JPH06118434A - 液晶表示パネルの駆動icの実装方法 - Google Patents

液晶表示パネルの駆動icの実装方法

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JPH06118434A
JPH06118434A JP28952292A JP28952292A JPH06118434A JP H06118434 A JPH06118434 A JP H06118434A JP 28952292 A JP28952292 A JP 28952292A JP 28952292 A JP28952292 A JP 28952292A JP H06118434 A JPH06118434 A JP H06118434A
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修 山田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 突起電極111を有する駆動IC107が突
起電極を介して導電接着剤108にて液晶表示パネルの
基板上にフェイスダウンボンディングしている液晶表示
パネルにおいて、駆動ICを液晶表示パネルにボンディ
ング後、駆動ICの接続部にレーザー光109を照射す
る。 【効果】 駆動ICの液晶表示パネルへの機械的、電気
的接続の安定性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネルを構成
する基板上に、この液晶表示パネルを駆動するための半
導体集積回路装置(以下駆動ICと記載する)を導電接
着剤によってフェイスダウンボンディングしてなる、液
晶表示パネルへの駆動ICの実装方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動ICを、液晶表示パネルを構
成する基板にフェイスダウンボンディングする液晶表示
パネルの一つとして、図3と図4とに示す構造のものが
知られている。図3は液晶表示パネルを示す平面図であ
り、図4は図3のB−B線における断面を示す断面図で
ある。以下図3と図4とを交互に用いて従来の実装方法
を説明する。
【0003】従来の液晶表示パネルは、第1のガラス基
板201の上に画素パターン204と同一工程にて、駆
動IC206の電極と対応するパターン電極203を導
電性を有する薄膜で形成する。そして、この第1のガラ
ス基板201の上に形成するパターン電極203と、駆
動IC206の電極部にあらかじめ形成した突起電極2
07とを導電接着剤208にて電気的接続と機械的接続
とを行っている。
【0004】第2のガラス基板202には、画素パター
ン205を形成している。
【0005】この液晶表示パネルは、第1のガラス基板
201と第2のガラス基板202とを所定距離隔てて、
画素パターン204と画素パターン205を形成した面
を対向させ、周辺をシール剤210で封止している。
【0006】第1のガラス基板201と第2のガラス基
板202との重なった領域で、かつシール剤210の内
側の部分には液晶(図示せず)を封入している。
【0007】第1のガラス基板201の上に、画素パタ
ーン204と同一工程にて形成するパターン電極203
と、駆動IC206の電極部にあらかじめ形成した突起
電極207とを導電接着剤208にて、駆動IC206
の素子形成面を下にして実装するフェイスダウンボンデ
ィングを行い、電気的接続と、機械的接続とを行ってい
る。さらに、その駆動IC206を含むガラス基板表面
を樹脂209にて樹脂封止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記実装方法は簡便な
実装手段で、高密度多端子な接続が可能で小型かつ廉価
な液晶表示パネルを達成するうえで有効である。
【0009】しかし突起電極207を形成する駆動IC
206と、第1のガラス基板201上に駆動IC206
の電極部パターンに対応して形成するパターン電極20
3とをフェイスダウンボンディングした液晶表示パネル
は、パターン電極203と突起電極207との電気的接
続が安定して接続できず、不完全な物があり量産上問題
がある。
【0010】本発明はかかる点に着目し、その目的とす
るところは、導電接着剤を用いて液晶表示パネルのガラ
ス基板上に形成したパターン電極と駆動ICをフェイス
ダウンボンディングしてなる液晶表示パネルにおいて、
電気的接続を確実にすることが可能な液晶表示パネルへ
の駆動ICの実装方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液晶表示パネルへの駆動ICの実装方法
は、下記記載の手段を採用する。
【0012】本発明の駆動ICの実装方法は、突起電極
を有する駆動ICが、突起電極を介して導電接着剤にて
液晶表示パネルの基板上にフェイスダウンボンディング
している液晶表示パネルにおいて、駆動ICを液晶表示
パネルにボンディング後、駆動ICの接続部にレーザー
光を照射することを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の液晶表示パネルへの駆動ICの実装
方法を示す平面図であり、図2は図1のA−A線におけ
る断面を示す断面図である。以下図1と図2とを交互に
用いて本発明の実装方法を説明する。
【0014】第1の基板101には、画素パターン10
4を形成する。さらに、第2の基板102には画素パタ
ーン105を形成している。
【0015】この液晶表示パネルは、ガラスからなる第
1の基板101と第2の基板102とを所定距離隔て
て、画素パターン104と画素パターン105の形成し
た面を対向させ、周辺をシール剤103で封止する。
【0016】この第1の基板101と第2の基板102
とが重なった領域で、さらにシール剤103の内側の部
分には液晶(図示せず)を封入している。
【0017】第1の基板101上に、画素パターン10
4と同一工程にて、駆動IC107の電極部に対応した
パターン電極106を形成する。
【0018】そして、この第1の基板101上に形成し
たパターン電極106と、駆動IC107の電極部にあ
らかじめ形成した突起電極111とを導電接着剤108
にてフェイスダウンボンディングする。その後、レーザ
ー光107を駆動IC107とパターン電極106との
接続部に照射し、電気的接続と、機械的接続とを取って
いる。
【0019】本実施例では導電接着剤108として、導
電粒であるAg/Pdの微粉末をエポキシ樹脂に混入し
たAg/Pdペーストを使用した。
【0020】このAg/Pdペーストからなる導電接着
剤108をガラス基板上にスキージーで広げ、その後、
駆動IC107の突起電極111をAg/Pdペースト
