JP3706210B2 - 部品自動供給装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、キャリアテープに収容された部品のピッチ送りを、安定よくかつ確実に行なうことができる部品自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子部品の組み立て等の業界にあって、キャリアテープに収容された電子部品を所定ピッチで装着機へ送り込む自動装置は、例えば、特公昭59−7611号公報や特開平5−196112号公報,特開昭59−228798号公報,特開昭63−178592号公報等により種々知られている。
【0003】
これらの装置は、キャリアテープの送りのための駆動源がエアーシリンダを用いており、また、そのピッチ送りのための機構は、ラチェット機構が採用されている。
【0004】
したがって、駆動源にエアシリンダを用いる装置は、その作動状態が瞬間的に行なわれて、送られるキャリアテープの送り速度が衝撃的となって、キャリアテープに挿入されている電子部品がこの衝撃振動により踊ってしまい、装着機においての電子部品の受け取りに不都合を生じさせる。
【0005】
このエアシリンダ式は、駆動用エアの応動にあってその遅れを生ずることがあり、送り機構部の応答性が低下して装着機との連係不良による電子部品の供給ミスを起こす。
【0006】
また、エアシリンダ式は、その送り部が急激に作動するため、キャリアテープ自体の送り速度を制御することが困難であって、送り速度の安定性がない。
【0007】
更に、送り機構にラチェット機構を用いた装置は、これによりキャリアテープが後退しない、いわゆる、逆転防止効果は得られるものであるが、テープを供給する前進方向に対しては任意に移動するため、キャリアテープの位置決めが不安定となって、装着機において部品の取り出し不良を起こす原因となり、また、送りピッチの変更がしにくい。
【0008】
特に、これらエアシリンダとラチェット機構の組み合わせによる装置は、該装置自体が複雑となってメンテナンスが面倒となり、装置コストも高騰する。
等の様々な問題点を有するものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記した問題点を解決するためになされたもので、モータ等の駆動手段により一方向へ回転自在に支承させた駆動軸へカム部材を固着して、該カム部材のカム面へ当接する移動体へ該移動体の昇降および進退運動によりキャリアテープの送り受孔に係脱自在となる送り部材を取り付けることにより、キャリアテープの送りが滑らかとなって安定かつ確実な部品供給が可能となり、希望する送り速度によるキャリアテープの送りを行なうことができる部品自動供給装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明に係る部品自動供給装置は、電子部品を所定ピッチで多数収容しかつ前記ピッチに合わせて送り受孔が穿設された長尺状のキャリアテープを処理機に向かって搬送する部品自動供給装置にあって、モータ等の駆動手段により一方向へ回転自在に支承させた駆動軸と、この駆動軸に一体に回転するように固着され、外周部にカム面が形成されたカム部材と、前記カム面が当接する受部が設けられ、前記カム部材の回転運動により昇降および進退運動する移動体と、この移動体に取り付けられ、前記キャリアテープの送り受孔に係脱可能な突起部を有する送り部材とを備えてなり、前記移動体の受部を前記移動体におけるキャリアテープの移動方向に離間させて複数箇所に設け、これらの受部にそれぞれカム部材を係合させるとともに、これらのカム部材を互いに同期して回転するように連結し、これらのカム部材のカム面に、前記移動体に上昇運動を与える上昇部と、下降運動を与える下降部と、前進部を与える前進部と、後退運動を与える後退部とを設け、このカム面と前記受部とを、前記複数のカム部材が同期して回転することにより前記移動体が軸方向から見て平行四辺形状に移動するように形成したものである。
【0011】
