JPH06122382A - 乗用型作業機 - Google Patents
乗用型作業機Info
- Publication number
- JPH06122382A JPH06122382A JP27328792A JP27328792A JPH06122382A JP H06122382 A JPH06122382 A JP H06122382A JP 27328792 A JP27328792 A JP 27328792A JP 27328792 A JP27328792 A JP 27328792A JP H06122382 A JPH06122382 A JP H06122382A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- riding
- rear wheel
- driving section
- rear wheels
- footrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前後車輪間隔が狭い場合であっても、乗り降
り用の足置きスペースを確保して昇降動作を行い易いよ
うにする。 【構成】 前後車輪６，７の中間部上方に乗用運転部８
を備え、この乗用運転部８における運転座席１０の左右
両側に左右後輪７，７の上方を覆う後輪フェンダー１５
を配備してある乗用型田植機において、前記乗用運転部
８に対する昇降用足置き具２２を、運転部ステップ９と
前記後輪フェンダー１５とに亘って架設してある。
り用の足置きスペースを確保して昇降動作を行い易いよ
うにする。 【構成】 前後車輪６，７の中間部上方に乗用運転部８
を備え、この乗用運転部８における運転座席１０の左右
両側に左右後輪７，７の上方を覆う後輪フェンダー１５
を配備してある乗用型田植機において、前記乗用運転部
８に対する昇降用足置き具２２を、運転部ステップ９と
前記後輪フェンダー１５とに亘って架設してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、前後車輪の中間部上方
に乗用運転部を備え、この乗用運転部における運転座席
の左右両側に左右後輪の上方を覆う後輪フェンダーを配
備してある乗用型作業機に関する。
に乗用運転部を備え、この乗用運転部における運転座席
の左右両側に左右後輪の上方を覆う後輪フェンダーを配
備してある乗用型作業機に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記乗用型作業機において、従来では、
乗用運転部に対する昇降用足置き具は運転部ステップの
左右両端部に取付け固定する構成となっていた。
乗用運転部に対する昇降用足置き具は運転部ステップの
左右両端部に取付け固定する構成となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】乗用型作業機、例えば
乗用型田植機等においては、圃場での旋回半径を極力小
さいものにするために前後車輪の間隔を短くし、かつ、
水田を走行するために推進力を確保するため車輪の外径
は大に設定するのが一般的であり、その結果、前後車輪
の間隔が狭いものとなるが、後輪の上方側外周部には後
輪フェンダーが存在するから、運転部ステップが前後車
輪の隙間における機体前方側に偏った箇所に位置せざる
を得ないものとなる。そうすると、前記従来構造による
と、運転部ステップに取付けられる昇降用足置き具の連
結箇所が狭いものとなってしまう。しかし、昇降用足置
き具の足置き用載置部の長さは安全基準により所定の長
さを確保する必要があるので、この足置き載置部の前後
を機体に連結する縦方向連結部の間隔が上下方向全域に
亘り狭いものとなって乗り降りの際に足を入れ込み難い
欠点があった。本発明は上記不具合点を解消することを
目的としている。
乗用型田植機等においては、圃場での旋回半径を極力小
さいものにするために前後車輪の間隔を短くし、かつ、
水田を走行するために推進力を確保するため車輪の外径
は大に設定するのが一般的であり、その結果、前後車輪
の間隔が狭いものとなるが、後輪の上方側外周部には後
輪フェンダーが存在するから、運転部ステップが前後車
輪の隙間における機体前方側に偏った箇所に位置せざる
を得ないものとなる。そうすると、前記従来構造による
と、運転部ステップに取付けられる昇降用足置き具の連
結箇所が狭いものとなってしまう。しかし、昇降用足置
き具の足置き用載置部の長さは安全基準により所定の長
さを確保する必要があるので、この足置き載置部の前後
を機体に連結する縦方向連結部の間隔が上下方向全域に
亘り狭いものとなって乗り降りの際に足を入れ込み難い
欠点があった。本発明は上記不具合点を解消することを
目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した乗用型作業機において、前記乗用運転部に
対する昇降用足置き具を、運転部ステップと前記後輪フ
ェンダーとに亘って架設してある点にある。
頭に記載した乗用型作業機において、前記乗用運転部に
対する昇降用足置き具を、運転部ステップと前記後輪フ
ェンダーとに亘って架設してある点にある。
【０００５】
【作用】昇降用足置き具を、運転部ステップと後輪フェ
