JPH0611929Y2 - 回転棚における収納物収納体の位置検出機構 - Google Patents

回転棚における収納物収納体の位置検出機構

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JPH0611929Y2
JPH0611929Y2 JP15722888U JP15722888U JPH0611929Y2 JP H0611929 Y2 JPH0611929 Y2 JP H0611929Y2 JP 15722888 U JP15722888 U JP 15722888U JP 15722888 U JP15722888 U JP 15722888U JP H0611929 Y2 JPH0611929 Y2 JP H0611929Y2
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康成 小原
俊久 鉄本
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Tsubakimoto Chain Co
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、多段式回転棚の各段の棚上を循環移動する収
納物収納体の位置を確認できるようにした、回転棚にお
ける収納物収納体の位置検出機構に関する。
従来技術及びその課題 従来、多段式回転棚は、自動制御により収納物を収納す
る収納物収納体(例えば、トレイ)を入出庫位置まで循
環移動させて収納物の入出庫を行なっている。
この様な多段式回転棚の一例として、実公昭63−86
54号公報に記載のものがある。この多段式回転棚は、
各収納物収納体毎に設けたアクチュエータが、固定式セ
ンサーを通過するのを検知して、所望の収納物収納体の
現在位置の検知、及び走行速度の制御を行なっている。
ところが、このように各収納物収納体毎にアクチュエー
タを設けると、各アクチュエータ毎にセンサーとの取付
位置関係の調整を行なわなければならない問題点と、部
品点数が多くなる問題点を有している。
又、所望の収納物収納体が入出庫位置に正確に停止した
かどうかを確認することができない問題点も有してい
る。特に、最近は、収納物の搬入搬出に、多段式回転棚
の側面に沿って昇降する自動移動装置を使用することが
多いため、自動移載装置との連動に支障を生じないよう
に、収納物収納体の停止位置を正確にする必要があるの
で、この停止位置の正確性も問題になる。
課題を解決するための手段 本考案は、各段の棚に設けられたモータにより該棚上を
循環移動する収納物収納体の現在位置を検知するエンコ
ーダと、前記収納物収納体の停止位置を確認するセンサ
ー及びこのセンサーに対向する回転片とを有し、前記エ
ンコーダと前記回転片とを前記モータに連動させた構造
の回転棚の収納物収納体の位置検出機構により、前記課
題を解決したものである。
作用 モータの回転により、収納物収納体が循環移動し、エン
コーダと、回転片が回転する。
エンコーダは、収納物収納体の現在位置を検知し、収納
物収納体を回転棚の搬入出位置に早く到達させるための
循環移動回転方向を判断する基準となる。
モータと棚は、歯車、歯付ベルト、スプロケット、チェ
ーン等による噛合連動をしているので、スリップの無い
連動が行われる。
収納物収納体が搬入位置又は搬出位置手前の所定の位置
まで移動すると、エンコーダに検知され、エンコーダよ
りモータに減速指令が出され、収納物収納体は減速し搬
入位置又は搬出位置に停止する。
一方、回転片は、この間、回転を継続しており、収納物
収納体が停止すると、同時に回転を停止する。停止した
際、センサーに対向していれば、収納物収納体が所定の
位置に停止したことが確認される。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、本考案の収納物収納体の位置検出機構10を具え
た水平回転棚11について説明する。
水平回転棚11は、第8図に示すような棚14を複数段
重ねて構成されている。棚14には、略々楕円軌道上を
モータ12によって水平循環移動する複数のトレイ(収
納物収納体)13が具えられている。トレイ13には収
納物Wが収納される。
各トレイ13は、水平回転棚11の支柱20,20に設
けられたスプロケット21,21に張り渡したリンク状
のチェーン28のリンク(図示省略)のピッチと同一に
なるように、リンクの連結ピン26に設けられている。
トレイ13の底面には回転面が垂直である4つのローラ
22(第2図)と、回転面が水平である2つのローラ2
3とが具えられている。ローラ22は、直線軌道部分1
4aではレール24,24上を、カーブ軌道部分14b
では平板25上を走行するようになっている。ローラ2
3は、前記連結ピン26に設けられ、直線軌道部分14
