JPH0611778Y2 - 直管内面への捺印装置 - Google Patents

直管内面への捺印装置

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JPH0611778Y2
JPH0611778Y2 JP1989025908U JP2590889U JPH0611778Y2 JP H0611778 Y2 JPH0611778 Y2 JP H0611778Y2 JP 1989025908 U JP1989025908 U JP 1989025908U JP 2590889 U JP2590889 U JP 2590889U JP H0611778 Y2 JPH0611778 Y2 JP H0611778Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願考案は直管、たとえば遠心力鋳鉄管において内面の
防食用モルタルライニングも完了し最終の表示を内面に
捺印する装置に係る。
[従来の技術] 品質保証のために、たとえば鋳鉄直管の最終検印を、モ
ルタルライニングした完成品の内面の所定の位置に捺印
することが義務つけられている。
製造工程の途中では中間検査があり、第5図イ,ロに示
すように直管PのフランジFの端面に、管種などの鋳出
しと共に凸設した刻印座Aに、検査員が合格印を打刻し
た完成品に対しては、この刻印座Aと一定の関係にある
(ふつうは対称位置の内面)Bに検査の日付や検査員の
認証印を捺印して一切の手順を結了する経過を取る。
この位置Bにおける認証印指定枠Cや日付Dの捺印は、
すべて作業員の手作業によって施されローラ上を転入し
てくる直管を停留して所定の捺印位置を確かめゴム印に
インクを塗布して一本ずつ捺印していた。また、かかる
手作業だけに依存した管の捺印や刻印作業を機械的、自
動的に置換しようとする技術も幾つか既に提案され実施
されている。たとえば特開昭62−39240号公報で
は、溶接管の内外面上へ自動的に捺印する技術に係り、
溶接管の回転装置、溶接部の検知装置があり、印字機本
体は制御部よりの信号に応じて文字および記号などの印
字を行なう印字ヘッドを有している。該印字ヘッドを所
定の印字位置へ移動する移動装置がX、Y、Zの三軸に
沿って印字機本体を移動および回転運動させることがで
き、印字機の位置は管の口径、肉厚、溶接諸データ、な
どの印字位置データに基ずいて制御部において所定プロ
グラムにしたがって決定される機能を伴うとしている。
また、特開昭62−122780は号公報では直管、と
くに遠心力鋳鉄管のフランジ面上の規定の位置へ刻印を
自動的に行なう装置を提案している。この内容は、管を
搬送ラインによって管支持装置まで搬送すること、管押
圧用のシリンダが作動して挿口の端面を押圧して受口の
位置を所定の基準と一致するように位置決めすること、
クランプ用のローラで管の外面上部を押えて回転可能に
管をクランプすることによって形成されている。
また、実願昭61−8518号では,被加工物を連続的
に流している量産ラインの中へ、従来は別のラインを設
けて刻印していた刻印パンチを所定の位置へ設けた構成
を提案している。すなわち、従来から被加工品の加工を
流すラインとして多数の被加工品を嵌合して横向きに移
動していた支持台の定常的な運動に、若干の変更を加え
てライン上部の定位置に刻印装置を置いた構成を採った
ものである。この構成によって被加工品を抱持した支持
台が上下運動と左右運動をすることにより支持台内で転
動する被加工品の表面に所定のマーキングをするという
作用が発揮すると謳っている。
[考案が解決しようとする課題] 遠心力鋳鉄管の製造は量産体制が普通である。最近のダ
クタイル鋳鉄管の製造は、産業用ロボットを駆使したF
A化が進み、又、少くとも半自動化された省力化が実現
しているのに対し、全工程中の重要なステップを含める
検査の段階で検査員の手作業による判断のみに依存する
ことは工場全体の能率と品質管理の向上を強く拒む悪要
因である。
具体的に言えば1日の処理本数は3500本から500
0本に及ぶ量産工場で、検査員が管内へ手を差し込んで
