵抗が大きく、溶
射時の流動性が悪く、溶射皮膜の均一性が損なわれる。
また、スプレードライ法によって得られた粉末は球状に
はなるが、一部分が陥没した欠陥球になり、溶射皮膜形
成時に欠陥部分が大気を取り込み気孔の多い皮膜になっ
てしまい、緻密な皮膜の形成が難しい。
【0004】特開59−182279号公報には、これ
らを改善するためセラミックス粉末を造粒し、造粒粉末
が互いに融着しない温度で焼成する方法が記載されてい
る。しかし、この方法では、粉末の形状は球形にはなる
が、依然として陥没部分を含む欠陥球となり、真球状に
はならない。したがって、溶射後の皮膜は気孔が多いと
考えられる。
【0005】真球状のセラミックス粉末の製造法として
は特開昭63−274647号公報、特開平3−432
02号公報に記載があるが、いずれも溶射用に製造した
ものではなく、溶射粉末に適するとはいえない。また、
凝集剤として硫化物塩や硝酸塩を使用しているがこのよ
うな塩の添加は、溶射材料として用いるときに悪影響を
及ぼす。
【0006】また、シリカの真球状粉末の製造法とし
て、特開昭62−96308号公報に記載された方法が
ある。これは、スプレードライをする前にスリラーの粘
度をpH調整やスリラー温度等で調整している。しか
し、真球状の粉末を得るために必ず溶射溶融処理を行っ
ており、スプレードライ法のみで真球状の粉末を得てい
ない。また、フィラーとして製造されたものであり、溶
射材料として適しているとは言えない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は耐摩耗性に優
れた均一性状の溶射皮膜を作製するためのセラミックス
溶射粉末の製造法を提供することを目的とする。耐摩耗
性の溶射皮膜を得るためには、セラミックス粉末は、真
球状で流動性があり、気孔の少ない中実球状の粉末でな
くてはならない。本発明は中実真球状のセラミックス溶
射粉末の製造法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、セラミックス粉
末と無機系のゾルを含有し、かつ凝集あるいはゲル化し
たスラリーをスプレードライ法により粉末化することに
より中実真球状のセラミックス粉末が得られることを見
出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明はセラミックス粉末と無
機系のゾルを含有し、かつ凝集あるいはゲル化したスラ
リーをスプレードライ法により粉末化することを特徴と
する真球状溶射粉末の製造方法を提供するものである。
【0010】原料として用いられるセラミックス粉末と
しては、Mg、Al、Si、Ca、Ti、Cr、Mn、
Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Y、Zr、Mo、C
e、W等の金属の酸化物、炭化物、窒化物、硼化物が挙
げられる。粉末の粒径は100μm以下、好ましくは
0.1〜10μmが良い。
【0011】無機系のゾルとしては以下のものが挙げら
れ、溶媒としては水あるいは低級アルコール等の極性溶
媒が使用可能であるが、特に水を用いることが望まし
い。
【0012】・SiO2含有量が好ましくは1〜50w
t%程度のシリカゾル ・Al23含有量が好ましくは1〜50wt%程度のア
ルミナゾル ・TiO2含有量が好ましくは1〜50wt%程度のチ
タニアゾル ・ZrO2含有量が好ましくは1〜50wt%程度のジ
ルコニアゾル 本発明においてスプレードライ法により粉末化するスラ
リーは上記セラミックス粉末の1種あるいは2種類以上
と上記無機系ゾルの1種あるいは2種以上の混合物から
なり、凝集あるいはゲル化されている。この場合、無機
系ゾルの仕込み量は、ゾル中に含まれる固形分の割合が
全体固形分量の0.1wt%〜50wt%、好ましくは
1wt%〜50wt%になるようにすることが好まし
い。これは、少なすぎるとゾルのバインダー効果がなく
