JPH06115463A - キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 - Google Patents
キャブオーバ車のキャブ変形低減装置Info
- Publication number
- JPH06115463A JPH06115463A JP4292269A JP29226992A JPH06115463A JP H06115463 A JPH06115463 A JP H06115463A JP 4292269 A JP4292269 A JP 4292269A JP 29226992 A JP29226992 A JP 29226992A JP H06115463 A JPH06115463 A JP H06115463A
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- Japan
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- frame
- collision
- deformation
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Abstract
13とキャブフレーム5に取付けてある係止部材14が
互いに係合し合うことにより、エンジン3の剛性でキャ
ブフレーム5が支持されてキャブ2のそれ以上の変形が
くい止められ、キャブ2内に生存空間が保たれる。
Description
ブ変形低減装置に関するものである。
を図10を用いて説明する。
けられ、車体フレーム1におけるキャブ2の下部にはエ
ンジン3が取付けられ、車体フレーム1の後部にはリヤ
ボディー4が取付けられている。
2を構成するキャブフレーム5が車体フレーム1に取付
けられたキャブティルトヒンジ6に前後方向へ回動自在
に枢着されており、キャブ2の後部では、車体フレーム
1に取付けられたキャブアーチ7と、その上に図示しな
いスプリング及びロッド等を介して取付けられたキャブ
フローティングメンバ8とキャブフレーム5の後部に取
付けられたキャブロック装置9によってロック可能とな
っている。
パネル、11は車両の前後方向を示す矢印である。
来のキャブオーバ車のキャブ装置には、以下のような問
題があった。
に示すように、前方の車両のリヤボディーなどの衝突物
12と衝突した場合、キャブ2が変形したり、又、衝撃
でキャブティルトヒンジ6が破損したりキャブロック9
が外れてキャブ2が後方へ移動してしまうおそれがあ
る。
形や移動を防止することにより、衝突時の安全性をより
向上し得るようにしたキャブオーバ車のキャブ変形低減
装置を提供することを目的とするものである。
によりキャブフレームが前方より強く押圧され後方に移
動したとき互いに係止する係止具と係止部材の一方をエ
ンジンに他方をキャブフレームに夫々取付けたことを特
徴とするキャブオーバ車のキャブ変形低減装置にかかる
ものである。
パネルが前方より強く押圧され変形したときキャブ前面
パネルを後方より支える変形防止材を車体フレーム前部
に取付けたことを特徴とするキャブオーバ車のキャブ変
形低減装置にかかるものである。
ームが前方より強く押圧され後方に移動したときキャブ
フレームの移動を繋止する紐状部材を車体フレームとキ
ャブフレームとの間に取付けたことを特徴とするキャブ
オーバ車のキャブ変形低減装置にかかるものである。
に嵌合し衝突によりキャブフレームが前方より強く押圧
され後方に移動したときにのみ係止し合う係合突部と係
合穴の一方をキャブ後部におけるキャブアーチ上面に他
方をキャブフローティングメンバに夫々設けたことを特
徴とするキャブオーバ車のキャブ変形低減装置にかかる
ものである。
し合うことにより、エンジンの剛性でキャブフレームが
支持されて、キャブのそれ以上の変形がくい止められる
ので、衝突時の安全性が向上される。
形防止部材に当ると、変形防止部材及び車体フレームの
剛性によってキャブのそれ以上の変形がくい止められる
ので、衝突時の安全性が向上される。
とキャブフレームとの連結状態が保持され、キャブの移
動が制限されるので、衝突時の安全性が向上される。
状態となっているが、衝突によりキャブが後方へ変位す
ると、係合穴と係合突部の位置関係がずれて両者が係止
状態となるため、キャブの移動が制限されるので、衝突
時の安全性が向上される。
明する。
る。
分については同一の符号を付すことによって説明を省略
するものとし、以下、本発明に特有の構成についてのみ
説明して行く。
付けると共に、キャブフレーム5に、衝突時に前記係止
具13と係止し合う係止部材14を取付ける。
ーなどの衝突物12と衝突した場合、キャブ前面パネル
10が変形するが、エンジン3にフックなどの係止具1
3を取付けると共に、キャブフレーム5に、係止部材1
4を取付けているので、キャブ前面パネル10がある程
度変形したところで係止具13と係止部材14が互いに
係合し合い、エンジン3の剛性によってキャブフレーム
5が支持されるようになるので、キャブ2のそれ以上の
変形がくい止められ、衝突時の安全性が向上される。
止具13をキャブフレーム5側に、又、係止部材14を
エンジン3側に取付けた他は、前記実施例と同様の構成
を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
り、車体フレーム1の前部にキャブ前面パネル10の変
形を防止するための変形防止部材15を取付けたもので
ある。
キャブ前面パネル10が変形防止部材15に当ると、変
形防止部材15及び車体フレーム1の剛性によってキャ
ブ2のそれ以上の変形がくい止められることとなるの
で、前記各実施例と同様に衝突時の安全性が向上され
る。
り、車体フレーム1とキャブフレーム2との間を、ワイ
ヤー等の紐状部材16及びボルト17で連結したもので
ある。
ャブティルトヒンジ6が破損した場合でも、紐状部材1