請求項2に記載した発明に係る部品自動供給装置は、請求項1に記載した部品自動供給装置において、カム部材により作動される移動体に連係させて、送り部材がキャリアテープの送り受孔に係合しているとき他の送り受孔には非係合状態で、前記送り部材がキャリアテープの送り受孔に非係合状態のとき他の送り受孔に係合する位置決め手段を備えさせたものである。
【0012】
請求項3に記載した発明に係る部品自動供給装置は、請求項1に記載した部品自動供給装置において、キャリアテープの移動方向に並設された複数のカム部材と、これらのカム部材が係合する受部と送り部材とを有しカム部材の回転により軸方向から見て平行四辺形状に移動する移動体と、前記カム部材どうしを連動するように連結する連動部材とからなる組立体をカム部材どうしが同一軸線上に位置するように並べて2組とし、これらの組立体のうち一方の組立体のカム部材の回転位相角を他方の組立体のカム部材の回転位相角に対して180°変えたものである。
【0013】
請求項4に記載した発明に係る部品自動供給装置は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載した部品自動供給装置において、駆動手段またはこの駆動手段により作動される各部材の少なくともその一部材に連係させて、送り部材によるキャリアテープの一送り動作を検出する検出手段と、この検出手段に接続させた制御手段とを備えさせたものである。
【0014】
【作用】
前記のように構成される本発明は以下に述べる作用を奏する。
【0015】
第一の例は、
モータ等の駆動手段により駆動軸を回転させると、これに伴ってカム部材が回転することで、このカム面に当接する移動体が昇降および進退運動を起こすもので、この移動体に取り付けた送り部材も同様の軌跡によって昇降および進退運動する。
【0016】
これにより、キャリアテープは、送り部材が上昇してその送り受孔に係合し、更に、カム部材の回転により該送り部材が前進することで、該キャリアテープが所定ピッチにより前進移動する。
【0017】
そして、カム部材の回転により該送り部材が降下することで、該キャリアテープの移動がないもので、この運動を繰り返すことで所定ピッチのテープ送りがなされる。
【0018】
このとき、移動体に位置決め手段を連係させておけば、送り部材がキャリアテープの送り受孔に係合しているときは、この送り受孔の他の送り受孔には非係合状態となっており、また、送り部材がキャリアテープの送り受孔に非係合状態のときは、この送り受孔の他の送り受孔に係合するため、キャリアテープは常に定められた位置に固定され、部品の取り出しにあっては、キャリアテープの妄動がない。
【0019】
第二の例は、
駆動手段により駆動軸を回転させると、これに伴って180°の位相角をもった第一および第二のカム部材がそれぞれ回転することで、これらカム面に当接する第一および第二移動体が180°の位相により相対的に昇降および進退運動を起こすもので、この第一および第二移動体に取り付けた第一および第二送り部材も同様の軌跡によって昇降および進退運動する。
【0020】
これにより、キャリアテープは、第一送り部材が上昇して該キャリアテープの送り受孔に係合し、更に、第一カム部材の回転により該第一送り部材が前進することで、該キャリアテープが所定ピッチにより前進移動する。
【0021】
このとき、第二移動体に取り付けた第二送り部材は、まず、キャリアテープの他の送り受孔に係合してキャリアテープの移動を規制しているが、駆動手段によって連動的に回転される駆動軸に固着した第二カム部材が、第二移動体を作動させてこの第二送り部材を降下させ、他の送り受孔との係合を外しつつ、所定ピッチ前進するもので、この運動を繰り返すことで所定ピッチのテープ送りがなされる。
【0022】
【実施例】
次に、本発明に関する部品自動供給装置の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1および図2,図4においてAは部品自動供給装置で、図3に示すような、長尺状のキャリアテープbに電子部品cを所定ピッチで多数収容して、電子部品cの収容ピッチに合わせて多数穿設させた送り受孔dにより、この電子部品cを処理機(図示せず)に向かって搬送するもので、まず、第一の実施例を図1および図2に示すと、駆動軸1と、カム部材2と、移動体3と、送り部材4と、および、位置決め手段5とにより基本的に構成される。
