JPS597611A

JPS597611A - バケツトエレベ−タ−

Info

Publication number: JPS597611A
Application number: JP11723782A
Authority: JP
Inventors: Satoru Imura; 覚井村
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-07-05
Filing date: 1982-07-05
Publication date: 1984-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はパケット取付間隔を短かくして多数のパケッ
トを取付けだ連続型のパケットエレベータ−の改良に関
する。

パケットエレベータターにはパケットの間隔全充分に開
けて取イτ１ける間隔型のものと、パケットの取（１間
隔をできるだけ少なくする連続型のものとがある。間隔
型は通常、物品排出方式として遠心排出方式を利用し、
比較的構造が簡単であり、且つ搬送物を傷めることが比
較的少ないので、広く使用されている９しかし、この間
隔型でも物品排出には遠心排出方式をとる関係で、排出
時に搬送物品に衝撃を与える為、砕粒の発生がみられ、
且つ、衝撃による騒音が大きく、まだ搬送効率が悪いな
どの欠点がある。他方、連続型では多数のパケットが取
付けられているので、この面では搬送効率は良いが、砕
粒の発生が比較的多く、砕けてもよい物品の搬送にしか
利用できない欠点がある。

即ち、連続型エレベータ−では、一般にピッチの荒い無
端チェーンをパケット支持部材として用い、且つ、物品
排出には誘導排出方式、即ち、両隣に位置するパケット
の底背面を排出時のシュートに利用する方式を利用する
為、物品排出時に両隣のパケットと支持部材との間に排
出された物品が落ち込んで、挾み付けられ、搬送物品が
粒状物の場合には粒が砕けることになる。従って、搬送
物に粒形状の保持が要求される場合には使用に適さない
。例えば、搬送物が米粒の場合には、砕米により米の商
品価値が大きく低下することになるので、この用途に連
続型式パケットエレベータ−は使用できなかった。

本発明はこのような点に鑑み、パケットと無端の支持部
材との間への搬送物品の落ち込みを無くして砕粒の発生
を防止し、且つ連続型のパケットエレベータ−の利点を
最大限に生かして、物品に与える衝撃が少なく、騒音が
小さくて穀類などの搬送に適する連続型パケットエレベ
ータ−を提供せんとするものであって、その特徴は、パ
ケットの開り部の支持側の壁面に排出案内用の傾斜シュ
ート板を取付け、パケットが物品を掬って上昇移動し、
上端の排出位置に近すいてパケットが傾斜し始めても、
シュート板の存在により、物品がすぐには排出されず、
ある程度の傾斜状態に達した後に物品排出が始まるよう
になし、パケットから排出された物品が両隣のパケット
の底背面に落下するようになし、両隣のパケットの背面
壁と支持部材との間に物品が落ち込まないようにしたこ
とにある。

以下に本発明のパケットエレベータ−の実施例を図面に
ついて説明する。パケット支持部材としては環状のべ／
ｌ／　ｉ　（１）が使用されている。このベルト（１）
は上下のデーＩＪ　−（２）に掛は渡され、いずれか一
方のプーリー、通常は上方のプーリーがモーターなどで
回転駆動させられることにより、ベルト（１）は循環移
動する。ベルト（１）には多数のパケット（３）がほと
んど間隔を開けることなく連続状に取イ」けられている
。バケツ目３）のベルト（１）への取イτ１けは、パケ
ット（３）の背面壁（４）の開口部イ」近をボルト、ナ
ツトなどの取付金具（５）でベルトに直接固着させるこ
とにより行われている。パケット（３）の開口部（６）
には傾斜シュート板（７）が取イ」けられている。この
シュート板（７）は背面壁（４）に傾斜状に取イ」けら
れている。（８）は遮蔽板で、シュート板（７）の先端
と背壁面（４）の先端との間を遮蔽する。

次に前記のパケットエレベータ−の排出作動について説
明する。パケットエレベータ−の運転を始めると、エレ
ベータ−の下端で循環してくる各パケットが搬送物品（
〜を掬い取り、第１図のような状態で上方に移動する。