内面へ捺印することは、特定の職業病、特に腱鞘炎など
を誘発した実例がある。作業員の手作業であるから捺印
忘れ,不鮮明,位置の不正確など基準から外れた捺印と
なる要素も多い。この作業を機械化することは誰しも目
指す目標であるが、捺印の位置を正確に捉えた上で、複
数の表示をするためには相互に重ならないように位置を
ずらさなければならないから、このような微妙な位置の
特定をすることは容易ではなかった。たとえば、先に例
示した捺印、刻印の自動化に関する従来技術をみても、
特開昭62−39240号公報の従来技術ではX、Y、
Zの三軸方向へ自由に移動し自由に回動する機能はもは
や典型的な産業用ロボットの一つであり、高価で精緻な
器材をどこの鋳造工場でも適用できるとは限らない。ま
た、特開昭62−122780号公報の従来技術の実施
例では、管の挿口側の端面のごく一部の範囲だけを局部
的に押圧しているが、このような押圧の手段では無秩
序、不揃いの向きで個々に搬入されてくる重量の大きい
鋳鉄管を、水平かつ軸線と一致した方向に整合してて移
動することは、かなり誤差を生む可能性が大きく、刻印
の正しい位置を特定するほどの信頼できる機能が発揮で
きるか多少の疑問が残るところである。さらに実願昭6
1−8515号においては、被加工品の搬送が従来から
加工を連続的に流すために設置されていたものを、副次
的にマーキングの機能を付加するために刻印装置を固定
位置に設け、これに適合するような運動を付加しただけ
に留まるから、このような機構を鋳鉄管の所定の位置へ
捺印する作業に適用する余地は全くないと考えられる。
本願考案は以上に述べた課題を解決するために、全自動
で直管内面の所定位置に必要な表示を捺印する装置の提
供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る直管内面への捺印装置は、水平に転入して
きた直管の両端全面を両側から挾圧して管の軸方向を正
確に修正する矯正機と、直管を回動して内面上の捺印す
べき位置を検知して停止する検知機と、管の軸方向へ進
退自在、かつ昇降自在にスタンプを先端に支持する少な
くとも1つの捺印機とを並列に設け、その列線の前面に
直管を載置するローラを少なくとも3組上架し、前記矯
正機、検知機、捺印機のそれぞれの中心へ移動と停止を
繰り返す水平方向の往復を自在とする台車よりなる搬送
機と、それぞれの工程で共働きする駆動力を時間的に関
連つけて作動する駆動源を具えたことによって前記の課
題を解決した。
[作用] 第1図から第4図は本願考案の実施例の平面図,正面
図,第1図におけるI−I断面,II−II断面を順次示す
ものである。
第1図乃至第3図においては、直管Pが右方から搬入レ
ール1の上を転動して装置内へ入ってくる。ここでまず
矯正機3が両管端を双方から押圧し、この強制力によっ
て直管の軸芯は正確に進行方向と直角を形成する姿勢に
正される。矯正された直管Pは搬送台20(第3図に詳
しい)によって第1ローラ台7へ移され、同時に次の直
管が搬送され替って矯正機に位置を占める(以下順送り
にこの作用が繰返されていく)。第1ローラ台7は捺印
すべき位置の検知を行なう場所であり、内面上の位置を
直接検知するよりは、外的要素を利用した方が簡単に済
む。本例では前述のフランジF上に凸設した刻印座Aを
白いペンキで着色しておき、直管Pを回動しつつ光セン
サ15を当てて光電的に刻印座を捉え、ここで直管の回
動を停止すれば、刻印座と捺印位置の特定関係を使って
管位置を自動的に特定できる。
ここで直管はその位置を保ったまま左隣の第2ローラ台
8へ移動する。このためには第3図のように搬送台20
の架台25を上下昇降したり、左右へ水平移動したりす
る機能が望ましい実施例である。
第2ローラ台8の一方の手前に捺印機30を据える。こ
の捺印機は先端のスタンプ32を直管内へ進入するため
の前進後退駆動と、直管の手前でスタンプ台40に圧着
してインクを塗布するための上下昇降駆動を具えた構成
を必要とする。
捺印は1ケ所とは限らないから第3ローラ台9と第2捺
印機31を並設し、複数の表示要求にも応えられるよう