上に接触させて、駆動IC107上に形成する突起電極
111に導電接着剤108を転写するスタンプ方式で、
突起電極111上に導電接着剤108を形成する。
【0021】このスタンプ方式は駆動IC107上に形
成する突起電極111に、均一な量の導電接着剤108
を転写することができる。
【0022】導電接着剤108を転写した突起電極11
1を持つ駆動IC107を、第1の基板101上に形成
したパターン電極106の所定の位置にフェイスダウン
ボンディングし、駆動IC107の突起電極111の反
対側から軽く押しつける。
【0023】その後、第1の基板101のパターン電極
106の形成した面の反対側から第1の基板101を透
過し、さらに酸化インジュウムなどの透明導電膜で形成
するパターン電極106を透過して、導電接着剤108
にレーザー光109を照射する。さらにその後、導電接
着剤108の本硬化を行う。
【0024】本実施例では第1の基板101とパターン
電極106とを透過することができる波長を持つYAG
レーザーを、レーザー光109として使用した。なおY
AGレーザー以外でも、レーザー光109としては、第
1の基板101とパターン電極106とを透過し、導電
接着剤108に熱エネルギーを与えられる他の波長を持
つレーザー光も使用することが可能である。
【0025】従来例で説明した実装方法における接続不
良の液晶パネルの不良原因を調査した結果、突起電極上
に転写したAg/Pdペーストからなる導電接着剤10
8とパターン電極106との界面において、導電接着剤
108のAg/Pd粒表面にエポキシ樹脂層が介在し、
Ag/Pd粒がパターン電極106に接触しないために
電気的接続不安定が起こることが判明した。
【0026】本発明のレーザー光109照射により、接
続部のAg/Pd粒の表面のエポキシ樹脂が局部加熱に
より焼失し、また周辺のエポキシ樹脂は硬化し、Ag/
Pd粒が直接パターン電極106に接触するために、電
気的接続が安定して取れることになる。
【0027】さらに、導電接着剤108を転写した突起
電極111を持つ駆動IC107を第1の基板101上
に形成したパターン電極106の所定の位置にフェイス
ダウンボンディングし、導電接着剤108を硬化させ
る。その後に、電気的接続の不安定な部分に前記のYA
Gレーザーのレーザー光109を照射することにより、
安定な電気的接続を取ることもできる。
【0028】またさらに、第1の基板101上に画素パ
ターン104と同一工程にて形成したパターン電極10
6と、駆動IC107の電極部にあらかじめ形成した突
起電極111とを、導電接着剤108にてフェイスダウ
ンボンディングし電気的接続と機械的接続とを行い、そ
の駆動IC107を含むガラス基板表面を封止樹脂11
0にて樹脂封止した後に、前記のレーザー光109照射
しても同様の効果がある。
【0029】レーザー光109を駆動IC107の接続
部に照射する上記の方法で電気的、機械的接続の安定し
た液晶表示パネルを量産的に、安定して得ることができ
る。
【0030】なお本実施例は、第1の基板101と第2
の基板102とにガラス基板を使用した液晶表示パネル
について説明したが、プラスチック基板を使用した液晶
表示パネルにも使用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
実装方法における突起電極を有する駆動ICが突起電極
を介して導電接着剤にて液晶表示パネルのガラス基板上
にフェイスダウンボンディングされている液晶表示パネ
ルにおいて、駆動ICを液晶表示パネルにフェイスダウ
ンボンディング後、駆動ICの接続部にレーザー光照射
することで電気的、機械的をより安定した確実なものに
できる。
【0032】またさらに、本発明は従来の製造工程を生
かしながらできるため、不要な設備投資も不要である。
【0033】近年、より高密度な液晶表示パネルが要求
され、これによりより高密度実装を可能にする実装方式
が要求されてきた。本発明はこの要求にも答え得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における液晶表示パネルの駆動
ICの実装方法を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例における液晶表示パネルの駆動
ICの実装方法を示す断面図である。
【図3】従来の液晶表示パネルの駆動ICの実装方法を
示す平面図である。
【図4】従来の液晶表示パネルの駆動ICの実装方法を
示す断面図である。
【符号の説明】
101 第1の基板 102 第2の基板 106 パターン電極 107 駆動IC 108 導電接着剤 109 レーザー光 110 封止樹脂 111 突起電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突起電極を有する駆動ICが、突起電極
    を介して導電接着剤にて液晶表示パネルの基板上にフェ
    イスダウンボンディングされている液晶表示パネルにお
    いて、駆動ICを液晶表示パネルにボンディング後、駆
    動ICの接続部にレーザー光を照射することを特徴とす
    る液晶表示パネルの駆動ICの実装方法。
  2. 【請求項2】 突起電極を有する駆動ICが、突起電極
    を介して導電接着剤にて液晶表示パネルの基板上にフェ
    イスダウンボンディングされている液晶表示パネルにお
    いて、駆動ICを液晶表示パネルにボンディングし、導
    電接着剤硬化後に駆動ICの接続部にレーザー光を照射
    することを特徴とする液晶表示パネルの駆動ICの実装
    方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100294778B1 (ko) * 1997-03-06 2001-07-12 마찌다 가쯔히꼬 액정표시장치
KR20010095014A (ko) * 2000-03-31 2001-11-03 카나야 오사무 적층형 표시패널 및 그 제조방법, 유지장치, 압착지그 및구동소자 실장방법
KR100350852B1 (ko) * 1999-10-05 2002-09-09 밍-퉁 센 전기-광학 장치 및 그 제조방법
CN100424556C (zh) * 2005-02-10 2008-10-08 欧姆龙株式会社 接合方法以及接合装置

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CN100424556C (zh) * 2005-02-10 2008-10-08 欧姆龙株式会社 接合方法以及接合装置

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