【0024】
そして、前記した駆動軸1は、駆動手段6により一方向へ回転自在となり機体(図示せず)に支承させてあって、単軸でもかまわないが、後記する移動体3の円滑な移動運動を付与するために複数、少なくとも所定間隔で二連に設けることが好ましい。
【0025】
前記したカム部材2は、駆動軸1,1へそれぞれ固着してあって、縦方向に対してキャリアテープbの送り受孔dの深さ以上で、送り受孔dの穿設ピッチに、すなわち、電子部品cの収容ピッチに合致する移動量が得られる偏心状態に軸支されるものであり、そのカム面は、上昇および下降運動を与える昇降部2aと、前進および後退運動を与える進退部2bを有する。
【0026】
なお、前記した駆動手段6は、減速機7を備えた慣用のモータ8が用いられるもので、各駆動軸1,1にはカム部材2,2の一側部において同一位相箇所へ、その両端部をそれぞれ軸支したリンク等の連動部材9により連動駆動されるもので、この連動部材9は、図示してないが、それぞれの駆動軸に懸張したタイミングベルトや、カウンターギアを介して噛合させた連動ギア等の一対の駆動軸が同調回転し得る適宜な手段が採用される。
【0027】
前記した移動体3は、カム部材2のカム面における昇降部2aと進退部2bとへ当接する受部10を設けて、このカム部材2の回転運動によりその偏心量だけの平行四辺形状の昇降および進退運動するもので、駆動軸1が単軸に設けた場合は安定運動ができるように、該運動軌跡に見合うガイド体(図示せず)へ係合させることもある。
【0028】
前記した送り部材4は、移動体3の適所に、例えば、移送方向の上部前端部に取り付けて、キャリアテープbの送り受孔dに係脱自在となるもので、この送り受孔dに係合しやすいように先端を尖鋭した送り爪状に形成してあって、送り受孔dに対して一個または複数個が同時に係合し得るように設けてある。
【0029】
なお、前記した位置決め手段5は、送り部材4がキャリアテープbの送り受孔dに係合しているとき、他の送り受孔dには非係合状態で、この送り部材4がキャリアテープbの送り受孔dに非係合状態のとき、他の送り受孔dに係合することで、処理機において電子部品cの取り出し時に、キャリアテープbの妄動を防止する。
【0030】
そして、その構成は、送り部材4と干渉しないキャリアテープbの移送方向の適所に設けてあって、カム部材2により作動される移動体3の前縁部に受け凹部12を形成させ、この受け凹部12へ中間部を支軸13により回動自在に支持させたアーム14の一端部に軸支したローラ15を係合させ、該アーム14の他端部に軸支したローラ16を昇降自在に取り付けた昇降体17の受け凹部18へ係合させてある。
【0031】
更に、この昇降体17の上部に、キャリアテープbの送り受孔dの一個または複数個に係脱する止め部材19を取り付けてある。
【0032】
なお、昇降体17には、常時、止め部材19が送り受孔dへ係合する側へ付勢させる弾機20を設けてある。
【0033】
この位置決め手段5は、移動体3の作動により操作される手段はもちろんのこと、該移動体3とに連係する駆動手段6や、これによって作動する各部材1,2,4、更には、制御手段22の作動により操作される手段であれば、他の任意のものが採用し得るもので、例えば、図示してないが、移動体3等に連係させた検出手段21の信号により作動するエアシリンダやモータ等により止め部材19を昇降させたり、駆動軸1やモータ8の回転パルス信号に基づいて、制御手段22により制御されるエアシリンダやモータ等によって止め部材19を昇降させることができる。
【0034】
また、図1および図2において21は検出手段で、駆動手段6により作動される駆動軸1やカム部材2,移動体3,送り部材4の少なくともその一部材または駆動手段6自体に連係させて、送り部材4によるキャリアテープbの一送り動作を検出するものであって、この検出信号をコンピュータ等による制御手段22へ送信し、駆動手段6や駆動軸1に内蔵したクラッチ(図示せず)を作動して、駆動軸1の回転を停止させる。