なり、多すぎると製造後の粉末の気孔が多くなり、溶射
皮膜形成時の皮膜の硬度が低下するためである。
【0013】セラミックス粉末と無機系のゾルの混合物
には水あるいは低級アルコール等の分散剤を加えてスラ
リー状にする。分散剤としては好ましくは水が用いられ
る。スラリーの濃度は5〜70wt%が好ましく、更に
好ましくは10〜50wt%である。
【0014】このときスラリーは、凝集あるいはゲル化
させる必要がある。凝集あるいはゲル化の程度はスラリ
ー粘度が100〜20000cpsの範囲なるようにす
ることが好ましい。セラミックス粉末と無機系ゾル及び
分散剤(溶媒、水等)を混合しただけで凝集あるいはゲ
ル化するものもある。しかし、凝集あるいはゲル化しな
い場合はアンモニア水、緩衡溶液などのpH調整剤を
加えてpHを調整したり、界面活性剤を添加したり、
分散剤の量を減少して調整するなどの方法でスラリー
を一度凝集あるいはゲル化させる。一度凝集あるいはゲ
ル化させたものは、セラミックス粉末と無機系ゾルの分
散均一性を向上させる必要がある。そのためスラリーの
攪拌・分散を行う。攪拌を効率よく行うためにはスラリ
ーの粘度は10000cps以下が良い。このために
は、分散剤を加えて調整することが好ましい。
【0015】スラリーの攪拌・分散には高いシェアがか
かり、粉砕等も伴うものを用いることが好ましい。具体
的な装置としては、ボールミル、パールミル、ホモジナ
イザー、遊星ボールミル、ニーダー等が挙げられる。
【0016】攪拌・分散後、スラリーの粘度が、100
0cps以下のときはそのままスプレードライするが、
1000cpsより高い場合は分散剤を加えて粘度を1
000cps以下に下げる。これによりスプレードライ
時にスラリーの供給操作が容易になり好ましい。
【0017】次に上記のようにして得られた処理済スラ
リーをスプレードライ法にて処理し、真球状中実粉末を
製造する。スプレードライ法の処理条件は、特に制限は
なく従来用いられている条件で実施することができる。
熱風入口温度は70〜500℃の範囲が好ましく、更に
好ましい範囲は100〜500℃である。これは作業の
効率の面からである。スプレードライ法には回転ディス
ク法、2流体ノズル法等があり、どの方法でも良いが回
転ディスク法が好ましい。
【0018】回転ディスク法の場合、回転数はスプレー
ドライ装置により異なるが、得られる粉末の平均粒径が
1〜100μm程度、好ましくは10〜50μmになる
ように回転数を調整すると良い。2流体ノズル法の場合
の圧力も同様にして調整する。
【0019】上記の結果真球状の粉末が得られるが、更
に粉末中の不純物の除去、塩素イオン、酢酸イオン等の
陰イオンの除去、粉末自体の強度の向上のため仮焼を行
うことが好ましい。仮焼温度は粉末製造のための仕込み
原料により異なり、仮焼を必要としない場合もあるが、
一般には200〜1400℃、好ましくは200〜12
00℃で、1〜24時間行うことが好ましい。しかしな
がら、粉末により処理温度が異なるため、温度及び時間
の限定はできない。ただし、温度、時間の上限の目安と
しては、粉末同士の融着が起こらない温度、時間とす
る。
【0020】本発明により得られた粉末の真球度は、走
査型電子顕微鏡(SEM)で1000倍に拡大した写真
から、各粒子の最長径と最短径を測定し、次の式に従っ
て求めた。
【0021】真球度=最短径/最長径 本発明では、真球度が0.9〜1.0の範囲に入る粒子
を90%以上含む粉末を得ることが可能であり、真球状
粉末とはこのような真球度分布を有する粉末を意味す
る。なお、粒子同士が付着したり、陥没のあるものは真
球度が範囲内にあっても真球状粉末とはみなさない。
【0022】本発明で得られた真球状溶射粉末を用いて
溶射を行うことにより、耐摩耗性に優れた皮膜が得られ
る。溶射法にはガス溶射法と電気溶射法がある。ガス溶
射法ではガスフレーム溶射法、高速ガス溶射法、爆発溶
