JPH0612100A - 音声録音再生器 - Google Patents

音声録音再生器

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Publication number
JPH0612100A
JPH0612100A JP4170897A JP17089792A JPH0612100A JP H0612100 A JPH0612100 A JP H0612100A JP 4170897 A JP4170897 A JP 4170897A JP 17089792 A JP17089792 A JP 17089792A JP H0612100 A JPH0612100 A JP H0612100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
storage memory
signal
sound
codec
Prior art date
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Pending
Application number
JP4170897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nishi
宏之 西
Hiroshi Mabuchi
比呂志 馬渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH0612100A publication Critical patent/JPH0612100A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声蓄積メモリを節約すると共に、再生時に
原音に近い状態にする。 【構成】 入力アナログ音声信号をコーディック7で周
期的にディジタル化すると共に、音声検出回路11で有
音状態か無音状態かを検出し、その検出結果を音声有無
情報格納メモリ12に格納し、有音時にのみ、その時の
音声データを音声データ蓄積メモリ13に格納する。再
生時に、メモリ12を読み出し、有音の時はメモリ13
の音声データを読み出してコーディック7へ転送してア
ナログ音声として出力し、無音の時はメモリ13を読み
出さない。疑似雑音発生回路14から疑似雑音を再生中
連続的にコーディック7の出力と重畳して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアナログの音声信号を
コーディックによりディジタル音声データとして蓄積
し、またその蓄積した音声データをコーディックにより
アナログの音声信号に再生する音声録音再生器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声録音再生におけるサンプリン
グ方式を図5に示す。同図Aは音声信号を示し、一般に
会話音声には有音の部分101と、有音部分101に挟
まれた無音部分102とから構成されており、この音声
信号は、コーディックにより、同図Bに示すような一定
周期のサンプリングパルスでサンプリングされてディジ
タル化(符号化)される。この音声信号を録音する場合
に、メモリ節約のため無音部分102を圧縮して録音す
ることが可能である。無音圧縮の従来手法は、音声の有
無を検出するためにタイミング発生回路よりのサンプリ
ングパルスでサンプリングされたアナログ音声信号をブ
ロックごとに(図5C)音声検出回路に送出し、データ
値が0または極めて小さい場合はその区間を無音状態と
判断し、音声データ蓄積メモリにデータを転送しなかっ
た。
【0003】すなわち、音声検出回路によって無音と判
定された無音部分を音声データ蓄積メモリに記録せず、
有音と判定された区間(図5D)の有音情報のみ(図5
E)が音声データ蓄積メモリに記録されていた。また、
音声を再生するときは、音声データ蓄積メモリからデジ
タル信号を得て、コーディック(CODEC)によりア
ナログ音声に変換していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においてはメモリ
を節約するために有音区間のみ蓄積し、再生時にその蓄
積した有音区間の音声を連続的に再生しているため、無
音情報区間が存在しないため有音音声のみが連続して発
声されるので、聞き取りづらいという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば音声検
出手段により、音声信号が存在する有音状態または存在
しない無音状態のいずれであるかを一定時間毎に音声有
無情報が出力され、その音声有無情報が音声有無情報格
納メモリに蓄積され、また音声有無情報が有音状態なら
ば、コーディックによりディジタル化された音声データ
が音声データ蓄積メモリに転送され、無音状態ならば、
その音声データの転送はなされない。再生時には音声有
無情報格納メモリが順次読み出され、有音状態ならば音
声データ蓄積メモリから音声データが読み出されてコー
ディックへ転送され、無音状態ならば音声データ蓄積メ
モリからの読み出しは行われず、疑似雑音発生回路から
予め設定された疑似雑音が出力される。
【0006】このような構成により音声の録音時に音声
の無音部分を検出するとともに、検出結果を記憶するこ
とにより、メモリ上は無音部分を節約できる上、再生時
に少くとも無音区間に疑似雑音情報を意図的に挿入する
事により、原音に近い形で音声データを録音再生するこ
とができる。
【0007】
【実施例】図1にこの発明を音声メール装置に適用した
実施例を示す。回線1からの呼出信号が着信検出回路2
で受信されると、回線終端回路3により通話路パスの接
続が行われる。制御回路6は前記着信検出を受け、発信
者に対し着信の応答メッセージを応答メッセージ送出回
路5から送出し、音声データ蓄積メモリ13への音声デ
ータ書き込み(音声メールを入れる)、読みだし(音声
メールを聞く)、削除(音声メールを削除する)を行う
為のコマンドを発信者へ要求し、PB受信回路4で発信
者から要求コマンドを受信する。具体的には、音声を音
声データ蓄積メモリ13に書き込む場合、録音制御回路
9により音声の有無を検出するためにタイミング発生回
路8により一定時間ごとにサンプリングされた各ブロッ
ク単位、例えばサンプリング周期、あるいはその数倍単
位のアナログ音声信号を音声検出回路11に送出する。
音声検出回路11での検出に応じて図2に示すように有
音の場合は1、無音の時は0を音声有無情報格納メモリ
12に記録する。
