JPH06121270A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JPH06121270A JPH06121270A JP4292213A JP29221392A JPH06121270A JP H06121270 A JPH06121270 A JP H06121270A JP 4292213 A JP4292213 A JP 4292213A JP 29221392 A JP29221392 A JP 29221392A JP H06121270 A JPH06121270 A JP H06121270A
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- JP
- Japan
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- audio
- signal
- control signal
- recording
- channels
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- Pending
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2チャンネル分の音声信号記録領域を持つV
TRと、4チャンネル分の音声信号記録領域を持つ電子
機器との間で、各々の音声形式制御信号に互換性を持た
せるようにする。 【構成】 制御信号入力部3から入力される2チャンネ
ル対応の音声形式制御信号を、音声信号と一緒に記録媒
体12に記録するとともに、再生時にはこの2チャンネ
ル対応の音声形式制御信号を制御信号変換処理回路20
により4チャンネル対応の音声形式制御信号に変換し
て、制御信号出力部23から出力することにより、2チ
ャンネル分の音声信号記録領域を持つ記録再生装置を、
4チャンネル分の音声信号記録領域を持つ電子機器に接
続できるようにする。
TRと、4チャンネル分の音声信号記録領域を持つ電子
機器との間で、各々の音声形式制御信号に互換性を持た
せるようにする。 【構成】 制御信号入力部3から入力される2チャンネ
ル対応の音声形式制御信号を、音声信号と一緒に記録媒
体12に記録するとともに、再生時にはこの2チャンネ
ル対応の音声形式制御信号を制御信号変換処理回路20
により4チャンネル対応の音声形式制御信号に変換し
て、制御信号出力部23から出力することにより、2チ
ャンネル分の音声信号記録領域を持つ記録再生装置を、
4チャンネル分の音声信号記録領域を持つ電子機器に接
続できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録再生装置に関し、
特に、2チャンネル分の音声信号とともに、音声形式を
判別するための音声形式制御信号を記録再生するように
した記録再生装置に関する。
特に、2チャンネル分の音声信号とともに、音声形式を
判別するための音声形式制御信号を記録再生するように
した記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、MUSE(multiple sub-Nyquist
sample encoding:放送衛星の帯域幅でハイビジョン信
号を伝送するための帯域圧縮技術)方式の信号を利用し
たハイビジョン放送が普及し始めている。このMUSE
信号には図3に示すようにAモードとBモードとがあ
り、それぞれ音声信号に加えて様々なデータにより構成
されている。
sample encoding:放送衛星の帯域幅でハイビジョン信
号を伝送するための帯域圧縮技術)方式の信号を利用し
たハイビジョン放送が普及し始めている。このMUSE
信号には図3に示すようにAモードとBモードとがあ
り、それぞれ音声信号に加えて様々なデータにより構成
されている。
【0003】図3(a)は、AモードのMUSE信号を
示し、フレームの先頭から順に、フレーム同期符号(1
6ビット)、フレーム制御符号(22ビット)、レンジ
符号(16ビット)、チャンネル1の音声データ(25
6ビット)、チャンネル2の音声データ(256ビッ
ト)、レンジ符号(16ビット)、チャンネル3の音声
データ(256ビット)、チャンネル4の音声データ
(256ビット)、独立データ(128ビット)、訂正
符号(128ビット)から構成されている。
示し、フレームの先頭から順に、フレーム同期符号(1
