JPH06120796A - 2線式光電スイッチ - Google Patents

2線式光電スイッチ

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JPH06120796A
JPH06120796A JP29215792A JP29215792A JPH06120796A JP H06120796 A JPH06120796 A JP H06120796A JP 29215792 A JP29215792 A JP 29215792A JP 29215792 A JP29215792 A JP 29215792A JP H06120796 A JPH06120796 A JP H06120796A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
light
oscillation
cycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP29215792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniharu Shibata
国春 柴田
Keisuke Ishibashi
敬介 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH06120796A publication Critical patent/JPH06120796A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2線式光電スイッチにおいて、出力がオンか
らオフ時の耐雑音性能を向上させるようにすること。 【構成】 投光部より周期的に光を検知領域に照射す
る。そして受光素子9,比較回路13を介して信号を受
光し弁別する。弁別出力を複数のD型FF21a〜21
hに与える。そしてD型FF21a〜21dの出力が全
てHとなれば物体を検知し、出力回路5を閉成する。同
時に周期変更回路27によって発振周期を1/2となる
ようにしている。そしてD型FF21a〜21hが全て
Lとなれば検知出力をオフとし、発振周期の元の周期に
復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2線式の光電スイッチに
関し、特に耐雑音性能を向上するようにした2線式光電
スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流2線式の光電スイッチは図4に示す
ように一対の端子1,2間に負荷3,直流電源4が直列
に接続されており、端子1,2間にこの端子を開閉する
出力回路5と信号処理回路6が接続される。図5は信号
処理回路の詳細な構成を示すブロック図、図6はその動
作を示すタイムチャートである。これらの図に示すよう
に信号処理回路6は発振回路11を有しており、図6
(a)に示す発振出力によって投光素子駆動回路7を介
して投光素子8が断続的に駆動される。又この投光素子
8によって照射される検知領域からの反射光を受光する
ための受光素子9が設けられる。受光素子9の出力は信
号処理回路6に与えられる。信号処理回路6は図5に示
すように増幅回路12,比較回路13を有しており、こ
の比較出力によって物体が到来したときには図6(b)
に示すように受光信号が識別される。又発振回路11の
出力は複数のD型フリップフロップ14a〜14dにク
ロック信号として供給される。D型フリップフロップ1
4a〜14dは図示のように縦続接続されてシフトレジ
スタを構成しており、比較出力を図6(c)〜(f)に
示すように投光クロックに応じて順次遅延するものであ
る。そして各フリップフロップの出力が全てHレベルと
なれば、図6(g),(i)に示すようにアンド回路1
5の論理積条件が成立して、RSフリップフロップ16
を介して物体検知信号を出力する。又すべてのD型フリ
ップフロップ14a〜4dの出力がLレベルとなれば、
アンド回路17の論理積条件が成立し、図6(h),
(j)に示すようにRSフリップフロップ16がリセッ
トされ物体検知信号が停止する。この物体検知信号によ
って出力回路5が開閉することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の光電スイッチでは、出力のオフ時の漏れ電流を
小さくする必要があるため、投光パルスのデューティ比
t/Tを小さくする必要がある。従って受光パルス幅を
確保するためには周期Tを大きくする必要がある。その
ため遅延回路の応答時間が長くなり、これを解決するた
めにはD型フリップフロップで構成されるシフトレジス
タの段数を少なくすることが考えられる。この場合には
雑音による誤動作が起こり易くなるという欠点があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、応答時間を変化させることなく
耐雑音性能を向上させるようにすることを技術的課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は負荷及び電源が
直列に接続される一対の端子と、発振回路と、発振回路
の出力に基づいて物体検知領域に光を照射する投光部
と、投光部より照射された物体検知領域からの光を受光
