JPH0735974Y2 - 瓦棒屋根用雪止金具 - Google Patents
瓦棒屋根用雪止金具Info
- Publication number
- JPH0735974Y2 JPH0735974Y2 JP1992084989U JP8498992U JPH0735974Y2 JP H0735974 Y2 JPH0735974 Y2 JP H0735974Y2 JP 1992084989 U JP1992084989 U JP 1992084989U JP 8498992 U JP8498992 U JP 8498992U JP H0735974 Y2 JPH0735974 Y2 JP H0735974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- bead
- roof
- snow
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、瓦棒屋根用雪止金具の
分野に関するものである。
分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来雪止金具として、実公昭57−23
620号公報のものと、屋根用雪止め金具として実開平
1−118528号公報のものが開示されていた。
620号公報のものと、屋根用雪止め金具として実開平
1−118528号公報のものが開示されていた。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来開示の実公昭5
7−23620号公報のものは、瓦棒がオメガ状をして
おり、断面四辺形状の真木を使用したものではなかっ
た。そのため締付板が湾曲形状をしており、ビードの形
状も湾曲形状であった。
7−23620号公報のものは、瓦棒がオメガ状をして
おり、断面四辺形状の真木を使用したものではなかっ
た。そのため締付板が湾曲形状をしており、ビードの形
状も湾曲形状であった。
【0004】さらに実開平1−118528号公報のも
のは、接続部材4に接着の固定部3にビード部が全く形
成されていなかった。
のは、接続部材4に接着の固定部3にビード部が全く形
成されていなかった。
【0005】しかるに本考案は、雪止め部の裏面に取着
した断面が四辺形状の真木を被覆する断面が逆U字形状
の瓦棒の固定部に、内側方向に突出する複数の垂直状ビ
ード部を設けて、瓦棒の左右両側壁部にビード部を喰込
ませると共に、瓦棒をボルトで圧着することによって、
仮に真木がやせてもボルトによる緊締とビード部の瓦部
に対する喰込みによって瓦棒に対する固着を保持し雪止
金具全体のがたつきを防止し、さらに雪止め機能を持続
せしめたものである。また本考案は、瓦棒の固定部を構
成する天壁部に外側方向に突設するビード部と、左右両
側壁部の上方部にして、且内側方向に突設する垂直状ビ
ード部とによって、前記瓦棒固定部全体の瓦棒に対する
固着保持強度を接続せしめたものである。
した断面が四辺形状の真木を被覆する断面が逆U字形状
の瓦棒の固定部に、内側方向に突出する複数の垂直状ビ
ード部を設けて、瓦棒の左右両側壁部にビード部を喰込
ませると共に、瓦棒をボルトで圧着することによって、
仮に真木がやせてもボルトによる緊締とビード部の瓦部
に対する喰込みによって瓦棒に対する固着を保持し雪止
金具全体のがたつきを防止し、さらに雪止め機能を持続
せしめたものである。また本考案は、瓦棒の固定部を構
成する天壁部に外側方向に突設するビード部と、左右両
側壁部の上方部にして、且内側方向に突設する垂直状ビ
ード部とによって、前記瓦棒固定部全体の瓦棒に対する
固着保持強度を接続せしめたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、中央下方部が
切欠されている雪止め部の裏面に、断面が逆U字形状に
して、且内側に断面が四辺形状の真木を被覆する瓦棒の
固定部を取着し、該固定部を構成する左右両側壁部に釘
孔を穿設し、且ネジ付きボルトを挿通せしめナットを螺
着した瓦棒屋根用雪止金具において、
切欠されている雪止め部の裏面に、断面が逆U字形状に
して、且内側に断面が四辺形状の真木を被覆する瓦棒の
固定部を取着し、該固定部を構成する左右両側壁部に釘
孔を穿設し、且ネジ付きボルトを挿通せしめナットを螺