6ビット)、フレーム制御符号(22ビット)、レンジ
符号(16ビット)、チャンネル1の音声データ(25
6ビット)、チャンネル2の音声データ(256ビッ
ト)、レンジ符号(16ビット)、チャンネル3の音声
データ(256ビット)、チャンネル4の音声データ
(256ビット)、独立データ(128ビット)、訂正
符号(128ビット)から構成されている。
【0004】また、図3(b)は、BモードのMUSE
信号を示し、フレームの先頭から順に、フレーム同期符
号(16ビット)、フレーム制御符号(22ビット)、
レンジ符号(16ビット)、チャンネル1の音声データ
(528ビット)、チャンネル2の音声データ(528
ビット)、独立データ(112ビット)、訂正符号(1
28ビット)から構成されている。
信号を示し、フレームの先頭から順に、フレーム同期符
号(16ビット)、フレーム制御符号(22ビット)、
レンジ符号(16ビット)、チャンネル1の音声データ
(528ビット)、チャンネル2の音声データ(528
ビット)、独立データ(112ビット)、訂正符号(1
28ビット)から構成されている。
【0005】このように、MUSE信号は4チャンネル
分のPCM音声信号記録領域を有するため、その4つの
チャンネルに記録される音声信号の組み合わせに応じて
多くの種類の音声形式による音声を形成することができ
る。そして、VTRによる音声信号の記録再生などの際
には、音声形式を判別するための音声形式制御信号を用
い、この複数種類の音声形式の中から1つの音声形式を
選択するように構成している。
分のPCM音声信号記録領域を有するため、その4つの
チャンネルに記録される音声信号の組み合わせに応じて
多くの種類の音声形式による音声を形成することができ
る。そして、VTRによる音声信号の記録再生などの際
には、音声形式を判別するための音声形式制御信号を用
い、この複数種類の音声形式の中から1つの音声形式を
選択するように構成している。
【0006】したがって、音声信号を記録再生する際に
は、その音声形式を判別するための音声形式制御信号が
必要不可欠になる。このため、例えば4チャンネル分の
音声信号を記録再生できるVTRによってMUSEデコ
ーダからの音声信号を記録する際には、音声信号とこの
音声形式制御信号とを同時に記録する。そして、その記
録音声の再生時には、音声信号とこの音声形式制御信号
とを同時に再生する必要がある。
は、その音声形式を判別するための音声形式制御信号が
必要不可欠になる。このため、例えば4チャンネル分の
音声信号を記録再生できるVTRによってMUSEデコ
ーダからの音声信号を記録する際には、音声信号とこの
音声形式制御信号とを同時に記録する。そして、その記
録音声の再生時には、音声信号とこの音声形式制御信号
とを同時に再生する必要がある。
【0007】そのためには、MUSEデコーダからの音
声信号をVTRに記録するときには、その音声信号に加
えて音声形式制御信号をもMUSEデコーダからそのV
TRに伝送しなければならない。また、あるVTRから
出力される音声信号を他のVTRに記録するときにも、
上記音声信号と同時に音声形式制御信号を伝送しなけれ
ばならないことになる。
声信号をVTRに記録するときには、その音声信号に加
えて音声形式制御信号をもMUSEデコーダからそのV
TRに伝送しなければならない。また、あるVTRから
出力される音声信号を他のVTRに記録するときにも、
上記音声信号と同時に音声形式制御信号を伝送しなけれ
ばならないことになる。
【0008】上記したように、音声信号とその音声形式
を判別するための音声形式制御信号とを同時に伝送・記
録再生する方法として、MUSE信号の一部を成すフレ
ーム制御符号を利用することが考えられている。
を判別するための音声形式制御信号とを同時に伝送・記
録再生する方法として、MUSE信号の一部を成すフレ
ーム制御符号を利用することが考えられている。
【0009】図4は、このフレーム制御符号のビット割
り付けを説明するためのものである。これによれば、2
2ビットあるフレーム制御符号のうち、先頭の6ビット
が音声形式制御信号として割り付けられている。なお、
先頭から7ビット目以降は、順に放送系制御拡張ビット
(5ビット)、映像スクランブル識別ビット(1ビッ
ト)、スクランブル同期ビット(1ビット)、マスター
フレーム識別ビット(1ビット)、データ抑圧ビット