する受光部と、受光部より第1の基準数だけ連続して受
光信号が得られたときに物体を検知すると共に、第1の
基準数より多い第2の基準数だけ連続して受光信号が得
られなくなったときに物体検知出力をオフとする信号処
理手段と、信号処理手段により物体が検知されたときに
発振回路を第1の発振周期とし、信号処理手段により物
体が検知されないときに第1の発振周期より長い第2の
発振周期とする周期制御手段と、信号処理手段の出力に
よって第1,第2の端子間を短絡する出力部と、を具備
することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、物体
が検知されていない状態では周期制御手段によって第2
の長い周期で発振回路が発振しており、この出力に基づ
いて投光部より断続的に光を物体検知領域に照射してい
る。そして受光部より第1の基準数だけ信号が得られれ
ば物体が到来したものと判別して物体検知信号を出力す
る。そのとき発振回路の周期を第1の短い周期として投
光パルスの周期も短くしている。そして物体が移動し第
2の基準数だけ連続して受光信号が得られなくなれば、
物体検知信号をオフとし発振周期を元の第1の周期に変
更するようにしている。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例による直流2線式光電
スイッチの実施例について説明する。本実施例の光電ス
イッチの基本的な構成は前述した図4に示す従来例のも
のと同一であり、信号処理回路とその周辺回路の部分が
異なっている。図1及び図2は受光側の主要部の構成を
示すブロック図である。これらの図において前述した従
来例と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。図2に示すように、本実施例においても受光素子9
の出力は増幅回路12を介して比較回路13に与えられ
る。比較回路13は所定の閾値で増幅出力を弁別するこ
とによって整形された受光信号を得るものであり、その
出力はD型フリップフロップ21aに与えられる。D型
フリップフロップ21a〜21hは図1に示すように縦
続接続されて8段のシフトレジスタを構成している。そ
してD型フリップフロップ21a〜21dのQ出力はア
ンド回路22に、Qバー出力はアンド回路23に与えら
れる。又D型フリップフロップ21e〜21hのQバー
出力はアンド回路24に与えられる。アンド回路23,
24の出力はアンド回路25に夫々与えられている。ア
ンド回路23,24,25は各D型フリップフロップ2
1a〜21hのQバー出力の論理積をとるものである。
アンド回路22はその論理積出力によって図1に示すR
Sフリップフロップ26をセットするものであり、アン
ド回路25はその論理積出力によってRSフリップフロ
ップ26をリセットするものである。
【0008】さて図1においてRSフリップフロップ2
6のQ出力は物体検知信号として出力回路5に与えら
れ、その出力開閉素子を駆動する。又RSフリップフロ
ップ26のQ出力は図2の周期変更回路27にも与えら
れる。周期変更回路27は発振回路28の発振周期を切
換えるものである。発振回路28は周期変更回路27か
らの信号によって発振周期を第1及び第2の周期に切換
え、その信号を各D型フリップフロップ21a〜21h
にクロック信号として与えると共に、図4に示す投光素
子駆動回路7に投光パルスとして与えている。ここで4
つのD型フリップフロップ21a〜21dによって第1
の基準数が4として設定され、D型フリップフロップ2
1a〜21hによって第2の基準数が8として設定され
ている。又第1の周期は第2の周期の2倍の時間を有す
るものとし、第1の周期と第1の基準数の積及び第2の
周期と第2の基準数の積とを同一としている。
【0009】次に本実施例の動作についてタイムチャー
トを参照しつつ説明する。図3(a)〜(n)は図1,
図2のa〜nの各点の波形を示すタイムチャートであ
る。図3(a)は発振回路28の発振波形を示してお
り、この出力が投光素子駆動回路7に与えられ投光素子
8が周期的に駆動される。時刻t1以前には物体検知領域
に物体がなく、受光素子9には信号が得られないものと
する。この場合には図3(b)に示すように物体検知信
号がなく、各D型フリップフロップ21a〜21hのQ
出力もLレベルとなっている。さて時刻t1に物体検知領
域に物体が到来し受光素子9に物体からの反射光が受光
されたものとする。そうすれば増幅回路9を介して受光
信号が増幅され、比較回路13の閾値を越えた信号が得
られる。この場合には図3(a),(b)に示すように
投光パルスに対応した信号となる。この信号は投光パル
スと同期したシフトパルスによって、D型フリップフロ
ップ21a,21b・・・を順次シフトすることとな
る。そして4つのD型フリップフロップ21a〜21d
の出力がHレベルとなる時刻t2には、アンド回路22の
論理積条件が成立し、フリップフロップ26がセットさ
れる。このQ出力が出力回路5に加わり端子1,2間を
短絡状態とする。同時に周期変更回路27にこの信号が
与えられ、発振回路28の発振周期は時刻t2以後に示す
ように元の周期より短く、例えば1/2となる。この状
態では出力回路5が閉成状態であり、負荷3に負荷電流
が流れるため、直流2線式光電スイッチの消費電流が大