ンダーとに亘って架設する構成としたので、足置き用載
置部を所定の長さに確保しながら、前後の縦方向連結部
の機体側連結箇所が、運転部ステップと後輪フェンダー
とに亘る広い間隔を有し、乗り降りの際に足を入れ込む
スペースが大きく確保できる。
ンダーとに亘って架設する構成としたので、足置き用載
置部を所定の長さに確保しながら、前後の縦方向連結部
の機体側連結箇所が、運転部ステップと後輪フェンダー
とに亘る広い間隔を有し、乗り降りの際に足を入れ込む
スペースが大きく確保できる。
【０００６】
【発明の効果】従って、合理的構造改良によって、車輪
の外径が比較的大きく前後車輪間隔が小さい場合であっ
ても、狭い前後車輪の隙間を最大限に利用して、大きな
足置きスペースを確保でき、乗り降り動作が行い易いも
のとなった。
の外径が比較的大きく前後車輪間隔が小さい場合であっ
ても、狭い前後車輪の隙間を最大限に利用して、大きな
足置きスペースを確保でき、乗り降り動作が行い易いも
のとなった。
【０００７】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図１
に乗用型作業機の一例である乗用型田植機を示してい
る。この田植機は、乗用型走行機体の後部に苗植付装置
１を連結し、機体前部に搭載したエンジン２の動力を、
エンジン２の後方に配備したミッションケース３、前後
向き伝動軸４及び後部伝動ケース５を介して前後車輪
６，７に伝えて走行駆動するとともに、動力を苗植付装
置１に供給するよう伝動系を構成して、機体を走行させ
ながら苗植付け作業を行えるよう構成してある。走行機
体には前後車輪６，７の中間部上方に乗用運転部８を設
けてあり、操縦者は運転部ステップ９に足を載置し運転
座席１０に着座した乗用操縦姿勢で機体を操縦するよう
構成してある。
に乗用型作業機の一例である乗用型田植機を示してい
る。この田植機は、乗用型走行機体の後部に苗植付装置
１を連結し、機体前部に搭載したエンジン２の動力を、
エンジン２の後方に配備したミッションケース３、前後
向き伝動軸４及び後部伝動ケース５を介して前後車輪
６，７に伝えて走行駆動するとともに、動力を苗植付装
置１に供給するよう伝動系を構成して、機体を走行させ
ながら苗植付け作業を行えるよう構成してある。走行機
体には前後車輪６，７の中間部上方に乗用運転部８を設
けてあり、操縦者は運転部ステップ９に足を載置し運転
座席１０に着座した乗用操縦姿勢で機体を操縦するよう
構成してある。
【０００８】前記ミッションケース３と後部伝動ケース
５とに亘って左右一対の主フレーム１１を架設するとと
もに、ミッションケース３から前方に向けて固定延設し
た平面視コの字形の前フレーム１２にエンジン２を搭載
支持してあり、エンジン２の上方はボンネット１３によ
り覆ってあり、ボンネット１３の左右両側には機体前方
側から運転部ステップ９への乗り降りが可能な昇降用ス
テップ１４を設けてある。又、運転部ステップ９の後方
側には、左右中央に運転座席１０の支持部を備えた後輪
フェンダー１５を連設してある。
５とに亘って左右一対の主フレーム１１を架設するとと
もに、ミッションケース３から前方に向けて固定延設し
た平面視コの字形の前フレーム１２にエンジン２を搭載
支持してあり、エンジン２の上方はボンネット１３によ
り覆ってあり、ボンネット１３の左右両側には機体前方
側から運転部ステップ９への乗り降りが可能な昇降用ス
テップ１４を設けてある。又、運転部ステップ９の後方
側には、左右中央に運転座席１０の支持部を備えた後輪
フェンダー１５を連設してある。
【０００９】図２、図３に示すように、前記運転部ステ
ップ９は略箱形に構成され前記主フレーム１１に載置固
定してある。詳述すると、主フレーム１１から前後２箇
所において左右両外側方に向けて断面Ｌ字形の支持部材
１６を片持ち状に固定延設し、箱形に形成した運転部ス
テップ９の途中部に形成したボス部１７を介して前記支
持部材１６にボルト固定してある。又、運転部ステップ
９の内方側において前記ボルト連結箇所に横幅方向全域
に亘る縦姿勢の補強板１８を取付け、運転部ステップ９
の強度をアップさせている。後輪フェンダー１５は主フ
レーム１１から立設した縦フレーム１９にブラケット２
０を介して左右中央部の２箇所でボルト連結して支持す
るとともに、前端縁は運転部ステップ９に連結してあ
る。又、運転部ステップ９の前部側には、ボンネット１
３の下側において原動部の外方を覆い、かつ、昇降用ス
テップ１４及び予備苗のせ台２７を支持するフレームに
兼用構成された原動部カバー２１を連結してある。尚、
原動部カバー２１の前端部は前フレーム１２に連結支持
してある。
ップ９は略箱形に構成され前記主フレーム１１に載置固
定してある。詳述すると、主フレーム１１から前後２箇
所において左右両外側方に向けて断面Ｌ字形の支持部材
１６を片持ち状に固定延設し、箱形に形成した運転部ス
テップ９の途中部に形成したボス部１７を介して前記支
持部材１６にボルト固定してある。又、運転部ステップ
９の内方側において前記ボルト連結箇所に横幅方向全域
に亘る縦姿勢の補強板１８を取付け、運転部ステップ９
の強度をアップさせている。後輪フェンダー１５は主フ
レーム１１から立設した縦フレーム１９にブラケット２