【0035】
そして、各部材1,2,3,4の位置部材に連係させる場合は、リミットスイッチや光電管あるいは近接スイッチ等の慣用の手段が用いられるもので、各部材1,2,3,4がこの検出手段20に接触,干渉あるいは近接したとき信号を発し、駆動手段6や駆動軸1に用いるときは、回転パルスを検知するものや、他のロータリエンコーダ等の慣用のものが採用し得る。
【0036】
したがって、前記のように構成される本発明の第一の実施例装置Aは、
駆動手段6を連続駆動させて駆動軸1を回転させると、これに伴って、この駆動軸1に固着した一方のカム部材2が回転し、このカム部材2とに連動部材9により接続した他方のカム部材2も同期回転する。
【0037】
これにより、その受部10へカム部材2のカム面に当接する移動体3が昇降および進退運動を起こすもので、このうち、カム部材2の上昇部2aが受部10をすなわち、移動体3を持ち上げて、その送り部材4を、図1に示す下部の待機位置から、同図矢印▲1▼の方向へ上昇させてキャリアテープbの送り受孔dに係合する。
【0038】
更に、カム部材2の回転によりその進退部2bが受部10を、すなわち、移動体3を同図矢印▲2▼の方向へ前進させて、図2に示すように、送り受孔dの係合状態でキャリアテープbを電子部品cの一個分を前へ進めるもので、処理機ではキャリアテープb上の電子部品cの取り出しが行なわれる。
【0039】
このとき、移動体3に連係させた位置決め手段5にあって、カム部材2の回転による移動体3の上昇運動が、この移動体3の受け凹部12に係合するローラ15がアーム13を回動して、その他端のローラ16により昇降体17を降下させるので、この昇降体17の止め部材19を、図1において矢印▲5▼の方向へ降下させ、次いで、図2に示す位置まで下げるため、キャリアテープbの移動は妨げられない。
【0040】
すなわち、送り部材4がキャリアテープbの送り受孔d内に係合しているときは、この送り受孔dの他の送り受孔dには止め部材19は非係合状態となっており、また、送り部材4がキャリアテープbの送り受孔dに非係合状態のときは、この送り受孔dの他の送り受孔dに止め部材19は係合するため、キャリアテープbは常に定められた位置に固定され、電子部品cの取り出しにあっては、キャリアテープbの妄動がない。
【0041】
そして、更に回転するカム部材2によりその昇降部2aが当接する受部10の移動体3が下がり、これによりこの送り部材4が図1において矢印▲3▼の方向へ降下させ、送り部材4を送り受孔cへの係合を解除させる。
【0042】
次に、カム部材2の回転によりその進退部2bが受部10を、すなわち、移動体3を同図矢印▲4▼の方向へ後退させて、図1に示すように、待機位置に復帰させると共に、検出手段21へ後退する移動体3が接触して発信し、この信号が制御手段22へ伝達されて、駆動手段6におけるモータ8の回転を停止させ、これに伴って、移動体3の移動運動が停止する。
【0043】
なお、再びの駆動手段6の起動は、処理機からの信号や遅延手段等からの信号により制御手段22を介して行なわれる。
【0044】
このとき、移動体3に連係させた位置決め手段5にあって、カム部材2の回転による移動体3の下降運動が、この移動体3の受け凹部12に係合するローラ15がアーム13を回動して、その他端のローラ16により昇降体17を上昇させるので、この昇降体17の止め部材19を、図1において矢印▲6▼の方向へ上昇させ、次いで、図1に示す位置まで上げるため、キャリアテープbの移動は規制されて、該キャリアテープbの移動がないもので、この運動を繰り返すことで所定ピッチのテープ送りがなされる。
【0045】
次に、本発明に関する部品自動供給装置Aの第二の実施例に付いて、図4および図5に基づいて説明する。
【0046】
この例は、キャリアテープbの移送と停止規制、すなわち位置決め手段とを一対の送り部材により行なうもので、駆動軸1と、第一カム部材30と、第二カム部材31と、第一および第二移動体32,33と、第一および第二送り部材34,35とによりなるもので、これらの構成は前記した第一実施例のものと基本的に同様である。
