JPS5915949Y2 - ベンチ - Google Patents
ベンチInfo
- Publication number
- JPS5915949Y2 JPS5915949Y2 JP15030381U JP15030381U JPS5915949Y2 JP S5915949 Y2 JPS5915949 Y2 JP S5915949Y2 JP 15030381 U JP15030381 U JP 15030381U JP 15030381 U JP15030381 U JP 15030381U JP S5915949 Y2 JPS5915949 Y2 JP S5915949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat plate
- pipe
- square pipes
- clamp body
- square
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Special Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は座板を一枚の押出形材で作ったベンチに関す
るものである。
るものである。
従来、合成樹脂等の押出形材を所定長さに切断形成した
一枚の座板を、複数個の脚体で支持したベンチは知られ
ているが、このベンチは長さ方向に対する座板強度が弱
いこと、座板と脚体の締付は固定部に製作誤差等による
ガタが生じ易いこと、座板と脚体を締付は固定するボル
ト・ナツトが外部に表出し体裁が悪いこと等の欠点があ
った。
一枚の座板を、複数個の脚体で支持したベンチは知られ
ているが、このベンチは長さ方向に対する座板強度が弱
いこと、座板と脚体の締付は固定部に製作誤差等による
ガタが生じ易いこと、座板と脚体を締付は固定するボル
ト・ナツトが外部に表出し体裁が悪いこと等の欠点があ
った。
この考案は上記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、前記座板の長さ方向に沿う前後両側縁の内側に対
向く形溝を設け、この対向く形溝内に２本の補強用角パ
イプを略全長にわたって嵌挿することにより長さ方向に
対する座板強度を強くしたこと、前記角パイプを介して
座板を支持する複数個の脚体と、この各脚体に対応して
前記角パイプ間に挿入されるクランプ体に、前記角パイ
プの内角を挾む２つの傾斜面に斜面接触する下当て及び
上当ての傾斜面を設けて、このパイプ上当てクランプ体
とパイプ下当て脚体の上下方向の締付けによって前記角
パイプが斜面押出作用で座板縁部のく形溝内にしっかり
と嵌り込むようにしたこと、前記クランプ体と脚体の締
付けを座板縁部で隠れる内部位置で行なうことによりボ
ルト・ナツト等の締着具が座板外部に表出しないように
したことを要旨とするもので゛ある。
ので、前記座板の長さ方向に沿う前後両側縁の内側に対
向く形溝を設け、この対向く形溝内に２本の補強用角パ
イプを略全長にわたって嵌挿することにより長さ方向に
対する座板強度を強くしたこと、前記角パイプを介して
座板を支持する複数個の脚体と、この各脚体に対応して
前記角パイプ間に挿入されるクランプ体に、前記角パイ
プの内角を挾む２つの傾斜面に斜面接触する下当て及び
上当ての傾斜面を設けて、このパイプ上当てクランプ体
とパイプ下当て脚体の上下方向の締付けによって前記角
パイプが斜面押出作用で座板縁部のく形溝内にしっかり
と嵌り込むようにしたこと、前記クランプ体と脚体の締
付けを座板縁部で隠れる内部位置で行なうことによりボ
ルト・ナツト等の締着具が座板外部に表出しないように
したことを要旨とするもので゛ある。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明すると、図
中１は硬質塩化ビニール等の押出形材を所定長さに切断
して形成した一枚物のベンチ座板で、長さ方向に沿う前
後両側には下方に突出する〈字形断面形状の縁部２，３
を有し、この両側縁部２，３の対向く形溝２ａ、３ａは
角パイプ４，５の断面形状に合せた９０°角のく形溝（
内側開口の横向きＶ形溝）として形成されている。
中１は硬質塩化ビニール等の押出形材を所定長さに切断
して形成した一枚物のベンチ座板で、長さ方向に沿う前
後両側には下方に突出する〈字形断面形状の縁部２，３
を有し、この両側縁部２，３の対向く形溝２ａ、３ａは
角パイプ４，５の断面形状に合せた９０°角のく形溝（
内側開口の横向きＶ形溝）として形成されている。
上記角パイプ４．５は座板１の長さ方向に対する補強部
材であって、座板１の長さと同等か或いはそれより少し
短かい長さを有した正四角形断面の鋼材からなり、互に
対向する角部が座板１の座面平行方向及び座面直交方向
に向くように転向した状態で前後座板縁部２，３の対向
