JPH0612105Y2 - 屋根用雪止め金具 - Google Patents
屋根用雪止め金具Info
- Publication number
- JPH0612105Y2 JPH0612105Y2 JP1988012926U JP1292688U JPH0612105Y2 JP H0612105 Y2 JPH0612105 Y2 JP H0612105Y2 JP 1988012926 U JP1988012926 U JP 1988012926U JP 1292688 U JP1292688 U JP 1292688U JP H0612105 Y2 JPH0612105 Y2 JP H0612105Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- snow
- roof tile
- plate
- rod
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、瓦棒葺き屋根に積った雪を止める雪止め金具
の分野に関する。
の分野に関する。
[従来の技術] 従来なだれ止装置として、実公昭58−51305号公
報のものが開示されていた。さらに雪止め用L型鋼取付
金具として、実開昭52−91620号公報のものと、
雪止め取付装置として、実公昭45−1243号公報の
ものが開示されていた。
報のものが開示されていた。さらに雪止め用L型鋼取付
金具として、実開昭52−91620号公報のものと、
雪止め取付装置として、実公昭45−1243号公報の
ものが開示されていた。
[考案が解決しようとする課題] 従来開示の実公昭58−51305号のものは、雪止板
6と瓦棒1に嵌着する締付具3との間はきわめて短い形
状となっていた。
6と瓦棒1に嵌着する締付具3との間はきわめて短い形
状となっていた。
さらに従来開示の実開昭52−91620号公報のもの
は、雪止め用L型アングルを取付する金具であって、そ
れ自体は雪を係止するものではなかった。
は、雪止め用L型アングルを取付する金具であって、そ
れ自体は雪を係止するものではなかった。
さらに実公昭45−1243号公報のものは、瓦棒屋根
の左右の両はぜ部の側面に当接する取付枠板は、瓦棒の
上面と左右両側面部全体を被覆する形状であった。
の左右の両はぜ部の側面に当接する取付枠板は、瓦棒の
上面と左右両側面部全体を被覆する形状であった。
しかるに本考案のものは、雪止め板部と瓦棒の高さと同
程度の形状の固定部とを接続する平板状接続部材の形状
を、瓦棒の上面の幅員と同程度にして、且細長い平板状
にて形成して、瓦棒の左右両側面部を被覆させずに、瓦
棒の外側面をできるだけ表われるようにして、乾燥せし
め、瓦棒の腐蝕を未然に防止するようにしたものであ
る。
程度の形状の固定部とを接続する平板状接続部材の形状
を、瓦棒の上面の幅員と同程度にして、且細長い平板状
にて形成して、瓦棒の左右両側面部を被覆させずに、瓦
棒の外側面をできるだけ表われるようにして、乾燥せし
め、瓦棒の腐蝕を未然に防止するようにしたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案における屋根用雪
止め金具は、底面部が瓦棒屋根を構成する溝板部に接触
する形状と、中央部の下方に瓦棒の全体が嵌り込める程
度の大きさの嵌挿部を形成した雪止め板部と、雪止め板
部に対し直角状に雪止め板部の後方に瓦棒に嵌り込める
断面が形状の小孔を有し、且瓦棒の高さと同程度の形
状の固定部を有する屋根用雪止め金具において、 前記雪止め板部と固定部とを接着し、且瓦棒の上面に載
置する接続部材を、瓦棒の上面の幅員と同程度にして、
且瓦棒の上面と密着する細長い平板状を以て形成したこ
とを特徴とする屋根用雪止め金具である。
止め金具は、底面部が瓦棒屋根を構成する溝板部に接触
する形状と、中央部の下方に瓦棒の全体が嵌り込める程
度の大きさの嵌挿部を形成した雪止め板部と、雪止め板
部に対し直角状に雪止め板部の後方に瓦棒に嵌り込める
断面が形状の小孔を有し、且瓦棒の高さと同程度の形
状の固定部を有する屋根用雪止め金具において、 前記雪止め板部と固定部とを接着し、且瓦棒の上面に載
置する接続部材を、瓦棒の上面の幅員と同程度にして、
且瓦棒の上面と密着する細長い平板状を以て形成したこ
とを特徴とする屋根用雪止め金具である。
[作用] 雪止め金具は、接続部材を芯材が入っている瓦棒の上面
に載置すると、接続部材の一端部に取り付けられている
雪止め板部の嵌挿部が瓦棒を跨ぎ込んだ状態となる。さ
らに接続部材の他端部の固定部は、瓦棒の上面及び左右
両側面に嵌まる。
に載置すると、接続部材の一端部に取り付けられている
雪止め板部の嵌挿部が瓦棒を跨ぎ込んだ状態となる。さ
らに接続部材の他端部の固定部は、瓦棒の上面及び左右
両側面に嵌まる。