aでは上向きに開口している断面コ字状のレール27内
を走行し、カーブ軌道14bでは連結ピン26がスプロ
ケット21の切欠歯21aに係合するのに伴いスプロケ
ット21とともに移動するようになっている。切欠歯2
1aの数は12である。従って、トレイ13がカーブ軌
道部分14bを移動する時、外端13aは外側のローラ
22,22を介して平板25に支持され、内端13bは
スプロケット21に支持されので、スプロケット21と
一体に水平回転移動をする。
モータ12は、支柱20に末広がり状の支持板30によ
って取付られている。
モータ12(第2図)は、回転減速させる歯車機構を内
在しており偏心した位置に出力軸12aを有している。
出力軸12aには歯数20の駆動歯車31が設けてあ
る。駆動歯車31は、スプロケット21と一体の従動歯
車32にチェーン33によって連動している。従動歯車
32の歯数は84である。
収納物収納体(トレイ)の位置検出機構10は、モータ
12の側面に具えられてモータ12に連動しており、所
望のトレイ13の検出と、トレイ13の停止位置を確認
するものである。
モータ12の出力軸12aの先端には歯数30の歯車3
9が設けられている。歯車39は、歯付きベルト40に
より収納物収納体における位置検出機構10の入力軸4
1に設けられた歯数21の従動歯車42に連動してい
る。ハウジング43内にはベベルギヤーが収納され第1
出力軸44と第2出力軸45を具えている。第1出力軸
44にはエンコーダ46が継手47を介して連動してい
る。第2出力軸45には第1ストライカー48と第2ス
トライカー49が設けられている。第1、第2ストライ
カー48,49には第1、第2センサー50,51が対
向している。第1ストライカー48と第1センサー50
は搬入停止位置確認手段52を構成し、第2ストライカ
ー49と第2センサー51は搬出停止位置確認手段53
を構成している。
この場合、モータ12から棚14への駆動力の伝達は、
前述のように、歯車、歯付ベルト、スプロケット、チェ
ーンを使用し、総て噛合伝達にしてあるので、モータ1
2の回転伝達中にスリップを生じることがない。従っ
て、モータ12の回転を検知すれば(具体的には、モー
タの回転量を、正逆の符号を有するパルスのカウントで
表わすようにすれば)、それにより、対象とするトレイ
13の現在位置を検知できる。そして、トレイは一定の
ピッチで設けられているから、その停止位置の正確性は
モータの停止位置から機械的に容易に確認できることに
なる。なお、各部の製作上の公差は、トレイ13の検知
及び確認に問題を生じさせる程ではない。
収納物収納体の位置検出機構10には、第9図に示す制
御回路60が接続してある。
制御回路60は、主に、CPU61と、エンコーダ46
及び第1、第2センサー50に接続された位置検出入力
部62と、モータ12に接続された起動停止出力部63
で構成されている。位置検出入力部62と、起動停止出
力部63には、インターフェース(I/F部)が設けて
ある。
次に、動作を説明する。
所望のトレイ13nを搬入位置A(第8図)に移動させ
るものとする。
各トレイ13の位置は、エンコーダ46より出るパルス
(例えば、トレイの1ピッチを500パルスとする。)
をカウントすることにより、CPU61により検知され
た基準トレイ130の現在位置を基にして判断される。
入力部64に所望のトレイ13nの番号を入力すると、
CPU61は、予め検知してある基準トレイ130から
何番目のトレイであるかを判断してその現在位置を検知
し、そのトレイ13nを左右どちら方向に移動させれば
より早く搬入位置Aに行けるかを判断する。それと同時
に、トレイ幾つ分送れば搬入位置Aまで送ることが出来
るかも判断する。そしてCPU61はその判断に基づい
て、起動停止部63に起動モータ12の回転方向を指定
した起動信号を送る。起動モータ12はその起動信号に
基づいてチェーン33を介してスプロケット21を回転
させ、棚14全体を指定の回転方向に移動させる。
棚14の移動中に所望のトレイ13nが指定されたとき
も、前記と同様にして、CPUにより所望のトレイ13
nの位置が判断される。ただし、この場合は、エンコー
ダ46からは棚14の回転方向を示すパルスも出てお
り、CPU61によって指定された回転方向と、エンコ
ーダ46からの読取回転方向とが異なっていると、CP
U61はモータ12を逆転させ、棚14の移動方向を換
える。
所望のトレイ13nが搬入位置Aの方に移動を開始する
と、エンコーダ46のパルスがカウントされ、搬入位置
A手前の所定の位置までくるとCPU61によって減速
指令信号が起動停止出力部63に出され、棚14の移動
速度が減速される。そして、前記予めCPU61によっ
て読み取られているトレイの送り数になると、CPU6