射法等があり、電気溶射法としては、プラズマ溶射法が
ある。セラミックス粉末の場合は、どの方法でも溶射は
できるが、高温の火炎であるプラズマ溶射法が好まし
い。
【0023】溶射を行う基材には鉄、銅、ステンレス等
の金属や、YSZ、アルミナ、SiC、チタニア等のセ
ラミックスの焼結体がある。形状は平板状のものであっ
ても、シリンダー外面、ローラー等の円柱状のものであ
ってもいずれでもよい。
【0024】皮膜の耐摩耗性は、1mm以下のアルミナ
粉末1kgをブラスト材としてブラストエロージョン試
験を行い、皮膜の耐摩耗減量で比較評価することができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0026】実施例1 酸化クロム粉末(平均粒径0.6μm)500g、酸化
アルミニウム粉末(平均粒径0.5μm)380g、酸
化チタン粉末(平均粒径0.5μm)100g、アルミ
ナゾル(アルミナ濃度10wt%)200g、水820
gを混合した。
【0027】このスラリーに濃アンモニア水5ml加
え、pHを7に調整してスラリーをゲル化させた。ゲル
の粘度は7000cpsであった。このスラリーをボー
ルミルで攪拌混合を3時間行った。攪拌後、水を130
0g加えスラリーの粘度を100cps以下に下げスプ
レードライした。
【0028】スプレードライの条件は、スプレードライ
ヤーに回転ディスク式(ディスク径は50mm、乾燥室
径800mm、高さ1200mm)を用い、ディスク周
速39m/s、温度250℃であった。
【0029】得られた粉末を電気炉中、900℃3時間
仮焼した。この粉末の平均粒径はレーザ回折粒度分析計
で測定したところ35μmであった。また同粉末の組成
は、蛍光X線分析によってCr23が50wt%、Al
23が40wt%、TiO2が10wt%であった。ま
た、走査型電子顕微鏡(SEM)により観察したとこ
ろ、中実球状であることが分った。この粒子形状のSE
M写真を図1に示す。
【0030】この粉末をプラズマ溶射装置を使い、Ar
/H2ガスで鉄の基板に施工した。プラズマ溶射にはメ
テコ社の9MBガンを使い、Ar:35l/min、H
2:9l/min、溶射距離80mm、粉末供給量30
g/minで行った。その後皮膜の耐摩耗性を以下の方
法で評価した。
【0031】耐摩耗性:アルミナ粉末(1mm以下)を
摩耗材として空気流速30m/secの速さで基材に吹
き付けるブラストエロージョンテストを行った。摩耗面
積は4cm2、角度は30゜、距離は40mmで、アル
ミナ粉末を1kg吹き付けたときの皮膜の摩耗減量で評
価した。
【0032】比較例1 酸化クロム粉末(平均粒径0.6μm)500g、酸化
アルミニウム粉末(平均粒径0.5μm)380g、酸
化チタン粉末(平均粒径0.5μm)100g、アルミ
ナゾル(アルミナ濃度10wt%)200g、水820
gを混合した。
【0033】このスラリーは粘度が低く10cpsでゲ
ル化してない。これをボールミルで3時間攪拌後、スプ
レードライした。スプレードライの条件は実施例1と同
様に行った。得られた粉末を電気炉中、900℃3時間
仮焼した。
【0034】この粉末の平均粒径はレーザ回折粒度分析
計で測定したところ35μmであった。また同粉末の組
成は、蛍光X線分析によってCr23が50wt%、A
23が40wt%、TiO2が10wt%であった。
また、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、
陥没のある球状であることが分かった。この粒子形状の
SEM写真を図2に示す。溶射条件及び耐摩耗性の評価
は実施例1と同様に行った。
【0035】実施例2 酸化クロム粉末(平均粒径0.6μm)950g、シリ
カゾル(シリカ濃度20wt%)250g、水2100
gを混合した。
【0036】このスラリーはこの条件ですでにゲル化し
ており、その粘度は1000cpsであった。このスラ
