JPH0262445B2 - - Google Patents

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JPH0262445B2
JPH0262445B2 JP56013271A JP1327181A JPH0262445B2 JP H0262445 B2 JPH0262445 B2 JP H0262445B2 JP 56013271 A JP56013271 A JP 56013271A JP 1327181 A JP1327181 A JP 1327181A JP H0262445 B2 JPH0262445 B2 JP H0262445B2
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JP
Japan
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pallet
intermittent
roller
cam
conveyance
Prior art date
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JP56013271A
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English (en)
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JPS57131628A (en
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Yoshihiro Hidaka
Hiroshi Makino
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS57131628A publication Critical patent/JPS57131628A/ja
Publication of JPH0262445B2 publication Critical patent/JPH0262445B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G35/00Mechanical conveyors not otherwise provided for
    • B65G35/06Mechanical conveyors not otherwise provided for comprising a load-carrier moving along a path, e.g. a closed path, and adapted to be engaged by any one of a series of traction elements spaced along the path

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパレツト搬送装置に関し、更に詳細に
はワークを載置したパレツトを作業領域において
は間欠搬送し、その他の領域においてはパレツト
の搬送には規制を加えずに単に搬送だけを行なう
ようにしたパレツトの間欠・フリー搬送装置に関
するものである。
[従来技術とその課題] 従来、パレツトに被加工物としてのワークを載
置し、このワークに加工を施す作業領域において
はパレツトを停止と搬送の間欠搬送するものとし
て種々の装置が使用されているが、パレツトの停
止位置精度を維持して高速運転することが困難で
あつた。第1図はパレツト1の上面と下面に表面
を三角形の突条で形成したラツクを固着し、一方
のラツクをパレツト1の位置決め用ラツク2、他
方のラツクをパレツト1の搬送用ラツク3とし、
位置決め用ラツク2の歯は、空圧または油圧シリ
ンダー4に係合されたプランジヤー5の先端と噛
合することによりパレツト1を停止固定し、プラ
ンジヤー5の先端が位置決め用ラツク2の歯から
シリンダー4の後退により離隔したときに、カム
6の回転により揺動するレバー7に係合された爪
8がパレツト1を搬送するものである。第2図は
パレツト1の下面にピニオン10と係合するラツ
ク9を固着し、ピニオン10はピニオン10と同
軸に係止されたスプロケツト11と、駆動源とし