に構成する。この場合は第2ローラ台8から第3ローラ
台9へ移送し、第3ローラ台9上で所望の角度だけ直管
を回動して複数の表示が重ならないようにする。
捺印を終えた直管は左方へ搬出され装置としての役割は
終了する。本実施例では装置内における直管の挙動を発
現するため各段階における管の回動・停止・昇降・水平
移動などすべてが時間的な一定要件と一致するように、
それぞれの駆動源(本例では電動モータ,油圧シリンダ
ーなど)への作動と停止の指令を操作回路としてシーケ
ンスに組まれていることは言うまでもない。
[実施例] 第1〜5図において直管Pは一対の搬入レールで、内周
面に防食モルタルライニングGが施行された後、フラン
ジ面下の刻印座Aの表面に白ペイントが塗布されて、こ
の搬入レール1の右側から転動して供給され、左端に固
定したストッパ2によって停止する。
搬送レール1上に停止した直管Pは一対の矯正機3によ
って両面から押圧され位置を正される。この矯正機3に
はスプリングバック式のエアシリンダ4に押板5が取付
けられており、エアーを供給すると押板5は前進して管
Pを押圧し、エアを排出するとスプリングの付勢力で後
退するようになっており、高さは調整ボルト6によって
調整でき、直管Pの口径の変化に対応できるようになっ
ている。
7は第1ローラ台,8は第2ローラ台,9は第3ローラ
台で、これらのローラ台7,8,9はそれぞれが対とな
って直管Pを支持しながら回転するもので、片方(図で
は直管PのフランジF側)に設けたプリー10が下方に
設置したブレーキ付ギャードモータ11によりVベルト
12を介して回転駆動される。
第1ローラ台7上に載架された直管は回動中に光センサ
15が表面に白ペイントの塗布された刻印座Aと対面し
反射光が大になると信号を発し回転を停止するから刻印
座Aが最上位の位置に静止する。
第2ローラ台8は第1ローラ台7から搬送された直管P
をフランジF側から見て時計方向に回転して施行日Dの
捺印表示位置が最下位になると停止するよう回路的に組
込まれ直管Pの口径が変ると回転角が変るため管径に応
じた回転角になるように回転時間を調整するタイムリレ
ーによって制御される。
第3ローラ台9は管2ローラ台8から搬送された直管P
を第2ローラ台8とは反対方向に回転して指定枠Cの捺
印表示位置にするもので、第2ローラ台8と同様に制御
される。搬出レール16は傾斜して左側が低くなってお
り、直管Pが載架されると左方向に転動して次工程に送
られる。
搬送台20は直管Pを矯正機3から搬出レール16上に
順次に搬送するもので、油圧シリンダ21に駆動され、
レール22上を往復走行する下部の台車23と、一対の
単動の油圧シリンダ24を介して支持された4個の直管
Pを同一間隔に載架する架台25で構成されており、シ
リンダ21によって右端に位置させ、シリンダ24を縮
め(作動しない)た状態から伸張して(作動させて)架
台25に直管Pを載架し、シリンダ21を作動させて左
端に移動し、シリンダ24を縮めると直管Pは矯正機3
から第1ローラ台7上へ、第1ローラ台7上から第2ロ
ーラ台8上へと送られ、シリンダ24を縮めた状態でシ
リンダ21を作動させて右端に移動させると管Pの搬送
の1サイクルが終り、このサイクルを継続することによ
って管Pは順次、矯正機3,第1ローラ台7、………搬
出レール16と搬送される。なお26,27は架台25
の倒れを防止するステイである。第2図で示すように3
0は第2ローラ台8の位置で管Pの内周面に施行日Dを
捺印表示する捺印機、31は第3ローラ台9の位置で管
Pの内周面に指定枠Cを捺印表示する捺印機で、これら
の捺印機30,31は取付ける捺印表示用のスタンプ3
2が異るだけで他の部材は同一となっている。すなわち
捺印機30,31はベッド33、ベッド33上を直管P
に対して進退摺動するテーブル34、テーブル34の進
退を駆動するベッド33に固定されたエアシリンダ3
5、テーブル34に載置固定され直管P側の一端の下部
にスタンプ32が取付けられた水平のアーム36の他端
を昇降自在に支持するコラム37、コラム37に固定さ