上述のように雪止め金具を瓦棒の所定位置に嵌め込んだ
後、止め釘等を固定部の小孔に、防水処理を施しながら
打ち込んでやる。その結果芯木に打ち込まれた止め釘等
は確実に固定できる。
後、止め釘等を固定部の小孔に、防水処理を施しながら
打ち込んでやる。その結果芯木に打ち込まれた止め釘等
は確実に固定できる。
さらに本考案の雪止め板部の底面部が溝板部に載置状態
となっているので、雪は雪止め板部に係止して落下しな
い。
となっているので、雪は雪止め板部に係止して落下しな
い。
また接続部材の他端部に取着した断面形状の固定部
が、瓦棒に固着しているだけで、接続部材の大部分のも
のが、瓦棒の上面に載置しており、従って瓦棒の左右両
側面部に当る接触面がきわめて小となり、従って瓦棒の
左右両側面部が被覆されていないし、さらに損傷を少な
くしている。
が、瓦棒に固着しているだけで、接続部材の大部分のも
のが、瓦棒の上面に載置しており、従って瓦棒の左右両
側面部に当る接触面がきわめて小となり、従って瓦棒の
左右両側面部が被覆されていないし、さらに損傷を少な
くしている。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。第1図〜第4
図において、雪止め金具aは金属鈑資材製であって以下
の構成からなっている。
図において、雪止め金具aは金属鈑資材製であって以下
の構成からなっている。
本考案の雪止め金具aは、雪止め板部1と、小孔2付き
固定部3を一端部に接着した接続部材4とから構成され
ている。5は雪止め板部1の中央部の下方に瓦棒b全体
が嵌り込める程度の大きさの嵌挿部である。この嵌挿部
5の左右両側部には、対称的な底面部6、7を形成す
る。8は雪止め板部1の表面部、9は裏面部であり、以
上が雪止め板部1の構成である。
固定部3を一端部に接着した接続部材4とから構成され
ている。5は雪止め板部1の中央部の下方に瓦棒b全体
が嵌り込める程度の大きさの嵌挿部である。この嵌挿部
5の左右両側部には、対称的な底面部6、7を形成す
る。8は雪止め板部1の表面部、9は裏面部であり、以
上が雪止め板部1の構成である。
10は金属鈑資材製の細長い平板状の接続部材4を構成
する一端部を直角状に折曲し形成した接続部であり、こ
の接続部10の形状は図面図示の如く限定するものでな
い。さらに接続部材4の形状は、瓦棒bを構成する幅員
と同程度にして、且細長い平板状を以て形成する。そし
て図面図示の如く直立させた雪止め板部1に対し、接続
部材4を直角状にして、嵌挿部5上方の表面部8または
裏面部9に接続部10を取り付けてやる。
する一端部を直角状に折曲し形成した接続部であり、こ
の接続部10の形状は図面図示の如く限定するものでな
い。さらに接続部材4の形状は、瓦棒bを構成する幅員
と同程度にして、且細長い平板状を以て形成する。そし
て図面図示の如く直立させた雪止め板部1に対し、接続
部材4を直角状にして、嵌挿部5上方の表面部8または
裏面部9に接続部10を取り付けてやる。
つぎに接続部材4の他端部には、瓦棒bの外側に嵌り込
める程度の大きさにして、しかも小孔2を左右両側に穿
設すると共に、高さが瓦棒bの高さと同程度の固定部3
を接着する。さらに小孔2の数については限定しない。
める程度の大きさにして、しかも小孔2を左右両側に穿
設すると共に、高さが瓦棒bの高さと同程度の固定部3
を接着する。さらに小孔2の数については限定しない。
cは溝板部、11は止め釘、12は雨樋、13は樋受け
である。
である。
なお本考案の雪止め金具aを瓦棒bに対し取着するに
は、第1図々示の如く所定の間隔をおきながら嵌め込
み、止め釘11等を介して該金具aを瓦棒bに固定す
る。
は、第1図々示の如く所定の間隔をおきながら嵌め込
み、止め釘11等を介して該金具aを瓦棒bに固定す
る。
[考案の効果] 本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
る効果を奏する。
雪止め金具を構成する雪止め板部と断面が形状にし
て、且瓦棒の高さと同程度に形成されている固定部とを
接続する接続部材の構成を、瓦棒の上面の幅員と同程度
にして、しかも細長い平板状にして形成したので、瓦棒
の左右両側部を被覆しないようにした。その結果瓦棒の
左右両側部が、水分をいつまでも付着することがないの
で、腐蝕のおそれが解消された。さらに腐蝕を解消した
ので、瓦棒の寿命を永く保持せしめることができる等多
数の利点を併有している。
て、且瓦棒の高さと同程度に形成されている固定部とを
接続する接続部材の構成を、瓦棒の上面の幅員と同程度
にして、しかも細長い平板状にして形成したので、瓦棒
の左右両側部を被覆しないようにした。その結果瓦棒の
左右両側部が、水分をいつまでも付着することがないの
で、腐蝕のおそれが解消された。さらに腐蝕を解消した