ての割出し装置12の出力軸に係止されたスプロ
ケツト13とに懸架されたチエン14により駆動
源の回転と停止に同期してパレツト1を間欠駆動
できるようにしたものである。ところが前者の場
合パレツト1の位置決め精度は得られるが、パレ
ツト1の停止時の慣性力の影響のため高速化が困
難であり、後者の場合には駆動系に使用するチエ
ン14、ピニオン10、ラツク9のバツクラツシ
ユによるパレツト1の位置決め不良、ピニオン1
0とラツク9の自動撃合の困難性、構造の複雑化
という不都合があつた。更に、交互に設けた爪に
より自動溶接装置の多段送り装置として特公昭51
−544号公報が知られている。又、2つのカム及
びカムローラーにより間欠搬送する装置として米
国特許3170333号が知られている。ところがこれ
等特公昭51−544号及び米国特許3170333号には、
台車或いは回転インデツクス輪(rotable
indexing whell)のみを一定の領域を範囲とし
て間欠搬送するものであつて、同一ユニツトでパ
レツトのフリー搬送ができないという不都合があ
つた。又、作業ユニツトを備えた間欠搬送部とフ
リー搬送部とをリフターで接続した特開昭54−
155474号、間欠搬送手段としてパラレルカムを使
用した実開昭55−115740号と作業ユニツトと搬送
ユニツトとを同期させた実開昭55−93435号が知
られている。
前述した特開昭54−155474号公報においては、
各間欠搬送部、第1及び第2のエレベター部との
駆動源は、インデツクスからロツド、リンク等を
介している為装置が一体化しており、システムを
複数組合せることは困難であり、搬送範囲が規制
されてしまつていた。また、実開昭55−115740号
においては環状盤を間欠回転しているため上記し
た特開昭54−155474号公報と同じく搬送範囲が規
制されてしまい、搬送路を長くしようとすると環
状盤の半径を大きくとらねばならず、設置場所を
広くせねばならなかつた。
更に実開昭55−93435号においてはワークの間
欠搬送と作業ユニツトを同期(駆動源共通)させ
ているため、加工機の1つでも破損してしまうと
装置全体を停止させなければならなかつた。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記した従来の不都合に鑑みなされた
もので、上面にワークを保持するパレツトであつ
て、該パレツトの搬送方向に沿う一側面には略直
線上に第1のローラー群を配設し、他側面には前
記第1のローラー群の各々のローラー間に位置す
るよう第2のローラー群を略直線上に配設したパ
レツトの搬送装置にあつて、該パレツトの第1の
ローラー群、第2のローラ群のそれぞれと順次係
合離脱しパレツトを移送する対となつたパラレル
カムを備た間欠搬送部と、該間欠搬送部の前後に
隣接して配置され、前記パレツトの底面を弾力的
に当接して摺動駆動するローラーをモーターにて
回動するフリー搬送部とを同一ユニツト内に配置
し、前記間欠搬送部とフリー搬送部において、前
記ユニツトに前記パレツトが摺動係合する係合部
を設けたことことを特徴とするものである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。第3図は本発明の全体の外観斜視図。第4図
は第3図を説明する模式図で、パレツト15をリ
ターンコンベア16からパレツト走行台17へ移
送するパレツト15の方向転換装置としてのスタ
ーターリフター18からパレツト15を移送され
て、このパレツト15をフリー搬送するフリー搬
送部と間欠搬送する間欠搬送部とを有するパレツ
トの間欠・フリー搬送ユニツト19を4台連接
し、該間欠・フリー搬送ユニツト19のパレツト
走行台17からパレツト15をリターンコンベア
16へ移送するパレツト15の方向転換装置とし
てのリターンリフター20、間欠・フリー搬送ユ
ニツト19には必要に応じてツールユニツト21
が併置されている。第5図は前記スターターリフ
ター18およびリターンリフター20の要部縦断
面図、第6図は第5図の側面縦断面図であるが説
明上はスターターリフター18として説明する。
スターターリフター18はベース22中央部にリ
フターガイド23,23が相対して設置され、こ
のリフターガイド23,23の間には、このリフ