リーをボールミルで攪拌混合を3時間行った。攪拌後、
粘度は100cpsであったので、そのままスプレード
ライした。スプレードライの条件は実施例1と同様に行
った。得られた粉末を電気炉、900℃3時間仮焼し
た。
【0037】この粉末の平均粒径はレーザ回折粒度分析
計で測定したところ35μmであった。また同粉末の組
成は、蛍光X線分析によってCr23が95wt%、S
iO2が5wt%であった。また、走査型電子顕微鏡(S
EM)で観察したところ、中実球状であることが分っ
た。この粒子形状のSEM写真を図3に示す。溶射条件
及び耐摩耗性の評価は実施例1と同様に行った。
【0038】比較例2 酸化クロム粉末(平均粒径0.6μm)950g、シリ
カゾル(シリカ濃度20wt%)250g、水2100
gを混合し、濃アンモニア水を5ml加え、pHを10
にして、粘度50cpsのゾル状のスラリーを得、スラ
リーがゲル化しない状態にした。このスラリーをボール
ミルで攪拌混合を3時間行った。攪拌後、粘度は10c
psであったので、そのままスプレードライした。スプ
レードライの条件は実施例1と同様に行った。得られた
粉末を電気炉中、900℃3時間仮焼した。
【0039】この粉末の平均粒径はレーザ回折粒度分析
計で測定したところ35μmであった。また同粉末の組
成は、蛍光X線分析によってCr23が95wt%、S
iO2が5wt%であった。また、走査型電子顕微鏡
(SEM)で観察したところ、陥没のある球状であるこ
とが分かった。この粒子形状のSEM写真を図4に示
す。溶射条件及び耐摩耗性の評価は実施例1と同様に行
った。
【0040】次の表1に粒子形状と摩耗性の試験結果を
まとめた。
【0041】
【表1】 耐摩耗性は、粉末の組成の影響も大きいが、同じ組成で
ある場合には明らかに真球状の粉末である方が耐摩耗性
が高い。これは真球状で中実の粉末は溶射時にガスを取
り込みにくく、皮膜の気孔が少なくなり、繊密な皮膜に
なるためと考えられる。
【0042】真球状の粉末のため、流動性が良く均一性
状の溶射皮膜が形成でき、また歩留も良い。また、中実
球でもあるので、溶射時にガスを取り込みにくいため、
気孔の少ない溶射皮膜になる。従って、皮膜の耐摩耗性
が優れているほか耐腐食性も向上する。
【0043】
【発明の効果】本発明により得られた溶射粉末は真球状
の粉末のため、流動性が良く均一性状の溶射皮膜が形成
でき、また歩留も良い。また、中実球でもあるので、溶
射時にガスを取り込みにくいため、気孔の少ない溶射皮
膜が得られる。従って、皮膜の耐摩耗性が優れているほ
か耐腐食性も向上する。また、スプレードライ法で製造
されるため、大量生産が可能で低コストで得られるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られた溶射粉末の走査型電子顕
微鏡写真
【図2】 比較例1で得られた溶射粉末の走査型電子顕
微鏡写真
【図3】 実施例2で得られた溶射粉末の走査型電子顕
微鏡写真
【図4】 比較例2で得られた溶射粉末の走査型電子顕
微鏡写真
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られた溶射粉末の粒子構造を示
走査型電子顕微鏡写真
【図2】 比較例1で得られた溶射粉末の粒子構造を示
走査型電子顕微鏡写真
【図3】 実施例2で得られた溶射粉末の粒子構造を示
走査型電子顕微鏡写真
【図4】 比較例2で得られた溶射粉末の粒子構造を示
走査型電子顕微鏡写真

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス粉末と無機系のゾルを含有
    し、かつ凝集あるいはゲル化したスラリーをスプレード
    ライ法により粉末化することを特徴とする真球状溶射粉
    末の製造法。
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