く形溝２ａ、３ａ内に第１図、第２図の如く嵌挿される
。
材であって、座板１の長さと同等か或いはそれより少し
短かい長さを有した正四角形断面の鋼材からなり、互に
対向する角部が座板１の座面平行方向及び座面直交方向
に向くように転向した状態で前後座板縁部２，３の対向
く形溝２ａ、３ａ内に第１図、第２図の如く嵌挿される
。
６は上記角パイプ４，５を介して座板１を支持する複数
個のパイプ下当て脚体、７はこの各脚体６に対応して前
記角パイプ４，５間に挿入される複数個のパイプ上当て
クランプ体で、該クランプ体７は角パイプ４，５の内角
上方傾斜面４ａ、５ａに斜面接触する傾斜面７ ａ 、
７ ｂを両端に有した角皿形をなし、前記角パイプ４，
５間の脚取付部位置に座板１と直交する方向に向けて挿
入配置される。
個のパイプ下当て脚体、７はこの各脚体６に対応して前
記角パイプ４，５間に挿入される複数個のパイプ上当て
クランプ体で、該クランプ体７は角パイプ４，５の内角
上方傾斜面４ａ、５ａに斜面接触する傾斜面７ ａ 、
７ ｂを両端に有した角皿形をなし、前記角パイプ４，
５間の脚取付部位置に座板１と直交する方向に向けて挿
入配置される。
上記脚体６はベンチ設置部にアンカーボルト８とナツト
９によって固定される側面し形状の足枠１０、該足枠上
端部に溶接固定した逆角皿形状のパイプ下当てクランプ
体１１とからなり、このクランプ体１１の両端には角パ
イプ４，５の内角下方傾斜面４ｂ、５ｂに斜面接触する
傾斜面１１ａ、ｌｌｂが設けられている。
９によって固定される側面し形状の足枠１０、該足枠上
端部に溶接固定した逆角皿形状のパイプ下当てクランプ
体１１とからなり、このクランプ体１１の両端には角パ
イプ４，５の内角下方傾斜面４ｂ、５ｂに斜面接触する
傾斜面１１ａ、ｌｌｂが設けられている。
なお上記脚体６は前述したパイプ下当てクランプ体１１
と足枠１０を一体構成にした第４図の如き形状のもので
あってもよく、この場合には脚体上部の前後端突出部６
ａ 、６ ｂに角パイプ４，５の内角下方傾斜面４ｂ
、５ｂに斜面接触する傾斜面１１ａ、ｌｌｂが第４図の
如く形成される。
と足枠１０を一体構成にした第４図の如き形状のもので
あってもよく、この場合には脚体上部の前後端突出部６
ａ 、６ ｂに角パイプ４，５の内角下方傾斜面４ｂ
、５ｂに斜面接触する傾斜面１１ａ、ｌｌｂが第４図の
如く形成される。
１２は上記脚体６とパイプ上当てクランプ体７を上下に
締付は固定するポルＨ２ａとナラ）１２ｂからなる締着
具で、前記クランプ体７の皿底面と脚体６の対向上壁面
に穿設した前後一体のボルト孔１３に第２図の如く挿通
して締着される。
締付は固定するポルＨ２ａとナラ）１２ｂからなる締着
具で、前記クランプ体７の皿底面と脚体６の対向上壁面
に穿設した前後一体のボルト孔１３に第２図の如く挿通
して締着される。
而して、上記パイプ上当てクランプ７とパイプ下当て脚
体６はその相互間に隙間ａを保った状態で両端傾斜面７
ａ 、７ ｂ及び１１ ａ、１１ ｂが角パイプ４，
５の内角上方傾斜面４ ａ 、５ ａと内角下方傾斜面
４ｂ、５ｂに斜面接触しているから、前記締着具１２に
よって上下方向（前記間隙ａが縮まる方向）に締付ける
と、その両端傾斜面７ ａ 、７ ｂ及び１１ ａ、１
１ ｂの押出作用で角パイプ４，５が座板縁部２．３の
対向く形溝２ａ、３ａ内にしっかりと嵌り込み、座板１
と角パイプ４，５と脚体６の固定を簡単且つ確実に行な
うことができる。
体６はその相互間に隙間ａを保った状態で両端傾斜面７
ａ 、７ ｂ及び１１ ａ、１１ ｂが角パイプ４，
５の内角上方傾斜面４ ａ 、５ ａと内角下方傾斜面
４ｂ、５ｂに斜面接触しているから、前記締着具１２に
よって上下方向（前記間隙ａが縮まる方向）に締付ける
と、その両端傾斜面７ ａ 、７ ｂ及び１１ ａ、１
１ ｂの押出作用で角パイプ４，５が座板縁部２．３の
対向く形溝２ａ、３ａ内にしっかりと嵌り込み、座板１
と角パイプ４，５と脚体６の固定を簡単且つ確実に行な
うことができる。
この考案のベンチ構造は以上述べたようなものであるか
ら、押出形材でつくられた一枚の座板を、該座板縁部の
対向く形溝に嵌挿した角パイプによって補強し長さ方向
に対する強度を強くすることができると共に、パイプ上
当てクランプ体とパイプ下当て脚体をボルト・ナツト等
の締着具で締付は固定するだけで、前記座板と補強用角
パイプと脚体の三者を確実に固定することができ、また
その場合製作誤差等によるガタも前述した斜面接触によ
る角パイプの押出作用で吸収することができる。
ら、押出形材でつくられた一枚の座板を、該座板縁部の
対向く形溝に嵌挿した角パイプによって補強し長さ方向
に対する強度を強くすることができると共に、パイプ上
当てクランプ体とパイプ下当て脚体をボルト・ナツト等
の締着具で締付は固定するだけで、前記座板と補強用角
パイプと脚体の三者を確実に固定することができ、また