れアーム36の昇降を駆動するエアシリンダ38で構成
され、テーブル34の前方の直管Pとの間にはスタンプ
インク台40が配設され、このスタンプインク台40の
上面の高さは管Pの内周面の底面とほぼ同じになってい
る。
さらに捺印機30,31について第4図で詳しく説明す
ると、シリンダ35をベッド33に固定するブラケット
41はテーブル34の進退方向に調整可能にシリンダ3
5をベッド33に固定でき、シリンダ35のストローク
を変更しなくても直管Pの内径の変更に対応できるよう
になっている。スタンプ32は緩衝材(ばね)42を介
してアーム36に取付けているので、スタンプ32をス
タンプインク台40や直管Pの内周面に押し付ける際の
衝撃の緩和と部材が損傷から保護される。第2図のよう
にシリンダ38はスプリングバック方式であり、スプリ
ングによって上方に付勢されており、スタンプ32にイ
ンクの塗布と管Pの内周面に捺印表示する際はエアーを
供給してアーム36を下方に駆動し、アーム36との連
結はこのシリンダ38をコラム37に固定するブラケッ
ト43のガイド部44に案内されてアーム36とコラム
37との相対的回動を阻止する連結ロッド45,連結レ
バー46,ナット47,48を介してピストンロッド4
9で行われ、ナット47,48でピストンロッド49と
連結レバー46の固定位置を調整することによって、ス
トロークが短くて一定のシリンダ38で管Pの口径の変
更に対応できるようになっている。
上記構成の実施例の作用を説明する。
捺印表示工程ラインの運転前に直管Pの口径に応じて矯
正機3のシリンダ4の高さ,光センサ15の高さ,第2
ローラ台8と第3ローラ台9のタイムリレー,テーブル
34(スタンプ32)の位置とアーム36(スタンプ3
2)の高さ,スタンプインク台40高さと位置が調整さ
れるとともにスタンプ32が口径に適合しているかが点
検整備される。このように、矯正機は管の受口、挿口の
両側に設けられ、それぞれ装着したシリンダによって管
の両端面を全面で挟み均等に押圧して所定の位置へ管を
連行するのであるから、管の口径に拘らずきわめて正確
に所定の位置へ管を誘導できるのである。しかも、該横
向きのシリンダ自体の高さもまた、ねじの回動を通じて
昇降自在に設定されているから、管の中心に押板5の中
心を一致するように調整し、この位置で水平にシリンダ
ロッドを延伸するから、その押圧力の作用する方向は完
全に管が捺印時にあるべき軸線と一致することは本考案
の大きな特徴の一つである。
捺印表示工程ラインにおける作動は、搬送台20が右端
にありシリンダ24が縮んだ(作動しない)状態で矯正
機3,第1ローラ台7,第2ローラ台8,第3ローラ台
9のそれぞれのセクションで同時並行的に行われ、全て
のセクションで作動が停止すると、シリンダ24に圧油
が送られ架台25はそれぞれのセクションから直管Pを
上方に載架し、この状態でシリンダ21が作動して搬送
台20を左端に移動して、管Pを次のセクションの上に
移動させ、シリンダ24の圧油を逃がして次のセクショ
ンに載架した後、シリンダ21が作動して搬送台20が
右端に位置し、次の捺印表示工程ラインの作動が開始さ
れるようにシーケンス制御で運転される。
運転開始のボタンをONにすると、矯正機ではシリンダ
4への図示しないエアー分配用電磁弁が作動し、シリン
ダ4からエアーの排出が遮断され、シリンダ4内にエア
ーが供給され、押板5は両側から前進して管端を押圧
し、管端が所定の位置になったら、図示しないリミット
スイッチが作動して、分配用電磁弁が作動して、エアー
の供給が遮断されるとともにシリンダ4内のエアーは排
出され、スプリングの付勢力で押し板5は後退し、図示
しない直列に結線された搬送台20の作動開始用操作回
路のスイッチがONになる。
第1ローラ台7では直管Pの回転が開始され、刻印座A
が最上位になると光センサ15の信号により回転は停止
し、図示しない直列に結線した搬送台20の作動開始用
操作回路のスイッチがONになる。
第2ローラ台8では直管Pの回転が開始されるとともに
捺印機30ではシリンダ38が作動してスタンプ32が
下降して、スタンプインク台40に押し付けられて、イ