(1ビット)、音声出力抑制ビット(1ビット)、誤り
訂正モードビット、非放送系制御拡張ビット(5ビッ
ト)として割り付けられている。このように、音声形式
制御信号には6ビットが割り付けられているので、最大
で64通りの音声形式が識別可能であるが、MUSE信
号には、図5に示すように、このうちの29種類の音声
形式が割り付けられている。
り付けを説明するためのものである。これによれば、2
2ビットあるフレーム制御符号のうち、先頭の6ビット
が音声形式制御信号として割り付けられている。なお、
先頭から7ビット目以降は、順に放送系制御拡張ビット
(5ビット)、映像スクランブル識別ビット(1ビッ
ト)、スクランブル同期ビット(1ビット)、マスター
フレーム識別ビット(1ビット)、データ抑圧ビット
(1ビット)、音声出力抑制ビット(1ビット)、誤り
訂正モードビット、非放送系制御拡張ビット(5ビッ
ト)として割り付けられている。このように、音声形式
制御信号には6ビットが割り付けられているので、最大
で64通りの音声形式が識別可能であるが、MUSE信
号には、図5に示すように、このうちの29種類の音声
形式が割り付けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現在、民生用のVTR
は、2チャンネル分の音声信号記録領域を持つものがほ
とんどである。しかし、今後MUSE方式によるハイビ
ジョン放送が広く普及するようになると、それに対応さ
せるためには、4チャンネル分の音声信号記録領域を設
けるようにしなけらばならない。ところが、4チャンネ
ル分の音声信号記録領域を設けるようにすると、2チャ
ンネル分の音声信号記録領域を持つVTRに比べて回路
規模が大きくなり、コストも上がってしまうという問題
が生じる。
は、2チャンネル分の音声信号記録領域を持つものがほ
とんどである。しかし、今後MUSE方式によるハイビ
ジョン放送が広く普及するようになると、それに対応さ
せるためには、4チャンネル分の音声信号記録領域を設
けるようにしなけらばならない。ところが、4チャンネ
ル分の音声信号記録領域を設けるようにすると、2チャ
ンネル分の音声信号記録領域を持つVTRに比べて回路
規模が大きくなり、コストも上がってしまうという問題
が生じる。
【0011】ところで、MUSE信号の主音声は2チャ
ンネルで形成される場合が多いため、普及機は2チャン
ネル分の音声信号記録領域を持つVTRになると考えら
れる。なお、この2チャンネル分の音声信号で記録再生
を行うことが可能な音声形式は、ステレオ1系統、モノ
ラル2系統、モノラル1系統、音声信号なしの4通りで
ある。したがって、2チャンネル分の音声信号記録領域
しか持たないVTRでは、音声形式の選択は2ビットの
音声形式制御信号を用いて行うことになる。
ンネルで形成される場合が多いため、普及機は2チャン
ネル分の音声信号記録領域を持つVTRになると考えら
れる。なお、この2チャンネル分の音声信号で記録再生
を行うことが可能な音声形式は、ステレオ1系統、モノ
ラル2系統、モノラル1系統、音声信号なしの4通りで
ある。したがって、2チャンネル分の音声信号記録領域
しか持たないVTRでは、音声形式の選択は2ビットの
音声形式制御信号を用いて行うことになる。
【0012】以上説明したように、2チャンネル分の音
声信号しか記録再生できないVTRと、4チャンネル分
の音声信号を記録再生できるVTRとでは、その音声形
式制御信号が2ビットと6ビットとで異なるため、互い
にこれらの音声形式制御信号をそのまま利用することが
できないといった欠点があった。
声信号しか記録再生できないVTRと、4チャンネル分
の音声信号を記録再生できるVTRとでは、その音声形
式制御信号が2ビットと6ビットとで異なるため、互い
にこれらの音声形式制御信号をそのまま利用することが
できないといった欠点があった。
【0013】このため、例えば、2チャンネル分の音声
信号しか記録再生できないVTRを4チャンネル分の音
声信号を記録再生することが可能なVTRに接続する場
合や、MUSE信号のフレーム制御符号を利用した他の
オーディオ機器に接続する場合に、音声形式制御信号に
互換性がない問題が生じる。このため、2チャンネルの
音声に対応したVTRは4チャンネルの音声に対応した
機器に接続することができないという問題があった。
信号しか記録再生できないVTRを4チャンネル分の音
声信号を記録再生することが可能なVTRに接続する場