【0008】一方、入力音声信号はコーディック7で、
タイミング発生回路8よりのタイミング信号により周期
的にディジタル化(符号化)され、この音声データは次
のようにして音声データ蓄積メモリ13に格納される。
つまり音声有無情報格納メモリ12の内容により、図3
の処理ルーチンに示すように、i+1番目のサンプリン
グブロックが有音であれば、その時の音声データを音声
データ蓄積メモリ13のk+1番目のメモリブロックに
転送すると共にサンプリングブロックを一つ進める。も
しi+1番目のブロックが無音であれば音声データ蓄積
メモリ13のメモリブロックはそのままで、つまり音声
データを転送することなくサンプリングブロックを一つ
進める。こうすることにより音声データ蓄積メモリ13
には有音の音声のみが記録されることになる。
【0009】再生時には、音声データ蓄積メモリ13の
データを音声有無情報格納メモリ12の内容を基に、1
ブロック毎に音声データをコーディック7に転送すべき
か否かを判断し、1(有音)の時は音声データを読みだ
して転送し、0(無音)の時は音声データを読みださな
い。音声データを読み出し転送しない場合は1ブロック
分の無音を挿入する。但しこの場合、有音から無音への
変化あるいは無音から有音への変化において音声の切断
感による不自然さが生じることから音声の自然性を維持
する為に音声再生中は定常的に疑似雑音発生回路14よ
り一定の疑似雑音をコーディック7の復号出力に対し重
畳するように送出する。
【0010】このことは特に雑音の激しい公衆電話から
の録音においては大きな雑音が重畳されるため、その再
生音の無音区間に全く雑音がないと不自然となり、雑音
挿入は大きな効果が得られる。また図4に示すように疑
似雑音データ15をメモリ13の一部の領域上に常駐さ
せることにより、無音情報の代わりに符号化疑似雑音デ
ータをコーディック7に転送するようにしてもよい。ま
た疑似雑音は無音区間にのみ挿入してもよい。疑似雑音
データはメモリ13と別のメモリに記憶してもよい。音
声検出回路11での音声検出はコーディック7により符
号化された音声データを用いてもよい。
【0011】ところで再生時の無音挿入はシステムデー
タの設定等により省略することも可能であり、その場合
は速聞きすることもできることは明らかである。
【0012】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、音
声蓄積媒体に対し、無音部分を圧縮してメモリを効率的
に使うことが可能となる。また、疑似雑音情報を再生状
態中の少くとも無音区間に挿入することにより、再生音
声の不自然性を最小限に抑え、無音圧縮をしたにも関わ
らず、聞きとり易い音声を再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】音声有無情報格納メモリ12の記憶内容例を示
す図。
【図3】音声データの音声データ蓄積メモリ13への格
納処理ルーチンを示す図。
【図4】この発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】従来の音声録音再生における録音方式を示すタ
イムチャート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログの音声信号をディジタル信号に
    変換するとともにディジタル化された音声データをアナ
    ログ信号に変換するコーディックと、 そのコーディックからのディジタル化された音声データ
    を蓄積する音声データ蓄積メモリと、 一定時間毎に前記アナログ音声信号を監視し、音声信号
    が存在する有音状態または存在しない無音状態のいずれ
    であるかを示す音声有無情報を出力する音声検出手段
    と、 その音声検出手段から得られた前記一定時間毎の音声有
    無情報を蓄積する音声有無情報格納メモリと、 前記コーディックに音声信号のアナログディジタル変換
    またはディジタルアナログ変換を実施するタイミングを
    与えるとともに、前記音声検出手段に音声を検出するタ
    イミングを与えるタイミング発生回路と、 前記タイミング発生回路から与えられたタイミング信号
    をもとに、前記音声検出手段を動作せしめて音声有無情
    報を得、その結果を前記音声有無情報格納メモリに蓄積
    するとともに、有音状態ならば、前記コーディックから
    得られたディジタル化された前記音声データを前記音声
    データ蓄積メモリへ転送し、無音状態ならばその音声デ
    ータを前記音声データ蓄積メモリに転送しないように制
    御する録音制御手段と、 前記音声有無情報格納メモリの内容を順次読みだし、有
    音状態ならば、前記音声データ蓄積メモリに蓄積された
    データを前記コーディックに転送する再生制御手段と、 無音区間に、あらかじめ設定された疑似雑音を発生する
    疑似雑音発生回路と、 から構成されることを特徴とする音声録音再生回路。
JP4170897A 1992-06-29 1992-06-29 音声録音再生器 Pending JPH0612100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4170897A JPH0612100A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 音声録音再生器

Applications Claiming Priority (1)

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JP4170897A JPH0612100A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 音声録音再生器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612100A true JPH0612100A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15913353

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JP4170897A Pending JPH0612100A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 音声録音再生器

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