着した瓦棒屋根用雪止金具において、
【0007】前記固定部を構成する水平状天壁部の左右
両側を直角状に折曲して形成した左右両側壁部の底面部
より上方に立上り、且内側方向に突出するビード部と、
前記左右両側壁部の上方部に瓦棒固定部を構成する前記
水平状天壁部と平行状にして、且内側方向に突設するビ
ード部とを夫々形成すると共に、瓦棒固定部を構成する
水平状天壁部の後端部に、水平状天壁部の端縁部と平行
状にして、且外側方向に突設するビード部を突設し、前
記水平状天壁部に突設したビード部と、前記左右両側壁
部の上方部にして、且内側方向に突設するビード部と接
続せしめたことを特徴とする瓦棒屋根用雪止金具であ
る。
両側を直角状に折曲して形成した左右両側壁部の底面部
より上方に立上り、且内側方向に突出するビード部と、
前記左右両側壁部の上方部に瓦棒固定部を構成する前記
水平状天壁部と平行状にして、且内側方向に突設するビ
ード部とを夫々形成すると共に、瓦棒固定部を構成する
水平状天壁部の後端部に、水平状天壁部の端縁部と平行
状にして、且外側方向に突設するビード部を突設し、前
記水平状天壁部に突設したビード部と、前記左右両側壁
部の上方部にして、且内側方向に突設するビード部と接
続せしめたことを特徴とする瓦棒屋根用雪止金具であ
る。
【0008】
【作用】本考案の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
る。
【0009】雪止金具を構成する瓦棒の固定部を、瓦棒
の所定個所に跨装して上方から嵌挿させる。その際ボル
トが瓦棒の上面部にあたる。そして左右両側壁部の釘孔
より釘を真木にまで打込み、釘の頭部にシリコン樹脂を
塗布し、ついでボルトを緊締してやる。そのとき左右両
側壁部に形成の縦状のビード部が瓦棒の左右両側壁部に
若干喰込んでいる。上記の釘の打込みは本考案の場合必
須要件でない。従って打込まなくてもよい。
の所定個所に跨装して上方から嵌挿させる。その際ボル
トが瓦棒の上面部にあたる。そして左右両側壁部の釘孔
より釘を真木にまで打込み、釘の頭部にシリコン樹脂を
塗布し、ついでボルトを緊締してやる。そのとき左右両
側壁部に形成の縦状のビード部が瓦棒の左右両側壁部に
若干喰込んでいる。上記の釘の打込みは本考案の場合必
須要件でない。従って打込まなくてもよい。
【0010】上述のようにビード部の喰込みと、ボルト
による緊締と、さらに打込み釘によって雪止金具全体が
瓦棒に強く固着している。
による緊締と、さらに打込み釘によって雪止金具全体が
瓦棒に強く固着している。
【0011】さらに、本考案は、瓦棒の固定部の水平状
天壁部の形成した外側方向に突設するビード部と、左右
両側壁部の上方部にして、且内側方向に突設する垂直状
ビード部とによって、前記のボルト締めや、打込み釘等
と共に、雪止金具全体に固着強度が著しく増大した。
天壁部の形成した外側方向に突設するビード部と、左右
両側壁部の上方部にして、且内側方向に突設する垂直状
ビード部とによって、前記のボルト締めや、打込み釘等
と共に、雪止金具全体に固着強度が著しく増大した。
【0012】また真木が長期間経過すると、木製のため
やせて真木を被覆している屋根材との間にすき間ができ
ても、前記ビード部が瓦棒の左右両側壁部に喰込んでい
るので、瓦棒と固定部とは固着状態を持続させることが
できる。従って雪止め部による積雪保持機能を十分発揮
することができる。
やせて真木を被覆している屋根材との間にすき間ができ
ても、前記ビード部が瓦棒の左右両側壁部に喰込んでい
るので、瓦棒と固定部とは固着状態を持続させることが
できる。従って雪止め部による積雪保持機能を十分発揮
することができる。
【0013】
【実施例】本考案の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
ある。
【0014】1は本考案瓦棒屋根用雪止金具aの雪止め
部である。雪止め部1の中央部の下方には切欠部2があ
り、この雪止め部1の全体形状は図面のように限定する
ものではない。
部である。雪止め部1の中央部の下方には切欠部2があ
り、この雪止め部1の全体形状は図面のように限定する
ものではない。
【0015】3は雪止め部1の裏面4に固着した固定部
であり、以下の構成からなっている。
であり、以下の構成からなっている。