ターガイド23,23に係合して昇降する昇降台
24が下部にエアシリンダー25のロツド26が
螺合等にて固着されて配置されている。昇降台2
4の一端部下方にはギヤードモーター27が配置
され、このギヤードモーター27の出力軸に係止
されたプーリー28と、昇降台24のベルト29
を駆動するプーリー30と同軸に係止されたプー
リー31とにはベルト32が懸架されている。前
記ベルト29はプーリー30,33,34を囲繞
してプーリー30により駆動される。また、前記
スターターリフター18の一側面には前記昇降台
24の昇降の下端および上端の停止位置に対応し
て補助コンベア35,36が配置されている。こ
の補助コンベア35,36は前記パレツト15を
昇降台24へ移送するか、昇降台24からパレツ
ト15を間欠・フリー搬送ユニツト19にへ移送
するためのもので、外方下端部にギヤードモータ
ー37,38が配置されギヤードモーター37,
38の出力軸に係止されたプーリー39,40
と、ベルト41,42を駆動するプーリー43,
44と同軸に係止されたプーリー45,46とに
はベルト47,48が懸架され、ベルト41,4
2はそれぞれプーリー43と49,44と50に
懸架されている。前記リフターガイド23,23
はベース22に一端が固着されると共に他端は上
板51にアングル材等の支持材52により固着さ
れている。
第7図はパレツト15の一部破断斜視図で、パ
レツト15上面にはワークを保持するワーク保持
材53が螺子等により固着されている。このワー
ク保持材53にはワークを嵌入保持する溝54が
複数設けられている。パレツト15は断面T状で
両端の下方突起55,55の外側面および下端面
には走行用ローラー56がそれぞれ両端部に回動
自在に取り付けられている。更にパレツト15の
中央下方突起57の一側面には後述する間欠・フ
リー搬送ユニツト19に設けられたパラレルカム
と係脱する従節ローラー58が等間隔に複数個回
動自在に設けられ、他側面にはこの一側面の従節
ローラー58の配置延長と相対し、従節ローラー
58の配置間隔と同一間隔であつて、従節ローラ
ー58の連続した配置の中央位置に対応する位置
に従節ローラー59が複数個回動自在に設けられ
ている。
第8図および第9図は間欠・フリー搬送ユニツ
ト19の正面、側面縦断面図である。フレーム6
0内のベース62上には、駆動源としての電動機
61と、この電動機61の出力軸に係止されたタ
イミングプーリー63の回転を後述するパラレル
カムに伝達するための電磁クラツチ64と電磁ブ
レーキ65とを有する回転伝達部66が配置され
ている。間欠・フリー搬送ユニツト19の下部に
はリターンコンベア67が貫通して配置されてい
る。このリターンコンベア67の一端部下方には
ギヤードモーター68が設けられ、リターンコン
ベア67の一端部のプーリー69と同軸に設けら
れたスプロケツトとギヤードモーター68の出力
軸に設けられたスプロケツトとにはチエン70が
懸架されている。また、リターンコンベア67に
はコンベアベルト111がプーリー69と11
2,112…を囲繞して懸架されている。前記フ
レーム60上には2枚のパレツト走行台86,8
6が平行に配置されている。リターンコンベア6
7の上方のパレツト搬入部(第8図右上部)には
パレツト搬入のためのローラー71が支点72を
中心に揺動するレバー73に回動自在に軸支され
ている。また、このレバー73の支点から見てロ
ーラー71が軸支されていない側の一端部には引
張バネ74がフレームとの間に係止されている。
前記ローラー71の出力軸に設けられたスプロケ
ツトとには、このローラー71を高速或いは低速
で回転させる高速ギヤードモーター75、低速ギ
ヤードモーター76のそれぞれの出力軸に設けら
れたスプロケツトを介してチエン77が懸架され
ている。また、パレツト搬出部(第8図左上部)
には、パレツトを次のユニツトに搬出するローラ
ー78が支点79を中心に揺動するレバー80に
回動自在に軸支されている。このレバー80の支
点79から見てローラー78が軸支されていない
側の端部にはフレームとの間に引張バネ81が係
止されている。そしてローラー78の軸に設けら
れたスプロケツトと低速ギヤードモーター82の
スプロケツトとにはチエン83が懸架されてい
る。前記レバー73,80の端部上方にはレバー