合や、MUSE信号のフレーム制御符号を利用した他の
オーディオ機器に接続する場合に、音声形式制御信号に
互換性がない問題が生じる。このため、2チャンネルの
音声に対応したVTRは4チャンネルの音声に対応した
機器に接続することができないという問題があった。
【0014】本発明は、このような問題に鑑み、2チャ
ンネル分の音声信号しか記録再生ができないVTRを4
チャンネルの音声に対応した機器にも接続できるように
することを目的とする。
ンネル分の音声信号しか記録再生ができないVTRを4
チャンネルの音声に対応した機器にも接続できるように
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、2チャンネル
分の音声記録領域を有する記録再生装置において、上記
2チャンネル分の音声記録領域に対応した音声形式制御
信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する記録系回
路と、上記記録媒体に記録されている上記2チャンネル
分の音声記録領域に対応した音声形式制御信号を再生す
る再生系回路と、上記再生された2チャンネル分の音声
記録領域に対応した音声形式制御信号を4チャンネル分
の音声記録領域に対応した音声形式制御信号に変換する
制御信号変換処理回路とを具備することを特徴とするも
のである。また、上記制御信号変換処理回路は、上記再
生された2チャンネル分の音声記録領域に対応した音声
形式制御信号をMUSE信号の音声形式制御信号に変換
する回路であることを特徴とするものであってもよい。
分の音声記録領域を有する記録再生装置において、上記
2チャンネル分の音声記録領域に対応した音声形式制御
信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する記録系回
路と、上記記録媒体に記録されている上記2チャンネル
分の音声記録領域に対応した音声形式制御信号を再生す
る再生系回路と、上記再生された2チャンネル分の音声
記録領域に対応した音声形式制御信号を4チャンネル分
の音声記録領域に対応した音声形式制御信号に変換する
制御信号変換処理回路とを具備することを特徴とするも
のである。また、上記制御信号変換処理回路は、上記再
生された2チャンネル分の音声記録領域に対応した音声
形式制御信号をMUSE信号の音声形式制御信号に変換
する回路であることを特徴とするものであってもよい。
【0016】
【作用】本発明によれば、2チャンネル分の音声記録領
域に対応した音声形式制御信号を音声信号とともに記録
媒体に記録しておき、上記音声信号を再生して外部に出
力するときには、上記2チャンネル分の音声記録領域に
対応した音声形式制御信号も一緒に再生するとともに、
これを4チャンネル用の音声形式制御信号に変換してか
ら外部に出力することにより、2チャンネル音声対応の
記録再生装置であっても、4チャンネル音声対応の音声
機器に直接接続することが可能になる。
域に対応した音声形式制御信号を音声信号とともに記録
媒体に記録しておき、上記音声信号を再生して外部に出
力するときには、上記2チャンネル分の音声記録領域に
対応した音声形式制御信号も一緒に再生するとともに、
これを4チャンネル用の音声形式制御信号に変換してか
ら外部に出力することにより、2チャンネル音声対応の
記録再生装置であっても、4チャンネル音声対応の音声
機器に直接接続することが可能になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の記録再生装置の構成および動
作を、図1のブロック図を用いて説明する。先ず、記録
系の構成および動作について説明する。
作を、図1のブロック図を用いて説明する。先ず、記録
系の構成および動作について説明する。
【0018】映像信号入力部1から入力された映像信号
は映像信号処理回路4に与えられ、ここで磁気テープに
記録するために必要な所定の処理を受けた後、映像変調
回路7に入力されてFM変調される。また、音声信号入
力部2から入力されたPCM音声信号はPCM音声信号
処理回路5に与えられ、ここで磁気テープに記録するた
めに必要な所定の処理を受けた後、合成回路6に与えら
れる。この合成回路6では、制御信号入力部3から入力
された音声形式制御信号と、音声信号の属性を示すID
サブコード等の付加情報とが加えられる。
は映像信号処理回路4に与えられ、ここで磁気テープに