エレベータ−の上部ではベルト（１）がデー！Ｊ　−（
２）によって下降方向へと反転させられるので、べＡｚ
　）　（１）に取付けられたパケット（３）もベル）　
（１）の屈曲に伴って徐々に傾斜を始める。ところがパ
ケット（３）の開口部にはシュート板（７）が取付けら
れているので、パケット（３）の傾斜が小さい状態では
物品がシュート板（７）によって阻止されるので、物品
の排出は生じない。そして、パケット（３）の傾斜角度
が更に大きくなって、ある傾斜状態になった段階で物品
内はシュート板（７）を越えてパケットから排出される
。排出される物品内はシュート板（７）の存在の為に、
シュート板（７）の長さだけベルトから遠方に排出され
、且つ、物品はシュート板の傾斜に沿って流れ落ちるか
ら、この慣性の分だけ更に遠方に落下させられるように
なる。この結果、排出された物品内はベルト（１）から
かなり遠方に落下することになるので、べｚｌｚ　）（
１）と両隣のパケット（３）の背面壁との間隙（９）に
物品が落ち込むことはなく、常に確実に両隣のパケット
の底背面０＊上に落下するようになる。底背面ａ１上に
落下した物品は底背面ＵＩの傾斜に沿って外方へと流れ
て、排出シュート（１υ」二へと流れ落ちることになる
。

なお、シュート板（７）の長さや取イ；１傾斜角度によ
って、物品排出を開始するパケットの傾斜角と物品落下
位置とが変るので、設計に際しては、パケットから排出
された物品内がパケットとベルトとの間隙に落ち込まず
、且つ、パケット底背面上に確実に落下し、その傾斜に
沿って確実に案内排出されるように適宜定めるものとす
る。また、パケット支持部材としてはベルトの他、従来
の如く、チェーンを用いることも勿論可能である。

以上の如く、本発明のパケットエレベータ−ではパケッ
トの開口部に傾斜シュート板が取付けられていて、パケ
ットが排出部で傾斜を開始しても、ある傾斜に達するま
では物品の排出を阻止すると共に、排出を始めるとベル
トから一定距離以北離れだ地点に物品を落丁させるので
、排出物品がパケットと支持部材との間に落ち込んで、
粉砕されることがなく、穀物を運搬した場合にも、砕粒
による部品価値の低下をまねくことがない。従って、従
来、連続型エレベータ−ではパケット支持部材にはチェ
ーンしか用いられなかったが、本発明により、べ）Ｖ　
ｌ−を支持部材に用いることが可能になった。また、本
発明では連続型パケットエレベータ−の長所を最大限に
発揮させることができ、パケットが多数数例けられてい
るので、その分だけ運搬効率がよく、まだ、排出は誘導
排出方式であるから、遠心排出方式のものほど物品に衝
撃を与えることがなく、且つ、衝撃に伴う騒音が少ない
。

史に、シュート板によって排出を制御できるので、パケ
ットへの物品収容量を増加させることができ、この点で
も搬送効率を高めることが可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のパケットエレベータ−の実施例を示し、
第１図はべ／Ｉ／　）にパケットが取付けられた状態を
示す部分断面図、第２図及び第３図は上部の排出位置で
パケットから物品が排出される状態を示す側面図である
。（１）・・・ベルト、（２）・・・プーリー、（３）・
・・パケット、（４）シュート板、（９）・・・間隙、
リド・・底背面。

Claims

【特許請求の範囲】ｌ、上下のプーリーに掛は渡されて循環移動する無端支
持部材と、この支持部材に連続的に取付けられたパケッ
トとから成り、パケットの開口部のベルト側の壁面に傾
斜シュート板を取付けたことを特徴とするパケットエレ
ベータ−０２、無端支持部材をベルトとしだ前記特許請求の範囲第
１項記載のパケットエレベータ−０