73,80の揺動範囲を限定するストツプピン8
4,85が設けられている。前記パレツト走行台
86,86の相対する上部には前記パレツト15
の走行用ローラー56が嵌入走行する走行溝8
7,87が搬入側から搬送側へ貫通している。パ
レツト走行台86,86の中央部分には、このパ
レツト走行台86,86を貫通してドライビング
シヤフト88が回動自在に軸受89を介してパレ
ツト走行台86,86に取り付けられている。ド
ライビングシヤフト88のパレツト走行台86の
外側一端には、前記回転伝達部66の出力軸に取
り付けられたタイミングプーリー90との間でタ
イミングベルト91を懸架されるタイミングプー
リー92が取り付けられ、他端には平歯車93が
取り付けられている。この平歯車93の両端に
は、平歯車93と噛合して回転する平歯車94,
95がそれぞれパレツト走行台86,86の内部
に位置して後述するパラレルカムを回動するカム
用シヤフト96,97にパレツト走行台86の外
側で取り付けられている。ドライビングシヤフト
88の両側にカム用シヤフト96,97を配置し
たのは、パレツト15の長さ以上の間欠移送領域
を確保するためであつて、パレツト15の長さだ
けを間欠移送領域とするときはカム用シヤフトは
1個で良い。カム用シヤフトが2個の場合のシヤ
フト間隔はローラーピツチの整数倍とすることは
言うまでないことである。またカム用シヤフト9
6,97にはそれぞれパラレルカム98,98が
2枚従節ローラー58と59と当接摺動するよう
に取り付けられている。第1の実施例としてカム
用シヤフト96,97の1/2回転で従節ローラー
58,59が1ピツチ送られるパラレルカム98
について第10図を参照して説明する。パラレル
カム98にはカム用シヤフト96を中心として一
方には従節ローラー58,59を矢印A方向へ移
送する送り部分Sと従節ローラー58,59の移
動を規制する停留部分Eを有し、他方には従節ロ
ーラー58,59の移送中の逃げ部分Dを有して
いる。パラレルカム98はカム用シヤフト96,
97にそれぞれカム用シヤフト96,97を中心
に対称となるようにパレツト15の従節ローラー
58,59に当接する位置に離隔して係止されて
いる。
次に動作について説明する。全体としての電源
(図示せず)が投入されると、間欠・フリー搬送
ユニツト19,19…のリターンコンベア16が
パレツト15をリターンリフター20側からスタ
ーターリフター18側へ移送を始める。前記電源
が投入されたことによりスターターリフター18
の一側面の補助コンベア35,36がそれぞれ矢
印方向へ回転し、リターンコンベア16から搬送
されたパレツト15は補助コンベア36へ移送さ
れる。この補助コンベア36にパレツト15が移
送された光電あるいはリミツトスイツチ検出手段
(図示せず)の検出信号により昇降台24に取り
付けられたギヤードモーター27が回転してベル
ト29を回転させ、補助コンベア36上のパレツ
ト15を昇降台24のベルト29へ移送し、パレ
ツト15が定位置に達した光電あるいはリミツト
スイツチ(図示せず)の検出信号によりベルト2
9の回転を停止させる。ベルト29の停止と共に
エアシリンダー25が作動して昇降台24を上昇
させ、昇降台24の上端検出手段(図示せず)の
検出信号によりエアシリンダー25の動作を停止
し昇降台24の上昇を停止させる。前記昇降台2
4の上端検出信号により、昇降台24に取り付け
られたギヤードモーター27が逆回転し、ベルト
29がパレツト15を補助コンベア35のベルト
41上へ移送する。パレツト15が補助コンベア
35のベルト41の所定の位置に到達したことを
検出する手段(図示せず)からの検出信号により
エアシリンダー25が作動して昇降台24を下降
させ、昇降台24が下端へ達したことを検出する
手段(図示せず)の検出信号によりエアシリンダ
ー25の動作を停止させ、補助コンベア36のギ
ヤードモーター38を回転させ次のパレツト15
の移送を行わせる。スターターリフター18は前
述した動作を繰り返し、パレツト15を間欠・フ
リー搬送ユニツト19の作業部へ移送するもので
ある。
補助コンベア35から間欠・フリー搬送ユニツ
ト19へ移送されたパレツト15の両側面に設け
られた走行用ローラー56は、パレツト走行台8
6,86に設けられた走行溝87に嵌入し、パレ