ンクが塗布された後、直管P内に挿入できる高さ(上
端)に上昇し、管の回転が停止すると、シリンダ35が
作動し、スタンプ32は直管P内に進入し、捺印位置の
上に停止し、次にシリンダ38が作動し、スタンプ32
を下降させて直管Pの内周面に押圧して施行日Dを捺印
して上昇復帰させると、シリンダ35が作動してスタン
プ32は後退して直管P内から抜け出し、スタンプ台4
0に停止し、図示しない直列に結線された搬送台20の
作動開始用操作回路のスイッチがONになる。
第3ローラ台9では第2ローラ台8と同様な作動が行わ
れ、指定枠Cの捺印が行われると、図示しない直列に結
線された搬送台20の作動開始用操作回路のスイッチが
ONになる。
以上4セクションの作動が終了し、直列に結線された搬
送台20の作動開始用操作回路の全てのスイッチがON
になると、搬送台20の作動が開始され、搬送台20の
作動が終了すると、捺印表示工程ラインの作動が開始さ
れる。
[考案の効果] 本願考案は以上に述べた構成,作用を有するから、量産
体制に自動化された製造工程のライン内に組込まれて従
来の工程上のネックを解消する。
すなわち作業員の個々に付随する能力の差や体調の変動
による影響を排除し、一定のペースで正確な位置に鮮明
に捺印表示できるから、誤りがなく、計画的な捺印表示
作業が保証される。また、人が管内周面に手を入れてス
タンプを押圧するという不安定な姿勢で肉体労働を繰り
返すというようなことから解放されるから、腱鞘炎など
の職業病のおそれがなくなるなど就業条件の大幅な改善
をもたらすことができる。また、捺印、刻印を自動化し
た従来技術に比べても高額で精密な器材を適用する必要
がないから、通常の鋳造工場でも十分に適用できるし、
捺印位置の特定が管種の相違があってもきわめて正確に
行なわれるので、作業性の高さとともに信頼性も高く評
価できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の実施例の平面図、第2図は同実施例
の正面図、第3図は同実施例のI−I視正面断面図、第
4図は同実施例のII−II視側面断面図、第5図イ,ロは
管内周面への捺印表示の説明図である。 1……搬入レール、3……矯正機 7……第1ローラ台、8……第2ローラ台 9……第3ローラ台、15……光センサ 16……搬出レール、20……搬送台 30,31……捺印機、32……スタンプ A……刻印座、B……内周面、C……指定枠 D……施行日、G……耐蝕モルタルライニング P……直管、F……フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平に転入してきた直管の両端全面を両側
    から挾圧して管の軸方向を正確に修正する矯正機と、直
    管を回動して内面上の捺印すべき位置を検知して停止す
    る検知機と、管の軸方向へ進退自在、かつ昇降自在にス
    タンプを先端に支持する少なくとも1つの捺印機とを並
    列に設け、その列線の前面に直管を載置するローラを少
    なくとも3組上架し、前記矯正機、検知機、捺印機のそ
    れぞれの中心へ移動と停止を繰り返す水平方向の往復を
    自在とする台車よりなる搬送機と、それぞれの工程で共
    働きする駆動力を時間的に関連つけて作動する駆動源を
    具えたことを特徴とする直管内面への捺印装置。
JP1989025908U 1989-03-07 1989-03-07 直管内面への捺印装置 Expired - Lifetime JPH0611778Y2 (ja)

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JPS6239240A (ja) * 1985-08-16 1987-02-20 Kawasaki Steel Corp 溶接管表面印字装置
JPS62122780A (ja) * 1985-11-22 1987-06-04 Kubota Ltd 管端面の打刻装置
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