JP3469411B2 - 作業用走行車 - Google Patents

作業用走行車

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JP3469411B2
JP3469411B2 JP31424496A JP31424496A JP3469411B2 JP 3469411 B2 JP3469411 B2 JP 3469411B2 JP 31424496 A JP31424496 A JP 31424496A JP 31424496 A JP31424496 A JP 31424496A JP 3469411 B2 JP3469411 B2 JP 3469411B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、操作パネルと運転
席との間に床面を構成するステップを備えるトラクタ等
の作業用走行車の技術分野に属するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、この種トラクタ等の作業用走行
車においては、オペレータが着座する運転席を機体上に
設けると共に、該運転席の前方に、スイッチ類やメータ
類を備える操作パネルを立設し、さらに、操作パネルと
運転席との間には、床面を構成するステップが設けられ
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記操作パ
ネルやステップの下方には、動力伝動機構、油圧機器、
電装機器等が配設されているため、これらのメンテナン
スを行う場合には、操作パネルもしくはステップを取り
外す必要があるが、前記操作パネルの下端部とステップ
の前端部は、互いに重合する状態で機体フレーム側に共
締め固定されていたため、下側のものを取り外すのが容
易ではなく、また、ステップの後部下方(ステップ後部
から突出させた変速レバー等)のみをメンテナンスする
場合でも、ステップ全体を取り外す必要があるため、メ
ンテナンス時の作業性や作業効率を低下させる可能性が
あった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することができる作業用走
行車を提供することを目的として創作されたものであっ
て、運転席の前方に操作パネルを立設すると共に、該操
作パネルと運転席との間に、床面を構成するステップを
設けてなる作業用走行車であって、該作業用走行車の機
体フレーム側に、左右方向に延出する支持部材を設ける
と共に、該支持部材に、操作パネルの下端部およびステ
ップの前端部を互いに重合することなく取付けて、ステ
ップ、操作パネルをそれぞれ単独で取外すことができる
ように構成すると共に、さらに、前記ステップを前部ス
テップと後部ステップとに分割し、前部ステップの下面
部に一体的に設けられる第一補強部材に、前部ステップ
の後端から後方に突出する第二補強部材を一体的に設
け、該第二補強部材に後部ステップをボルト固定して、
第二補強部材側のボルトを外すことで後部ステップを前
部ステップから単独で取外可能にした作業用走行車であ
る。つまり、共締めする場合に比して操作パネルおよび
ステップを安定良く取付けることができる許りでなく、
メンテナンス時には操作パネルおよびステップをそれぞ
れ単独で取り外すことができ、しかも、ステップを前後
に分割して後部ステップを単独で取外可能にしたため、
ステップの後部下方のみをメンテナンスする場合に、ス
テップ全体の取り外しを不要にしてメンテナンス性を向
上させることができる。 【0005】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はトラク
タの走行機体であって、該走行機体1には、機体フレー
ムを兼ねるトランスミッションケース2が設けられてお
り、また、トランスミッションケース2の前部にはエン
ジン(図示せず)が搭載されるが、本実施形態のトラン
スミッションケース2は、主クラッチ機構等を内装する
クラッチハウジング2aと、主変速機構等を内装する中
間ミッションケース2bと、PTO変速機構等を内装す
るリヤミッションケース2cとに分割形成されている。
そして、主クラッチ機構を介してトランスミッションケ
ース2に入力されたエンジン動力は、変速機構を経由し
た後、前輪3、後輪4、PTO軸5等に伝動されるが、
これらの基本構成は何れも従来通りである。 【0006】6は左右の後輪4を上方から覆う左右一対
のリヤフェンダであって、該左右のリヤフェンダ6間に
は、中間ミッションケース2bおよびリヤミッションケ
ース2cに固定されるセンターカバー7が設けられてい
るが、該センターカバー7の上面部には、オペレータが
着座するための運転席8が取り付けられている。 【0007】9は前記運転席8の前方位置に立設される
操作パネル(ステアリングコラム)であって、該操作パ
ネル9の上端側には、メータ類や操作スイッチ類を備え
る操作部9aが設けられる一方、下端側には、略水平方
向に延出する操作パネル取付プレート9bが形成されて
いるが、該操作パネル取付プレート9bの前端側は、運
転席8を囲むように枠組みされたキャビン構成フレーム
10に対し、防振部材(弾性ゴム)11を介して取り付
けられている。 【0008】12は前記中間ミッションケース2bの左
右両側面に突設される左右一対のステップ支持フレーム
であって、該左右のステップ支持フレーム12は、左右
方向に長い支持プレート13を防振部材14を介して支
持しているが、支持プレート13の中間部には、上方か