ツト15のパレツト走行台86からの浮上がりを
防止すると共にパレツト15の移動をスムーズに
するものである。また、パレツト15の両端の下
方突起55の下端面に設けられた走行用ローラー
56は、パレツト走行台86の内面に摺接回動し
パレツト15の横揺れ防止を図るものである。パ
レツト走行台86へ移送されたパレツト15は、
引張バネ74により上方へ付勢されたレバー73
に設けられたローラー71の周面がパレツト15
の中央下方突起の下端面に摩擦係合してローラー
71の回転によりフリー搬送される。ローラー7
1は高速ギヤードモーター75と低速ギヤードモ
ーター76の切替えにより回転速度が変えられる
ようにされており、パレツト走行台86へ移送さ
れたパレツト15は低速ギヤードモーター76の
回転により比較的低速でパラレルカム98へパレ
ツト15の従節ローラー58,59を当接し、パ
ラレルカム98とローラー58,59の当接検出
手段(図示せず)からの検出信号により、低速ギ
ヤードモーター76の駆動が解除され高速ギヤー
ドモーター75の駆動が開始され、ローラー71
は高速回転となりパレツト15の搬送はパラレル
カム98の回転に規制されることになる。この状
態を第11図を参照して説明する。第11図Aは
パレツト15がローラー71の低速回転によりパ
ラレルカム98の方向へ搬送されている状態、第
11図Bはパレツト15の従節ローラー58,5
9がパラレルカム98に当接した状態、第11図
Cはパレツト15の従節ローラー58,59が2
個のパラレルカム98と撃合した状態を示すもの
である。電動機61(第8図参照)は、前記電源
が投入されたことにより低速回転しており、電動
機61の回転は回転伝達部66へ伝えられパレツ
ト15の従節ローラー58,59との当接までは
電磁ブレーキ65が動作していてドライビングシ
ヤフト88には伝達されていない。前記パラレル
カム98とローラー58,59の当接検出信号に
より、電磁ブレーキ65の動作が解除されると共
に電磁クラツチ64が動作して電動機61の回転
がドライビングシヤフト88に伝達される。ドラ
イビングシヤフト88の回転は平歯車93,9
4,95によりカム用シヤフト96,97に伝達
される。ここで従節ローラー58と当接するパラ
レルカムの参照符号を98A、従節ローラー59
と当接するパラレルカムの参照符号を98Bとし
て説明する。パラレルカム98Aと従節ローラー
58が、またパラレルカム98Bと従節ローラー
59が当接したことにより、前述したようにロー
ラー71の回転が高速となりローラー71の周面
とパレツト15の中央下方突起の下端面はスリツ
プし、従節ローラー58,59はそれぞれパラレ
ルカム98A,98Bに押圧され、カム用シヤフ
ト96の矢印方向への回転により従節ローラー5
8,59はパラレルカム98A,98Bの周面を
回転しながら第11図の左方向へ移動し、従節ロ
ーラー58,59とパラレルカム98A,98B
の撃合が完了する。尚、ローラー71の回転はパ
レツト15の従節ローラー58,59とパラレル
カム98A,98Bとの撃合が確認された時点で
停止するよう適宜検出手段を設けている。
第11図でパレツト15の従節ローラー58,
59とパラレルカム98A,98Bが撃合し、パ
ラレルカム98A,98Bが更に回転すると、従
節ローラー59Aはパラレルカム98Bの停留部
分Eと当接摺動しているためパレツト15は停止
している。(第12図A参照)パラレルカム98
A,98Bが回転を続けて第12図Bの位置にな
ると、従節ローラー58Aがパラレルカム98A
の送り部分Sの起点位置に位置し、パレツト15
を矢印方向へ移送し始める。第12図Cはパレツ
ト15の移送中の状態を示すもので、従節ローラ
ー58Aはパラレルカム98Aの送り部分Sに当
接摺動し、パレツト15を矢印方向へ移動させて
いる。第12図Dは従節ローラー58Aがパラレ
ルカム98Aの逃げ部分Dに到達し、パレツト1
5を1ピツチ即ち、従節ローラー58Aの第12
図Aの位置に従節ローラー59Aが移動し、従節
ローラー58Bがパラレルカム98Aの停留部分
Eに当接摺動してパレツト15の移送を完了す
る。従節ローラー59とパラレルカム98Bとの
関係も、従節ローラー58とパラレルカム98A
との関係を同様に動作し、パレツト15を順次間