【0016】前記固定部3を構成する水平状天壁部5
と、この天壁部5の左右両側を直角状に折曲して左側壁
部6と右側壁部7とを夫々設ける。8は前記天壁部5の
前方部を直角状に上方へ延設した接続部、9は前記左右
両側壁部6、7の中、前記接続部8と同じ前方部に切欠
部10を介し、且外側方に若干傾斜せしめて形成した係
止部、11は接続部8と裏面4とを接着せしめた止め
具、12は左右両側壁部6、7に穿設の釘孔、13は左
右両側壁部6、7の底辺部14より縦状に内側へ突設す
る垂直状ビード部であり、対称的に複数形成する。な
お、前記底辺部14の形状は、ビード部13の頂部13
´と同じ高さにして飛出形成する。15は釘孔12の上
方の左右両側壁部6、7に挿通せしめたネジ16付きボ
ルト、17はナット、18は固定部3の前記天壁部5か
ら左右両側壁部6、7にかけて外側方向に突設させて形
成のビード部、19はボルト15の上方の左右両側壁部
6、7に底辺部14と平行状にして、且内側方向に突設
したビード部である。
と、この天壁部5の左右両側を直角状に折曲して左側壁
部6と右側壁部7とを夫々設ける。8は前記天壁部5の
前方部を直角状に上方へ延設した接続部、9は前記左右
両側壁部6、7の中、前記接続部8と同じ前方部に切欠
部10を介し、且外側方に若干傾斜せしめて形成した係
止部、11は接続部8と裏面4とを接着せしめた止め
具、12は左右両側壁部6、7に穿設の釘孔、13は左
右両側壁部6、7の底辺部14より縦状に内側へ突設す
る垂直状ビード部であり、対称的に複数形成する。な
お、前記底辺部14の形状は、ビード部13の頂部13
´と同じ高さにして飛出形成する。15は釘孔12の上
方の左右両側壁部6、7に挿通せしめたネジ16付きボ
ルト、17はナット、18は固定部3の前記天壁部5か
ら左右両側壁部6、7にかけて外側方向に突設させて形
成のビード部、19はボルト15の上方の左右両側壁部
6、7に底辺部14と平行状にして、且内側方向に突設
したビード部である。
【0017】bは瓦棒屋根、20は屋根材、21は瓦
棒、22は真木である。
棒、22は真木である。
【0018】
【効果】本考案は以下に示す効果を奏する。
【0019】固定部を構成する左右両側壁部の各底辺部
より垂直状に立ち上り、且内側方向に突設した複数のビ
ード部が、ボルトを緊締した際、瓦棒の左右両側面部に
若干喰込み状態となっているので、瓦棒を構成する真木
がやせてきても、ビード部が瓦棒の左右両側壁部を継続
して押圧し、従って雪止金具のがたつきを防止すること
ができる利点を有している。
より垂直状に立ち上り、且内側方向に突設した複数のビ
ード部が、ボルトを緊締した際、瓦棒の左右両側面部に
若干喰込み状態となっているので、瓦棒を構成する真木
がやせてきても、ビード部が瓦棒の左右両側壁部を継続
して押圧し、従って雪止金具のがたつきを防止すること
ができる利点を有している。
【0020】さらに、本考案は、水平状天壁部に外側方
向に突設するビード部と、左右両側壁部の上方部にし
て、且内側方向に突設するビード部とを形成して、前記
固定部の強度を持続せしめると共に、前述した垂直状ビ
ード部が有する雪止金具のがたつき防止機能をより一層
著増せしめたものである。
向に突設するビード部と、左右両側壁部の上方部にし
て、且内側方向に突設するビード部とを形成して、前記
固定部の強度を持続せしめると共に、前述した垂直状ビ
ード部が有する雪止金具のがたつき防止機能をより一層
著増せしめたものである。
【0021】また真木がやせてきても、瓦棒の屋根材に
対しビード部が喰込み状態となって雪止金具のがたつき
を防止することができるので、雪止め部の雪止め機能を
長期にわたり持続せしめることができる。
対しビード部が喰込み状態となって雪止金具のがたつき
を防止することができるので、雪止め部の雪止め機能を
長期にわたり持続せしめることができる。
【図1】本考案瓦棒屋根用雪止金具の斜面図である。
【図2】同金具の正面図である。
【図3】同右側面図である。
【図4】使用状態を示す一部切欠斜面図である。
a・・・瓦棒屋根用雪止金具 1・・・雪止め部
2・・・切欠部 3・・・固定部 4・・・裏面 5・・・天壁部
6・・・左側壁部 7・・・右側壁部 8・・・接続部 9・・・係止
部 10・・・切欠部 11・・・止め具 12・・・釘孔 13、18、