記録するために必要な所定の処理を受けた後、映像変調
回路7に入力されてFM変調される。また、音声信号入
力部2から入力されたPCM音声信号はPCM音声信号
処理回路5に与えられ、ここで磁気テープに記録するた
めに必要な所定の処理を受けた後、合成回路6に与えら
れる。この合成回路6では、制御信号入力部3から入力
された音声形式制御信号と、音声信号の属性を示すID
サブコード等の付加情報とが加えられる。
【0019】ここで、入力される音声形式制御信号は、
記録しようとする音声形式の内容に応じた2ビットの2
値信号である。この音声形式制御信号を生成する最も簡
単な方法は、例えば、使用者が記録したい音声形式に従
って、各ビットを設定してやることである。なお、本実
施例の場合、ステレオ1系統を2値信号00、モノラル
2系統を同01、モノラル1系統を同10、音声信号な
しを同11としている。このようにして合成された音声
信号、音声形式制御信号、付加情報の合成信号は、音声
変調回路8に与えられ、SYNCパターン(同期信号)
が付加された後、FM変調される。
記録しようとする音声形式の内容に応じた2ビットの2
値信号である。この音声形式制御信号を生成する最も簡
単な方法は、例えば、使用者が記録したい音声形式に従
って、各ビットを設定してやることである。なお、本実
施例の場合、ステレオ1系統を2値信号00、モノラル
2系統を同01、モノラル1系統を同10、音声信号な
しを同11としている。このようにして合成された音声
信号、音声形式制御信号、付加情報の合成信号は、音声
変調回路8に与えられ、SYNCパターン(同期信号)
が付加された後、FM変調される。
【0020】映像変調回路7および音声変調回路8にお
いて、それぞれFM変調された映像信号および音声等の
合成信号は、入力切換え回路9の働きにより、テープフ
ォーマット上の映像信号記録領域と音声信号記録領域と
のタイミングで切り換えられて、記録増幅回路10に順
次入力される。
いて、それぞれFM変調された映像信号および音声等の
合成信号は、入力切換え回路9の働きにより、テープフ
ォーマット上の映像信号記録領域と音声信号記録領域と
のタイミングで切り換えられて、記録増幅回路10に順
次入力される。
【0021】そして、記録増幅回路10により所定のレ
ベルに増幅された映像信号および音声等の合成信号は、
記録ヘッド11で電気磁気変換がなされた後、磁気テー
プ12上に記録される。
ベルに増幅された映像信号および音声等の合成信号は、
記録ヘッド11で電気磁気変換がなされた後、磁気テー
プ12上に記録される。
【0022】次に、再生系の構成および動作について説
明する。上述の方法で磁気テープ12上に記録された映
像信号および音声等の合成信号は、再生ヘッド13によ
り磁気信号から電気信号に変換される。この電気信号
は、再生増幅回路14に与えられて所定のレベルに増幅
された後、映像信号と音声等の合成信号とに分けられ
る。
明する。上述の方法で磁気テープ12上に記録された映
像信号および音声等の合成信号は、再生ヘッド13によ
り磁気信号から電気信号に変換される。この電気信号
は、再生増幅回路14に与えられて所定のレベルに増幅
された後、映像信号と音声等の合成信号とに分けられ
る。
【0023】このうち映像信号は、映像復調回路15で
FM復調された後、映像信号処理回路18により所定の
処理がなされて映像信号出力部21から出力される。ま
た、音声等の合成信号は、音声復調回路16でSYNC
パターン(同期信号)が検出されてFM復調された後、
分離回路17に入力される。
FM復調された後、映像信号処理回路18により所定の
処理がなされて映像信号出力部21から出力される。ま
た、音声等の合成信号は、音声復調回路16でSYNC
パターン(同期信号)が検出されてFM復調された後、
分離回路17に入力される。
【0024】分離回路17では、IDサブコードが検出
されるともに、音声等の合成信号が音声信号と音声形式
制御信号とに分けられる。このうち音声信号は、PCM
音声信号処理回路19で所定の処理を受けた後、音声信
号出力部22から出力される。また、音声形式制御信号
は、制御信号変換処理回路20で2ビットデータから6
ビットデータに変換された後、制御信号出力部23から
出力される。
されるともに、音声等の合成信号が音声信号と音声形式
制御信号とに分けられる。このうち音声信号は、PCM
音声信号処理回路19で所定の処理を受けた後、音声信