欠移送するものである。パラレルカム98が離隔
して配置されたカム用シヤフト96,97に同位
相に取り付けられ、カム用シヤフト97はドライ
ビングシヤフト88に取り付けられた平歯車93
と噛合する平歯車95により矢印方向へ回転す
る。
前記従節ローラー58,59とパラレルカム9
8との係合が解除されると、この解除を適宜の検
出手段(図示せず)により検出し、検出信号によ
り低速ギヤードモーター82が回転し、引張バネ
81により上方へ付勢されたレバー80に軸支さ
れたローラー78が回転し、このローラー78の
周面がパレツト15の中央下方突起の下端面と摺
動してパレツト15を搬送する。パレツト15は
前述した適宜数の間欠・フリー搬送ユニツト19
を経てリターンリフター20に到達する。リター
ンリフター20は前述したスターターリフター1
8と同様の構成で、パレツト15の経路が逆にな
つているものである。昇降台24はエアシリンダ
ー25により上端に位置し、昇降台24のベルト
29は補助コンベア35のベルト41と同一の位
置とされている。パレツト15が前記間欠・フリ
ー搬送ユニツト19のローラー78から補助コン
ベア35のベルト41上に移送され、適宜の検出
手段(図示せず)によりパレツト15がベルト4
1上に移送されたことを検出し、検出信号により
ギヤードモーター37が回転しベルト41が第5
図の破線で示す矢印方向へ回転しパレツト15を
昇降台24のベルト29上へ移送する。パレツト
15を昇降台24のベルト29上に移送されたこ
とを適宜の検出手段(図示せず)により検出し、
この検出信号により昇降台24に取り付けられた
ギヤードモーター27が回転し、ベルト29が回
転しパレツト15が昇降台24上に移送される。
パレツト15が所定の位置に到達したことを適宜
の検出手段(図示せず)により検出しギヤードモ
ーター27の回転を停止させ、エアシリンダー2
5を動作させて昇降台24を降下させる。昇降台
24が下端に到達したことを適宜な検出手段(図
示せず)により検出し、ギヤードモーター27を
逆転させてベルト29を回転し、パレツト15を
補助コンベア36のベルト42上に移送する。補
助コンベア36のベルト42上にパレツト15が
移送されたことを適宜の検出手段(図示せず)に
より検出し、ギヤードモーター38を回転させて
ベルト42を破線の矢印方向へ回転させパレツト
15を間欠・フリー搬送ユニツト19のリターン
コンベア67上へ移送する。ここでギヤードモー
ター27、ギヤードモーター38はそれぞれパレ
ツト15が次のコンベアへ移送されたことを適宜
の検出手段(図示せず)からの検出信号により回
転を停止するようにされている。昇降台24は、
パレツト15が昇降台24のベルト29から補助
コンベア36のベルト42上に移送されたことに
より、エアシリンダー25が動作して上昇し上端
位置にて次のパレツト15の移送を待機するよう
にされている。
以上により従節ローラー58,59を有するパ
レツト15の経路を説明したが、本発明の間欠・
フリー搬送ユニツト19にツーリングユニツトと
して筆記具のキヤツプ締工程を装着した実施例を
第13図を参照して説明する。パレツト走行台8
6と同一の平面上にツーリング装置99が配置さ
れ、ツーリング装置99の上面には筆記具キヤツ
プ100を収納するホツパー101および筆記具
キヤツプ100を押出すためのエアシリンダー1
02のロツド103が配置されている。エアシリ
ンダー102のロツド103の端部には連設棒1
04が筆記具キヤツプ100を1個づつホツパー
101から押出すプツシヤー105の端部とを連
接するように取り付けられている。また、プシヤ
ー105は位置決めを行ない易くするために、ツ
ーリング装置99を貫通して設けられた案内孔1
06内を遊嵌して摺動できるようにされている。
また、ツーリング装置99から見て遠い位置(第
13図左側)のパレツト走行台86の上端面には
筆記具本体107の後端を当接させる受板108
が取付けられている。この状態で従節ローラー5
8,59とパラレルカム98A,98Bの停留部
分Dとの当接摺動でパレツト15が停止している
間に、エアシリンダー102が動作して筆記具キ
ヤツプ100を筆記具本体107に被嵌させ、プ
ツシヤー105が後退位置に後退するように動作
する。尚、ツーリングユニツトの作業時間がパラ