きくなっても問題はない。こうして投光パルスの周期が
短くなると、D型フリップフロップ21e〜21hにも
図示のように信号がシフトすることとなる。この場合応
答時間は時刻t1〜t2までの間となる。発振回路11のオ
フ時での第1の周期を図6の通常の周期Tと同一のもの
とすれば、応答時間は従来例の場合と同一の時間とな
る。
【0010】さて時刻t3に物体が物体検知領域から移動
した場合には、図3(b)に示すように比較回路13か
ら受光パルスが得られなくなる。この場合には発振回路
28が第2の周期で発振が継続しているため、その出力
は短時間でシフトレジスタの全てのD型フリップフロッ
プ21a〜21hの出力が反転する。そして時刻t3に示
すように8つのD型フリップフロップ21a〜21hの
出力がLレベルとなれば、アンド回路23,24の論理
積条件が成立するため、アンド回路25を介してRSフ
リップフロップ26がリセットされる。従って出力回路
5の出力は開放状態となり、周期変更回路27によって
発振回路28の周期も元の周期に戻ることとなる。
【0011】尚本実施例は直流2線式光電スイッチにつ
いて説明しているが、本発明は交流2線式の光電スイッ
チにも適用することが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、発振回路の発振周期を変更し出力がオン状態では投
光パルスの周期を短くして基準数を大きくすることによ
って耐雑音性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による直流2線式光電スイッ
チの主要部を示すブロック図(その1)である。
【図2】本発明の一実施例による直流2線式光電スイッ
チの主要部を示すブロック図(その2)である。
【図3】本実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図4】従来の直流2線式光電スイッチの一例を示すブ
ロック図である。
【図5】従来の信号処理回路を示す回路図である。
【図6】従来直流2線式光電スイッチの動作を示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1,2 端子 3 負荷 4 電源 5 出力回路 6 信号処理回路 7 投光素子駆動回路 8 投光素子 9 受光素子 21a〜21h D型フリップフロップ 22〜25 アンド回路 26 RSフリップフロップ 27 周期変更回路 28 発振回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷及び電源が直列に接続される一対の
    端子と、 発振回路と、 前記発振回路の出力に基づいて物体検知領域に光を照射
    する投光部と、 前記投光部より照射された物体検知領域からの光を受光
    する受光部と、 前記受光部より第1の基準数だけ連続して受光信号が得
    られたときに物体を検知すると共に、前記第1の基準数
    より多い第2の基準数だけ連続して受光信号が得られな
    くなったときに物体検知出力をオフとする信号処理手段
    と、 前記信号処理手段により物体が検知されたときに前記発
    振回路を第1の発振周期とし、前記信号処理手段により
    物体が検知されないときに第1の発振周期より長い第2
    の発振周期とする周期制御手段と、 前記信号処理手段の出力によって第1,第2の端子間を
    短絡する出力部と、を具備することを特徴とする2線式
    光電スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記周期制御手段の第1,第2の発振周
    期は、前記第1の発振周期と信号処理手段の第1の基準
    数の積及び第2の発振周期と第2の基準数との積が等し
    いものであることを特徴とする請求項1記載の2線式光
    電スイッチ。
JP29215792A 1992-10-05 1992-10-05 2線式光電スイッチ Pending JPH06120796A (ja)

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JPH06120796A true JPH06120796A (ja) 1994-04-28

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JP29215792A Pending JPH06120796A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 2線式光電スイッチ

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JP (1) JPH06120796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009058305A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Sharp Corp パルス変調型光検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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