【0047】
そして、前記した駆動軸1は、駆動手段6により一方向へ回転自在となり機体(図示せず)に支承させてあって、単軸でもかまわないが、後記する移動体32,33の円滑な移動運動を付与するために複数、少なくとも所定間隔で二連に設けることが好ましい。
【0048】
前記した第一および第二カム部材30,31は、駆動軸1,1へ同心状にそれぞれ並列するように固着してあって、縦方向に対してキャリアテープbの送り受孔dの深さ以上で、送り受孔dの穿設ピッチに、すなわち、電子部品cの収容ピッチに合致する移動量が得られる偏心状態に軸支されるものであり、これら両カム部材30,31のカム面は、上昇および下降運動を与える昇降部30a,31aと、前進および後退運動を与える進退部30b,31bとを有するものであって、互いに、その回転移送角を180°変位させて軸支させてある。
【0049】
なお、前記した駆動手段6は、減速機7を備えた慣用のモータ8が用いられるもので、各駆動軸1,1には、第一および第二カム部材30,31の一側部において同一位相箇所へ、その両端部をそれぞれ軸支したリンク等の連動部材9により連動駆動されるもので、この連動部材9は、図示してないが、それぞれの駆動軸に懸張したタイミングベルトや、カウンターギアを介して噛合させた連動ギア等の一対の駆動軸が同調回転し得る適宜な手段が採用される。
【0050】
前記した移動体32,33は、第一および第二カム部材30,31のカム面における昇降部30a,31aと進退部30b,31bとへ当接する受部36,37を設けて、このカム部材30,31の回転運動によりその偏心量だけの平行四辺形状の昇降および進退運動するもので、駆動軸1が単軸に設けた場合は安定運動ができるように、該運動軌跡に見合うガイド体(図示せず)へ係合させることもある。
【0051】
前記した第一および第二送り部材34,35は、移動体32,33の適所に、例えば、移送方向の上部前端部に取り付けて、キャリアテープbの送り受孔dに係脱自在となるもので、この送り受孔dに係合しやすいように先端を尖鋭した送り爪状に形成してあって、送り受孔dに対して一個または複数個が同時に係合し得るように設けてある。
【0052】
なお、図4において21は検出手段で、前記第一実施例と同様のものが採用されるもので、駆動手段6により作動される駆動軸1や第一および第二カム部材30,31,第一および第二移動体32,33,第一および第二送り部材34,35の少なくともその一部材または駆動手段6自体に連係させて、第一および第二送り部材34,35によるキャリアテープbの一送り動作を検出するものであって、この検出信号をコンピュータ等による制御手段22へ送信し、駆動手段6や駆動軸1に内蔵したクラッチ(図示せず)を作動して、駆動軸1の回転を停止させる。
【0053】
したがって、前記のように構成される本発明の第二の実施例装置Aは、
駆動手段6を連続駆動させて駆動軸1を回転させると、これに伴って、この駆動軸1に固着した一方の第一および第二カム部材30,31が回転し、この第一および第二カム部材30,31とに連動部材9により接続した他方の第一および第二カム部材30,31も同期回転する。
【0054】
これにより、その受部36,37へ、第一および第二カム部材30,31のカム面に当接する第一および第二移動体32,33が昇降および進退運動を起こすものである。
【0055】
なお、図4および図5において示す▲1▼〜▲4▼は、第二移動体33および第二送り部材35の動きを示し、同図において示す▲5▼〜▲8▼は、第一移動体32および第一送り部材34の動きを示す。
【0056】
これらの動きは、互いに▲8▼と▲1▼、▲5▼と▲2▼,▲6▼と▲3▼,▲7▼と▲4▼とが対応しているものである。
【0057】
そして、これら昇降および進退運動を更に詳述すれば、図4において、第二カム部材31の進退部31bが受部37を、すなわち、第二移動体33を前進させて、その第二送り部材35を、図4に示す送り受孔dへの係合状態から、あるいは、図5(a)に示す位置から、図4において矢印▲1▼の方向へ前進させて、図5(b)に示すように、キャリアテープbを処理機へ向かって移動させ、この処理機においてキャリアテープb上の電子部品cの取り出しが行なわれる。