19・・・ビード部 13´・・・頂部 14・・・底辺部 15・・・
ボルト 16・・・ネジ 17・・・ナット b・・・瓦棒
屋根 20・・・屋根材 21・・・瓦棒 22・・・真
木
2・・・切欠部 3・・・固定部 4・・・裏面 5・・・天壁部
6・・・左側壁部 7・・・右側壁部 8・・・接続部 9・・・係止
部 10・・・切欠部 11・・・止め具 12・・・釘孔 13、18、
19・・・ビード部 13´・・・頂部 14・・・底辺部 15・・・
ボルト 16・・・ネジ 17・・・ナット b・・・瓦棒
屋根 20・・・屋根材 21・・・瓦棒 22・・・真
木
Claims (1)
- 【請求項1】中央下方部が切欠されている雪止め部の裏
面に、断面が逆U字形状にして、且内側に断面が四辺形
状の真木を被覆する瓦棒の固定部を取着し、該固定部を
構成する左右両側壁部に釘孔を穿設し、且ネジ付きボル
トを挿通せしめナットを螺着した瓦棒屋根用雪止金具に
おいて、前記 固定部を構成する水平状天壁部の左右両側を直角状
に折曲して形成した左右両側壁部の底面部より上方に立
上り、且内側方向に突出するビード部と、前記左右両側
壁部の上方部に瓦棒固定部を構成する前記水平状天壁部
と平行状にして、且内側方向に突設するビード部とを夫
々形成すると共に、瓦棒固定部を構成する水平状天壁部
の後端部に、水平状天壁部の端縁部と平行状にして、且
外側方向に突設するビード部を突設し、前記水平状天壁
部に突設したビード部と、前記左右両側壁部の上方部に
して、且内側方向に突設するビード部と接続せしめたこ
とを特徴とする瓦棒屋根用雪止金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992084989U JPH0735974Y2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 瓦棒屋根用雪止金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992084989U JPH0735974Y2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 瓦棒屋根用雪止金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644893U JPH0644893U (ja) | 1994-06-14 |
JPH0735974Y2 true JPH0735974Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=13846040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992084989U Expired - Lifetime JPH0735974Y2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 瓦棒屋根用雪止金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735974Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723620U (ja) * | 1980-07-09 | 1982-02-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612105Y2 (ja) * | 1988-02-02 | 1994-03-30 | 株式会社富田商店東大和店 | 屋根用雪止め金具 |
-
1992
- 1992-11-16 JP JP1992084989U patent/JPH0735974Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723620U (ja) * | 1980-07-09 | 1982-02-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0644893U (ja) | 1994-06-14 |
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