ので、瓦棒の寿命を永く保持せしめることができる等多
数の利点を併有している。
第1図は屋根用雪止め金具を瓦棒葺き屋根に固着した状
態を示す斜面図、第2図は同金具の斜面図、第3図は同
背面図、第4図は同縦断面図である。 a……雪止め金具、1……雪止め板部、2……小孔、3
……固定部、4……接続部材、5……嵌挿部、b……瓦
棒、6,7……底面部、8……表面部、9……裏面部、
10……接続部、c……溝板部。
態を示す斜面図、第2図は同金具の斜面図、第3図は同
背面図、第4図は同縦断面図である。 a……雪止め金具、1……雪止め板部、2……小孔、3
……固定部、4……接続部材、5……嵌挿部、b……瓦
棒、6,7……底面部、8……表面部、9……裏面部、
10……接続部、c……溝板部。
Claims (1)
- 【請求項1】底面部が瓦棒屋根を構成する溝板部に接触
する形状と、中央部の下方に瓦棒の全体が嵌り込める程
度の大きさの嵌挿部を形成した雪止め板部と、雪止め板
部に対し直角状に雪止め板部の後方に瓦棒に嵌り込める
断面が形状の小孔を有し、且瓦棒の高さと同程度の形
状の固定部を有する屋根用雪止め金具において、 前記雪止め板部と固定部とを接着し、且瓦棒の上面に載
置する接続部材を、瓦棒の上面の幅員と同程度にして、
且瓦棒の上面と密着する細長い平板状を以て形成したこ
とを特徴とする屋根用雪止め金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988012926U JPH0612105Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 屋根用雪止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988012926U JPH0612105Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 屋根用雪止め金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118528U JPH01118528U (ja) | 1989-08-10 |
JPH0612105Y2 true JPH0612105Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31222798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988012926U Expired - Lifetime JPH0612105Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 屋根用雪止め金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612105Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047461A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 太陽電池パネルの雪止め構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0735974Y2 (ja) * | 1992-11-16 | 1995-08-16 | ニイガタ製販株式会社 | 瓦棒屋根用雪止金具 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS451243Y1 (ja) * | 1965-05-17 | 1970-01-20 | ||
JPS5291620U (ja) * | 1975-12-29 | 1977-07-08 | ||
JPS5851305U (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-07 | 浮田 善元 | 液面制御用電極装置 |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP1988012926U patent/JPH0612105Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047461A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 太陽電池パネルの雪止め構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01118528U (ja) | 1989-08-10 |
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