1から起動停止出力部63に停止信号が送られ、モータ
12は停止し、所望のトレイ13nは搬入位置Aに停止
し、このことが表示部65に表示される。
このとき、第1ストライカー48が第1センサー50に
対向し、トレイ13nが搬入位置Aに停止しているかど
うかが確認される。もし、対向していないときは、CP
U61に再起動信号が送られ、棚14は僅かに逆回転し
てから再停止しなおす。
所望のトレイ13nを搬出位置Bに送るときも、前記と
同様の制御順序で行われる。但し、搬出位置Bは、搬出
移載機の設置位置によって決まるため、搬出停止位置確
認手段53によって停止位置が確認される。もし、搬入
位置Aと搬出位置Bの間隔が、トレイ13相互の間隔と
同一であれば、搬入停止位置確認手段52を搬出停止位
置確認手段と兼用してもよい。
次に、以上の動作において、トレイ13を1ピッチ送る
量と、エンコーダ46、ストライカー48,49の回転
数関係について説明する(第7図参照)。
トレイ13を1ピッチ送るには、切欠歯21aを12具
えているスプロケット21が1/6回転、即ち、切欠歯2
1aを2つ分回転すればよい。
それには、モータ12の回転数を、歯数20の駆動歯車
31と、歯数84の歯車32との関係から、 84/(6×20)=(7/10) 回転とすればよい。
これに伴い、収納物収納体の位置検出機構10の入力軸
41は、歯数30の歯車39と、歯数21の従動歯車4
2の関係から、 (7/10)×(30/21)=1 回転する。
考案の効果 本考案によると、次の効果を奏する。
収納物収納体の位置検出機構を1カ所に集めてあるの
で、取付位置調整が容易になるとともに、部品点数が少
なく、且つ、メンテナンスが容易になる。
回転片とセンサーにより、収納物収納体の停止位置を
確認できるので、例えば自動移載装置との連動が円滑に
なる。
収納物収納体の循環移動方向の判断と、速度制御がで
きるので、収納物の搬入出を短時間で行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の収納物収納体の位置検出機構が設置さ
れている部分の水平回転棚の正面図、第2図は第1図の
平面図、第3図は収納物収納体の位置検出機構とモータ
の斜視図、第4図は第3図の左側面図、第5図は第3図
においてチェーン33側から見た一部断面図、第6図は
第3図における、収納物収納体の位置検出機構の平面
図、第7図はモータ、歯車等の回転関係説明図、第8図
は水平回転棚の概略平面図、第9図は制御回路図であ
る。 W……搬送物、10……収納物収納体の位置検出機構、
11……水平回転棚(回転棚)、12……モータ、13
……トレイ(収納物収納体)、14……棚、46……エ
ンコーダ、48,49……ストライカー(回転片)、5
0,51……センサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各段の棚に設けられたモータにより該棚上
    を循環移動する収納物収納体の現在位置を検知するエン
    コーダと、前記収納物収納体の停止位置を確認するセン
    サー及びこのセンサーに対向する回転片とを有し、 前記エンコーダと前記回転片とを前記モータに連動させ
    たことを特徴とする、 回転棚における収納物収納体の位置検出機構。
JP15722888U 1988-12-03 1988-12-03 回転棚における収納物収納体の位置検出機構 Expired - Lifetime JPH0611929Y2 (ja)

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JP15722888U JPH0611929Y2 (ja) 1988-12-03 1988-12-03 回転棚における収納物収納体の位置検出機構

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JP15722888U JPH0611929Y2 (ja) 1988-12-03 1988-12-03 回転棚における収納物収納体の位置検出機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0279307U JPH0279307U (ja) 1990-06-19
JPH0611929Y2 true JPH0611929Y2 (ja) 1994-03-30

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JP15722888U Expired - Lifetime JPH0611929Y2 (ja) 1988-12-03 1988-12-03 回転棚における収納物収納体の位置検出機構

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