【0058】
更に、第二カム部材31の回転によりその昇降部31aが受部37を、すなわち、第二移動体33を図4において矢印▲2▼の方向へ下降させて、図5(c)に示すように、送り受孔dから第二送り部材35が外れると共に、第二カム部材31の回転によりその進退部31bが受部37を、すなわち、第二移動体33を図4において矢印▲3▼の方向へ、あるいは、図5(d)に示す位置へ後退させ、次の送り受孔d位置の下部で待機する。
【0059】
このとき、第一送り部材34も同時に作動されているもので、第一カム部材30の昇降部30aが受部36を、すなわち、第一移動体32を持ち上げて、その第一送り部材34を、図4に示す下部の待機位置から、あるいは、図5(b)に示す位置から、図4において矢印▲5▼の方向へ上昇させて、図5(c)に示すように、キャリアテープbの送り受孔dに係合させることで、キャリアテープbの位置決めがなされ、処理機において電子部品cの取り出し時のキャリアテープbの妄動が防止されると共に、次のキャリアテープbの前進準備がなされる。
【0060】
これまでの工程が、キャリアテープbの移送における一動作であって、回転軸1は180°ドライブがなされる。
【0061】
更に、次の180°ドライブは、第一送り部材34が送り受孔dへ係合した状態において、第一カム部材30の回転によりその進退部30bが受部36を、すなわち、第一移動体32を図4において矢印▲6▼の方向へ前進させて、図5(d)に示すように、送り受孔dへ係合しつつキャリアテープbを前へ進めるもので、キャリアテープbを処理機へ向かって移動させ、該処理機において、次の、キャリアテープb上の電子部品cの取り出しが行なわれる。
【0062】
このとき、第二送り部材35も同時に作動されているもので、第二カム部材31の昇降部31aが受部37を、すなわち、第二移動体33を持ち上げて、その第二送り部材35を、図5(d)に示す位置から、図4において矢印▲4▼の方向へ上昇させて、図5(e)に示すように、キャリアテープbの送り受孔dに係合させることで、キャリアテープbの位置決めがなされ、処理機において電子部品cの取り出し時のキャリアテープbの妄動が防止されると共に、次のキャリアテープbの前進準備がなされる。
【0063】
更に、第一カム部材30の回転によりその昇降部30aが受部36を、すなわち、第一移動体32を図4において矢印▲7▼の方向へ下降させて、図5(e)に示すように、送り受孔dから第一送り部材34が外れると共に、第一カム部材30の回転によりその進退部30bが受部36を、すなわち、第一移動体32を図4において矢印▲8▼の方向へ後退させて、図5(b)に示すように、次の送り受孔d位置の下部で待機する。
【0064】
このようにしてこれら工程を順次循環させることにより、キャリアテープbの所定ピッチによる自動送りがなされる。
【0065】
なお、駆動手段6の駆動は、駆動軸1の180°の回転を検出する検出手段21の信号が制御手段22へ伝達されて、駆動手段6におけるモータ8の回転を停止させ、これに伴って、移動体3の移動運動が停止することで処理機においての電子部品cの取り出しに支障を与えない。
【0066】
なお、駆動手段6の再起動は、処理機からの信号や遅延手段等からの信号により制御手段22を介して行なわれる。
【0067】
【発明の効果】
前述したように本発明は、キャリアテープを移送する送り部材の駆動をモータ等の駆動手段により行なうため、この駆動手段によって作動される各部材の動作速度が一定で安定していて、移送衝撃に起因するテープに収められた部品の妄動が防止されると共に、カム特性により加減速した出力が得られ、キャリアテープの送りが滑らかとなる。
【0068】
また、モータによる駆動手段は、始動や停止等の応答性に優れ、かつ、キャリアテープの送り速度の調整制御が容易である。
【0069】