6によって車体フレーム1とキャブフレーム2との連結
状態が保持され、キャブ2の移動が制限されるので、前
記各実施例と同様に衝突時の安全性が向上される。
り、キャブ2後部(図10参照)における、キャブアー
チ7上面とキャブフローティングメンバ8或いはキャブ
2の対応する部分(図8ではキャブロック9部分となっ
ているがそれ以外の部分でも良い。又、何箇所設けても
良い)との間に、互いに嵌合可能で衝突時にのみ係止さ
れる係合穴18と係合突部19を設けたものである(本
実施例では、係合突部19の一端は、キャブ2に取付け
られている)。
上面に取付けられてキャブロック9が係合するロック用
バーである。
18と係合突部19が抜差自在な嵌合可能状態となって
いるが、衝突により図9に示すようにキャブ2が後方へ
変位すると、係合穴18と係合突部19の位置関係がず
れて両者が係止されることとなり、衝撃でキャブロック
9が外れた場合でも、係合穴18と係合突部19の係合
によってキャブ2の移動が制限されるので、前記各実施
例と同様に衝突時の安全性が向上される。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
明によれば、衝突時の安全性をより向上することができ
るという優れた効果を奏し得る。
略側面図である。
略側面図である。
部分断面図である。
る。
す概略側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 衝突によりキャブフレームが前方より強
く押圧され後方に移動したとき互いに係止する係止具と
係止部材の一方をエンジンに他方をキャブフレームに夫
々取付けたことを特徴とするキャブオーバ車のキャブ変
形低減装置。 - 【請求項2】 衝突によりキャブ前面パネルが前方より
強く押圧され変形したときキャブ前面パネルを後方より
支える変形防止材を車体フレーム前部に取付けたことを
特徴とするキャブオーバ車のキャブ変形低減装置。 - 【請求項3】 衝突によりキャブフレームが前方より強
く押圧され後方に移動したときキャブフレームの移動を
繋止する紐状部材を車体フレームとキャブフレームとの
間に取付けたことを特徴とするキャブオーバ車のキャブ
変形低減装置。 - 【請求項4】 常時は互いに抜差自在に嵌合し衝突によ
りキャブフレームが前方より強く押圧され後方に移動し
たときにのみ係止し合う係合突部と係合穴の一方をキャ
ブ後部におけるキャブアーチ上面に他方をキャブフロー
ティングメンバに夫々設けたことを特徴とするキャブオ
ーバ車のキャブ変形低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292269A JP3038087B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292269A JP3038087B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06115463A true JPH06115463A (ja) | 1994-04-26 |
JP3038087B2 JP3038087B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17779578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292269A Expired - Lifetime JP3038087B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038087B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10316013A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-02 | Hino Motors Ltd | トラックのシャシフレーム構造 |
JP2009506918A (ja) * | 2005-07-23 | 2009-02-19 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 運転室用の衝突時拘束装置を備えたトラック |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4292269A patent/JP3038087B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10316013A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-02 | Hino Motors Ltd | トラックのシャシフレーム構造 |
JP2009506918A (ja) * | 2005-07-23 | 2009-02-19 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 運転室用の衝突時拘束装置を備えたトラック |
US8007033B2 (en) | 2005-07-23 | 2011-08-30 | Daimler Ag | Truck comprising a retaining system for the cab in case of a collision |
JP4763784B2 (ja) * | 2005-07-23 | 2011-08-31 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 運転室用の衝突時拘束装置を備えたトラック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3038087B2 (ja) | 2000-05-08 |
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