号出力部22から出力される。また、音声形式制御信号
は、制御信号変換処理回路20で2ビットデータから6
ビットデータに変換された後、制御信号出力部23から
出力される。
【0025】図2は、制御信号変換処理回路20によっ
て行われる音声形式制御信号の2ビットデータから6ビ
ットデータへの変換例を示す図である。ここでは、制御
信号入力部3から入力された2ビットデータを、図5に
示したようなMUSE信号の6ビットデータに対応させ
て変換する場合と、MUSE信号の6ビットデータとは
別のデータに変換する場合とが考えられる。
て行われる音声形式制御信号の2ビットデータから6ビ
ットデータへの変換例を示す図である。ここでは、制御
信号入力部3から入力された2ビットデータを、図5に
示したようなMUSE信号の6ビットデータに対応させ
て変換する場合と、MUSE信号の6ビットデータとは
別のデータに変換する場合とが考えられる。
【0026】音声形式制御信号Iは前者の例を示してお
り、上から順に図5に示したBモードMUSE信号のス
テレオ1系統、モノラル2系統、モノラル1系統、音声
信号なしにそれぞれ対応している。また、音声形式制御
信号IIは後者の例を示しており、図5に示した29種
類の音声形式制御信号とは別の音声形式制御信号となっ
ている。
り、上から順に図5に示したBモードMUSE信号のス
テレオ1系統、モノラル2系統、モノラル1系統、音声
信号なしにそれぞれ対応している。また、音声形式制御
信号IIは後者の例を示しており、図5に示した29種
類の音声形式制御信号とは別の音声形式制御信号となっ
ている。
【0027】このように、2チャンネル分の音声に対応
したVTRの音声形式を2ビットの音声形式制御信号と
して記録し、再生時にはこの音声形式制御信号を6ビッ
トの音声形式制御信号に変換してから出力することによ
り、2チャンネル分の音声に対応したVTRと、4チャ
ンネル分の音声に対応した機器との間で音声形式制御信
号に関して互換性を持たせることができる。
したVTRの音声形式を2ビットの音声形式制御信号と
して記録し、再生時にはこの音声形式制御信号を6ビッ
トの音声形式制御信号に変換してから出力することによ
り、2チャンネル分の音声に対応したVTRと、4チャ
ンネル分の音声に対応した機器との間で音声形式制御信
号に関して互換性を持たせることができる。
【0028】なお、上述の実施例によれば、制御信号入
力部3から入力される2ビットの音声形式制御信号は、
使用者が記録しようとする音声形式に応じて使用者が生
成するものとして説明した。しかし、制御信号入力部3
からは6ビットの音声形式制御信号をそのまま入力し、
入力した6ビットデータをその音声形式に対応する2ビ
ットデータに変換する変換回路を更に設け、これにより
2ビットデータを得るようにしてもよい。このように構
成すれば、人手を加えることなく4チャンネル分の音声
に対応した機器に接続することができる。なお、本発明
は、上述のように音声形式を制御信号として記録するよ
うに成されたVTRであれば、映像信号、音声信号とも
ディジタル/アナログのどちらの信号でも適用可能であ
る。
力部3から入力される2ビットの音声形式制御信号は、
使用者が記録しようとする音声形式に応じて使用者が生
成するものとして説明した。しかし、制御信号入力部3
からは6ビットの音声形式制御信号をそのまま入力し、
入力した6ビットデータをその音声形式に対応する2ビ
ットデータに変換する変換回路を更に設け、これにより
2ビットデータを得るようにしてもよい。このように構
成すれば、人手を加えることなく4チャンネル分の音声
に対応した機器に接続することができる。なお、本発明
は、上述のように音声形式を制御信号として記録するよ
うに成されたVTRであれば、映像信号、音声信号とも
ディジタル/アナログのどちらの信号でも適用可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2チャンネル分の音声信号記録領域を持つ記録再生装置
において、記録時には2チャンネル分の音声信号の音声
形式に応じて2チャンネル対応の音声形式制御信号を記
録し、上記音声信号を再生して外部に出力するときに
は、上記音声信号と一緒に上記2チャンネル対応の音声
形式制御信号も再生するとともに、これを4チャンネル
対応の音声形式制御信号に変換してから出力するように