ら重合する操作パネル取付プレート9bの後端部がボル
ト15を用いて固定されると共に、後方に延出するステ
ップ支持プレート16が一体的に溶着されている。尚、
17は左側ステップ支持フレーム12の先端部に固設さ
れる乗降用の補助ステップである。 【0009】18はステップであって、該ステップ18
は、前記センターカバー7(運転席8)と操作パネル9
との間に床面を構成すると共に、該床面をリヤフェンダ
6の前方位置まで拡張すべく前部が幅広に形成されるも
のであるが、リヤフェンダ6の前端位置を境にしてステ
ップ18を前後に分割形成している。つまり、前部ステ
ップ19と後部ステップ20とでステップ18を構成し
ているが、ステップ18の後部を構成する後部ステップ
20には、主変速レバー21を突出させるためのレバー
貫通孔20aが形成されている。 【0010】上記前部ステップ19の左右両端側は、支
持プレート13の左右両端部およびキャビン構成フレー
ム10で支持される一方、中間部は、支持プレート13
から後方に延出するステップ支持プレート16にボルト
22を用いて固定されるが、このとき前部ステップ19
と操作パネル9とは互いに重合することなく取付けられ
るようになっており、その結果、前部ステップ19およ
び操作パネル9を安定良く支持することができるうえ
に、対応するボルトを外すことによってステップ18
(前部ステップ19)および操作パネル9をそれぞれ単
独で取り外すことができるようになっている。 【0011】また、前部ステップ19の下面部には、左
右方向を向く単一の第一補強部材23と、前後方向を向
く左右一対の第二補強部材24とが一体的に設けられて
いるが、左右一対の第二補強部材24は、前部ステップ
19の後端から後方に突出している。そして、第二補強
部材24の上面部に、後部ステップ20の前端部および
中間部をボルト25を用いて固定する一方、後部ステッ
プ20の後端部を、センターカバー7の下端部にボルト
26を用いて固定しているため、前記ボルト25、26
を外すことによって後部ステップ20を単独で取り外す
ことができ、また、ボルト25を外すことなくボルト2
2、26を外せば、前部ステップ19と後部ステップ2
0とを一体的に取り外すことができるようになってい
る。尚、27はステップ18および操作パネル取付プレ
ート9bを覆うように敷設されるフロアマットである。 【0012】叙述の如く構成されたものにおいて、運転
席8の前方に操作パネル9を立設すると共に、該操作パ
ネル9と運転席8との間に、床面を構成するステップ1
8を設けるにあたり、左右方向を向く支持プレート13
に、操作パネル取付プレート9bの後端部およびステッ
プ18の前端部を互いに重合することなく取付けている
ため、両部材を共締めしていた従来に比して操作パネル
9およびステップ18を安定良く取付けることができる
許りでなく、操作パネル9およびステップ18をそれぞ
れ単独で取り外すことができるため、メンテナンス性も
向上させることができる。 【0013】しかも、前記ステップ18を前後に分割す
ると共に、後部ステップ20を単独で取外可能にしたた
め、ステップ18の後部下方のみをメンテナンスする場
合に、ステップ全体を取り外す必要がなく、その結果、
メンテナンス性をさらに向上させることができる。 【0014】また、本実施形態では、ステップ18の後
部から主変速レバー21を突出させているが、後部ステ
ップ20のみを単独で取り外す場合には、ステップ全体
を取り外す場合に比して主変速レバー21からの抜き取
り作業が容易になるという利点がある。 【0015】
【図面の簡単な説明】 【図1】トラクタの平面図である。 【図2】同上要部側面図である。 【図3】同上要部平面図である。 【図4】図3のA−A断面図である。 【図5】図3のB−B断面図である。 【符号の説明】 1 走行機体 8 運転席 9 操作パネル 13 支持プレート 18 ステップ 19 前部ステップ 20 後部ステップ 20a レバー貫通孔 21 主変速レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−20360(JP,A) 特開 昭59−216770(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 3/00 B62D 49/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 運転席の前方に操作パネルを立設すると
    共に、該操作パネルと運転席との間に、床面を構成する
    ステップを設けてなる作業用走行車であって、該作業用
    走行車の機体フレーム側に、左右方向に延出する支持部
    材を設けると共に、該支持部材に、操作パネルの下端部
    およびステップの前端部を互いに重合することなく取付
    けて、ステップ、操作パネルをそれぞれ単独で取外すこ
    とができるように構成すると共に、さらに、前記ステッ
    プを前部ステップと後部ステップとに分割し、前部ステ
    ップの下面部に一体的に設けられる第一補強部材に、前
    部ステップの後端から後方に突出する第二補強部材を一
    体的に設け、該第二補強部材に後部ステップをボルト固
    定して、第二補強部材側のボルトを外すことで後部ステ
    ップを前部ステップから単独で取外可能にした作業用走
    行車。
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