０を介して左右中央部の２箇所でボルト連結して支持す
るとともに、前端縁は運転部ステップ９に連結してあ
る。又、運転部ステップ９の前部側には、ボンネット１
３の下側において原動部の外方を覆い、かつ、昇降用ス
テップ１４及び予備苗のせ台２７を支持するフレームに
兼用構成された原動部カバー２１を連結してある。尚、
原動部カバー２１の前端部は前フレーム１２に連結支持
してある。
【００１０】そして、前記運転部ステップ９に対して地
上から乗り降りするための昇降用足置き具２２を運転部
ステップ９と前記後輪フェンダー１５とに亘って架設し
てある。つまり、図４〜図６に示すように、上述した運
転部ステップ９における後部側の補強板１８と側部縦壁
部とに亘って延設したブラケット２３に足置き具２２の
前部を頭付きピン２４を介して連結するとともに、後輪
フェンダー１５の後輪外周部に沿う円弧状部分の前端部
に位置する箇所にブラケット２５を介して足置き具２２
の後部をボルト、ナット２６で締付け固定してある。こ
のようにして、足置き具２２の前後における機体連結箇
所の間隔を充分広くして昇降の際に足を入り込み易くす
るようにしてある。
上から乗り降りするための昇降用足置き具２２を運転部
ステップ９と前記後輪フェンダー１５とに亘って架設し
てある。つまり、図４〜図６に示すように、上述した運
転部ステップ９における後部側の補強板１８と側部縦壁
部とに亘って延設したブラケット２３に足置き具２２の
前部を頭付きピン２４を介して連結するとともに、後輪
フェンダー１５の後輪外周部に沿う円弧状部分の前端部
に位置する箇所にブラケット２５を介して足置き具２２
の後部をボルト、ナット２６で締付け固定してある。こ
のようにして、足置き具２２の前後における機体連結箇
所の間隔を充分広くして昇降の際に足を入り込み易くす
るようにしてある。
【００１１】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】乗用型田植機の全体側面図
【図２】運転部ステップ取付け部の側面図
【図３】運転部ステップ取付け部の平面図
【図４】足置き具の取付け部の側面図
【図５】足置き具の取付け部の正面図
【図６】足置き具の取付け部の正面図
６，７ 車輪 ８ 乗用運転部 ９ 運転部ステップ １０ 運転座席 １５ 後輪フェンダー ２２ 足置き具
Claims (1)
- 【請求項１】 前後車輪（６），（７）の中間部上方に
乗用運転部（８）を備え、この乗用運転部（８）におけ
る運転座席（１０）の左右両側に左右後輪（７），
（７）の上方を覆う後輪フェンダー（１５）を配備して
ある乗用型田植機であって、前記乗用運転部（８）に対
する昇降用足置き具（２２）を、運転部ステップ（９）
と前記後輪フェンダー（１５）とに亘って架設してある
乗用型作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27328792A JPH06122382A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 乗用型作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27328792A JPH06122382A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 乗用型作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06122382A true JPH06122382A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17525751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27328792A Pending JPH06122382A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 乗用型作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06122382A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000069814A (ja) * | 1999-09-20 | 2000-03-07 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 移動農機 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP27328792A patent/JPH06122382A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000069814A (ja) * | 1999-09-20 | 2000-03-07 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 移動農機 |
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