その場合製作誤差等によるガタも前述した斜面接触によ
る角パイプの押出作用で吸収することができる。
しかも上記クランプ体と脚体の締付けは座板縁部で隠れ
る内部位置で行なわれるから、ボルト・ナツト等の締着
具が座板外部に表出することがなく、体裁のよい取付け
を行なうことができる。
る内部位置で行なわれるから、ボルト・ナツト等の締着
具が座板外部に表出することがなく、体裁のよい取付け
を行なうことができる。
第１図はこの考案ベンチの一実施例を示す要部切断した
正面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線に沿う断面図
、第３図は分解斜視図、第４図は脚体の変形例を示す斜
視図である。 １・・・・・・座板、２，３・・・・・・座板縁部、２
ａ、３ａ・・・・・・対向く形溝、４，５・・・・・・
補強用角パイプ、４ ａ 、５ ａ・・・・・・内角上
方傾斜面、４ｂ、５ｂ・・・・・・内角下方傾斜面、６
・・・・・・脚体（パイプ下当て脚体）、７・・・・・
・パイプ上当てクランプ体、７ ａ、７ ｂ、１１ ａ
、１１ ｂ・・・・・・傾斜面、１２・・・・・・締着
具。
正面図、第２図は第１図のＩＩ −ＩＩ線に沿う断面図
、第３図は分解斜視図、第４図は脚体の変形例を示す斜
視図である。 １・・・・・・座板、２，３・・・・・・座板縁部、２
ａ、３ａ・・・・・・対向く形溝、４，５・・・・・・
補強用角パイプ、４ ａ 、５ ａ・・・・・・内角上
方傾斜面、４ｂ、５ｂ・・・・・・内角下方傾斜面、６
・・・・・・脚体（パイプ下当て脚体）、７・・・・・
・パイプ上当てクランプ体、７ ａ、７ ｂ、１１ ａ
、１１ ｂ・・・・・・傾斜面、１２・・・・・・締着
具。
Claims (1)
- 長さ方向に沿う前後両側に下方に突出する縁部を有し且
つこの前後両側縁部の対向内面部にく形溝を設けた押出
部材よりなるベンチ座板と、この座板画側縁の対向く形
溝内に略全長にわたって嵌挿される２本の補強用角パイ
プと、この両角パイプの内角上方傾斜面に斜面接触する
傾斜面を両端に有して角パイプ間の脚取付部位置に座板
直交方向に向けて挿入されるパイプ上当てクランプ体と
、前記角パイプの内角下方傾斜面に斜面接触する傾斜面
を上部前後端に設けたパイプ下当て脚体と、この脚体と
前記クランプ体を上下方向に締付固定する締着具とを具
備してなるベンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15030381U JPS5915949Y2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | ベンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15030381U JPS5915949Y2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | ベンチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5855662U JPS5855662U (ja) | 1983-04-15 |
| JPS5915949Y2 true JPS5915949Y2 (ja) | 1984-05-11 |
Family
ID=29943035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15030381U Expired JPS5915949Y2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | ベンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915949Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126275A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-05 | Shibuya Kogyo Co Ltd | レ−ザ光学部品の冷却装置 |
| JP3958559B2 (ja) * | 2001-10-31 | 2007-08-15 | 株式会社岡村製作所 | 家具における支持杆と脚等との連結構造 |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP15030381U patent/JPS5915949Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5855662U (ja) | 1983-04-15 |
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