レルカム98の回転によるパレツト15の停止時
間よりも大きい場合には、パレツト15が停止位
置に達した信号を適宜の検出手段(図示せず)に
より検出し、電磁クラツチ64を解放し、電磁ブ
レーキ65を動作させて電動機61の回転をドラ
イビングシヤフト88へ伝達させず、ツーリング
ユニツトの作業終了信号により電磁ブレーキ65
を解放し電磁クラツチ64を動作させて、電動機
61の回転をドライビングシヤフト88へ伝達し
てパラレルカム98の回転を再開してパレツト1
5の間欠移送を続行することもできるものであ
る。
また、カム用シヤフト1回転でパレツト15を
2ピツチ(2P)移動させる実施例としてパラレ
ルカム109と従節ローラー58,59の関係を
第14図に示す。更に他の実施例としてカム用シ
ヤフト1/2回転でパレツト15を3ピツチ(3P)
移動させる場合を第15図のパラレルカム110
と従節ローラー58,59との関係で示した。以
上のようにパラレルカムの形状を適宜選択するこ
とにより、カム用シヤフトの回転数をパレツトの
移動ピツチとの相対関係を選定できるものであ
る。
[効果] 本発明は如上のような構成となしたので、パレ
ツトの間欠移送を精度よく、且つ、高速化でき、
間欠移送とフリー移送とを同一ユニツトで行なえ
るので全体構成として間欠・フリー搬送ユニツト
を適宜数連結できるので工程変更に容易に対処で
きるものである。また、ツーリングユニツト側に
フリー搬送部を設けたので、ツーリングユニツト
間で停留可能である。更なる効果としてパレツト
の間欠移送をパラレルカムの割り出し位置で容易
に選定できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の間欠移送装置、第3図
は全体外観斜視図、第4図は全体説明図、第5
図、第6図はスターターリフターおよびリターン
リフターの縦断面図、第7図はパレツトの一部破
断斜視図、第8図、第9図は間欠・フリー搬送ユ
ニツトの縦断面図、第10図はパラレルカムの説
明図、第11図はパラレルカムと従節ローラーと
の初期撃合説明図、第12図はパラレルカムと従
節ローラーとの間欠移送説明図、第13図は間
欠・フリー搬送ユニツトにツーリングユニツトを
設置した説明図、第14図、第15図はパラレル
カムの他の実施例である。 15……パレツト、16……リターンコンベ
ア、17,86……パレツト走行台、18……ス
ターターリフター、19……間欠・フリー搬送ユ
ニツト、20……リターンリフター、55……下
方突起、56……走行用ローラー、57……中央
下方突起、58,59……従節ローラー、71,
78……ローラー、73,80……レバー、87
……走行溝、88……ドライビングシヤフト、9
3,94,95……平歯車、96,97……カム
用シヤフト、98,98A,98B,109,1
10……パラレルカム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上面にワークを保持するパレツトであつて、
    該パレツトの搬送方向に沿う一側面には略直線上
    に第1のローラー群を配設し、他側面には前記第
    1のローラー群の各々のローラー間に位置するよ
    う第2のローラー群を略直線上に配設したパレツ
    トの搬送装置にあつて、該パレツトの第1のロー
    ラー群、第2のローラ群のそれぞれと順次係合離
    脱しパレツトを移送する対となつたパラレルカム
    を備た間欠搬送部と、該間欠搬送部の前後に隣接
    して配置され、前記パレツトの底面を弾力的に当
    接して摺動駆動するローラーをモーターにて回動
    するフリー搬送部とを同一ユニツト内に配置し、
    前記間欠搬送部とフリー搬送部において、前記ユ
    ニツトに前記パレツトが摺動係合する係合部を設
    けたことを特徴とするパレツトの間欠・フリー搬
    送装置。
JP1327181A 1981-01-31 1981-01-31 Apparatus for conveying pallet intermittently and freely Granted JPS57131628A (en)

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