送り部材がキャリアテープの送り受孔に係合しているとき他の送り受孔には非係合状態で、前記送り部材がキャリアテープの送り受孔に非係合状態のとき他の送り受孔に係合しているため、常に、キャリアテープは送り部材により移動を規制されていて、位置決めが安定すると共に、部品の取り出しにあって、テープの妄動がない。
【0070】
駆動手段またはこの駆動手段により作動される各部材の少なくともその一部材に連係させて、送り部材によるキャリアテープの一送り動作を検出する検出手段と、この検出手段に接続させた制御手段とを備えさせることにより、テープの型換え等の送りピッチ変更が簡単に行なえる。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する部品自動供給装置の実施の第一例を示す概略の正面図である。
【図2】図1における作動状態を示す概略の正面図である。
【図3】図1における装置に使用されるキャリアテープの一部を示す斜視図である。
【図4】本発明に関する部品自動供給装置の実施の第二例を示す概略の正面図である。
【図5】図4における装置の作動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 部品自動供給装置
b キャリアテープ
c 部品
d 送り受孔
1 駆動軸
2 カム部材
3 移動体
4 送り部材
5 位置決め手段
21 検出手段
22 制御手段
30,31 第一および第二カム部材
32,33 第一および第二移動体
34,35 第一および第二送り部材
Claims (4)
- 電子部品を所定ピッチで多数収容しかつ前記ピッチに合わせて送り受孔が穿設された長尺状のキャリアテープを処理機に向かって搬送する部品自動供給装置にあって、
モータ等の駆動手段により一方向へ回転自在に支承させた駆動軸と、この駆動軸に一体に回転するように固着され、外周部にカム面が形成されたカム部材と、前記カム面が当接する受部が設けられ、前記カム部材の回転運動により昇降および進退運動する移動体と、この移動体に取り付けられ、前記キャリアテープの送り受孔に係脱可能な突起部を有する送り部材とを備えてなり、
前記移動体の受部を前記移動体におけるキャリアテープの移動方向に離間させて複数箇所に設け、これらの受部にそれぞれカム部材を係合させるとともに、これらのカム部材を互いに同期して回転するように連結し、これらのカム部材のカム面に、前記移動体に上昇運動を与える上昇部と、下降運動を与える下降部と、前進部を与える前進部と、後退運動を与える後退部とを設け、このカム面と前記受部とを、前記複数のカム部材が同期して回転することにより前記移動体が軸方向から見て平行四辺形状に移動するように形成したことを特徴とする部品自動供給装置。 - 請求項1記載の部品自動供給装置において、カム部材により作動される移動体に連係させて、送り部材がキャリアテープの送り受孔に係合しているとき他の送り受孔には非係合状態で、前記送り部材がキャリアテープの送り受孔に非係合状態のとき他の送り受孔に係合する位置決め手段を備えさせたことを特徴とする部品自動供給装置。
- 請求項1記載の部品自動供給装置において、
キャリアテープの移動方向に並設された複数のカム部材と、これらのカム部材が係合する受部と送り部材とを有しカム部材の回転により軸方向から見て平行四辺形状に移動する移動体と、前記カム部材どうしを連動するように連結する連動部材とからなる組立体をカム部材どうしが同一軸線上に位置するように並べて2組とし、これらの組立体のうち一方の組立体のカム部材の回転位相角を他方の組立体のカム部材の回転位相角に対して180°変えたことを特徴とする部品自動供給装置。 - 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つの部品自動供給装置において、駆動手段またはこの駆動手段により作動される各部材の少なくともその一部材に連係させて、送り部材によるキャリアテープの一送り動作を検出する検出手段と、この検出手段に接続させた制御手段とを備えさせたことを特徴とする部品自動供給装置。
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