したので、2チャンネル分の音声信号しか記録再生でき
ない記録再生装置であっても、4チャンネル分の音声信
号記録領域を持つ記録再生装置や他のオーディオ機器な
どとの間で音声形式制御信号の互換性をとることができ
る。その結果、この2チャンネル分の音声信号記録領域
を持つ記録再生装置を4チャンネル分の音声信号記録領
域を持つ記録再生装置や他のオーディオ機器などに接続
することができるようになる。
2チャンネル分の音声信号記録領域を持つ記録再生装置
において、記録時には2チャンネル分の音声信号の音声
形式に応じて2チャンネル対応の音声形式制御信号を記
録し、上記音声信号を再生して外部に出力するときに
は、上記音声信号と一緒に上記2チャンネル対応の音声
形式制御信号も再生するとともに、これを4チャンネル
対応の音声形式制御信号に変換してから出力するように
したので、2チャンネル分の音声信号しか記録再生でき
ない記録再生装置であっても、4チャンネル分の音声信
号記録領域を持つ記録再生装置や他のオーディオ機器な
どとの間で音声形式制御信号の互換性をとることができ
る。その結果、この2チャンネル分の音声信号記録領域
を持つ記録再生装置を4チャンネル分の音声信号記録領
域を持つ記録再生装置や他のオーディオ機器などに接続
することができるようになる。
【図1】本実施例の記録再生装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】制御信号変換処理回路による音声形式制御信号
の変換例を示す図である。
の変換例を示す図である。
【図3】MUSE信号の音声フレームの構成図である。
【図4】MUSE信号の一部を構成するフレーム制御符
号のビット割り付けを示す図である。
号のビット割り付けを示す図である。
【図5】MUSE信号のフレーム制御符号に割り付けら
れた音声形式制御信号の内容を示す図である。
れた音声形式制御信号の内容を示す図である。
2 音声信号入力部 3 制御信号入力部 5 PCM音声信号処理回路 6 合成回路 8 音声変調回路 16 音声復調回路 17 分離回路 19 PCM音声信号処理回路 20 制御信号変換処理回路 22 音声信号出力部 23 制御信号出力部
Claims (2)
- 【請求項1】 2チャンネル分の音声記録領域を有する
記録再生装置において、 上記2チャンネル分の音声記録領域に対応した音声形式
制御信号に所定の処理を施して記録媒体に記録する記録
系回路と、 上記記録媒体に記録されている上記2チャンネル分の音
声記録領域に対応した音声形式制御信号を再生する再生
系回路と、 上記再生された2チャンネル分の音声記録領域に対応し
た音声形式制御信号を4チャンネル分の音声記録領域に
対応した音声形式制御信号に変換する制御信号変換処理
回路とを具備することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 上記制御信号変換処理回路は、上記再生
された2チャンネル分の音声記録領域に対応した音声形
式制御信号をMUSE信号の音声形式制御信号に変換す
る回路であることを特徴とする請求項1記載の記録再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292213A JPH06121270A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292213A JPH06121270A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121270A true JPH06121270A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17778983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292213A Pending JPH06121270A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121270A (ja) |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4292213A patent/JPH06121270A/ja active Pending
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